JP4615651B2 - 複数セグメントのヒータを有する連続インクジェットプリントヘッド - Google Patents
複数セグメントのヒータを有する連続インクジェットプリントヘッドInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して、ディジタル的に制御されるプリント装置の分野に関し、特に単独の基板上に複数のノズルを統合化し、液体のインクストリームを小滴に分離することが液体インクストリームの周期的な妨害によって生じる連続インクジェットプリントヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】
多くの異なるタイプのディジタル的に制御されるプリントシステムが発明されており、そして多くのタイプが現在量産されている。これらのプリントシステムは、各種の作動機構、各種のマーキング材料、および各種の記録媒体を使用する。現在使われているディジタルプリントシステムの例としては、レーザ電子写真プリンタ、LED電子写真プリンタ、ドットマトリックスインパクトプリンタ、感熱紙プリンタ、フィルムレコーダ、熱ワックスプリンタ、染料拡散熱転送プリンタ、およびインクジェットプリンタなどがある。しかし、現在では、そのような電子プリントシステムは、従来の機械的なプリントプレスが非常に費用の掛かるセットアップを必要とし、そして特定のページの数千枚のコピーがプリントされない限りほとんど商用にはならないが、その機械的なプリント方法を大幅に置き換えるまでには至っていない。したがって、たとえば、標準の用紙を使って高速且つ低コストで高品質のカラー画像を印刷することができる、改善されたディジタル的に制御されるプリントシステムに対するニーズが存在する。
【0003】
インクジェットプリンティングはディジタル的に制御される電子プリンティングの分野において顕著な有力候補として認められてきている。というのは、たとえば、そのノンインパクト性、低雑音特性、普通紙の使用、およびトナーの転写および定着が不要となることなどの特性があるからである。インクジェットプリンティングの機構は連続インクジェットまたはドロップオンデマンドのインクジェットのいずれかとして分類することができる。連続インクジェットプリンティングは少なくとも1929年にまで逆のぼる。ハンセル(Hansell)に対する米国特許第1,941,001号を参照されたい。
【0004】
従来の連続インクジェットは、インク小滴がストリームの中に形成される場所の近くに置かれる静電気荷電トンネルを利用する。この方法では、個々のインク小滴が帯電させられる。帯電されたインク小滴は大きな電位差が存在している偏向板が存在することによって下流で偏向させることができる。ガター(「キャッチャ」と呼ばれることもある)を使ってその帯電されたインク小滴を途中で捕捉することができ、一方、帯電していないインク小滴は記録媒体にそのまま当たる。1974年にイートン(Eaton)に対して発行された米国特許第3,878,519号は、荷電トンネルおよび偏向板による静電偏向を使って、液体ストリームの中のインク小滴の形成を同期化するための方法および装置を開示している。
【0005】
英国特許出願GB 2 041 831A号は、コーンダ(Coanda)(壁付着)効果によってデフレクタがインクジェットを操る機構を開示している。
偏向の度合いはデフレクタの位置を移動させることによって、あるいは、ジェットにおける摂動の振幅を変化させることによって変えることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
グラフィックアートのプリンティングシステムにおいては、インク小滴は、指定された場所に非常に正確に着陸する必要がある。というのは、そのようなシステムから高品質の画像が期待されるからである。プリントヘッドと受信部との間の空気の乱れまたは一様でない空気の流れ、ヒータの抵抗の変動、またはインク小滴の偏向に影響する他の製造欠陥などの多くの要因がインク小滴の配置に影響する。
【0007】
したがって、インク小滴の配置の誤差を補正することが望ましい。そのような方法としては、空気流の乱れをなくし、より一様な流れにすること、高速のインク小滴、より一様なヒータ抵抗などの方法がある。
【0008】
