JP4616754B2 - センサ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電位基準端子および電位出力端子を備え、電位基準端子と電位出力端子との間に接続されるセンサ素子に対して電圧印加を行うセンサ制御装置に関する。
従来より、電位基準端子および電位出力端子を備え、電位基準端子と電位出力端子との間に接続されるセンサ素子に対して電圧印加を行うセンサ制御装置が知られている。
なお、一例としては、NOxセンサに対して電圧印加を行うNOxセンサ制御装置を挙げることができる(特許文献1)。
NOxセンサ制御装置は、電位基準端子(Vcent端子)の電位を基準点目標電位に設定すると共に、電位出力端子(Ip2端子)の電位を出力点目標電位に設定することで、電位基準端子(Vcent端子)と電位出力端子(Ip2端子)との間に接続されるNOxセンサ素子(詳細には、Ip2セル)への電圧印加を行う。
なお、基準点目標電位および出力点目標電位は、NOxセンサ素子(詳細には、Ip2セル)への印加電圧が目標印加電圧となるように、各電位が設定されている。
国際公開第03/083465号パンフレット(図1,8など)
しかし、上記従来のセンサ制御装置においては、電位出力端子(Ip2端子)の電位が精度良く出力点目標電位に設定されている場合であっても、ノイズなどの影響により電位基準端子(Vcent端子)の電位が変動した場合には、センサ素子への実際の印加電圧が目標印加電圧とは異なる電圧値となる虞がある。
つまり、上記従来のセンサ制御装置は、電位出力端子(Ip2端子)の電位と電位基準端子(Vcent端子)の電位とがそれぞれ独立して制御される構成であるため、電位出力端子(Ip2端子)の電位が精度良く設定されたとしても、電位基準端子(Vcent端子)の電位が変動すると、センサ素子への印加電圧が変動するという問題が生じる。
そこで、本発明はこうした問題に鑑みなされたものであり、電位基準端子の電位が変動した場合であっても、電位基準端子と電位出力端子との間に接続されるセンサ素子に対する印加電圧の変動を抑制できるセンサ制御装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、電位基準端子および電位出力端子を備え、電位基準端子と電位出力端子との間に接続されるセンサ素子に対して電圧印加を行うセンサ制御装置であって、電位基準端子の電位を基準点目標電位に設定する基準電位設定手段と、基準点目標電位に設定された電位基準端子を基準として、電位出力端子の電位を、センサ素子に目標印加電圧を印加するための出力点目標電位に設定する出力電位設定手段と、基準点目標電位に対する電位基準端子の電位変化量に応じて、センサ素子への印加電圧が目標印加電圧となるように、出力点目標電位を補正する出力点電位補正手段と、を備え、出力電位設定手段は、電位出力端子の電位を補正後の出力目標電位に設定すること、を特徴とするセンサ制御装置である。
つまり、このセンサ制御装置は、電位基準端子における実際の電位と基準点目標電位との差分である電位変化量に応じて、センサ素子への印加電圧が目標印加電圧となるように出力点目標電位を補正して、電位出力端子の電位を補正後の出力点目標電位に設定するように構成されている。
このように、電位基準端子の電位変化量に応じて出力点目標電位を補正することから、このセンサ制御装置は、ノイズなどの影響によって電位基準端子における実際の電位が変動した場合であっても、センサ素子に対する印加電圧値が目標印加電圧から大幅に逸脱するのを抑制できる。
よって、本発明によれば、電位基準端子の電位が変動した場合であっても、電位基準端子と電位出力端子との間に接続されるセンサ素子に対する印加電圧が変動することを抑制できる。
なお、出力点電位補正手段は、電位基準端子の電位が基準点目標電位よりも高くなる場合には、その電位上昇分(電位変化量)に応じて電位出力端子の電位を出力点目標電位よりも上昇させることで、電位出力端子の電位を補正することができる。反対に、電位基準端子の電位が基準点目標電位よりも低くなる場合には、出力点電位補正手段は、その電位降下分に応じて電位出力端子の電位を出力点目標電位よりも低下させることで、電位出力端子の電位を補正することができる。
