JP4624635B2 - 個人認証方法及びシステム - Google Patents

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Description

【0001】
この発明は、個人認証方法及びシステムに関する。
【0002】
コンピュータ化された個人認証の問題は、非常に大きな商業的、法執行上の利用が見出されて、最近数年に亘ってかなり注目を浴びている。
【0003】
実例として挙げられるのは、クレジットカード、パスポート、運転免許証等その他のものの照合、犯罪者の顔写真のような規定された写真のマッチング、既知の顔画像データベースにより、CCTVビデオから容疑者を特定すること、建物への入館や銀行の預入れ支払い機のようなテレサービスへのアクセスの規制等である。
【0004】
R Brunelli 及び T Poggio の IEEE trans on PAMI, Vol 15 pp 1042-1052, 1993 における「顔認識:特徴対テンプレート("Face Recognition : Feature versus Templates")」と題する論文は、2つの基本的な手法、すなわち幾何学的特徴ベースの手法と統計的特徴のマッチング手法との比較をし、著者は後者を支持している。
【0005】
顔認証に最も普通に用いられている統計表現は、カルーネン・リーベ展開であり、これは主成分分析(PCA)として知られ、顔画像は、しばしば「固有顔(‘eigenfaces’)」といわれる固有ベクトルによって定められるPCA基底を用いて、低次元部分空間に表現される。この手法は非常に効率的なデータ圧縮手段を備えるが、最も効率的な判別情報の圧縮を保証するものではない。
【0006】
最近、線形判別分析(LDA)の技術が顔認識の問題に適用された。同様に、顔画像は低次元部分空間に表現されるが、しばしば「フィッシャー顔(‘fisher faces’)」と言われる固有ベクトルによって定められるLDA基底を用いると、これらは、「固有顔」を用いるPCA表現をはるかにしのぐことが示された。しかしながら、従来のLDA表現は、多重共有「フィッシャー顔」を用いることから、複雑で多量の計算となる行列操作を必要とする。ここに、性能すなわち処理速度、及び、顔画像データベース、プローブ画像がテストされるデータベースへの追加すなわち更新の容易さの点で、重大な技術的問題がある。
【0007】
本発明の第1実施形態によれば、次のステップを備える個人認証方法が提供される。すなわち、線形判別分析(LDA)を用いて、クラス特定的(class-specific)線形判別変換aを、個々の訓練画像を定義するN個のベクトルz(j=1,2…N)から導出するステップであって、そこでは
【0008】
【数16】
Figure 0004624635
【0009】
であるような前記訓練画像の数Nを個々に含むi番目のクラスωを有する前記訓練画像のm個の異なるクラスがあるステップと、プローブ画像を定義するベクトルzを、前記クラス特有の線形判別変換aの上に射影するステップと、射影ベクトルa をi番目のクラスωの基準ベクトルとを比較し、前記i番目のクラスに関する前記プローブ画像の真正を比較によって評価するステップとを備える。
【0010】
本発明の他の実施形態によれば、本発明の第1実施形態によって規定される方法を実行するためのデータ記憶手段及びデータ処理手段を備える個人認証システムが提供される。
【0011】
本発明の第3実施形態によれば、訓練画像のm個の異なるクラスのうちの1以上のクラスについて、プローブ画像の真偽を評価する個人認証システムが提供され、そこでは、前記訓練画像は、個々のベクトルz(j=1,2…N)によって定められ、総計N個のベクトルzであり、i番目のクラスω内の訓練画像の数は、
【0012】
【数17】
Figure 0004624635
【0013】
であるNであり、個人認証システムは、前記クラスω(i=1,2…m)の各々に対して、本発明の前記第1実施形態に従って定義されるような、クラス特定的線形判別変換aを記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段から前記クラス特定的線形判別変換aにアクセスし、前記プローブ画像を定義するベクトルzを、前記アクセスされたクラス特定的線形判別変換aの上に射影し、射影ベクトルa をi番目のクラスωの基準ベクトルとを比較し、そして前記i番目のクラスωに関する前記プローブ画像の真偽を比較によって評価するデータ処理手段とを備える。
【0014】
本発明のまた他の実施形態によれば、本発明の前記第1の実施例に従って規定される方法を実行するためのコンピュータにより実行可能な命令を有するコンピュータにより読取り可能な媒体が提供される。
