JP4606630B2 - Rise detection device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立ち上がり検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院などの施設において、入院患者は、一般的に一人ずつベッドに寝かされている。入院患者の中には独力で起き上がれない者や手術などのために受けた麻酔から完全に覚醒していない状態にある者もいる。そして、現在、独力で立ち上がれない、あるいは完全に覚醒していない者がベッドから立ち上がろうとすることを検知して患者の安全を確保するための様々なシステムが提案されている。
【0003】
患者の立ち上がりを検知するシステムとして、病室に監視カメラを設け、看護婦がナースステーションにおいて患者の挙動をモニタするものがある。また、特開2000−271098号公報のように、ベッドの上部に赤外線センサを設け、患者がベッドの上で起き上がる、あるいは立ち上がることを検知するものがある。赤外線センサで患者が起き上ることを検知するシステムは、患者が起き上ったときに体の一部で赤外線を遮断することを利用して起き上がりを検知している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、患者の挙動を監視カメラでモニタすることは、看護婦などにかかる負荷が大きいばかりでなく、患者のプライバシーを侵害する虞もある。また、赤外線センサを用いて患者が起き上がったことを検知するシステムは、患者の起き上がることによって赤外線が遮断される位置が患者の体格によって異なるため、赤外線センサを適切な位置に設置することが難しいという欠点があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、患者の体格によらず立ち上がりを正確に検知でき、確実に患者の安全を確保することができる立ち上がり検知装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、体格などの患者ごとに異なる条件に応じて立ち上がり検知条件を変更する場合にも、患者に最適な条件が簡単に設定でき、より高い検知精度を得ることが可能な立ち上がり検知装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる立ち上がり検知装置は、ベッドにおいて人体と接触する面にかかる圧力の変化を検知する複数の圧力センサと、前記複数の圧力センサのいずれかが第1のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合に所定の長さの時間の計時を開始する計時手段と、前記複数の圧力センサが検知した圧力の変化と前記計時手段によって計時された時間とに基づいて警報機を制御する警報制御手段と、を備えてなり、前記複数の圧力センサのうちの少なくとも一部がグループを構成すると共に、前記警報制御手段は、前記計時手段が前記所定の長さの時間の計時を完了する以前に前記グループを構成する圧力センサのいずれかが第2のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合、前記警報機に警報を出力させることを特徴とする。
【0008】
この請求項1に記載の発明によれば、複数の圧力センサのいずれかが第1のしきい値以上の圧力の変化を検知した後、所定の長さの時間が経過する以前にグループを構成する圧力センサのいずれかが第2のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合に警報を出力することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明にかかる立ち上がり検知装置は、前記グループを構成する圧力センサは、ベッドにおいて人体と接触する面の中央部分を含んで設定される所定の範囲の圧力の変化を検知するものであることを特徴とする。
【0010】
この請求項2に記載の発明によれば、ベッドにおいて人体と接触する面の中央部分を含んで設定される所定の範囲の圧力変化を検知する圧力センサが第2のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合に警報を出力することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明にかかる立ち上がり検知装置は、さらに、人がベッドに入ったことを検知する入床検知手段を備え、前記警報制御手段は、前記入床検知手段によりベッドに人が入ったことが検知された後、前記圧力センサによって検知された圧力の変化に基づいて警報を出力する処理を開始することを特徴とする。
【0012】
この請求項3に記載の発明によれば、人がベッドに入った後の圧力の変化だけを対象にして立ち上がりを検知することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明にかかる立ち上がり検知装置は、さらに、前記第1のしきい値、第2のしきい値、グループを構成するセンサ、前記計時手段によって計時される時間の長さの少なくとも1つを含む警報条件を変更する警報発生条件変更手段を備えることを特徴とする。
【0014】
この請求項4に記載の発明によれば、前記第1のしきい値、第2のしきい値、グループを構成するセンサ、前記計時手段によって計時される時間の長さの少なくとも1つを含む警報条件を変更することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明にかかる立ち上がり検知装置は、前記警報発生条件変更手段が、ベッドを使用する人の病状または体格のいずれか一方または両方に応じて前記警報条件を変更することを特徴とする。
【0016】
この請求項5に記載の発明によれば、ベッドを使用する人の病状または体格のいずれか一方または両方に応じて前記警報条件を変更することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる立ち上がり検知装置の好適な実施の形態1〜3を詳細に説明する。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に共通の図であって、本発明の立ち上がり検知装置の構成例を示した図である。図1に示した立ち上がり検知装置は、病室に設置されたベッド1の各々にパーソナルコンピュータ(パソコン)101を専用のボックスに収納して設け、パソコン101を、ナースセンタに設けられた通信処理装置104、変換器103を介してモニタリング装置102と接続している。
【0019】
図1に示した構成例では、図1には示されていない圧力センサがベッド1に設けられていて、圧力センサがパソコン101と共に立ち上がり検知装置を構成する。圧力センサが検知したベッド1にかかる圧力の変化はパソコン101に入力し、パソコン101は、圧力の変化に基づいて演算処理し、ベッド1にいる患者が立ち上がるための動作を行っていることを検知する。パソコン101にはスピーカやブザー音を発する警報機能があり、患者の立ち上がりを検知してブザー音を発する。
【0020】
また、パソコン101は、患者の立ち上がりを検知したことをナースセンタのモニタリング装置102に通知する。図示した構成例ではモニタリング装置102にもパソコンを用い、パソコンの画面に立ち上がりが検知されたときにだけ図示しないカメラによって撮像される患者の様子を写すものとしている。
【0021】
図2は、実施の形態1の立ち上がり検知装置の構成を示すブロック図である。また、図3は、図2に示した圧力センサ(以下、単にセンサと記す)のベッドにおける配置を示した図である。図2に示したように、実施の形態1の立ち上がり検知装置は、圧力の変化を検知する複数のセンサ2と、複数のセンサ2のいずれかが第1のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合に計時を開始するタイマ202と、センサ2が検知した圧力の変化とタイマ202によって計時された時間とに基づいて警報機203を制御する制御部201とを備えている。
