JP4624420B2 - 無線通信信号のブラインドソースセパレーションのためのシステムと方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に無線通信と関連し、さらに特別にはマルチモード無線通信のためのシステムと方法に関連する。
無線通信スペクトルはますます込み合ってきている。特に、多くの通信ユーザーと多くの通信タイプが利用可能な制限された周波数スペクトルを利用している。多くの通信ユーザーとタイプが利用可能な通信スペクトルをますます消費するにつれて、無線通信の受信はますます難しくなってきている。
一部の通信タイプは重なり合った周波数バンドを占有している。例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)および無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)は時々同じ周波数と空間を占有する。例えば、802.11bおよびg(これより、まとめて「802.11」とする)で知られる通信標準は約2.4ギガヘルツ(GHz)で動作し、一方、ブルートゥース(Bluetooth)で知られる通信標準もまた約2.4GHzで動作する。全ては、The Institute of Electrical and Electronics Engineers,INc.,New York,N.Y.,1999(Reaff 2003)によって公開されている、IEEE Std 802.11b,IEEE Std 802.11g,および、IEEE Std 802.15(これよりブルートゥースと呼ぶ)を見よ。一般に不可能でなかったとしても、無線通信受信機が、802.11とブルートゥース通信との間を区別することは、非常に難しい。
ブルートゥースおよび802.11システムに同じ物理的位置で動作することを許すことは便利である。しかし、802.11とブルートゥース通信は互いに干渉し合い、両タイプの通信が接近して送信されている間は、802.11通信かブルートゥース通信か両方を受信するのはほとんど不可能にする。可能な解決策は、ブルートゥース通信にその時間だけ干渉なしに続行するのを許すために、802.11通信をある一定の時間だけオフにすることである。しかしながら、このアプローチは、802.11通信およびブルートゥース通信の通信容量を減少させ得る。
一般に、マルチプルバンド(または周波数)で無線通信信号を受信する無線通信デバイスに対しては、デバイスはマルチプル受信機アーキテクチュアを有しなくてはならない。すなわち、例えば、二つのバンドで信号を受信するために、デバイスは一般には二つの低雑音増幅器(LNA)および二つのラジオ周波数(RF)フィルターを有しなくてはならない。例えば、無線通信デバイスは、およそ824MHzから894MHzの間のU.S.セルラーバンド、および、およそ1910MHzから1990MHzの間のU.S.パーソナル通信サービス(PCS)バンドの両方の信号を受信し得る。そのようなデバイスは、セルラーRFフィルターおよび分離PCSRFフィルターに加えて、セルラーLNAおよび分離PCS LNAを有し得る。LNAとRFフィルターとは、狭いバンドのデバイスである。このことは、それらが、それらの指示された信号周波数では特別良好に動作するが、しかし、他の周波数ではそれらは良好に動作しないか、他の周波数では信号を拒否することを意味する。さらには、典型的なマルチバンド受信機は、一度に一つのバンドで信号を受信し処理することによって動作する。例えば、合衆国の典型的な携帯電話は、任意の与えられた時刻でセルラーバンドかPCSバンドかどちらかしか受信できない。これらのデバイスはセルラーバンドおよびPCSバンドに同時に動作できない。
一部のマルチバンド受信機で二重にされ得る別の部分はアンテナである。一部の受信機は、マルチプルバンドを受信するためにマルチプルアンテナを要求する。実際、一部の受信機は同じバンドのマルチプルソースから信号を受信するためでさえ、マルチプルアンテナを要求する。
無線通信を受信するための従来のアプローチに関連する問題を克服するために、様々な無線通信を互いに識別するためにブラインドソースセパレーション(blind source separation)(BSS)解析を使用するマルチモード受信機と方法が提供される。特に、異なる信号タイプがBSSによって識別される。これは、特に、802.11とブルートゥースの場合のように、異なる信号タイプのスペクトルが重なり合うとき、有利である。
有利なことには、雑音比へのより良い信号が、異なる信号タイプを互いに分離するためにBSSを使用することによって達成され得る。このことは、いくつかの関係する利点をもたらす。例えば、成分信号が減少された相互干渉と共に適切に識別されるとき、BSSプロセスはより早い獲得または獲得の間中高められた信号の質(すなわち、より高い信号対雑音比)に結果としてなるので、信号獲得は改良される。別の例では、以前は不可能か法外なほど高かった両方の信号のタイプが同時に獲得され得るので、通信タイプ間のハンドオフが改良され得る。さらなる利点は、異なる通信タイプおよび、フィルターや増幅器やあまり複雑でないアナログデジタル変換機のような広いバンドのRF部品を使うための能力に適応するために、成分の総計における、減少を含み得る。コスト、サイズ、製造の節約が達成され得る。
他の局面では、添付されている図面と結合して考えたとき、以下の詳細な記述から本発明の有利さと新しい特色が明らかとなる。
