JP4626801B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、撮像装置に関し、例えば生体内方に介在する血管を認証対象として撮像する撮像装置に適用して好適なものである。
従来、バイオメトリクス認証の対象として血管がある。この血管には内在する脱酸素化ヘモグロビン(静脈血)又は酸素化ヘモグロビン(動脈血)で近赤外線帯域の光(近赤外光)を特異的に吸収するといった性質があることが知られている。
このような性質を利用して血管を撮像するようになされた撮像装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
この撮像装置は、生体から反射する反射光(可視光等の雰囲気中の通常光)の強度よりも強い強度の近赤外光を指腹に照射し、当該指内方の血管組織において内在するヘモグロビンに吸収されると共に血管組織以外の組織において散乱することにより得られた近赤外光を、近赤外光を透過するマクロレンズを介してCCD(Charge Coupled Device)に導光する。
そして撮像素子は、この近赤外光を光電変換することによりCCDにチャージされる単位時間あたりの電荷量を、当該CCDにおける近赤外光に対する撮像感度が通常光よりも鋭敏となるようにCCDを調整するようにして血管画像信号を得るようになされている。
従って、この撮像装置によれば、可視光等の雰囲気中の通常光に基づくノイズ成分の低減を電気的に制御するため、当該通常光を遮断する物理的な遮蔽部材を設けることなく、またマクロレンズにおける近赤外光の透過波長域を厳密に追及することもなく血管を撮像することができ、かくして小型化を実現することができる。
特開2004−135609公報
しかしながらかかる構成の撮像装置においては、生体の内方を経由せずに生体表面を反射することにより得られた近赤外光をもCCDに導光するため、その分だけ血管画像信号のノイズ成分が増量することとなり、この結果、血管画像における低画質化を招くという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、生体内方に有する認証対象を高画質で撮像し得る撮像装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明は、撮像装置であって、生体の内方に介在する認証対象に対して、該生体の表面部位が配される開口の開口面と鋭角をなす照射方向から光を照射する照射手段と、認証対象が結される撮像素子と、表面部位から開口を介して、開口に略垂直又は垂方向に進む撮像素子に導光する導光手段とを有する。照射手段は、光源から照射される光を伝送する複数の光伝送部材と、特定の光伝送部材に光が照射されるよう、複数の光伝送部材に対する光の進入先を切り換える切換手段と有する。
従ってこの撮像装置では、生体の内方において散乱することにより略垂直又は垂直となる方向以外の方向から得られる光を排除しつつ、当該生体の内方において認証対象の反射光として略垂直又は垂直となる方向から得られる撮像光を撮像面に導光することができるため、当該撮像素子から出力される信号から、本来必要としない光に起因するノイズ成分を大幅に除去することができる。
本発明によれば、生体に撮像光を照射する照射手段と、照射手段から生体に照射され、生体の内方を経由して得られる撮像光を撮像する撮像素子と、生体の内方を経由して得られる撮像光のうち、撮像面に対して略垂直方向又は垂直方向となる撮像光を選択的に撮像面に導光する導光手段とを設けるようにしたことにより、生体の内方において散乱することにより略垂直又は垂直となる方向以外の方向から得られる光を排除することができるため、当該撮像素子から出力される信号からノイズ成分を大幅に除去することができ、かくして生体内方に有する認証対象を高画質で撮像することができる。
以下図面について本発明を適用した実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)血管撮像装置の全体構成
図1及びこの図1のA−A´を断面にとった図2において、1は全体として第1の実施の形態による血管撮像装置1を示す。この血管撮像装置1は略直方体形状の筺体2を有し、当該撮像装置1の正面に対応する筺体2の側面には、撮像開始ボタン等の各種操作ボタンからなる操作部3及び表示部4が設けられている。
一方、この筺体2の上面には指を模る湾曲形状の凹部5が形成されており、当該凹部5の底面には撮像開口部6が設けられている。従ってこの血管撮像装置1は、撮像開口部6にあてがうようにして配置される指FGを撮像開口部6にガイドし、かつ凹部5の湾曲先端に指先を当接するように配置された指FGに対する撮像開口部6の位置を撮像者に応じて位置決めし得るようになされている。