したがって、本発明の特徴は、インク放出チャネル;ストリームの中のインクの連続的な流れを確立するために、インク放出チャネルの中に開いているノズル孔;ノズル孔の外周部のそれぞれ異なる部分に沿って配置されている、複数の選択的に独立に作動されるセクションを有するヒータを含む連続インクジェットプリンタにおいてインクを制御するための装置を提供することである。アクチュエータはヒータを作動しないか、あるいは1つまたは複数のヒータセクションを選択的に作動し、ノズル孔の外周部全体のうちの一部分だけに関連付けられているヒータセクションの作動によって、そのストリームに対する熱の非対称的な印加を発生し、プリント方向と非プリント方向との間でそのストリームの方向を制御し、そしてノズル孔の外周部全体のうちの一部分だけに関連付けられた異なる数のヒータセクションを同時に作動することによって、ストリームに対して対応している異なる非対称の熱が加えられ、それによって1つのプリント方向と別のプリント方向との間でストリームの方向が制御される。
【0009】
参考例としては、非プリント方向において、第1のプリント方向において、第2のプリント方向において、そして第1のプリント方向と第2のプリント方向との間の第3のプリント方向においてストリームが選択的に方向付けられるように、ヒータセクションを選択的に作動することができるアクチュエータを有するプリントヘッドがある。
【0010】
本発明の特徴は、インクの連続ストリームがノズルから放出される連続インクジェットプリンタにおける、インクを制御するための装置であって、該装置は、インク放出チャネルと、前記インク放出チャネルと連絡している加圧されたインクのソースと、ストリームの中のインクの連続的な流れを確立するために前記インク放出チャネルの中に開いているノズル孔を画定しているノズル孔の外周部と、前記ノズル孔の外周部のそれぞれ異なる部分に沿って配置されている複数の選択的に、独立に作動される4個のセクションを有するヒータと、前記セクションのどれも作動しないか、あるいは1つまたは複数のセクションを選択的に作動することができるアクチュエータとを含み、前記セクションがノズル孔の外周部のそれぞれ左、中央、右の部分に沿って配置され、前記アクチュエータはヒータのないセクションだけを、左および中央のセクションを同時に、中央のセクションだけを、そして中央および右のセクションを同時に選択的に作動することができ、これによって、ヒータのないセクションの作動はストリームを非プリント方向に向け、左および中央のセクションの同時作動はストリームを第1のプリント方向に向け、中央および右のセクションの同時作動はストリームを第2のプリント方向に向け、そして中央のセクションだけの作動はストリームを第1のプリント方向と第2のプリント方向との間の第3のプリント方向に向けることができることを特徴とする装置である。
【0011】
本発明のもう1つの特徴は、インクの連続ストリームがノズルから発射され、前記ノズルのノズル孔の外周部のそれぞれ異なる部分に沿って配置されている複数の選択的に、独立に作動される4個のセクションを有するヒータと、前記セクションのどれも作動しないか、あるいは1つまたは複数のセクションを選択的に作動することができるアクチュエータとを含むと共に、前記セクションがノズル孔の外周部のそれぞれ左、中央、右の部分に沿って配置された連続インクジェットプリンタにおいてインクを制御するためのプロセスであって、前記アクチュエータを用いて、ヒータのないセクションだけを、左および中央のセクションを同時に、中央のセクションだけを、そして中央および右のセクションを同時に選択的に作動し、これによって、ヒータのないセクションの作動はストリームを非プリント方向に向け、左および中央のセクションの同時作動はストリームを第1のプリント方向に向け、中央および右のセクションの同時作動はストリームを第2のプリント方向に向け、そして中央のセクションだけの作動はストリームを第1のプリント方向と第2のプリント方向との間の第3のプリント方向に向けることを特徴とするプロセスである。
【0012】
本発明、およびその目的および利点は以下に提示される好適な実施形態の詳細説明の中でさらに明らかになるだろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に提示される本発明の好適な実施形態の詳細な説明において、以下の図面に対する参照が行われる。
図1は、本発明によるプリント装置の一例の単純化された概略のブロック図;
図2は、加熱偏向が非対称になっているノズルの断面;
図3は、加熱偏向が非対称になっているノズルの平面図;
図4は、加熱偏向が非対称であるノズルの拡大された断面図;
図5は、ヒータのセクションの長さが増加するにつれて偏向の角度が増加する様子を示すグラフ;
図6は、インク小滴がこの図の紙面から出てくる方向で、ノズルの開口部を覗き込んだ図;
図7は、図6のノズルの側面からの可能なインクの径路の図;
