JP4621439B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4621439B2
JP4621439B2 JP2004158633A JP2004158633A JP4621439B2 JP 4621439 B2 JP4621439 B2 JP 4621439B2 JP 2004158633 A JP2004158633 A JP 2004158633A JP 2004158633 A JP2004158633 A JP 2004158633A JP 4621439 B2 JP4621439 B2 JP 4621439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
circuit
display
conversion circuit
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004158633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005338527A (ja
Inventor
泰幸 工藤
則夫 萬場
孝志 庄司
Original Assignee
株式会社 日立ディスプレイズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 日立ディスプレイズ filed Critical 株式会社 日立ディスプレイズ
Priority to JP2004158633A priority Critical patent/JP4621439B2/ja
Publication of JP2005338527A publication Critical patent/JP2005338527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4621439B2 publication Critical patent/JP4621439B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの画像表示装置に係わり、特に薄膜トランジスタ等のスイッチ素子を用い、保持容量を有するアクティブマトリクス型表示装置に関するものである。
特開平8−194205号公報には、各表示画素にスタティック型のメモリ素子を備えることで、表示信号の変化がない場合に外部から周期的に情報の書き換える必要がなくなるので、データ転送による電力の消費を削減し、システムを低消費電力化することが記載されている。
特開平7−64514号公報には、液晶のデータドライバ内に1画面分の情報を記憶するメモリセルを内蔵することで、表示信号の変化がない場合に外部から周期的に情報の書き換える必要がなくなるので、データ転送による電力の消費を削減し、システムを低消費電力化することが記載されている。
特開2002−236477号公報には、複数の走査線と複数の信号線との各交点付近にそれぞれ配置されたMOS型トランジスタ回路がアンプ出力転送機能を備え、そのアンプ出力転送機能の出力をA/D変換して全ビットについて検出し、その検出結果に基づいて画素毎にアンプ出力転送機能の出力補正を行うことによって、保持期間中の画素電圧変動を抑制することが記載されている。具体的には、補正回路部の読み出し回路が、出力転送部のスイッチ、アンプモニタ線または信号線を通じてアナログアンプ回路の出力を読み出し、検出回路が読み出し回路からの出力と基準電圧との差分を検出し、A/Dコンバータが検出回路からの出力をA/D変換し、メモリがA/Dコンバータの出力を記憶し、電圧出力手段がメモリの記憶内容に応じた電圧をデータ信号に印加することが記載されている。
特開平8−194205号公報 特開平7−64514号公報 特開2002−236477号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、表示画素毎にメモリ素子を設けるため、パネル構造が複雑になり製造歩留まりが悪化し、また、開口率が低下する恐れがある。また、1画面分の情報を各画素が記憶しているため、その情報を他に応用するためには画素ごとに処理回路を追加する必要がある。
また、特許文献2に記載された技術では、画面解像度が大きくなるにつれ、メモリサイズも増大し、データドライバが大型化してしまう。
また、特許文献3に記載された技術では、A/Dコンバータがアナログアンプ回路の出力と基準電圧との差分を入力してA/D変換しているため、保持期間中の画素電圧変動を抑制することができるが、消費電力を低減することまでは困難である。
本発明の目的は、構造が複雑化、大型化することなく、消費電力を低減する表示装置を提供することである。
本発明の他の目的は、構造が複雑化、大型化することなく、画質を向上する表示装置を提供することである。
本発明は、データドライバが、表示データに対応した階調電圧を出力するDA変換回路と、DA変換回路と並列に接続され、データ線上の電圧をデジタルデータへ変換するAD変換回路と、DA変換回路とデータ線の接続とAD変換回路のデータ線の接続を所定期間毎に交互に切り替える切替回路とを備える。
そして、本発明では、表示のために各画素の保持容量に蓄えられている電荷量をデータドライバが検知することで表示されている画素情報を取得し、その画素情報を再びパネルに書き込むことで前画面と同じ画素情報を表示する。これにより外部から周期的に情報の書き換えを行わなくても静止画を表示することが可能であるため、システムの低消費電力化を図ることができる。
本発明によれば、各画素の保持容量を検知するAD変換回路を搭載することにより、複雑化、大型化することなく、消費電力を低減することができる。
また、本発明によれば、AD変換回路からのデジタルデータを用いてオーバードライブ駆動や3次元IP変換を行うことができるため、メモリなどを設ける必要がなく、構造を複雑化、大型化することなく、画質を向上することができる。
また、本発明によれば、AD変換回路からのデジタルデータに基づいて保持容量に書き込まれている実際の電荷量を検知できるため、ゲート線とTFT間の寄生容量による電圧降下を考慮した共通電極電圧の自動設定やパネルの画素位置における輝度傾斜の自動補正を行うことができるため、構造を複雑化、大型化することなく、画質を向上することができる。