そしてこの撮像開口部6の表面には、所定材質でなる無色透明の開口カバー部7(図2)が設けられている一方、筺体2の内部における撮像開口部6の直下には、撮像部8が設けられている。従ってこの血管撮像装置1は、撮像開口部6から筺体2の内部への異物の流入を防止し、かつ指FGを撮像開口部6に配置することに起因する撮像部8の汚れを未然に防止し得るようになされている。
またこの凹部5の側面には、当該凹部5に配置される指FGの指差方向に対して直行する対向位置において、近赤外光を撮像光として照射する1対の近赤外光光源9(9A及び9B)が設けられている。この近赤外光光源9においては、指腹での表面反射を低減するため、図3に示すように、撮像部8における撮像面F1と鋭角αをなす照射方向idから近赤外光を照射するようになされている。なお、この場合、撮像部8における撮像面と30°〜60°をなす照射方向が有効となる。
従ってこの血管撮像装置1では、近赤外光光源5から凹部5に配置された指FGの指腹側部分に近赤外光が照射される。そしてこの近赤外光は、その指FG内方の血管組織において内在するヘモグロビンに吸収されると共に血管組織以外の組織において散乱することにより血管投影光として指FGから撮像開口部6及び開口カバー部7を順次介して撮像部8に入射することとなる。
撮像部8は、画素に対応して複数のフォトダイオードを格子状に配したCCD撮像素子を有し、開口カバー部7を介して入射する血管投影光をCCD撮像素子の撮像面に導光するようにして血管を撮像し、当該撮像結果を血管画像信号S10として順次信号処理部10に出力する。
信号処理部10は、操作部3から供給される撮像命令に応じて近赤外光光源9及び撮像部8を駆動制御し、当該撮像部8から順次出力される血管画像信号S10に基づいて、撮像者固有の血管形成パターンからなる情報(以下、これを認証情報と呼ぶ)を生成する。
そして信号処理部10は、この血管撮像装置1に対して所定の通信路を介して接続された認証装置に対して認証情報を送信すると共に、当該認証装置での認証情報に基づく認証処理結果として正規ユーザである判定結果が得られた場合にのみ、この認証装置との間で例えば電子商取引に関するデータ等の各種データを授受するようになされている。
このようにこの血管撮像装置1は、生体内方に有する血管を認証対象として撮像し、当該撮像結果から生成した認証情報に基づく認証処理結果に応じて引き続きその後の処理を実行するようになされている。
(1−2)血管投影光
ここで、開口カバー部7を介して入射する血管投影光について説明する。この血管投影光は、上述したように、撮像面F1と鋭角αをなす照射方向id(図3)から指FGに照射され、その指FGの内方において散乱することにより当該指FGから得られたものであるが、当該生体における散乱要素の個人差や、撮像時における環境変化等により様々な方向から得られることとなる。従って、各種方向から得られる血管投影光には、例えば図4(A)に示すように、血管を反射することなく指FGから得られた近赤外光(以下、これを非血管投影光と呼ぶ)も多く混在している。
またこの血管撮像装置1には、凹部5に配置される指背方向から到来する可視光を物理的に遮蔽する部材がないため、血管投影光には、例えば図4(B)に示すように、可視光も混在している。
そして、かかる非血管投影光や可視光が混在した状態で開口カバー部7を介して入射する血管投影光を例えばマクロレンズ等の光学系によってCCD撮像素子の撮像面に集光した場合、本来必要とすべき血管投影光以外の非血管投影光(図4(A))や可視光(図4(B))をも撮像面に導くことになり、この結果、当該CCD撮像素子23での撮像結果として得られる血管画像信号S10には、これら非血管投影光や可視光に起因するノイズの割合が多くなるといった事態を招くことになる。
しかし、これら非血管投影光及び可視光は、主に、照射方向や指断面の中央に骨が介在すること等に起因して、撮像面に対して略垂直方向又は垂直方向以外の方向から入射することが多い。
そこで、撮像部8においては、開口カバー部7を介して入射する血管投影光のうち、撮像面に対して略垂直方向又は垂直方向から入射する血管投影光(以下、これを垂直方向血管投影光と呼ぶ)を選択的にCCD撮像素子の撮像面に導光するようになされている。
(1−3)撮像部の具体的構成
実際上、この撮像部8は、図4に示すように、開口カバー部7を介して入射する入射光路上に光ファイバ束21、集光レンズ22及びCCD撮像素子23を配置することにより構成されており、当該開口カバー部7を介して入射する垂直方向血管投影光を光ファイバ束21及び集光レンズ22によってCCD撮像素子23の撮像面に導光するようになされている。