図8は、単独のノズルからのインク小滴の相対的な位置を示す図;
図9は、この図の紙面からインク小滴が出てくる方向で、ノズルの開口部を覗き込んだ図;
図10は、図9のノズルの側面からの可能なインクの径路の図である。
【0014】
この説明は、特に本発明による装置の部分を形成するか、あるいはより直接的に協同動作する要素に関する。特に示されていない要素、あるいは説明されていない要素は、この分野に熟達した人にとってよく知られている各種の形式を取り得ることを理解されたい。
【0015】
図1を参照すると、連続インクジェットプリンタのシステムがラスター画像データ、ページ記述言語の形式でのアウトラインイメージデータ、あるいは他の形式のディジタル画像データを提供するスキャナまたはコンピュータなどの画像ソース10を含む。この画像データは画像処理ユニット12によってハーフトーンのビットマップ画像データに変換される。また、画像処理ユニット12はメモリの中にその画像データを格納する。複数のヒータ制御回路14が画像メモリからデータを読み出し、プリントヘッド16の部分である一組のノズルヒータ50に対して時間的に変化する電気的パルスを印加する。これらのパルスは適切な時刻において、そして適切なノズルに対して印加され、連続インクジェットストリームから形成されるインク小滴が、画像メモリの中のデータによって指定されている適切な位置において記録媒体18上にスポットを形成するようになっている。
【0016】
記録媒体18は記録媒体搬送システム20によってプリントヘッド16に対して相対的に移動され、記録媒体搬送システム20は記録媒体搬送制御システム22によって電子的に制御され、記録媒体搬送制御システム22はさらにマイクロコントローラ24によって制御される。図1に示されている記録媒体搬送システムは概略だけが示されており、多くの異なる機械的構成が可能である。たとえば、記録媒体搬送システム20として搬送ローラを使って、インク小滴が記録媒体18へ転送され易くなるようにすることができる。そのような転送ローラの技術はこの分野においてよく知られている。ページ幅プリントヘッドの場合、記録媒体18を静止しているプリントヘッド上で動かすことが最も便利である。しかし、走査型プリントシステムの場合、プリントヘッドを1つの軸(部分走査方向)に沿って動かし、記録媒体を相対的なラスタ運動における直交軸(主走査方向)に沿って動かすのが普通は最も便利である。
【0017】
インクは圧力が掛けられたインク貯蔵容器28の中に含まれている。非プリント状態においては、連続インクジェットドロップのストリームはそのストリームをブロックするインクガター17のために記録媒体18には達することができず、それによってインクの一部分がインクリサイクリングユニット19によってリサイクルされるようにすることができる。インクリサイクリングユニットはそのインクを再調整し、それを貯蔵容器28へ戻す。そのようなインクリサイクリングユニットはこの分野においてよく知られている。最適の動作に対して適しているインク圧力は、ノズルの幾何学的形状および熱的性質およびインクの熱的性質などの多くのファクタによって変わる。インク圧力調整器26の制御下でインク貯蔵容器28に対して圧力を加えることによって、一定のインク圧力を達成することができる。
【0018】
インクはインクチャネルデバイス30によってプリントヘッド16の裏面に配分される。インクはプリントヘッド16のシリコン基板を通してエッチングされたスロットおよび/または孔を通ってプリントヘッドの前面(そこには複数のノズルおよびヒータが存在している)まで流れることが好ましい。プリントヘッド16がシリコンから作られている場合、ヒータ制御回路14をプリントヘッドと一体にすることが可能である。
【0019】
図2は、上記の係属出願に従って図1の連続インクジェットプリントヘッド16を形成するようなチップのアレイの、1つのノズルチップの断面図である。複数のノズル孔46に沿ってインク放出チャネル40が基板42(この例ではシリコン)の中にエッチングされている。放出チャネル40およびノズル孔46は、ノズル孔を形成するためにp+のエッチングストップ層を使って、シリコンの非等方性ウェットエッチングによって形成することができる。放出チャネル40の中のインク70は大気圧以上の圧力が掛けられ、ストリーム60を形成する。ノズル孔46の上部のある距離において、ストリーム60が、ヒータ50によって供給される周期的な熱のパルスのために複数のドロップ66に分離する。
【0020】
