JP4614582B2 - 部分テンプレート生成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の認識、ゲノム解読などの様々な分野において、観測されたパターンを予め定められた複数のカテゴリ(またはクラスとも呼ぶ)に分類する際に使用する部分テンプレートの生成装置に関し、特に本発明は、部分テンプレートを上記パターン上でスキャンして、部分テンプレートとマッチした場合に、観測パターンをその部分テンプレートが属するカテゴリに分類するために使用する部分テンプレートの生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
観測されたパターンを予め定められた複数のカテゴリに分類する手法として、図9に示すように学習パターンPL を用いて作成したテンプレートTMと、観測された入力パターンPi とを照合し、マッチングした場合に、そのテンプレートが属するカテゴリに上記入力パターンPi を分類する手法が知られている。ここで言うパターンとは、人間の視覚に入ってくる2次元のデータだけではなく、聴覚や触覚や嗅覚など様々なセンサを用いて得られるn次元のデータである。
【0003】
上記のように観測されたパターンをカテゴリ分類する際に用いるテンプレートを作成するために、従来様々な方法が提案されてきている。
なかでも、パターン上の全てのデータを用いてテンプレートを作成する手法として、例えば、特開平11−345337号公報で提案されているものが知られている(従来法1という)。
この従来法1では、予め用意された学習パターンから各カテゴリ毎に学習パターンを平均化した全体テンプレートを作成しておき、入力パターンが全体テンプレートと同一であれば、そのカテゴリに属すると判断していた。ここで、全体テンプレートとは、入力パターンのほぼ全てのデータを含むテンプレートを言う。
【0004】
しかし、上記従来法1では、入力パターン上のマッチすべきデータの一部が欠けている場合には、全体テンプレートでは、そのカテゴリに分類できないという問題点が生じる。
例として、三角形のカテゴリを考えると、全体テンプレートは三角形全体であり、マッチすべきデータの一部が欠けた部分三角形とはマッチングしない。実世界において、予め用意する学習パターンは、全てのデータが備わった位置ずれのない完全なパターンを複数用意できるが、入力パターンは、通常、運用段階において生じるため、様々な要因によって一部のデータが欠落することは十分に考えられる。
【0005】
マッチすべきデータの一部が欠けている入力パターンに対しても正確にカテゴリ分類するためには、入力パターン上のある一部分に存在する部分データを用い、部分テンプレートを生成する必要がある。
入力パターン上の一部のデータを用いてテンプレートを作成する手法としては、例えば、特開平7−65164公報で提案されているものが知られている(従来法2という)。この従来法2は、認識対象となる部分データを平均化し、平均テンプレートを作成する手法であるが、平均テンプレートを作成するために用いる部分データの位置が予め既知であることが前提となっている。
しかし、平均テンプレートを作成するための元になる学習パターン上の部分データの位置が、微妙な位置ずれなどによりパターン毎に変化してしまった場合には、パターン毎の部分データの正確な位置がわからないため、従来法2では平均テンプレートを自動生成することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来法1では、入力パターン上のマッチすべきデータの一部が欠けている場合には、カテゴリに分類できないという問題点があった。また、従来法2では、学習パターン上における部分データの位置が予め既知でなければ部分テンプレートを自動生成することができないといった問題があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、本発明は、学習パターン上の部分データの位置が既知でなくても、各学習パターンの部分データとマッチする部分テンプレートを自動生成し、マッチすべきデータの一部が欠けている入力パターンに対して、正確にカテゴリ分類することができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