【0022】
なお、実施の形態1のセンサ2は、圧力センサであり、連続して検知した圧力の経時的な変化を検知できるものとする。また、図1に示した構成のうちの制御部201、タイマ202、警報機203、スピーカ204が、図1に示したパソコン101として構成されている。
【0023】
また、実施の形態1の立ち上がり検知装置は、警報機203が出力した警報音が病室に設けられているスピーカ204を通して出力され、立ち上がろうとしている患者に対して警告を発する、あるいは麻酔から完全に覚醒していない状態で立ち上がろうとしている患者に対して覚醒を促す。
【0024】
さらに、実施の形態1の立ち上がり検知装置は、制御部201が警報機203に出力した制御信号を分岐してナースセンタに設けられたモニタ205やスピーカ206を制御する。制御部201の制御により、警報機203が警報を発しているときにだけ患者の様子をモニタ205に写し出したり、ナースセンタのスピーカ206と病室のスピーカ204とを接続してナースセンタから病室の患者に呼びかけることができる。
【0025】
次に、ベッド1におけるセンサ2の配置について図3を用いて説明する。なお、図3に示したセンサ2の配置は、実施の形態1〜3に共通のものである。図3に示したように、実施の形態1のセンサ2は、センサ2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g、2h、2i、2j、2k、2l、2m、2n、2o、2pの16個のセンサからなる。そして、センサ2a〜2pうちのセンサ2m、2n、2oがグループを構成する。なお、実施の形態1では、センサ2a〜2pをベッド1の人体と接触する面(以降、ベッド面というものとする)の裏面に設け、ベッド面にかかる圧力の変化を検知するものとした。
【0026】
グループを構成するセンサ2m、2n、2oは、ベッド1において人体と接触するベッド面の中央部分を含んで設定される所定の範囲Aに設置されている。範囲Aは、ベッド1において、一般的に患者の体の下に位置する可能性が高い範囲として設定されたものであり、特に実施の形態1では患者がベッド1に寝たときの腰にあたる位置である。
【0027】
また、実施の形態1は、図3のように矩形のセンサ2a〜2pを使用し、ベッド面の中央部分にはセンサ2の長手方向がベッド1の縦方向に沿うようにセンサ2p、2m、2n、2oを配置し、中央部分に対する両端の部分にはセンサ2の長手方向がベッド1の横方向に沿うようにセンサ2a〜2lを配置した。実施の形態1のセンサ2の個数や配置は、最小の個数のセンサで患者が立ち上がろうとする動作を検知することを目的にして設定されたものである。
【0028】
前記したように、タイマ202は、センサ2a〜2pのいずれかが第1のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合に計時を開始する。制御部201は、タイマ202によって計時された時間が所定の範囲内にあるときにグループを構成するセンサ2m、2n、2oが第2のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合、ベッド1から患者が立ち上がろうとしていることを検知し、警報機203に警報を出力させる。
【0029】
次に、上記した患者の立ち上がり検知のアルゴリズムについて説明する。一般的に人間は、ベッドから立ち上がろうとする場合、以下の手順で動作する。
(1) 体を動かす(ベッドに手をつく、ベッドの左右に移動する)
(2) 体をベッドから起こす(手、足、腰に局部的な力を加える)
【0030】
(1)の体を動かす動作時、患者は、ベッド1のいずれかの部分に手をつく、あるいは移動する。患者の動作によりベッド1のいずれかの部分にかかる圧力が比較的大きく変化する。ベッド1に設けられたセンサ2のいずれかが、比較的大きな圧力の変化を第1のしきい値(ΔPth1)以上の圧力変化として検知する。
【0031】
また、患者は、(1)の動作に続いて(2)の動作を起こす。(2)の動作時、患者は、手、足、腰といった体の部位に力を加え、ベッド1の腰にあたる範囲Aの部分にかかる圧力が比較的大きく変化する。このため、ベッド1に設けられたセンサ2のうちのグループを構成するセンサ2m、2n、2oのいずれかが、比較的大きな圧力の変化を第2のしきい値(ΔPth2)以上の圧力変化として検知する。
【0032】
さらに、(1)の動作と(2)の動作とは、患者の一連の動作としてなされるため、(1)の動作と(2)の動作とが1、2秒から十秒といった比較的短い時間間隔で起きる。本願発明の発明者らは、この点に着目し、ΔPth1以上の圧力変化がセンサ2のいずれかで検知された後、所定の範囲の時間内にグループを構成するセンサ2m、2n、2oのいずれかがΔPth2以上の圧力変化を検知した場合に患者が立ち上がろうとしていると判断するものとした。
【0033】
なお、実施の形態1は、患者が立ち上がろうとしていると判断するときのΔPth1以上の圧力変化検知からΔPth2以上の圧力変化検知までの時間間隔を1、2秒から十秒に設定した。また、ΔPth1とΔPth2とは異なる値、同じ値のいずれに設定してもよい。ただし、本願発明の発明者らの実験によれば、(1)の動作によってベッドにかかる圧力の変化は、(2)の動作によってベッドにかかる圧力の変化よりも大きい場合が多いことが分かっている。このため、ΔPth1とΔPth2との関係を、
ΔPth1>ΔPth2
と定めてもよい。
【0034】
以上述べた実施の形態1の立ち上がり検知のアルゴリズムによれば、ベッドにかかる圧力の変化に基づいて立ち上がりを検知するため、患者の体格によらず立ち上がりを検知することができる。また、患者が立ち上がろうとして動作している過程で立ち上がりを検知することができる。このため、実施の形態1の立ち上がり検知装置は、例えば赤外線センサで患者が起き上がったことを検知するシステムよりも早期に立ち上がりを検知することができる。立ち上がりの早期検知は、入院患者のように独力で自由に動作できない者の安全を確保することに特に効果的に作用する。
【0035】
また、実施の形態1の立ち上がり検知のアルゴリズムによれば、ΔPth1の圧力変化とΔPth2の圧力変化が1、2秒から十秒といった短い時間内に起こったときにだけ患者が一連の動作でΔPth1、ΔPth2の圧力変化をベッドに生じさせたとして立ち上がりを検知する。このため、実施の形態1の立ち上がり検知装置は、例えば看護人がベッドに体重をかけるといった立ち上がり以外の動作を立ち上がりと誤判断することを低減することができる。
【0036】
次に、実施の形態1の立ち上がり検知装置が立ち上がりを検知する方法を、図4のフローチャートを用いて説明する。図4のフローチャートで示す処理によれば、先ず、制御部201は、センサ2のいずれかが検知した圧力の変化がΔPth1以上であるか否か判断する(ステップS401)。そして、この判断の結果、ΔPth1以上の圧力変化が検知されなかった場合には(ステップS401:No)、検知されるまで待機する。
【0037】
また、ステップS401においてΔPth1以上の圧力変化が検知されたと判断された場合(ステップS401:Yes)、制御部201は、タイマ202を起動して計時を開始する(ステップS402)。そして、タイマ202の起動後、あらかじめ定められている1、2秒から十秒程度の時間が経過したか否か判断する(ステップS403)。この判断の結果、時間が経過した場合には(ステップS403:Yes)、ΔPth1以上の圧力変化が検知されるまで待機する。
【0038】
また、制御部201は、ステップS403においてあらかじめ定められている時間が経過していないと判断した場合(ステップS403:No)、ΔPth2以上の圧力変化が検知されたか否か判断する(ステップS404)。この判断の結果、ΔPth2以上の圧力変化が検知されていない場合には(ステップS404:No)、ステップS403により、タイマ202の計時時間が経過したか否か判断する。
