JP4624126B2 - 切替器 - Google Patents

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本発明は、入力装置と複数のコンピュータとの間の電気的な接続を切り替えることにより、入力装置と複数のコンピュータのうちの所望のコンピュータとの間において電気的な接続を確立する切替器に関する。
コンピュータの処理性能の格段に進歩に伴い、その利用はより広範囲になりつつある。近年では特に、個人ユーザが複数のコンピュータを所有し、各コンピュータ毎に異なる作業環境でコンピュータを利用する機会も増えつつある。この場合は通常、キーボード、ディスプレイモニタ、マウスなどの入出力装置(コンソール)を、切替器を介して複数のコンピュータに接続し、省スペース化および低コスト化を図っている。このような切替器はKVM(K:Keyboard、V:Video、M:Mouse)スイッチと一般的に呼ばれている。切替器は、入力装置と複数のコンピュータとの間に接続され、入力装置と複数のコンピュータとの間の電気的な接続を切り替えることにより、入力装置と複数のコンピュータのうちの所望のコンピュータとの間において電気的な接続を確立する。ユーザはこの切替器を用いることによって、複数のコンピュータの中から入力装置に接続すべきコンピュータを選択して利用することができる。切替器からコンピュータへは、切替器がキーボードから受信したデータがそのまま送信されるか、あるいは、切替器とキーボードとがPS/2接続される場合にUSB等の汎用インタフェース用のデータに変換された後のデータが送信される。
また、インターネットやイントラネットなどが急速に普及し、複数のコンピュータがネットワーク化されている現在、KVMスイッチを利用したいくつかのコンピュータシステムも提案されている。しかし、コンピュータをインターネットなどの外部ネットワークに接続して用いる場合、ユーザ自身によるコンピュータの誤操作によるデータ流出、外部ネットワークからのハッキングもしくはコンピュータウィルスの流入などの問題が発生し得る。そこで、本出願人は、少なくとも1つの端末と複数のコンピュータとの間の接続の切替えを制御する切替器およびその切り替え方法として、切替え操作が容易で、データの誤転送を防止する切替器および切替え方法を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−169632号公報
近年、コンピュータウィルスやワームを媒介としてコンピュータに仕掛けられたスパイソフトウェアにより、キーボードによってキー入力されたキャッシュカード番号やパスワードが漏洩する事件が社会的な問題となっている。これらのスパイソフトウェアは、キーボードのキー入力を監視して入力データを取得する。キーボードから出力されるキーコードデータは一般に公開されているキーボード仕様で定義されたデータであるため、第三者が、スパイソフトウェア等を用いて不当に取得したキーコードデータを、正規のオペレータが実際にキー入力した文字列(例えばキャッシュカード番号やパスワード)に変換することは容易である。
特に、切替器(KVMスイッチ)を用いて複数のコンピュータを操作可能にしたコンピュータシステムにおいては、コンピュータを複数台備えることから上述のようなスパイソフトウェアを仕掛けられる可能性も高く、このようなことからも通常よりも高い安全性が求められている。
従って本発明の目的は、上記問題に鑑み、入力装置と複数のコンピュータとの間の電気的な接続を切り替えることにより、入力装置と複数のコンピュータのうちの所望のコンピュータとの間において電気的な接続を確立する切替器において、セキュリティ機能を有する切替器を提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明によれば、切替器に接続される複数のコンピュータがそれぞれ異なる暗号化アルゴリズムを備える場合において、該切替器は、各コンピュータに割り当てられてある各暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを予め取得しておき、そして、入力装置からデータを受信した際には、複数のコンピュータのうち現在入力装置との電気的な接続が確立されているコンピュータに対応する暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを用いて、該データを暗号化し、当該コンピュータへ送出する。
切替器に接続される複数のコンピュータでそれぞれ異なった暗号化アルゴリズムが使用される場合があるが、本発明によれば、切替器は、各コンピュータに割り当てられてある各暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを取得し、管理する。もちろん、いくつかの複数のコンピュータの中で同じ暗号化アルゴリズムを使用する場合であっても本発明は適用可能である。また、コンピュータ側において使用される暗号化アルゴリズムが変更された場合には、最新の暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを取得しなおす。
図1は、本発明による切替器の原理ブロック図である。