そして、上記センサ制御装置においては、電位出力端子が複数備えられると共に、電位出力端子に対応して出力電位設定手段および出力点電位補正手段が複数備えられるように構成することも出来る。
このように、電位出力端子、出力電位設定手段および出力点電位補正手段を複数備えることで、外部からの電圧印加が必要な構成要素を複数備えるセンサ素子について、各構成要素に対する電圧印加が可能となると共に、電位基準端子の変動に起因する各構成要素への印加電圧値の変動を抑えることができる。
よって、本発明によれば、電位基準端子の電位が変動した場合であっても、複数の構成要素に対するそれぞれの印加電圧が変動するのを抑制することが出来る。
ここで、前記センサ素子は、例えば、第1拡散抵抗部を介して測定対象ガスが導入される第1測定室と、酸素イオン導電体および該酸素イオン導電体上に形成された一対の電極を有し、前記一対の電極の一方が前記第1測定室に配置されて、前記第1測定室に導入された前記測定対象ガスに対する酸素の汲み出しまたは汲み入れを行う第1酸素イオンポンプセルと、前記第1測定室において酸素の汲み出しまたは汲み入れが行われた前記測定対象ガスが第2拡散抵抗部を介して導入される第2測定室と、酸素イオン導電体および該酸素イオン導電体上に形成された一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記第2測定室に配置されて、前記第2測定室における特定ガス濃度に応じた電流が流れる第2酸素イオンポンプセルと、基準酸素分圧雰囲気に設定された基準酸素室と、酸素イオン導電体および該酸素イオン導電体上に形成された一対の電極を有し、前記一対の電極の一方が前記第1測定室に配置され、他方の電極が前記基準酸素室に配置された酸素分圧検知セルと、を備えるガスセンサ素子のうち前記第2酸素イオンポンプセルとすることができる。
2つの酸素イオンポンプセルと2つの測定室とを備えたガスセンサ素子においては、第2酸素イオンポンプセルに流れる電流は非常に小さい。このため、第2酸素イオンポンプセルに対する印加電圧の基準となる電位基準端子の電位の変動が小さくても、第2酸素イオンポンプセルに流れる電流が変動してしまい、特定ガス濃度の検出精度が大きく低下してしまう。
そこで、本発明のセンサ制御装置における電圧印加対象のセンサ素子として、上述のガスセンサ素子における第2酸素イオンポンプセルを適用することにより、第2酸素イオンポンプセルに対する印加電圧が変動することを抑制でき、特定ガス濃度の検出精度を高めることができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明が適用されたセンサ制御装置50を備えるNOx検出装置1の概略構成を示す構成図である。
NOx検出装置1は、内燃機関(エンジン)における排気ガス中の特定ガス(本実施形態では、NOx)を検出するために用いられる。そして、NOx検出装置1は、ガスセンサ素子10、センサ制御装置50を備えると共に、図示しないヒータおよびヒータ制御回路を備えている。
なお、センサ制御装置50は、ガスセンサ素子10に対する通電制御を行うと共にセンサ信号を検出するものである。また、ヒータは、ガスセンサ素子10を加熱して作動温度(換言すれば、活性化温度)に保つためのものであり、ヒータ制御回路は、ヒータへの通電制御を行うものである。
ガスセンサ素子10は、NOxを検知するためのセンサ素子であり、第1ポンプセル111,酸素濃度検知セル112,第2ポンプセル113を備えている。
なお、このガスセンサ素子10は、別途に備えられるヒータにより活性化温度まで加熱される。
図2に、ガスセンサ素子10の内部構成を表す断面図を示す。
ガスセンサ素子10は、第1ポンプセル111,酸素濃度検知セル112,第2ポンプセル113を、アルミナを主体とする絶縁層114,115を介して積層した構造を有しており、多孔質物質からなる第1拡散抵抗体116を介して測定対象ガスが取り込まれる第1測定室159を備えている。
また、ガスセンサ素子10は、第1ポンプセル111により第1測定室159の内部に存在する酸素のポンピング(汲み出し、汲み入れ)が可能であり、酸素濃度検知セル112により、酸素濃度を一定に制御された基準酸素室118と第1測定室159との酸素濃度差(つまり、第1測定室159の内部の酸素濃度)が測定可能に、構成されている。