【0039】
一方、ステップS404において、ΔPth2以上の圧力変化が検知されたと判断した場合(ステップS404:Yes)、ΔPth2以上の圧力変化を検知したセンサがグループを構成するセンサ(グループセンサ)に含まれるものか否か判断する(ステップS405)。そして、グループセンサに含まれるセンサであった場合(ステップS405:Yes)、制御部201は、警報機203を制御して警報を出力する(ステップS406)。
【0040】
ステップS405においてΔPth2以上の圧力変化を検知したセンサがグループセンサでないと判断した場合(ステップS405:No)、制御部201は、再度、ステップS403により、タイマ202の計時時間が経過したか否か判断する。
【0041】
以上述べた実施の形態1の立ち上がり検知装置は、患者の体格によらず、患者が立ち上がろうとした時点で立ち上がりを検知でき、立ち上がることによって起り得るトラブルから患者を確実に保護することができる。また、圧力の変化が患者の一連の動作によってなされたときにだけ立ち上がりを検知することにより、立ち上がりの誤判断を低減し、立ち上がり検知装置の信頼性を高めることができる。
【0042】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2の立ち上がり検知装置について説明する。なお、実施の形態2の立ち上がり検知装置は、前述した実施の形態1の立ち上がり検知装置と同様の構成を含んでいる。実施の形態2の説明において、実施の形態1と同様の構成については図示および説明の一部を省くものとする。
【0043】
図5は、実施の形態2の立ち上がり検知装置の構成を説明するためのブロック図である。実施の形態2の立ち上がり検知装置は、図1で説明した実施の形態1の立ち上がり検知装置に加えてさらに、人がベッド1に入ったことを検知する入床検知部501を備えている。そして、実施の形態2の制御部201は、入床検知部501によりベッド1に人が入ったことが検知された後、センサ2によって検知された圧力の変化に基づいて警報を出力する処理を開始する。
【0044】
実施の形態2の入床検知部501は、制御部201の演算処理装置の一部として構成されている。入床検知部501は、例えば、センサ2の検知する圧力を入力し、センサ2a〜2pのいずれもが予め設定されたごく低い圧力(離床圧力)以上の圧力を検知しなくなった時にタイマ202に計時を開始させる。そして、離床圧力以上の圧力が検知されない時間が所定の時間継続した場合に患者がベッド1から離れた(離床した)と判断することによって患者の離床が検知できる。
【0045】
また、入床検知部501は、離床の判断の後にセンサ2a〜2pの少なくとも一部が予め設定された離床圧力よりも大きい圧力(入床圧力)を所定の時間以上継続して検知した時にタイマ202に計時を開始させる。そして、入床圧力以上の圧力が所定の時間継続して検知された場合に患者が再びベッドに入った(入床した)と判断することによって患者の入床が検知できる。
【0046】
制御部201は、入床検知部501によって患者の入床が検知された後に実施の形態1で述べた立ち上がり検知の処理を開始する。すなわち、実施の形態2は、患者がベッド1に入床し終わるまで立ち上がりを検知しない。このような実施の形態2によれば、患者が入床する際にベッド1にかかる圧力の変化を患者の立ち上がりと誤判断することをなくすことができ、立ち上がり検知装置の信頼性をより高めることができる。
【0047】
なお、離床圧力としては、例えば、ベッド1に置かれる布団や枕によってベッド面にかかる圧力程度に設定することが考えられる。また、入床圧力としては、例えば、人間が全体重をベッド1にかけたときにベッド面にかかる圧力に設定することが考えられる。
【0048】
さらに、実施の形態2では、ベッド面の比較的広い範囲で入床圧力以上の圧力が検知されたときに入床と判断することにより、ベッド1にものが置かれた、あるいはベッド1に手がかけられたりベッド1が台代わりに使用されたときに入床と誤判断されることを防ぐことができる。また、入床を判断する際の入床圧力が継続して検知される時間として、患者が入床を完了するのに充分な時間を設定することによって入床動作が立ち上がりと誤判断されることを防ぐことができる。
【0049】
次に、実施の形態2の立ち上がり検知装置が立ち上がりを検知する方法を、図6のフローチャートを用いて説明する。図6のフローチャートで示す処理によれば、先ず、制御部201は、入床検知部501が患者のベッド1に対する入床を検知したか否か判断する(ステップS601)。判断の結果、入床が検知されていない場合には(ステップS601:No)、入床が検知されるまで待機する。
【0050】
一方、ステップS601の判断で入床が検知されたと判断された場合(ステップS601:Yes)、制御部201は、センサ2のいずれかが検知した圧力の変化がΔPth1以上であるか否か判断する(ステップS602)。そして、この判断の結果、ΔPth1以上の圧力変化が検知されなかった場合には(ステップS602:No)、検知されるまで待機する。
【0051】
また、ステップS602においてΔPth1以上の圧力変化が検知されたと判断された場合(ステップS602:Yes)、制御部201は、タイマ202を起動して計時を開始する(ステップS603)。そして、タイマ202の起動後、あらかじめ定められている1、2秒から十秒程度の時間が経過したか否か判断する(ステップS604)。この判断の結果、時間が経過した場合には(ステップS604:Yes)、ΔPth1以上の圧力変化が検知されるまで待機する。
【0052】
また、制御部201は、ステップS604においてあらかじめ定められている時間が経過していないと判断した場合(ステップS604:No)、ΔPth2以上の圧力変化が検知されたか否か判断する(ステップS605)。この判断の結果、ΔPth2以上の圧力変化が検知されていない場合には(ステップS605:No)、ステップS604により、タイマ202の計時時間が経過したか否か判断する。
【0053】
一方、ステップS605において、ΔPth2以上の圧力変化が検知されたと判断した場合(ステップS605:Yes)、ΔPth2以上の圧力変化を検知したセンサがグループを構成するセンサ(グループセンサ)に含まれるものか否か判断する(ステップS606)。そして、グループセンサに含まれるセンサであった場合(ステップS606:Yes)、制御部201は、警報機203を制御して警報を出力する(ステップS607)。
【0054】
ステップS606においてΔPth2以上の圧力変化を検知したセンサがグループセンサでないと判断した場合(ステップS606:No)、制御部201は、再度、ステップS604により、タイマ202の計時時間が経過したか否か判断する。
【0055】
以上述べた実施の形態2の立ち上がり検知装置は、入床の動作時にベッド面にかかる圧力の変化が立ち上がりとして誤判断されることを防ぎ、立ち上がり検知装置の信頼性をいっそう高めることができる。
【0056】
(実施の形態3)
次に、実施の形態3の立ち上がり検知装置について説明する。なお、実施の形態3の立ち上がり検知装置は、前述した実施の形態1の立ち上がり検知装置と同様の構成を含んでいる。実施の形態3の説明において、実施の形態1と同様の構成については図示および説明の一部を省くものとする。
【0057】
図7は、実施の形態3の立ち上がり検知装置の構成を説明するためのブロック図である。実施の形態3の立ち上がり検知装置は、図1で説明した実施の形態1の立ち上がり検知装置に加えてさらに、警報条件を変更する条件変更部701を備えている。本実施の形態の警報条件は、ΔPth1、ΔPth2の値、実施の形態1においてΔPth1の検知からタイマ202が計時を開始する時間の長さを含む。さらに、警報条件として、実施の形態2の入床圧力、離床圧力、入床と判断する際の入床圧力の継続時間を含めてもよい。実施の形態3は、立ち上がり検知装置の一部をパソコンとして構成し、条件変更部701をパソコンのディスプレイ画面とキーボードとした。