入力装置2と複数のコンピュータ3−a、3−b、3−cおよび3−dとの間の電気的な接続を切り替えることにより、入力装置2と複数のコンピュータ3−a、3−b、3−cおよび3−dのうちの所望のコンピュータとの間において電気的な接続を確立する切替器1は、各コンピュータ3−a、3−b、3−cおよび3−d毎に割り当てられてある暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを当該コンピュータから取得する取得手段11と、各暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを、該暗号化処理プログラムおよび暗号化キーの取得先のコンピュータに対応付けて記憶する記憶手段12と、入力装置2との電気的な接続が確立されているコンピュータに対応する暗号化処理プログラムおよび暗号化キーに基づいて、入力装置2から受信した入力データを暗号化する暗号化手段13と、を備える。また、切替器1は、暗号化された入力データを、入力装置2との電気的な接続が確立されているコンピュータへ送出する送出手段14を備える。
なお、図1では、ディスプレイモニタ等の出力装置については省略している。また、図1では、切替器1に接続されるコンピュータを4台としたが、この数はあくまでに一例であり、その他の数であってもよい。さらに、切替器1に接続される入力装置2を複数台としてもよい。
本発明によれば、コンピュータと入力装置との間で通信されるデータが、当該コンピュータに適用されている暗号化アルゴリズムに応じた暗号化キーを用いて暗号化されるので、コンピュータと入力装置との間のデータ通信のセキュリティが向上する。切替器に入出力されるデータに対してセキュリティ処理を実行するので、万一、切替器内のスイッチ本体が故障して、所望のコンピュータ以外へ端末から入力したデータが流出してしまったとしても、そのデータは正しいデータではないので、安全性が高い。
図2は、本発明の実施例による切替器のメイン処理部の動作フローを示すフローチャートである。本実施例では、入力装置をキーボードとした場合を考える。
入力装置と複数のコンピュータが接続される切替器(KVMスイッチ)は、通常の切替器と同様に、切替器のメイン処理部が実行するメインループとして、コンピュータから受信するコマンドに基づいて処理を実行するコマンド処理S100と、キーボードから受信したキーデータ(キーコード)に対するキーデータ処理S200と、を繰り返し実行する。ここで、コマンド処理S100に係るコマンドの送信元のコンピュータおよびキーデータ処理S200に係るキーデータの送信先のコンピュータは、ともに、切替器に接続された複数のコンピュータのうち、該切替器に現在電気的に接続されているコンピュータである。
図3は、本発明の実施例による切替器におけるコマンド処理の動作フローを示すフローチャートである。
ステップS101において、切替器に現在電気的に接続されているコンピュータから受信したコマンドが、暗号化キーに関するデータであるか否かを判定する。暗号化キーである場合はステップS102へ進み、暗号化キーではない場合はステップS103へ進む。
ステップS102では、受信した暗号化キーを、切替器内の所定の記憶領域に、該暗号化キーの送信元のコンピュータに対応付けて記憶する。ここで、送信元のコンピュータは、切替器に接続された複数のコンピュータのうち、該切替器に現在電気的に接続されているコンピュータのことであるので、当該コンピュータの識別番号(以下、単に「コンピュータ番号」と証する。)などに対応付けて切替器内の所定の記憶領域に記憶する。
ステップS103では、切替器に現在電気的に接続されているコンピュータから受信したコマンドが、暗号化処理開始を指示するコマンドであるか否かを判定する。暗号化処理開始を指示するコマンドである場合はステップS104へ進み、そうではない場合はステップS106へ進む。
ステップS104では、既に暗号化キーを受信済みか否かを判定する。既に受信済みであると判定された場合は、ステップS105において、現在電気的に接続されているコンピュータのコンピュータ番号に対応した暗号化処理中フラグをセットする。なお、ステップS104においてまだ暗号化キーを受信していないと判定された場合は、暗号化キーを受信していないのにもかかわらず暗号化処理開始の指示があったことであり、処理エラーを意味する。
ステップS106では、切替器に現在電気的に接続されているコンピュータから受信したコマンドが、暗号化処理終了を指示するコマンドであるか否かを判定する。暗号化処理終了を指示するコマンドである場合はステップS107へ進み、そうではない場合はステップS108へ進む。暗号化処理終了を指示するコマンドであると判定された場合は、ステップS106において、現在電気的に接続されているコンピュータのコンピュータ番号に対応した暗号化処理中フラグをクリアする。なお、暗号化処理中フラグがクリアされているということは、現在電気的に接続されているコンピュータが暗号化済のデータを受け付けないことすなわち暗号化処理モードにはないことを意味し、この場合は通常のキーボード使用時となんら変わらないキー入力が可能であり、キーデータは暗号化されずにコンピュータへ送出される。
