JP4617973B2 - 車輪振動センサを有する車輌 - Google Patents

車輪振動センサを有する車輌 Download PDF

Info

Publication number
JP4617973B2
JP4617973B2 JP2005112771A JP2005112771A JP4617973B2 JP 4617973 B2 JP4617973 B2 JP 4617973B2 JP 2005112771 A JP2005112771 A JP 2005112771A JP 2005112771 A JP2005112771 A JP 2005112771A JP 4617973 B2 JP4617973 B2 JP 4617973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
wheel
vibration sensor
limit
motor generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005112771A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006314150A (ja
Inventor
充孝 土田
和也 奥村
義紀 前田
芳男 浦上
監介 吉末
諭 安藤
幸慈 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005112771A priority Critical patent/JP4617973B2/ja
Publication of JP2006314150A publication Critical patent/JP2006314150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4617973B2 publication Critical patent/JP4617973B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車体と、車輪と、車輪に組み込まれた電動発電機と、電動発電機が組み込まれた車輪を車体に対し上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有する車輌に係る。
自動車等の車輌は、従来より、車体と、車輪と、ばねおよびショックアブソーバを含み車体に対し車輪を上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有しており、そのように車体が車輪に対し、相互の上下変位を許す手段および車体と車輪が相互に近づく方向の両者の相対変位に対し弾性反力を及ぼすばねや衝撃的変位を和らげるショックアブソーバを介して支持されていることにより、車体は路面の凹凸等により車輪が上下に変位しても車輪の上下変位が直に伝わることから免かれ、一方、車輪は常時車体の重量を担持しつつも、車体に対し近づく変位を許容されるようになっている。
従来、自動車等の車輌の車輪は、それ自信を構成するホイールディスクとその周縁に装着されたタイヤ以外の質量としては、ブレーキディスク、ブレーキパッド、ホイールシリンダ等の制動手段の末端を構成するブレーキユニットを有するのみであり、質量的には比較的軽量な部材であったが、近年、例えば下記の特許文献1に記載されている如く、車輪に車輌駆動用の電動機を組み込み、車輌を車輪にて電動機により直接駆動することが考えられている。
特開平10−285891号公報
車輪には更に、車輌制動時に車輌の運動エネルギを電力として回収すべく、主として発電機として作動される電動発電機が組み込まれることもあるが、かかる目的の電動発電機は比較的小型軽量であり、車輪懸架装置やタイヤが担持する車輪側質量は比較的小さかったことから、これまで、車輪懸架装置に特段の異常が生ずることは、殆ど考えられなかった。しかし、上記の如く車輪に車輌駆動用の大型電動機(回生制動も可能なよう電動発電機)が組み込まれ、或いは大気環境保全の観点から車輌制動に於いて回生制動をより大幅に作動させるべく、制動用電動発電機であってもそれが大型化されると、車輪懸架装置およびタイヤが担持する車輪側質量は大きく増大し、車輪懸架装置やタイヤがそのように増大した質量の物体を常時振動下に担持する装置となると、車輪懸架装置には新たに異常の可能性が生ずるだけでなく、タイヤの空気圧低下等の異常がより重大になることに想到するのが賢明である。
本発明は、上記の事情に着目し、車輪に電動機(電動発電機)が組み込まれた車輌の車輪懸架装置やタイヤの異常に対し早期に対処する手段を備えた車輌を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するものとして、本発明は、車体と、車輪と、前記車輪に組み込まれた電動発電機と、前記電動発電機が組み込まれた車輪を前記車体に対し上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有する車輌にして、前記電動発電機が組み込まれた車輪の振動を検出する振動センサを有し、前記振動センサに基づき前記車輪に係る異常が発生したことを判定することを特徴とする車輌を提案するものである。
前記車輪に係る異常発生は、前記車輪懸架装置における異常発生、またはタイヤにおける異常発生とされてよい。
前記車輪に係る異常が発生したと判定するのは前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の限度を超えたときとされてよく、また前記振動センサが検出する振動の大きさは所定の期間内に於ける前記振動センサの出力の平均値として求められてもよい。更に、前記振動センサは複数個の車輪に対し個別に設けられてよく、その場合、前記振動センサの一つが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超え且つ該一つの振動センサが検出する振動の大きさが前記振動センサの他の一つが検出する振動の大きさより所定値以上大きいとき該一つの振動センサに対応する前記車輪に係る異常が発生したと判定されてよく、或は前記振動センサが2個より多い車輪に対し個別に設けられぶ場合には、前記振動センサの一つが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超え且つ該一つの振動センサが検出する振動の大きさが前記振動センサの他のものが検出する振動の大きさの平均値より所定値以上大きいとき該一つの振動センサに対応する前記車輪に係る異常が発生したと判定されてよい。