また、本発明によれば、AD変換回路からのデジタルデータに基づいてTFTの外部刺激による保持容量の変化も検知できるため、別途センサ装置を設ける必要がなく、構造を複雑化、大型化することなく、画質を向上することができる。
本発明の実施例の特徴は、データドライバに、アナログデータである保持容量の電荷量をデジタルの階調データに変換するアナログ−デジタル変換回路を設けた点である。パネルの各データ線からのアナログデータをデジタルデータへ変換するように各データ線へ接続される従来のデータドライバの出力端子に、切り替えスイッチを介してアナログ−デジタル変換回路を備える。この切り替えスイッチは、データ線と表示のための従来のデジタル−アナログ変換回路の接続、または、データ線と検知のためのアナログ−デジタル変換回路の接続を切り替えることができる。保持容量の電荷量を検知するには、画素のTFTをONにして、保持容量に蓄えられていた電荷量をデータ線の容量へ移動させて、データ線の電圧をアナログ−デジタル変換回路によりデジタルの階調データへ変換する。また、検知前のデータ線容量に蓄えられている電荷量に左右されないために、保持容量の電荷量を検知するためTFTをON状態にする前に、一旦データ線を基準電圧(接地、共通電極電圧など)に設定できるようにする。検知した階調データを、表示のためのデジタル−アナログ変換回路によってアナログデータに変換してデータ線に送り、検知した画素のTFTを再度ONにして保持容量にデータを書き込む。上記の検知と表示の処理を1水平期間で1ライン分行い、走査していくことで、外部からデータを送ることなく静止画の表示ができる。
本発明の実施例1によるアクティブマトリクス型表示装置及び駆動方法について、図1を用いて説明する。アクティブマトリクス型表示装置の例として液晶表示装置を挙げることとする。
図1(a)は本発明の液晶表示装置の構成図である。100は一般的なアクティブマトリクス型の液晶パネルの簡略図で、101は1つの液晶素子102に対する画素を示し、任意の解像度分(図では3×4の例を示している)備えている。画素101には、データドライバ回路103より階調データを送られるデータ線104とゲートドライバ回路105により制御信号が送られる走査線106の交点にTFT(107)を有し、ゲートドライバ回路105による制御信号によってTFTのゲートのON/OFF制御を行い、ON時にデータドライバ回路103からの階調データを液晶素子102へ書き込む。また、液晶素子102への電荷を保持するために保持容量素子108を有している。液晶素子102及び保持容量素子108はTFT(107)と共通電極109の電位差より透過率を変化させ、表示階調を表現する。
データドライバ回路103が本発明のポイントで、表示のためのデジタル−アナログ変換回路110と、検知のためのアナログ−デジタル変換回路111を備え、データ線との接続を切り替えスイッチ112によって制御できる。デジタル−アナログ変換回路110及びこのアナログ−デジタル変換回路111は、フレーム毎に液晶素子102に印加する電界の方向を反転する交流駆動、液晶の印加電圧と透過率(輝度)の関係を考慮した増幅器などを含む回路とする。デジタル−アナログ変換回路110は、生成回路(図示なし)で生成された複数の階調電圧から、階調データに対応する階調電圧を選択し、出力する。さらに、アナログ−デジタル変換回路111においては、データ線容量と保持容量の関係より、検知する電圧は微小電圧の変化となるため、画素位置によるデータ線の負荷を考慮し、ノイズの少ない高精度な回路を用いる。また、データ線104を検知前に基準電圧(接地や共通電極電圧など)に設定するため、データ線の接続先が基準電圧(例えば、グランド)かデータドライバ103かを制御する切り替えスイッチ113を設ける。また、外部からの表示データを水平方向の1ライン同時に処理を行うため、シフトレジスタ回路114と1ライン分のラッチ回路115を設ける。アナログ−デジタル変換回路111からの検知したデジタルデータ116と、外部表示データからラッチ回路115後の外部表示データ117を受け取り、デジタル−アナログ変換回路110へ出力する処理部118を設ける。
低消費電力化を図るための処理部118−1の構成図を図1(b)に示す。また、上記データドライバ回路103内の各回路110〜115を動作させるタイミング信号及び制御信号を外部表示データの同期信号から生成するタイミングコントローラ回路119を内蔵する。このタイミングコントローラ回路は、システムにデータドライバとデータの同期を取るための請求信号も生成する機能を持つ。
処理部118−1は、外部表示データ117とアナログ−デジタル変換回路111からのデータ116のタイミングを調整するためのラッチ回路120と、アナログ−デジタル変換回路111からのデータ116のラッチ回路120後のデータ121と外部表示データ117の2つのうち一方を選択するセレクタ回路122で構成される。セレクタ回路122は選択信号123を受けて出力の制御を行う。動画の時は外部表示データ117を選択する。一方、静止画の時は保持容量から検知したデータ121を選択することで、外部から周期的にデータを受けなくても表示可能となる。動画か静止画かは、外部のCPUからの信号やレジスタの設定値も基づいて判定回路によって判定してもよい。また、動画か静止画かは、外部表示データ117の変化に基づいて判定回路によって判定してもよい。つまり、連続するフレーム間で外部表示データ117が変化した場合(両データが異なる)は動画と判定し、変化しない場合(両データが同一)は静止画と判定する。但し、1フレーム前のデータとして、デジタルデータADdを利用してもよい。
また、選択信号123として、外部から画素毎に対応し表示データのタイミングと同期した信号によって、画素毎に外部データ表示、保持データ表示と利用するデータを選択することが可能となり、部分的な動画についてもデータ転送を軽減することができ、低消費電力での表示が可能となる。