図3を参照すると、上記の係属出願のヒータは2つのセクションを有し、それぞれがノズルの外周部の約2分の1をカバーしている。放出回路からヒータ環50までの電源の接続72aおよび72b、およびグランドの接続74aおよび74bも示されている。ヒータセクションの1つに対して、ただし、両方に対してではなく、電流を供給することによって、熱の非対称の印加によってストリーム60を偏向することができる。ストリーム60が偏向されると、インク小滴66はインクガター17などの遮断装置によって記録媒体18に到着しないようにブロックすることができる。代わりのプリント方式においては、インクガター17を、偏向されたインク小滴66が記録媒体18に到着することができるように、偏向されていないインク小滴67をブロックするように配置することができる。
【0021】
ヒータは約30オーム/スクエアのレベルでドーピングされたポリシリコンから作られた。ただし、他の抵抗性のヒータ材料を使うこともできる。ヒータ50は基板に対する熱損失を最小化するために、熱的および電気的な絶縁層56によって基板42から分離されている。ノズルの孔は、ノズルの出口のオリフィスが絶縁層56によって画定されるようにエッチングすることができる。インクと接触している層は保護のために薄い膜の層64で非作動することができる。プリントヘッドの表面を疏水性の層68でコートして、プリントヘッドの前面にわたってインクが間違って広がるのを防止することができる。
【0022】
図4は、上記の係属出願のノズル領域の拡大図である。液体のストリームがヒータのエッジと接触する場所にメニスカス51が形成されている。電気的なパルスがヒータ50のセクションの1つ(図4の左側)に供給されると、最初にヒータの外側のエッジ上にあった接触線(点線で示されている)がヒータの内部エッジ(実線で示されている)に向かって内側へ動かされる。ストリームの他の側(図4の中の右側)は作動されていないヒータに対して固定されたままになっている。内側に移動している接触線の効果は、ストリームを活性化されたヒータセクションから遠ざける方向(図4における左から右へ、あるいは+x方向)にストリームを偏向させることである。電気的パルスが終わった後、しばらくしてその接触線がヒータの外側に向かって戻る。
【0023】
ヒータがノズルの周辺の半分だけを囲んでいるノズルを採用することによって、インク小滴を偏向させることもできる。静止状態、すなわち、偏向されていない状態は十分な振幅のパルスを利用してインク小滴を分解させるが、大きな偏向を生じさせるには十分でない。偏向が必要な時、振幅のより大きな、あるいは幅のより広いパルスがヒータに対して印加され、より非対称性の強い加熱を生じさせる。
【0024】
<偏向の角度に影響するパラメータ>
本発明によれば、ストリームまたはインク小滴の偏向の角度は、電力が供給されるヒータの長さを選択的に調整することによって予期しない程度に変化させられることが発見されている。図5はヒータのセクションの長さが増加するにつれて、偏向の角度が増加することを示している。図6はヒータの長さがゼロ(可能な長さの0%)からノズルの周辺の半分(可能な長さの100%)まで変えられたノズルから導かれている。ヒータの抵抗が一定であり、電流レベルが一定であると仮定して、ストリームの偏向は最初はヒータの長さに対して線形の関係にあり、長さが周辺の半分に達すると飽和する。
【0025】
図6は、インク小滴がこの図の紙面から出てくるような配置にしてノズルの開口部を覗いた図である。図7は、図6のノズルの側面からの可能なインク径路の図である。ノズル孔の回りの外周部は、4つのセグメントS1〜S4に分割され、隣接しているセグメント間にはギャップが設けられている。この図の中に示されている寸法は本発明の好適な実施形態の代表的な値であり、本発明の他の形式を排除することを意図しているものではない。セグメントS4はヒータセグメントまたは非ヒータセグメントとすることができる。図に示されているようにヒータをセグメント化することによって、図7に示されているようにインク小滴が3つの隣接している場所L、C、およびRに着地するように導くことができる。図6のヒータセグメントS1およびS3を作動することによって中心の右側「R」にスポットをプリントすることができ、ヒータセグメントS1だけを作動することによって中央の「C」のスポットに、そしてヒータセグメントS1およびS2を作動することによって中央の左側「L」にスポットをプリントすることができる。この示されている実施形態においては、位置「L」、「C」および「R」は14μmだけ隔てられており、それは1800ドット/インチ(dpi)の密度に対するスポットの分離距離である。普通、レシーバはプリントヘッドの下を連続的に移動するので、この3つのドットは時間的にシーケンシャルに発射される。