前記異常発生の判定がなされたときには、警報を発するよう、或は前記電動発電機への電流の供給を低減するようになっていてよい。また、この場合、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき警報を発し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減するか、或は、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき警報を発するようになっていてよい。
更にまた、車輌は、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第二の限度より大きい所定の第三の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を遮断するようになっていてよく、更にまた前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第三の限度より大きい所定の第四の限度を超えたとき車輌の駆動出力を低減するようになっていてよく、更にまた前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第四の限度より大きい所定の第五の限度を超えたとき車輌の駆動を停止するようになっていてよい。また、前記電動発電機への電流の供給を遮断しても前記異常が発生していると判定されるとき車輌の駆動出力を低減するようになっていてよい。
車体と、車輪と、前記車輪に組み込まれた電動発電機と、前記電動発電機が組み込まれた車輪を前記車体に対し上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有する車輌に於いては、車輪懸架装置および車輪のタイヤは、電動発電機が組み込まれた車輪という大きな質量の物体を振動下に支持することになるので、もし車輪懸架装置またはタイヤにその正常な作動を妨げる異常が生じたときには、車輪の振動が異常に増大するはずである。従って、かかる電動発電機が組み込まれた車輪の振動を検出する振動センサを設け、前記振動センサに基づき車輪に係る異常が発生したことを判定するようにしておけば、電動発電機が組み込まれた車輪を支持する車輪懸架装置またはタイヤにその正常な作動を妨げる異常が生じたときには、それを早期に判定し、必要な対策をとると共に運転者に知らせることができる。車輪には元々制動手段のホイールシリンダが設けられ、ホイールシリンダと車体側制動用油圧回路の間には油圧導管が張り渡されており、更に車輪に電動発電機が組み込まれれば、車輪と車体が間には電動発電機のためのワイヤハーネスが張り渡されるので、車輪懸架装置またはタイヤにその正常な作動を妨げる異常が生じたときには、これらの油圧管およびワイヤハーネスが損傷されることのないよう、異常の発生に早期に対処しまた運転者に知らせることが望まれる。
前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の限度を超えたとき前記車輪懸架装置やタイヤの異常発生の判定がなされれば、車輪懸架装置やタイヤに異常が発生したことを適切に判定することができる。この場合、前記振動センサが検出する振動の大きさは所定の期間内に於ける前記振動センサの出力の平均値として求められれば、路面の凹凸等により極一時的に車輪が大きく変位したことにより異常発生の誤判定をすることを回避することができる。また、前記振動センサが複数個の車輪に対し個別に設けられ、前記振動センサの一つが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超え且つ該一つの振動センサが検出する振動の大きさが前記振動センサの他の一つが検出する振動の大きさより所定値以上大きいとき該一つの振動センサに対応する前記車輪に係る異常が発生したと判定し、或は前記振動センサを2個より多い車輪に対し個別に設け、前記振動センサの一つが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超え且つ該一つの振動センサが検出する振動の大きさが前記振動センサの他のものが検出する振動の大きさの平均値より所定値以上大きいとき該一つの振動センサに対応する前記車輪に係る異常が発生したと判定するようにすれば、一つのみの車輪が路面の凹凸等により極一時的に大きく変位した場合にも、異常発生の誤判定をすることを回避することができる。
前記異常発生の判定がなされたときには、警報を発するよう、或は当該電動発電機への電流の供給を低減するようになっていれば、異常発生を運転者に的確に知らせ、或は異常発生の判定がなされたときには電動発電機への電流の供給を低減して異常発生に対し自動的に対処することができる。この場合、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき警報を発し、前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減するか、或は、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減し、前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき警報を発するようにすれば、車輪懸架装置やタイヤの異常発生に対し、その度合に応じて、段階的に対処することができる。