図1(c)は本発明の低消費電力化を図った液晶表示装置においてのタイミングチャートの例である。Vg1〜Vg4はゲートドライバ回路105から各走査線106−1〜106−4に出力される走査信号である。wrtenは切り替えスイッチ112の制御信号である。clrは基準電圧にデータ線104を設定する切り替えスイッチ113の制御信号である。INdは外部表示データ117でinselはそのデータに同期した表示書き換えの選択信号123である。ADdはアナログ−デジタル変換回路111からのデジタルデータ121である。Vdはデータ線104のアナログデータ(アナログ電圧)を示す。
まず、スイッチ113を基準電圧側へ切り替えて、clrを有効(ハイレベル)にしてアナログデータVdを基準電圧にする。この時、すべての走査信号Vgを無効(ローレベル)にすることによりすべてのTFTのゲートをOFFにし、画素の保持容量素子108に影響を与えないようにする。wrtenがローレベルである場合に。スイッチ112によって、データ線と検知のためのアナログ−デジタル変換回路111を接続する。スイッチ113をデジタル−アナログ変換回路110側へ切り替えて、clrを無効(ローレベル)にした後に走査信号Vgを有効(ハイレベル)にし、1ライン分のTFTのゲートをONにする。これにより、保持容量素子108に保持されていた電荷によって各データ線Vdに電圧が印加される。各データ線Vdに印加された電圧を、アナログ−デジタル変換回路111によって、デジタルデータADdとして取り込む。アナログ−デジタル変換回路111からのデジタルデータADdは、理想的には、1フレーム期間(1画面分の表示データを表示する期間)前の外部表示データとなる。その後、走査信号Vgを無効(ローレベル)にする。また、clrを有効にしてアナログデータVdを標準電圧にする。wrtenがハイレベルである場合に、スイッチ112によって、データ線と表示のためのデジタル−アナログ変換回路110を接続する。clrを無効にした後に走査信号Vgを有効にすることによって先ほどと同じラインのTFTのゲートがONとなる。inselが表示の書き換えを行わないとした場合、ADdをデジタル−アナログ変換回路110に入力し、データ線VdにADdのアナログデータが送られて保持容量素子108へ電圧を印加する。inselが表示の書き換えを行うとした場合、外部表示データINdをデジタル−アナログ変換回路110に入力し、データ線VdにINdのアナログデータが送られて保持容量素子108へ電圧を印加する。1水平期間(1ライン分の表示を書き換える期間)毎に上記の処理を順次行い、映像を表示する。図1(c)では、1水平期間を略2分割し、前半期間でwrtenをローレベルにし、後半期間でwrtenをハイレベルにしている。しかし、前半期間と後半期間とは同一の長さであってもよいし、同一の長さでなくてもよい。
本発明の実施例1によって静止画の時は保持されたデータを再度表示することができるため、外部から表示データを周期的に送る必要がなく、そのために必要であった消費電力を削減できる。
尚、アナログ−デジタル変換回路111をデータ線Vdに接続する代わりに、保持容量素子108に接続された他の転送線に接続してもよい。つまり、保持容量素子108の電荷をデータ線Vd及びアナログ−デジタル変換回路111を介してデジタル−アナログ変換回路110へフィードバックする代わりに、保持容量素子108の電荷を転送線及びアナログ−デジタル変換回路111を介してデジタル−アナログ変換回路110へフィードバックしてもよい。また、アナログ−デジタル変換回路111は、データドライバ回路103内に配置される代わりに、データドライバ回路103外の基板上や、液晶パネル100の基板上に配置されてもよい。
本発明の実施例2によるアクティブマトリクス型表示装置及び駆動方法について、図1(a)、図2及び図3を用いて説明する。
図1(a)は本発明の液晶表示装置の構成図で、実施例1と同様であるが、処理部118が実施例1とは異なる。液晶の応答を高速化するための処理部118−2の構成図を図2(a)に示す。
処理部118−2は、外部表示データ117とアナログ−デジタル変換回路111からのデータ116のタイミングを調整するためのラッチ回路200と、アナログ−デジタル変換回路111からのデータ116のラッチ回路200後のデータ201と外部表示データ117の2つのデータを入力するオーバードライブ補正値生成回路202と、オーバードライブ補正値生成回路202で生成された補正値203を外部表示データ117に加算する加算器204で構成される。
次に図3は、液晶の応答を高速化するオーバードライブ駆動について説明する。階調の変化する際に、液晶素子に印加する電圧を変化後の電圧に対し、最適な補正値を加えた電圧を印加することで本来の輝度変化を超える輝度変化を実行しようとして、本来の輝度への応答が高速になる。この最適な補正値は変化の変化前と変化後の階調により決定される。
ここで、図2(a)のオーバードライブ補正値生成回路202では、アナログ−デジタル変換回路111からのデータ201が変化前のデータとして、外部表示データ117を変化後のデータとして入力し、変化前のデータと変化後のデータとの差分に応じた補正値を決定する。その差分を基に演算式によって補正値を決定する演算方式やその差分に応じた補正値をルックアップテーブルから抽出するテーブル方式がある。決定された補正値203を変化後のデータ(外部表示データ117)に加えたデータ205を表示することで、液晶の応答が高速化されたオーバードライブ駆動が実現する。
図2(b)は本発明のオーバードライブ駆動を搭載した液晶表示装置においてのタイミングチャートの例である。Vg1〜Vg4はゲートドライバ回路105から各走査線106−1〜106−4に出力される走査信号である。wrtenは切り替えスイッチ112の制御信号である。clrは基準電圧にデータ線104を設定する切り替えスイッチ113の制御信号である。INdは外部表示データ117で、ADdはアナログ−デジタル変換回路111からのデジタルデータ201で、ODdはオーバードライブ駆動を行ったデータ205である。Vdはデータ線104のアナログデータを示す。