HyvarinenおよびOjaは、独立構成要素分析(ICA)の概観を、Independent Component Analysis: A Tutorial, Aapo Hyvarinen and Erkki Oja, Helsinki University of Technology Laboratory of Computer and Information Science, P.O. Box 5400,FIN−02015 Espoo, Finland, April 1999で与えている。ICAはブラインドソースセパレーション(BSS)の一種である。Anthony J. Bellによって、参照することによって本明細書にその全体が援用される、米国特許第5,706,402号、タイトル「Blind Signal Processing System Employing Information Maximization to Recover Unknown Signals Through Unsupervised Minimization of Output Redundancy」に記述されているように、非線形関数g(x)は、入力xの集合を、出力yの集合に対応する予め選ばれた確率密度関数を有するように変換するように使われ得る。Bell、10欄、11〜17行目。Bellで議論されているように、関数g(x)のパラメータwは、出力yにおける情報の冗長性を最小化するか、出力yにおける情報を最大化するように変化させられる。
Kari Torkkolaは、参照することによって本明細書にその全体が援用される、米国特許第5,959,966号、タイトル「Methods and Apparatus for Blind Separation of Radio Signals」の中で、ブラインドソースセパレーション技術の、セルラー無線通信システムのベースステーションで受信されたマルチプルユーザーの信号への応用を記述している。Torkkola、3欄、21〜39行目。Torkkolaのシステムでは、多くのユーザーが、ベースステーションへ、同じ周波数で、例えば、コードデヴィジョンマルチプルアクセス(code division multiple access)(CDMA)セルラー通信のように、同じモジュレーション技術を使用して送信する。Torkkola、3欄、21から36行目。Torkkolaは、多くのユーザーの信号をマルチプルアンテナを通じてベースステーションで受信することを記述する。多くのユーザーの信号は、ブラインドソースセパレーション技術を通じて処理される。特に、Torkkolaは、多くのユーザーに使用されている信号の確率密度関数に基づく適合方程式(Bellの関数g(x)に類似している)を生成することを記述している。
ブラインドソースセパレーション技術は、完全に異なる信号タイプの信号に適用され得る。例えば、802.11信号はブルートゥース信号から分離され得る。Abrard, et al.は、入力の個数Mが信号源の個数Nよりも少ないときBSSの実行の方法を記述している。「From Blind Source Separation to Blind Source Cancellation in the Underdetermined Case: A New Approach Based on Time−Frequency Analysis」,Frederic Abrard, Yannick Deville and Paul White, Proceedings of the 3rd International Conference on Independent Component Analysis and Signal Separation (ICA’2001), pp. 734−739, San Diego, California, Dec. 9−13, 2001.を見よ。Abrard, et al.は、時間周波数解析を音声信号に適用した。Abrard, et al.は、ソースに、非静的なものであり、時間周波数表現でいくらかの違いを有する必要がある。Abrard, et al.、237ページ、2欄。「ソースのガウシアニティ(gaussianity)、彩色、または、独立に関して何の仮定もなされていない。」同出典。
Abrard, et al.は以下のステップを実行した。各信号x(t)は、ハニングウィンドウ関数h(τ−t)を掛け合わされる。動作時間はτで表され、固定時間はtで表される。結果は、修正された信号x,(t,τ)=x,(τ)h(τ−t)となる。次に、短時間のフーリエ変換が各修正された信号x,(t,τ)に対して取られ、結果としてフーリエ変換X(t,ω)となる。X(t,ω)のX(t,ω)に対する比率α(t,ω)が取られる。比率α(t,ω)の平均と分散はそれぞれ、次のように定義される。
Figure 0004624420
Abrard, et al.はこう述べている。
「例えば、これらM個のウィンドウに対してS(t,ω)=0の場合、...分散はゼロに等しい。逆に、S(t,ω)とS(t,ω)が共にゼロと異なり、かつ、(Γ,ω)上で定数でなければ、(分散は)有意にゼロから異なる。
式(2)の最低値対ウィンドウ(Γ,ω)の全ての可能な一続きを探すことによって、我々は直接に、たった一つのソースが存在する、時間周波数領域(Γ,ω)を見付ける。このソースを相殺する対応する値cは、式(1)で計算される平均値によって与えられる。(「c」は、二つのソースと一つのセンサーのBSS問題の分離係数である)。
「第二の分離係数を見付けるために、我々は分散対有意に異なるcを与える(Γ,ω)の、次に最小の値をただ調べなくてはならない。10−1の差は、良い実際的な値で、両方の分離係数cとcが同じ範囲に入る、優れた混合を許す。