更に、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第二の限度より大きい所定の第三の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を遮断するよう、更には前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第三の限度より大きい所定の第四の限度を超えたとき車輌の駆動出力を低減するよう、更には前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第四の限度より大きい所定の第五の限度を超えたとき車輌の駆動を停止するよう、或は前記電動発電機への電流の供給を遮断しても前記車輪懸架装置やタイヤに異常が発生していると判定されるとき車輌の駆動出力を低減するようになっていれば、車輪懸架装置やタイヤの異常発生の度合がかなりおおきくなっても、それぞれの段階に対し確実に対処することができる。
図1は、本発明による車輌を4輪の全てが車輪に組み込まれた電動発電機により駆動されるようになっている4輪自動車に於いて実施した状態を示す概略図である。図にて仮想線により示されている車輪10FL、10FR,10RL,10RRは、それぞれ自動車の左前輪、右前輪、左後輪、右後輪であり、それぞれの車輪は、図には境界は示されていないが、その周縁部はタイヤで構成されおり、各車輪には、電動発電機12FL、12FR,12RL,12RRおよび車輌制動手段の末端を構成するブレーキユニット14FL、14FR,14RL,14RRが組み込まれている。各車輪に電動発電機およびブレーキユニットを組み込む構造の具体例は、本件出願人と同一の出願人の出願に係わる上記の特許文献1に示されている。
上記の電動発電機およびブレーキユニットを個々に組み込まれた車輪10FL、10FR,10RL,10RRは、それぞれ車輪懸架装置16FL、16FR,16RL,16RRにより図には示されていない車体に上下可動に懸架されている。これら各車輪懸架装置には、車輪を車体に対し上下動可能に懸架するリンク機構の他に、車輪の車体に対する上方への変位に対し弾性反力を及ぼすばね18FL,18FR,18RL,18RRおよび車体に対する車輪の上下動に緩衝作用を及ぼすショックアブソーバ20FL,20FR,20RL,20RRが含まれている。
ブレーキユニット14FL,14FR,14RL,14RRへは、ブレーキペダル22の踏込みに応じてマスターシリンダ24にて加圧された油が、油圧管路26F,28FL,28FR,30R,32RL,32RRを経て供給されるようになっている。油圧管路28FL,28FR,32RL,32RRの末端と対応するブレーキユニット14FL,14FR,14RL,14RRの間は、可撓性油圧導管34FL,34FR,34RL,34RRにより接続されている。
電動発電機12FL、12FR,12RL,12RRは、インバータ36を経てバッテリ38と電気的に接続されている。車体側電気配線の末端は端末制御装置40FL,40FR,40RL,40RRを経て対応する電動発電機と可撓性ワイヤハーネス42FL,42FR,42RL,42RRにより接続されている。電動発電機12FL、12FR,12RL,12RRは、マイクロコンピュータを備えた車輌の電気式制御装置(CPU)44による制御の下に電動機または発電機として作動され、また端末制御装置40FL,40FR,40RL,40RRにより以下に説明される要領にて各々個別に電流の供給が低減されまたは遮断されるようになっている。電気式制御装置44には、マスターシリンダ油圧センサ46よりブレーキペダルの踏込みに対応するマスターシリンダ油圧を示す信号の他、図には示されていない車速センサより車速を示す信号、アクセルセンサよりアクセルペダルの踏み込みに対応するアクセル開度を示す信号、その他の車輌の運転状態を示す各種の信号が供給され、電気式制御装置はこれらの信号に基づいて運転者の操縦を助ける種々の自動制御を行うが、ここでは更に各車輪に設けられた振動センサ48FL、48FR,48RL,48RRより各車輪の振動の大きさ(振動レベル)を示す信号が供給され、車輪に係る異常、即ち、車輪懸架装置やタイヤに於ける異常に対処する制御を行う。尚、電動発電機12FL、12FR,12RL,12RRの作動を車輌の姿勢制御その他の運転制御のために電動機または発電機として個別に制御することは、本発明の要旨には関係しないので、図1に於いては、簡単のためインバータ36は4個の電動発電機に対し共通に設けられ、インバータ36と各車輪に対する端末制御装置40FL,40FR,40RL,40RRの間は一体の配線にて接続されているが、各車輪の電動発電機は各々個別のインバータを経てバッテリと接続されていてもよい。
図2〜図5は、電気式制御装置44により行われる上記の車輪に係る異常に対処する制御の態様を一つの総合的実施の形態に於いて示すフローチャートである。このフローチャートに沿った制御は、車輌の運行開始と同時に開始され、車輌の運行中、数10〜数100ミリセカンドの周期にて繰り返されてよい。
制御が開始されると、ステップ10にてカウント数Nが1だけ増分される。カウント数Nは制御の開始時に0にリセットされるので、Nによるカウントは実質的に1より増大する。次いで制御はステップ20へ進む。
ステップ20に於いては、各車輪に設けられた振動センサ48FL〜48RRの各回の出力Pvi(N)(i=1,2,3,4)が検出される。ここで、1,2,3,4はFL,FR,RL,RRに対応するものとする。
次いで制御はステップ30へ進み、各振動センサについての各回の出力Pvi(N)のN回までの検出値の平均値Pviが求められる。
次いで制御はステップ40へ進み、カウント数Nが所定のカウント値Nmに達していないか否かが判断される。カウント値Nmは、制御がステップ10〜40を周って循環する周期にこのカウント値を掛けた値が上記の平均値を求める期間に相当する値である。ステップ40の答がイエス(Y)である間、制御はこれよりステップ10の前に戻り、制御はステップ10〜40を周って循環し、循環開始から各時点までの各振動センサ出力の平均値が求められる。カウント数NがNmに達し、ステップ40の答がノー(N)になると、制御はステップ50へ進む。以下に於いては、記述を簡潔にするため、上記の期間平均値を、各振動センサの出力と称する。