【0058】
また、実施の形態3では、条件変更部701において警報条件が、患者の病状や体格によって変更できるように構成した。患者の病状により警報条件を変更する場合、条件変更部701は、ディスプレイ画面に病状入力用の警報条件の変更画面を表示する。変更画面には、例えば「絶対安静」、「中程度」、「歩行可」、「麻酔により眠っている」といった病状の項目が設定されており、オペレータは、患者の病状を設定されている項目から選択する。
【0059】
以上の項目は、それぞれ警報条件の組み合せと対応付けられており、制御部201は、選択された項目に対応する警報条件を立ち上がり検知の条件として設定する。項目と警報条件の組み合せとは、例えば、「絶対安静」の項目に対してはΔPth1、ΔPth2の値を低めに設定し、患者の立ち上がりを厳重に監視することが考えられる。
【0060】
また、「歩行可」の項目に対してはΔPth1、ΔPth2の値を高めに設定し、患者の立ち上がりを監視することに加えて誤判断の防止をも考慮することが考えられる。さらに、「麻酔により眠っている」の項目に対しては患者が比較的ゆっくりと動作することを予想してΔPth1の検知からタイマ202が計時を開始する時間の長さを長めに設定し、患者の病状に即して立ち上がり検知の条件を設定することが考えられる。
【0061】
患者の体格により警報条件を変更する場合、条件変更部701は、ディスプレイ画面に体格入力用の警報条件の変更画面を表示する。変更画面には、例えば「身長:120〜130」、「身長:180〜190」、「体重:20kg〜30kg」、「体重:90kg〜100kg」といった体格の項目が設定されており、オペレータは、患者の体格を設定されている項目から選択する。
【0062】
以上の項目は、それぞれ警報条件の組み合せと対応付けられており、制御部201は、選択された項目に対応する警報条件を立ち上がり検知の条件として設定する。項目と警報条件の組み合せとは、例えば、「身長:120〜130」や「体重:20kg〜30kg」の項目に対しては、患者が立ち上がったときにベッド面にかかる圧力の変化が比較的小さいことを想定してΔPth1、ΔPth2の値を低めに設定することが考えられる。
【0063】
また、「身長:180〜190」や「体重:90kg〜100kg」の項目に対しては、患者が立ち上がったときにベッド面にかかる圧力の変化が比較的大きいことを想定してΔPth1、ΔPth2の値を高めに設定することが考えられる。以上の処理により、実施の形態3の立ち上がり検知装置は、各患者の体格に適切な立ち上がり検知の条件を設定することができ、より立ち上がり検知の精度を高めることができる。
【0064】
次に、実施の形態3の立ち上がり検知装置が立ち上がりを検知する方法を、図8のフローチャートを用いて説明する。図8のフローチャートで示す処理によれば、先ず、制御部201は、警報条件の設定を変更するか否か判断する(ステップS801)。そして、警報条件を変更する場合(ステップS801:Yes)、患者の体格に応じて警報条件を設定するのか否か判断する(ステップS808)。
【0065】
この判断の結果、体格に応じて警報条件を設定するのでなければ(ステップS808:No)、患者の病状に応じて警報条件を設定するのか否か判断する(ステップS813)。ステップS813の判断でさらに患者の病状に応じて警報条件を設定するのでないと判断された場合(ステップS813:No)、再度、警報条件を変更するのか否かの判断をする(ステップS801)。
【0066】
また、ステップS808の判断で患者の体格に応じて警報条件を設定すると判断された場合(ステップS808:Yes)、制御部201は、例えばディスプレイに身長入力画面を表示し、オペレータに身長を入力させる(ステップS809)。次に、制御部201は、ディスプレイに体重入力画面を表示し、オペレータに体重を入力させる(ステップS810)。
【0067】
また、ステップS808において患者の体格に応じて警報条件を設定しないと判断された場合(ステップS808:No)、患者の病状に応じて警報条件を設定するのか否か判断する(ステップS813)。そして、病状に応じて警報条件を設定する場合(ステップS813:Yes)、制御部201は、ディスプレイに病状入力画面を表示し、オペレータに病状を入力させる(ステップS814)。
【0068】
制御部201は、体格、病状のいずれに応じて警報条件を変更する場合にも、入力が完了したか否か判断し(ステップS811)、完了したと判断された場合には入力された内容に応じて警報条件を変更する(ステップS812)。そして、変更した警報条件を用いて、実施の形態1の立ち上がり検知装置と同様に立ち上がりの検知を開始する。
【0069】
すなわち、制御部201は、センサ2のいずれかが検知した圧力の変化がΔPth1以上であるか否か判断する(ステップS802)。そして、この判断の結果、ΔPth1以上の圧力変化が検知されなかった場合には(ステップS802:No)、検知されるまで待機する。
【0070】
また、ステップS802においてΔPth1以上の圧力変化が検知されたと判断された場合(ステップS802:Yes)、制御部201は、タイマ202を起動して計時を開始する(ステップS803)。そして、タイマ202の起動後、あらかじめ定められている1、2秒から十秒程度の時間が経過したか否か判断する(ステップS804)。この判断の結果、時間が経過した場合には(ステップS804:Yes)、ΔPth1以上の圧力変化が検知されるまで待機する。
【0071】
また、制御部201は、ステップS804においてあらかじめ定められている時間が経過していないと判断した場合(ステップS804:No)、ΔPth2以上の圧力変化が検知されたか否か判断する(ステップS805)。この判断の結果、ΔPth2以上の圧力変化が検知されていない場合には(ステップS805:No)、ステップS804により、タイマ202の計時時間が経過したか否か判断する。
【0072】
一方、ステップS805において、ΔPth2以上の圧力変化が検知されたと判断した場合(ステップS805:Yes)、ΔPth2以上の圧力変化を検知したセンサがグループを構成するセンサ(グループセンサ)に含まれるものか否か判断する(ステップS806)。そして、グループセンサに含まれるセンサであった場合(ステップS806:Yes)、制御部201は、警報機203を制御して警報を出力する(ステップS807)。
【0073】
ステップS806においてΔPth2以上の圧力変化を検知したセンサがグループセンサでないと判断した場合(ステップS806:No)、制御部201は、再度、ステップS804により、タイマ202の計時時間が経過したか判断する。
【0074】
以上述べた実施の形態3の立ち上がり検知装置は、患者の病状や体格に即して警報条件を変更することができ、より正確に患者の立ち上がりを検知することができる。また、警報条件の変更が患者の病状や体格などを入力することによって可能になるため、患者の条件と警報条件との対応関係について特に知識のないオペレータであっても各患者に適切な警報条件を設定することができる。
【0075】
次に、本発明の立ち上がり検知装置で患者の立ち上がりを検知した結果を示す。図9は、本発明の立ち上がり検知装置で取得されたデータを示す図である。本実施の形態の圧力センサは、圧力が変化したときに信号を出力するものであり、圧力センサの読み取り値は直接圧力の変化を示している。図9においては、検知された圧力変化のうちの主な圧力変化を縦軸に圧力センサの読み取り値として示し、横軸に時間を秒単位で示している。
【0076】
図中、白四角印で示すプロットはセンサ2hで検知された圧力、白丸で示すプロットはセンサ2jで検知された圧力、白三角で示すプロットはセンサ2dで検知された圧力、黒菱形で示すプロットはセンサ2n(グループセンサである)で検知された圧力の変化をそれぞれ示している。また、本実施の形態において定められた第1のしきい値th1、第2のしきい値th2を図中に示している。
