JP4608624B2 - 一体式セラミックシェルを備えた装甲システム - Google Patents

一体式セラミックシェルを備えた装甲システム Download PDF

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Description

本願は、2002年10月2日に出願された米国仮出願第60/415,143号ならびに2003年9月8日に出願された米国出願番号第_____号に対する利益を主張し、これらを参照によりその全てをここに援用する。
本発明は、一般には装甲システムに関し、より詳細には一体式セラミックシェルを備えた装甲システムに関する。
従来の軽量型弾道装甲システム(lightweight ballistic armor system)では、複合材が積層された板状品(backing laminate)と接合された平らなセラミックタイルを使用している。装甲ヘリコプターの乗員シートなど、用途によっては、シート「バケット(bucket)」の背面、底部および両側面の広い範囲に弾道保護が施される。
図1,2,3に示すように、弾道保護を施すには、一般に、現行の製造技術を用いて、複合バケット100の外側に、「モザイク」状に正確に嵌め込まれた平らなセラミック板110を接合する。この方法では、タイルの製造とその取り付けのため製造コストが高くつくほか、その重量が、一定のレベルの保護を提供するために合理的な範囲から外れてしまう。さらに、各タイルは、タイルの縁の近くで保護性能が失われるため、タイル縁の継ぎ目においてこれを軽減するための対策がさらに必要となる。
従来の方法に関し、以下の問題および限界がある。
同じ機械設備群で1種類のシートの型式用の複合バケットを作製しても、シート間で寸法のわずかなばらつきが発生する。このため、各シートのそれぞれの位置に合わせて、セラミック装甲タイルを研磨して個々に嵌め込む必要があるが、この工程は明らかに時間とコストがかかる。
セラミックタイルでは、縁に近い部分の弾道保護性能がタイル中央部と比べて著しく低い。この結果、タイルのモザイクにある多数の継ぎ目では、ガラスやセラミックのような材料の細片で被覆しない限り保護が充分ではない。この技術は、本願の譲受人と同一の譲受人に譲渡された米国特許第6,009,789号に開示されており、参照によりその全てをここに援用する。また、タイルは、継ぎ目に近い部分で厚くなっている(縁が隆起した状態でタイルが作製される)ことがある。しかし、これによって装甲システムの重量とコストが上昇する。
平らなタイルをモザイクに嵌め込む方法では、シートバケットの設計が、タイルの取り付けが可能なほぼ平らな面の組合わせであるプリズム形状に制限されてしまう。プリズム形状は、一定の体積を収容するために必要な表面積が広くなるので、シートの乗員にある程度の弾道保護を提供するには、比較的重量のあるセラミックで、大きな面積を覆わなければならなくなる。
本発明の一態様は、セラミックシェルを提供する。このセラミックシェルは、例えば、装甲装置または装甲システムに用いることができる。セラミックシェルは、上部、湾曲部および座部を有する。上部は、第1の側部と第2の側部とを有する。上部の第1の側部は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。上部の第2の側部も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。上部の第1の側部、上部、および上部の第2の側部は、セラミック材料の一体部材で形成されている。湾曲部は、湾曲部の上端において上部に結合されている。座部は、湾曲部の下端において湾曲部に結合されている。好ましくは、セラミックシェルは前内面をさらに有する。前内面は、複合バケットの背面と嵌合するように構成されている。
好ましくは、湾曲部も第1の側部と第2の側部とを有する。湾曲部の第1の側部は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。湾曲部の第2の側部も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。湾曲部の第1の側部、湾曲部、および湾曲部の第2の側部は、セラミック材料の一体部材で形成されている。好ましくは、上部と湾曲部とはセラミック材料の一体部材で形成されている。好ましくは、上部と湾曲部とは、少なくとも1つの連続する面を共有している。