ステップ50に於いては、ステップ30にて求められた振動センサ48FLの出力Pv1が、Pv1に対し設定された所定の限界値Pva1を越えたか否かが判断される。限界値Pvai(i=1,2,3,4)は車輪に係る異常判断の最初の限界値であり、この実施の形態では、各振動センサの出力がこの最初の限界値を越えたとき警報を発するようになっている。答がイエスのときには,制御はステップ60へ進み,振動センサ48FLを除く他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmが求められる。次いで制御はステップ70へ進み、振動センサ48FLの出力Pv1が他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmより所定の偏差ΔPaを越えて大きいか否かが判断される。尚、これは一例であり、対比する値は他のいずれか一つの車輪に関する値であってもよく、また平均値は他の2つの車輪についてのものでもよく、或は6輪車、8輪車では、他の4輪〜7輪等ついての平均が求められてもよい。このことは、以下のその他の比較ステップに於いても同様である。答がイエスであれば制御はステップ80へ進み、警報1が発せられる。偏差ΔPaの値を適当に設定することにより、路面の凹凸が全体として激しい場合に、左前輪が路面の状況により偶々より激しく振動したことによって左前輪の車輪懸架装置やタイヤに異常が生じたと誤判定して警報を発することを回避することができる。
ステップ80にて警報1を発した後は端子aを経て、或いはステップ50の答がノーであるとき、或いはステップ50の答がイエスであっても、ステップ70の答がノーであるときには、制御はステップ90へ進み、振動センサ48FRについて上に振動センサ48FLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ110の答がイエスのときには、ステップ120に於いてそのことを示す警報2が発せられる。
同様に、ステップ120にて警報2を発した後は端子bを経て、或いはステップ90の答がノーであるとき、或いはステップ90の答がイエスであっても、ステップ110の答がノーであるときには、制御はステップ130へ進み、振動センサ48RLについて上に振動センサ48FLおよび48FRについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ150の答がイエスのときには、ステップ160に於いてそのことを示す警報3が発せられる。
同様に、ステップ160にて警報3を発した後は端子cを経て、或いはステップ130の答がノーであるとき、或いはステップ130の答がイエスであっても、ステップ150の答がノーであるときには、制御はステップ170へ進み、振動センサ48RRについて上に振動センサ48FL〜48RLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ190の答がイエスのときには、ステップ200に於いてそのことを示す警報4が発せられる。
以上の要領にて各振動センサについてその出力の大きさ(出力レベル)が警報を発すべき大きさ(警報レベル)を越えているか否かの判断が行われ、出力レベルが警報レベルを越えているものについては、警報を発した後、制御は端子Aを経て図3のステップ210へ進む。
ステップ210に於いては、振動センサ48FLの出力Pv1が、所定の限界値Pvb1を越えたか否かが判断される。限界値Pvbi(i=1,2,3,4)もまた車輪に係る異常判断の最初の限界値とされてもよいものであり、この実施の形態では、各振動センサの出力がこの値を越えたとき該当する電動発電機への電流を低減するための限界となる値である。答がイエスのときには,制御はステップ220へ進み,振動センサ48FLを除く他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmが求められる。次いで制御はステップ230へ進み、振動センサ48FLの出力Pv1が他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmより所定の偏差ΔPbを越えて大きいか否かが判断される。答がイエスであれば制御はステップ240へ進み、電動発電機1(12FL)への電流が低減される。この場合にも、偏差ΔPbの値を適当に設定することにより、路面の凹凸が全体として激しい場合に、左前輪が路面の状況により偶々より激しく振動したことによって左前輪の車輪懸架装置やタイヤに異常が生じたと誤判定して当該電動発電機への電流を低減することを回避することができる。
ステップ240にて電動発電機1への電流を低減した後は端子dを経て、或いはステップ210の答がノーであるとき、或いはステップ210の答がイエスであっても、ステップ230の答がノーであるときには、制御はステップ250へ進み、振動センサ48FRについて上に振動センサ48FLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ270の答がイエスのときには、ステップ280に於いて電動発電機2(12FR)への電流が低減される。
同様に、ステップ280にて電動発電機2への電流を低減した後は端子eを経て、或いはステップ250の答がノーであるとき、或いはステップ250の答がイエスであっても、ステップ270の答がノーであるときには、制御はステップ290へ進み、振動センサ48RLについて上に振動センサ48FLおよび48FRについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ310の答がイエスのときには、ステップ320に於いて電動発電機3(12RL)への電流が低減される。
同様に、ステップ320にて電動発電機3への電流を低減した後は端子fを経て、或いはステップ290の答がノーであるとき、或いはステップ290の答がイエスであっても、ステップ310の答がノーであるときには、制御はステップ330へ進み、振動センサ48RRについて上に振動センサ48FL〜48RLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ350の答がイエスのときには、ステップ360に於いて電動発電機4(12RR)への電流が低減される。
