JP4620596B2 - グラウンド・ゴルフ用クラブおよび製造方法 - Google Patents
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Description
これを解決するために、ヘッドのヒール寄りにシャフトを取り付けることが考えられる。
本発明の別の目的は、シャフトのヘッドへの取付強度を向上させて耐久性を向上させることである。
また、シャフトの第1曲げ部において、積層材の接着面が第1曲線に沿って曲成されて設けられているので、どの横断面で切っても同一の積層状態で強度のあるシャフトを得ることができる。すなわち、シャフトの曲がった軸に沿って繊維が延びており、該繊維が切断されていない。したがって、耐久性が向上する。
更に、打撃時の振動の伝搬が第1および第2曲げ部で妨げられて減衰するので、ミスショット時にグリップに伝わる振動を減少させることができる。
かかる第2曲げ部の埋設は、シャフトの抜けの抑制にも役立つと考えられる。
このようにすれば、ヘッドのスイートスポットで打球を打ち易くなり、ヘッドに不用意な回転力がかかり難くなる。
以下、本発明の第1実施例を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施例のグラウンド・ゴルフ用クラブは、ヘッド2と該ヘッド2が取り付けられたシャフト1を備えている。シャフト1、ヘッド2は、いずれも主素材が木製である。
シャフト1のクラブに対する接合(埋設)は、前述のものに限られるものではなく、図3A、図3Bのようにしてもよい。すなわち、図3Aのように、第2曲げ部32がヘッド2の上面24よりも上方に設けられて、第2曲げ部32の全体がヘッド2の上方に完全に露出していてもよい。
シャフト1は木製の積層材のみで構成されるものに限られず、全体もしくは部分的に図4A〜Cのように積層材と樹脂層の複合体としてしてもよい。すなわち、図4Aのように木製の薄板42の積層材の間に樹脂層45を設けてもよいし、図4Bのように木製の薄板42の積層材の両端に樹脂層45,45を設けてもよい。また、図4Cのように、木製の薄板42の積層材の周囲を樹脂層45で覆うようにしてもよい。
次に、第2実施例を図6Aにしたがって説明する。なお、第2実施例において、第1実施例と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
次に前記第1実施例のクラブの製造方法について説明する。
まず、製造されるシャフトより大きな、同一形状の薄板を5枚用意する。そして、この薄板に接着剤を塗布し、互いに重ね合わせる。これにより薄板を重ね合わせた概ねフラットな複合体が形成される。
そして、形成されたシャフト1を予め準備されたヘッド2の嵌入孔23に嵌め込んで接着し、ビス5を締めることで前記第1実施例(図1)のクラブが完成する。
たとえば、積層材の薄板は3〜4枚、あるいは、6枚以上であってもよい。
また、第1〜第3シャフト部のいずれか1以上が概ね鉛直線に沿って設けられていてもよい。
また、シャフトに3以上の曲げ部が設けられていてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
10:グリップ
11:第1シャフト部
12:第2シャフト部
13:第3シャフト部
31:第1曲げ部
32:第2曲げ部
2:ヘッド
21:トウ
22:ヒール
23:嵌入孔
23a:開口
24:上面
25:フェース面
41:薄板
42:接着面
L1:第1軸線
C1:第1曲線
C2:第2曲線
G:ヘッドの重心
51:突出シャフト部
52:埋設シャフト部
53:シャフト曲げ部
Claims (7)
- ヘッドと該ヘッドが取り付けられたシャフトを備え、該シャフトの主素材が木製のグラウンド・ゴルフ用クラブであって、
前記シャフトは、グリップを含む第1シャフト部と、該第1シャフト部よりも下方において前記ヘッドの上面から上方に突出した第2シャフト部と、前記ヘッドに埋設された第3シャフト部とが一体に形成されており、前記第1および第2シャフト部の間、あるいは、前記第2シャフト部において曲げられた第1曲げ部を有し、
前記ヘッドには前記第3シャフト部が嵌め込まれた嵌入孔が設けられており、
前記第1シャフト部の第1軸線を延長したラインは前記ヘッドを通るように設けられており、前記ヘッドの上面において、前記嵌入孔の上端の開口は前記ラインよりもヒール寄りに設けられており、
前記シャフトは、少なくとも3枚の薄板が重ね合わせられ、かつ、前記第1曲げ部において曲成して形成された積層材を含み、
前記第1曲げ部において、前記薄板同士の複数の接着面が、ヘッドのフェース面に概ね垂直で、かつ、前記第1曲げ部の第1曲線に沿って曲成されて設けられており、