マッチすべきデータの一部が欠けている入力パターンに対しても正確にカテゴリ分類するためには、入力パターン上のある一部分に存在する部分データを用いて、部分テンプレートを自動生成する必要がある。ここで、自動生成というのは、学習パターン上で部分データが存在する正確な位置を、パターン毎に予め教えなくても、各パターンの部分データとマッチする部分テンプレートを自動的に生成することをいう。
そして、上記のように生成されたカテゴリ固有の部分テンプレートを複数保持することにより、マッチすべきデータの一部が欠けている入力パターンに対しても、欠けていない部分とマッチするカテゴリ固有の部分テンプレートが1つでも存在すればカテゴリ分類が可能となる。ここで、カテゴリ固有の部分テンプレートとは、そのカテゴリにしか存在しないと考えられる部分テンプレートをいう。また、マッチするとは、テンプレートと一致するデータがパターン上に存在することをいう。
【0008】
本発明においては、上記のように部分データの位置が既知でない学習パターン上を用いて以下のようにして部分テンプレートを自動生成する。
図1は本発明の概要を説明する図であり、図1(a)は本発明の概略構成を示す図であり、図1(b)は、本発明で生成された部分テンプレートを用いて、マッチすべきデータの一部が欠けている入力パターンをカテゴリに分類する場合を説明する図である。
図1(a)に示すように、本発明においては学習パターン1から、学習パターン毎に位置をずらしながら最もマッチする部分データを抽出する手段2と、抽出された部分データを用いて部分テンプレートを決定する手段3を備え、部分データの位置が既知でない学習パターン1からカテゴリ毎の部分テンプレート4を自動生成する。
本発明においては、上記のように学習パターン毎に位置をずらしながら最もマッチする部分データを抽出しているので、学習パターンにおける部分データの位置が既知でなくても、各学習パターンの部分データとマッチする部分テンプレートを自動生成することができる。
このようにして生成したカテゴリ毎の部分テンプレート4とデータの一部欠損した入力パターン5を照合することにより、入力パターン5をカテゴリに分類することが可能となる。
一例として、図1(b)にマッチすべきデータが一部欠けている入力パターンを、中央に三角形が位置するカテゴリAと、中央に四角形が位置するカテゴリBへ分類する場合を示す。
同図に示すように、部分テンプレートとして、カテゴリAとしてa1とa2、カテゴリBとしてb1とb2が得られたと仮定する。ここで、入力パターンが、同図に示すようにマッチすべきデータの一部が欠けているものである場合、同図に示す全体テンプレートでは、どちらともマッチしないため、カテゴリ分類は不可能である。
一方、上記入力パターンにおいては、マッチすべきデータである三角形の左半分は存在する。このため、上記部分テンプレートa1,a2,b1,b2を上記入力パターンP上でスキャンすると、三角形の左端に対応するa1がマッチすることとなる。したがって、上記入力パターンはカテゴリAに分類される。
本発明により生成された部分テンプレートを用いることにより、上記のようにマッチすべきデータの一部が欠けている場合であっても、カテゴリ分類が可能である。
【0009】
また本発明は次のように構成することができる。
(1) 上記部分テンプレート決定手段2は、抽出された最もマッチする部分データを平均化することにより、部分テンプレートの候補を生成し、生成された部分テンプレートの候補から部分テンプレートを決定する。
(2) 上記部分データを抽出する手段2は、部分データを抽出する際に用いるずらし幅を徐々に増やしていく。このように、ずらし幅を小さい値から始めて、ずらし幅を徐々に増やしていくことにより、学習パターン毎の位置のずれがより小さい部分データから生成される平均テンプレートを見つけることが可能となる。