好ましくは、座部も第1の側部と第2の側部とを有する。座部の第1の側部は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。座部の第2の側部も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。座部の第1の側部、座部、および座部の第2の側部は、セラミック材料の一体部材で形成されている。好ましくは、上部と座部とはセラミック材料の一体部材で形成されている。好ましくは、上部と座部とは、少なくとも1つの連続する面を共有している。
一実施形態では、座部と湾曲部とはセラミック材料の一体部材で形成されている。別の実施形態では、座部、湾曲部および上部は全て、セラミック材料の一体部材で形成されている。別の実施形態においては、座部と湾曲部とは、少なくとも1つの連続する面を共有している。
好ましくは、セラミックシェルは、少なくとも1つの開口(cut-out)を有する。好ましくは、この開口はセラミックシェルに予め形成されている。好ましくは、セラミックシェルの少なくとも一部が少なくとも1本の溝を有する。好ましくは、この溝は、少なくとも1つの閉領域を画定している。
本発明の別の態様は、複合バケットとセラミックシェルとを備えた装甲装置を提供する。複合バケットは、背面を有する。セラミックシェルは、前内面を有する。セラミックシェルの前内面は、複合バケットの背面と嵌合するように構成されている。このセラミックシェルは、上部、湾曲部および座部のうちの2つ以上を有する。セラミックシェルの上部、湾曲部および座部のうちの上記2つ以上は、セラミック材料の一体部材で形成されている。上部、湾曲部および座部のそれぞれは、第1の側部および第2の側部のうちの少なくとも一方を有する。第1の側部および第2の側部のうちの上記少なくとも一方は、前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。
好ましくは、複合バケットは、セラミックシェルの前内面に設けられた材料層として構成される。
一実施形態では、上部と湾曲部とが繋げられている。好ましくは、上部と湾曲部とは、少なくとも1つの実質的に連続する面を共有している。
別の実施形態では、座部と湾曲部とが繋げられている。好ましくは、座部と湾曲部とは、少なくとも1つの実質的に連続する面を共有している。
別の実施形態では、座部と上部とが繋げられている。好ましくは、座部と上部とは、少なくとも1つの実質的に連続する面を共有している。
別の態様では、本発明は、上部、湾曲部および座部を有する一体式セラミックシェルを提供する。上部は下端を有する。湾曲部は、上部の下端に一体的に結合されている。湾曲部は下端を有する。座部は、湾曲部の下端に一体的に結合されている。上部、湾曲部および座部は、全てセラミック材料の一体部材で形成されている。
好ましくは、上部は少なくとも1つの側部を有する。上部の少なくとも1つの側部は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。上部の少なくとも1つの側部と上部とはセラミック材料の一体部材で形成されている。
好ましくは、湾曲部は少なくとも1つの側部を有する。湾曲部の少なくとも1つの側部は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。湾曲部の少なくとも1つの側部と湾曲部とはセラミック材料の一体部材で形成されている。
好ましくは、座部は少なくとも1つの側部を有する。座部の少なくとも1つの側部は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。座部の少なくとも1つの側部と座部とはセラミック材料の一体部材で形成されている。
本発明の別の態様は、セラミックシェルと複合バケットとを備えた装甲システムを提供する。セラミックシェルは、上部、座部および前内面を有する。複合バケットは、セラミックシェルの前内面の主要部分(substantial portion)の近くに設けられる。
好ましくは、複合バケットは背面を有し、複合バケットの背面はセラミックシェルの前内面と嵌合する。好ましくは、複合バケットは、セラミックシェルの前内面に設けた材料層として構成される。好ましくは、セラミックシェルの少なくとも一部が少なくとも1本の溝を有する。好ましくは、少なくとも1本の溝は、少なくとも1つの閉領域を画定している。好ましくは、セラミックシェルは、少なくとも1つの開口を有する。好ましくは、少なくとも1つの開口は前記セラミックシェルに予め形成されている。好ましくは、複合バケットは、少なくとも1つの機械式接合具を少なくとも1つの開口に収容するように構成されている。好ましくは、セラミックシェルは、上部と座部との間に位置する湾曲部をさらに有する。
本発明の一態様は、従来のセラミックタイルのモザイクにまつわる不都合の全てを、大きなセラミックシェルを代わりに使用することで解消することを目的とする。