【0077】
図示するように、患者がベッドの上で体を起こしたとき、図中に範囲B、範囲Cで示すように、センサ2nを含むいずれかのセンサがth1以上の圧力の変化を検知し、続いて所定の時間内(図9の例では2秒後)にセンサ2nがth2(th1>th2)以上の大きさの圧力の変化を検知している。以上の圧力変化の検知データは、本発明において警報を出力する条件に該当する。したがって、図9に示した結果から、本実施の形態の立ち上がり検知装置は患者がベッドから体を起こしたことを検知することができることが確認された。
【0078】
また、図9によれば、患者がベッドの上で立ち上がってベッドの上を歩いたとき、図中に範囲D、範囲Eで示すように、センサ2nを含むいずれかのセンサがth1以上の圧力の変化を検知し、続いて所定の時間内(図9の例では2秒後)にセンサ2nがth2(th1>th2)以上の大きさの圧力の変化を検知している。以上の圧力変化の検知データは、本発明において警報を出力する条件に該当する。したがって、図9に示した結果から、本実施の形態の立ち上がり検知装置は患者がベッドから立ち上がって歩いたことを検知することができることが確認された。
【0079】
さらに、図9中に範囲Fで示すように、患者がベッドから離れる、つまり離床するとき、センサ2nが、2秒以内の間隔で連続してth1以上の大きさの圧力の変化を検知している。以上の圧力変化の検知データは、本発明において警報を出力する条件に該当する。したがって、図9に示した結果から、本実施の形態の立ち上がり検知装置は患者がベッドから離床したことを検知することができることが確認された。
【0080】
なお、以上、実施の形態1〜3で説明した立ち上がり検知装置によってなされる立ち上がりの検知方法は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することにより実現される。このプログラムは、ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、上記記録媒体を介して、また伝送媒体として、インターネット等のネットワークを介して配布することができる。
【0081】
また、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではない。すなわち、実施の形態1〜3は、いずれも立ち上がり検知装置にパソコン101を用いている。しかしながら、本発明の立ち上がり検知装置は、パソコンを用いることに限定されるものでなく、専用の装置によって構成することも可能である。図10は、本発明の立ち上がり検知装置を専用の警報発生装置を用いて構成した例を示す図である。
【0082】
図10に示した警報発生装置1001は、例えば、図1に示した制御部201と警報機203とを備え、警報機203が発生した警報を通信処理装置104に出力するものであっても良い。また、病室の側に制御部だけを設けると共に警報機をナースセンタに設け、ナースセンタにある警報機が制御部が出力する制御信号を入力してナースセンタにおいて警報を出力するように構成しても良い。
【0083】
さらに、本発明は、図11のように、ナースセンタの側に制御部201、警報機203、スピーカ204を備えた装置1101を備え、圧力センサ2の信号を図示しないインターフェイスを介してナースセンタの側の装置1101に出力するものであっても良い。このように構成した場合、一つの制御部201によって複数のベッドにおける患者の立ち上がりを検知することができ、さらに、立ち上がり検知装置を低コスト化、簡易化することができるという効果が得られる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明の立ち上がり検知装置は、複数の圧力センサのいずれかが第1のしきい値以上の圧力の変化を検知した後、所定の時間内にグループを構成する圧力センサが第2のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合に警報を出力することができる。このため、患者の体格によらず、患者が立ち上がろうとした時点で立ち上がりを検知でき、立ち上がることによって起り得るトラブルから患者を確実に保護することができるという効果を奏する。また、圧力の変化が患者の一連の動作によってなされたときにだけ立ち上がりを検知することにより、立ち上がりの誤判断を低減し、立ち上がり検知装置の信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【0085】
請求項2に記載の発明の立ち上がり検知装置は、ベッドにおいて人体と接触する面の中央部分を含んで設定される所定の範囲に設置された圧力センサが第2のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合に警報を出力することができる。このため、患者の立ち上がろうとする動作をより正確に検知でき、立ち上がることによって起り得るトラブルから患者をより確実に保護することができるという効果を奏する。また、立ち上がり検知装置の信頼性をいっそう高めることができるという効果を奏する。
【0086】
請求項3に記載の発明の立ち上がり検知装置は、入床の動作時にベッド面にかかる圧力の変化が立ち上がりとして誤判断されることを防ぎ、立ち上がり検知装置の信頼性をいっそう高めることができるという効果を奏する。
【0087】
請求項4に記載の発明の立ち上がり検知装置は、各患者に応じて警報条件を変更することができ、より正確に患者の立ち上がりを検知することができるという効果を奏する。
【0088】
請求項5に記載の発明の立ち上がり検知装置は、警報条件の変更が患者の病状および体格のいずれか一方、または両方を入力することによって可能になるため、患者の病状や体格と警報条件との対応関係について特に知識のないオペレータであっても各患者に適切な警報条件を簡易に設定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立ち上がり検知装置の一構成例を示した図である。
【図2】本発明の実施の形態1の立ち上がり検知装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に共通の立ち上がり検知装置のセンサの配置を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態1の立ち上がり検知方法を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2の立ち上がり検知装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2の立ち上がり検知方法を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態3の立ち上がり検知装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3の立ち上がり検知方法を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の立ち上がり検知装置で取得されたデータを例示する図である。
【図10】本発明の立ち上がり検知装置の他の構成例を示した図である。
【図11】本発明の立ち上がり検知装置のさらに他の構成例を示した図である。
【符号の説明】
1 ベッド
101 パソコン
102 モニタリング装置
103 変換器
104 通信処理装置
201 制御部
202 タイマ
203 警報機
204、206 スピーカ
205 モニタ
501 入床検知部
701 条件変更部
1001 警報発生装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rise detection device.