(3) 部分データが存在する学習パターン上の位置毎に、部分テンプレート候補を生成し、部分テンプレートを生成する。すなわち、学習パターン上の異なった位置から複数の部分データを抽出し、部分テンプレートの候補を生成し、部分テンプレートを決定する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施例の部分テンプレート生成装置の機能構成を示す図であり、本実施例では、部分データを平均化した平均テンプレートと呼ばれる部分テンプレートを自動生成する。
図2において、11はカテゴリ毎の学習パターンである。学習パターンとは、後述する平均テンプレート候補を生成するために用いる予め用意されたパターンの総称である。
12はカテゴリ選択手段であり、カテゴリ選択手段12は、平均テンプレートを生成するためのカテゴリが設定されると、そのカテゴリに属する学習パターン11を選択し、選択されたカテゴリに属する学習パターンをターゲット設定手段13に与える。ターゲット設定手段13は平均テンプレートを生成する場所としてターゲットを設定する。ターゲットとしては学習パターンの全ての位置が設定される。
【0011】
14はずらし幅設定手段であり、周辺範囲を設定するためのパラメータである「ずらし幅」を設定する。ここで、周辺範囲とは、ターゲットの周りにずらし幅分を加えた範囲であり、各学習パターン毎に、最も共通する部分データを探索する範囲を言う。平均テンプレートの作成に用いる部分データの位置が学習パターン毎に少しずれている場合があるので、上記のように周辺範囲を設定し、最も共通する部分データを探索する。本実施例において、ずらし幅は、初めは小さい値に設定し、最大値に達するまで徐々に大きくする。
15は、平均テンプレートの候補となる平均テンプレートを生成する手段である。平均テンプレート候補とは、ターゲット上に存在する部分データのモデルとして、各学習パターンのターゲット上に存在する部分データの値をそれぞれ平均化したものである。
16は閾値判定手段であり、平均テンプレート候補と他のカテゴリの学習パターンを用いて閾値判定を行い、そのカテゴリ固有の部分テンプレートを出力する。ここで、閾値とは、後述するように生成対象であるカテゴリの学習パターンが存在し得る平均テンプレートからの距離を表すものであり、閾値判定手段16は、平均テンプレート候補に対応するカテゴリ以外の学習パターンの全てに対して、その中に存在するあらゆる部分データと平均テンプレート候補との誤差が上記閾値より大きい場合に、その平均テンプレート候補をカテゴリ固有の平均テンプレート、すなわち部分テンプレートとして出力する。
【0012】
図2に示す部分テンプレート生成装置は、例えば、CPUとメモリと外部記憶装置と入出力装置等から構成される周知のコンピュータシステムで実現することができ、上記学習パターンと、部分テンプレートを生成するためのプログラム等が外部記憶装置に格納され、実行時、上記プログラムがメモリ上にロードされ、部分テンプレートの自動生成処理が行われる。
【0013】
図3は、本実施例の部分テンプレート生成処理を示すフローチャートであり、同図を参照しながら、本実施例についてさらに詳細に説明する。なお、図3のフローチャートにおいて、直角四角形は処理を示し、丸角四角形は条件判定を示す。
本実施例では、前記したように、部分データを平均化した平均テンプレートと呼ばれる部分テンプレートを自動生成する。そのため、まず、各カテゴリ毎に学習パターンの全ての位置で部分データを平均化した平均テンプレート候補を作成する。次に、平均テンプレート候補の中で、そのカテゴリにしか存在しないテンプレートを平均テンプレートとする。
【0014】
図3に示すように、本実施例では以下の6段階のステップにより部分テンプレートを生成する。
(1)1段階目(図3中の▲1▼)では、平均テンプレートを生成するカテゴリを選択する。
すなわち、図3のフローに示すようにカテゴリを全て選択したかを調べ(ステップS1)、全てのカテゴリを選択した場合は処理を終了する。また、全てのカテゴリを選択していない場合には、未選択のカテゴリを一つ選択し以下の処理を行う。
(2)2段階目(図3中の▲2▼)では、平均テンプレートを生成する場所としてターゲットを設定する。
すなわち、図3のステップS3において、座標の全ての位置でターゲットを設定したかを調べ、ターゲットを座標の全ての位置で設定していない場合には、ステップS4で、未設定のターゲットを1つ設定し、以降の処理を行う。また、ターゲットを座標の全ての位置で設定し各ターゲットでの処理が終わったらステップS1に戻り次のカテゴリを選択する。
