JP4612469B2 - 漏洩源業務調査システム及び漏洩源業務調査方法 - Google Patents

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Description

本発明は情報の漏洩源を特定する為の漏洩源業務特定システム及びその漏洩源業務特定方法に関する。
個人情報を管理する個人情報管理システムでは、複数の業務に関して、個人情報を個人が関係する業務名と対応付けて格納することで管理している事がある。このような個人情報管理システムにおいて個人情報が漏洩した場合には、一刻も早く漏洩を生じさせた業務を特定する事が望まれる。
このようなシステムでは、業務が異なれば、個人情報の表現形態も異なっていることが多い。例えば、ある業務においては個人情報の項目名として「氏名」を用いてその内容を「漢字」で表現するが、別の業務においては項目名が「NAME」でありその内容を「英語大文字」で表現するなど、個人情報の表現形態は種々雑多である。同じ意味を持つ個人情報であっても、業務が異なれば、表現に用いる文字、数字、記号などの字の種類や、その長さも異なることがある。即ち、同じ意味を持つ個人情報でも、表現される組合わせはほぼ無数に存在する。
上述のような個人情報管理システムから個人情報データが漏洩した場合において、漏洩した個人情報の内容を示す文字列が判明した場合には、その文字列から漏洩源となった業務の特定が行われる。しかしながら、多数の業務を扱う個人情報管理システムにおいて、その文字列がいずれの業務で用いられるものであるかを特定することは困難であった。更に、既述のように、個人情報の表現形態はほぼ無数に存在するために、その文字列が示す個人情報の種類(項目名)を特定することさえ困難であった。
よって、漏洩した個人情報の文字列から、漏洩を生じさせた業務を容易に特定する技術の提供が望まれている。更に、漏洩した個人情報の文字列から、その文字列が示す個人情報の種類(項目名)を容易に特定する技術の提供が望まれている。
上記と関連して、特許文献1は、情報記録媒体に格納された暗号化データの復号および再生制御を実行する情報処理装置であり、情報記録媒体に格納された暗号化データの復号処理を実行する暗号処理手段と、前記暗号処理手段において復号されたコンテンツの再生制御処理を実行する再生制御手段を有し、前記暗号処理手段は、前記情報記録媒体に格納された暗号化コンテンツの復号処理を実行して復号コンテンツを生成するとともに、前記情報記録媒体に格納された暗号化鍵情報を適用して、前記情報記録媒体に格納された情報記録媒体製造ルートのエンティティに対応して設定された暗号化エンティティコードの復号処理を実行して第1のエンティティコードを算出するとともに、復号コンテンツ内に格納された第2のエンティティコードとの照合処理を実行し、該照合が不成立である場合、コンテンツ再生の停止処理を実行する構成を有することを特徴とする情報処理装置、を開示している。
更に、上記と関連して、特許文献2は、テキストを入力するテキスト入力手段と、正規表現による文字列のマッチングを行うパターン処理手段と、キーワードの構成要素となりうる文字列からなる正規表現で記述されたキーワード構成要素パターンを少なくとも有するパターン格納手段と、前記パターン処理手段を用いて、前記テキスト中の文字列と前記キーワード構成要素パターンとのマッチングを行い、前記テキストから前記キーワード構成要素パターンにマッチングする互いにオーバーラップのない文字列をキーワード構成要素として抽出するキーワード構成要素抽出手段と、各キーワード構成要素からキーワード候補集合を生成するキーワード候補集合生成手段と、前記キーワード候補集合の各キーワード候補をキーワードとして出力するキーワード出力手段と、を備えた事を特徴とするキーワード抽出装置、を開示している。
更に、上記と関連して、特許文献3は、検索機能を持ったプログラムが文字列と正規表現をパラメータとしてオペレーティングシステムの機能であるところの正規表現検索手段は正規表現検索準備手段を起動し、正規表現解析手段及び正規表現変換手段によって正規内部表現を生成し、その後に正規内部表現検索手段が起動され、正規内部表現解釈手段及び文字列検索手段によって文字列検索を行う文字列検索制御方式、を開示している。
更に、上記と関連して、特許文献4は、データベース検索の鍵となる、利用者から入力された文字列形式の質問に対して、前記質問の文字列に類似する展開文字列を表現した展開結果を、予め用意した類似基準に従って求めるに当たり、類似基準は、1ないし2文字の文字列についてその文字列と称呼の上で類似関係にある文字を記録した1種以上の類似文字表と、前記展開文字列の各位置の文字が前記質問の文字列から派生する仕方を示す記号である派生型の列のパターンを表す1個以上の正規表現との組で構成され、この類似基準に基き、前記質問に対する展開文字列の各文字位置について、当該文字の派生に用いた1つ以上の派生型の並んだ派生型リストとの組である派生要素の集合、及びオートマトンの元になる正規表現の集合を求め、次いで、前記正規表現の集合に基いて、展開文字列の各文字位置で、前記派生要素の許される組み合わせを表す派生型を遷移条件とする有限状態オートマトンを求め、前記派生要素の集合と有限状態オートマトンの組を、前記質問の展開結果として出力する事を特徴とする類似文字列展開方法、を開示している。
しかしながら、上述の文献には、漏洩した個人情報の文字列から、漏洩した個人情報の種類を容易に特定する方法に関しては何らの記載もない。ましてや、漏洩を生じさせた業務を特定する方法に関しては何らの記載もない。
特開2004−342246号 公報 特開2005−63470号 公報 特開平5−94476号 公報 特開平8−339378号 公報
即ち、本発明の目的は、漏洩した文字列から、漏洩を生じさせた業務を容易に特定する漏洩源業務調査システム及び漏洩源業務調査方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、漏洩した文字列から、その文字列が示す個人情報の種類を容易に特定する漏洩源業務調査システム及び漏洩源業務調査方法を提供することにある。