本発明は、これに限定されることはないものの第1に軍用機用乗員シートを対象としているが、軽量型弾道装甲システムにおいて正確に嵌め込んだ多数の平らなセラミックタイルによって保護されていた部分を正確に嵌め込んだ多数の平らなセラミックタイルで覆う代わりに、その部分に大きなセラミックシェル片を用いるものである。また、セラミックシェルに対して、複合材の裏張りを共硬化(co-curing)させる工程は、装甲乗員シートの製造に現在使用されている手順からの脱却を図るものである。
セラミック−複合材の防弾衣の挿入物(insert)の製造は比較的簡単であり、その工程は改良されて費用効果が高くなっている。それは、使用するセラミックの「タイル」が相対的に小さく(約8インチ×10インチ)、かつタイルが平坦または、表面の曲率が小さいためである。複合材をタイル上に直接置き、続いてそれを高温高圧下でオートクレーブ硬化することで、(セラミックを劣化させずに)複合材を硬化してタイルに接合する(これは「共硬化」と呼ばれる)ことができる。
これに対し、セラミック装甲を軍用機用乗員シートに取り付ける場合の工程は遙かに複雑である。これは、通常、硬化前の複合シートバケットが大きく「立体的な」形状を有するため、セラミックを、様々な形状および寸法のタイルを正確に研削して嵌め込んだモザイクとしてバケットの外側に接合しなければならなかったからである。
この方法では、平らなパネルから切り出したタイルを取り付けるための平らな面を得るために、バケットの形状をプリズム形状としなければならなかった。装甲用途に適したセラミック材料を作製するための現在の最高水準の技術では、ホットプレスまたは焼結の2つの基本的な手法のいずれかが使用される。
これらの手法を用いた場合に、寸法の誤差を適当な範囲に収めるには、タイルと複合材の裏張りとを適切に一体化するため、一般に平らなタイルを使用する必要がある。この方法は、用いられる多くのタイルの作製のみならず、タイルのバケットへの接合にも相当の製造コストがかかるという明白な不具合を持っている。これほど明白ではない不都合として、タイルの縁付近に打撃を受けた際にタイルの弾道保護が不十分となることを防ぐため、タイルの全結合部に保護用の細片を配するか、タイルの縁の厚さをすべて厚くしなければならないという点を挙げられる。また、多面状の(faceted)バケットシェルは、曲線からなる同等のバケットシェルよりも表面積が広くなり、このため、同程度の保護を提供するには、セラミック装甲を重量化する必要があるという事実もある。
本発明は、軍用機用乗員シートへのセラミック装甲の使用にまつわるこれらの問題の全てに対処する。シート用の完全なセラミック装甲が、シートバケットに要求される任意の開曲面曲率を有する一体式シェルとして作製されるので、コストのかかる「モザイク」タイルの作製およびシートバケットへの接合が完全に不要となる。また、それが複合バケットを重ねるための既製の型となり、防弾衣の挿入物の場合と同様に、その後オートクレーブ内で硬化し、同時に複合材をセラミックに接合することができる。一体式シェルは曲面を有してもよいため、特定の脅威からの防護に必要なセラミックの分量、ひいては装甲組立品の総重量を極力低減することができる。
本発明は、セラミックシェルと、複合バケットとも呼ばれる適切に設計された複合積層成型品の裏張りとを備える。セラミックシェルは、裏張りに接合されたときに、特定の用途に用いられる軽量型弾道装甲保護に必要な部分を完璧に提供するように設計および作製される。その用途が軍用機用乗員シートの場合、「裏張り」はシートの複合バケットである。
図4は、本発明の例示的なセラミックシェルを示す。セラミックシェル400は、前内面422、前内側空間450および後外側空間452を有する。前内側空間450は、概念的には、シートに腰掛ける乗員を最終的に収容するものであり、セラミックシェル400はこのシートに結合されるように構成されている。
セラミックシェル400は、上部402、湾曲部410および座部408を有する。上部402は、湾曲部410の上端418で湾曲部410に結合されている。同様に、座部408は、湾曲部410の下端420で湾曲部410に結合されている。
上部402は、第1の側部404と第2の側部406とを有する。上部402の第1の側部404は、前方、概して前内側空間450に向かって延びており、少なくとも1つの曲面を有する。上部402の第2の側部406も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。
一実施形態では、上部402の第1の側部404、上部402、および上部402の第2の側部406は、セラミック材料の一体部材で形成されている。