第1ポンプセル111は、酸素イオン伝導性を有するジルコニアからなる第1固体電解質層131と、第1固体電解質層131を挟み込むように配置された第1ポンプ用第1電極135と第1ポンプ用第2電極137とからなる第1多孔質電極121とを備えて形成されている。なお、第1ポンプ用第1電極135および第1ポンプ用第2電極137は、白金や白金合金などで形成されており、それぞれの表面には、多孔質体からなる保護層122が形成されている。
酸素濃度検知セル112は、酸素イオン伝導性を有するジルコニアからなる検知用固体電解質層151と、検知用固体電解質層151を挟み込むように配置された検知用電極155と基準用電極157とからなる検知用多孔質電極123とを備えて形成されている。なお、検知用電極155および基準用電極157は、白金や白金合金などで形成されている。
第2ポンプセル113は、酸素イオン伝導性を有するジルコニアからなる第2固体電解質層141と、第2固体電解質層141の表面のうち絶縁層115に面する表面に配置された第2ポンプ用第1電極145および第2ポンプ用第2電極147からなる第2多孔質電極125とを備えて形成されている。なお、第2ポンプ用第1電極145、第2ポンプ用第2電極147は、白金や白金合金などで形成されている。
そして、ガスセンサ素子10は、活性化温度(例えば750℃)まで加熱されて活性化状態になると、センサ制御装置50によって、酸素濃度検知セル112の両端電圧Vsが予め設定された一定電圧(例えば425mV)となるように、第1ポンプセル111に流れる第1ポンプ電流Ip1が制御される。なお、第1ポンプ電流Ip1は、酸素イオンが第1ポンプセル111における電極間(第1ポンプ用第1電極135と第1ポンプ用第2電極137との間)の第1固体電解質層131を移動することにより発生する。
また、ガスセンサ素子10は、第1測定室159の後端側(図における右側)に第2測定室161を備えている。第1測定室159と第2測定室161との間には、多孔質体からなる第2拡散抵抗体117が形成されている。なお、第2測定室161は、酸素濃度検知セル112を積層方向に貫通する状態で形成されると共に、第2ポンプセル113の第2ポンプ用第1電極145が配置される状態で形成されている。
そして、ガスセンサ素子10においては、センサ制御装置50による第2ポンプセル113への電圧印加が行われると、第2ポンプセル113を構成する第2多孔質電極125の触媒作用によって、第2測定室161に存在するNOxが解離(還元)される。すると、その解離により得られた酸素イオンが第2ポンプセル113における電極間(第2ポンプ用第1電極145と第2ポンプ用第2電極147との間)の第2固体電解質層141を移動することにより、第2ポンプ電流Ip2が流れる。
つまり、第2ポンプセル113は、第2測定室161に存在する特定ガス成分(NOx(窒素酸化物))の濃度に応じた第2ポンプ電流Ip2が電極間(第2ポンプ用第1電極145と第2ポンプ用第2電極147との間)に流れるように構成されている。そして、ガスセンサ素子10に接続されるセンサ制御装置50は、第2ポンプ電流Ip2の大きさや積分値などに基づいてNOx濃度を検出することが出来る。
図1に戻り、センサ制御装置50は、Ip1ドライバ51、PID制御回路52、オペアンプ53、Rpvs測定回路54、Ip2ドライバ56を有している。
なお、センサ制御装置50は、配線42および配線43を介してガスセンサ素子10の第1ポンプセル111に接続されており、配線42および配線44を介してガスセンサ素子10の第2ポンプセル113に接続されており、配線41および配線42を介してガスセンサ素子10の酸素濃度検知セル112(Vsセル112)に接続されている。
また、センサ制御装置50は、図示しない出力端子を備えており、出力端子は、図示しない内燃機関の電子制御装置(以下、ECUともいう)のアナログ入力端子に接続される。なお、電子制御装置(ECU)は、内燃機関の各部を総合的に制御するものであり、内燃機関の空燃比制御や排気ガス制御などの各種制御処理を行う。