【0015】
本発明の1実施例が、単なる一例として、添付図面を参照して以下説明される。
【0016】
本発明の実施例では、明細書において「クライアント」(‘client’)として言及される、m人の異なる個人を表す合計N個の訓練画像があると仮定する。訓練画像の合計Nは、次の式で与えられる。
【0017】
【数18】
Figure 0004624635
【0018】
ここで、Nは、i番目のクライアントを表す訓練画像の数であり、識別可能なクライアントクラスωiを定義する。訓練画像の数Nは、各クライアントクラスで同数である必要はない。代表的には、Nは10のオーダーで、mは10のオーダーである。訓練画像は、ある計量生物学のデータから得られ、適切に登録され、光度測定で正規化されているとみなされる。
【0019】
この実施例では、正面の顔画像を用いるが、他の計量生物学的データの画像、例えば横顔画像をこれに代えて用いることができる。
【0020】
以下に説明するように、ここに記載された個人認証方法及びシステムは、クライアントの一人のものであるとして提示されるプローブ顔画像の真正を評価するために用いられ、同一性の主張を承認するか、あるいは拒否する。この方法は、特に、クレジットカード、パスポート、運転免許証その他のものに適用される。
【0021】
各訓練顔画像は、d=Dであるd次元のベクトルzとして考えられる、グレーレベルの強度値の2次元DxDアレイによって定められる。代表的には、dは、214の次数をもち、顔画像全体は、この巨大なd次元空間内の点の集まりにマッピングされる。
【0022】
顔画像は、全体構成が似ていて、この空間にランダムに分布しているわけではない。したがって、比較的低次元の部分空間で定義可能である。従来は、d次元ベクトルZは、訓練顔画像によって張られる低次元部分空間に射影される。これは、先に述べた主成分分析(PCA)を用いて生成されるPCA射影行列Uを用いて達成される。
【0023】
射影行列Uは、次の式で与えられる混合共分散行列Σから導かれる。
【0024】
【数19】
Figure 0004624635
【0025】
ここで、zは、d次元ベクトルであり、j番目の訓練顔集合を定義する。μは、次の式によって与えられる全平均ベクトルである。
【0026】
【数20】
Figure 0004624635
【0027】
ここでも、画像ベクトルzの次元が訓練画像Nの数より大きければ、混合共分散行列Σは、n≦N個の非零の固有値をもつ。これらの(縮小サイズの次数のランクを有する)非零固有値に関連した個々の固有ベクトルu,u…uは、訓練顔画像によって張られる部分空間を表現するために用いられるPCA基底を定め、このために、次に示す形式をもつPCA射影行列Uを構成するように用いられる。
【0028】
U=[u,u…u]
K フクナガによる「統計的パターン認識入門」(アカデミックプレス、ニューヨーク、1990年)と題する論文に記載されているように、混合共分散行列Σの固有値解析は、計算上の利便のために、d’(d’<d)次元部分空間で実行される。
【0029】
各固有ベクトルuは、d次元であり、顔状の外観をもつ画像を表現している。顔状の外観は、それが導かれる顔画像に似ている。これは、固有ベクトルuがときに「固有顔」と言われる理由である。
【0030】
PCA射影行列Uを得て、訓練顔画像を定義するN個のベクトルz(j=1,2…N)は、中心化の後、固有ベクトルu,u,…uによって張られる低次元部分空間に射影され、n次元ベクトルxに対応してNを生成する。n次元ベクトルxjは、次の式で与えられる。
【0031】
【数21】
Figure 0004624635
【0032】
この段階では、これまで慣習的に、線形判別分析(LDA)が適用されていた。ベクトルxによって張られる部分空間を表現するために用いられるLDA基底は、行列Φ 1の非零固有値に関連する(m−1)個の固有ベクトルv,v,…vm−1によって定められる。ここで、Φは、次の式で与えられるベクトルxの混合共分散行列である。
【0033】
【数22】
Figure 0004624635
【0034】
そして、Sは、前記クライアントクラスω(i=1,2,3…)の各々において射影ベクトルXの平均値vから導出されるクラス間散乱(scatter)行列である。ここで、vは、次の式で与えられる。
【0035】
【数23】
Figure 0004624635
【0036】
また、各固有ベクトルvは、いくらか顔に似ている外観をもつ1つの画像を表現しており、ときには「フィッシャー顔」と呼ばれる。これらのベクトルは、LDA射影行列V=[v,v…vm−1]を構築するために用いられる。
【0037】