湾曲部410は、第1の側部414と第2の側部416とを有する。好ましくは、湾曲部410の第1の側部414は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。湾曲部410の第2の側部416も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。
一実施形態では、湾曲部410の第1の側部414、湾曲部410、および湾曲部410の第2の側部416は、セラミック材料の一体部材で形成されている。
上部402と湾曲部410とはセラミック材料の一体部材で形成されている場合もある。
上部402と湾曲部410とは、少なくとも1つの連続する面を共有している場合もある。
座部408についていえば、座部408の第1の側部424は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。座部408の第2の側部426も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。
座部408の第1の側部424、座部408、および座部408の第2の側部426は、セラミック材料の一体部材で形成されている場合もある。
湾曲部410のない実施形態では、上部402と座部408とはセラミック材料の一体部材で形成されている。
座部408と湾曲部410とはセラミック材料の一体部材で形成されている場合もある。
座部408、湾曲部410、および上部402は、全てセラミック材料の一体部材で形成されている場合もある。
座部408と湾曲部410とは、少なくとも1つの連続する面を共有している場合もある。
構造が非常に大きい場合や、表面形状が例外的に複雑な場合など、装甲のうちの所望の部分を一体のセラミックシェルで被覆することが実際上不可能な用途では、戦略的に極力少ない数のシェルを使用するように、一体方式を変更してもよい。
図5は、本発明の他の好ましい実施形態を示す図である。この実施形態は、1つの一体式シェルの代わりに、複数の小さなシェルすなわち部材を使用する。
セラミックシェル500は、前内側空間550と後外側空間552とを有する。セラミックシェル500は、上部材502、湾曲部材510および座部材508の3つの別個の部材を有する。この実施形態は3つの部材を使用するが、使用する部材の数はこれより多くても少なくてもよい。上部材502は、湾曲部材510の上端522で湾曲部材510に結合されている。同様に、座部材508は、湾曲部材510の下端520で湾曲部材510に結合されている。
上部材502は、第1の側部504と第2の側部506とを有する。上部材502の第1の側部504は、前方、概して前内側空間550に向かって延びており、少なくとも1つの曲面を有する。上部材502の第2の側部506も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。
一実施形態では、上部材502の第1の側部504、上部材502、および上部材502の第2の側部506は、セラミック材料の一体部材で形成されている。
湾曲部材510は、第1の側部514と第2の側部516とを有する。好ましくは、湾曲部材510の第1の側部514は前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。湾曲部材510の第2の側部516も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する。
一実施形態では、湾曲部材510の第1の側部514、湾曲部材510、および湾曲部材510の第2の側部516は、セラミック材料の一体部材で形成されている。
座部材508は、第1の側部524と第2の側部526とを有する。座部材508の第1の側部524は、前方、概して前内側空間550に向かって延びており、少なくとも1つの曲面を有する。座部材508の第2の側部526も前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有する場合がある。
一実施形態では、座部材508の第1の側部524、座部材508、および座部材508の第2の側部526は、セラミック材料の一体部材で形成されている。
セラミックシェルが複数の一体部材で構成されている場合、セラミックシェルは、異なるシェル部材同士の組立ておよび位置合せを容易にできるようになっていてもよく、それが好ましい。図6に示すように、シェル同士を重ね合わせられるように、或いは重ね合わせた状態で結合できるように設計された、予め形成された段付きの縁を有することを特徴とする。