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決する為の手段を説明する。これらの番号・符号は[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにする為に付加されている。但し、付加された番号・符号は[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)は、
文字列を入力する為の入力装置(2)と、
個人情報の項目名の表現形態である個人情報名を、その個人情報の内容の表現形態にマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイル(3)と、業務の名前である業務名を、その業務で用いる前記個人情報名と対応付けて記述した業務ファイル(4)と、を格納した記憶装置(5)と、
個人情報ファイル(3)を参照して、入力装置(2)により入力された文字列とマッチングするその個人情報名正規表現を検索し、マッチングしたその個人情報名正規表現と対応するその個人情報名を抽出する第1検索部(6)と、
業務ファイル(4)を参照して、第1検索部(6)により抽出されたその個人情報名と対応するその業務名を抽出して出力装置(7)に出力する第2検索部(8)と、
を備える。
上述のように、個人情報名が個人情報名正規表現と対応付けられることで、漏洩した個人情報の内容を示す文字列が入力されると、その文字列にマッチングする個人情報名正規表現が検出され、これに対応する個人情報名が抽出される。業務名を個人情報名と対応付けておくことで、抽出された個人情報名を扱う業務名が抽出されて出力される。よって、ユーザが漏洩した文字列を入力するだけで、漏洩源となった業務名が出力される。即ち、漏洩した個人情報の文字列から、漏洩源となった業務を容易に特定することができる。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)において、
記憶装置(5)は、第1検索部(6)により抽出されたその個人情報名を記述する
個人情報配列ファイル(9)を格納し、
第1検索部(6)は、抽出したその個人情報名を個人情報配列ファイル(9)に格納し、
第2検索部(8)は、業務ファイル(4)を参照して、個人情報配列ファイル(9)に格納されたその個人情報名に対応するその業務名を検索する。
上述のように、個人情報名が個人情報名正規表現と対応付けられることで、漏洩した個人情報の内容を示す文字列が入力されると、その文字列にマッチングする個人情報名正規表現が検出され、これに対応する個人情報名が抽出される。業務名を個人情報名と対応付けておくことで、抽出された個人情報名を扱う業務名が抽出されて出力される。よって、ユーザが漏洩した個人情報の内容を示す文字列を入力するだけで、漏洩源となった業務名が出力される。即ち、漏洩した個人情報から、漏洩源となった業務を容易に特定することができる。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)において、
記憶装置(5)は、その業務名を第2検索部(8)により抽出された回数を示す数字と対応付けて記述した業務名カウントファイル(10)を格納し、
前記第2検索部は、前記業務名が抽出されると、業務名カウントファイル(10)を参照して、抽出されたその業務名に対応するその数字NをN+1に変更する。
入力された文字列にマッチングする個人情報名正規表現は一つとは限らない。ある文字列が入力されると、複数の個人情報名正規表現が検出され、その各々に対応した個人情報名が抽出されることがある。この場合、個人情報名は複数抽出されているので、抽出されて出力される業務名も複数存在する。漏洩源である業務の業務名は抽出された複数の業務名のうちの一の業務である。上述の構成に依れば、業務名カウントファイル(10)が、業務名を抽出された回数と対応付けている。これにより、漏洩した個人情報の文字列を複数個入力すると、業務名が、抽出された回数と対応付けられて出力される。よって、より正確に漏洩した業務を特定することができる。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)において、
第2検索部(8)は、業務名カウントファイル(10)をその数字の降順にソートして、ソートされたその業務名とその数字との対応関係を出力装置(7)に出力する。
業務名をその業務名が抽出された回数の降順にソートして出力することで、抽出された回数の最も多い業務名を即座に知ることができる。よって、漏洩した業務を容易に特定することができる。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)は、
更に、
入力装置(2)から文字列が入力された回数を格納する文字列入力回数カウント部(11)と、
業務名カウントファイル(10)を参照して、文字列入力回数カウント部(11)に格納されたその回数と一致するその数字を検索し、検索されたその数字に対応したその業務名を出力装置(7)に出力する第3検索部(12)と、
を備える。
上述の漏洩源業務調査システムにおいては、漏洩した個人情報の内容を示す一の文字列を入力すると、漏洩源となった業務名が必ず抽出される。これにより、業務名カウントファイル(10)において、漏洩源となった業務の業務名は必ず1回カウントされる。よって、漏洩した個人情報の内容を示す文字列が複数判別しており、複数の文字列を入力した際には、文字列が入力された回数と、漏洩源となった業務名が抽出された回数とが一致する。上述のように、抽出された回数が、文字列が入力された回数と一致する業務名を出力することで、一致しない業務名を排除することができる。即ち、ノイズとして抽出される業務名を排除できるために、より容易に漏洩を生じさせた業務を特定することができる。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)において、