【0026】
レシーバが約100μs/ラインの速度で移動し、線幅が14μmであり、インク小滴を約30kHzのレートで制御することができると仮定すると、そのライン上の3つのスポットは図8に示されているように配置されることになる。ラインの中央からのスポットのずれは、目に見えないほど小さい。
【0027】
そのようなプリントヘッドの利点は、レシーバの上に書くことができる隣接したスポットの数よりノズルの数が3分の1と少ないことである。たとえば、1インチ当たり600個のノズルがある場合、1インチ当たり1800個のスポットを書くことができる。ノズルの密度が小さいほど、製造の歩留まりが増加する。というのは、ノズルの数が少なく、そして作成する回路が少ないので、プリントヘッドの平均コストが下がるからである。また、このプリントヘッドは、より信頼性の高いものとなる。というのは、ノズルは遥かに離れていて、1つのノズルの回りに蓄積する可能性のある汚染物質が隣のノズルの動作に簡単には影響しないからである。
【0028】
<冗長性、欠陥補正、平均化>
ここで説明された全幅のプリントヘッドは、サブミクロンの寸法が可能であるVLSIの装置およびプロセスを使って作られるので、冗長性を組み込むことができる。たとえば、1200dpiのインク小滴の配置でプリントしなければならないプリントヘッドの設計では、ノズルも1200dpiの間隔で配置される可能性がある。各ノズルが図9に示されているようなセグメント化されたヒータを有していて、レシーバが図10に示されているように、プリントヘッドの表面から500μm離れていて、12μmのノズル径でインク小滴の形成率が30kHzである場合のノズルの間隔は20μmであり、空気中におけるインク小滴の直径は約20μmである。インク小滴が用紙に当たる時、その直径が空気中の直径の2倍に広がる場合、インク小滴は用紙上で約50%だけオーバラップすることになる。
【0029】
プリントヘッドの製造時、あるいは動作時のいずれかにおいて、1つまたはそれ以上のノズルが詰まってしまう可能性がある。あるいは、ノズルのヒータが電気的に切れてしまい、インク小滴がガターから離れて用紙上に偏向されることができないようになる可能性がある。その欠陥のノズルが2つの動作していないノズルに隣接していなかった場合、動作していないノズルに隣接しているノズルのうちの1つを使って、その場所にインク小滴を落とすことができる。
【0030】
1200個のノズルがすべて動作していて、冗長性が利用されないケースに比較して、プリント時間においてライン当たり約33μsのペナルティが掛かる可能性がある。ページ長が6インチの場合、1200dpiにおいて、7200本のラインがある。したがって、1ページ当たりの合計のプリント時間の増加は約0.25秒となる。しかし、ラインをどの程度速くプリントできるかについてのリミットがある。というのは、隣のインク小滴が置かれる前にインク小滴が十分に乾燥するための時間が必要だからである。したがって、プリント速度における損失は実際には上記の計算による0.25秒/ページより小さい。
【0031】
異なるシナリオにおいては、特定の1つのノズルから脱出するストリームの方向が、ガターをバイパスするような方向になる欠陥が、製造プロセスの間に発生する可能性がある。その時、その特定のヒータの適切なセグメントを電源に対して永久的に接続し、そのストリームがガターに当たるように導かれるようにすることができる。これはその特定のノズルを実効的に無効にする。その欠陥のノズルがプリントするはずであった場所にプリントするために、図9に示されているように隣接しているノズルが使われることになる。したがって、セグメント化されたヒータのオプションを使ってプリントヘッドの製造歩留まりを改善することができる。
【0032】
冗長性および欠陥補正以外に、本発明は画像品質を改善するために利用することができる。1200dpiのプリントヘッドが同じ分解能でプリントしていると仮定する。近くのノズルが正確に同じサイズのインク小滴を発生しないことが考えられる。レシーバにおける各場所は3つの隣接しているノズルによって賄うことができるので、その各ノズルが各場所においてインク小滴を置き(もちろん、その場所はプリントされる必要があると仮定して)、各場所に置かれる結果のインク量が3つのインク小滴の合計であるようにすることが有利である。このようにして平均化が発生し、そして隣接しているノズルのインク小滴のサイズにおける変動が最小化される。
【0033】
<結論>