図6は、2つのセラミック部材の結合部の好ましい実施形態を示す。結合部600は、2つのセラミック部材を接合するどのような場合にも使用することができる。例えば、結合部600は、上部材502を湾曲部材510に結合するためにも、湾曲部材510を座部材508に結合するためにも用いることができる。結合部600は、好ましくは一種の重ね結合であり、第1のセラミック部材602が上延長部604を有し、第2のセラミック部材606が下延長部608を有する。延長部604,608は、第1のセラミック部材602の上面610が第2のセラミック部材606の上面612と実質的に連続するように形成されている。同様に、第1のセラミック部材602の下面614は、第2のセラミック部材606の下面616と実質的に連続している。
好ましくは、露出する(confronting)表面および縁の全てにアールが設けられる。例示的な実施形態では、セラミック部材の一部分に大きな応力が集中しないように、アールは図6に示すように、比較的大きな半径を有する。重なり部分によって、結合部に充分な弾道保護が提供されるとともに、セラミック部品が確実に正しく組み立てられるようになる。組立の仕上げの際に、第1のセラミック部材602と第2のセラミック部材606の間に接着剤620を用いてもよい。接着剤620は、例えば、グルーまたはその他の接着剤であり得る。
本発明のセラミックシェルは、通常装甲セラミックの製造に伴う高温(例えばホットプレスおよび焼結に用いる)や高圧(例えばホットプレスに用いる)を必要としない「反応接合(reaction-bonded)」の手法を使用して製造することができる。用いる製造方法の違いは、主として、実質的に大きくかつ湾曲の非常に大きい一体式シェルを形成するために必要な型の設計および作製、ならびにシェルの浸透サイクル中にシェルを支持する方法に関する場合がある。本発明のセラミックシェルは、ホットプレス品または焼結品と共にでも使用することができる点に留意されたい。これとは異なる手法を使用して本発明のセラミックシェルを製造してもよい。
完全な一体式(例えばセラミックシェル400)または組立式(例えばセラミックシェル500)のいずれかから特定のセラミックシェルを選択したら、図7に示すように、好ましくは複合バケット702がセラミックシェルに結合される。例えば、図10に示す開口704を設けたセラミックシェル700を選択して、複合バケット702に結合させることができる。複合バケット702をセラミックシェル700に結合させるための手段および方法は数多くある。
複合バケット702は、好ましくは背面722を有する。図7に示すように、複合バケット702の背面722は、一体式セラミックシェル700の前内面712(図10参照)と嵌合するように構成される。
複合バケット702は、予め適正量の樹脂バインダを含浸させた複合布帛を用いて、セラミックシェル700上で共硬化されると同時に、セラミックシェル700に接合されるようにすることができる。この共硬化処理によって、硬化の処理の後に必要となる、複合材の裏張りにセラミックシェルを接合するための時間のかかる複数の工程または段階が不要となる。セラミックシェル700を、予め硬化しておいた複合バケット702に接合するようにするという実施形態もあり得る。複合バケット702は、金属の裏張りであってもよい。
装甲シートバケットを製造する場合には、セラミック部品を一時的に補助金型と一体化させて完全な表面を作り、その上に、樹脂を含浸させた複合材層を置いて、複合バケット702(通常はセラミックシェル700の外周部を越えて全ての方向に延在する)を形成し得る。セラミック部品の上に複合材を置いたら、複合材と共にこれを支持するセラミックシェル700をオートクレーブに入れて、高温高圧下で硬化させ得る。複合材は、硬化すると共にセラミックシェルに堅固に接合され得るが、この工程によって劣化することはない。複合材が数百℃で製造されるのに対し、セラミックは1,500〜2,200℃の温度範囲で硬化する。複合材のマトリックスに使用されている樹脂の種類に応じて、複合材系毎に硬化サイクルを変更することもできる。
セラミックシェル700は、好ましくは少なくとも1つの開口704を有する。開口704は、好ましくはセラミックシェル700に予め形成されており、複合バケット702に各種部材を直接取り付けるために、適切な機械式接合具706と共に使用される。
セラミック材料の表面で発生した亀裂の広がりを防ぐ措置を採ることもできる。一般的には、割れる位強い衝撃がセラミック部材に加えられた場合、生じた亀裂は通常はセラミック部材の縁に広がるだけである。より大きな一体式シェルにおいても、同様に亀裂は縁の部分に広がりやすい。この場合、セラミック部材の全体に亀裂が広がるおそれがある。
図8を参照すると、この状態を防止する一方法では、少なくとも1本の溝802を有するシェルを提供する。シェルの片面または両面(図9を参照)に、閉じたセル、すなわち閉領域804を画定している浅い溝の網路を設けることができる。これらの閉領域804のいずれかで発生した亀裂の広がりを、そのセルを画定している境界の溝で止めることができる。この構成は、亀裂が広く伝播しないように亀裂を制限することに一役買っている。
