JP4620695B2 - スケーラブル動画像符号化方法,装置,そのプログラムおよびその記録媒体 - Google Patents
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Description
三反崎暁経,小野尚紀,上倉一人,八島由幸,「フレーム内及びフレーム間における画質変動を考慮した適応型プレフィルタの検討」,信学技法,CS2006-5,IE2006-118,Dec.2006. Joint Scalable Video Model JSVM-5.0 ,ISO/IEC JTC1/SC29/WG11,JVT-R202,2006.
第m−1拡張レイヤにおいて出力された符号化ストリームを復号し,第m−1拡張レイヤにおける復号信号を生成する。次に,その復号信号をアップサンプリングする。
第m拡張レイヤの時刻tのフレーム,および,前述の処理によって得られた復号アップサンプルフレームに対して,ブロック分割処理を行う。ブロック分割のサイズは外部より与えられる。
[当該拡張レイヤ入力信号の生成と符号化]
前述の処理によって得られた当該ブロックにおける視覚的歪み量と,外部より与えられる視覚的歪み量の閾値とを比較する。閾値より小さければ,第m拡張レイヤの時刻tのフレームにおける当該ブロック内の信号を,復号アップサンプルフレームにおける当該ブロック内の信号に置き換える。
f* m,t (x,y)=f′m-1,t (x,y) (1)
となる。上記以外の場合は,次式のようになる。
以上のようにして生成された画像信号を,第m拡張レイヤに対する入力画像信号としてスケーラブル符号化処理に入力し,符号化を行う。
〔例1〕被参照フレームでない →適用
被参照フレームである →非適用
〔例2〕被参照フレームでない →適用
被参照フレームである,かつ,フレーム内に大きな動きを含む →適用
被参照フレームである,かつ,フレーム内に大きな動きを含まない →非適用
〔例3〕被参照フレームでない →適用
被参照フレームである,かつ,フラッシュを含む →適用
被参照フレームである,かつ,フラッシュを含まない →非適用
〔例4〕被参照フレームでない →適用
被参照フレームである,かつ,シーンチェンジを含む →適用
被参照フレームである,かつ,シーンチェンジを含まない →非適用
[処理の流れ]
図1は,本発明の実施形態に係る処理フローチャートである。以下,本発明の処理の実施形態について,図1を参照して説明する。
図4は,本発明の実施形態に係る符号化装置の全体の構成図である。以下,本発明の実施形態による符号化装置10の例を,図4に従って説明する。
11 画像信号縮小処理部
12 基本レイヤ信号記憶部
13 基本レイヤ符号化部
14 基本レイヤ符号化情報記憶部
15−m 第m拡張レイヤ信号記憶部(m=1〜n)
16−m 第m拡張レイヤ入力画像生成部(m=1〜n)
17−m 第m拡張レイヤ符号化部(m=1〜n)
18−m 第m拡張レイヤ符号化情報記憶部(m=1〜n)
21 フィルタ適用フレーム判定部
22 第m−1拡張レイヤ復号処理部
23 第m−1拡張レイヤ復号信号記憶部
24 アップサンプル処理部
25 アップサンプル信号記憶部
26 符号化入力フレーム画像生成部
27 全フレーム処理完了判定部
28 符号化入力フレーム画像記憶部
29 処理対象フレーム更新部
31 ブロック分割部
32 ブロック画像情報記憶部
33 視覚的歪み量計算部
34 視覚的歪み量比較部
35 原画像内ブロック画素値置換部
36 全ブロック処理完了判定部
37 処理対象ブロック更新部
Claims (6)
- 原画像信号を最上位拡張レイヤである第nレイヤ(ただし,n≧1)の符号化への入力画像信号とし,第mレイヤ(ただし,1≦m≦n)への入力画像信号に縮小変換を施した画像信号を第m−1レイヤの符号化への入力画像信号とし,基本レイヤである第0レイヤから順番に前記最上位拡張レイヤである第nレイヤまで,各レイヤに対する入力画像信号を符号化するスケーラブル動画像符号化方法において,
第mレイヤにおける入力画像信号を矩形のブロックに分割するブロック分割処理過程と,
分割された各ブロック毎に,第mレイヤのブロックの入力画像信号と,第m−1レイヤの符号化済み画像信号を復号した復号画像信号をアップサンプルした,前記第mレイヤのブロックと同位置のブロックの画像信号との視覚的歪み量を計算する視覚的歪み量算出処理過程と,
前記各ブロック毎に,算出された視覚的歪み量が所定の閾値未満かどうかの判定を行い,閾値未満の場合には,前記第mレイヤにおける当該ブロックの入力画像信号を,アップサンプル後の前記第m−1レイヤの同位置のブロックの画像信号に置き換え,閾値以上の場合には置き換えないブロック画素値置換処理過程と,
すべてのブロックに対して前記視覚的歪み量算出処理過程と前記ブロック画素値置換処理過程とを実行した後の第mレイヤの入力画像信号を,前記第mレイヤの符号化への最終的な入力画像信号として符号化を行う過程とを有する
ことを特徴とするスケーラブル動画像符号化方法。 - 請求項1記載のスケーラブル動画像符号化方法において,
外部から指定された特定のフレームまたは所定の判定基準によって定められた特定のフレームに対してのみ,そのフレームのすべてのブロックに対して前記視覚的歪み量算出処理過程と前記ブロック画素値置換処理過程とを実行し,他のフレームについては前記視覚的歪み量算出処理過程と前記ブロック画素値置換処理過程とを実行しない
ことを特徴とするスケーラブル動画像符号化方法。 - 原画像信号を最上位拡張レイヤである第nレイヤ(ただし,n≧1)の符号化への入力画像信号とし,第mレイヤ(ただし,1≦m≦n)への入力画像信号に縮小変換を施した画像信号を第m−1レイヤの符号化への入力画像信号とし,基本レイヤである第0レイヤから順番に前記最上位拡張レイヤである第nレイヤまで,各レイヤに対する入力画像信号を符号化するスケーラブル動画像符号化装置において,
第mレイヤにおける入力画像信号を矩形のブロックに分割するブロック分割処理手段と,
分割された各ブロック毎に,第mレイヤのブロックの入力画像信号と,第m−1レイヤの符号化済み画像信号を復号した復号画像信号をアップサンプルした,前記第mレイヤのブロックと同位置のブロックの画像信号との視覚的歪み量を計算する視覚的歪み量算出処理手段と,
前記各ブロック毎に,算出された視覚的歪み量が所定の閾値未満かどうかの判定を行い,閾値未満の場合には,前記第mレイヤにおける当該ブロックの入力画像信号を,アップサンプル後の前記第m−1レイヤの同位置のブロックの画像信号に置き換え,閾値以上の場合には置き換えないブロック画素値置換処理手段と,
すべてのブロックに対して前記視覚的歪み量算出処理手段と前記ブロック画素値置換処理手段とによる処理が実行された後の第mレイヤの入力画像信号を,前記第mレイヤの符号化への最終的な入力画像信号として符号化を行う符号化処理手段とを備える
ことを特徴とするスケーラブル動画像符号化装置。 - 請求項3記載のスケーラブル動画像符号化装置において,
外部から指定された特定のフレームまたは所定の判定基準によって定められた特定のフレームに対してのみ,そのフレームのすべてのブロックに対して前記視覚的歪み量算出処理手段と前記ブロック画素値置換処理手段とによる処理を実行し,他のフレームについては前記視覚的歪み量算出処理手段と前記ブロック画素値置換処理手段とによる処理を実行しない
ことを特徴とするスケーラブル動画像符号化装置。 - 請求項1または請求項2記載のスケーラブル動画像符号化方法を,コンピュータに実行させるためのスケーラブル動画像符号化プログラム。
- 請求項1または請求項2記載のスケーラブル動画像符号化方法を,コンピュータに実行させるためのスケーラブル動画像符号化プログラムを記録した記録媒体。
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