まず、clrを有効にしてVdを標準電圧にする。この時、すべての走査信号Vgを無効にすることによりすべてのTFTのゲートをOFFにし、画素の保持容量素子108に影響を与えないようにする。wrtenによってデータ線と検知のためのアナログ−デジタル変換回路111を接続する設定とする。clrを無効にした後に走査信号Vgを有効にし、1ライン分のTFTのゲートをONにすることで、保持容量素子108に保持されていた電荷によって各データ線Vdに電圧が印加される。各データ線Vdに印加された電圧をアナログ−デジタル変換回路111によって、デジタルデータADdとして取り込み、その後、走査信号Vgを無効にする。また、clrを有効にしてVdを標準電圧にする。wrtenによってデータ線と表示のためのデジタル−アナログ変換回路110を接続する設定とし、clrを無効にした後に走査信号Vgを有効にすることによって先ほどと同じラインのTFTのゲートがONとなる。ADdは前フレームの変化前データとして、INdは現フレームの変化後データとしてオーバードライブ駆動を行ってODdを求め、そのオーバードライブ駆動後のデータODdをデジタル−アナログ変換回路110に入力し、データ線VdにODdのアナログデータが送られて保持容量素子108へ電圧を印加する。1水平期間毎に上記の処理を順次行い、映像を表示する。
本発明の実施例2によって、別途フレームメモリを利用せずに、液晶の応答が高速化できる機能の搭載が実現可能となる。
本発明の実施例3によるアクティブマトリクス型表示装置及び駆動方法について、図1(a)、図4及び図5を用いて説明する。
図1(a)は本発明の液晶表示装置の構成図で、実施例1と同様であるが、処理部118が実施例1とは異なる。インタレース映像信号を動画においても良好な画質でプログレッシブへ変換するための処理部118−3の構成図を図4(a)に示す。インタレース信号からプログレッシブ信号への変換を、I-P変換という。
処理部118−3は、外部表示データ(インタレース映像信号)117とアナログ−デジタル変換回路111からのデータ116のタイミングを調整するためのラッチ回路400と、アナログ−デジタル変換回路111からのデータ116のラッチ回路400後のデータ401と外部表示データ117の2つのデータより動き検知を行う動き検知回路402と、アナログ−デジタル変換回路111からのデータ401を1水平期間遅延させる遅延回路403と、外部表示データ117を1水平期間遅延させる遅延回路404と、外部表示データ117(例えば、奇数フィールドデータ)とその1水平期間遅延したデータ405(例えば、偶数フィールドデータ)よりその間の補間データを生成する補間演算回路406と、外部表示データ117とアナログ−デジタル変換回路111からの遅延データ407と補間演算回路406より生成された補間データ408の3つデータより1つデータを選択するセレクタ回路409を設ける。このセレクタ回路409は、インタレース映像信号の奇数フィールドか偶数フィールドであるかを示すフィールド信号410と、動き検知回路402より出力された動き検知信号411の2つの信号を制御信号として用いる。
次に図5は、インタレース映像信号を動画においても良好な画質でプログレッシブへ変換する3次元インタレース−プログレッシブ変換(以下、3D−IP変換と呼ぶ)の方式について説明する。インタレース映像信号は元画像の奇数ラインのみ送る奇数フィールドと偶数ラインのみ送る偶数フィールドを交互に送る垂直解像度が半分に間引かれた映像信号である。この間引かれたラインを補間し元の解像度に変換する時、静止画の場合、奇数フィールドの奇数ラインと偶数フィールドの偶数ラインをそのまま組み合わせることで元の映像になる。しかし動画像の場合、奇数フィールドと偶数フィールドでは元の映像が異なるため、そのまま組み合わせても異なった映像を組み合わせた劣化した映像となってしまうため3D−IP変換が必要となる。3D−IP変換では、奇数フィールドの時、奇数ラインはそのまま出力し、偶数ラインはその上下の奇数ラインのデータと前フィールドの同位置(奇数ライン)のデータから動き検知を行い、静止と検知した時は前フィールドの偶数ラインのデータを、動画と検知したときは現フィールドの上下のライン(奇数ライン)から補間ラインを生成し出力する。偶数フィールドの時、偶数ラインはそのまま出力し、奇数ラインはその上下の偶数ラインのデータと前フィールドの同位置(偶数ライン)のデータから動き検知を行い、静止画と検知した時は前フィールドの奇数ラインのデータを、動画と検知したときは現フィールドの上下のライン(偶数ライン)から補間ラインを生成し出力する。
図4(b)は本発明の3D−IP変換機能を搭載した液晶表示装置においてのタイミングチャートの例である。Vg1〜Vg4はゲートドライバ回路105から各走査線106−1〜106−4に出力される走査信号である。wrtenは切り替えスイッチ112の制御信号である。clrは基準電圧にデータ線104を設定する切り替えスイッチ113の制御信号である。INdは外部表示データ117で、RindはINdの1水平期間遅延したデータ405である。ADdはアナログ−デジタル変換回路111からのデジタルデータ401で、RaddはADdの1水平期間遅延したデータ407である。moveは、動き検知信号411で、Vdはデータ線104のアナログデータを示す。
まず、clrを有効にしてVdを標準電圧にする。この時、すべての走査信号Vgは無効にすることによりすべてのTFTのゲートをOFFにし、画素の保持容量素子108に影響を与えないようにする。wrtenによってデータ線と検知のためのアナログ−デジタル変換回路111を接続する設定とする。clrを無効にした後に表示するラインの1つ下のラインの走査信号Vgを有効にし、表示するラインの1つ下のラインのTFTのゲートをONにすることで、各データ線Vdに表示するラインの1つ下のラインの保持容量素子108に保持されていた電荷によって各データ線Vdに電圧が印加される。各データ線Vdに印加された電圧をアナログ−デジタル変換回路111よって、デジタルデータADdとして取り込み、その後、表示する1ライン下の走査信号Vgを無効にする。また、clrを有効にしてVdを標準電圧にする。wrtenによってデータ線と表示のためのデジタル−アナログ変換回路110を接続する設定とし、clrを無効にした後に次は表示するラインの走査信号Vgを有効にすることで表示するラインのTFTのゲートがONとなる。表示するラインが奇数フィールドの奇数ラインまたは、偶数フィールドの偶数ラインであれば、外部からの表示データINdをデジタル−アナログ変換回路110に入力し、各データ線VdにINdのアナログデータが送られて保持容量素子108へ電圧を印加する。表示するラインが奇数フィールドの偶数ラインまたは、偶数フィールドの奇数ラインであれば、INdとADdより動き検知を行いmoveを生成して、静止画と判断した時はRaddを、動画と判断した時は、INdとRindの中間値を補間データとするなどの方法で、INdとRindによって生成した補間データをデジタル−アナログ変換回路110に入力し、各データ線Vdに送られて保持容量素子108へ電圧を印加する。1水平期間毎に上記の処理を順次行い、映像を表示する。本発明の実施例3によって、別途フレームメモリを利用せずに、インタレース映像信号を動画においても良好な画質のプログレッシブへ変換する機能の搭載が実現可能となる。