センサ制御装置50は、第1ポンプセル111に流れる電流の大きさに比例した電圧信号、第2ポンプセル113に流れる電流の大きさに比例した電圧信号、酸素濃度検知セル112の電極間(電極Vs+、Vs−間)の電圧差に比例した電圧信号、ガスセンサ素子の各端子電圧、ガスセンサ素子の内部抵抗等をECUに出力する。
Ip1ドライバ51は、第1ポンプセル111にIp1電流を流すためのオペアンプであり、反転入力端子(−)がVcent端子(電位基準端子)に接続され、非反転入力端子(+)が基準電位出力回路74に接続され、出力端子がIp1+端子に接続されている。なお、基準電位出力回路74は、センサ制御装置50における基準となる基準電位KVcentを出力するものであり、この出力電位(数V)が特許請求の範囲における基準点目標電位に相当する。
そして、Vcent端子からVs−/Ip−端子、配線42、配線43を介してIp1+端子に到る経路上には、ガスセンサ素子10の第1ポンプセル111が接続されている。これにより、Ip1ドライバ51は、負帰還回路を構成するため、Vcent端子の電位が基準電位KVcent(基準電位出力回路74の出力電位)となるようにIp1電流を制御する。
PID制御回路52は、Vcent端子の電位を基準として、酸素濃度検知セル112(Vsセル112)の両端電圧(起電力Vs)がVs制御目標値になる様に、第1ポンプ電流Ip1を制御する。なお、Vs制御目標値は、Vs制御目標値出力回路73から出力される。
また、PID制御回路52は、センサ制御装置50の入出力用信号線であるP1端子、P2端子およびP3端子に接続される抵抗やコンデンサとともに、PID演算回路を構成するものである。このPID制御回路52は、Vs制御目標値に対する酸素濃度検知セル112の起電力Vsの偏差量△Vsを用いたPID演算を行い、酸素濃度検知セル112の起電力VsがVs制御目標値に近づくようにPout端子の電位を設定する。
そして、このようなPID制御回路52の制御動作とIp1ドライバ51の制御動作とにより、Ip1電流が制御される。
すなわち、酸素濃度検知セル112の起電力VsがVs制御目標値よりも高い場合には、第1測定室159の酸素分圧が基準酸素分圧よりも低い状態にある。このような場合には、PID制御回路52は、偏差量△Vsを用いたPID演算により、不足分の酸素を第1ポンプセル111により汲み込むためのIp1電流が流れるように、Pout端子の電位を設定する。
一方、酸素濃度検知セル112の起電力VsがVs制御目標値よりも低い場合には、第1測定室159の酸素分圧が基準酸素分圧よりも高い状態にある。このような場合には、PID制御回路52は、偏差量△Vsを用いたPID演算により、過剰分の酸素を第1ポンプセル111により汲み出すためのIp1電流が流れるように、Pout端子の電位を設定する。
また、Vs+端子には+数μAの定電流源回路72が接続されており、これにより酸素濃度検知セル112にIcp電流を供給して酸素基準を作り出している。
また、Vs+端子とPID制御回路52との間に接続されるオペアンプ53は、ボルテージフォロア回路を構成している。これにより、Vs+端子からはPID制御回路52側が高インピーダンスに見えるため、オペアンプ53は、+数μAの定電流源回路72による供給電流がPID制御回路52に流れ込むことを抑制している。
Rpvs測定回路54は、酸素濃度検知セル112の内部抵抗Rpvsに基づいてガスセンサ素子10の温度を測定するものであり、オペアンプ、抵抗及びコンデンサ等により構成されている。このRpvs測定回路54は、所定周期毎に酸素濃度検知セル112に所定の測定電流を流すことにより素子温度と相関関係のある酸素濃度検知セル112の内部抵抗値に対応する電圧変化を生じさせる。そして、Rpvs測定回路54は、これにより得られた酸素濃度検知セル112の両端の電圧の変化量を定数倍に演算増幅して、0〜4.5Vの範囲で変化するVRpvs電圧信号として出力する。VRpvs電圧信号は、図示しないECUに対して出力される。