前記シャフトは、前記第3シャフト部の上端部またはその近傍の第2曲げ部において前記第1曲げ部とは逆の方向に曲げられており、
前記第3シャフト部の下端が上端よりもトウ寄りに設けられているグラウンド・ゴルフ用クラブ。 - 請求項1において、前記第2曲げ部の少なくとも一部がヘッドに埋設されているグラウンド・ゴルフ用クラブ。
- 請求項1もしくは2において、前記第1シャフト部と第3シャフト部とが概ね平行に設けられているグラウンド・ゴルフ用クラブ。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、前記第1シャフト部の横断面をヘッドに投影した領域がヘッドの重心を含むグラウンド・ゴルフ用クラブ。
- ヘッドと該ヘッドが取り付けられたシャフトを備え、該シャフトの主素材が木製のグラウンド・ゴルフ用クラブであって、
前記シャフトは、グリップを含み前記ヘッドの上面から上方に突出した突出シャフト部と、該突出シャフト部よりも下方において前記ヘッドに埋設された埋設シャフト部とが一体に形成されており、前記埋設シャフト部の上端またはその近傍においてヒールに向かって凸となるように曲げられたシャフト曲げ部を有し、
前記ヘッドには前記埋設シャフト部が嵌め込まれた嵌入孔が設けられており、
前記ヘッドの上面において、前記嵌入孔の上端の開口は前記ヘッドの中心よりもヒール寄りに設けられており、
前記シャフトは、少なくとも3枚の薄板が重ね合わせられ、かつ、前記シャフト曲げ部において曲成して形成された積層材を含み、
前記シャフト曲げ部において、前記薄板同士の複数の接着面が、ヘッドのフェース面に概ね垂直で、かつ、前記シャフト曲げ部の曲線に沿って曲成されて設けられているグラウンド・ゴルフ用クラブ。 - 請求項1もしくは5において、前記シャフトは切削加工されていることで横断面が概ね円形に形成されたグラウンド・ゴルフ用クラブ。
- 請求項1もしくは5に記載のグラウンド・ゴルフ用クラブの製造方法であって、
接着剤を塗布した3枚以上の薄板を重ね合わせる工程と、
前記重ね合わされた薄板を、前記接着剤が完全に硬化する前に、前記薄板の表面の一部に曲面が形成されるように曲げることで、当該曲げられた部分において前記薄板同士の複数の接着面が前記曲面に沿って概ね平行に並んだ状態にする工程と、
前記重ねた薄板が曲げられた状態で前記接着剤を硬化させて、一部が曲げられた積層材を得る工程と、
前記積層材の断面が概ね円形になるように切削加工して、前記曲げられた部分を前記第1曲げ部またはシャフト曲げ部とするシャフトを形成する工程とを備えたグラウンド・ゴルフ用クラブの製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2006008192A JP4620596B2 (ja) | 2006-01-17 | 2006-01-17 | グラウンド・ゴルフ用クラブおよび製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006008192A JP4620596B2 (ja) | 2006-01-17 | 2006-01-17 | グラウンド・ゴルフ用クラブおよび製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007190044A JP2007190044A (ja) | 2007-08-02 |
JP4620596B2 true JP4620596B2 (ja) | 2011-01-26 |
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Family Applications (1)
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JP2006008192A Active JP4620596B2 (ja) | 2006-01-17 | 2006-01-17 | グラウンド・ゴルフ用クラブおよび製造方法 |
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Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JPS51131350U (ja) * | 1975-04-10 | 1976-10-22 |
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2006
- 2006-01-17 JP JP2006008192A patent/JP4620596B2/ja active Active
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