本発明の実施例4によるアクティブマトリクス型表示装置及び駆動方法について、図6、図7及び図8を用いて説明する。
図6(a)は本発明の液晶表示装置の構成図で、実施例1の図1(a)に類似しているが、水平の画素分あった処理部118を1水平期間に1ライン分のデータをすべて参照できる1ライン分のアナログ−デジタル変換部111からのデータ116−1、116−2、…と、1ライン分の外部表示データ117−1、117−2、…すべてを入力する処理部600に変更した構成である。その処理部600で集計した結果を各画素データに反映させる、また表示装置の前段のシステム601などにフィードバックさせて、画質の向上を図る。
まず、共通電極電圧を自動調整し画質の向上を図るための処理部600−1の構成図を図6(b)に示す。
処理部600−1は、アナログ−デジタル変換回路111からの1ライン分の保持容量を検知したデータ116−1、116−2、…を入力し、画面中の1点以上任意のデータを抽出する抽出回路602と、抽出されたデータを正極性と負極性に分けて一旦格納するための、正極性データ用のレジスタ回路603及び負極性データ用のレジスタ回路604と、格納されたデータから共通電極電圧の最適値設定を制御する信号を生成する共通電極電圧演算回路605で構成される。
図7(a)に共通電極電圧のずれについての一例について説明する。通常TFTのようなトランジスタでは端子間に寄生容量が発生して、信号の変化によってOFF時にリーク電流が流れてしまう問題がある。アクティブマトリクス型の表示装置において走査線と保持容量(液晶素子)の間に発生する寄生容量により、保持容量に書き込まれていた電荷がゲートを閉じるときにその変化によって保持容量の電圧がゲートのOFF電圧の方向へ降下する現象が起こる(飛び込みと呼ぶ)。同じ階調を示す正極性と負極性の電圧を書き込む時に、飛び込みによって書き込んだ電圧よりも低い電圧値になり、本来想定していた共通電極電圧からの正極性と負極性に保持されている電圧は階調の異なる表示となり、フリッカや焼きつきの原因となる。実際に保持容量に保持されている同じ階調を示す正極性と負極性の電圧を検出することで、その中間値を共通電極電圧に設定することが可能となり、フリッカや焼きつきを抑えることができる。
図7(b)に共通電極電圧の自動調整システム例のフローチャートを示す。電源がONで共通電極電圧自動調整モードがOFFであれば、通常表示を行い、共通電極電圧自動調整モードがONになれば、共通電極電圧自動調整モード(700)を実行する。共通電極電圧自動調整モードでは、まず静止画を表示し(701)、任意のフレームにおいて、実施例1から実施例3と同じ方法によって保持容量に書き込まれているデータを検知する(702)。画面の任意の1点以上の数画素についてのデータを抽出回路602にて抽出しレジスタ(603又は604)に記憶する(703)。次に701と同じ映像を表示(704)、702と逆極性のフレームにおいて再度保持容量に書き込まれたデータを取得する(705)。703で記憶したデータと同じ画素のデータを抽出回路602にて抽出しレジスタ(603又は604)に記憶する(706)。703と706のデータより共通電極電圧演算回路605を用い最適な共通電極電圧を算出する(707)。707で求めた結果をもとに共通電極電圧を調整する制御信号によって共通電極駆動回路を制御して、最適な共通電極電圧を設定することでフリッカや焼きつきを抑え、画質向上を図ることが可能となる(708)。
次に、輝度傾斜を補正し画質の向上を図る機能について説明する。図6(a)は共通電極電圧自動調整と同じであるが、処理部600を、輝度傾斜を補正し画質の向上を図るための処理部600−2にする。図8は、処理部600−2の構成図を示す。処理部600−2は、アナログ−デジタル変換回路111からの1ライン分の保持容量を検知したデータ116−1、116−2、…を入力して輝度傾斜の補正を演算する輝度傾斜補正演算回路800と、その結果から画素毎への補正制御信号を記憶するレジスタ回路801と、レジスタ回路801に記憶された補正制御信号より外部表示データ117に補正をかける補正回路802を備える。
輝度傾斜の要因はいくつもあるが、そのうちの一つについて以下に説明する。輝度傾斜はTFTがマトリクス状に配置されているパネルにおいて、画素毎に負荷が加わってドライバ回路から遠くなる毎に信号波形が鈍り、その結果、保持容量に書き込まれる電圧にばらつきが生じ、同じデータを表示した時でも表示される輝度にばらつきが発生する。共通電極電圧自動調整モードと同じように、静止画(全画面同一階調データ表示)を表示して、輝度傾斜の分布を保持容量に書き込まれているデータを検知し、そのデータを元に自動的に検出することで、入力データに最適な補正を行うことが可能となり、輝度傾斜を軽減し画質の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施例5によるアクティブマトリクス型表示装置及び駆動方法について、図6(a)、図9及び図10を用いて説明する。
図6(a)は実施例4と同様であるが、処理部600が実施例4とは異なり、または、システムにも処理を任せることで一般的なアクティブマトリクス型表示装置にて表示しながらタッチパネルやデジタイザのような入力機能を実現することが可能になる。そのための処理部600−3及びシステム601−1の構成図を図9(a)に示す。