なお、Rpvs測定回路54は、測定電流を酸素濃度検知セル112に流す際には、測定電流による電圧変化がPID制御回路52の出力に変化を生じさせないようにPID制御回路52とオペアンプ53との間に介在するスイッチSWを駆動制御して、PID制御回路52とオペアンプ53との接続を切断している。つまり、Rpvs測定回路54は、このスイッチSWによってPID制御回路52とオペアンプ53との間が切断されている時間に、酸素濃度検知セル112の内部抵抗Rpvsを測定する。
Ip2ドライバ56は、第2ポンプセル113にIp2電流を流すためのオペアンプであり、その非反転入力端子(+)はVp2設定回路57に接続されており、その反転入力端子(−)はIp2/Vp2端子に接続されており、その出力端子はIp2電流の検出抵抗素子78を介してIp2/Vp2端子に接続されている。つまり、Ip2ドライバ56は、Ip2/Vp2端子の電位がVp2設定回路57の出力電位と等しくなるように、制御を行っている。
Vp2設定回路57は、Vcent端子(電位基準端子)を基準として、第2ポンプセル113に対する印加電圧が目標印加電圧TVp2となるように、電位出力端子(Ip2/Vp2端子)の電位を設定するために備えられている。
ここで、Vp2設定回路57の回路構成図を、図3に示す。
なお、図3では、Vp2設定回路57に加えて、Ip2ドライバ56および第2ポンプセル113との概略接続状態を記載している。
図3に示すように、Vp2設定回路57は、目標電位出力回路75と、出力点電位補正回路76と、を備えている。
目標電位出力回路75の出力電位(出力点目標電位Va)は、基準電位出力回路74の出力電位(定格値)に設定された基準電位KVcentを基準として、第2ポンプセル113に対する印加電圧が目標印加電圧TVp2となるときの電位出力端子(Ip2/Vp2端子)の電位に設定されている。なお、目標印加電圧TVp2は、第2ポンプセル113がNOxを解離(還元)可能な状態となる電圧値が設定されている。
出力点電位補正回路76は、オペアンプ81と、2つの第1抵抗素子R1と、2つの第2抵抗素子R2と、定電位出力回路83と、を備えている。
オペアンプ81は、非反転入力端子(+)がVcent端子(電位基準端子)に接続され、反転入力端子(−)が第1抵抗素子R1を介して定電位出力回路83に接続され、出力端子が第2抵抗素子R2を介してIp2ドライバ56の非反転入力端子(+)に接続されている。なお、定電位出力回路83は、一定電位Vbを出力している。
2つの第1抵抗素子R1のうち一方は、オペアンプ81の反転入力端子(−)と定電位出力回路83との間に接続され、他方は、オペアンプ81の反転入力端子(−)と出力端子との間に接続されている。
2つの第2抵抗素子R2のうち一方は、オペアンプ81の出力端子とVp2設定回路57の出力端子77との間に接続され、他方は、出力端子77と目標電位出力回路75の出力端子との間に接続されている。なお、出力端子77は、Ip2ドライバ56の非反転入力端子(+)に接続されている。
このような目標電位出力回路75および出力点電位補正回路76を備えるVp2設定回路57においては、出力端子77の電位(Vp2補正後電位Vout)は、Vcent端子の電位Vcentと、出力点目標電位Vaと、一定電位Vbとを用いて表すと、[数1]のように表すことが出来る。
そして、Ip2ドライバ56が、Ip2/Vp2端子の電位を、Vp2設定回路57における出力端子77の電位(Vp2補正後電位Vout)と等しくなるように制御することから、Ip2/Vp2端子の電位は、Vp2補正後電位Voutに設定される。
なお、第2ポンプセル113への実際の印加電圧Vp2は、Vcent端子(電位基準端子)の電位とIp2/Vp2端子の電位との差分電圧値に応じて定められる。ここで、Vs−/Ip−端子とVcent端子との間に接続される抵抗素子79での電圧降下が一定電圧値Vdである場合には、第2ポンプセル113への印加電圧Vp2は、[数2]で表すことが出来る。
そして、[数1]で表すVp2補正後電位Voutを[数2]に代入すると、[数3]が得られる。
この[数3]によれば、第2ポンプセル113への印加電圧Vp2(両端電圧Vp2)は、一定値(出力点目標電位Va、一定電位Vbおよび一定電圧値Vd)で表すことができることから、Vcent端子(電位基準端子)の電位Vcentによって変動しないことが判る。