ここに示す実施の形態に於いては、振動センサの出力について警報を発する警報レベルPvaiと該当する電動発電機の電流を低減する電流低減レベルPvbiとは、後者が前者より高くされているが、これら両レベルの高低関係は、上記と逆にされてもよく、その場合、ステップ40に続いては、ステップ210〜360が実行され、その後でステップ50〜200が実行されればよい。
以上の要領にて各振動センサについてその出力レベルが該当する電動発電機の電流を低減する電流低減レベルを越えているか否かの判断が行われ、出力レベルが電流低減レベルを越えているものについては、該当する電動発電機の電流を低減した後、制御は端子Bを経て図4のステップ370へ進む。
ステップ370に於いては、振動センサ48FLの出力Pv1が、所定の限界値Pvc1を越えたか否かが判断される。限界値Pvci(i=1,2,3,4)もまた車輪に係る異常判断の最初の限界値とされてもよいものであるが、この実施の形態では、各振動センサの出力がこの値を越えたとき該当する電動発電機への電流を遮断するための限界となる値である。尚、この実施の形態では、フローの流れの沿って制御が進行するので、限界値Pvciは限界値Pvaiまたは限界値Pvbiよりの大きな値とされる。答がイエスのときには,制御はステップ380へ進み,振動センサ48FLを除く他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmが求められる。次いで制御はステップ390へ進み、振動センサ48FLの出力Pv1が他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmより所定の偏差ΔPcを越えて大きいか否かが判断される。答がイエスであれば制御はステップ400へ進み、電動発電機1(12FL)への電流が遮断される。この場合にも、偏差ΔPcの値を適当に設定することにより、路面の凹凸が全体として激しい場合に、左前輪が路面の状況により偶々より激しく振動したことによって左前輪の車輪懸架装置やタイヤに異常が生じたと誤判定して当該電動発電機への電流を遮断することを回避することができる。
ステップ400にて電動発電機1への電流を遮断した後は端子gを経て、或いはステップ370の答がノーであるとき、或いはステップ370の答がイエスであっても、ステップ390の答がノーであるときには、制御はステップ410へ進み、振動センサ48FRについて上に振動センサ48FLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ430の答がイエスのときには、ステップ440に於いて電動発電機2(12FR)への電流が遮断される。
同様に、ステップ440にて電動発電機2への電流を遮断した後は端子hを経て、或いはステップ410の答がノーであるとき、或いはステップ410の答がイエスであっても、ステップ430の答がノーであるときには、制御はステップ450へ進み、振動センサ48RLについて上に振動センサ48FLおよび48FRについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ470の答がイエスのときには、ステップ480に於いて電動発電機3(12RL)への電流が低減される。
同様に、ステップ480にて電動発電機3への電流を遮断した後は端子iを経て、或いはステップ450の答がノーであるとき、或いはステップ450の答がイエスであっても、ステップ470の答がノーであるときには、制御はステップ490へ進み、振動センサ48RRについて上に振動センサ48FL〜48RLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ510の答がイエスのときには、ステップ520に於いて電動発電機4(12RR)への電流が遮断される。
以上の要領にて各振動センサについてその出力レベルが該当する電動発電機の電流を遮断する電流遮断レベルを越えているか否かの判断が行われ、出力レベルが電流遮断レベルを越えているものについては、該当する電動発電機の電流を遮断した後、制御は端子Cを経て図5のステップ530へ進む。
ステップ530に於いては、振動センサ48FLの出力Pv1が、所定の限界値Pvd1を越えたか否かが判断される。限界値Pvdi(i=1,2,3,4)もまた車輪に係る異常判断の最初の限界値とされてもよいものであるが、この実施の形態では、各振動センサの出力がこの値を越えたとき車輌の駆動を停止するための限界となる値である。また、この実施の形態では、フローの流れの沿って制御が進行するので、限界値Pvdiは限界値Pvciよりの大きな値とされる。答がイエスのときには,制御はステップ540へ進み,振動センサ48FLを除く他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmが求められる。次いで制御はステップ550へ進み、振動センサ48FLの出力Pv1が他の3つの振動センサの出力の平均値Pvmより所定の偏差ΔPdを越えて大きいか否かが判断される。答がイエスであれば制御はステップ560へ進み、車輌の駆動が停止される。車輌が、図1に示す如く、その4輪が個別に電動発電機により駆動されるようになっている場合には、4つの全ての電動発電機への電流の供給が遮断される。また車輌が、例えば一対の前輪は電動発電機による車輪の個別駆動であり、一対の後輪はエンジンにより駆動されているような場合には、左右前輪の電動発電機への電流の供給が遮断されると共に、エンジンも停止される。この場合にも、偏差ΔPdの値を適当に設定することにより、路面の凹凸が全体として激しい場合に、左前輪が路面の状況により偶々より激しく振動したことによって左前輪の車輪懸架装置やタイヤに異常が生じたと誤判定して車輌の駆動を停止することを回避することができる。振動センサ48FLの出力判定により車輌の駆動が停止されたときには、この制御はこれにて終了する。
ステップ530の答がノーであるとき、或いはステップ530の答がイエスであっても、ステップ550の答がノーであるときには、制御はステップ570へ進み、振動センサ48FRについて上に振動センサ48FLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ590の答がイエスのときには、ステップ560に於いて車輌の駆動が停止される。振動センサ48FRの出力判定により車輌の駆動が停止されたときにも、この制御はこれにて終了する。
