JP4622883B2 - 映像属性自動付与装置、映像属性自動付与プログラム及び映像属性自動付与方法 - Google Patents
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しかしながらノンリニア編集装置では、切出し区間の指定、リプレイ映像の保存などの編集作業は人手で行なう必要があるため多大な手間とコストが掛かる問題がある。
特許文献1ではカメラ画像を記録する際、同時に被写体に装着されたRF(RadioFrequency)タグなどのID情報を読み取って画像データと共に保存することで、画像の改ざんを防止する方法がある。同発明は指向性アンテナによってカメラが向いているRFタグからのみ信号を受信するものである。即ち、指向性アンテナとカメラ視野とを関連付ける方法に関する具体的な手段は無く、該当する撮影対象が映っているかどうかが保証されないという問題がある。
特許文献2では指向性アンテナを用いて、RFタグの方向を検出し、同方向へLEDなどのビーム光を照射することで、所望の物品を見つけやすくする方法がある。しかし、指向性アンテナを用いているが、アンテナとカメラを関連付けたり、RFタグのID情報と移動物体とを関連付けたりする手段は無い。
本願発明者は特許文献3において、撮影画像から移動物体を検出し、移動物体が存在する領域を所望の大きさに切り出し、検出した移動物体にRFタグ情報を対応付ける方法を示しているが、移動物体の特定については記載されていない。
図1は本発明の一実施形態の映像属性送信システムと映像属性自動付与装置ブロック構成を示す図である。RFタグ21を装着した移動物体である撮影対象2、RFタグ21を装着した撮影対象を撮影するカメラ3、撮影対象のRFタグ21の情報を読みとり、メモリに書込み保持するRFタグリーダ・ライタ4、RFタグ21の情報、及びカメラから画像のから被写体の属性情報を識別処理する映像属性自動付与装置1、識別処理したRFタグ21の情報を映像装置7の送信先に送信するためのネットワーク5あるいはDVD、CDRなどの記録媒体6で構成する。なお、図1の映像属性自動付与装置1にRFタグリーダ・ライタ4を併せて映像属性自動付与装置とすることも考えられる。
RFタグ21内のメモリには、RFタグ21が装着される撮影対象2に応じて、その対象の名称、特徴(色、形状、ID番号など)、仕様、あるいは、これらが記載されたネットワークアドレスなどを予め格納しておく。書き込み可能なRFタグの使用によりカメラ3で撮影している最中にメモリに記憶されたデータ内容を必要に応じて書き換えることも可能である。本願適用の一実施例におけるRFタグ21のデータ例を図3に示す。説明は後述する。
指向性アンテナ41で受信した信号y(n)からRFタグ21からの変調信号を復調し、A/D42によりアナログ信号をディジタル符号に変換しディジタル信号を得る。ディジタルデータを映像属性自動付与装置1にI/F43のインタフェース部を介して送出する。また、データ書き込み時は映像属性自動付与装置1からの情報をRFタグ21のメモリに書き込む。図1は簡単のため、RFタグ21から映像属性自動付与装置1への一方向の信号の流れを示し逆方向は省略している。
カメラ3はCCDなどで検出した光強度から一定のサンプリング間隔 (例えば、33ms)で画像を形成し更に、動画像を生成する。 画像の単位である画素はカラー画像の場合、赤成分(R)、緑成分(G)、青成分(B)の階調値で与えられる。白黒画像の場合、輝度の階調値で与えられる。例えば、整数x、yで示される座標(x、y)の画素の赤成分(R)、緑成分(G)、青成分(B)、輝度(I)の階調値はそれぞれ、ディジタル値R(x、y)、G(x、y)、B(x、y)、I(x、y)で与えられる。以下の詳細説明は簡単のため映像処理の画素としては輝度(白黒濃淡値)について述べる。カラー画像の画素についても同様に画像処理できる。
カメラ3からの画像情報、RFタグリーダ・ライタ4からのRFタグ21の情報は映像属性自動付与装置1に信号入力I/F20を介して入力する。映像属性自動付与装置1は信号入力I/F20を介して入力したRFタグ21の情報及びカメラからの画像データの処理を行い、処理データを信号出力I/F30、ネットワーク5を介して映像装置7に送信する。あるいはDVD(Degital Video Disc)、CDR(Compact Disc Recodable)などの記録媒体に信号出力I/F30を介して送出する。