このように、第2ポンプセル113への印加電圧Vp2(両端電圧Vp2)がVcent端子(電位基準端子)の電位変動によって変動しないのは、出力点電位補正回路76が、Vcent端子の電位変動に応じて、Vp2設定回路57における出力端子77の電位(Vp2補正後電位Vout)を補正しているためである。
つまり、出力点電位補正回路76は、Vcent端子(電位基準端子)の電位が基準点目標電位よりも高くなると、その電位上昇分(電位変化量)に応じて出力端子77の電位を出力点目標電位Vaよりも上昇させることで、出力端子77の電位を補正している。反対に、Vcent端子(電位基準端子)の電位が基準点目標電位よりも低くなると、その電位降下分に応じて出力端子77の電位を出力点目標電位Vaよりも低下させることで、出力端子77の電位を補正している。
以上説明したように、NOx検出装置1のセンサ制御装置50は、何らかの要因でVcent端子の電位が変動した場合(基準電位KVcentから逸脱した場合)であっても、その電位変化量に応じてIp2/Vp2端子の電位を補正することで、第2ポンプセル113への印加電圧Vp2が変動するのを抑制できる。
このように、センサ制御装置50は、Vcent端子(電位基準端子)の電位変化量に応じて出力端子77の電位(出力点目標電位)を補正することから、ノイズなどの影響によってVcent端子(電位基準端子)の電位が変動した場合であっても、第2ポンプセル113への印加電圧Vp2が目標印加電圧TVp2から逸脱するのを抑制できる。
よって、センサ制御装置50は、ノイズなどの影響によってVcent端子(電位基準端子)の電位が変動するような環境下で使用する場合においても、第2ポンプセル113に対する印加電圧の制御精度が低下するのを抑制できる。
ここで、本実施形態のセンサ制御装置50および従来のセンサ制御装置を用いて、Vcent端子(電位基準端子)の電位変動に対する第2ポンプセル113への印加電圧Vp2の変化状態について測定した測定結果を、図4に示す。
なお、測定に使用した従来のセンサ制御装置は、上述したセンサ制御装置50のうち、Vp2設定回路57を目標電位出力回路75のみに置き換えて、目標電位出力回路75の出力端子をIp2ドライバ56の非反転入力端子(+)に接続するように構成したものである。換言すれば、測定に使用した従来のセンサ制御装置は、上述したセンサ制御装置50から出力点電位補正回路76を除去した構成である。
図4に示すように、従来のセンサ制御装置に関する測定結果によれば、Vcent端子(電位基準端子)の電位Vcentが高くなるに従い印加電圧Vp2が低下しており、Vcent端子の電位変動によって第2ポンプセル113への印加電圧Vp2が変化することが判る。つまり、従来のセンサ制御装置においては、Ip2/Vp2端子の電位設定にあたり、Vcent端子の電位変動が反映されないため、Vcent端子の電位が変動した場合には、第2ポンプセル113への印加電圧Vp2が目標印加電圧TVp2とは異なる電圧値となる。
これに対して、本実施形態のセンサ制御装置50に関する測定結果によれば、Vcent端子(電位基準端子)の電位Vcentが変動している場合であっても印加電圧Vp2は略一定値を示しており、Vcent端子の電位変動によって第2ポンプセル113への印加電圧Vp2が変化し難いことが判る。
よって、この測定結果によれば、本実施形態のセンサ制御装置50を用いることで、Vcent端子の電位が変動した場合であっても、第2ポンプセル113への印加電圧Vp2が変動するのを抑制できることが明らかとなった。
なお、本実施形態においては、センサ制御装置50が特許請求の範囲に記載のセンサ制御装置に相当し、Vcent端子が電位基準端子に相当し、Ip2/Vp2端子が電位出力端子に相当し、ガスセンサ素子10(詳細には、第2ポンプセル113)がセンサ素子に相当している。また、Ip1ドライバ51および基準電位出力回路74が基準電位設定手段に相当し、Ip2ドライバ56および目標電位出力回路75が出力電位設定手段に相当し、出力点電位補正回路76が出力点電位補正手段に相当している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、種々の態様をとることができる。