従来の手法を採用すると、プローブ顔画像、すなわち真正さが評価されるm個のクライアントの1つのそれとして現われる顔画像を定義するベクトルZは、PCA射影行列Uの「固有顔」によって定められるn次元部分空間にまず射影され、それからLDA射影行列の「フィッシャー顔」によって定められる(m−1)次元部分空間に射影されて、ベクトルyを生成する。ベクトルyは、次の式で表される。
【0038】
【数24】
Figure 0004624635
【0039】
主張される同一性の確認、又は非確認が、次に、関連クライアントクラスωの射影平均γに対して射影ベクトルyをテストすることにより、実行される。ここで、
γ=vγ
である。
【0040】
それから、射影ベクトルyが、射影平均γの予め定められた距離内に入るなら、プローブ画像の真正が、i番目のクライアントの画像として承認される(すなわち、主張された同一性が承認される)。さもなければ、プローブ画像の真正さは詐称者の画像として否定される(すなわち、主張された同一性が否定される)。
【0041】
前記式(5)を検討すると、従来の計算方法は、射影行列Vを定義する固有ベクトルv,v,…vm−1によって表現された多重共有「フィッシャー顔」を必要とし、プローブ顔画像がテストされる対象のクライアントクラスωに拘わらず、常に同一である。この手法は、計算する上ではつらいものがあって、複雑な行列操作を必要とし、それゆえ一般的に満足すべきものではない。
【0042】
この従来の手法は、多重共有「フィッシャー顔」を必要とするが、これに対して、本発明は、全く異なる手法を採用した。すなわち、1次元線形判別変換によって定義される、単一の、クラス特定的な「フィッシャー顔」を用いる。この手法では、多重共有「フィッシャー顔」の使用を避けることができ、計算の複雑さをかなり減少させる。この目的のために、個人認証方法が、2クラス問題の用語で再定義される。すなわち、i番目のクライアントのN個の訓練顔画像を含むクライアントクラスωと、(N−Ni)個の残りの訓練顔画像に基づく詐称者クラスΩとである。明らかに、クライアントクラスωと各m個のクライアント(i=1,2…m)に関連する詐称者クラスΩとがある。
【0043】
この定式化に伴い、詐称者クラスΩに対する射影ベクトルxの平均νΩ iは、次の式で表現される。
【0044】
【数25】
Figure 0004624635
【0045】
これは、前記式(4)と比較すると、次のようにνの項で表わすことができる。
【0046】
【数26】
Figure 0004624635
【0047】
このように、i番目の詐称者クラスの平均は、i番目のクライアントクラスωの平均とは反対方向にシフトされる。そのシフトの大きさは、両クラスの訓練顔画像N、N−Niのそれぞれの数の比によって表わされる。この比は、通常小さいもので、したがって偽クラスΩの平均は、プローブ顔画像がテストされる対象のクライアントクラスωに関わりのないオリジン(origin)近くにとどまる。
【0048】
2クラスωi、Ωiに関するクラス間散乱行列Mは、次の式で表わされる。
【0049】
【数27】
Figure 0004624635
【0050】
また、詐称者クラスΩの共分散行列ΦΩは、次のように推定される。
【0051】
【数28】
Figure 0004624635
【0052】
これは、前記式(11)を書換えることによって、次のように混合共分散行列Φによって表現される。
【0053】
【数29】
Figure 0004624635
【0054】
ここで、第2の和のベクトルはクライアントクラスに属す。実際、第2和は、クライアントクラスωの共分散行列Φに関係する。すなわち、
【0055】
【数30】
Figure 0004624635
【0056】
このようにして、式(12)を簡単にして、次の式が示される。
【0057】
【数31】
Figure 0004624635
【0058】
i番目のクライアントクラスのクラス内分散行列Σは、詐称者クラスとクライアントクラスとの共分散行列の重み付け平均によって得られる。すなわち、
【0059】
【数32】
Figure 0004624635
【0060】
式(15)を代入して簡単にすると、次のようになる。
【0061】
【数33】
Figure 0004624635
【0062】
この2クラス問題に関するクラス特定的線形判別変換aは、非零固有値に関連する行列
【0063】
【数34】
Figure 0004624635
【0064】
の固有値から得られる。実際、この2クラス問題において、次の式を満たすようなただ1つの固有ベクトルvが存在する。
【0065】
【数35】
Figure 0004624635
【0066】
ここで、νが非零であれば、λは零ではない。固有値問題にただ1つの解があるときには、容易に分かるように、固有ベクトルvは、固有解析を実行することなく、次のものとして直接見出すことができる。