【0015】
(3)3段階目(図3中の▲3▼)では、ずらし幅を設定する(ステップS5)。
ずらし幅とは、前記したように、周辺範囲を設定するためのパラメータであり、また、周辺範囲とはターゲットの周りにずらし幅分を加えた範囲である。
図4は学習パターン上における上記ターゲット設定とずらし幅の概念を示す図であり、同図は2次元(n=2)の場合を示している。同図において、D(h)は学習パターンの一つである。学習パターンの中の破線の四角形の左上の点(w1,w2)はターゲット位置であり、k1,k2は部分データの大きさを示す。zは「ずらし幅」である。また、学習パターンの中の大きい四角形は探索範囲となる周辺範囲を示す。周辺範囲とは、上記したようにターゲットの周りにずらし幅を加えた範囲である。また、周辺範囲内で実線で示される四角形は、後述するように誤差が最小となった部分データを示す。
【0016】
上記ずらし幅は始めは小さい値としておき、平均テンプレートが得られるまで徐々に大きくする。すなわち、図3のステップS5においてずらし幅を設定したのち、ずらし幅が上限値以下であるかを調べ(ステップS6)、ずらし幅が上限値以下の場合は、ステップS7以降の処理を行う。
そして後述するステップS9において、選択したカテゴリ以外の学習パターンの部分データの誤差が全て閾値以上でないと判定された場合には、ステップS5に戻り、ずらし幅を少し大きくしてステップS6に行く。また、ステップS6でずらし幅が上限値を越えたと判定された場合、ステップS3に戻り、前記したように新たなターゲットを設定する。
このように、ずらし幅を小さい値から始めるため、学習パターン毎の位置のずれがより小さい部分データから生成される平均テンプレートをみつけることができる。
【0017】
(4)4段階目(図3中の▲4▼)では、平均テンプレートの候補となる平均テンプレート候補を生成する(ステップS7)。
ここで、平均テンプレート候補とは、前記したようにターゲット上に存在する部分データのモデルとして、各学習パターンのターゲット上に存在する部分データの値をそれぞれ平均したものである。すなわち、部分データの位置は、学習パターン毎に少しずれている場合があるので、周辺範囲のなかで各学習パターン毎に最も共通する部分データを抜き出す。
図5は平均テンプレート候補生成の概念図である。同図において、D(1)〜D(H)は1番目〜H番目の学習パターン、T(j)は平均テンプレート候補であり、g1(p)〜gH(p)は繰り返しpにおける平均テンプレート候補T(j)と各学習パターンD(1)〜D(H)の部分データとの誤差を表す。
平均テンプレート候補の生成は、まず平均テンプレート候補T(j)と各学習パターンD(1)〜D(H)の部分データとの誤差が最小となるように部分データのi次元目の開始位置を設定し、その時の誤差gh(p)を計算する(図5の▲1▼)。
【0018】
次いで、誤差の平均G(p)={Σgh(p)}/Hを計算する(図5の▲2▼)。そして、前回の平均誤差G(p−1)と今回の平均誤差G(p)を比較して、今回の方が小さければ、まだ良い候補が得られると判断して、▲4▼へ行き各学習パターンにおいて誤差が最小となる部分データのデータ毎の値を平均した新候補T(j)={Σdh/H}を生成する。
また、そうでなければ、閾値R(j)を設定して処理を終了する(図5の▲3▼)。なお、閾値R(j)は次に説明するように、平均テンプレート候補と各学習パターンの周辺範囲に存在する部分テンプレートとの最小誤差の最大値である。
【0019】
(5)5段階目(図3中の▲5▼、ステップS8)では、閾値を設定する。
閾値とは、前記したように生成対象であるカテゴリの学習パターンが存在しうる平均テンプレートからの距離を表すもので、ここでは、平均テンプレート候補と、各学習パターンの周辺範囲に存在する部分テンプレートとの最小誤差の最大値とする。誤差は、平均テンプレートと部分データとの各値の差の絶対値の総和である。
図6に閾値の設定方法の概念図を示す。同図はカテゴリAの平均テンプレート候補に対する閾値の設定方法を示している。