その個人情報名正規表現は、その個人情報の内容の表現形態を、字の種類とその字の種類が連続する数とを一組とした字群を少なくとも一組以上備えて表現する。
個人情報名正規表現を上述のように記述していることにより、入力された文字列に対して、ノイズとして抽出される業務名の数を抑え、且つ、確実に漏洩源である業務の業務名が出力される。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)において、
第1検索部(6)は、マッチングしたその個人情報名正規表現が、入力された文字列全体に一致する完全一致によりマッチングしたのか、入力された文字列の一部分に一致する部分一致によりマッチングしたのかを判断し、且つ、その個人情報名を部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて個人情報配列ファイル(9)に格納し、
業務名カウントファイル(10)には、その業務名が、部分一致によりマッチングした回数である部分一致回数及び完全一致によりマッチングした回数である完全一致回数、と対応付けて格納され、
第2検索部(8)は、業務ファイル(4)よりその業務名が抽出されると、抽出されたその業務名に対応する部分一致回数又は完全一致回数をカウントアップする。
完全一致であるか、部分一致であるかを判断することで、漏洩源である業務の特定を更に正確に行うことができる。
本発明に係る漏洩源業務調査システム(1)において、
第2検索部(8)は、業務名カウントファイル(10)をその完全一致回数の降順にソートし、ソートされたその業務名とその完全一致回数との対応関係を出力装置(7)に出力する。
本発明に係る漏洩源業務調査方法は、
文字列が入力装置(2)によりコンピュータに入力されるステップ(ステップS10)と、
演算処理装置が、個人情報を示す文字列である個人情報名を、その個人情報名とマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイル(3)を参照して、入力装置(2)から入力された文字列とマッチングするその個人情報名正規表現を検索するステップ(ステップS20)と、
その演算処理装置が、検索されたその個人情報名正規表現と対応するその個人情報名を抽出するステップ(ステップS30)と、
その演算処理装置が、業務の名前である業務名を、その業務で取り扱う個人情報のその個人情報名と対応付けて記述した業務ファイル(4)を参照して、抽出されたその個人情報名と対応するその業務名を検索する業務名検索ステップ(ステップS50)と、
その演算処理装置が、検索されたその業務名を出力装置(7)に出力する出力ステップ(ステップS80)と、
を備える。
本発明に係る漏洩源業務調査方法は、
更に、
その演算処理装置が、抽出されたその個人情報名を、記憶装置(5)に記憶された個人情報配列ファイル(9)に格納するステップ(ステップS40)と、
を備え、
その業務名検索ステップ(ステップS50)において、その演算処理装置は、業務名ファイル(4)を参照して、個人情報配列ファイル(9)に格納されたその個人情報名に対応する業務名を検索する。
本発明に係る漏洩源業務調査方法は、
更に、
その演算処理装置が、業務名を数字と対応付けて記述した業務名カウントファイル(10)を参照して、検索されたその業務名に対応したその数字をカウントアップするステップ(ステップS60)
を備える。
本発明に係る漏洩源業務調査方法は、
更に、
その演算処理装置が、業務名カウントファイル(10)を数字の降順にソートするステップ(ステップS70)と、
その演算処理装置が、ソートされたその業務名とその数字との対応関係を出力装置(7)に出力するステップ(ステップS80)と、
を備える。
本発明に係る漏洩源業務調査方法は、
更に、
その演算処理装置が、入力装置(2)から文字列が入力された回数をカウントし、回数を格納する文字列入力回数カウント部(11)に格納するステップ(ステップS11)と、
その演算処理装置が、業務名カウントファイル(10)を参照して、文字列入力回数カウント部(11)に格納されたその回数と一致するその数字を検索するステップ(ステップS71)と、
を備え、
その出力ステップ(ステップS80)において、その演算処理装置は、検索されたその数字に対応した業務名を出力装置(7)に出力する。
本発明に係る漏洩源業務調査方法において、
その個人情報名正規表現は、その個人情報名を、少なくとも一以上の字からなる字の群と、その字の群に含まれる字が連続している数と、を用いて表現する。
本発明に係る漏洩源業務調査方法は、
更に、
その演算処理装置が、マッチングしたその個人情報名正規表現が、完全一致によりマッチングしたのか、部分一致によりマッチングしたのかを判断するステップ(ステップS21)と、
その演算処理装置が、マッチングしたその個人情報名正規表現と対応するその個人情報名を、部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて個人情報配列ファイル(9)に格納するステップ(ステップS41)と、
その演算処理装置が、業務ファイル(4)よりその業務名が抽出されると、抽出されたその業務名に対応する部分一致回数又は完全一致回数をカウントアップするステップ(ステップS62)と、
を備える。
本発明に係る漏洩源業務調査方法は、
更に、
その演算処理装置が、業務名カウントファイル(10)をその完全一致回数の降順にソートするステップ(ステップS72)と、
を備え、
その出力ステップ(ステップS80)において、その演算処理装置は、ソートされたその業務名とその完全一致回数との対応関係を出力装置(7)に出力する。
本発明に依れば、漏洩した文字列から、漏洩を生じさせた業務を容易に特定する漏洩源業務調査システム及び漏洩源業務調査方法が提供される。
更に本発明に依れば、漏洩した文字列から、その文字列が示す個人情報の種類を容易に特定する漏洩源業務調査システム及び漏洩源業務調査方法が提供される。