【0067】
【数36】
Figure 0004624635
【0068】
このことは、式(18)、(19)において、vを代入し、式(10)のMを代入すれば、明らかになる。すなわち、
【0069】
【数37】
Figure 0004624635
【0070】
これはまた、固有値λが次の式で表されることも示している。
【0071】
【数38】
Figure 0004624635
【0072】
固有ベクトルvは、i番目のクライアントクラスに対する線形判別変換aの基底として用いられ、次の式で与えられる。
【0073】
=Uv (22)
本発明に従って、プローブ画像の真偽をテストするために用いられる、1次元クラス特定的「フィッシャー顔」を定義するのは、この変換である。
ここで「クライアント承認」手法と呼ぶ手法においては、プローブ画像顔を定義するベクトルZが、変換aを用いて、クラス特定的「フィッシャー顔」に射影され、射影ベクトルa Zが、個別クラス(本例ではi番目のクラス)の射影平均a μに対してテストされる。
【0074】
この目的のために、次の式で与えられる差分値dが計算される。
【0075】
【数39】
Figure 0004624635
【0076】
テスト統計量dが、予め決められた閾値tより大きければ、すなわち(d≦tなら)、プローブ顔画像の真正が承認される、すなわち主張された同一性(i番目のそれ)が承認される。さもなければ、(すなわちd>t)プローブ顔画像の真正が拒否される、すなわち主張された同一性が否定される。
【0077】
閾値tは、特定の動作点、すなわち、真の主張についての誤った否定と偽の主張についての誤った承認との間の特定の関係、を実現するために選択される。この動作点は「受信者動作特性」(‘receiver operating characteristic')(ROC)曲線より決定されるもので、この曲線は、判定閾値の関数としての2つの誤り率間の関係を表わしている。ROC曲線は、評価集合として知られている独立顔画像集合を用いて計算される。
【0078】
代表的には、動作点は、「等誤り率」('equal error rate')(EER)に設定される。「等誤り率」では、誤った否定の割合と誤った承認の割合の双方が同一である。
【0079】
ここで「詐称者拒否」(‘imposter rejection')と呼ぶもう1つの手法では、射影ベクトルa は、詐称者の射影平均すなわち次式に対してテストされる。
【0080】
【数40】
Figure 0004624635
【0081】
この目的のために、次式で与えられる差分値dが計算される。
【0082】
【数41】
Figure 0004624635
【0083】
本例では、詐称者の射影ベクトルa は、詐称者の射影平均に近接していると期待されている。このように、テスト統計値dが予め定められた閾値tより大きいとすると(すなわちd>t)、プローブ顔画像の真正は承認され、すなわち主張された同一性(i番目のクライアントのそれ)が承認される。そうでない(d≦t)とすると、プローブ顔画像の真正は否定され、すなわち主張された同一性が否定される。訓練顔画像の数Nが大きいとき、詐称者の平均はそのオリジンに近づき、式24の第2項は無視できる。この場合、差分値dは単に射影ベクトルの絶対値|a |になる。
【0084】
図1(a)及び図1(b)はそれぞれ、「詐称者拒否」手法を用いて得た、偽のプローブ顔画像及びクライアントのプローブ顔画像に対するテスト統計値のヒストグラムを示す。期待どおり、詐称者のプローブ顔画像は、そのオリジンすなわち詐称者の平均μΩ(図1(a))に集まり、他方、クライアントのプローブ顔画像は、そのオリジンから離れる(図1(b))。図1(b)における負の射影は、「フィッシャー顔」を表現するために採用される慣行のアーチファクトである。しかしながら、原理的には、クライアント顔画像の射影は、常に正であるテスト統計値tを与えるように計算される。
【0085】
「クライアント承認」手法と「詐称者拒否」手法は、相補的であり、組合わされるか又は統合されることができる。この「統合」(‘fused’)手法の一例は、単純な直列統合スキームである。より具体的には、プローブ顔画像は、最初に「詐称者拒否」手法を用いてテストされる。もし、このプローブ顔画像がそのテストに落ちる、すなわち、要求者が詐称者として否定されるなら、このプローブ顔画像の真正は、承認されるものである。他方、プローブ顔画像がテストを通る、すなわち要求者が詐称者として承認されるなら、プローブ顔画像は、「クライアント承認」手法を用いて再びテストされる。プローブ顔画像がこの第2のテストに合格すると、すなわち主張者がクライアントとして受け入れられると、プローブ顔画像の真正が承認される。そうでなければ、真正が否定される。