属性情報自動付与装置1は後述する属性情報自動付与部10の各機能を処理するプログラムにより動作するCPU内臓のパソコンなどの演算処理装置であってもよい。
一方、局所相関法による移動物体の分離検出は、画像の現フレームと前のフレームの画素の相関演算により画素の移動速度、移動距離により行う手法である。手順は、画像を格子状のブロック(例えば、8×8画素)に分割し、あるサンプリング時刻のフレームと次のサンプリング時刻で取得したフレームとの間で、近傍にあるブロック同士の相関値を求め、その大小によりブロックが移動したか否かを判定する。局所相関法による撮影画像から移動物体の分離検出は、相関演算量が多いため画像サイズを大きくできないため相関演算を実施するブロック間の距離が制限され、動きの早い物体に追従できない問題がある。
S1:RFタグ情報から属性情報を検出し、画像の編集処理の初期設定を行う。
ア.アダプティブアレーアンテナの制御ステップの刻み値を設定し、過去のデータなどから予め用意した参照表を用いて指向性アンテナ制御の重み係数とアンテナの角度の対応付けを行う。
イ.RFタグデータをその属性値に変換するための変換規則を設定する。
ウ.RFタグへデ−タを書き込む。
エ.移動物体の検出に用いる閾値を設定する。設定する閾値として、移動物体領域の候補抽出に用いる背景分離閾値Tth、移動物体領域決定に用いる移動比較閾値Qthを設定する。
オ.画像処理ローパスフィルタのカットオフ周波数、フィルタのRFタグと移動物体の対応付けに用いる判定量Δx、移動物体を特定するためのフレーム連続条件などの画像処理に必要な条件を設定する。
S2:カメラはRFタグを装着した移動物体の撮影を開始し、撮影画像を映像属性自動付与装置に送信する。リアルタイム配信でない場合は記録媒体へ記憶保持する。
S3:S1で設定したアダプティブアンテナの刻み値を変化させ、アダプティブアンテナの重み係数を変化させてアンテナの方向を制御する。制御方法は前述した通りである。
S4:アンテナの方向のRFタグの有無を判定し、RFタグが在る場合はRFタグリーダ・ライタにRFタグのデータを送る。RFタグが無い場合はS3に戻りアダプティブアンテナの方向制御を続ける。
S5:RFタグリーダ・ライタにRFタグデータを送る。
S6:RFタグリーダ・ライタは受信したRFタグデータをディジタルデータへ変換し、映像属性自動付与装置の属性情報生成部に送信する。
S7:S4でRFタグを検出した時のアンテナ角度(以下RFタグ検出角とする)がカメラ視野角内にあると確認した場合は検出したRFタグは有効であるとし、S8の映像属性自動付与装置での画像処理を行う。RFタグが無効であると判断した場合はS3に戻りアダプティブアンテナの制御を行う。
S8:映像属性自動付与装置は映像属性自動付与部を中心に以下の処理を行う。
ア.RFタグデータからRFタグ装着の移動物体の属性情報に変換する。
イ.各フレーム画像の中で移動している物体の存在有無を検出する。
ウ.移動物体の存在する領域を確定する。
エ.確定した領域内の移動物体を特定する。
オ.画像に特定した移動物体とRF属性をリンクする。
S9:画像に移動物体の属性情報(移動物体識別番号、タグ番号、属性値)をリンクさせた映像属性付与画像を配信先の映像装置に送信する。あるいは記録媒体に記憶保持する。
S10:映像属性付与付画像は映像属性付き画像をリアルタイム配信する。あるいはオフラインで得た記録媒体に記録された映像属性付与付画像を配信する。
図2で述べた処理手順の詳細内容、及び属性情報自動付与装置1の動作について装置の構成ブロックの機能内容と併せて説明する。
1)属性情報生成部
RFタグリーダ・ライタ4から出力されたRFタグデータを予め決められた変換則を適用してディジタルデータを属性値へ変換し属性情報を生成する。図3は本発明におけるRFタグデータの属性値への変換例を示す図である。本方法をマラソン競技に適用したRFへの書き込みデータの例である。RFタグデータの検出処理を迅速に行うためには、書き込みデータは適用システムにとり必要最小限のデータに限定することが望ましい。本例ではRFタグの中には以下のデータを設定する。
ア.RFタグ番号
イ.ランナーのゼッケン番号
ウ.競技日
エ.スタート時刻
オ.RFタグ検出角