例えば、Ip2/Vp2端子の電位設定のみならず、Vs+端子における電位設定においても、Vcent端子の電位変動を反映して電位を補正するように構成しても良い。
つまり、センサ制御装置50は、第2ポンプセル113だけでなく、酸素濃度検知セル112に対しても電圧印加を行うものであり、酸素濃度検知セル112への印加電圧Vsは、Vcent端子(電位基準端子)とVs+端子との電位差に応じて定められる。このため、Vs+端子の電位をVcent端子(電位基準端子)の電位変動に応じて補正するVs出力点電位補正回路を備えることで、Vcent端子(電位基準端子)の電位が変動した場合であっても、酸素濃度検知セル112への印加電圧が変動するのを抑制することができる。
このような構成のセンサ制御装置は、電位出力端子が複数備えられると共に、電位出力端子に対応して出力電位設定手段および出力点電位補正手段を複数備える構成となる。このようなセンサ制御装置は、外部からの電圧印加が必要なセルを複数備えるガスセンサ素子について、各セルに対する電圧印加が可能になると共に、Vcent端子(電位基準端子)の変動に起因する各セルへの印加電圧値の変動を抑えることができる。
なお、このような構成のセンサ制御装置においては、Vcent端子が特許請求の範囲における電位基準端子に相当し、Ip2/Vp2端子およびVs+端子が複数の電位出力端子に相当する。また、出力点電位補正回路76およびVs出力点電位補正回路が複数の出力点電位補正手段に相当し、Ip2ドライバ56および目標電位出力回路75が複数の出力電位設定手段に相当し、PID制御回路52およびVs制御目標値出力回路73が複数の出力電位設定手段に相当する。
また、制御対象となるセンサ素子は、上述したNOxセンサ素子に限られることはなく、例えば、UEGOセンサ(全領域酸素センサ)のように電圧制御対象セルを1つ備える構成のセンサ素子であっても良い。さらに、センサ素子は、ガス検出のためのガスセンサ素子に限られることはなく、温度センサ、湿度センサ、荷重センサなど、外部からの電圧印加により対象物の測定を行うセンサであれば、本発明のセンサ制御装置における制御対象とすることができる。
本発明が適用されたセンサ制御装置を備えるNOx検出装置の概略構成を示す構成図である。 ガスセンサ素子の内部構成を表す断面図を示す。 Ip2ドライバおよび第2ポンプセルに接続されたVp2設定回路の回路構成図である。 本実施形態のセンサ制御装置および従来のセンサ制御装置を用いて、Vcent端子(電位基準端子)の電位変動に対する第2ポンプセルへの印加電圧の変化状態について測定した測定結果である。
符号の説明
1…NOx検出装置、10…ガスセンサ素子、50…センサ制御装置、51…Ip1ドライバ、52…PID制御回路、53…オペアンプ、56…Ip2ドライバ、57…Vp2設定回路、73…Vs制御目標値出力回路、74…基準電位出力回路、75…目標電位出力回路、76…出力点電位補正回路、81…オペアンプ、83…定電位出力回路、111…第1ポンプセル、112…酸素濃度検知セル(Vsセル)、113…第2ポンプセル。

Claims (2)

  1. 電位基準端子および電位出力端子を備え、前記電位基準端子と前記電位出力端子との間に接続されるセンサ素子に対して電圧印加を行うセンサ制御装置であって、
    前記電位基準端子の電位を基準点目標電位に設定する基準電位設定手段と、
    前記基準点目標電位に設定された前記電位基準端子を基準として、前記電位出力端子の電位を、前記センサ素子に目標印加電圧を印加するための出力点目標電位に設定する出力電位設定手段と、
    前記基準点目標電位に対する前記電位基準端子の電位変化量に応じて、前記センサ素子への印加電圧が前記目標印加電圧となるように、前記出力点目標電位を補正する出力点電位補正手段と、を備え、
    前記出力電位設定手段は、前記電位出力端子の電位を補正後の前記出力目標電位に設定すること、
    を特徴とするセンサ制御装置。
  2. 前記電位出力端子が複数備えられると共に、前記電位出力端子に対応して前記出力電位設定手段および前記出力点電位補正手段が複数備えられること、
    を特徴とする請求項1に記載のセンサ制御装置。
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