この光ファイバ束21は、画素に対応するフォトダイオード数と同一数でなる光ファイバOF1〜OFnを、当該断面が同一円形となるように束ねて構成される。これら光ファイバOF1〜OFnは、所定の屈折率の誘電体で管状に形成された媒質(以下、これをコアと呼ぶ)と、当該コアよりも低い屈折率の誘電体でコアを覆うようにして形成された媒質(以下、これをグラッドと呼ぶ)とによってそれぞれ構成される。
そしてこれら光ファイバOF1〜OFnの一端には、開口カバー部7を介して入射する垂直方向血管投影光を集光してコアに入射する半球状のレンズ(以下、これをコア入射レンズと呼ぶ)CIL1〜CILnがそれぞれ設けられている。
従って光ファイバ束21は、対応するコア入射レンズCILから入射した垂直方向血管投影光を減衰させることなくかつ相互干渉を引き起こすことなく伝送し、当該コア末端から集光レンズ22に排光するようになされている。
集光レンズ22は、光ファイバ束21における各光ファイバOFのコア末端からそれぞれ排光される垂直方向血管投影光をCCD撮像素子23の撮像面に集光する。
このようにしてこの撮像部8は、CCD撮像素子23上に配設された光ファイバ束21及び集光レンズ22によって垂直方向血管投影光を選択的にCCD撮像素子23の撮像面に導光することにより、当該CCD撮像素子23での撮像結果として出力される血管画像信号S10から、本来必要とすべき血管投影光以外の光に起因するノイズ成分を大幅に除去することができるようになされている。
(1−4)信号処理部の具体的な処理内容
次に、信号処理部10を機能的に表す図6を用いて、当該信号処理部10の具体的な処理内容について詳述する。
この図6において、信号処理部10は、この撮像装置1全体の制御を司る制御部30に対して、光源駆動制御部31、CCD撮像素子駆動制御部32、画像処理部33及び通信部34がそれぞれバス35を介して接続されることにより構成される。
この制御部30は、CPU(Central Processing Unit)、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)及びワークメモリとしてのRAM(Random Access Memory)等を有し、当該プログラムに従って、操作部3から供給される各種命令に応じて光源駆動制御部31、CCD撮像素子駆動制御部32、画像処理部33及び通信部34を適宜制御する。
また制御部30は、通信部34から送出されるデータの内容を、必要に応じて表示部4(図1)を介して表示するようになされている。
光源駆動制御部31は、制御部30の制御のもとに起動し、所定の電圧レベルでなる光源駆動制御信号S31を生成する。そして光源駆動制御部31は、この光源駆動制御信号S31を近赤外光光源9に印加するようにして、当該近赤外光光源9を駆動する。
この結果、凹部5に配置された指FGの指腹側部分に対して近赤外光が照射されることとなる。
CCD撮像素子駆動制御部32は、制御部30の制御のもとに起動し、所定のデューティ比でなるCCD撮像素子駆動信号S32を生成する。そしてCCD撮像素子駆動制御部32は、このCCD撮像素子駆動信号S32をCCD撮像素子23に出力するようにして、当該CCD撮像素子23を駆動する。
この結果、このCCD撮像素子駆動信号S32の立ち下がり(又は立ち上がり)を読み出し時点として、当該読み出し時点までにCCD撮像素子23にチャージされた電荷が血管画像信号S10として順次出力されることとなる。
画像処理部33は、CCD撮像素子23から順次出力される血管画像信号S10のうち例えば最初の血管画像信号S10に対してA/D(Analog/Digital)変換処理を施し、この結果得られる血管画像データに対してメディアンフィルタ処理を施すようにしてこの血管画像信号S10に含まれるノイズ成分を除去する。
この後、画像処理部33は、ノイズ成分が除去された血管画像データに対して例えばラプラシアン処理を施すようにして当該血管画像内の血管輪郭を抽出し、当該血管輪郭が抽出された血管画像を認証情報D33として通信部34に送出する。
通信部34は、制御部30から供給されるデータ又は通信部34から供給される認証情報D33に対して所定の通信方式に準拠した変調処理等を施し、この処理結果として得られる信号を認証装置に送信する一方、当該認証装置から送信された信号を受信し、当該受信した信号に対して、かかる変調処理と同一の通信方式に準拠した復調処理等を施し、この処理結果として得られるデータを制御部30に送出するようになされている。
このようにしてこの信号処理部10においては、生体内方に有する血管を認証対象として撮像するように制御し、当該撮像結果を認証情報D33として認証装置に送出するようになされている。
(1−5)第1の実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、この血管撮像装置1は、指FGの内方を経由して得られる血管投影光のうち、CCD撮像素子23の撮像面に対して略垂直又は垂直となる方向の血管投影光(垂直方向血管投影光)を選択的に撮像面に導光する。