(第1の実施形態)
以下に図面を参照して、本発明に係る第1の実施形態について詳細に説明する。
(構成)
図1は本実施の形態に係る漏洩源業務調査システムの全体の構成を示す図である。本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1は、キーボードやマウスに例示される入力装置2、ハードディスクやメモリに例示される記憶装置5、CPU及びプログラムを格納したメモリを備えるデータ処理装置13、及びディスプレイに例示される出力装置7を備える。記憶装置5には、個人情報ファイル3、個人情報配列ファイル9、業務名ファイル4、及び業務名カウントファイル10が格納されている。データ処理装置13は、プログラムとして第1検索部6及び第2検索部8を備えており、これらはCPUにより記憶装置5にアクセスしたりしてその機能を実現する。
図5は個人情報ファイル3が記述する内容を例示する図である。個人情報ファイルは、個人情報の項目名の表現形態、例えば「ID」、「NAME」、を示す個人情報名を、その個人情報の内容の表現形態にマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述している。個人情報名正規表現は、その個人情報の内容の表現を、少なくとも一以上の字からなる字の群と、その字の群から選ばれる字が連続する数と、を用いて表現する正規表現であることが好ましい。本実施例においては、暗証番号を示す個人情報において、個人情報名が「ID」であり、その個人情報の内容の表現形態が「小文字の英字が3文字」と「数字が5文字」である場合に、正規表現である[a-z]{3}[0-9]{5}が個人情報名正規表現として「ID」に対応付けられて記述されている。即ち、字の群が[a-z]、及び[0-9]で記され、各々の字の群から選ばれる字が連続している数が{3}、及び{5}で表現されている。
図6は業務名ファイル4が記述する内容を例示する図である。業務名ファイル4は、業務の名前である業務名をその業務で扱う個人情報名と対応付けて記述している。図6に例示するように、業務名「サービスA」と個人情報名「ID」を対応付けることで、「サービスA」では、「ID」という項目名の個人情報を扱っていることを示している。また、図6に示す例では、「サービスA」は「ID」の他に「NAME」も扱っていることを示している。
図7は業務名カウントファイルが記述する内容を例示している。業務名カウントファイルは複数の業務名の夫々を数字と対応付けて格納している。
第1検索部6は、文字列が入力装置2から一語入力されると、個人情報ファイル3を参照して、入力された文字列がマッチングする個人情報名正規表現を検出し、検出されたその個人情報名正規表現に対応する個人情報名を抽出する機能を実現する。より具体的には、第1検索部6は、文字列が入力装置2から入力されると、個人情報ファイル3から個人情報名と個人情報名正規表現の組である個人情報データを取得する機能を実現する。第1検索部6は、更に、取得した個人情報データを個人情報名と個人情報名正規表現に分割する機能を実現する。第1検索部6は、更に、分割された個人情報名正規表現と入力された文字列との付き合わせ(マッチング処理)を行い、入力された文字列が個人情報名正規表現にマッチングするか否かを判断する機能を実現する。第1検索部6は、更に、マッチング処理の結果、マッチングした場合には、その個人情報名正規表現に対応した個人情報名を個人情報配列ファイル9に格納する機能を実現する。第1検索部6はこれらの処理を個人情報ファイル3に格納された全ての個人情報データに対して行い、マッチングした個人情報名正規表現に対応した個人情報名の全てを個人情報配列ファイル9に格納する機能を実現する。
第2検索部8は、業務名ファイル4を参照して、個人情報配列ファイル9に格納された個人情報名の夫々に対して対応する業務名を抽出して、出力装置に出力する機能をを実現する。更に、第2検索部8は、業務名カウントファイル10にアクセスして、抽出された業務名に対応する数字NをN+1にカウントアップする機能を実現する。更に、第2検索部8は、業務名カウントファイル10に格納された業務名を数字の降順にソートして、ソートされた業務名と数字との関係を出力装置7に出力する機能を実現する。
(動作)
続いて、本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法の動作方法について詳述する。
図2は本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法の動作を示すフローチャートである。本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法は、文字列を入力するステップ(ステップS10)、個人情報名正規表現を検出するステップ(ステップS20)、個人情報名を抽出するステップ(ステップS30)、個人情報配列ファイルに個人情報名を格納するステップ(ステップS40)、業務名を検索するステップ(ステップS50)、業務名に対応した数字をカウントアップするステップ(ステップS60)、ソートするステップ(ステップS70)、及び出力するステップ(ステップS80)を備えている。夫々の動作を以下に詳述する。
(ステップS10)
ステップS10において、まず漏洩した個人情報の内容を示す文字列が一語、入力装置2からデータ処理装置13に入力される。ここでは、例として「abc12345」という文字列が入力されたとする。
(ステップS20)
続いて、ステップS20において、第1検索部6が個人情報ファイル3を参照して、個人情報ファイル3に格納された複数の個人情報データのうちの一を取得して、個人情報名と個人情報正規表現とに分割する。本実施の形態では、個人情報データである「ID」「[a-z]{3}[0-9]{5}」が、個人情報名である「ID」と個人情報名正規表現である「[a-z]{3}[0-9]{5}」とに分割される。更に、第1検索部6は分割された個人情報正規表現「[a-z]{3}[0-9]{5}」に入力された文字列がマッチングするか否かを判断する。本実施例では、第1検索部6は、入力された文字列「abc12345」は個人情報正規表現「[a-z]{3}[0-9]{5}」にマッチングするので、マッチングすると判断する。