同様に、ステップ570の答がノーであるとき、或いはステップ570の答がイエスであっても、ステップ590の答がノーであるときには、制御はステップ600へ進み、振動センサ48RLについて上に振動センサ48FLおよび48FRについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ620の答がイエスのときには、ステップ560に於いて車輌の駆動が停止される。振動センサ48RLの出力判定により車輌の駆動が停止されたときにも、この制御はこれにて終了する。
同様に、ステップ600の答がノーであるとき、或いはステップ600の答がイエスであっても、ステップ620の答がノーであるときには、制御はステップ630へ進み、振動センサ48RRについて上に振動センサ48FL〜48RLについて行われた判定と同じことが行われる。そしてステップ650の答がイエスのときには、ステップ560に於いて車輌の駆動が停止される。振動センサ48RRの出力判定により車輌の駆動が停止されたときにも、この制御はこれにて終了する。
ステップ630の答がノーであるときには、或いはステップ630の答がイエスであっても、ステップ650の答がノーであるときには、この回のフローによる制御はこれにて終了し、制御は次回のフローに備えてステップ10の前に戻る(リターンする)。
以上に於いては、車輌が、図1に示す如く、4輪が個別に電動発電機により駆動される場合の例について説明したが、同様の制御は、例えば一対の前輪または後輪が電動発電機により個別に駆動され、他方の一対の車輪は駆動されず、或いはエンジンにより駆動されるような場合にも、電動発電機により個別に駆動される車輪について適用されてよいことは明らかであろう。
また、図2〜図5では車輪の振動レベルが増大するにつれて、順次、警報を発し、電動発電機への電流の供給を低減し、電動発電機への電流の供給を遮断し、車輌の駆動を停止する一連の制御を総合した例について説明したが、これらの制御が一部のみにて実施されてもよいことも明らかであろう。
また、振動センサが検出する振動の大きさが上記の電動発電機への電流の供給を遮断する限度より大きい所定の限度を超えたとき車輌の駆動出力を低減する制御、或は電動発電機への電流の供給を遮断しても異常が発生していると判定されるとき車輌の駆動出力を低減する制御も同様の要領にて実施できることは明らかであろう。
以上に於いては本発明のいくつかの局面を総合したを一つの実施の形態について詳細に説明したが、かかる実施の形態について本発明の範囲内にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
本発明による車輌を4輪の全てが車輪に組み込まれた電動発電機により駆動されるようになっている4輪自動車に於いて実施した状態を示す概略図。 本発明により行われる車輪懸架装置やタイヤの異常に対処する制御の態様を一つの総合的実施の形態に於いて示すフローチャートの一部。 図2に続くフローチャートの構成部。 図3に続くフローチャートの構成部。 図4に続くフローチャートの構成部。
符号の説明
10FL、10FR,10RL,10RR…車輪、12FL、12FR,12RL,12RR…電動発電機、14FL、14FR,14RL,14RR…ブレーキユニット、16FL、16FR,16RL,16RR…車輪懸架装置、18FL,18FR,18RL,18RR…ばね、20FL,20FR,20RL,20RR…ショックアブソーバ、22…ブレーキペダル、24…マスターシリンダ、26F,28FL,28FR,30R,32RL,32RR…油圧管路、34FL,34FR,34RL,34RR…可撓性油圧導管、36…インバータ、38…バッテリ、40FL,40FR,40RL,40RR…端末制御装置、42FL,42FR,42RL,42RR…可撓性ワイヤハーネス、44…電気式制御装置(CPU)、46…マスターシリンダ油圧センサ、48FL、48FR,48RL,48RR…振動センサ

Claims (13)

  1. 車体と、車輪と、前記車輪に組み込まれた電動発電機と、前記電動発電機が組み込まれた車輪を前記車体に対し上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有する車輌にして、前記電動発電機が組み込まれた車輪の振動を検出する振動センサを有し、前記振動センサに基づき前記車輪に係る異常が発生したことを判定し、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき警報を発し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第二の限度より大きい所定の第三の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を遮断し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第三の限度より大きい所定の第四の限度を超えたとき車輌の駆動出力を低減することを特徴とする車輌。
  2. 車体と、車輪と、前記車輪に組み込まれた電動発電機と、前記電動発電機が組み込まれた車輪を前記車体に対し上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有する車輌にして、前記電動発電機が組み込まれた車輪の振動を検出する振動センサを有し、前記振動センサに基づき前記車輪に係る異常が発生したことを判定し、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき警報を発し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第二の限度より大きい所定の第三の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を遮断し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第三の限度より大きい所定の第四の限度を超えたとき車輌の駆動出力を低減することを特徴とする車輌。