従ってこの血管撮像装置1では、指FGの内方を経由して撮像面に対して略垂直又は垂直となる方向以外の方向から得られる光の大部分として、本来必要とすべき血管投影光ではなく、血管を通過することなく指FGから得られた非血管投影光(図4(A))や指背方向から到来する可視光(図4(B))を排除することができる。
このため、血管撮像装置1では、CCD撮像素子23から出力される血管画像信号S10から、本来必要とすべき血管投影光以外の光に起因するノイズ成分を大幅に除去することができ、かくして生体内方に有する認証対象を高画質で撮像することができる。
この場合、血管撮像装置1は、所定の屈折率でなる媒質で管状に形成されたコアと、当該コアよりも低い屈折率でなる媒質でコアを覆うようにして形成されたグラッドとからなる光ファイバOFを束ねた光ファイバ束21と、当該コアの一端にそれぞれ設けられ、垂直方向血管投影光をコアに入射するコア入射レンズCIL1〜CILnとによって、垂直方向血管投影光を選択的に撮像面に伝送する。
従ってこの血管撮像装置1では、垂直方向血管投影光を減衰させることなく相互干渉を引き起こさせることもなく撮像面に導光することができるため、当該撮像結果となる血管画像のコントラスト比を低下させることなくシャープに維持することができ、この結果、生体内方に有する認証対象を一段と高画質で撮像することができる。
以上の構成によれば、指FGの内方を経由して得られる血管投影光のうち垂直方向血管投影光を選択的にCCD撮像素子23の撮像面に導光するようにしたことにより、撮像面に対して略垂直又は垂直となる方向以外の方向から得られる光の大部分となる血管投影光以外の光を排除することができるため、当該血管投影光以外の光に起因するノイズ成分を大幅に除去することができ、かくして生体内方に有する認証対象を高画質で撮像することができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)血管撮像装置の全体構成
図2との対応部分に同一符号を付した図7に示すように、この血管撮像装置100では、第1の実施の形態における撮像部8に代えて撮像部108が設けられている。
この撮像部108は、複数のフォトダイオードをライン状に配したCCD撮像素子(以下、これをライン状CCD撮像素子と呼ぶ)を有している点で、画素に対応して複数のフォトダイオードを格子状に配したCCD撮像素子を有していた撮像部8とは相違する。
またこの撮像部108は、近赤外光光源9(図1及び図2)と同一構成でなる近赤外光光源を有し、この近赤外光光源から照射される近赤外光を指FG内方の認証対象となる血管に対して選択的に導光すると共に、当該指FG内方を経由して得られる垂直方向血管投影光をライン状CCD撮像素子に選択的に導光するようにして血管を撮像する点で、当該垂直方向血管投影光を画素に対応するCCD撮像素子23に導光するようにして血管を撮像するだけであった撮像部8(図2)とは相違する。
そしてこの血管撮像装置100では、第1の実施の形態における信号処理部10に代えて信号処理部110が設けられている。
この信号処理部110は、近赤外光光源(図示せず)から照射される近赤外光の照射パターンを単位時間ごとに変更するように制御する点で、当該近赤外光を単に照射するように制御していた信号処理部10(図2)とは相違する。またこの信号処理部110では、このように制御した結果、撮像部108での撮像結果として出力される血管画像信号S100に対する処理内容が第1の実施の形態の場合とは相違する。
またこの血管撮像装置100においては、凹部5に指腹をあてがうと共に凹部5の湾曲先端に指先を当接するようにして配置された指FGを撮像開始位置として、その後に指差方向とは逆の方向(以下、これを指差逆方向と呼ぶ)に所定の速度で移動する指FGを所定の撮像期間だけ撮像する点で、当該撮像開始位置で固定した指FGを所定の撮像期間だけ撮像する第1の実施の形態の血管撮像装置1とは相違する。
この場合、血管撮像装置100は、撮像開始位置から指差逆方向に所定の速度で移動する指FGの内方における血管に対して、近赤外光光源から照射する照射パターンを変更しながら近赤外光を選択的に照射し、当該指FG内方を経由して得られる垂直方向血管投影光をライン状CCD撮像素子に導光するようにして血管を所定の撮像期間だけ撮像する。
そして血管撮像装置100は、この撮像結果として得られる血管画像信号S100に基づいて認証情報を生成し、これを認証装置に対して認証情報を送信すると共に、当該認証装置での認証情報に基づく認証処理結果として正規ユーザである判定結果が得られた場合にのみ、この認証装置との間で例えば電子商取引に関するデータ等の各種データを授受するようになされている。
このようにこの血管撮像装置100は、移動する指FGを撮像する分だけ血管撮像装置1に比して広範囲に血管を撮像し、当該撮像結果から生成した認証情報に基づく認証処理結果に応じて引き続きその後の処理を実行するようになされている。
(2−2)撮像部の具体的構成
次に、撮像部108の具体的な構成を説明する。この撮像部108は、図8及びこの図8のB−B´を断面にとった図9に示すように、開口カバー部7を介して入射する入射光路上に直方体形状のベース121を有し、このベース121の内部には近赤外光光源122が設けられる共に、当該開口カバー部7と対向するベース121の表面には、近赤外光光源122から照射される近赤外光を導光するライン状の光ファイバ束(以下、これを照射用光ファイバ束と呼ぶ)123が設けられている。
この照射用光ファイバ束123は、複数の光ファイバOF1〜OFnを互いに隣接するように一列に並べ、かつその列方向が凹部5に配置される指FGの指差方向と直交するように並べるようにして構成されている。
この場合、照射用光ファイバ束123は、凹部5に指腹をあてがうと共に凹部5の湾曲先端に指先を当接するようにして配置された指FGを撮像開始位置として、その後に指差方向とは逆の方向(以下、これを指差逆方向と呼ぶ)に所定の速度で移動する指FGに対して、対応する光ファイバOF1〜OFnのコア一端から入射される近赤外光を減衰させることなくかつ相互干渉を引き起こすことなく導光し得るようになされている。
ここで、各光ファイバOF1〜OFnのコア末端から排光される近赤外光の距離が短距離であるため、当該光ファイバOFでは焦点深度が比較的に短くなることが一般的に知られている。
従って、光ファイバOFにおける焦点深度を生体内方の血管が介在する層に合わせることができれば、図4(A)においても上述したように、当該生体表面で反射する近赤外光や、血管の介在しない部位で反射する近赤外光等のような非血管投影光の影響を受けるといった事態を大幅に低減することができることになる。
そこで、この照射用光ファイバ束123では、対応する光ファイバOF1〜OFnのコア末端から排光される近赤外光の到達距離が血管の介在する層となるように、そのコアの位置やコアでの反射経路等の伝送条件が選定されている。
これによりこの撮像部108では、凹部5に配置される指FGに内在する血管に対して、近赤外光光源122から照射される近赤外光を、照射用光ファイバ束123を介して選択的に導光することができるようになされている。
一方、この撮像部8では、ベース121の側面にライン状CCD撮像素子124が一体形成されており、当該ライン状CCD撮像素子124の撮像面には、指FG内方を経由して得られる血管投影光を導光するライン状の光ファイバ束(以下、これを撮像用光ファイバ束と呼ぶ)125が設けられている。
この撮像用光ファイバ束125は、ライン状に配されたライン状CCD撮像素子124のフォトダイオードに対応させて光ファイバOF1〜OFnを一列に並べ、かつその列方向が凹部5に配置される指FGの指差方向と直交するように並べるようにして構成されている。
そしてこれら光ファイバOF1〜OFnの一端には、開口カバー部7を介して入射する垂直方向血管投影光を集光してコアに入射する半球状のコア入射レンズCIL1〜CILnがそれぞれ設けられている。
この場合、撮像用光ファイバ束125は、照射用光ファイバ束123から凹部5に配置された指FG内方の血管に選択的に照射され、その指FGから得られる垂直方向血管投影光を、対応するコア入射レンズCILから入射するようにして撮像面に選択的に導光し得るようになされている。
かかる構成に加えて、この撮像部108におけるベースの表面には、照明用光ファイバ束123における各光ファイバOF1〜OFnに対する近赤外光の照射パターンを所定の単位時間ごとに切り換える液晶シャッタ126が設けられている。
この実施の形態の場合、液晶シャッタ126は、照明用光ファイバ束123の光ファイバOF1、OF2、……、OFnにだけ近赤外光が照射されるように照射パターンを単位時間ごとに切り換えるようになされている。
従ってこの撮像部108では、照明用光ファイバ束123の各光ファイバOFから指FG内方の血管に導光される近赤外光同士の干渉を未然に回避することができるようになされている。
この場合、撮像部108では、近赤外光光源122をベース内部に収納しているため、当該近赤外光光源122から照射される近赤外光を直接的にライン状CCD撮像素子124に入射させるといった事態をも未然に回避することができるようになされている。
このようにして撮像部108は、指FG内方の認証対象となる血管に対して近赤外光を選択的に導光すると共に、当該指FG内方を経由して得られる垂直方向血管投影光をライン状CCD撮像素子に選択的に導光するようにして血管を撮像するようになされている。