Abrard, et al.、736ページ、1欄。次の点に注意する。SとSは、それぞれ、ソース信号sとsの短時間フーリエ変換である。Abrard, et al.によって述べられるように、上の手続きは、ソースの個数Nが、観測された結合された信号の個数より大きい場合に適用され得る。その場合、次のようになる:
Figure 0004624420
複合比は次のようになる:
Figure 0004624420
時間周波数ウィンドウ(t,ω)の中でたった一つのソースkが存在する所はどこでも、式(6)の分母はほぼ1に等しくなり、α(t,w)はそのソースを相殺するための混合されていない係数を表す。他のソースは、たった一つのソースを伴う他のウィンドウを見付けることによって相殺され得る。
図1を参照すると、結合されたRF信号から少なくとも二つの異なるタイプのソースを分離するプロセスが記述される。図1は、異なる信号のタイプを互いに分離するための論理的流れ図を図示している。ステップ102で、結合された無線通信信号が受信される。結合された無線通信信号は、一つより多い無線通信タイプからの構成無線通信信号を含む。例えば、第一成分無線通信信号は802.11信号であり得る。第二成分無線通信信号はブルートゥース信号であり得る。別の例としては、第一成分無線通信信号はU.S. PCS信号であり得、一方、第二成分無線通信信号はU.S.セルラー信号であり得る。
ステップ104において、結合された無線通信信号は結合されたベースバンド信号に変換される。結合されたベースバンド信号は、少なくとも一つの成分無線通信信号のベースバンド信号周波数か、その付近の信号である。結合されたベースバンド信号は、理論上、少なくとも二つの成分無線通信信号からのベースバンドデータを含んでいる。しかしながら、成分信号の一つからの大部分のデータは、ベースバンドへの転換のため、失われ得る。このことは、二つの成分信号が異なる周波数の場合に、特に正しい。その場合、ベースバンドへの転換は、たった一つの信号のために、ベースバンドデータを主に選択する。
例えば、二成分信号が824から894MHzのU.S.セルラーおよび1910から1990MHzのU.S. PCSの場合、ベースバンドへのダウンコンバージョンは、何の局所的発振器周波数がベースバンドに転換するのに使用されるかによって、主にセルラーベースバンドデータかPCSベースバンドデータかのどちらかを選択する。
他の環境では、両方の成分信号の大きな部分のデータが、結合されたベースバンド信号において存在し得る。例として、RFスペクトルとベースバンドスペクトルが、図3Aから図3Dに関して以下に記述される。例えば、二成分信号が2.4GHzの802.11信号と2.4GHzのブルートゥースの場合、両方の成分信号が結合されたベースバンド信号において実質的に表され得る。
ステップ106において、ブラインドソースセパレーションが、結合されたベースバンド信号に基づいて実行される。上述のように、一つより多い成分信号が結合されたベースバンド信号において実質的に表されているとき、ブラインドソースセパレーションは特に有利である。
信号の特徴の知識は、ブラインドソースセパレーションへの入力として含まれている。ブラインドソースセパレーションの任意の役に立つ方法が、例えば、Hyvarinen et al., BellおよびTorkkolaによって記述されるように、使用し得る。特に、混合されない行列を生成するための可能な信号のタイプの確率密度関数の知識を使用することは役に立ち得る。特に、モジュレーションスキーム、マルチプルアクセススキーム、中心またはキャリア周波数、バンド幅、時間依存変化、パワー、例えば、準ランダム(pseudorandom)ノイズ(PN)コードまたは時間スロットのような無線リソースの知識が使用され得る。
ステップ108で、少なくとも二つの異なるタイプのベースバンド信号が、ブラインドソースセパレーションの出力として生成される。ベースバンド信号の異なるタイプは、例えば、クアドラチャー位相シフトキーイング(quadrature phase shift keying)(QPSK)または16アリクアドラチャー振幅モジュレーション(16−ary quadrature amplitude modulation)(16−QAM)のような異なるモジュレーションスキームの信号、異なる中心またはキャリア周波数の信号、異なるバンド幅の信号、例えば、一日のうちある一定の時間だけオフになり得る信号のように、異なる時間指定の信号、例えば、セルラーCDMA通信における異なるPNコード、または、時間区分マルチプルアクセス(time division multiple access)(TDMA)セルラー通信における異なるタイムスロットのような、異なる無線リソースの信号、を含む。
二つより多いベースバンド信号がBSSによって生成され得る。特に、BSSは結合されたベースバンド信号をN個のベースバンド信号に分離し得る。ただし、Nは信号成分の個数である。
異なる中心またはキャリア周波数の場合、キャリア周波数を使用しないウルトラワイドバンド(UWB)のようなシステムでは中心周波数は占拠されたスペクトルの中心周波数を意味することを意図されるのに対して、キャリア周波数は従来のキャリアシステムを意図される。
図1の方法は、図2に関してさらに詳細に記述される。図2は、無線通信受信機115とシステム120のブロック図を図示している。受信機115は、成分無線通信信号126と129を無線で受信するためのアンテナ123を有している。信号126および129は信号源132および135からそれぞれ送信されている。信号源132および135は異なるタイプの通信の送信機である。例えば、信号源132は802.11信号を送信し得、一方で、信号源135はブルートゥース信号を送信し得る。802.11信号はブルートゥース信号と干渉し、ブルートゥース信号は802.11信号と干渉する。有利なことには、受信機115は802.11信号をブルートゥース信号から識別できる。