(ステップS30)
入力された文字列が個人情報名正規表現にマッチングした場合には、ステップS30にて、第1検索部6がマッチングした個人情報正規表現に対応した個人情報名を取得する。
(ステップS40)
更に、第1検索部6は取得した個人情報名を個人情報配列ファイル9に格納する。
本実施の形態では、「ID」が個人情報名として個人情報配列ファイル9に格納される。
第1検索部6は、ステップS20〜S40の処理を個人情報ファイル3に格納された全個人情報データの夫々に関して実行し、マッチングした全ての個人情報名正規表現に対応した個人情報名の全てを個人情報配列ファイル9に格納する。全ての個人情報データに対して検索が終了すると、入力された文字列に関しての検索が終了した旨を出力装置7に通知して、ユーザーに続いて他の文字列を入力するか、それとも文字列の入力は終了するかの判断を促す。次の文字列が入力された場合には、
ステップS10に戻り別の文字列に関してステップS10〜ステップS40の処理が繰り返される。一方、文字列の入力が終了したと判断された場合には、次のステップS50へ進む。
(ステップS50)
続いて、ステップS50において、第2検索部8が業務名ファイル4を参照して、個人情報配列ファイル9に格納された個人情報名のうちの一と対応する業務名を抽出する。例えば、個人情報配列ファイル9に格納された「ID」関してS50の処理が行われる場合、図6に例示された業務名ファイルにおいて「ID」に対応する業務名は「サービスA」であるので、「サービスA」が第2検索部8によって抽出される。
(ステップS60)
第2検索部8は、ステップS60にて業務名カウントファイル10を参照し、ステップS50にて抽出した業務名に対応した数字NをN+1にカウントアップする。ここで、その数字Nは初期状態ではゼロに設定されている。第2検索部8は個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名の夫々に対してステップS50、S60の処理を行う。即ち、個人情報配列ファイル9に格納された個人情報名に未だステップS50及びS60の処理が成されていないものがある場合にはステップS50へ戻り、対応する業務名が抽出されていない個人情報名についてS50及びS60の処理が行われる。一方、個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名について、ステップS50及びステップS60の処理が完了した場合には、ステップS70へと進む。
(ステップS70)
第2検索部8は、ステップS70において、業務名カウントファイル10に記述された業務名と数字との関係を数字の降順にソートする。更に、第2検索部8はソートされた業務名と数字との関係を出力装置7に出力する。これにより、一連の動作が完了する。図7は出力された業務名と数字との関係を例示している。この例においては、「サービスA」が3回、「サービスB」が1回抽出されたことを出力してユーザに通知している。
(作用・効果)
本実施の形態においては、事前に個人情報名を個人情報の内容の表現形態の正規表現と対応付けした個人情報ファイル3を作成しておき、漏洩した文字列より、その個人情報ファイル3を参照して個人情報名を検索する為に、漏洩した文字列が如何なる個人情報名のものであるかを割り出すことができる。
更に、本実施の形態に依れば、業務名とその業務で取り扱う個人情報名を対応付けした業務名ファイル4を事前に作成しておき、漏洩した文字列の個人情報名から業務名を割り出すことができる。
更に、業務名カウントファイル10において、業務名と、その業務名が抽出された回数を対応付けて記述しているので、複数の文字列が入力された場合において、ユーザは各業務名が何回抽出されたかを知ることができる。ユーザは漏洩した個人情報であると把握している少なくとも一の文字列を入力するだけで、漏洩源の可能性のある業務の業務名と、その業務名が抽出された回数とを知ることができる。例えば、ユーザは3回漏洩した文字列を入力した場合に、その文字列の各々から個人情報名である「ID」、「生年月日」、及び「NAME」が抽出されたとする。更にそれらの個人情報名から「サービスA」が3回、即ち「ID」、「生年月日」、「NAME」の全てを取り扱っており、「サービスB」が1回、例えば「生年月日」、抽出されたとする。この場合、ユーザは「サービスA」の方「サービスB」よりも抽出された回数が多いために、漏洩源の業務である疑いが高い、と容易に漏洩源の業務を特定することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。
(構成)
図8は本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1の構成を示している。本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1の構成は、第1の実施形態にかかる構成に第3検索部12及び文字列入力回数カウント部11が追加された構成である。
文字列入力回数カウント部11は記憶装置5に備えられている。文字列入力回数カウント部11は数字を格納している。
本実施の形態における第1検索部6は、第1の実施形態における機能に加えて、入力装置2より一語の文字列がデータ処理装置13に入力されると、文字列入力回数カウント部11にアクセスして、格納されている数字NをN+1にカウントアップする機能を実現する。
第3検索部12は、業務名カウントファイル10にアクセスして文字列入力回数カウント部11に格納された数字と一致する数字を検索する機能を実現する。更に、第3検索部12は、一致された数字に対応した業務名を抽出して、出力装置7に出力する機能を実現する。