好適な材料
セラミック:対象の装甲用途に好適なセラミックとして、最も安価であるが最も重量のある酸化アルミニウム、最も高価であるが最も軽量である炭化ホウ素、この2つの中間の適度な性質を備えた炭化ケイ素を挙げられる。近年では、最も高性能の炭化ホウ素と同程度の弾道性能を有し、製造コストが酸化アルミニウムとほぼ同じくらい低いため、炭化ホウ素と炭化ケイ素の反応接合セラミック複合材が好まれている。
複合材−布帛:好適な布帛は、アラミド(ケブラー(登録商標))、およびハネウェル・インコーポレイテッド(Honeywell Inc.)が製造し「スペクトラ(SPECTRA)」として知られるUHMWポリエチレン繊維などの高強度繊維から織られたものである。
複合材−樹脂:布帛層と接合して複合材を補強するために好適な樹脂として、ビニルエステル樹脂、ポリエステル樹脂およびエポキシ樹脂の接着剤が挙げられる。
他の用途
本発明の一体式セラミックシェル方式は、航空機およびヘリコプターの装甲乗員シートへの用途のほか、高機動多目的装輪車両(HMMWV:high-mobility multi-purpose wheeled vehicle)、装甲警備車両(ASV:Armored Security Vehicle)などの軍用陸上車両用の軽量型付加装着装甲システムに用いてもよい。また、国家元首やその他の知名度の高い重要人物の移送に使用する車両など、民間車両に軽量型装甲を装着する用途にも適している。商用用途としては、従来のドアの代わりにすぐに取り付けることができる完全装甲ドアパネルなどの部品が考えられる。
説明ならびに記述を目的として、本発明の好ましい実施形態を上記に開示した。あらゆる実施形態を網羅したり、本発明を開示したそのままの形態に限定することを意図していない。上記の開示を考慮に入れれば、ここに記載した実施形態の多くの変形例および変更例が当業者にとって自明となるであろう。本発明の範囲は、本明細書に添付の特許請求の範囲ならびにその均等物によってのみ定義される。
さらに、本発明の代表的な実施形態を記載する際に、本明細書で本発明の方法および/または工程を段階の特定の順序によって記載した。しかし、方法または工程が、記載した段階の特定の順序に依存しない限り、方法または工程は、ここに記載した段階の特定の順序に限定されるべきではない。当業者が理解するように、工程の順序を変更してもよい。したがって、本明細書に記載した段階の特定の順序は、請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。さらに、本発明の方法および/または工程を対象とした請求項中の記載は、請求項に記載した順序で段階を実行することに限定されるべきではなく、本発明の趣旨ならびに範囲から逸脱することなくその順序を変更してもよいことを当業者は容易に理解できる。
公知の「プリズム形状の」複合シートバケットを示す図。 図1の複合シートバケットに取り付ける前の平らなセラミックタイルを示す図。 図1の複合シートバケットに取り付けた図2の平らなセラミックタイルを示す図。 本発明の例示的なセラミックシェルの斜視図。 本発明の別の例示的なセラミックシェルの斜視図。 2つのセラミック部材の結合部の好ましい実施形態を示す図。 本発明の別の代表的な実施形態の斜視図であり、シートの複合バケットを取り付けたセラミックシェルを示す図。 少なくとも1本の溝を有する本発明のセラミックシェルを提供するための一方法を示す図。 図8の線9−9における断面図。 開口が設けられた本発明の例示的なセラミックシェルを示す図。

Claims (23)

  1. 第1の側部と第2の側部とを有する上部であり、前記上部の前記第1の側部は前方に延び、かつ少なくとも1つの曲面を有し、前記上部の前記第2の側部は前方に延び、かつ少なくとも1つの曲面を有し、かつ前記上部の前記第1の側部、および前記上部の前記第2の側部とともにセラミック材料で一体部材として形成され、前記第1の側部の少なくとも1つの前記曲面と前記第2の側部の少なくとも1つの前記曲面とが一連の曲面とされているものと、
    その上端で前記上部に結合されている湾曲部と、
    前記湾曲部の下端に結合されている座部と、
    を有するセラミックシェル。