[0002]
[Prior art]
In hospitals and other facilities, inpatients are generally laid down in bed one by one. Some inpatients are unable to get up on their own, or who are not completely awake from anesthesia for surgery. At present, various systems have been proposed for ensuring patient safety by detecting that a person who cannot stand up by himself or who has not completely awakened tries to get up from the bed.
[0003]
As a system for detecting the rise of a patient, there is a system in which a surveillance camera is provided in a hospital room and a nurse monitors the behavior of the patient at a nurse station. In addition, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-271098, an infrared sensor is provided on the upper part of the bed to detect that the patient gets up or stands on the bed. A system for detecting that a patient is getting up with an infrared sensor detects rising by using a part of the body that blocks infrared rays when the patient gets up.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, monitoring the behavior of a patient with a surveillance camera not only places a heavy burden on nurses and the like, but may also infringe on the privacy of the patient. In addition, it is difficult to install the infrared sensor at an appropriate position in the system that detects that the patient has risen using the infrared sensor because the position where the infrared ray is blocked by the patient's rising differs depending on the patient's physique. There were drawbacks.
[0005]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a rise detection device that can accurately detect a rise regardless of the physique of the patient and can ensure the safety of the patient reliably. To do.
[0006]
In addition, the present invention can easily set the optimal condition for the patient and can obtain higher detection accuracy even when the rising detection condition is changed according to different conditions such as the physique for each patient. An object is to provide an apparatus.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems and achieve the object, the rising detection device according to the first aspect of the present invention includes a plurality of pressure sensors that detect a change in pressure applied to a surface in contact with a human body in a bed, and the plurality of pressure sensors. When any one of the pressure sensors detects a change in pressure equal to or greater than a first threshold value, time-measurement means for starting time measurement for a predetermined length of time, and pressure changes detected by the plurality of pressure sensors; Alarm control means for controlling an alarm device based on the time measured by the time measuring means, and at least a part of the plurality of pressure sensors constitutes a group, and the alarm control means When any of the pressure sensors constituting the group detects a change in pressure equal to or greater than a second threshold before the time measuring means completes the time measurement for the predetermined length, Characterized in that to output an alarm broadcast unit.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, a group is formed before a predetermined length of time has elapsed after any of the plurality of pressure sensors detects a change in pressure equal to or greater than the first threshold value. An alarm can be output when any of the pressure sensors to be detected detects a change in pressure equal to or greater than the second threshold value.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the rising detection device, the pressure sensor constituting the group detects a change in pressure within a predetermined range set including a central portion of a surface contacting the human body in the bed. It is characterized by being.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, the pressure sensor for detecting a change in pressure within a predetermined range including the central portion of the surface in contact with the human body in the bed has a pressure equal to or higher than the second threshold value. An alarm can be output when a change is detected.
[0011]
The rising detection device according to a third aspect of the present invention further includes an entrance detection means for detecting that a person has entered the bed, and the alarm control means has the person entering the bed by the entrance detection means. After the fact is detected, a process for outputting an alarm is started based on a change in pressure detected by the pressure sensor.
[0012]
According to the third aspect of the present invention, it is possible to detect the rising only for the change in pressure after the person enters the bed.
[0013]
The rising edge detection device according to the invention of claim 4 further includes at least one of the first threshold value, the second threshold value, a sensor constituting the group, and a time length counted by the timing means. An alarm generation condition changing means for changing an alarm condition including one is provided.
[0014]
According to the fourth aspect of the present invention, it includes at least one of the first threshold value, the second threshold value, a sensor constituting the group, and a length of time measured by the timing means. Alarm conditions can be changed.
[0015]
The rising edge detection device according to the invention of claim 5 is characterized in that the alarm generation condition changing means changes the alarm condition according to one or both of a medical condition and a physique of a person using a bed. To do.
[0016]
According to the fifth aspect of the present invention, the alarm condition can be changed in accordance with either or both of the medical condition and / or physique of the person using the bed.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0018]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a diagram common to the embodiments of the present invention, and is a diagram showing a configuration example of a rising edge detection device of the present invention. The rising detection device shown in FIG. 1 is provided with a personal computer (personal computer) 101 housed in a dedicated box in each
[0019]
In the configuration example shown in FIG. 1, a pressure sensor not shown in FIG. 1 is provided in the
[0020]
Further, the
[0021]
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of the rising edge detection apparatus according to the first embodiment. FIG. 3 is a view showing the arrangement of the pressure sensor (hereinafter simply referred to as a sensor) shown in FIG. 2 in the bed. As shown in FIG. 2, the rising edge detection device of the first embodiment includes a plurality of
[0022]
Note that the
[0023]
Further, in the rising detection device of the first embodiment, the alarm sound output from the
[0024]
Furthermore, the rising edge detection apparatus according to the first embodiment branches the control signal output from the
[0025]
Next, the arrangement of the
[0026]
The
[0027]
Further, the first embodiment uses
[0028]
As described above, the
[0029]
Next, the above-described algorithm for detecting the rise of the patient will be described. In general, when a person tries to get up from a bed, the following procedure is performed.
(1) Move your body (hold your hand on the bed, move to the left and right of the bed)
(2) Raise the body from the bed (apply local force to the hands, feet, and waist)
[0030]
During the operation of moving the body in (1), the patient touches or moves any part of the
[0031]
Further, the patient performs the operation (2) following the operation (1). During the operation (2), the patient applies force to the body parts such as hands, feet, and waist, and the pressure applied to the portion of the range A corresponding to the waist of the
[0032]
Furthermore, since the movement of (1) and the movement of (2) are performed as a series of movements of the patient, the movement of (1) and the movement of (2) are relatively short, such as 1 to 2 seconds to 10 seconds. Wake up at time intervals. The inventors of the present invention pay attention to this point, and after any pressure change of ΔPth1 or more is detected by any of the
[0033]
In the first embodiment, the time interval from the pressure change detection of ΔPth1 or more to the pressure change detection of ΔPth2 or more when it is determined that the patient is about to stand up is set from 1, 2 seconds to 10 seconds. Further, ΔPth1 and ΔPth2 may be set to different values or the same value. However, according to the experiments by the inventors of the present invention, it has been found that the change in pressure applied to the bed by the operation (1) is often larger than the change in pressure applied to the bed by the operation (2). Yes. Therefore, the relationship between ΔPth1 and ΔPth2 is
ΔPth1> ΔPth2
May be defined.
[0034]
According to the rising detection algorithm of the first embodiment described above, since the rising is detected based on the change in pressure applied to the bed, the rising can be detected regardless of the physique of the patient. In addition, it is possible to detect the rising while the patient is moving up. For this reason, the rising edge detection apparatus according to the first embodiment can detect the rising edge earlier than a system that detects that the patient has risen with an infrared sensor, for example. Early detection of the rising edge works particularly effectively to ensure the safety of those who cannot move freely by themselves, such as hospitalized patients.
[0035]
Further, according to the rising edge detection algorithm of the first embodiment, only when the pressure change of ΔPth1 and the pressure change of ΔPth2 occur within a short time such as 1, 2 to 10 seconds, the patient can perform ΔPth1, The rise is detected assuming that a pressure change of ΔPth2 is caused in the bed. For this reason, the stand-up detection device according to the first embodiment can reduce erroneous determination that an operation other than the stand-up, such as a nurse putting weight on the bed, is a stand-up.
[0036]
Next, a method of detecting the rising by the rising detection device of the first embodiment will be described using the flowchart of FIG. According to the process shown in the flowchart of FIG. 4, first, the
[0037]
When it is determined in step S401 that a pressure change equal to or greater than ΔPth1 has been detected (step S401: Yes), the
[0038]
Further, when it is determined that the predetermined time has not elapsed in step S403 (step S403: No), the
[0039]
On the other hand, if it is determined in step S404 that a pressure change equal to or greater than ΔPth2 has been detected (step S404: Yes), whether or not the sensor that has detected the pressure change greater than or equal to ΔPth2 is included in the sensor (group sensor) constituting the group. (Step S405). When the sensor is included in the group sensor (step S405: Yes), the
[0040]
If it is determined in step S405 that the sensor that has detected a pressure change equal to or greater than ΔPth2 is not a group sensor (step S405: No), the
[0041]
The rise detection device of the first embodiment described above can detect a rise when the patient is about to stand up regardless of the patient's physique, and can reliably protect the patient from troubles that may occur due to the rise. Further, by detecting the rising only when the pressure is changed by a series of actions of the patient, it is possible to reduce erroneous determination of the rising and increase the reliability of the rising detection device.
[0042]
(Embodiment 2)
Next, the rising edge detection device of the second embodiment will be described. Note that the rise detection device of the second embodiment includes the same configuration as the rise detection device of the first embodiment described above. In the description of the second embodiment, the illustration and description of a configuration similar to those of the first embodiment are omitted.
[0043]
FIG. 5 is a block diagram for explaining the configuration of the rising edge detection apparatus according to the second embodiment. The rising detection device of the second embodiment further includes an
[0044]
The
[0045]
Also, the
[0046]
The
[0047]
As the bed leaving pressure, for example, it is conceivable to set the pressure on the bed surface by a futon or a pillow placed on the
[0048]
Further, in the second embodiment, when a pressure equal to or greater than the bed entry pressure is detected in a relatively wide range of the bed surface, it is determined that the bed is entered, so that the object is placed on the
[0049]
Next, a method for detecting the rising edge by the rising edge detection apparatus according to the second embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. According to the process shown in the flowchart of FIG. 6, first, the
[0050]
On the other hand, if it is determined in step S601 that entry is detected (step S601: Yes), the
[0051]
If it is determined in step S602 that a pressure change equal to or greater than ΔPth1 has been detected (step S602: Yes), the
[0052]
In addition, when it is determined that the predetermined time has not elapsed in Step S604 (Step S604: No), the
[0053]
On the other hand, if it is determined in step S605 that a pressure change equal to or greater than ΔPth2 has been detected (step S605: Yes), whether or not the sensor that has detected a pressure change greater than or equal to ΔPth2 is included in a sensor (group sensor) constituting the group. It is judged (step S606). If the sensor is included in the group sensor (step S606: Yes), the
[0054]
If it is determined in step S606 that the sensor that has detected a pressure change equal to or greater than ΔPth2 is not a group sensor (step S606: No), the
[0055]
The rising detection device according to the second embodiment described above can prevent the change in pressure applied to the bed surface from being erroneously determined as rising during the operation of entering the floor, and can further improve the reliability of the rising detection device.
[0056]
(Embodiment 3)
Next, a rising edge detection apparatus according to Embodiment 3 will be described. Note that the rise detection device of the third embodiment includes the same configuration as the rise detection device of the first embodiment described above. In the description of the third embodiment, the illustration and description of a configuration similar to those of the first embodiment are omitted.
[0057]
FIG. 7 is a block diagram for explaining the configuration of the rising edge detection apparatus according to the third embodiment. The rising edge detection device according to the third embodiment is further provided with a
[0058]
Further, in the third embodiment, the
[0059]
Each of the above items is associated with a combination of alarm conditions, and the
[0060]
In addition, for the item “Walkable”, it is conceivable to set ΔPth1 and ΔPth2 to a higher value, and to prevent misjudgment in addition to monitoring the standing of the patient. Further, for the item “sleeping due to anesthesia”, the length of time that the
[0061]
When the alarm condition is changed depending on the patient's physique, the
[0062]
Each of the above items is associated with a combination of alarm conditions, and the
[0063]
For items of “height: 180 to 190” and “weight: 90 kg to 100 kg”, ΔPth1 and ΔPth2 are assumed on the assumption that the change in pressure applied to the bed surface is relatively large when the patient stands up. It is conceivable to set the value higher. With the above processing, the rising edge detection apparatus of the third embodiment can set conditions for rising detection appropriate for each patient's physique, and can further improve the accuracy of rising edge detection.
[0064]
Next, a method for detecting the rising edge by the rising edge detection apparatus according to the third embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. According to the process shown in the flowchart of FIG. 8, first, the
[0065]
As a result of the determination, if the alarm condition is not set according to the physique (step S808: No), it is determined whether the alarm condition is set according to the patient's medical condition (step S813). If it is determined in step S813 that the alarm condition is not set according to the medical condition of the patient (step S813: No), it is determined again whether the alarm condition is to be changed (step S801).