(2−3)信号処理部の具体的な処理内容
次に、図6との対応部分に同一符号を付した図10を用いて、信号処理部110の具体的な処理内容について詳述する。
この図10において、信号処理部110は、液晶シャッタ126を駆動制御する液晶シャッタ駆動制御部135が新たに設けられた点、画像処理部33に代えて画像処理部133が設けられた点で、第1の実施の形態の信号処理部10とは相違する。
この液晶シャッタ駆動制御部135は、図11(A)に示すように、照明用光ファイバ束123における光ファイバOF1〜OFnのうち例えば光ファイバOF1に対応する部分だけに近赤外光を照射するためのマスク画像IMの信号を照射パターン信号S135として生成し、これを液晶シャッタ126に送出する。この結果、液晶シャッタ126では、図11(B)に示すように、照明用光ファイバ束123の光ファイバOF1だけに近赤外光が照射されることとなる。
同様にして、液晶シャッタ駆動制御部135は、光ファイバOF2に対応する部分だけに近赤外光を照射するための照射パターン信号S135、光ファイバOF3に対応する部分だけに近赤外光を照射するための照射パターン信号S135、……、光ファイバOFnに対応する部分だけに近赤外光を照射するための照射パターン信号S135を所定単位時間ごとに順次生成し、当該照射パターン信号S135を液晶シャッタ126に送出するようになされている。
この結果、液晶シャッタ126では、照明用光ファイバ束123の光ファイバOF1に続いて、光ファイバOF2、……、OFnに対して単位時間の間だけ順次近赤外光が照射されることとなる。
このようにして液晶シャッタ駆動制御部135は、照明用光ファイバ束123における各光ファイバOF1〜OFnに対する近赤外光の照射パターンを所定の単位時間ごとに切り換えるように液晶シャッタ126を制御するようになされている。
この際、信号処理部110は、撮像開始位置から指差逆方向に所定の速度で移動する指FGの内方における血管に選択的に照射するように、光源駆動制御部31を介して近赤外光光源122を駆動制御する一方、当該指FG内方を経由して撮像面に選択的に導光される垂直方向血管投影光の撮像結果を血管画像信号S100として画像処理部133順次出力するように、CCD駆動制御部32を介してライン状CCD撮像素子124を駆動制御する。
画像処理部133は、ライン状CCD撮像素子124から順次出力される血管画像信号S100を内部メモリに一時的に格納し、この内部メモリに規定データ数の血管画像信号S100を格納すると、これら血管画像信号S100に基づいて所定ライン数でなる1枚の血管画像信号を生成する。
そして画像処理部133は、この血管画像信号に対して、第1の実施の形態の場合と同様に、A/D変換処理、メディアンフィルタ処理及びラプラシアン処理を順次施すようにして当該血管画像内の血管輪郭を抽出し、当該血管輪郭が抽出された血管画像を認証情報D133として通信部34に送出する。この認証情報D133は、制御部30の制御のもとに通信部34を介して認証装置に送信され、当該認証装置において正規ユーザの有無の判断基準として用いられることとなる。
このようにしてこの信号処理部110においては、生体内方に有する血管を血管撮像装置1に比して広範囲に撮像するように制御し、当該撮像結果を認証情報D133として認証装置に送出するようになされている。
(2−4)第2の実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、この血管撮像装置100は、指FG内方に介在する血管に対して近赤外光を選択的に照射し、当該指FG内方から得られる近赤外光を撮像する。従ってこの血管撮像装置100では、生体表面で反射する近赤外光や、血管の介在しない部位で反射する近赤外光等のような非血管投影光の影響を大幅に低減することができるため、当該血管が反映された近赤外光(血管投影光)だけに着目して撮像することができる。
この場合、血管撮像装置100は、所定の屈折率でなる媒質で管状に形成されたコアと、当該コアよりも低い屈折率でなる媒質でコアを覆うようにして形成されたグラッドとからなる光ファイバOFによって、近赤外光光源122から照射される近赤外光を生体に内在する血管に対して選択的に照射する。
従ってこの血管撮像装置1では、近赤外光を血管に照射するように焦点距離を容易に設定し、かつ装置自体の大型化を回避するようにして近赤外光を血管に対して選択的に照射することができる。
またこの血管撮像装置100においては、複数の光ファイバOF1〜OFnをライン状に並べ、これら光ファイバOF1〜OFnに対する近赤外光の照射パターンを所定の単位時間ごとに切り換える。
従ってこの血管撮像装置1では、血管の介在しない部位で反射する近赤外光等のような非血管投影光の影響を大幅に低減し、かつ当該光ファイバOF1〜OFnから血管に導光される近赤外光同士の干渉を未然に回避することができるため、認証対象となる血管を広範囲にかつその血管を高精度で撮像することができる。
さらにこの血管撮像装置100においては、指FG内方に介在する血管に対して近赤外光を選択的に照射し、当該指FG内方から得られる近赤外光のうち、垂直方向血管投影光を撮像面に選択的に導光するようにして血管を撮像する。
従ってこの血管撮像装置100では、照射時及び撮像時の双方において生体表面で反射する近赤外光や、血管の介在しない部位で反射する近赤外光等のような非血管投影光の影響を大幅に低減することができるため、本来必要とすべき血管投影光以外の光に起因するノイズ成分を大幅に除去することができ、かくして生体内方に有する認証対象を高画質で撮像することができる。
以上の構成によれば、指FG内方に介在する血管に対して近赤外光を選択的に照射し、当該指FG内方から得られる近赤外光を撮像するようにしたことにより、生体表面で反射する近赤外光や、血管の介在しない部位で反射する近赤外光等のような非血管投影光の影響を大幅に低減することができるため、当該血管が反映された近赤外光(血管投影光)だけに着目して撮像することができ、かくして生体内方に有する認証対象を高画質で撮像することができる。
(3)他の実施の形態
上述の実施の形態においては、血管撮像装置として、指FGの指腹側から近赤外光を照射し、その指FG内方を経由することにより指腹側から得られる血管投影光を撮像する血管撮像装置1、100を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、指FGの指背側から近赤外光を照射し、その指FG内方を経由することにより指腹側から得られる血管投影光を撮像する血管撮像装置を適用するようにしても良い。この血管撮像装置を適用した場合であっても、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、血管撮像装置1、100は、図1及び図2、図7に示した構成でなるものを適用したが、この他種々の構成でなるものを採用するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、生体の内方に介在する認証対象として血管を撮像するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば真皮層の表面(真皮層のうち表皮層との境界部分における凹凸分布パターン)等、生体の内方に介在するこの他種々のものを認証対象として用いることができる。この場合、認証対象の撮像部位として、指FGを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該指FG以外を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、生体に撮像光を照射する照射手段として、第1の実施の形態では撮像面F1と鋭角αをなす照射方向idから近赤外光を照射する近赤外光光源9を適用し、第2の実施の形態では撮像面F1と直交する方向から近赤外光を照射する近赤外光光源122を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、生体表面のうち撮像面と対向する側(指腹側)から照射する近赤外光光源9又は近赤外光光源122に代えて、当該対向する側とは相反する側(指背側)から照射する近赤外光光源を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、生体の内方を経由して得られる撮像光のうち、撮像面に対して略垂直方向又は垂直方向となる撮像光を選択的に撮像面に導光する導光手段を、第1の実施の形態では、画素に対応するフォトダイオード数と同一数でなる光ファイバOF1〜OFnを断面が同一円形となるように束ねた光ファイバ束21と、当該光ファイバOF1〜OFnの一端に設けられたコア入射レンズCIL1〜CILnと、当該光ファイバOF1〜OFnの他端から排光される光を撮像面に集光する集光レンズ22とによって構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該集光レンズ22を省いて構成するようにしても良い。
この場合、例えば図5との対応部分に同一符号を付した図12に示すように、光ファイバ束21に代えて、画素に対応するフォトダイオード数と同一数でなる光ファイバOF1〜OFnを四角錐台形状に束ねた光ファイバ束140を設けるようにして、当該光ファイバOF1〜OFnから排光される光を集光レンズ22で集光することなく直接撮像面に導光することができる。また図13に示すように、光ファイバ束21に代えて、光ファイバ束140における光ファイバOF1〜OFnよりも短い長さdでなる光ファイバ束150を設けるようにして、当該光ファイバOF1〜OFnから排光される光を集光レンズ22で集光することなく直接撮像面に導光することもできる。このようにすれば、血管撮像装置全体として小型化を図ることができる。
さらに上述の実施の形態においては、生体の内方を経由して得られる撮像光のうち、撮像面に対して略垂直方向又は垂直方向となる撮像光を選択的に撮像面に導光する導光手段を、第2の実施の形態では、複数の光ファイバOF1〜OFnを互いに隣接するように一列に並べた撮像用光ファイバ束125を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該複数列に並べた撮像用光ファイバ束を用いるようにしても良い。要は、ライン状に並べた撮像用光ファイバ束を用いることができる。
さらに上述の実施の形態においては、各光伝送部材に対する光源からの撮像光の照射パターンを切り換える照射パターン切換手段として、照明用光ファイバ束123の光ファイバOF1、OF2、……、OFnにだけ近赤外光が照射されるように照射パターンを単位時間ごとに切り換える液晶シャッタ126を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光ファイバOF1及びOF2、OF3及びOF4、……、OFn−1及びOFnのように互いに隣接する2つの光ファイバOFを単位として切り換えるようにしても良く、あるいは光ファイバOF1、OF5、OF9、……、OFnのように3つおきに切り換えるようにしても良く、要は、所定数の光ファイバを独立単位として照射する照射パターンを単位時間ごとに切り換えることができる。
本発明は、生体の血管の特徴を認証対象として認証する場合に利用可能である。
第1の実施の形態による血管撮像装置の外観構成を示す略線図である。 第1の実施の形態による血管撮像装置の内部構成を示す略線図である。 近赤外光の照射方向の説明に供する略線図である。 血管投影光以外の光の照射の説明に供する略線図である。 撮像部の構成(1)を示す略線図である。 信号処理部の構成(1)を示すブロック図である。 第2の実施の形態による血管撮像装置の構成を示す略線図である。 撮像部の構成(2−1)を示す略線図である。 撮像部の構成(2−2)を示す略線図である。 信号処理部の構成(2)を示すブロック図である。 近赤外光の照射の説明に供する略線図である。 他の実施の形態による撮像部の構成(1)を示す略線図である。 他の実施の形態による撮像部の構成(2)を示す略線図である。
符号の説明
1、100……血管撮像装置、2……筺体、3……操作部、4……表示部、5……凹部、6……撮像開口部、7……開口カバー部、8、108……撮像部、9、122……近赤外光光源、10、110……信号処理部、21……光ファイバ束、22……集光レンズ、23、124……CCD撮像素子、30……制御部、31……光源駆動制御部、32……CCD駆動制御部、33、133……画像処理部、34……通信部、121……ベース、123……照射用光ファイバ束、124……ライン状CCD撮像素子、125……撮像用光ファイバ束、126……液晶シャッタ、135……液晶シャッタ駆動制御部、FG……指、OF1〜OFn……光ファイバ、CIL1〜CILn……コア入射レンズ、S10、S100……血管画像信号、S31……光源駆動制御信号、S32……CCD撮像素子駆動信号、S135……照射パターン信号、D33、D133……認証情報、IM……マスク画像。

Claims (3)

  1. 生体の内方に介在する認証対象に対して、該生体の表面部位が配される開口の開口面と鋭角をなす照射方向から光を照射する照射手段と、
    認証対象が結される撮像素子と、
    上記表面部位から上記開口を介して、上記開口に略垂直又は垂方向に進むを上記撮像素子に導光する導光手段と
    を有し、
    上記照射手段は、
    光源から照射される光を伝送する複数の光伝送部材と、
    特定の光伝送部材に上記光が照射されるよう、複数の光伝送部材に対する光の進入先を切り換える切換手段と
    する撮像装置。
  2. 上記導光手段は、
    複数の光伝送部材と、
    上記表面部位から上記開口を介して、上記開口に略垂直又は垂方向に進む上記光伝送部材に入射する入射部材と
    を有する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記複数の光伝送部材は、ライン状に並べられ
    請求項2に記載の撮像装置。
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