これらのデータは数値、文字列データとしてRFタグに格納されている。これらの数値、文字列データをRFタグリーダ・ライタ4で読み取る。各データはその属性と値に変換する。例えば、ページ1の1はRFタグ番号1を示し、ページ2の20050101は属性が競技日で値が2005年1月1日となり、ページ3のデータは属性がスタート時刻であり、値は10時00分00秒となる。
図4は本発明におけるRFタグ検出角の検出を示す図である。図の杓子状の曲線は指向性アンテナ41−1が角度分解野能30度の指向性ビームを持つことを示している。角度分解能30度の指向性アンテナを用いRFタグが領域Qにあることが検出されるとRFタグの検出角は−15度〜15度で与えられる。属性情報は有効なRFタグに対応するディジタルデータからのみ生成する。
RFタグの有効、無効を以下の方法で判定する。図5は本発明におけるカメラ視野角とアンテナ方向との関係を示す図である。現在撮影中のカメラ3の視野角の上下限を各々、θmax、θmin、RFタグに対する読み込み操作を行なったときの指向性アンテナの角度θRがθmax、θminの間にあれば、即ち
2)移動物体検出部
移動物体の検出には前述した背景差分法と局所相関法がある。前述したように背景差分法はより短い処理時間で処理可能であるが明るさの変動などのノイズに弱い欠点がある。一方、局所相関法はブロック間同士の相関演算量が多いため、動きの早い物体に追従できない問題がある。本願ではデータ処理規模を大きくすることなく実現するために両方法を組み合わせて用いる。即ち、背景差分法で大まかな移動物体領域を求めた後局所相関法により細かく移動物体領域を決定する手順を用いる。
画像処理のためにサブ区画、サブ区画テンプレート、移動追跡ブロックを定義する。図6は本発明における画像のサブ区画、サブ区画テンプレート、追跡ブロックの関係を示す図である。サブ区画は縦n画素、横n画素の正方形から成る。サブ区画テンプレートはサブ区画の集まりであり物体の存在可能性のある領域であり、図6の斜線を施した部分である。追跡ブロックはサブ区画テンプレートを取り囲むように設定し、サブ区画テンプレートの外側に上下左右m画素の間を設けた領域である。
S28:有効サブ区画の前フレーム画像からの移動の速さ、移動方向を算出する。
図8は本発明における移動物体存在領域抽出手順を示す図である。図7の処理で得た得た有効サブ区画の集合より追跡して移動物体の確認を行うための有効サブ区画テンプレートを生成し、有効サブ区画テンプレートから移動追跡ブロック候補を設定する。
S36:全ての有効サブ区画との確認を終えるまで、S32からS35を繰り返す。
図8の処理で得た移動追跡ブロック候補の領域から移動物体を特定するための移動物体追跡ブロックを抽出し、移動物体を特定する。移動物体の特定を移動物体の物体の移動ベクトル算出して行う。図9は本発明における移動物体特定手順(その1)を示す図である。
S46、S47:追跡条件としてフレーム連続条件を設定した場合の連続数の設定と確認を行う。フレーム連続数をFRとし、FRに1を加える。フレーム連続条件を満たす場合はS48に進み、満たさない場合はS49に進む。
S48:移動追跡ブロック候補の領域に移動物体が存在すると認識し、移動追跡ブロック候補を現フレーム画像の移動追跡ブロックに置き換え保持する。S50に進む。
S49:追跡条件を満たさないことは、現フレーム画像で新規に現れた別の移動物体とみなし、移動追跡ブロック候補を新規の移動追跡ブロックとして保持する。追跡条件FR=1を設定し、S50に進む。
S52:移動物体の中心位置を算出し、算出した中心位置から移動物体の方位角βを算出する。
S53、S54:RFタグ検出角θRを変化させた時、方位角βがθRに一致するか確認する。一致する場合はS55に進み、一致しない場合はS57に進む。
S55:移動物体のRFタグ情報から移動物体を特定する。
これにより現フレーム画像の移動物体が特定でき、特定した移動物体のRFタグ情報を属性情報付与部へ送る。
5)属性情報付与部
移動物体のRFタグ情報を画像に対応付ける。処理手順を先に述べ、関連付け方法は後述する。
S56:抽出した移動物体のRFタグデータの属性値を画像に対応付け、S57に進む。
S57:全ての移動追跡ブロックで確認終えるまでS51に戻り、次の移動追跡ブロック
を取り出し、S52からS56の処理を繰り返す。
図15は本発明における画像と属性情報の関連付けを示す図である。通常カメラからは、適当なサンプリング周期(例えば33ms)で、1フレーム分の画像データが出力される。フレームの番号と領域抽出処理部13から出力される移動物体の識別番号とを対応付ける。