図6において、A1〜A3はカテゴリAの第1番目〜第3番目の学習パターン、T(j)はカテゴリAの平均テンプレート候補であり、円は閾値を示し、中心からの距離が各学習パターンの最小誤差である。
図6では、A2番目の学習パターンにおいて、平均テンプレート候補との誤差が最小となる部分データの誤差が20であり、A1番目、A2番目の最小誤差より大きく、学習パターンにおける最小誤差の中では最大である。そのため、閾値は20に設定される。
【0020】
(6)6段階目(図3中の▲6▼)では、平均テンプレート候補の閾値判定を行い、平均テンプレートを決定する。
ここでは、平均テンプレート候補が以下の条件を満足すれば、平均テンプレートとする。
その条件とは、平均テンプレート候補に対応するカテゴリ以外の学習パターンの全てに対して、その中に存在するあらゆる部分データと、平均テンプレート候補との誤差が閾値より大きくなることである。
すなわち、図3のステップS9において、選択したカテゴリ以外の学習パターンの部分データの誤差が全て閾値以上であるかを判定し、誤差が全て閾値以上である場合には、その平均テンプレート候補を平均テンプレートとする(ステップS10)。また、誤差が全て閾値以上でない場合には、その平均テンプレート候補は、平均テンプレートになり得ないので、ステップS5に戻り、前記処理を繰り返す。
【0021】
図7に平均テンプレート候補の閾値判定の概念図を示す。同図(a)は平均テンプレートである場合、(b)は平均テンプレートでない場合である。
同図(a)に示すように、カテゴリAの平均テンプレート候補からのカテゴリA以外の各学習パターン、すなわち、カテゴリBの各学習パターンB1,B2,カテゴリCの学習パターンC1,C2等に存在する部分データの誤差が、いずれも閾値20より大きい場合は、平均テンプレート候補が平均テンプレートとなる。これは、カテゴリAの学習パターンは全ての部分テンプレートの誤差が閾値以下となり、それ以外のカテゴリでは全ての部分テンプレートの誤差が閾値を超えるため、この平均テンプレート候補はカテゴリ固有の部分テンプレートであるといえるからである。
一方、同図(b)に示すように、カテゴリAの平均テンプレート候補からの誤差が閾値20以下となるカテゴリA以外の部分データ(例えばカテゴリBの学習パターンB1の部分データ)が存在すると、カテゴリ固有の部分テンプレートとは言えないので、平均テンプレートにはならない。
【0022】
次に上記した、平均テンプレートと閾値を生成するアルゴリズムの具体例について説明する。
なお、以下では、H個の学習パターンのうち、h番目の学習パターンを、D(h)={dh (u1 ,u2 ,…,un )}とする。ここで、dh は学習パターン上のピクセルの値を表し、u1 ,u2 ,…,un (ui =1,2,…,Wi )は、そのピクセルのi次元の座標値を表す。ここで、iは次元を表し、i=1,2,…,nであり、nは次元数である。例えば前記図4では、n=2の場合のh番目の学習パターンD(h)を表している。
また、Wi はi次元の最大値(i次元の最大ピクセル数)である。例えば、上記においてui は、ui =1,ui =2,…,ui =Wi の値を持つ。
ここでは、簡単のために各次元の最大値(Wi )は、学習パターン全てに対して同じと仮定している。
【0023】
以下の処理をパターン上の全ての座標位置に対して実施するために、ターゲット(w1 ,w2 ,…,wn )をfor(w1 =1,2,…,W1 、w2 =1,2,…,W2 、…、wn =1,2,…,Wn )で変えて、すなわち、ターゲット(w1 ,w2 ,…,wn )の値を、各次元の最大値まで変えて、以下の処理を繰り返す(前記図3のステップS3〜S10に対応)。
・平均テンプレートが得られるまで、ずらし幅zを0〜Zまで変えて、すなわち、for(z=0,1,…,Z)で以下の処理を繰り返す(前記図3のステップS5〜S9)。
▲1▼ 以下の(1)を実行し、j番目の平均テンプレート候補T(j)={d(v1 ,v2 ,…,vn )}と閾値R(j)を生成する(前記図3のステップS7〜S8)。
ここで、d(v1 ,v2 ,…,vn )は、平均テンプレート候補の座標位置(v1 ,v2 ,…,vn )に存在するデータを表し、vi は周辺範囲内のi次元の座標を表し、v1 =xi ,xi +1,…,xi +ki −1である。