アンテナ123は、ダウンコンバージョンブロック124に接続されている。ダウンコンバージョンブロック124は三つの分離関数を表現している。第一に、ダウンコンバージョンブロックはRF回路ブロック127を表現している。RF回路ブロック127は、例えば、低雑音増幅器であり得る(図2に関して特に示されていない)。第二に、ダウンコンバージョンブロック124はダウンコンバータ130を表現している。ダウンコンバータ130は、結合されたRF信号を結合されたベースバンド信号に変換する。ダウンコンバータ130は複合の混合機を含む。すなわち、RF信号は二つの直交するベースバンド信号に分離され得る。直交信号の第一は、明確に示された中心またはキャリア周波数の局所的な発振器信号と混合される。同一の信号の第二は、同じ中心またはキャリア周波数の、しかし、π/2ラジアンだけ移された中心またはキャリア周波数の局所的な発振器信号と混合される。結果は、互いに中心またはキャリア周波数がπ/2ラジアンだけ移された二つのベースバンド信号となる。これは複合混合と呼ばれている。
第三には、ダウンコンバージョンブロック124は、アナログからデジタルへの変換機(ADC)133を表す。ADC133は、結合されたアナログRF信号または結合されたアナログベースバンド信号をデジタル信号に変換する。ダウンコンバータ130およびADC133は信号の経路においてどちらかの位置にある。一般的には、アナログからデジタルへの変換は、ダウンコンバージョンの後に起こる。しかしながら、ADCのスピードは改良されているので、アナログからデジタルへの変換をダウンコンバージョンの前に実行することは、やがて可能になるか、または、すぐに可能になる。さらには、将来における一部のADC方法は、ダウンコンバージョンとADCを一つのステップに結合させ得る。
ダウンコンバージョンブロック124は、ブラインドソースセパレーション(BSS)モジュール150に結合されている。BSSモジュールは、受信機115のプロセッサ(図示されていない)の一部であり得る。BSSモジュール150は、ソフトウェア、または、機械命令、受信機115のプロセッサに接続されたメモリ(図示されていない)に住んでいる、を取り得る。
BSSモジュール150は、通信信号タイプ指示子(CSTI)モジュール155に接続される。CSTIモジュール155は、システム同一証明(SID)モジュールであり得る。CSTIモジュール155は、例えば、操作の周波数、バンド幅、モジュレーションスキーム、および、マルチプルアクセススキームのような、受信機への入力である無線信号に関するシステム情報を含む。
BSSモジュールと同様にして、CSTIモジュール155は、プロセッサの一部となり得るか、または、プロセッサによって実行されるメモリ内のソフトウェアまたは機械命令の形を取り得る。
BSSモジュール150は、出力ライン160および162によって示されるように、異なるタイプの少なくとも二つのベースバンド信号を出力する。出力ライン160および162は、適切なベースバンドプロセッサまたはプロセッサ(図示されていない)に接続される。例えば、ライン160は802.11ベースバンドデモジュレータに接続され得、ライン162はブルートゥースベースバンドデモジュレータに接続され得る。ベースバンドデモジュレータ、BSSモジュール、および、CSTIモジュールは、同じプロセッサの一部として、または、一つ以上の異なるプロセッサとして、または一つ以上のプロセッサの上で駆動するソフトウェアとして、インプリメントされ得る。二つの出力160と162とより多く出力があるのも可能である。二つの出力は最小としてだけ示され、最大としてではない。
受信機115は、携帯電話(図示されていない)のように、携帯無線通信デバイスの一部としてインプリメントされ得る。その場合、携帯電話は、小型で、携帯用電源、ケース、キーパッドを含むユーザーインターフェイス、マイクロホンとスピーカーを有し、少なくとも一つの通信信号タイプで送信できる。携帯電話は、アンテナ123に接続され得る送信機を含むCDMA携帯電話であり得る。
重なり合ったスペクトルを持つ二つのRF信号のダウンコンバージョンが、図3Aから図3Dに関して記述されている。図3Aは、二つのRF信号スペクトル172および174のスペクトルプロットを示している。周波数184がスペクトル強度186に対してプロットされている。信号スペクトル172は中心周波数176を有する。信号スペクトル174は中心周波数182を有する。平均周波数178もまた示されている。平均周波数178は信号スペクトル172および174の重なり合う領域の中央点を表している。その他の平均周波数が用いられることが理解される。例えば、平均周波数が、中心周波数176および182の平均として選択され得る。
図3Bは、ダウンコンバージョンの後の成分ベースバンド信号のスペクトルプロットを示している。特に、信号スペクトル174によって表される信号は信号スペクトル192を生成するためにダウンコンバートされ、信号スペクトル172によって表される信号はベースバンド信号スペクトル188を生成するためにダウンコンバートされる。ダウンコンバージョンは、図3Aに関して示されるように、周波数178と等しいだけ周波数移動によって実行される。