フレーム番号、画像データ、移動追跡ブロック番号の項目がある。画像データにはフレーム番号での撮影画像、移動追跡ブロック番号には追跡する移動物体の番号と認識したタグ番号を記載する。
図15のフレーム番号1、2では移動物体は何も検出できていない状況を示している。フレーム番号3に至り移動追跡ブロック番号1、3で移動物体が検出され、移動追跡ブロック番号1ではRFタグ1が認識できたことを示している。移動追跡ブロック番号1では領域抽出及び角度検出部13から移動物体の移動物体番号1とタグ1を得る。移動追跡番号3では移動物体は検出できたが、タグ番号は認識できていない事を示している。フレーム番号5で移動追跡ブロック番号2ではタグ5が認識でき、フレーム番号8で移動追跡ブロック番号3においてもタグ8が認識できている。
属性情報付与部15において、属性属性生成部11からのRFタグの属性情報と画像の対応付けを行う。画像フレーム番号にRFタグの属性情報をリンクした映像属性付与付き画像を生成し、信号出力I/F30を介して属性付き映像をネットワーク5を介して映像装置に送信する。尚、画像の出力先として、テレビモニタインターネットを利用したストリーミング中継、DVD、ビデオ、CD−ROMのような記録媒体が考えられる。 これらの処理は図2のS9、S10で述べた。
(実施例2)
複数の移動物体がカメラ視野に同時に出現した場合の識別方法について説明する。図16は本発明における複数の移動物体が同時にカメラ視野に出現した場合の分離処理を示す図である。
θRA=0〜α(領域Q) からθRA=α〜2α(領域R)へ切り換わる。一方、移動物体BのRFタグBの検出角θRBはθRB=0〜α(領域Q)である。したがって、移動物体特定部14で算出した移動物体A、Bの方位角βA、βBとの比較することで、移動物体領域とRFタグとを関連付けることができる。
図17は本発明における移動物体と属性情報の対応付けの更新を示す図である。例えば図17の1)の時刻t1<t<t2ではフレーム番号3から6の間は移動追跡ブロック番号iで検出した移動物体は移動物体Aと移動物体Bを合体した移動物体であり、両者の分離はできていない。フレーム番号3から6の間は移動追跡ブロック番号iに共通に移動物体iとして存在する。このため、時刻t1<t<t2間ではRFタグ情報は付与できない。
時刻t2になり移動物体Aと移動物体Bの分離ができ、RFタグの属性情報と対応付け付けが行うことができる。このため2)に示すようにフレーム番号3に遡り移動追跡ブロック番号iに検出した移動物体AのRFタグ番号のタグ3を付与し、移動物体Bは新規の移動追跡ブロック番号mを割り当て移動物体BのRFタグ番号のタグ10を付与する。
上記の方法を用いることで、複数の移動物体が同時にカメラ視野に出現し両者を識別できない場合でも時間の経過に伴い移動物体を分離検出した時点で時間を遡り移動物体にRFタグをリンクさせ属性情報を自動的に付与することができる。
(実施例3)
撮影開始時点から同一の指向角の領域に複数の移動物体が存在する場合の識別方法について説明する。この場合、指向性アンテナで検出したRFタグ1、RFタグ2の方位角は同じ値になるため両者を識別することができない。こうした場合の両者の識別方法について説明する。
図18は本発明における指向性ビームの回転による移動物体の分離識別を示す図である。
指向性アンテナのビームを回転させ、指向角の境界を複数の移動物体の中間に配置することにより両者を分別することができる。アンテナビームの回転角Δθは、次のようにして求められる。
(実施例4)
複数の指向性アンテナを用いて角度分解能を高くする方法について説明する。図19は本発明における複数指向性アンテナによる角度分解能の向上を示す図である。模式的に表しており図19(1)はビームのふくらみがRFタグを検出可能な角度の分解能に対応しており、本図では2αとする。図19(2)は図19(1)の指向性アンテナを2個用いて角度分解能を高めた場合を模式的に表している。指向性アンテナは指向性ビームが互いに他の指向性アンテナのビームの境界部に位置するように配置する。これにより、RFタグが図の位置にあるとき、指向性アンテナ1ではRFタグを領域Pで検出し、指向性アンテナ2でRFタグを領域P’で検出する。これにより条件を同時に満足するRFタグの検出角は斜線部方向になることから角度分解能が1/2のαに向上する。