[0066]
If it is determined in step S808 that the alarm condition is set according to the patient's physique (step S808: Yes), the
[0067]
If it is determined in step S808 that the alarm condition is not set according to the patient's physique (step S808: No), it is determined whether the alarm condition is set according to the patient's medical condition (step S813). And when setting alarm conditions according to a medical condition (step S813: Yes), the
[0068]
The
[0069]
That is, the
[0070]
If it is determined in step S802 that a pressure change equal to or greater than ΔPth1 has been detected (step S802: Yes), the
[0071]
In addition, when it is determined that the predetermined time has not elapsed in Step S804 (Step S804: No), the
[0072]
On the other hand, if it is determined in step S805 that a pressure change equal to or greater than ΔPth2 has been detected (step S805: Yes), whether or not the sensor that has detected the pressure change greater than or equal to ΔPth2 is included in the sensor constituting the group (group sensor). Is determined (step S806). And when it is a sensor contained in a group sensor (step S806: Yes), the
[0073]
If it is determined in step S806 that the sensor that has detected a pressure change equal to or greater than ΔPth2 is not a group sensor (step S806: No), the
[0074]
The rising detection device of the third embodiment described above can change the alarm condition in accordance with the patient's medical condition and physique, and can detect the rising of the patient more accurately. In addition, since the alarm condition can be changed by inputting the patient's medical condition, physique, etc., even if the operator has no particular knowledge about the correspondence between the patient condition and the alarm condition, the appropriate alarm condition for each patient Can be set.
[0075]
Next, the result of detecting the rising of the patient with the rising detection device of the present invention will be shown. FIG. 9 is a diagram showing data acquired by the rising edge detection device of the present invention. The pressure sensor according to the present embodiment outputs a signal when the pressure changes, and the reading value of the pressure sensor directly indicates a change in pressure. In FIG. 9, the main pressure change among the detected pressure changes is shown as a reading value of the pressure sensor on the vertical axis, and the time is shown in seconds on the horizontal axis.
[0076]
In the figure, a white square mark indicates a pressure detected by the
[0077]
As shown in the figure, when the patient wakes up on the bed, as shown by the range B and the range C in the figure, one of the sensors including the
[0078]
Further, according to FIG. 9, when the patient stands on the bed and walks on the bed, as shown by the range D and the range E in the figure, any of the sensors including the
[0079]
Further, as shown by a range F in FIG. 9, when the patient leaves the bed, that is, leaves the bed, the
[0080]
As described above, the rising detection method performed by the rising detection device described in the first to third embodiments is realized by executing a program prepared in advance by a computer. This program is recorded on a computer-readable recording medium such as a hard disk, floppy disk, CD-ROM, MO, and DVD, and is executed by being read from the recording medium by the computer. The program can be distributed through the recording medium and as a transmission medium via a network such as the Internet.
[0081]
Further, the present invention is not limited to the above-described embodiment. That is, in all of the first to third embodiments, the
[0082]
The
[0083]
Furthermore, as shown in FIG. 11, the present invention includes a
[0084]
【The invention's effect】
As described above, the rising edge detection device according to the first aspect of the present invention is configured so that after any one of the plurality of pressure sensors detects a change in pressure equal to or greater than the first threshold, the group is detected within a predetermined time. An alarm can be output when the pressure sensor which comprises comprises detecting the change of the pressure beyond a 2nd threshold value. For this reason, regardless of the patient's physique, the rise can be detected when the patient is about to stand up, and the patient can be reliably protected from troubles that may occur due to the rise. Further, by detecting the rising edge only when the pressure is changed by a series of actions of the patient, it is possible to reduce the erroneous determination of the rising edge and increase the reliability of the rising edge detection device.
[0085]
According to a second aspect of the present invention, in the rising detection device, the pressure sensor installed in a predetermined range including the central portion of the surface in contact with the human body in the bed changes in pressure exceeding the second threshold value. When this is detected, an alarm can be output. For this reason, it is possible to detect the movement of the patient to rise more accurately and to protect the patient more reliably from troubles that may occur due to the rising. In addition, there is an effect that the reliability of the rising detection device can be further increased.
[0086]
The rising detection device of the invention according to claim 3 prevents the change in pressure applied to the bed surface during the operation of entering the floor from being erroneously determined as rising, and can further improve the reliability of the rising detection device. Play.
[0087]
The rising edge detection device of the invention according to claim 4 can change the alarm condition according to each patient, and has an effect that the rising edge of the patient can be detected more accurately.
[0088]
In the rising edge detection device according to the fifth aspect of the invention, the alarm condition can be changed by inputting either or both of the patient's medical condition and physique. Even if the operator has no particular knowledge about the correspondence, it is possible to easily set an appropriate alarm condition for each patient.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a rising edge detection device according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram for explaining a configuration of a rising edge detection apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram for explaining the arrangement of sensors of a rise detection device common to the embodiments of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart for explaining a rising edge detection method according to the first embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a block diagram for explaining a configuration of a rising edge detection apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart for explaining a rising edge detection method according to the second embodiment of the present invention;
FIG. 7 is a block diagram for explaining a configuration of a rising edge detection apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a flowchart for explaining a rising edge detection method according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram illustrating data acquired by the rising edge detection apparatus of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing another configuration example of the rising edge detection device of the present invention.
FIG. 11 is a diagram showing still another configuration example of the rising edge detection device of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 bed
101 PC
102 Monitoring device
103 converter
104 Communication processing device
201 Control unit
202 timer
203 Alarm
204, 206 Speaker
205 monitor
501 Entrance detection unit
701 Condition change part
1001 Alarm generator
Claims (5)
前記複数の圧力センサのうちの少なくとも一つがグループを構成すると共に、前記警報制御手段は、前記計時手段が前記所定の長さの時間の計時を完了する以前に前記グループを構成する圧力センサのいずれかが第2のしきい値以上の圧力の変化を検知した場合、前記警報機に警報を出力させることを特徴とする立ち上がり検知装置。A plurality of pressure sensors for detecting pressure applied to a surface in contact with the human body in the bed, and a predetermined length when the pressure detected by any of the plurality of pressure sensors changes more than a first threshold value; Time measuring means for starting time measurement, and alarm control means for controlling an alarm device based on changes in pressure detected by the plurality of pressure sensors and time measured by the time measuring means,
At least one of the plurality of pressure sensors constitutes a group, and the alarm control means includes any one of the pressure sensors constituting the group before the timing means completes timing of the predetermined length of time. A rising detection device that causes the alarm to output an alarm when a change in pressure equal to or greater than a second threshold is detected.
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