ステップS108では、切替器に現在電気的に接続されているコンピュータから受信したコマンドが、暗号化処理プログラムに関するダウンロードデータであるか否かを判定する。ダウンロードデータである場合はステップS109へ進む。ステップS109では、受信した暗号化処理プログラムで切替器内の暗号化処理ファームウェアを書き換えるダウンロード処理が実行される。
以上をまとめると次の通りである。すなわち、切替器が現在接続されているコンピュータから暗号化処理プログラムを取得する処理は、ステップS108およびS109を介して行われる。また、切替器が現在接続されているコンピュータから暗号化キーを取得する処理は、ステップS101およびS102を介して行われる。また、切替器に対する暗号化処理開始の指示は、ステップS103、S104およびS105を介して行われる。切替器に対する暗号化処理終了の指示は、ステップS106およびS107を介して行われる。なお、切替器が現在接続されているコンピュータから受信したコマンドが何であるかを判定する上記各判定処理S101、S103、S106およびS108については、図3に示された実行順序はあくまでも一例であり、これらの順序を適宜入れ替えて実行してもよい。
図4は、本発明の実施例による切替器におけるキーデータ処理の動作フローを示すフローチャートである。
切替器がキーボードからキーデータ(キーコード)を受信すると、キーデータ処理内のステップS201において、切替器が現在接続されているコンピュータのコンピュータ番号を取得する。
次いで、ステップS202において、当該コンピュータ番号に対応する暗号化処理中フラグがセットされているか否かを判定する。暗号化処理中フラグがセットされている場合はステップS203へ進み、セットされていない場合すなわちクリアされている場合はステップS206へ進む。ステップS202で、暗号化処理フラグがセットされていないすなわちクリアされていると判定された場合は、現在電気的に接続されているコンピュータが暗号化済のデータを受け付けない状態すなわち暗号化処理モードにはない状態を意味し、この場合におけるS206の処理では、切替器は、キーボードから受信したキーデータを、暗号化せずにそのまま当該コンピュータへ送信することになる。
ステップS203では、現在電気的に接続されているコンピュータに対応する暗号化キーを既に受信済みか否かを判定する。既に受信済みであると判定された場合は、ステップS204において、当該暗号化キーを用いて、キーボードから受信したキーデータに対して暗号化処理を実行する。なお、この暗号化処理は、現在電気的に接続されているコンピュータから図3のステップS109において暗号化処理ファームウェアとして既にダウンロードされてある暗号化処理プログラムに基づいて実行される。
続くステップS205において、キーボードから受信したキーデータは暗号化されていることをユーザに報知するために、LEDを点滅させる。この報知のための手段については後述する。なお、ステップS205については、本実施例においてはオプションであり特に備えなくてもよいが、入力データについてはセキュリティが確保されているという安心感をユーザに対して与えるためにも設けることが好ましい。
ステップS206では、キーデータを、現在電気的に接続されているコンピュータに送信する。ステップS202において暗号化処理中フラグがセットされていると判定された場合はステップS204における処理によりキーデータは暗号化されるので、ステップS206では、暗号化済のキーデータが当該コンピュータに送信される。一方、ステップS202において暗号化処理中フラグがセットされていないと判定された場合は、上述の通り、キーデータは暗号化されることなく、当該コンピュータにそのまま送信される。また、ステップS203において暗号化キーを受信済みでないと判定された場合も、キーデータは暗号化されることなく、当該コンピュータにそのまま送信される。
図5は、本発明の実施例における切替器の構成を示す図である。
本実施例では、切替器1に接続することができるコンピュータ(図示せず)の台数を4台としたが、この数はあくまでに一例であり、その他の数であってもよい。図5では、切替器1のコンピュータに対する接続ポートを参照符号31として示す。また、切替器1に接続されるキーボード(図示せず)の台数を1台としたが、この数はあくまでに一例であり、複数としてもよい。図5では、切替器1のキーボードに対する接続ポートを参照符号32として示す。
切替器1とコンピュータとの電気的な接続の切り替えは、スイッチング部21で行われる。スイッチング部21と接続ポート31との間には、参照符号22で示される通信部a〜dが設けられる。
キーデータ取得部23は、キーボード(図示せず)から接続ポート32を介してキーデータ(キーコード)を受信する。
また、図3を参照して説明したように各コンピュータから取得された暗号化キーa〜dは、記憶領域12−1に記憶される。また、図3を参照して説明したように各コンピュータからダウンロードされて暗号化処理プログラムが書き込まれた暗号化処理ファームウェアa〜dは、参照符号12−2として示される。また、図3を参照して説明したようにセットされた暗号化処理中フラグa〜dは、参照符号12−3として示される。