(付記1)
RFタグを装着し移動している物体を連続して撮影した画像から検出した移動物体と無線アンテナで受信した前記RFタグの情報を対応つけた属性を前記画像に自動付与する映像属性自動付与装置であって、
前記映像属性自動付与装置は
前記撮影した画像を受信する手段と、
前記アンテナから前記RFタグの情報を受信する手段と、
前記受信したRFタグ情報から前記RFタグ装着の移動物体の属性を生成する属性情報生成手段と、
前記受信した画像を構成する画素を所定数集めた格子状の区画の動きのある区画を検出する移動物体検出手段と、
前記動きを検出した現フレーム画像の区画の前フレーム画像の区画からの動きの速さと動きの方向から移動物体が存在する可能性がある区画を抽出し、動きが同一で隣接している前記区画を結合した領域を抽出する領域抽出手段と
前記抽出した領域の中心位置を算出し、前記中心位置の前フレーム画像からの移動ベクトルを算出して移動物体を認識し前記抽出した領域の移動物体に装着されている前記RFタグを抽出確認し移動物体を特定する移動物体特定手段と、
前記画像に前記特定した移動物体の前記RFタグの属性を自動付与する属性情報付与手段と、
を備えたことを特徴とする映像属性自動付与装置。
付記1記載の映像属性自動付与装置において、
前記RFタグの情報を前記属性情報生成手段からの情報に基づき指向性アンテナの指向性ビームを制御して前記RFタグからの情報を受信するRFタグ受信無線アンテナを備えたRFタグリーダ・ライタをさらに備えたことを特徴とする付記1記載の映像属性自動付与装置。
付記2記載の映像属性自動付与装置において、
前記移動物体特定手段で抽出した移動物体が複数で前記RFタグを確認できない場合、前記領域抽出手段で抽出した領域の中心付近に位置するよう前記指向性ビームを制御して前記RFタグからの情報を受信して前記複数の移動物体を分離して前記移動物体を確認し特定する手段をさらに備えたことを特徴とする付記2記載の映像属性自動付与装置。
付記3記載の映像属性自動付与装置において、
前記複数の移動物体を分離して特定した移動物体を分離する前の時点に遡り前記画像に前記分離して特定した移動物体と前記RFタグの属性を自動付与する手段をさらに備えたことを特徴とする付記3記載の映像属性自動付与装置。
コンピュータによってRFタグを装着し移動している物体を連続して撮影した画像に存在する移動物体と前記RFタグの情報を対応つけた属性を前記画像に付与するためのプログラムであって、
前記プログラムは
前記RFタグ情報から前記RFタグ装着の移動物体の属性を生成させ、
前記画像を構成する画素を所定数集めた格子状の区画の動きのある区画を検出させ、、
前記動きを検出した現フレーム画像の区画の前フレーム画像の区画からの動きの速さと動きの方向から移動物体が存在する可能性がある区画を抽出させ、
動きが同一で隣接している前記区画を結合した領域を抽出させ、
前記抽出した領域の中心位置を算出させ、
前記中心位置の前フレーム画像からの移動ベクトルを算出させて移動物体を認識させ、前記抽出した領域の移動物体に装着されている前記RFタグを抽出確認し移動物体を特定させ、
前記画像に前記特定した移動物体の前記RFタグの属性を自動付与する属性情報付与することを特徴とする映像属性自動付与プログラム。
付記2記載の映像属性付字自動与装置であって、
前記RFタグ受信無線アンテナ手段の前記RFタグ受信手段の無線アンテナを複数の無線アンテナで構成し、前記複数の無線アンテナの1つの指向性ビームが他の1つの無線アンテナの指向性ビームの境界に一致するよう制御して前記RFタグの情報を受信する手段を備えたことを特徴とする付記2記載の映像属性自動付与装置。
(付記7)
RFタグを装着し移動している物体を連続して撮影した画像から検出した移動物体と前記RFタグの情報を対応つけた映像属性を前記画像に付与する映像属性付与方法であって、
前記受信したRFタグ情報から前記RFタグ装着の移動物体の属性を生成し、
前記RFタグ情報から前記RFタグ装着の移動物体の属性を生成し、
前記画像を構成する画素を所定数集めた格子状の区画の動きのある区画を検出し、
前記動きを検出した現フレーム画像の区画の前フレーム画像の区画からの動きの速さと動きの方向から移動物体が存在する可能性がある区画を抽出し、
動きが同一で隣接している前記区画を結合した領域を抽出し、
前記抽出した領域の中心位置を算出し、
前記中心位置の前フレーム画像からの移動ベクトルを算出させて移動物体を認識させ、前記抽出した領域の移動物体に装着されている前記RFタグを抽出確認し移動物体を特定し、
前記画像に前記特定した移動物体の前記RFタグの属性を自動付与することを特徴とする映像属性自動付与方法。
2 撮影対象
3 カメラ
4 RFタグリーダ・ライタ
5 ネットワーク
6 記録媒体
7 映像装置
10 属性情報自動付与部
11 属性情報生成部
12 移動物体検出部
13 領域抽出処理部
14 移動物体特定部
15 属性情報付与部
16 メモリ
20 信号入力I/F部
21 RFタグ
30 信号出力I/F部
41 アンテナ
41−1 指向性アンテナ
42 A/D
43 I/F
Claims (5)
- RFタグを装着し移動している物体を連続して撮影した画像から検出した移動物体と無線アンテナで受信した前記RFタグの情報を対応つけた属性を前記画像に自動付与する映像属性自動付与装置であって、
前記映像属性自動付与装置は
前記撮影した画像を受信する手段と、
前記アンテナから前記RFタグの情報を受信する手段と、
前記受信したRFタグ情報から前記RFタグ装着の移動物体の属性を生成する属性情報生成手段と、
前記受信した画像を構成する画素を所定数集めた格子状の区画の動きのある区画を検出する移動物体検出手段と、
前記動きを検出した現フレーム画像の区画の前フレーム画像の区画からの動きの速さと動きの方向から移動物体が存在する可能性がある区画を抽出し、動きが同一で隣接している前記区画を結合した領域を抽出する領域抽出手段と
前記抽出した領域の中心位置を算出し、前記中心位置の前フレーム画像からの移動ベクトルを算出して移動物体を認識し前記抽出した領域の移動物体に装着されている前記RFタグを抽出確認し移動物体を特定する移動物体特定手段と、
前記画像に前記特定した移動物体の前記RFタグの属性を自動付与する属性情報付与手段と、
を備えたことを特徴とする映像属性自動付与装置。 - 請求項1記載の映像属性自動付与装置において、
前記RFタグからの情報を受信するRFタグ受信無線アンテナを備えたRFタグリーダ・ライタをさらに備え、
前記アンテナは、アダプティブアレーアンテナであり、
前記映像属性自動付与装置は、電波の到来方向の変化に応じて、重み係数を変化させることにより、前記アダプティブアレーアンテナのアンテナエレメントの指向性ビームを制御することを特徴とする請求項1記載の映像属性自動付与装置。 - 請求項2記載の映像属性自動付与装置において、
前記移動物体特定手段で抽出した移動物体が複数で前記RFタグを確認できない場合、前記アンテナのビームを回転させ、指向角の境界を複数の移動物体の中間に配置することにより前記移動物体を分離し、前記移動物体を確認して特定する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の映像属性自動付与装置。 - 請求項3記載の映像属性自動付与装置において、
前記複数の移動物体を分離して特定した移動物体を分離する前の時点に遡り前記画像に前記分離して特定した移動物体と前記RFタグの属性を自動付与する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の映像属性自動付与装置。 - コンピュータによってRFタグを装着し移動している物体を連続して撮影した画像に存在する移動物体と前記RFタグの情報を対応つけた属性を前記画像に付与するためのプログラムであって、
コンピュータに
前記RFタグ情報から前記RFタグ装着の移動物体の属性を生成し、
前記画像を構成する画素を所定数集めた格子状の区画の動きのある区画を検出し、
前記動きを検出した現フレーム画像の区画の前フレーム画像の区画からの動きの速さと動きの方向から移動物体が存在する可能性がある区画を抽出し、
動きが同一で隣接している前記区画を結合した領域を抽出し、
前記抽出した領域の中心位置を算出し、
前記中心位置の前フレーム画像からの移動ベクトルを算出させて移動物体を認識し、
前記抽出した領域の移動物体に装着されている前記RFタグを抽出確認し移動物体を特定し、
前記画像に前記特定した移動物体の前記RFタグの属性を自動付与する属性情報付与することを実行させるための映像属性自動付与プログラム。
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