【0086】
この説明では、異なる閾値t及びtが「クライアント承認」手法と「詐称者拒否」手法に対して、それぞれ用いられた。しかし、クライアント及び詐称者のプローブベクトルzは両方とも同じ1次元空間に射影されるから、与えられた動作点誤り率でクライアント画像と偽画像とを区別する、両手法に共通の閾値を見つけることは可能である。
【0087】
説明された個人認証方法は、K Messer他の「XM2VTSDV:拡張M2VTSデータベース」(AVBPA‘99のProc,72−77頁,1999年)と題する論文に記載されている、いわゆるローザンヌ・プロトコル(Lausanne protocol)に従う検証実験を導入することによってテストされた。
【0088】
このプロトコルは個人認証アルゴリズムの性能を特徴付けるための標準的なフレームワークであり、そこでは異なる手法の結果が直接比較される。このプロトコルでは、データベースは3つの異なるセットに区分けされている。すなわち、200のクライアントを含む訓練セット、200のクライアント及び25の詐称者を含む評価セット、そして200のクライアント及び70の詐称者を含むテストセットである。
【0089】
評価セット及びテストセットの偽の画像は、お互いに独立していて、クライアントセットから識別可能である。訓練セットは、既に説明したように、変換aによって定義される、クライアントの「フィッシャー顔」を評価するために用いられた。評価セットは、閾値t,tを決定するために用いられ、テストセットは、独立したデータに関する誤った承認と誤った否定の率を評価するために用いられた。
【0090】
テストする前に、顔画像を1ピクセル内に正確に対応させ、ずれによる性能に対する悪影響を除くようにした。そして、各画像は、画像平均の除去又はヒストグラムの均等化のいずれかによって、光度測定上での正規化が行われた。
【0091】
「クライアント承認」手法が採用される場合、最適結果は、最良の結果を与えるヒストグラム均等化による、光度測定における正規化画像を用いて得られ、他方、「詐称者拒否」手法が採用される場合、最適結果は、正規化されていない画像を用いて得られることが分った。
【0092】
そのテスト結果によって、「詐称者拒否」手法は、「クライアント承認」手方に比較して、誤った否定/誤った承認のより低いレベルを与え、さらに低いレベルであっても、「統合」手法を用いて実行されることができ、これらのレベルはまた、従来のLDA認証方法を用いて得られるレベルより低いことが分った。
【0093】
すでに説明したように、従来のLDA個人認証方法は、100以上の次元をもつ部分空間を張る多重共有「フィッシャー顔」を用い、複雑で多量の計算が求められる行列操作が必要である。これに対して、本発明は、1次元部分空間を占めるだけの変換aによって定義されたクラス特定的「フィッシャー顔」を用いる。これは、認証方法の計算効率に対して重要な影響を及ぼす。なぜなら、動作段階(すなわち、「フィッシャー顔」が生成された後)での計算の複雑さは、部分空間の次元性に線形に比例する。本発明のクラス特定的手法は、従来の手法より100倍以上速く動作するはずである。
【0094】
さらに、テスト統計値d,dは1次元であるから、「フィッシャー顔」におけるユークリッド距離を計算する必要がない。テスト統計値d,dを閾値t,tと単に比較するだけで、結論に達することが可能であり、さらに計算上の利益をあたえることになる。さらに、クライアント及び詐称者の平均の射影
【0095】
【数42】
Figure 0004624635
【0096】
は、予め計算されることができ、さらに速い計算に導く。
【0097】
また、訓練段階の間、クラス特定的「フィッシャー顔」aについては、固有値問題を解く必要はなく、比較的簡単な方法で計算されることができる。訓練顔画像の数Nが大きい場合、特にそうである。クラス間散乱行列Mはゼロに近づく傾向があり、クラス内散乱行列Σは単に、全てのクラスに共通の混合共分散行列Φとなって、さらにまた計算上の利益を与える・
先に説明したように、クラス特定的「フィッシャー顔」aを用いるさらにもう一つの結果によると、そのような各「フィッシャー顔」は、他のどの「フィッシャー顔」とも独立に計算可能である。多重共有「フィッシャー顔」を用いる、前述した従来のLDA手法と比較して、この手法によれば新たなクライアントの登録は簡単に行える。したがって、クライアントの人数が絶えず変化し、訓練顔画像のデータベースが追加され、又は更新される必要がある状況において、他のものではできないわけではないが、本発明による特別な応用例が見出される。
【0098】
本発明の個人認証方法は、様々な異なる方法で実現できる。
【0099】
完全に集中化された個人認証システムにおいては、プローブ顔画像は、遠隔の中央処理ステーションに送信される。そこには、全てのクライアントの詳細が蓄積されており、必要な処理を実行して、真偽について結論に到達する。
【0100】
これに代えて、図2に概略的に示したように、半集中化システムを用いることもできる。この場合、クラス特定的データ、例えば固有ベクトルv,v…v及び平均ベクトルμ,μ…μが前もって計算され、遠隔のデータ記憶装置例えばスマートカード10のような携帯用データ記憶装置に記憶される。そして、データ処理がローカル・プロセッサ11で実行される。ローカル・プロセッサ11は、PCA射影行列Uの基底u,u…uを記憶し、スマートカード10に対して、必要に応じてカードリーダ12を介して、データをアクセスする。プロセッサ11は、このデータを用いて、関連する入力ユニット13から受信したプローブ顔画像を表現するベクトルzを処理する。
【0101】
さらにまた一つの手法によれば、完全にローカルのシステムも用いられる。この場合、必要なすべてのデータは、スマートカードにおいて蓄積され処理される。この手法では、クラス特定的「フィッシャー顔」aを処理する本発明は、データ記憶及び処理速度の両方の観点から、多重共有「フィッシャー顔」を処理する従来のLDA手法よりm倍も効率的である。
【0102】
さらに、スマートカード・データベースについて、新規のクライアントの登録又は更新が、従来のLDA手法を用いると実用にはならないのに対して、実現可能である。したがって、本発明は、非集中化アーキテクチャを有する個人認証システムの可能性を開くものである。
【0103】
本発明の前述の実施例においては、プローブ顔画像は認証システムで既知のm人のクライアントの一人の画像であるとして提示され、この画像が、個々のクライアントクラスに対してテストされる。本発明の他の実施例では、プローブ顔画像の真偽は知られていない。この場合、プローブ顔画像は、一致するものを発見し本人であることを証明するために、1以上のクライアントクラスに対してテストされる。この実施例では、とりわけ、犯罪者の顔写真のような規定の写真についての一致判断、及び既知の顔画像のデータベースに対してCCTVビデオからの容疑者の認定に関して、応用される。
【0104】
本発明が、コンピュータにより実行可能であって、本発明による個人認証方法が実行される命令が含まれているCD−ROMのようなコンピュータ可読媒体を含むものであることは、理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、射影された詐称者顔画像のテスト統計値tのヒストグラムを示す図である。
(b)は、射影されたクライアント顔画像の同一テスト統計値のヒストグラムを示す図である。
【図2】 本発明による、半集中化個人認証システムを示す概略図である。

Claims (32)

  1. 線形判別分析(LDA)を用いて、個々の訓練画像を定義するN個のベクトルz(j=1,2…N)からクラス特定的線形判別変換aを導出するステップであって、前記訓練画像のm個の異なるクライアント・クラスがあり、前記クライアント・クラスの各々は一人のクライアントの訓練画像を含み、i番目のクライアント・クラスωは前記訓練画像の個々の数Nを含み、
    Figure 0004624635
    であるステップと、
    プローブ画像を定義するベクトルzを前記クラス特定的線形判別変換aの上へ射影するステップと、
    i番目のクライアント・クラスωの基準ベクトルと前記射影ベクトルa とを比較するステップと、
    前記比較に依存してi番目のクライアント・クラスに関してプローブ画像の正当性を評価するステップと、
    を含む個人認証方法。
  2. 前記ベクトルz(j=1,2…N)に主成分分析(PCA)を適用して、PCA射影行列Uの基底として、n次元部分空間を張る、固有ベクトル(u,u…u)を生成するステップと
    前記PCA射影行列Uを用いて、前記ベクトルz(j=1,2…N)を前記固有ベクトル(u,u…u)の上へ射影して個々のn次元ベクトル生成するステップと、
    前記n次元ベクトルx(j=1,2…N)に前記線形判別分析(LDA)を適用して、式a=Uvによって前記クラス特定的線形判別変換aiに関連するクラス特定的固有ベクトルv生成するステップとを
    含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記n次元ベクトルx(j=1,2…N)に前記線形判別分析(LDA)を適用する前記ステップは、前記i番目のクライアント・クラスωのクラス内散乱行列Σを生成するステップであって、前記クラス特定的固有ベクトルvは、次の式で与えられ、
    Figure 0004624635
    ここで、ωのすべてのxに対して、