また、xi は部分データのi次元目の開始位置を表し、xi =wi −z,wi −z+1,…,wi +zであり、ki は部分データのi次元の大きさである。
▲2▼ 以下の(2)を実行して、平均テンプレートを決定する(図3のステップS9,S10)。
▲3▼ もし平均テンプレートが得られればzのfor文を抜ける(図3のステップS10)。
【0024】
次に上記(1)(2)の処理について説明する。
(1)平均テンプレート候補の生成と閾値の設定(前記図5、図6および図3のステップS7,S8参照)
(a) 平均テンプレート候補の初期値を設定する。xi =wi として、T(j)={d1 (v1 ,v2 ,…,vn )}(第1番目の学習パターン)とする。
(b) G(0)=∞を初期値とする。ここで、G(p)は繰り返しpにおける、平均テンプレート候補と、各学習パターンの部分データとの最小誤差の総和を表す。
(c) 各学習パターンとの誤算がより小さい平均テンプレート候補を選び出すために、for(p=1,2,…,P)として、すなわちpを1からPまで変えながら、以下を実行する。ここで、pは繰り返し回数であり、前記図5に示したように以下の4段階の処理を行う。
【0025】
▲1▼ 各学習パターンの誤差の計算する。
ここでは、平均テンプレート候補との誤差が最小となる部分データを、各学習パターンに対して選び出すために、for(h=1,2,…,H)として、すなわち各学習パターンについて以下を実行する。
平均テンプレート候補T(j)と学習パターン{dh (v1 ,v2 ,…,vn )}との誤差が最小となるようにxi を設定し、そのときの誤差をgh (p)とする。ここで、誤差はデータ毎の差の絶対値の総和である。
▲2▼ 誤差平均G(p)を計算する。すなわち、前記したように以下の式を計算する。
G(p)=(ΣH h=1 gh (p))/H
▲3▼ 前の誤差平均と比較し、今回の方が小さければ、まだ良い候補が得られると判断し新候補を生成して、さらに繰り返しを続ける。そうでなければ、閾値を設定して終了する。すなわち、前記図5で説明したように、if(G(p)<G(p−1))ならば、新候補を生成し、そうでなければ、図6に示したように、閾値R(j)=max{g1 (p−1),g2 (p−1),…,gH (p−1)}の設定をして、for文を抜けて終了する。
▲4▼ 新候補を生成する。すなわち、以下の式により新候補を求める。
T(j)={ΣH h=1 dh (v1 ,v2 ,…,vn ))/H}
ここでは、各学習データにおいて誤差が最小となる部分データのデータ毎の値を平均したものを新候補とする。
【0026】
(2)平均テンプレート候補の閾値判定(前記図7および図3のステップS9,S10参照)。
前記図7で説明したように、平均テンプレート候補に対応するカテゴリ以外の学習パターンに存在する部分データを順に走査し、平均テンプレート候補との誤差が全て閾値より大きくなる場合に、平均テンプレートとする。
【0027】
以上説明した実施例では、学習パターン上のある位置での部分データついて平均テンプレートを生成する場合につい説明したが、学習パターン上の位置毎に部分テンプレート候補を生成し、生成された部分テンプレートの候補から部分テンプレートを決定することもできる。
すなわち、図8に示すように、学習パターンの位置A,Bの部分データについて上記のようにして平均テンプレートの候補を生成し、ある基準に従って上記位置毎に生成した部分テンプレートの候補の中から部分テンプレートを選別するようにしてもよい。
【0028】
(付記1) データの一部が欠けた観測パターンを予め定められた複数のカテゴリに分類するために使用される部分テンプレートの生成装置であって、
学習パターンから、学習パターン毎に位置をずらしながら最もマッチする部分データを抽出する手段と、
抽出された部分データを用いて部分テンプレートを決定する手段とを備えた
ことを特徴とする部分テンプレート生成装置。
(付記2) 上記部分テンプレート決定手段は、抽出された最もマッチする部分データを平均化することにより、部分テンプレートの候補を生成し、生成された部分テンプレートの候補から部分テンプレートを決定する