尚、第1検索部6、文字列入力回数カウント部11、及び第3検索部12以外の機能を第1の実施形態と同様であるので、説明は割愛する。
(動作)
図3は本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法の動作の流れを示すフローチャートである。本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法は、文字列を入力するステップ(ステップS10)、文字列の入力回数を格納するステップ(ステップS11)、個人情報名正規表現を検索するステップ(ステップS20)、個人情報名を抽出するステップ(ステップS30)、個人情報名を個人情報配列ファイルに格納するステップ(ステップS40)、業務名を検索するステップ(ステップS40)、業務名をカウントアップするステップ(ステップS60)、入力回数と一致する数字を検索するステップ(ステップS71)、及び出力ステップ(ステップS80)とを備えている。
本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法において、ステップS10、S20、S30、S40、S50、及びS60は第1の実施形態に係る漏洩源業務調査方法と同様であるので説明は省略する。
(ステップS11)
ステップS10において、文字列が入力装置2からデータ処理装置13に入力されると、第1検索部6が文字列入力回数カウント部11にアクセスして、文字列入力回数カウント部11に格納された数字NをN+1にカウントアップする。尚、文字列入力回数カウント部11に格納された数字は初期時はゼロである。即ち、文字列入力回数カウント部11に格納された数字は、文字列が入力された回数を示している。
(ステップS71)
ステップS60において、個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名について業務名の検索され、業務名に対応した数字のカウントアップが完了すると、ステップS71にて、第3検索部3が業務名カウントファイル10を参照して、文字列入力回数カウント部11に格納された数字と一致する数字を検索する。更に、第3検索部3はその一致した数字に対応した業務名を抽出する。
(ステップS80)
ステップS71にて、業務名が抽出されると、第3検索部3はその業務名を漏洩源となった業務の疑いがある業務名として出力装置に出力する。
以上で本実施の形態における一連の動作が終了する。
(作用・効果)
本実施の形態における漏洩源業務調査システムに依れば、第1の実施形態に係る作用・効果に加えて、第3検索部12が、文字列が入力された回数だけ抽出された業務名を、漏洩源の業務の候補として出力する。よって、第1の実施形態において出力された業務名を更に絞り込んで漏洩源である可能性の高い業務を出力する為に、漏洩源の業務をより容易に特定することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について、以下に説明する。
(構成)
本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1の構成は、第1の実施形態にかかる構成において、第1検索部6の機能、個人情報配列ファイル9に格納された内容、第2検索部8の機能、及び業務名カウントファイル10に格納された内容の点が異なる以外は第1の実施形態と同様である。第1検索部6、個人情報配列ファイル9、第2検索部8、及び業務名カウントファイル10以外の説明については省略する。
第1検索部6は、第1の実施形態における機能に加えて次の機能を実現する。即ち、第1検索部6は、マッチングした個人情報名正規表現が、入力された文字列の一部にマッチングしたのか、全部にマッチングしたのかを判断する機能を実現する。更に、第1検索部6は、抽出した個人情報名を、個人情報配列ファイル9に部分一致によるマッチングであるか完全一致によるマッチングであるかのフラグと対応付けて格納する機能を実現する。
個人情報配列ファイル9は、第1検索部6によって抽出された個人情報名を部分一致によるマッチングであるか完全一致によるマッチングであるかのフラグと対応付けて記憶している。
業務名カウントファイル10には、業務名が、抽出された回数、部分一致により抽出された回数、及び完全一致により抽出された回数と対応付けられて格納されている。
第2検索部8は第1の実施形態における機能に加えて次の機能を実現する。即ち、第2検索部8は、業務名ファイル4から業務名を取得した後に、その業務名が完全一致により抽出された個人情報名から取得された場合には業務名カウントファイル10に格納された業務名に対応した完全一致回数をカウントアップし、部分一致によるものであった場合には部分一致回数をカウントアップする機能を実現する。
(動作)
図4は本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法の動作の流れを示すフローチャートである。本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法は、文字列を入力するステップ(ステップS10)、個人情報名正規表現を検索するステップ(ステップS20)、完全一致か部分一致かの判断を行うステップ(ステップS21)、個人情報名を抽出するステップ(ステップS30)、個人情報名を個人情報配列ファイルに格納するステップ(ステップS41)、業務名を検索するステップ(ステップS50)、業務名の完全一致回数又は部分一致回数をカウントアップするステップ(ステップS62)、完全一致回数の降順にソートするステップ(ステップS72)、及び出力するステップ(ステップS80)とを備えている。
本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法において、ステップS10、S20、S30、及びS50は第1の実施形態に係る漏洩源業務調査方法と同様であるので説明は省略する。
(ステップS21)
ステップS20において、入力された文字列に個人情報名正規表現がマッチングした場合に、第1検索部6はそのマッチングが、その入力された文字列の一部に個人情報名正規表現がマッチングした部分一致であるか、それとも、その入力された文字列の全てにマッチングした完全一致であるかの判断を行う。例えば、入力された文字列が、「IDabc12345」という文字列であった場合には、個人情報名正規表現[a-z]{3}[0-9]{5}に対して、「IDabc12345」の完全一致ではないが、「abc12345」部分で部分一致する為に、対応する個人情報名が部分一致のフラグとともに個人情報配列ファイルに格納される。
(ステップS41)
第1検索部6は、ステップS30にて抽出された個人情報名を、部分一致により抽出されたのか完全一致により抽出されたのかを示すフラグと対応付けて個人情報名配列ファイル9に格納する。
(ステップS62)
ステップS50にて、業務名の検索が行われると、業務名カウントファイル10にアクセスし、第1検索部6は個人情報配列ファイル9に格納されたフラグに基いて、抽出された業務名がに対応した完全一致回数又は部分一致回数を示す数字NをN+1にカウントアップする。
(ステップS72)
個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名に対して、ステップS50、S62の処理が終了すると、第3検索部12は、図9に示すように業務名カウントファイル10に記憶された業務名と完全一致回数及び部分一致回数との対応関係を完全一致回数の降順にソートする。
(ステップS80)
第3検索部12は、ステップS71にてソートされた対応関係を出力装置に出力してユーザに通知する。これにより一連の処理が終了する。
(作用・効果)
本実施の形態に係る漏洩源業務調査システムは、第1の実施形態にかかる作用・効果に加えて、第1検索部が部分一致によるマッチングであるか、完全一致によるマッチングであるかの判断を行うために、ユーザが入力した文字列が、漏洩した個人情報の内容に加え余分な情報を含んでいる場合にも、漏洩を生じさせた業務を抽出して特定することができる。即ち、より精度良く漏洩源である業務の特定を行うことができる。
第1の実施形態に係る漏洩源業務調査システムの構成図である。 第1の実施形態における動作の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態における動作の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態における動作の流れを示すフローチャートである。 個人情報ファイルの内容を例示した概念図である。 業務名ファイルの内容を例示した概念図である。 第1の実施形態における業務名カウントファイルの内容を例示した概念図である。 第2の実施形態に係る漏洩源業務調査システムの構成図である。 第3の実施形態における業務名カウントファイルの内容を例示した概念図である。
符号の説明
1 漏洩源業務調査システム
2 入力装置
3 個人情報ファイル
4 業務名ファイル
5 記憶装置
6 第1検索部
7 出力装置
8 第2検索部
9 個人情報名配列ファイル
10 業務名カウントファイル
11 文字列入力回数カウント部
12 第3検索部
13 データ処理装置

Claims (16)

  1. 文字列を入力する為の入力装置と、
    個人情報の項目名の表現形態である個人情報名を、前記個人情報の内容の表現形態にマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイルと、業務の名前である業務名を、前記業務で用いる前記個人情報名と対応付けて記述した業務ファイルと、を格納した記憶装置と、
    前記個人情報ファイルを参照して、前記入力装置により入力された文字列がマッチングする前記個人情報名正規表現を検索し、マッチングした前記個人情報名正規表現と対応する前記個人情報名を抽出する第1検索部と、
    前記業務ファイルを参照して、前記第1検索部により抽出された前記個人情報名に対応する前記業務名を抽出して出力装置に出力する第2検索部と、
    を具備した
    漏洩源業務調査システム。
  2. 請求項1に記載された漏洩源業務調査システムであって、
    前記記憶装置は、前記第1検索部により抽出された前記個人情報名を記述する個人情報配列ファイルを格納し、
    前記第1検索部は、抽出した前記個人情報名を前記個人情報配列ファイルに格納し、
    前記第2検索部は、前記業務ファイルを参照して、前記個人情報配列ファイルに格納された前記個人情報名に対応する前記業務名を検索する
    漏洩源業務調査システム。
  3. 請求項2に記載された漏洩源業務調査システムであって、
    前記記憶装置は、前記業務名を前記第2検索部により抽出された回数を示す数字と対応付けて記述した業務名カウントファイルを格納し、
    前記第2検索部は、前記業務名が抽出されると、前記業務名カウントファイルを参照して、抽出された前記業務名に対応する前記数字NをN+1に変更する
    漏洩源業務調査システム。
  4. 請求項3に記載された漏洩源業務調査システムであって、
    前記第2検索部は、前記業務名カウントファイルを前記数字の降順にソートして、ソートされた前記業務名と前記数字との対応関係を出力装置に出力する
    漏洩源業務調査システム。
  5. 請求項3又は4に記載された漏洩源業務調査システムであって、
    更に、
    前記入力装置から文字列が入力された回数を格納する文字列入力回数カウント部と、
    前記業務名カウントファイルを参照して、前記文字列入力回数カウント部に格納された前記回数と一致する前記数字を検索し、検索された前記数字に対応した前記業務名を出力装置に出力する第3検索部と、
    を具備した
    漏洩源業務調査システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載された漏洩源業務調査システムであって、
    前記個人情報名正規表現は、前記個人情報名を、少なくとも一以上の字からなる字の群と、前記字の群に含まれる字が連続している数と、を用いて表現する
    漏洩源業務調査システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載された漏洩源業務調査システムであって、
    前記第1検索部は、マッチングした前記個人情報名正規表現が、完全一致によりマッチングしたのか、部分一致によりマッチングしたのかを判断し、且つ、前記個人情報名を部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて前記個人情報配列ファイルに格納し、
    前記業務名カウントファイルには、前記業務名が、部分一致によりマッチングした回数である部分一致回数及び完全一致によりマッチングした回数である完全一致回数、と対応付けて格納され、
    前記第2検索部は、前記業務ファイルより前記業務名が抽出されると、抽出された前記業務名に対応する前記部分一致回数又は前記完全一致回数をカウントアップする
    漏洩源業務調査システム。
  8. 請求項7に記載された漏洩源業務調査システムであって、
    前記第2検索部は、前記業務名カウントファイルを前記完全一致回数の降順にソートし、ソートされた前記業務名と前記完全一致回数との対応関係を出力装置に出力する
    漏洩源業務調査システム。
  9. 文字列が入力装置によりコンピュータに入力されるステップと、
    演算処理装置が、個人情報の項目名の表現形態である個人情報名を、前記個人情報の内容の表現形態にマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイルを参照して、前記入力装置から入力された文字列とマッチングする前記個人情報名正規表現を検索するステップと、
    前記演算処理装置が、検索された前記個人情報名正規表現と対応する前記個人情報名を抽出するステップと、
    前記演算処理装置が、業務の名前である業務名を、前記業務で用いる前記個人情報名と対応付けて記述した業務ファイルを参照して、抽出された前記個人情報名と対応する前記業務名を検索する業務名検索ステップと、
    前記演算処理装置が、検索された前記業務名を出力装置に出力する出力ステップと、
    を具備した
    漏洩源業務調査方法。
  10. 請求項9に記載された漏洩源業務調査方法であって、
    更に、
    前記演算処理装置が、抽出された前記個人情報名を記憶装置に個人情報配列ファイルとして格納するステップと、
    を具備し、
    前記業務名検索ステップにおいて、前記演算処理装置は、前記業務ファイルを参照して、前記個人情報ファイルに格納された前記個人情報名に対応する前記業務名を検索する
    漏洩源業務調査方法。
  11. 請求項10に記載された漏洩源業務調査方法であって、
    更に、
    前記演算処理装置が、前記業務名を数字と対応付けて記述した業務名カウントファイルを参照して、検索された前記業務名に対応した前記数字をカウントアップするステップ
    を具備した
    漏洩源業務調査方法。
  12. 請求項11に記載された漏洩源業務調査方法であって、
    更に、
    前記演算処理装置が、前記業務名カウントファイルを前記数字の降順にソートするステップ、
    を具備し、
    前記出力ステップは、
    前記演算処理装置が、ソートされた前記業務名と前記数字との対応関係を出力装置に出力するステップ、
    を備える、
    漏洩源業務調査方法。
  13. 請求項11又は12に記載された漏洩源業務調査方法であって、
    更に、
    前記演算処理装置が、前記入力装置から文字列が入力された回数をカウントし、回数を格納する文字列入力回数カウント部に格納するステップと、
    前記演算処理装置が、前記業務名カウントファイルを参照して、前記文字列入力回数カウント部に格納された前記回数と一致する前記数字を検索するステップと、
    を具備し、
    前記出力ステップは、
    前記演算処理装置が、検索された前記数字に対応した前記業務名を出力装置に出力するステップ
    を備える
    漏洩源業務調査方法。
  14. 請求項9乃至13のいずれかに記載された漏洩源業務調査方法であって、
    前記個人情報名正規表現は、前記個人情報名を、少なくとも一以上の字からなる字の群と、前記字の群に含まれる字が連続している数と、を用いて表現する
    漏洩源業務調査方法。
  15. 請求項9乃至14のいずれかに記載された漏洩源業務調査方法であって、
    更に、
    前記演算処理装置が、マッチングした前記個人情報名正規表現が、完全一致によりマッチングしたのか、部分一致によりマッチングしたのかを判断するステップと、
    前記演算処理装置が、マッチングした前記個人情報名正規表現と対応する前記個人情報名を、部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて前記個人情報配列に格納するステップと、
    前記演算処理装置が、前記業務ファイルより前記業務名が抽出されると、抽出された前記業務名に対応する部分一致回数又は完全一致回数をカウントアップするステップと、
    を具備した
    漏洩源業務調査方法。
  16. 請求項15に記載された漏洩源業務調査方法であって、
    更に、
    前記演算処理装置が、前記業務名カウントファイルを前記完全一致回数の降順にソートするステップ、
    を具備し、
    前記出力ステップは、
    前記演算処理装置が、ソートされた前記業務名と前記完全一致回数との対応関係を出力装置に出力するステップ、
    を備える
    漏洩源業務調査方法。
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