図3Cと図3Dは、図3Aのスペクトルが異なる量だけ移動されているのを除いて、図3Bと同様である。図3Cのスペクトル202および206は、周波数182を周波数シフタまたは混合周波数として使用して、ダウンコンバートされている。スペクトル210および214は、周波数176を周波数シフタまたは混合周波数として使用して、ダウンコンバートされている。ダウンコンバージョンに使用される周波数の選択は、図3Bから図3Dのどのスペクトルが好適であるかに依存する。
さらには、結合されたRF信号は、図6および図7に関して以下にさらに完全に記述されるように、異なるようにダウンコンバートされた分離された信号に分割され得る。したがって、一つ以上の結合されたベースバンド信号は、BSSブロック150のための入力として使用され得る。例えば、図3Cのスペクトル202および206によって表された結合されたベースバンド信号はBSSブロック150への一つの入力であり得、一方、図3Dのスペクトル210および214によって表された別の結合されたベースバンド信号はBSSブロック150への別の入力であり得る。
図4は、システム120と無線受信機115の一つの構成のブロック図を示している。アンテナ123は低雑音増幅器(LNA)138に接続されている。様々なRF構成要素、例えば、RFフィルター、送受切換機、または、ダイプレクサ(全て図示されていない)は、LNA138の先に立つ。LNAは、結合された無線通信信号を増幅する。LNA138はアナログからデジタルへの変換機(ADC)141に接続されている。ADC141は広いバンドADCであり得る。ADC141はミキサー144に接続されている。ミキサー144は、また、局所的な発振器信号を生成する局所的な発振器147に接続されている。
図2に関して上述されたように、ADC141とミキサー144の順番は逆にされ得る。同じ原理が、図5から図7に関して図示された回路にも適用され得る。信号の経路においてミキサーの前に、様々な回路がADCと共に記述されるが、順番は逆にされ得る。ADCがミキサーに先立つ場合、ミキサーと局所的な発振器はデジタル領域で動作する。
ミキサー144は、結合されたベースバンド信号を生成するために、結合された無線通信信号を局所的な発振器信号と混合する。ミキサー144はBBSモジュール150と結合されている。
図5は、図4に関して示されたものと同様な受信機を図示している。図5に図示される受信機は、アンテナ123、LNA138、および、ADC141を有するが、ADC141の出力は結合された無線通信信号に対して二つの信号経路に分割される。二つのミキサー170と175は二つの信号経路で結合されている。ミキサー170と175とは、二つの局所的な発振器ソース180と185とに接続されている。ADCとミキサーとの順番が逆にされた場合、分割はLNAの後で起こり得る。LNA138は、二つのミキサーに接続され得、それらのミキサーはそれぞれ二つの分離されたADCに接続され得る。
局所的な発振器ソース180および185は互いに異なる周波数の局所的な発振器信号を生成する。局所的な発振器ソース180によって生成された局所的な発振器信号は、例えば、802.11のように、一つの通信タイプのキャリアまたは中心周波数になる。局所的な発振器ソース185によって生成された局所的な発振器信号は、例えば、ブルートゥースのような、別の通信タイプのキャリアまたは中心周波数になる。このようにして、ミキサー170の出力190は、802.11に対して適切にベースバンドへダウンコンバートされた信号になり得る。ブルートゥース信号が周波数で802.11と重なり合っていたので、出力190はブルートゥースデータの実質的な量を含み得る。しかしながら、ブルートゥースキャリア周波数は、802.11信号のキャリア周波数と常に正確に等しいとは限らないので、出力190は一般に802.11ベースバンドデータの方を選んで歪められる。
以上述べられたように、局所的な発振器ソース185によって生成された局所的な発振器信号は、例えば、ブルートゥースのような、一つの通信タイプの中心またはキャリア周波数となる。このようにして、ミキサー175の出力195は、802.11に対して適切にベースバンドへダウンコンバートされた信号になり得る。802.11信号が周波数でブルートゥースと重なり合っていたので、出力195はブルートゥースデータの実質的な量を含み得る。しかしながら、802.11キャリア周波数は、ブルートゥース信号のキャリア周波数と常に正確に等しいとは限らないので、出力195は一般にブルートゥースベースバンドデータの方を選んで歪められる。
図5に示されるように、出力190および195はBSSモジュール150の入力である。有利なことには、出力190および195は、適切な局所的な発振器信号で混合することによって前処理されている。このことは、BSSをさらに有効にする。
さらなる有利さが、図5に参照として示される受信機と同様の、図6に参照として図示されている受信機において達成される。図6では、受信機は、ミキサー170および175にそれぞれ接続されるデジタルフィルター200および204を有する。デジタルフィルター200および204は、局所的な発振器ソース180および185の信号タイプにそれぞれ対応する適切なバンド幅とフィルターシェイプとを有する。例えば、局所的な発振器ソース180が802.11信号のキャリア周波数の周波数を有する局所的な発振器信号を生成している場合、デジタルフィルター200は802.11信号に対応するバンド幅とフィルターシェイプを有する。同様にして、局所的な発振器185がブルートゥース信号のキャリア周波数の周波数を有する局所的な発振器信号を生成している場合、デジタルフィルター204はブルートゥース信号に対応するバンド幅とフィルターシェイプを有する。フィルターバンド幅またはシェイプが特別な信号に対応することは、フィルターが特別な信号をフィルターする、識別する、または、処理するのに役立つことを意味する。