    Figure 0004624635
    であるステップを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記クラス内散乱行列Σは、前記n次元ベクトルx(j=1,2…N)の混合共分散行列Φに等しく、ここで
    Figure 0004624635
    である請求項3に記載の方法。
  5. 前記n次元ベクトルx(j=1,2…N)に前記線形判別分析(LDA)を適用するステップは、前記i番目のクライアント・クラスのクラス間散乱行列Mを生成するステップであって、ここで、
    Figure 0004624635
    であるステップと、
    前記n次元ベクトルx(j=1,2…N)の前記共分散行列Φを生成するステップであって、ここで、
    Figure 0004624635
    であるステップと、
    Σ=Φ−M
    で与えられる前記クラス内散乱行列Σを形成するステップと、
    を有する請求項3に記載の方法。
  6. 前記基準ベクトルはa μとして定義され、ωのすべてのzに対して
    Figure 0004624635
    である請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記評価ステップは、次の式で与えられる差分値dを評価し、
    Figure 0004624635
    前記差分値により前記プローブ画像の真正を承認又は拒否すること
    を含む請求項6に記載の方法。
  8. が予め定められた閾値として、d≦tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、d>tなら、前記プローブ画像の真正を拒否することを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記評価ステップは、次の式で与えられる差分値 を評価し、
    Figure 0004624635
    該差分値によりプローブ画像の真正を承認又は拒否することを含む請求項6に記載の方法。
  10. が予め定められた閾値として、d>tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、d≦tなら、前記プローブ画像の真正を拒否するステップを有する請求項9に記載の方法。
  11. 前記評価ステップが、tを予め定められた閾値として、前記差分値dを評価し、d>tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、d≦tなら、前記差分値dを評価し、tを予め定められた閾値として、d≦tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、d>tなら、前記プローブ画像の真正を拒否することを含む請求項7及び9に記載の方法。
  12. 前記予め定められた閾値t,tが同一である請求項8、10及び11に記載の方法。
  13. 前記m個のクライアント・クラスの各々に対して前記クラス特定的な線形判別変換aiの各々を導出し、前記射影ステップを実行し、導出された前記クラス特定的な線形判別変換aiの少なくとも1つに対して比較し評価するステップを有する1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記(m+1)番目のクライアント・クラスとしてNm+1個の訓練画像を含む訓練画像の新規なクライアント・クラスを登録し、N’=N+Nm+1である、個々の訓練画像を定義するN’個のベクトルz(j=1,2…N’)に請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法を適用するステップを有する請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記新規クライアント・クラスを考慮するために前記クラス特定的な線形変換aiを更新するステップを含む請求項14に記載の方法。
  16. 線形判別分析(LDA)を個々の訓練画像を定義するベクトルz(j=1,2…N)に適用して得られるクラス特定的線形判別変換aを提供するステップであって、ここでは、i番目のクライアント・クラスωiが
    Figure 0004624635
    であるような前記訓練画像の個々の数Nを含んでいる、前記訓練画像のm個の異なるクライアント・クラスが存在し、前記クライアント・クラスの各々は一人のクライアントの訓練画像を含むステップと、
    プローブ画像を定義するベクトルzを前記クラス特定的線形判別変換aに射影の上に射影するステップと、
    射影されたa をi番目のクライアント・クラスωの基準ベクトルと比較するステップと、