暗号化手段13は、現在接続されているコンピュータのコンピュータ番号に対応する暗号化処理中フラグa、b、cもしくはdがセットされているときは、当該コンピュータ番号に対応する暗号化キーa、b、cもしくはdおよび暗号化処理ファームウェアa、b、cもしくはdに基づいて、キーデータ取得部23が取得したキーデータを暗号化する。
現在接続されているコンピュータのコンピュータ番号に対応する暗号化処理が実行されている間は、キーボードから受信したキーデータは暗号化されていることをユーザに報知するために、当該コンピュータ番号に対応するLED−a、LED−b、LED−cもしくはLED−dを点滅させる。なお、本実施例では、報知するための手段としてLEDを用いたが、ユーザに何らかの形で報知できるものであればよく、例えば、オンスクリーンディスプレイ、Scroll Lockインジケータの点滅、アラーム、振動などによるものであってもよい。
図6は、本発明の実施例の第1の変形例における切替器の構成を示す図である。
本変形例は、入力装置のデータの暗号化を、キーボードだけではなく、マウスが出力したデータすなわちマウスデータに対しても適用するものである。
本変形例では、マウスデータ取得部24は、マウス(図示せず)から接続ポート33を介してマウスデータを受信する。その他の処理部の動作は上述したキーデータの暗号化処理と同様である。
図7は、本発明の実施例の第2の変形例における切替器の構成を示す図である。
本変形例は、切替器内の各設定状態をリセットする手段を設けたものである。切替器1の筐体には、ユーザがリセット操作するためのリセットスイッチ41を備える。
本実施例では、既に記憶された各暗号化処理プログラムおよび暗号化キー以外の切替器内の各設定状態をリセットするか、あるいは、各暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを含めた切替器内の各設定状態をリセットするか、ユーザによる選択が可能であるとする。これら2つのリセットのうち、ユーザがどちらを選択したかを判定するのがリセット判定部42である。例えば、リセットスイッチの押下時間を、ユーザによる該選択の判定基準とすることができる。すなわちこの場合、所定の時間(例えば5秒)以上押下されたか否かで、ユーザがどちらのリセットを選択したかを判定する。もしくは、リセットスイッチを所定の時間に何回押下したかを判定基準としてもよい。あるいは、それぞれのリセットのためのスイッチとして、2つのリセットスイッチを切替器1の筐体に設けてもよい。またあるいは、リセットスイッチをハードスイッチではなく、アプリケーション上ソフトで動作しディスプレイモニタの画面上に表示されるソフトスイッチとして実現してもよい。
切替器1が何らかの障害でハングアップした場合は、既に記憶された各暗号化処理プログラムおよび暗号化キーの設定状態を変更せずに、各暗号化処理プログラムおよび暗号化キー以外の切替器内の各設定状態をリセットするようにすればよい。
切替器1内のすべての設定状態をリセットする場合は、各暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを含めた切替器内の各設定状態をリセットするようにする。この場合は、該リセット処理の実行を各コンピュータに通知し、該通知後、既に説明したやり方でコンピュータ毎に割り当てられてある暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを各コンピュータから再度取得するようにする。
図8は、本発明の実施例の第3の変形例における切替器の構成を示す図である。
本変形例は、切替器1に接続されるキーボードが暗号化処理機能を有している場合に対応するものである。
切替器1に接続されるキーボードが暗号化処理機能を有している場合、切替器1が該キーボードから受信するキーデータは既に暗号化されていることから、本変形例による切替器1はこの暗号化済のキーデータを一旦復号化する復号化手段25をさらに備える。暗号化手段13は、復号化手段25によって復号化されたキーデータを、既に説明したやり方で暗号化する。なお、復号化手段25で用いられる復号化処理ファームウェア12−4も、暗号化処理ファームウェア同様、書き換え可能である。
上記各変形例は、適宜組み合わせて実施してもよい。例えば第2の変形例と第3の変形レイトを組み合わせて実施する場合には、復号化処理ファームウェア12−4の設定内容についてもリセットできるようにしてもよい。
図9は、本発明の実施例による切替器を含むコンピュータシステムを例示する図である。例えば4台のコンピュータ3−a、3−b、3−cおよび3−dが切替器1に接続される。入出力装置としてキーボード2−1、マウス2−2およびディスプレイモニタが切替器1に接続される。また、図9に示す例では、切替器1の筐体上に、入出力装置で操作可能とするコンピュータを複数のコンピュータの中から選択するためのセレクタスイッチ20と、暗号化処理中であることをユーザに報知するための手段としてLED(参照符号24)と、リセットスイッチ41とを備える。
本発明は、複数のコンピュータを少なくとも1つの入出力装置で操作可能にするKVMスイッチと呼ばれる切替器に適用可能である。本発明によれば、コンピュータと入力装置との間で通信されるデータが、当該コンピュータに適用されている暗号化アルゴリズムに応じた暗号化キーを用いて暗号化されるので、コンピュータと入力装置との間のデータ通信のセキュリティが向上する。