  3. 前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第四の限度より大きい所定の第五の限度を超えたとき車輌の駆動を停止するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の車輌。
  4. 車体と、車輪と、前記車輪に組み込まれた電動発電機と、前記電動発電機が組み込まれた車輪を前記車体に対し上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有する車輌にして、前記電動発電機が組み込まれた車輪の振動を検出する振動センサを有し、前記振動センサに基づき前記車輪に係る異常が発生したことを判定し、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき警報を発し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第二の限度より大きい所定の第三の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を遮断し、前記電動発電機への電流の供給を遮断しても前記異常が発生していると判定されるとき車輌の駆動出力を低減することを特徴とする車輌。
  5. 車体と、車輪と、前記車輪に組み込まれた電動発電機と、前記電動発電機が組み込まれた車輪を前記車体に対し上下可動に懸架する車輪懸架装置とを有する車輌にして、前記電動発電機が組み込まれた車輪の振動を検出する振動センサを有し、前記振動センサに基づき前記車輪に係る異常が発生したことを判定し、前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を低減し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第一の限度より大きい所定の第二の限度を超えたとき警報を発し、前記振動センサが検出する振動の大きさが前記第二の限度より大きい所定の第三の限度を超えたとき前記電動発電機への電流の供給を遮断し、前記電動発電機への電流の供給を遮断しても前記異常が発生していると判定されるとき車輌の駆動出力を低減することを特徴とする車輌。
  6. 前記車輪に係る異常発生は前記車輪懸架装置における異常発生であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車輌。
  7. 前記車輪に係る異常発生は前記車輪のタイヤにおける異常発生であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車輌。
  8. 前記車輪に係る異常が発生したと判定するのは前記振動センサが検出する振動の大きさが所定の限度を超えたときであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の車輌。
  9. 前記振動センサが検出する振動の大きさは所定の期間内に於ける前記振動センサの出力の平均値として求められることを特徴とする請求項8に記載の車輌。
  10. 前記振動センサは複数個の車輪に対し個別に設けられており、前記振動センサの一つが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超え且つ該一つの振動センサが検出する振動の大きさが前記振動センサの他の一つが検出する振動の大きさより所定値以上大きいとき該一つの振動センサに対応する前記車輪に係る異常が発生したと判定することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の車輌。
  11. 前記振動センサは複数個の車輪に対し個別に設けられており、前記振動センサの一つが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超え且つ該一つの振動センサが検出する振動の大きさが前記振動センサの他のものが検出する振動の大きさの平均値より所定値以上大きいとき該一つの振動センサに対応する前記車輪に係る異常が発生したと判定することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の車輌。
  12. 前記振動センサは2個より多い車輪に対し個別に設けられており、前記振動センサの一つが検出する振動の大きさが所定の第一の限度を超え且つ該一つの振動センサが検出する振動の大きさが前記振動センサの他のものが検出する振動の大きさの平均値より所定値以上大きいとき該一つの振動センサに対応する前記車輪に係る異常が発生したと判定することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の車輌。
  13. 前記車輪懸架装置は前記電動発電機が組み込まれた車輪を前記車体に対し上下可動に懸架する手段と、前記車輪の前記車体に対する上方への変位に対し弾性反力を及ぼすばねを含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の車輌。
JP2005112771A 2005-04-06 2005-04-08 車輪振動センサを有する車輌 Expired - Fee Related JP4617973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005112771A JP4617973B2 (ja) 2005-04-06 2005-04-08 車輪振動センサを有する車輌

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005110102 2005-04-06
JP2005112771A JP4617973B2 (ja) 2005-04-06 2005-04-08 車輪振動センサを有する車輌

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006314150A JP2006314150A (ja) 2006-11-16