    比較に基いてi番目のクライアント・クラスに関してプローブ画像の真正を評価するステップと、
    を備える個人認証方法。
  17. 前記クラス特定的線形判別変換aは、請求項2〜5のいずれか1項に規定される方法のステップを用いて導出される請求項16に記載の方法。
  18. 前記基準ベクトルは、ωのすべてのzに対して、
    Figure 0004624635
    である、a μとして定義され、前記評価ステップは、請求項7〜12のいずれか1項に規定される方法のステップによって実行される請求項16又は17に記載の方法。
  19. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法を実行するデータ記憶及びデータ処理手段を含む個人認証システム。
  20. 各クライアント・クラスが一人のクライアントの訓練画像を含む、訓練画像のm個の異なるクライアント・クラスのうち1以上のクライアント・クラスに関してプローブ画像の真正を評価するためのもので、前記訓練画像は、個々のベクトルz(j=1,2…N)によって定義され、合計N個のベクトルが存在し、i番目のクラスωの訓練画像の数は
    Figure 0004624635
    となるNiである個人認証システムであって、
    前記各クライアント・クラスω(i=1,2…m)に対して、請求項1〜5のいずれか1項に規定されるとおりの、クラス特定的な線形判別変換aを記憶するデータ記憶手段と、
    前記クラス特定的な線形判別変換aを前記データ記憶手段から取得し、前記プローブ画像を定義するベクトルzを、取得したクラス特定的線形判別変換aの上に射影し、前記射影ベクトルa を前記i番目のクライアント・クラスωの基準ベクトルと比較し、前記比較に基いて前記i番目のクライアント・クラスωに関して前記プローブ画像の真正を評価するデータ処理手段とを備える個人認証システム。
  21. 前記基準ベクトルは、ωのすべてのzに対して、
    Figure 0004624635
    となるa μとして定義され、前記データ記憶手段に記憶され、前記データ処理手段によってアクセス可能である請求項20に記載の認証システム。
  22. 前記評価ステップは、次の式
    Figure 0004624635
    によって与えられる差分値dを評価し、前記差分値に基いて前記プローブ画像の真正を承認又は拒否することを含む請求項21に記載の認証システム。
  23. が予め定められた閾値として、d≦tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、d>tなら、前記プローブ画像の真正を拒否することを含む請求項22に記載の認証システム。
  24. 評価ステップは、次の式
    Figure 0004624635
    で与えられる差分値dを評価することを含む請求項21に記載の認証システム。
  25. が予め定められた閾値として、d>tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、d≦tなら、前記プローブ画像の真正を拒否することを含む請求項24に記載の認証システム。
  26. 前記評価ステップが、tを予め定められた閾値として、前記差分値dを評価し、d>tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、
    ≦tなら、前記差分値dを評価し、
    を予め定められた閾値として、
    ≦tなら、前記プローブ画像の真正を承認し、
    >tなら、前記プローブ画像の真正を拒否することを含む
    請求項22及び請求項24に記載の認証システム。
  27. 前記データ記憶手段及びデータ処理手段は異なるサイトに配置されている請求項20〜26のいずれか1項に記載の認証システム。
  28. 前記データ記憶手段は可搬型である請求項27に記載の認証システム。
  29. 前記データ記憶手段はスマートカードその他同様のものである請求項28に記載の認証システム。
  30. 前記データ記憶手段は予め計算済みのデータを蓄積する請求項20〜29のいずれか1項に記載の認証システム。
  31. 請求項1〜18のいずれか1項に記載された方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム格納した、コンピュータ読取り可能な媒体。
  32. 請求項1〜18のいずれか1項に記載された方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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