処理部600−3は、アナログ−デジタル変換回路111からの1ライン分の保持容量を検知したデータ116−1、116−2、…を一旦保持するラッチ回路900と、1ライン分の検知データをシステム部へシリアル転送するためのパラレル−シリアル変換回路902と、パラレル−シリアル変換のための同期信号を生成するタイミング生成回路902で構成される。システム部601−1は、処理部600−3からの検知データと検知したデータの元データ(前フレームのデータ)の相違点を検出する比較回路903と、前フレームのデータを記憶するフレームメモリ部904と、比較回路903によって検出された結果から座標値を求める座標検出回路905と、検出した座標より、表示データに画像処理を行う画像処理回路906で構成される。
図10に、入力機能の原理について説明する。TFT等のトランジスタは、素子部に光を当てると微量のリーク電流が流れる。光の強さによってリーク電流の量も変化し、強い光ほどリーク電流も多くなる。液晶表示装置において、この原理により、光を当てた画素の保持容量の電荷が変化し、その保持容量の変化を検出することで、光が当たっていた位置を認識することができる。つまり、外光よりも強い光(ペンライトなど)によって、マトリクス状に配列された画素を有する液晶パネル上の任意の位置に入力した時、各画素の保持容量の値を順次検知し、元データ(光を当てる前のデータ)と比較することで、その変化が最も顕著である位置を認識することができ、入力装置としての機能を実現可能となる。また、光の強さによってリーク電流の量も変化するため、光の強さも入力パラメータとすることが可能となる。
図9(b)は本発明の入力機能を搭載した液晶表示装置においてのタイミングチャートの例である。Vg1〜Vg4はゲートドライバ回路105から各走査線106−1〜106−4に出力される走査信号である。wrtenは切り替えスイッチ112の制御信号である。clrは基準電圧にデータ線104を設定する切り替えスイッチ113の制御信号である。INdは外部表示データ117で、ADdはアナログ−デジタル変換回路111からのデジタルデータ121で、MFdはフレームメモリ904によって記憶されていた前フレームのデータである。Vdはデータ線104のアナログデータを示す。
保持容量の値の検知やデータの表示は、実施例1などと同様な方法で行うが、本実施例5おいては、1フレーム期間中にTFTが光を受けるための期間を設け、その期間はすべてのTFTのゲートをOFFとして、データ線104には保持容量値が光によるリーク電流の影響を受けやすいような電圧(高電圧など)を印加する。保持容量の値を検知することで、フレームメモリに記憶してある元データと比べて、変化している位置、変化量を随時認識できるため、表示しながら、入力機能が別途センサ装置を利用せずに実現可能となる。
本発明の表示装置は、テレビやPC(パーソナルコンピュータ)のディスプレイ、携帯電話のディスプレイに利用できる。
本発明の第1形態における表示装置の構成図およびタイミングチャート。 本発明の第2形態における処理部の構成図およびタイミングチャート。 オーバードライブ駆動における応答特性図。 本発明の第3形態における処理部の構成図およびタイミングチャート。 3次元IP変換方式の説明図。 本発明の第4形態の共通電極電圧自動調整機能における表示装置の構成図。 共通電極電圧調整についての説明図及び共通電極電圧自動調整についてのフローチャート。 本発明の第4形態の輝度傾斜自動補正機能における処理部の構成図。 本発明の第5形態における処理部の構成図およびタイミングチャート。 入力機能の原理についての説明図。
符号の説明
100…液晶パネルの
101…画素
102…液晶素子
103…データドライバ回路
104…データ線
105…ゲートドライバ回路
106…走査線
107…TFT
108…保持容量素子
109…共通電極
110…デジタル−アナログ変換回路
111…アナログ−デジタル変換回路
112、113…スイッチ
114…シフトレジスタ回路
115…外部データ用ラッチ回路
116…デジタルデータ
117…外部表示データ
118…処理部(実施例1〜3)
118−1…低消費電力用処理部(実施例1)
118−2…オーバードライブ駆動用処理部(実施例2)
118−3…3D−IP用処理部(実施例3)
119…タイミングコントローラ回路
120…検知データ用ラッチ回路(実施例1)
121…デジタルデータ(実施例1)
122…セレクタ回路(実施例1)
123…選択信号
200…ラッチ回路(実施例2)
201…デジタルデータ(実施例2)
202…オーバードライブ補正値生成回路
203…オーバードライブ補正値
204…加算器
205…オーバードライブデータ
400…ラッチ回路(実施例3)
401…デジタルデータ(実施例3)
402…動き検知回路
403…検知データ1ライン遅延回路
404…外部データ1ライン遅延回路
405…1ライン遅延外部データ
406…補間演算回路
407…1ライン遅延検知データ
408…補間データ
409…セレクタ回路(実施例3)
410…フィールド信号
411…動き検知信号
600…処理部(実施例4〜5)
600−1…共通電極電圧自動調整機能用処理部(実施例4)
600−2…輝度傾斜自動補正用処理部(実施例4)
600−3…入力機能用処理部(実施例5)
601…システム部
602…抽出回路
603…正極性データ用レジスタ回路
604…負極性データ用レジスタ回路
605…共通電極電圧演算回路
700…共通電極電圧自動調整モード
701…静止画を表示
702…保持容量検知
703…データ抽出
704…静止画を表示
705…保持容量検知
706…データ抽出
707…最適共通電極電圧算出
708…最適共通電極電圧設定
800…輝度傾斜補正演算回路
801…補正制御信号用レジスタ回路
802…輝度傾斜補正回路
900…検知データ用ラッチ回路(実施例5)
901…パラレル−シリアル変換回路
902…タイミング生成回路
903…比較回路
904…フレームメモリ部
905…座標検出回路
906…画像処理回路

Claims (11)

  1. 基板上にマトリクス状に配置された複数の画素部と、一方向に配置された複数本の走査線と、前記走査線と交差する方向に配置された複数本のデータ線と、前記画素部を選択状態にする選択電圧を前記走査線へ出力するゲートドライバと、表示データに対応する階調電圧を前記データ線へ出力するデータドライバとを具備する表示装置において、
    前記データドライバは、前記表示データに対応した階調電圧を出力するDA変換回路と、前記DA変換回路の出力側と並列に入力側が接続されたAD変換回路であって前記データ線上の電圧をデジタルデータへ変換して出力する前記AD変換回路と、前記DA変換回路の出力側と前記データ線の接続と前記AD変換回路の入力側と前記データ線の接続を所定期間毎に交互に切り替える切替回路と、前記AD変換回路からの前記デジタルデータと前記表示データのどちらかを選択し前記DA変換回路へ送る選択回路と、を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1の表示装置において、
    前記切替回路は、1水平期間中の第1の期間に前記AD変換回路の入力側と前記データ線を接続し、前記1水平期間の第2の期間に前記DA変換回路の出力側と前記データ線を
    接続することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1の表示装置において、
    前記AD変換回路からの前記デジタルデータと前記表示データとの差分に応じた補正量を、前記表示データに加える補正回路を備えたことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1の表示装置において、
    前記表示データは、インタレース信号であり、
    前記データドライバは、インタレース信号の表示データをプログレッシブ信号の表示データへ変換して前記DA変換回路へ出力するIP変換回路を備え、
    前記IP変換回路は、前記表示データが動画である場合に、インタレース信号の表示データを用いてインタレース信号の表示データを補間することによりプログレッシブ信号の表示データを出力し、前記表示データが静止画である場合に、前記AD変換回路からの前記デジタルデータをプログレッシブ信号の表示データとして出力することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1の表示装置において、
    前記AD変換回路からの前記デジタルデータにより前記表示データの画質を補正する補正回路を備えたことを特徴とする表示装置。
  6. 前記補正回路は、前記AD変換回路からの前記デジタルデータの正極性のデータと負極性のデータを用いて、前記画素部と対向する共通電極の電圧を調整することにより、前記表示データの画質を補正することを特徴とする請求項の表示装置。
  7. 前記補正回路は、前記AD変換回路からの前記デジタルデータを用いて、輝度特性を補正する手段を備えた請求項の表示装置。
  8. 請求項1の表示装置において、
    1画面分の前記表示データを記憶するメモリと、
    前記AD変換回路からの前記デジタルデータと前記メモリ内の前記表示データを比較することで、前記画素部に対して外部刺激が与えられた位置を検出する検出回路を備えたことを特徴とする表示装置。
  9. 請求項の表示装置において、
    前記切替回路は、1水平期間中の第1の期間に前記AD変換回路の入力側を前記データ線へ接続し、前記1水平期間の第2の期間に前記DA変換回路の出力側を前記データ線に接続し、
    前記検出回路は、1フレーム期間の中で前記外部刺激により画素部に蓄えられている電荷量を変化させるための期間の後に、前記AD変換回路からの前記デジタルデータと前記メモリ内の前記表示データを比較し、前記外部刺激が与えられた位置を検出することを特徴とする表示装置。
  10. マトリックス状に配置された複数の画素部を有する表示パネルと、前記画素部に接続される複数の走査線と、前記画素部に接続される複数本のデータ線と、1又は複数のラインごとに前記画素部を選択状態にする選択電圧を前記走査線を介して前記画素部へ出力するゲートドライバと、表示データに対応する階調電圧を前記データ線を介して前記画素部へ出力するデータドライバとを備えた表示装置において、
    前記データドライバは、複数の階調電圧を生成する生成回路と、前記画素部に接続される前記データ線の電圧をデジタルデータへ変換する変換回路と、前記表示データ又は前記デジタルデータのいずれかを選択しそれに対応する階調電圧を前記複数の階調電圧の中から選択する選択回路と、を備え表示装置。
  11. 請求項1の表示装置において、
    前記選択回路は、1水平期間中の第1の期間に前記デジタルデータを入力し、前記1水
    平期間の第2の期間に前記表示データを入力することを特徴とする表示装置。
JP2004158633A 2004-05-28 2004-05-28 表示装置 Expired - Fee Related JP4621439B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004158633A JP4621439B2 (ja) 2004-05-28 2004-05-28 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004158633A JP4621439B2 (ja) 2004-05-28 2004-05-28 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005338527A JP2005338527A (ja) 2005-12-08
JP4621439B2 true JP4621439B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=35492174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004158633A Expired - Fee Related JP4621439B2 (ja) 2004-05-28 2004-05-28 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4621439B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316380A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Epson Imaging Devices Corp 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法および電子機器
JP5603370B2 (ja) * 2011-05-16 2014-10-08 富士フイルム株式会社 視差画像表示装置、視差画像生成方法、及び視差画像プリント

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02264581A (ja) * 1989-04-04 1990-10-29 Sony Corp 液晶ディスプレイ装置
JPH11237645A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Sharp Corp 液晶表示装置
JP2002236477A (ja) * 1999-07-23 2002-08-23 Nec Corp 液晶表示装置
WO2004034368A1 (ja) * 2002-10-11 2004-04-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 表示装置
JP2005164850A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02264581A (ja) * 1989-04-04 1990-10-29 Sony Corp 液晶ディスプレイ装置
JPH11237645A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Sharp Corp 液晶表示装置
JP2002236477A (ja) * 1999-07-23 2002-08-23 Nec Corp 液晶表示装置
WO2004034368A1 (ja) * 2002-10-11 2004-04-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 表示装置
JP2005164850A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005338527A (ja) 2005-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100363350B1 (ko) 개선된 응답 속도를 갖는 구동 회로를 구비한 액정 표시장치
JP4146174B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法及び装置
US7973973B2 (en) Display device, display panel driver and method of driving display panel
US8026885B2 (en) Display device and display system
JP5116266B2 (ja) 表示装置及び映像信号補正方法
KR100593493B1 (ko) 데이터 유지형 표시 장치 및 그 구동 방법 및 텔레비전수상기
JP2008116564A (ja) 液晶用駆動装置、液晶用駆動方法及び液晶表示装置
US9646551B2 (en) Display control system, processor, controller, and display control method
JP2003149626A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法
US20140092145A1 (en) Display device and driving method thereof
KR20090103460A (ko) 액정 표시 장치 및 그 구동 방법
JP2007187904A (ja) 表示装置及びその駆動方法及び端末装置
US7812802B2 (en) Liquid crystal display overdrive accuracy adjustment device and method
KR101230302B1 (ko) 액정 표시 장치 및 영상 신호 보정 방법
US20080238910A1 (en) Overdriving A Pixel Of A Matrix Display
KR101399237B1 (ko) 액정표시장치 및 그의 구동방법
JP2008076433A (ja) 表示装置
JP4621439B2 (ja) 表示装置
JP5023740B2 (ja) 電気光学装置、データ信号の供給回路、供給方法および電子機器
US20120268431A1 (en) Drive circuit for display, display, and method of driving display
JP4399230B2 (ja) 液晶表示装置
US8199098B2 (en) Driving device and driving method for liquid crystal display
JP4908985B2 (ja) 表示装置
KR20170080364A (ko) 컨트롤러, 유기발광 표시장치 및 그 구동방법
US20120113319A1 (en) Display device and display method

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060509

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061027

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100127

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4621439

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees