JP4612469B2 - 漏洩源業務調査システム及び漏洩源業務調査方法 - Google Patents
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Description
文字列を入力する為の入力装置(2)と、
個人情報の項目名の表現形態である個人情報名を、その個人情報の内容の表現形態にマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイル(3)と、業務の名前である業務名を、その業務で用いる前記個人情報名と対応付けて記述した業務ファイル(4)と、を格納した記憶装置(5)と、
個人情報ファイル(3)を参照して、入力装置(2)により入力された文字列とマッチングするその個人情報名正規表現を検索し、マッチングしたその個人情報名正規表現と対応するその個人情報名を抽出する第1検索部(6)と、
業務ファイル(4)を参照して、第1検索部(6)により抽出されたその個人情報名と対応するその業務名を抽出して出力装置(7)に出力する第2検索部(8)と、
を備える。
上述のように、個人情報名が個人情報名正規表現と対応付けられることで、漏洩した個人情報の内容を示す文字列が入力されると、その文字列にマッチングする個人情報名正規表現が検出され、これに対応する個人情報名が抽出される。業務名を個人情報名と対応付けておくことで、抽出された個人情報名を扱う業務名が抽出されて出力される。よって、ユーザが漏洩した文字列を入力するだけで、漏洩源となった業務名が出力される。即ち、漏洩した個人情報の文字列から、漏洩源となった業務を容易に特定することができる。
記憶装置(5)は、第1検索部(6)により抽出されたその個人情報名を記述する
個人情報配列ファイル(9)を格納し、
第1検索部(6)は、抽出したその個人情報名を個人情報配列ファイル(9)に格納し、
第2検索部(8)は、業務ファイル(4)を参照して、個人情報配列ファイル(9)に格納されたその個人情報名に対応するその業務名を検索する。
上述のように、個人情報名が個人情報名正規表現と対応付けられることで、漏洩した個人情報の内容を示す文字列が入力されると、その文字列にマッチングする個人情報名正規表現が検出され、これに対応する個人情報名が抽出される。業務名を個人情報名と対応付けておくことで、抽出された個人情報名を扱う業務名が抽出されて出力される。よって、ユーザが漏洩した個人情報の内容を示す文字列を入力するだけで、漏洩源となった業務名が出力される。即ち、漏洩した個人情報から、漏洩源となった業務を容易に特定することができる。
記憶装置(5)は、その業務名を第2検索部(8)により抽出された回数を示す数字と対応付けて記述した業務名カウントファイル(10)を格納し、
前記第2検索部は、前記業務名が抽出されると、業務名カウントファイル(10)を参照して、抽出されたその業務名に対応するその数字NをN+1に変更する。
入力された文字列にマッチングする個人情報名正規表現は一つとは限らない。ある文字列が入力されると、複数の個人情報名正規表現が検出され、その各々に対応した個人情報名が抽出されることがある。この場合、個人情報名は複数抽出されているので、抽出されて出力される業務名も複数存在する。漏洩源である業務の業務名は抽出された複数の業務名のうちの一の業務である。上述の構成に依れば、業務名カウントファイル(10)が、業務名を抽出された回数と対応付けている。これにより、漏洩した個人情報の文字列を複数個入力すると、業務名が、抽出された回数と対応付けられて出力される。よって、より正確に漏洩した業務を特定することができる。
第2検索部(8)は、業務名カウントファイル(10)をその数字の降順にソートして、ソートされたその業務名とその数字との対応関係を出力装置(7)に出力する。
業務名をその業務名が抽出された回数の降順にソートして出力することで、抽出された回数の最も多い業務名を即座に知ることができる。よって、漏洩した業務を容易に特定することができる。
更に、
入力装置(2)から文字列が入力された回数を格納する文字列入力回数カウント部(11)と、
業務名カウントファイル(10)を参照して、文字列入力回数カウント部(11)に格納されたその回数と一致するその数字を検索し、検索されたその数字に対応したその業務名を出力装置(7)に出力する第3検索部(12)と、
を備える。
上述の漏洩源業務調査システムにおいては、漏洩した個人情報の内容を示す一の文字列を入力すると、漏洩源となった業務名が必ず抽出される。これにより、業務名カウントファイル(10)において、漏洩源となった業務の業務名は必ず1回カウントされる。よって、漏洩した個人情報の内容を示す文字列が複数判別しており、複数の文字列を入力した際には、文字列が入力された回数と、漏洩源となった業務名が抽出された回数とが一致する。上述のように、抽出された回数が、文字列が入力された回数と一致する業務名を出力することで、一致しない業務名を排除することができる。即ち、ノイズとして抽出される業務名を排除できるために、より容易に漏洩を生じさせた業務を特定することができる。
その個人情報名正規表現は、その個人情報の内容の表現形態を、字の種類とその字の種類が連続する数とを一組とした字群を少なくとも一組以上備えて表現する。
個人情報名正規表現を上述のように記述していることにより、入力された文字列に対して、ノイズとして抽出される業務名の数を抑え、且つ、確実に漏洩源である業務の業務名が出力される。
第1検索部(6)は、マッチングしたその個人情報名正規表現が、入力された文字列全体に一致する完全一致によりマッチングしたのか、入力された文字列の一部分に一致する部分一致によりマッチングしたのかを判断し、且つ、その個人情報名を部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて個人情報配列ファイル(9)に格納し、
業務名カウントファイル(10)には、その業務名が、部分一致によりマッチングした回数である部分一致回数及び完全一致によりマッチングした回数である完全一致回数、と対応付けて格納され、
第2検索部(8)は、業務ファイル(4)よりその業務名が抽出されると、抽出されたその業務名に対応する部分一致回数又は完全一致回数をカウントアップする。
完全一致であるか、部分一致であるかを判断することで、漏洩源である業務の特定を更に正確に行うことができる。
第2検索部(8)は、業務名カウントファイル(10)をその完全一致回数の降順にソートし、ソートされたその業務名とその完全一致回数との対応関係を出力装置(7)に出力する。
文字列が入力装置(2)によりコンピュータに入力されるステップ(ステップS10)と、
演算処理装置が、個人情報を示す文字列である個人情報名を、その個人情報名とマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイル(3)を参照して、入力装置(2)から入力された文字列とマッチングするその個人情報名正規表現を検索するステップ(ステップS20)と、
その演算処理装置が、検索されたその個人情報名正規表現と対応するその個人情報名を抽出するステップ(ステップS30)と、
その演算処理装置が、業務の名前である業務名を、その業務で取り扱う個人情報のその個人情報名と対応付けて記述した業務ファイル(4)を参照して、抽出されたその個人情報名と対応するその業務名を検索する業務名検索ステップ(ステップS50)と、
その演算処理装置が、検索されたその業務名を出力装置(7)に出力する出力ステップ(ステップS80)と、
を備える。
更に、
その演算処理装置が、抽出されたその個人情報名を、記憶装置(5)に記憶された個人情報配列ファイル(9)に格納するステップ(ステップS40)と、
を備え、
その業務名検索ステップ(ステップS50)において、その演算処理装置は、業務名ファイル(4)を参照して、個人情報配列ファイル(9)に格納されたその個人情報名に対応する業務名を検索する。
更に、
その演算処理装置が、業務名を数字と対応付けて記述した業務名カウントファイル(10)を参照して、検索されたその業務名に対応したその数字をカウントアップするステップ(ステップS60)
を備える。
更に、
その演算処理装置が、業務名カウントファイル(10)を数字の降順にソートするステップ(ステップS70)と、
その演算処理装置が、ソートされたその業務名とその数字との対応関係を出力装置(7)に出力するステップ(ステップS80)と、
を備える。
更に、
その演算処理装置が、入力装置(2)から文字列が入力された回数をカウントし、回数を格納する文字列入力回数カウント部(11)に格納するステップ(ステップS11)と、
その演算処理装置が、業務名カウントファイル(10)を参照して、文字列入力回数カウント部(11)に格納されたその回数と一致するその数字を検索するステップ(ステップS71)と、
を備え、
その出力ステップ(ステップS80)において、その演算処理装置は、検索されたその数字に対応した業務名を出力装置(7)に出力する。
その個人情報名正規表現は、その個人情報名を、少なくとも一以上の字からなる字の群と、その字の群に含まれる字が連続している数と、を用いて表現する。
更に、
その演算処理装置が、マッチングしたその個人情報名正規表現が、完全一致によりマッチングしたのか、部分一致によりマッチングしたのかを判断するステップ(ステップS21)と、
その演算処理装置が、マッチングしたその個人情報名正規表現と対応するその個人情報名を、部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて個人情報配列ファイル(9)に格納するステップ(ステップS41)と、
その演算処理装置が、業務ファイル(4)よりその業務名が抽出されると、抽出されたその業務名に対応する部分一致回数又は完全一致回数をカウントアップするステップ(ステップS62)と、
を備える。
更に、
その演算処理装置が、業務名カウントファイル(10)をその完全一致回数の降順にソートするステップ(ステップS72)と、
を備え、
その出力ステップ(ステップS80)において、その演算処理装置は、ソートされたその業務名とその完全一致回数との対応関係を出力装置(7)に出力する。
以下に図面を参照して、本発明に係る第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態に係る漏洩源業務調査システムの全体の構成を示す図である。本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1は、キーボードやマウスに例示される入力装置2、ハードディスクやメモリに例示される記憶装置5、CPU及びプログラムを格納したメモリを備えるデータ処理装置13、及びディスプレイに例示される出力装置7を備える。記憶装置5には、個人情報ファイル3、個人情報配列ファイル9、業務名ファイル4、及び業務名カウントファイル10が格納されている。データ処理装置13は、プログラムとして第1検索部6及び第2検索部8を備えており、これらはCPUにより記憶装置5にアクセスしたりしてその機能を実現する。
続いて、本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法の動作方法について詳述する。
ステップS10において、まず漏洩した個人情報の内容を示す文字列が一語、入力装置2からデータ処理装置13に入力される。ここでは、例として「abc12345」という文字列が入力されたとする。
続いて、ステップS20において、第1検索部6が個人情報ファイル3を参照して、個人情報ファイル3に格納された複数の個人情報データのうちの一を取得して、個人情報名と個人情報正規表現とに分割する。本実施の形態では、個人情報データである「ID」「[a-z]{3}[0-9]{5}」が、個人情報名である「ID」と個人情報名正規表現である「[a-z]{3}[0-9]{5}」とに分割される。更に、第1検索部6は分割された個人情報正規表現「[a-z]{3}[0-9]{5}」に入力された文字列がマッチングするか否かを判断する。本実施例では、第1検索部6は、入力された文字列「abc12345」は個人情報正規表現「[a-z]{3}[0-9]{5}」にマッチングするので、マッチングすると判断する。
入力された文字列が個人情報名正規表現にマッチングした場合には、ステップS30にて、第1検索部6がマッチングした個人情報正規表現に対応した個人情報名を取得する。
更に、第1検索部6は取得した個人情報名を個人情報配列ファイル9に格納する。
本実施の形態では、「ID」が個人情報名として個人情報配列ファイル9に格納される。
ステップS10に戻り別の文字列に関してステップS10〜ステップS40の処理が繰り返される。一方、文字列の入力が終了したと判断された場合には、次のステップS50へ進む。
続いて、ステップS50において、第2検索部8が業務名ファイル4を参照して、個人情報配列ファイル9に格納された個人情報名のうちの一と対応する業務名を抽出する。例えば、個人情報配列ファイル9に格納された「ID」関してS50の処理が行われる場合、図6に例示された業務名ファイルにおいて「ID」に対応する業務名は「サービスA」であるので、「サービスA」が第2検索部8によって抽出される。
第2検索部8は、ステップS60にて業務名カウントファイル10を参照し、ステップS50にて抽出した業務名に対応した数字NをN+1にカウントアップする。ここで、その数字Nは初期状態ではゼロに設定されている。第2検索部8は個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名の夫々に対してステップS50、S60の処理を行う。即ち、個人情報配列ファイル9に格納された個人情報名に未だステップS50及びS60の処理が成されていないものがある場合にはステップS50へ戻り、対応する業務名が抽出されていない個人情報名についてS50及びS60の処理が行われる。一方、個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名について、ステップS50及びステップS60の処理が完了した場合には、ステップS70へと進む。
第2検索部8は、ステップS70において、業務名カウントファイル10に記述された業務名と数字との関係を数字の降順にソートする。更に、第2検索部8はソートされた業務名と数字との関係を出力装置7に出力する。これにより、一連の動作が完了する。図7は出力された業務名と数字との関係を例示している。この例においては、「サービスA」が3回、「サービスB」が1回抽出されたことを出力してユーザに通知している。
本実施の形態においては、事前に個人情報名を個人情報の内容の表現形態の正規表現と対応付けした個人情報ファイル3を作成しておき、漏洩した文字列より、その個人情報ファイル3を参照して個人情報名を検索する為に、漏洩した文字列が如何なる個人情報名のものであるかを割り出すことができる。
本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。
図8は本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1の構成を示している。本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1の構成は、第1の実施形態にかかる構成に第3検索部12及び文字列入力回数カウント部11が追加された構成である。
図3は本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法の動作の流れを示すフローチャートである。本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法は、文字列を入力するステップ(ステップS10)、文字列の入力回数を格納するステップ(ステップS11)、個人情報名正規表現を検索するステップ(ステップS20)、個人情報名を抽出するステップ(ステップS30)、個人情報名を個人情報配列ファイルに格納するステップ(ステップS40)、業務名を検索するステップ(ステップS40)、業務名をカウントアップするステップ(ステップS60)、入力回数と一致する数字を検索するステップ(ステップS71)、及び出力ステップ(ステップS80)とを備えている。
ステップS10において、文字列が入力装置2からデータ処理装置13に入力されると、第1検索部6が文字列入力回数カウント部11にアクセスして、文字列入力回数カウント部11に格納された数字NをN+1にカウントアップする。尚、文字列入力回数カウント部11に格納された数字は初期時はゼロである。即ち、文字列入力回数カウント部11に格納された数字は、文字列が入力された回数を示している。
ステップS60において、個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名について業務名の検索され、業務名に対応した数字のカウントアップが完了すると、ステップS71にて、第3検索部3が業務名カウントファイル10を参照して、文字列入力回数カウント部11に格納された数字と一致する数字を検索する。更に、第3検索部3はその一致した数字に対応した業務名を抽出する。
ステップS71にて、業務名が抽出されると、第3検索部3はその業務名を漏洩源となった業務の疑いがある業務名として出力装置に出力する。
以上で本実施の形態における一連の動作が終了する。
本実施の形態における漏洩源業務調査システムに依れば、第1の実施形態に係る作用・効果に加えて、第3検索部12が、文字列が入力された回数だけ抽出された業務名を、漏洩源の業務の候補として出力する。よって、第1の実施形態において出力された業務名を更に絞り込んで漏洩源である可能性の高い業務を出力する為に、漏洩源の業務をより容易に特定することができる。
本発明の第3の実施形態について、以下に説明する。
本実施の形態に係る漏洩源業務調査システム1の構成は、第1の実施形態にかかる構成において、第1検索部6の機能、個人情報配列ファイル9に格納された内容、第2検索部8の機能、及び業務名カウントファイル10に格納された内容の点が異なる以外は第1の実施形態と同様である。第1検索部6、個人情報配列ファイル9、第2検索部8、及び業務名カウントファイル10以外の説明については省略する。
図4は本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法の動作の流れを示すフローチャートである。本実施の形態に係る漏洩源業務調査方法は、文字列を入力するステップ(ステップS10)、個人情報名正規表現を検索するステップ(ステップS20)、完全一致か部分一致かの判断を行うステップ(ステップS21)、個人情報名を抽出するステップ(ステップS30)、個人情報名を個人情報配列ファイルに格納するステップ(ステップS41)、業務名を検索するステップ(ステップS50)、業務名の完全一致回数又は部分一致回数をカウントアップするステップ(ステップS62)、完全一致回数の降順にソートするステップ(ステップS72)、及び出力するステップ(ステップS80)とを備えている。
ステップS20において、入力された文字列に個人情報名正規表現がマッチングした場合に、第1検索部6はそのマッチングが、その入力された文字列の一部に個人情報名正規表現がマッチングした部分一致であるか、それとも、その入力された文字列の全てにマッチングした完全一致であるかの判断を行う。例えば、入力された文字列が、「IDabc12345」という文字列であった場合には、個人情報名正規表現[a-z]{3}[0-9]{5}に対して、「IDabc12345」の完全一致ではないが、「abc12345」部分で部分一致する為に、対応する個人情報名が部分一致のフラグとともに個人情報配列ファイルに格納される。
第1検索部6は、ステップS30にて抽出された個人情報名を、部分一致により抽出されたのか完全一致により抽出されたのかを示すフラグと対応付けて個人情報名配列ファイル9に格納する。
ステップS50にて、業務名の検索が行われると、業務名カウントファイル10にアクセスし、第1検索部6は個人情報配列ファイル9に格納されたフラグに基いて、抽出された業務名がに対応した完全一致回数又は部分一致回数を示す数字NをN+1にカウントアップする。
個人情報配列ファイル9に格納された全ての個人情報名に対して、ステップS50、S62の処理が終了すると、第3検索部12は、図9に示すように業務名カウントファイル10に記憶された業務名と完全一致回数及び部分一致回数との対応関係を完全一致回数の降順にソートする。
第3検索部12は、ステップS71にてソートされた対応関係を出力装置に出力してユーザに通知する。これにより一連の処理が終了する。
本実施の形態に係る漏洩源業務調査システムは、第1の実施形態にかかる作用・効果に加えて、第1検索部が部分一致によるマッチングであるか、完全一致によるマッチングであるかの判断を行うために、ユーザが入力した文字列が、漏洩した個人情報の内容に加え余分な情報を含んでいる場合にも、漏洩を生じさせた業務を抽出して特定することができる。即ち、より精度良く漏洩源である業務の特定を行うことができる。
2 入力装置
3 個人情報ファイル
4 業務名ファイル
5 記憶装置
6 第1検索部
7 出力装置
8 第2検索部
9 個人情報名配列ファイル
10 業務名カウントファイル
11 文字列入力回数カウント部
12 第3検索部
13 データ処理装置
Claims (16)
- 文字列を入力する為の入力装置と、
個人情報の項目名の表現形態である個人情報名を、前記個人情報の内容の表現形態にマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイルと、業務の名前である業務名を、前記業務で用いる前記個人情報名と対応付けて記述した業務ファイルと、を格納した記憶装置と、
前記個人情報ファイルを参照して、前記入力装置により入力された文字列がマッチングする前記個人情報名正規表現を検索し、マッチングした前記個人情報名正規表現と対応する前記個人情報名を抽出する第1検索部と、
前記業務ファイルを参照して、前記第1検索部により抽出された前記個人情報名に対応する前記業務名を抽出して出力装置に出力する第2検索部と、
を具備した
漏洩源業務調査システム。 - 請求項1に記載された漏洩源業務調査システムであって、
前記記憶装置は、前記第1検索部により抽出された前記個人情報名を記述する個人情報配列ファイルを格納し、
前記第1検索部は、抽出した前記個人情報名を前記個人情報配列ファイルに格納し、
前記第2検索部は、前記業務ファイルを参照して、前記個人情報配列ファイルに格納された前記個人情報名に対応する前記業務名を検索する
漏洩源業務調査システム。 - 請求項2に記載された漏洩源業務調査システムであって、
前記記憶装置は、前記業務名を前記第2検索部により抽出された回数を示す数字と対応付けて記述した業務名カウントファイルを格納し、
前記第2検索部は、前記業務名が抽出されると、前記業務名カウントファイルを参照して、抽出された前記業務名に対応する前記数字NをN+1に変更する
漏洩源業務調査システム。 - 請求項3に記載された漏洩源業務調査システムであって、
前記第2検索部は、前記業務名カウントファイルを前記数字の降順にソートして、ソートされた前記業務名と前記数字との対応関係を出力装置に出力する
漏洩源業務調査システム。 - 請求項3又は4に記載された漏洩源業務調査システムであって、
更に、
前記入力装置から文字列が入力された回数を格納する文字列入力回数カウント部と、
前記業務名カウントファイルを参照して、前記文字列入力回数カウント部に格納された前記回数と一致する前記数字を検索し、検索された前記数字に対応した前記業務名を出力装置に出力する第3検索部と、
を具備した
漏洩源業務調査システム。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載された漏洩源業務調査システムであって、
前記個人情報名正規表現は、前記個人情報名を、少なくとも一以上の字からなる字の群と、前記字の群に含まれる字が連続している数と、を用いて表現する
漏洩源業務調査システム。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載された漏洩源業務調査システムであって、
前記第1検索部は、マッチングした前記個人情報名正規表現が、完全一致によりマッチングしたのか、部分一致によりマッチングしたのかを判断し、且つ、前記個人情報名を部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて前記個人情報配列ファイルに格納し、
前記業務名カウントファイルには、前記業務名が、部分一致によりマッチングした回数である部分一致回数及び完全一致によりマッチングした回数である完全一致回数、と対応付けて格納され、
前記第2検索部は、前記業務ファイルより前記業務名が抽出されると、抽出された前記業務名に対応する前記部分一致回数又は前記完全一致回数をカウントアップする
漏洩源業務調査システム。 - 請求項7に記載された漏洩源業務調査システムであって、
前記第2検索部は、前記業務名カウントファイルを前記完全一致回数の降順にソートし、ソートされた前記業務名と前記完全一致回数との対応関係を出力装置に出力する
漏洩源業務調査システム。 - 文字列が入力装置によりコンピュータに入力されるステップと、
演算処理装置が、個人情報の項目名の表現形態である個人情報名を、前記個人情報の内容の表現形態にマッチングする正規表現である個人情報名正規表現と対応付けて記述した個人情報ファイルを参照して、前記入力装置から入力された文字列とマッチングする前記個人情報名正規表現を検索するステップと、
前記演算処理装置が、検索された前記個人情報名正規表現と対応する前記個人情報名を抽出するステップと、
前記演算処理装置が、業務の名前である業務名を、前記業務で用いる前記個人情報名と対応付けて記述した業務ファイルを参照して、抽出された前記個人情報名と対応する前記業務名を検索する業務名検索ステップと、
前記演算処理装置が、検索された前記業務名を出力装置に出力する出力ステップと、
を具備した
漏洩源業務調査方法。 - 請求項9に記載された漏洩源業務調査方法であって、
更に、
前記演算処理装置が、抽出された前記個人情報名を記憶装置に個人情報配列ファイルとして格納するステップと、
を具備し、
前記業務名検索ステップにおいて、前記演算処理装置は、前記業務ファイルを参照して、前記個人情報ファイルに格納された前記個人情報名に対応する前記業務名を検索する
漏洩源業務調査方法。 - 請求項10に記載された漏洩源業務調査方法であって、
更に、
前記演算処理装置が、前記業務名を数字と対応付けて記述した業務名カウントファイルを参照して、検索された前記業務名に対応した前記数字をカウントアップするステップ
を具備した
漏洩源業務調査方法。 - 請求項11に記載された漏洩源業務調査方法であって、
更に、
前記演算処理装置が、前記業務名カウントファイルを前記数字の降順にソートするステップ、
を具備し、
前記出力ステップは、
前記演算処理装置が、ソートされた前記業務名と前記数字との対応関係を出力装置に出力するステップ、
を備える、
漏洩源業務調査方法。 - 請求項11又は12に記載された漏洩源業務調査方法であって、
更に、
前記演算処理装置が、前記入力装置から文字列が入力された回数をカウントし、回数を格納する文字列入力回数カウント部に格納するステップと、
前記演算処理装置が、前記業務名カウントファイルを参照して、前記文字列入力回数カウント部に格納された前記回数と一致する前記数字を検索するステップと、
を具備し、
前記出力ステップは、
前記演算処理装置が、検索された前記数字に対応した前記業務名を出力装置に出力するステップ
を備える
漏洩源業務調査方法。 - 請求項9乃至13のいずれかに記載された漏洩源業務調査方法であって、
前記個人情報名正規表現は、前記個人情報名を、少なくとも一以上の字からなる字の群と、前記字の群に含まれる字が連続している数と、を用いて表現する
漏洩源業務調査方法。 - 請求項9乃至14のいずれかに記載された漏洩源業務調査方法であって、
更に、
前記演算処理装置が、マッチングした前記個人情報名正規表現が、完全一致によりマッチングしたのか、部分一致によりマッチングしたのかを判断するステップと、
前記演算処理装置が、マッチングした前記個人情報名正規表現と対応する前記個人情報名を、部分一致によるマッチングかそれとも完全一致によるマッチングであるかの情報と対応づけて前記個人情報配列に格納するステップと、
前記演算処理装置が、前記業務ファイルより前記業務名が抽出されると、抽出された前記業務名に対応する部分一致回数又は完全一致回数をカウントアップするステップと、
を具備した
漏洩源業務調査方法。 - 請求項15に記載された漏洩源業務調査方法であって、
更に、
前記演算処理装置が、前記業務名カウントファイルを前記完全一致回数の降順にソートするステップ、
を具備し、
前記出力ステップは、
前記演算処理装置が、ソートされた前記業務名と前記完全一致回数との対応関係を出力装置に出力するステップ、
を備える
漏洩源業務調査方法。
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