ことを特徴とする付記1の部分テンプレート生成装置。
(付記3) 上記部分データを抽出する手段は、部分データを抽出する際に用いるずらし幅を徐々に増やしていく
ことを特徴とする付記1または付記2の部分テンプレート生成装置。
(付記4) 部分データが存在する学習パターン上の位置毎に、部分テンプレート候補を生成し、生成された部分テンプレートの候補から部分テンプレートを決定する
ことを特徴とする付記1,2または付記3の部分テンプレート生成装置。
(付記5) データの一部が欠けた観測パターンを予め定められた複数のカテゴリに分類するために使用される部分テンプレートを生成するためのプログラムであって、
上記プログラムは、学習パターンから、学習パターン毎に位置をずらしながら最もマッチする部分データを抽出する処理と、
抽出された部分データを用いて部分テンプレートを決定する処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする部分テンプレート生成するためのプログラム。
(付記6) データの一部が欠けた観測パターンを予め定められた複数のカテゴリに分類するために使用される部分テンプレートの生成するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
上記プログラムは、学習パターンから、学習パターン毎に位置をずらしながら最もマッチする部分データを抽出し、
抽出された部分データを用いて部分テンプレートを決定する
ことを特徴とする部分テンプレート生成するためのプログラムを記録した記録媒体。
(付記7)データの一部が欠けた観測パターンを予め定められた複数のカテゴリに分類するために使用される部分テンプレートの生成装置であって、学習パターンから、学習パターン毎に位置をずらしながら、仮に決定した部分テンプレートとの誤差が最小となる部分データを抽出する手段と、抽出された部分データを用いて部分テンプレートを決定する手段とを備えたことを特徴とする部分テンプレート生成装置。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、一部分のデータだけを使用したカテゴリ固有の部分テンプレートを得ることができ、これらを複数用いることにより、マッチすべきデータの一部分が欠けている入力パターンに対しても、カテゴリ分類が可能となる。このため、従来、カテゴリ分類できなかった入力パターンに対してもカテゴリ分類が可能となり、分類正解率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明する図である。
【図2】本発明の実施例の機能ブロック図てある。
【図3】本発明の実施例の全体処理を示すフローチャートである。
【図4】学習パターン上における上記ターゲット設定とずらし幅の概念(n=2の場合)を説明する図である。
【図5】平均テンプレート候補の生成の概念を説明する図である。
【図6】閾値の設定方法の概念を説明する図である。
【図7】平均テンプレート候補の閾値判定の概念を説明する図である。
【図8】学習パターン上の位置毎に、部分テンプレート候補を生成する場合を説明する図である。
【図9】テンプレートを用いて観測パターンをカテゴリ分類する手法を説明する図である。
【符号の説明】
1 学習パターン
2 部分データを抽出する手段1
3 部分テンプレートを決定する手段
4 カテゴリ毎の部分テンプレート
11 学習パターン
12 カテゴリ選択手段
13 ターゲット設定手段
14 ずらし幅設定手段
15 平均テンプレートを生成する手段
16 閾値判定手段
Claims (5)
- データの一部が欠けた観測パターンを予め定められた複数のカテゴリに分類するために使用される部分テンプレートの生成装置であって、
各カテゴリに属する学習パターンの中から設定されたカテゴリに属する学習パターンを選択し、選択された学習パターンついて、平均テンプレートを生成する場所であるターゲット位置を設定し、該ターゲット位置における学習パターンの部分データの値を平均化した平均テンプレート候補を求め、上記ターゲット位置をあらかじめ設定されたずらし幅だけずらしながら、上記平均テンプレート候補と上記各学習パターンの部分データとの誤差を求めて、該誤差が最小となる平均テンプレート候補を選定するとともに、平均テンプレート候補と、各学習パターンの周辺範囲に存在する部分テンプレートとの最小誤差の最大値である閾値を設定することにより、学習パターンから部分データを抽出する手段と、