  2. 前内面をさらに有し、前記前内面は複合バケットの背面と嵌合するように構成されている、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  3. 前記湾曲部は第1の側部と第2の側部とを有しており、前記湾曲部の前記第1の側部は前方に延び、かつ少なくとも1つの曲面を有し、前記湾曲部の前記第2の側部は前方に延び、かつ少なくとも1つの曲面を有し、前記湾曲部は、前記湾曲部の前記第1の側部、および前記湾曲部の前記第2の側部とともにセラミック材料で一体部材として形成されている、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  4. 前記上部と前記湾曲部とはセラミック材料で一体部材とされている、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  5. 前記上部と前記湾曲部とは少なくとも1つの連続する面を共有している、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  6. 前記座部は第1の側部と第2の側部とを有しており、前記座部の前記第1の側部は前方に延び、かつ少なくとも1つの曲面を有し、前記座部の前記第2の側部は前方に延び、かつ少なくとも1つの曲面を有し、前記座部は、前記座部の前記第1の側部、および前記座部の前記第2の側部とともにセラミック材料で一体部材として形成されている、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  7. 前記上部と前記座部とはセラミック材料で一体部材とされている、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  8. 前記上部と前記座部とは少なくとも1つの連続する面を共有している、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  9. 前記座部と前記湾曲部とはセラミック材料で一体部材とされている、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  10. 前記座部と前記湾曲部とは少なくとも1つの連続する面を共有している、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  11. 前記座部、前記湾曲部および前記上部の全てはセラミック材料で一体部材とされている、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  12. 少なくとも1つの開口をさらに有する、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  13. 前記開口は前記セラミックシェルに予め形成されている、
    請求項12に記載のセラミックシェル。
  14. 前記セラミックシェルの少なくとも一部が少なくとも1本の溝を有する、
    請求項1に記載のセラミックシェル。
  15. 前記溝は少なくとも1つの閉領域を画定している、
    請求項14に記載のセラミックシェル。
  16. 背面を有する複合バケットと、
    前記複合バケットの前記背面と嵌合するように構成された前内面を有するセラミックシェルと、を備え、
    前記セラミックシェルは、上部、湾曲部および座部のうちの2つ以上を有し、前記セラミックシェルの前記上部、前記湾曲部および前記座部のうちの前記2つ以上はセラミック材料で一体部材とされており、
    前記上部、前記湾曲部および前記座部のそれぞれは、第1の側部および第2の側部を有し、前記第1の側部および前記第2の側部はともに前方に延びており、かつ少なくとも1つの曲面を有し、前記上部の第1の側部および第2の側部が有する少なくとも1つの前記曲面、前記湾曲部の第1の側部および第2の側部が有する少なくとも1つの前記曲面、前記座部の第1の側部および第2の側部が有する少なくとも1つの前記曲面は、一連の曲面とされている、
    装甲装置。
  17. 前記複合バケットは前記セラミックシェルの前記前内面に設けた材料層として構成されている、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記上部と前記湾曲部とが結合されている、
    請求項16に記載の装置。
  19. 前記上部と前記湾曲部とは少なくとも1つの連続する面を共有している、
    請求項16に記載の装置。
  20. 前記座部と前記湾曲部とが結合されている、
    請求項16に記載の装置。
  21. 前記座部と前記湾曲部とは少なくとも1つの連続する面を共有している、
    請求項16に記載の装置。
  22. 前記座部と前記上部とが結合されている、
    請求項16に記載の装置。
  23. 前記座部と前記上部とは少なくとも1つの連続する面を共有している、
    請求項16に記載の装置。
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