有利なことには、フィルター200および204において、さらに、結合されたベースバンド信号を処理することは、BSSプロセスに信号を用意する。フィルター200および204によって実行されたフィルタリングは、信号間の相互干渉(例えば、802.11とブルートゥースの互いの干渉)を減少させ、BSSモジュールにとって、ベースバンド信号を正しく分類し適切に分離するのを容易にする。
さらには、好適なベースバンド信号を選択するために、適切なローパスフィルタリングが、フィルター200および204によって実行される。例えば、ローパスフィルタリングによって、図3Cに関して示されるスペクトル206を生成する信号が、図3Cに関して示されるスペクトルを有するベースバンド信号の中から選ばれ得る。同様にして、図3Dに関して示されるスペクトル210を生成する信号が、図3Dに関して示されるスペクトルを有するベースバンド信号の中から選ばれ得る。
CSTIモジュール155が図2に関してRF回路ブロック127、ダウンコンバータ130、および、ADC133を制御するのと同じように、図4から図7に関して示される局所的な発振器、ミキサー、および、フィルターは、CSTIモジュール155または240によって制御され得る。
図7は、図6に関して図示された受信機と同様の受信機を図示している。図7の受信機は二つのアンテナ208および212を有する。アンテナ208および212は、LNA216および220にそれぞれ接続されている。LNA216および220は、ADC224および228にそれぞれ接続されている。このように、二つの異なる結合された無線通信信号が、二つのアンテナ208および212、LNA216および220、ADC224および228によって受信される。ADC224および228は、図5および図6に関して示されたミキサー170および175と同様の機能を実行する、ミキサー170および175に接続される。
ここに記述される方法とデバイスは、結果としてBSSモジュールに二つより多い入力をもたらす、二つより多い受信経路を含むようにスケールされ得る。さらには、上述のように、BSSモジュールへの二つより多い出力が可能である。すなわち、BSSは二つより多いベースバンドソースを分離し得る。いくつかの場合、単一のプロセッサまたは複数のプロセッサは、二つより多いベースバンド信号をデモジュレートし得る。
図8は、少なくとも二つのタイプの無線通信信号を分離するためのBSSモジュール230を含む無線通信デバイス260を図示したブロック図である。無線通信デバイス260は、RF回路255と結合したアンテナ270を含む。アンテナ270は無線通信デバイス260へ内部に示されている。しかしながら、アンテナ270は内部か外部かになり得る。RF回路255は、図2と図4から図7に参照として記述したように、LNA、ミキサー、または、RF回路構成要素を含み得る。RF回路255は、図1から図2と図4から図7に参照として記述したように、プロセッサ235に接続されている。プロセッサ235は、BSSモジュール230とCSTIモジュール240とを含む。プロセッサ235は、メモリ245に接続されている。メモリ245は、任意の便利なタイプのメモリであり得る。メモリ245は、プロセッサ235、BSSモジュール230、および、CSTIモジュール240が機能するために必要なコードとデータを記憶し得る。
さらに、プロセッサ235は、可能なことにはユーザーインターフェイスモジュール(図示されていない)を通して、ユーザーインターフェイス250に接続されている。ユーザーインターフェイス250は、スピーカー、マイクロフォン、キーパッド、ディスプレイスクリーン、および、他の便利なユーザーインターフェイスデバイスを含み得る。携帯電力源275が、プロセッサ235とRF回路255とに電力を提供するように、プロセッサ235とRF回路255とに接続されている。
さらに、本発明の実施形態とインプリメンテーションが示され記述されているが、多くの実施形態とインプリメンテーションが本発明の範囲内にあることが明らかである。したがって、請求項とそれに等価のものとに照らして、本発明は制限されない。
本明細書中に教示される本発明の好適な実施形態は、添付の図面において例として図示され、これは制限するためのものではない。
結合されたベースバンド信号に基づくブラインドソースセパレーションを実行するための方法を図示した流れ図である。 図2は、少なくとも二つの分離された通信タイプを有する少なくとも二つの分離された通信信号を識別するためのブラインドソースセパレーションモジュールを含むシステムと受信機を図示したブロック図を示している。 図3Aは、二つの重なり合うRF信号のスペクトルのプロットを示している。 図3Bは、図3Aに関してスペクトルのプロットが示された、RF信号からのダウンコンバートされたベースバンド信号のスペクトルのプロットを示している。 図3Cは、図3Aに関してスペクトルのプロットが示された、RF信号からのダウンコンバートされたベースバンド信号のスペクトルのプロットを示している。 図3Dは、図3Aに関してスペクトルのプロットが示された、RF信号からのダウンコンバートされたベースバンド信号のスペクトルのプロットを示している。 図4は、少なくとも二つの分離された通信タイプを有する少なくとも二つの分離された通信信号を識別するためのブラインドソースセパレーションモジュールを含むシステムと受信機を図示したブロック図を示している。 図5は、少なくとも二つの分離された通信タイプを有する少なくとも二つの分離された通信信号を識別するためのブラインドソースセパレーションモジュールを含むシステムと受信機を図示したブロック図を示している。 図6は、少なくとも二つの分離された通信タイプを有する少なくとも二つの分離された通信信号を識別するためのブラインドソースセパレーションモジュールを含むシステムと受信機を図示したブロック図を示している。 図7は、少なくとも二つの分離された通信タイプを有する少なくとも二つの分離された通信信号を識別するためのブラインドソースセパレーションモジュールを含むシステムと受信機を図示したブロック図を示している。 図8は、少なくとも二つのタイプのRF通信信号を分離するためのBSSモジュールを含む無線通信デバイスのブロック図を示している。

Claims (26)

  1. 無線通信信号を処理する方法であって
    アンテナが、合無線通信信号を受信するステップであって、前記合無線通信信号は、第一の無線信号タイプに従う少なくとも第一の信号成分と、前記第一の無線信号タイプと異なる第二の無線信号タイプに従う少なくとも第二の信号成分とを有している、ステップと、
    ダウンコンバージョンブロックが、前記結合無線通信信号を第一のベースバンド信号及び第二のベースバンド信号に分割するステップと、
    前記ダウンコンバージョンブロックが、前記第一のベースバンド信号を第一のキャリア周波数信号と混合し且つ前記第二のベースバンド信号を第二のキャリア周波数信号と混合する複素ミキサを用いて、前記合無線通信信号を結合ベースバンド信号に変換するステップであって、前記第二のキャリア周波数信号は、前記第一のキャリア周波数信号からの所定の位相シフトを有している、ステップと、
    BSSモジュールが、前記変換された結合ベースバンド信号に基づいてブラインドソースセパレーション(BSS)を実行するステップと、
    前記BSSモジュールが、少なくとも前記第一及び第二の信号成分を表す少なくとも二つの異なるベースバンド信号を出力するステップと
    を包含する方法。
  2. 前記ダウンコンバージョンブロックが、前記結合無線通信信号をラジオ周波数(RF)アナログ信号からRFデジタル信号に変換するステップ
    をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記変換するステップは、
    予め定められたキャリア周波数信号と共に前合無線通信信号を混合するステップ
    を包含する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ダウンコンバージョンブロックが、前記第一の信号成分の第一のバンド幅に比例する第一のフィルターバンド幅で前記結合ベースバンド信号をフィルタリングするステップ
    をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ダウンコンバージョンブロックが、前記第二の信号成分の第二のバンド幅に比例する第二のフィルターバンド幅で前記結合ベースバンド信号をフィルタリングするステップ
    をさらに包含する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第一のベースバンド信号と前記第二のベースバンド信号とは直交する、請求項に記載の方法。
  7. 前記BSSモジュールが、ブラインド信号ソース解析の一部として、前記少なくとも二つの複ベースバンド信号成分の少なくとも二つの間で位相関係を解析するステップ
    をさらに包含する、請求項に記載の方法。
  8. 前記第二のキャリア周波数信号は、前記第一のキャリア周波数信号に対してπ/2だけシフトされている、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第一及び第二のキャリア周波数信号は、前記第一及び第二の成分信号を示す中心またはキャリア周波数を有する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記BSSモジュールがブラインド信号ソース解析を実行するステップは、
    独立成分解析を実行するステップ
    を包含する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記独立成分解析は最大尤度解析を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 無線通信信号を処理する方法を実行するための命令を具体化するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記方法は、
    アンテナが、無線通信信号を受信するステップであって、前記合無線通信信号は、第一の無線信号タイプに従う少なくとも第一の信号成分と、前記第一の無線信号タイプと異なる第二の無線信号タイプに従う少なくとも第二の信号成分とを有している、ステップと、
    ダウンコンバージョンブロックが、前記結合無線通信信号を第一のベースバンド信号及び第二のベースバンド信号に分割するステップと、
    前記ダウンコンバージョンブロックが、前記第一のベースバンド信号を第一のキャリア周波数信号と混合し且つ前記第二のベースバンド信号を第二のキャリア周波数信号と混合する複素ミキサを用いて、前記無線通信信号を結合ベースバンド信号に変換するステップであって、前記第二のキャリア周波数信号は、所定の位相シフトを有している、ステップと、
    BSSモジュールが、前記変換された結合ベースバンド信号に基づいてブラインドソースセパレーション(BSS)を実行するステップと、
    前記BSSモジュールが、少なくとも前記第一及び第二の信号成分を表す少なくとも二つの異なるベースバンド信号を出力するステップと
    を包含する、コンピュータ読み取り可能な媒体。
  13. 前記方法がさらに、
    前記ダウンコンバージョンブロックが、記無線通信信号をラジオ周波数(RF)アナログ信号からRFデジタル信号に変換するステップ
    を包含する、請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  14. 前記方法がさらに、
    前記ダウンコンバージョンブロックが、前記第一の信号成分の第一のバンド幅に比例する第一のフィルターバンド幅で前記結合ベースバンド信号をフィルタリングするステップ
    を包含する、請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  15. 前記方法がさらに、
    前記ダウンコンバージョンブロックが、前記第二の信号成分の第二のバンド幅に比例する第二のフィルターバンド幅で前記結合ベースバンド信号をフィルタリングするステップ
    を包含する、請求項14に記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
  16. 前記第一のベースバンド信号と前記第二のベースバンド信号とは直交する、請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  17. 前記方法がさらに、
    前記BSSモジュールが、ブラインド信号ソース解析の一部として、前記少なくとも二つの複ベースバンド信号成分の少なくとも二つの間で位相関係を解析するステップ
    を包含する、請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  18. 前記第二のキャリア周波数信号は、前記第一のキャリア周波数信号に対してπ/2だけシフトされている、請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  19. 前記第一及び第二のキャリア周波数信号は、前記第一及び第二の成分信号を示す中心またはキャリア周波数を有する、請求項18に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  20. 前記BSSモジュールがブラインド信号ソース解析を実行するステップは、
    独立成分解析を実行するステップ
    を包含する、請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  21. 前記独立成分解析は最大尤度解析を含む、請求項20に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  22. 少なくとも第一のタイプのベースバンド信号と、前記第一のタイプのベースバンド信号と異なる第二のタイプのベースバンド信号とを分離するように構成されたブラインドソースセパレーション(BSS)モジュールと、
    前記BSSモジュールに接続されたアナログ−デジタル変換機と、
    前記アナログ−デジタル変換機に接続されたダウンコンバータであって、複素ミキサを備えるダウンコンバータと、
    前記ダウンコンバータに接続されたアンテナであって、少なくとも前記第一のタイプのベースバンド信号に対応する第一のタイプのRF信号と前記第二のタイプのベースバンド信号に対応する第二のタイプのRF信号とを少なくとも受信するように構成されているアンテナと
    を備える、無線通信信号受信機。
  23. 前記アナログ−デジタル変換機は、受信信号経路において、前記ダウンコンバータに先立つ、請求項22に記載の無線通信信号受信機。
  24. 前記アンテナと前記ダウンコンバータとに接続されている低雑音増幅器
    をさらに備える、請求項22に記載の無線通信信号受信機。
  25. 前記アンテナに接続された第二のダウンコンバータであって、第二の複ミキサーを備える第二のダウンコンバータと、
    前記第二のダウンコンバータと前記BSSモジュールとに接続された第二のアナログ−デジタル変換機と
    をさらに備える、請求項2に記載の無線通信信号受信機。
  26. 少なくとも第一のタイプのベースバンド信号と、前記第一のタイプのベースバンド信号と異なる第二のタイプのベースバンド信号とを分離するために、ブラインドソースセパレーション(BSS)を実行するための手段と、
    合アナログ信号を結合デジタル信号に変換するための第一の変換手段であって、前記BSSを実行するための手段に接続された手段と、
    前記結合アナログ信号を前記結合デジタル信号に変換するための第二の変換手段であって、前記BSSを実行するための手段に接続された手段と、
    結合ラジオ周波数(RF信号を結合ベースバンド信号にダウンコンバートするための第一のダウンコンバート手段であって、前記結合RF信号を複素混合する手段を備え、前記第一の変換手段に接続された手段と、
    前記結合RF信号を前記結合ベースバンド信号にダウンコンバートするための第二のダウンコンバート手段であって、前記結合RF信号を複素混合する手段を備え、前記第二の変換手段に接続された手段と、
    前記合RF信号を無線で受信するための手段であって、該手段は、前記第一及び第二のダウンコンバート手段に接続されており、前記合RF信号は、少なくとも前記第一のタイプのベースバンド信号に対応する第一のタイプのRF信号と前記第二のタイプのベースバンド信号に対応する第二のタイプのRF信号とを備える、手段と
    を備える、無線通信信号受信機。
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