抽出された部分データを用いて、上記平均テンプレート候補に対応するカテゴリ以外の学習パターンの部分データに対する、平均テンプレート候補との誤差が上記閾値以上である場合、該平均テンプレート候補を平均テンプレートとし、該平均テンプレートを部分テンプレートとすることにより、部分テンプレートを決定する手段とを備えた
ことを特徴とする部分テンプレート生成装置。 - 上記部分データを抽出する手段は、部分データを抽出する際に用いるずらし幅を徐々に増やしていく
ことを特徴とする請求項1の部分テンプレート生成装置。 - 部分データが存在する学習パターン上の位置毎に、部分テンプレート候補を生成し、生成された部分テンプレートの候補から部分テンプレートを決定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2の部分テンプレート生成装置。 - データの一部が欠けた観測パターンを予め定められた複数のカテゴリに分類するために使用される部分テンプレートを生成するためのプログラムであって、
上記プログラムは、各カテゴリに属する学習パターンの中から設定されたカテゴリに属する学習パターンを選択し、選択された学習パターンついて、平均テンプレートを生成する場所であるターゲット位置を設定し、該ターゲット位置における学習パターンの部分データの値を平均化した平均テンプレート候補を求め、上記ターゲット位置をあらかじめ設定されたずらし幅だけずらしながら、上記平均テンプレート候補と上記各学習パターンの部分データとの誤差を求めて、該誤差が最小となる平均テンプレート候補を選定するとともに、平均テンプレート候補と、各学習パターンの周辺範囲に存在する部分テンプレートとの最小誤差の最大値である閾値を設定することにより、学習パターンから部分データを抽出する処理と、
抽出された部分データを用いて、上記平均テンプレート候補に対応するカテゴリ以外の学習パターンの部分データに対する、平均テンプレート候補との誤差が上記閾値以上である場合、該平均テンプレート候補を平均テンプレートとし、該平均テンプレートを部分テンプレートとすることにより、部分テンプレートを決定する処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする部分テンプレート生成するためのプログラム。 - データの一部が欠けた観測パターンを予め定められた複数のカテゴリに分類するために使用される部分テンプレートを生成するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
上記プログラムは、各カテゴリに属する学習パターンの中から設定されたカテゴリに属する学習パターンを選択し、選択された学習パターンついて、平均テンプレートを生成する場所であるターゲット位置を設定し、該ターゲット位置における学習パターンの部分データの値を平均化した平均テンプレート候補を求め、上記ターゲット位置をあらかじめ設定されたずらし幅だけずらしながら、上記平均テンプレート候補と上記各学習パターンの部分データとの誤差を求めて、該誤差が最小となる平均テンプレート候補を選定するとともに、平均テンプレート候補と、各学習パターンの周辺範囲に存在する部分テンプレートとの最小誤差の最大値である閾値を設定することにより、学習パターンから部分データを抽出する処理と、
抽出された部分データを用いて、上記平均テンプレート候補に対応するカテゴリ以外の学習パターンの部分データに対する、平均テンプレート候補との誤差が上記閾値以上である場合、該平均テンプレート候補を平均テンプレートとし、該平均テンプレートを部分テンプレートとすることにより、部分テンプレートを決定する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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