また、切替器に入出力されるデータに対してセキュリティ処理を実行するので、万一、切替器内のスイッチング部が故障して、所望のコンピュータ以外へ端末から入力したデータが流出してしまったとしても、そのデータは暗号化済のデータであるので、安全性が高い。例えば金融ディーリングやネットワークマネージメントなどのように、複数のコンピュータを、少なくとも1つの入出力装置で操作する場合に有利な効果を奏する。
本発明による切替器の原理ブロック図である。 本発明の実施例による切替器のメイン処理部の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例による切替器におけるコマンド処理の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例による切替器におけるキーデータ処理の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例における切替器の構成を示す図である。 本発明の実施例の第1の変形例における切替器の構成を示す図である。 本発明の実施例の第2の変形例における切替器の構成を示す図である。 本発明の実施例の第3の変形例における切替器の構成を示す図である。 本発明の実施例による切替器を含むコンピュータシステムを例示する図である。
符号の説明
1 切替器
2 入力装置
3−a、3−b、3−c、3−d コンピュータ
4 ディスプレイモニタ
11 取得手段
12 記憶手段
13 暗号化手段
14 送出手段

Claims (8)

  1. 入力装置と複数のコンピュータとの間の電気的な接続を切り替えることにより、前記入力装置と前記複数のコンピュータのうちの所望のコンピュータとの間において電気的な接続を確立する切替器であって、
    前記コンピュータ毎に割り当てられてある暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを、電気的な接続が確立されている当該コンピュータから取得する取得手段と、
    前記取得手段から取得した各前記暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを、該暗号化処理プログラムおよび暗号化キーの取得先のコンピュータに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記入力装置との電気的な接続が確立されている前記コンピュータに対応する、前記記憶手段に記憶された前記暗号化処理プログラムおよび暗号化キーに基づいて、前記入力装置から受信した入力データを暗号化する暗号化手段と、
    暗号化された前記入力データを、前記入力装置との電気的な接続が確立されている前記コンピュータへ送出する送出手段と、
    を備えることを特徴とする切替器。
  2. 前記暗号化手段は、前記入力装置との電気的な接続が確立されている前記コンピュータが暗号化処理モードにあるときのみ、当該暗号化処理プログラムおよび暗号化キーに基づいて、前記入力装置から受信した入力データを暗号化する請求項1に記載の切替器。
  3. 前記暗号化処理プログラムおよび暗号化キーは変更可能である請求項1に記載の切替器。
  4. 前記入力装置から受信した入力データは前記暗号化手段により暗号化されていることを報知する報知手段をさらに備える請求項に記載の切替器。
  5. 前記記憶手段によって記憶された各前記暗号化処理プログラムおよび暗号化キー以外の前記切替器内の各設定状態をリセットする第1のリセット手段と、
    前記記憶手段によって記憶された各前記暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを含めた前記切替器内の各設定状態をリセットする第2のリセット手段と、
    前記第1のリセット手段によるリセット処理もしくは前記第2のリセット手段によるリセット処理のいずれかを選択可能とする選択手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の切替器。
  6. 前記第2のリセット手段によるリセット処理の実行を前記コンピュータに通知する通知手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記通知手段による通知後に、再度、前記コンピュータ毎に割り当てられてある暗号化処理プログラムおよび暗号化キーを当該コンピュータから取得する請求項に記載の切替器。
  7. 暗号化処理機能を有する前記入力装置から受信した暗号化済の入力データを復号化する復号化手段をさらに備え、
    前記暗号化手段は、前記入力装置との電気的な接続が確立されている前記コンピュータに対応する前記暗号化処理プログラムおよび暗号化キーに基づいて、前記復号化手段により復号化された入力データを暗号化する請求項1に記載の切替器。
  8. 前記復号化手段による復号化処理に用いられる復号化処理プログラムは変更可能である請求項に記載の切替器。
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