セグメント化されたヒータの概念を利用してプリントヘッドのコストを下げ、その信頼性を向上させることができることが示された。また、組み込まれた冗長性を呼び出すことによって、見かけ上の製造歩留まりを向上させ、プリントヘッドの動作寿命を延ばすこともでき、そして微細なインク小滴の配置の調整を提供することによって、グラフィックアートのシステムにおいて画像品質を改善するために使うことができる。
【0034】
本発明は、特定の基準によって好適な実施形態に対して詳細に記述されてきたが、その変形版および小変更が本発明の精神および範囲内で行われ得ることを理解することができるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプリント装置の一例の単純化された概略のブロック図を示す。
【図2】 加熱偏向が非対称になっているノズルの断面図を示す。
【図3】 加熱偏向が非対称になっているノズルの平面図を示す。
【図4】 加熱偏向が非対称であるノズルの拡大された断面図である。
【図5】 ヒータのセクションの長さが増加するにつれて偏向の角度が増加する様子を示すグラフである。
【図6】 インク小滴がこの図の紙面から出てくる方向で、ノズルの開口部を覗き込んだ図である。
【図7】 図6のノズルの側面からの可能なインクの径路の図である。
【図8】 単独のノズルからのインク小滴の相対的な位置を示す。
【図9】 この図の紙面からインク小滴が出てくる方向で、ノズルの開口部を覗き込んだ図である。
【図10】 図9のノズルの側面からの可能なインクの径路の図である。
【符号の説明】
12 画像処理ユニット
14 ヒータ制御回路
16 プリントヘッド
17 インクガター
18 記録媒体
20 記録媒体搬送システム
26 インク圧力調整器
28 インク貯蔵容器
30 インク放出チャネル
40 ノズル孔
42 基板
50 ヒータ
51 メニスカス
56 絶縁層
60 ストリーム
66,67 インク小滴
Claims (2)
- インクの連続ストリームがノズルから放出される連続インクジェットプリンタにおける、インクを制御するための装置であって、該装置は、インク放出チャネル(30)と、前記インク放出チャネル(30)と連絡している加圧されたインクのソース(28)と、ストリーム(60)の中のインクの連続的な流れを確立するために前記インク放出チャネル(30)の中に開いているノズル孔(46)を画定しているノズル孔の外周部と、前記ノズル孔の外周部のそれぞれ異なる部分に沿って配置されている複数の選択的に、独立に作動される4個のセクション(S1〜S4)を有するヒータ(50)と、前記セクションのどれも作動しないか、あるいは1つまたは複数のセクションを選択的に作動することができるアクチュエータとを含み、前記セクションがノズル孔の外周部のそれぞれ左、中央、右の部分に沿って配置され、前記アクチュエータはヒータのないセクションだけを、左および中央のセクションを同時に、中央のセクションだけを、そして中央および右のセクションを同時に選択的に作動することができ、これによって、ヒータのないセクションの作動はストリームを非プリント方向に向け、左および中央のセクションの同時作動はストリームを第1のプリント方向に向け、中央および右のセクションの同時作動はストリームを第2のプリント方向に向け、そして中央のセクションだけの作動はストリームを第1のプリント方向と第2のプリント方向との間の第3のプリント方向に向けることができることを特徴とする装置。
- インクの連続ストリームがノズルから発射され、前記ノズルのノズル孔の外周部のそれぞれ異なる部分に沿って配置されている複数の選択的に、独立に作動される4個のセクションを有するヒータと、前記セクションのどれも作動しないか、あるいは1つまたは複数のセクションを選択的に作動することができるアクチュエータとを含むと共に、前記セクションがノズル孔の外周部のそれぞれ左、中央、右の部分に沿って配置された連続インクジェットプリンタにおいてインクを制御するためのプロセスであって、前記アクチュエータを用いて、ヒータのないセクションだけを、左および中央のセクションを同時に、中央のセクションだけを、そして中央および右のセクションを同時に選択的に作動し、これによって、ヒータのないセクションの作動はストリームを非プリント方向に向け、左および中央のセクションの同時作動はストリームを第1のプリント方向に向け、中央および右のセクションの同時作動はストリームを第2のプリント方向に向け、そして中央のセクションだけの作動はストリームを第1のプリント方向と第2のプリント方向との間の第3のプリント方向に向けることを特徴とするプロセス。
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