JP4617973B2 true JP4617973B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=37535410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005112771A Expired - Fee Related JP4617973B2 (ja) 2005-04-06 2005-04-08 車輪振動センサを有する車輌

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4617973B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5615577B2 (ja) * 2010-03-25 2014-10-29 Gpm株式会社 電気自動車の挙動変化の把握支援装置、挙動変化の把握支援方法、車両点検装置及び車両点検方法
JP5469700B2 (ja) * 2012-04-02 2014-04-16 Ntn株式会社 インホイールモータ駆動装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588411A (ja) * 1981-07-03 1983-01-18 Nissan Motor Co Ltd 車輌のタイヤ空気圧制御装置
JPH03123826A (ja) * 1989-09-30 1991-05-27 F Heinrich Lehn 走行運転中に自動車の車輪システムの振動を監視する方法及び装置
JP2003254125A (ja) * 2002-03-05 2003-09-10 Mazda Motor Corp 車両用エンジンの燃料制御装置及びそのコンピュータ・プログラム
JP2004187388A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Toyota Motor Corp 車両の駆動制御装置
JP2005075189A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Bridgestone Corp インホイールモータシステム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588411A (ja) * 1981-07-03 1983-01-18 Nissan Motor Co Ltd 車輌のタイヤ空気圧制御装置
JPH03123826A (ja) * 1989-09-30 1991-05-27 F Heinrich Lehn 走行運転中に自動車の車輪システムの振動を監視する方法及び装置
JP2003254125A (ja) * 2002-03-05 2003-09-10 Mazda Motor Corp 車両用エンジンの燃料制御装置及びそのコンピュータ・プログラム
JP2004187388A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Toyota Motor Corp 車両の駆動制御装置
JP2005075189A (ja) * 2003-09-01 2005-03-24 Bridgestone Corp インホイールモータシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006314150A (ja) 2006-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7873449B2 (en) Vehicle safety system with advanced tire monitoring
CN105667318A (zh) 车辆用制动力控制装置
US20100090522A1 (en) Method and devices for operating a motor vehicle brake device
JP5896173B2 (ja) 車両用制駆動力制御装置
JP2007131301A (ja) 横転傾向にある車両を安定化させる方法
JP2015080323A (ja) 車両用制駆動力制御装置
CN105539050A (zh) 车辆的簧上振动抑制装置
JP4617973B2 (ja) 車輪振動センサを有する車輌
JP2017034816A (ja) 電動車両
US20060108863A1 (en) Method for regulating the handling of a vehicle
US20060178799A1 (en) Enhanced roll control system
JP4765552B2 (ja) 電動車輌の駆動力制御装置
JP5397119B2 (ja) 左右独立駆動車両の駆動力制御装置
EP0992411B1 (en) Estimation of vehicle speed for regulating the ABS function
JP2007137107A (ja) 車輌の制駆動力制御装置
US10493964B2 (en) System and method for wheel oscillation mitigation using brake force ripple injection
JP4321285B2 (ja) 車輪の接地荷重推定装置
JP6845634B2 (ja) 車両の制動力制御装置
CN211765358U (zh) 一种能实时监测载货车侧倾及控制的装置
CN114379288A (zh) 早期检测机动车辆轮胎不规则磨损和/或底盘设置无意变化的方法
CN112208500A (zh) 机动车稳定控制方法、电子控制单元和系统
JP6788424B2 (ja) 車両の制動力制御装置
JP4140637B2 (ja) 車両用ブレーキ圧力制御装置
CN114802201B (zh) 一种提高车辆驾驶安全性的控制方法与装置
JP4100720B2 (ja) 車両用ブレーキ圧力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees