JP4603499B2 - 自動更新システム、自動更新方法 - Google Patents
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Description
この従来技術は、無線LAN端末装置を有する複数のクライアント側とアクセスポイントを介して有線LANネットワークとの相互に通信を行う無線LANネットワークシステムにおける接続制御方法に関する。この接続制御方法は、クライアント側の、無線LANネットワークに参加するためのIDであるSSIDとWEPキーを含む複数のプロファイルを指定し、アクセスポイントがダウンした場合、次に接続すべきアクセスポイントのプロファイルに切り換えて接続することを特徴とする。
この無線LANシステムにおける端末認証方式は、LANケーブルに複数のアクセスポイントと認証サーバとを接続し、前記アクセスポイントと複数の端末とが無線接続を行う無線LANシステムにおいて、端末を無線接続しているアクセスポイントから前記端末個別に供給する、予め定めた時間で変え続けるWEPキーを、更に上り、下りで異なるようにしたことを特徴とする。
なお、本発明のサーバ(10)は、コンピュータ本体に限らず、コンピュータの付属装置であっても良い。
なお、本発明のクライアント(20)は、コンピュータ本体に限らず、コンピュータの付属装置であっても良い。
本発明の自動更新方法は、(a)ルータ(30)での認証に用いるWEP(Wired Equivalent Privacy)のパスワードキーの変更ルール及び前記パスワードキーの変更スケジュールを取得するステップと、(b)前記変更ルールを他の通信機器に送信し、且つ、前記変更スケジュールに従って前記パスワードキーを変更する時間になった時、前記パスワードキーを変更する旨を事前に前記他の通信機器に通知するステップと、(c)前記通知に対して、前記他の通信機器から前記パスワードキーの変更を拒否する応答がなければ、前記変更ルールに従って前記ルータ(30)での認証に用いる前記パスワードキーを変更するステップとを具備する。
本発明の他の自動更新方法は、(A)無線LANを介して通信を行い、ネットワーク構築時に、WEP(Wired Equivalent Privacy)のパスワードキーの変更ルールに従ってルータ(30)が持つ前記パスワードキーを変更するサーバから、前記変更ルールを取得するステップと、(B)前記ルータ(30)に接続を試み、前記パスワードキーが一致しない場合、前記変更ルールに従って前記パスワードキーを変更し、前記ルータ(30)に再接続を行うステップとを具備する。
を更に具備する。
を具備する。
図1に示すように、本発明におけるホームネットワークは、親PC10、子PC20、ルータ30を有する。
親PC10は、ルータ30と有線LAN又は無線LANで接続された端末である。常時起動していることが望ましい。主にホームサーバを想定している。ここでは例として、デスクトップパソコンを示す。子PC20は、ルータ30と無線LANで接続された無線端末である。主にクライアントになる。ここでは例として、2台のノートパソコン(子PC20−1,子PC20−2)を示す。ルータ30は、親PC10及び子PC20とインターネットとの間の通信を仲介する中継装置である。ここでは例として、無線LAN対応のブロードバンドルータを示す。なお、ルータ30は、例えば、ゲートウェイサーバやプロキシサーバのように中継機能を持つコンピュータでも良い。
(1)ステップS101
まず、ホームネットワークの構築時に親PC10を決定する。この時、例えば、親PC10の所定のボタンを押下することで、現在のホームネットワークのLANの構成を確立する。上記の所定のボタンは、ハードウェア的に親PC10の本体やキーボードに設けられたボタンに限らず、ソフトウェア的に親PC10のディスプレイ(表示画面)上に表示されたボタンでも良い。表示されたボタンは、マウスやキーボードの操作により押下する。タッチパネル式のディスプレイであれば、直接画面に触れて押下する。なお、実際には、所定のボタンの押下に限らず、親PC10を決定する操作であれば良い。例えば、音声認識が可能であれば、音声による指示でも良い。
(2)ステップS102
決定した親PC10にデータベースを構築する。
データベースには、例えば、「LANの構成」、「WEPの変更ルール」、「WEPの変更スケジュール」、「WEPの変更履歴」が記憶される。
「LANの構成」は、接続されたPCの製造番号(シリアル)やMACアドレスを示す。接続されたPCとは、親PC10、子PC20、及びルータ30を含むネットワーク上の通信機器全てを指す。「WEPの変更ルール」は、WEPのパスワードキー(WEPキー)をどうやって変更するかを示す。「WEPの変更スケジュール」は、WEPキーをいつ変更するかを示す。「WEPの変更履歴」は、WEPキーがどう変更されたかを示す。
(3)ステップS103
その後、親PC10から子PC20にWEPの変更ルールを配信する。
(4)ステップS104
WEPの変更スケジュールに従い、WEPキーの変更時間が近づくと親PC10から子PC20へ一斉に通知する。
(5)ステップS105
通知に対し、子PC20に常駐したソフトウェアが応答する。
子PC20が、アイドル(待機)状態、又はWEPキーの変更が可能な状態であれば、「OK」を示す応答を親PC10に送る。子PC20が、データダウンロード中、又はルータと通信中の場合。「NG」を示す応答を親PC10に送る。子PC20が、起動していない、若しくはネットワークに接続していない場合、親PC10に何も応答しない。この場合、応答しない子PC20は、存在していないものとして処理を進める。
(6)ステップS106
親PC10は、全ての子PC20からNGを受けなければ、WEPキーの変更を実施する。
(7)ステップS107
親PC10からルータ30へWEPキーの変更コマンドを発行する。
(8)ステップS108
ルータ30は、WEPキーを変更する。
(9)ステップS109
子PC20は、自身のWEPキーが、ルータ30のWEPキーと不一致であるため、接続が切断される。
(10)ステップS110
子PC20とルータ30との回線接続が切断されるため、子PC20は「再接続処理」によりWEPキーの変更を実施する。
(1)ステップS201
子PC20は、自身のWEPキーと、ルータ30のWEPキーとを比較する。
(2)ステップS202
子PC20は、ルータ30との間で、互いのWEPキーが一致しているかどうか判定する。
(3)ステップS203
子PC20は、互いのWEPキーが一致していれば接続処理を行う。
(4)ステップS204
子PC20は、互いのWEPキーが一致していなければ、WEPの変更ルールに従い、次のWEPキーを選択する。
(5)ステップS205
子PC20は、次のWEPキーと、ルータ30のWEPキーとを比較する。
(6)ステップS206
子PC20は、ルータ30との間で、互いのWEPキーが一致しているかどうか判定する。互いのWEPキーが一致していなければ、WEPの変更ルールに従い、次のWEPキーと、ルータ30のWEPキーとを比較する。これを一致するまで繰り返す。
(7)ステップS207
子PC20は、互いのWEPキーが一致していれば接続処理を行う。
(1)ステップS301
子PC20の再接続後に、親PC10は、子PC20が接続された後の構成を、データベースに登録された最初のLAN構成(初期の構成)と比較する。
(2)ステップS302
親PC10は、子PC20の接続後の構成と初期の構成とが一致していれば処理を継続する。一致していなければ、親PC10はWarning(警告)を表示して処理を終了する。Warning(警告)は、画面表示に限らず、音声による通知や、発光装置の点灯又は点滅による通知でも良い。或いは、親PC10のユーザが自宅に不在の場合を考慮して、親PC10のユーザの携帯電話機にWarning(警告)を通知するようにしても良い。
なお、初期の構成に含まれていなかった新たな子PC20をホームネットワークに接続する場合、親PC10のデータベースに登録された初期の構成に、子PC20を含めるための設定を行う。例えば、新たな子PC20をホームネットワークに接続した状態で、初期の構成を決定するための所定のボタンを押下する。
(3)ステップS303
構成が一致していた場合、親PC10は、子PC20にホームネットワーク構成時のWEP初期値(以下、WEP1)があるか確認する。この時、親PC10は、子PC20が有するWEP変更ルールの最初にあるWEPキーを取得する。又は、子PC20が有するWEP変更ルール自体を取得するようにしても良い。取得の方法としては、親PC10が子PC20にアクセスして取得することや、親PC10が子PC20からの通知を受けて取得することが考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
(4)ステップS304
子PC20にWEP1がある場合、親PC10は、子PC20を正式に認証された子PCであると判断する。
(5)ステップS305
子PC20にWEP1がない場合、親PC10は、Warning(警告)を表示する。Warning(警告)を表示した時、親PC10は、子PC20の接続を遮断するための処理を行うようにしても良い。例えば、再度、WEPキーの変更を実施し、ルータ30のWEPキーを変更する。又は、ルータ30に、その子PC20からの通信を受け付けないよう指示する。
データベースは、「WEP変更に関する情報」と「PC情報」を有する。
「WEP変更に関する情報」は、親PCだけが持つ情報である。具体的には、「WEP変更スケジュール」「WEP変更ルール」「WEP変更履歴」がある。「WEP変更スケジュール」は、例えば、毎日,毎週、毎月といったWEPの変更スケジュールを示す。「WEP変更ルール」は、例えば、ホームネットワーク構成時のWEP初期値(WEP1)に対して数式を割り当て、子PCへ配布するといった内容が規定されている。「WEP変更履歴」は、例えば、WEP1から現在までの変更履歴を示す。
「PC情報」は、子PCから取得する情報である。具体的には、「PC型番」「IPアドレス」「MACアドレス」「WEP変更履歴」がある。「PC型番」は、PCの製品名称及び製造番号である。(例:PC−VZ123AD)。「IPアドレス」は、インターネットやイントラネットといったIPネットワークに接続されたコンピュータや通信機器1台1台に割り振られた識別番号である。(例:111.222.333.444)。「MACアドレス」は、PCが有する各ネットワークカードの1枚1枚に割り当てられた固有のID番号である。(例:1Z−2B−3C−4D−5E−6F)。「WEP変更履歴」は、上記の「WEP変更履歴」と同様である。(例:WEP1,WEP2,WEP3,・・・,WEPn)。ここで、PCとは、ホームネットワークに属する親PC、子PC、ルータを含む全てのPCを示す。
データベースのイメージは、例えば、図6に示す「MASTER.DAT」というファイルのようになる。
「MASTER.DAT」では、「項目」として「MASTER」「WEP_KEY」「PC1〜n」が一列に記述されている。なお、行と列は、逆にすることも可能である。
「MASTER」の行は、親PCの指定を示す「PC1」が記述されている。
「WEP_KEY」の行は、変更スケジュールとして指定した値を示す「Weekly(fri.23:00)」「WEPCHG.DAT」「WEP_HST.DAT」が記述されている。「Weekly(fri.23:00)」は、毎週金曜日の23:00にWEPキーを変更するスケジュールであることを示している。但し、これは一例である。実際には、一定時間毎、毎日、毎週、毎月、或いは隔日、隔週、隔月、又は特定の日時と、ユーザが所望のスケジュールを自由に設定できるものとする。また、「WEPCHG.DAT」は、変更ルールを記述したファイルを指定している。親PCが変更ルールを参照する際は、この「WEPCHG.DAT」の内容を参照する。「WEPCHG.DAT」の内容は、「WEPn+1=WEPn*SSID+BBB」のように記述されている。また、「WEP_HST.DAT」は、親PCが持っている変更の記録である変更履歴を記述したファイルを指定している。「WEP_HST.DAT」の内容は、「変更日時(例:20060217)」「WEPキーの内容(例:12345D7B90A2)」「WEPキーの名称(例:WEP1)」である。
「PC1〜n」の行は各々、「型番情報」「IPアドレス」「MACアドレス」「WEP変更履歴」が記述されている。なお、「PC1〜n」は、ネットワーク上のPCを示す情報である。この情報は、例えば親PCを決定した時(LAN構成を確立した時)に、親PCにより自動取得される。「PC1〜n」の順番は、親PCの代理の順番(優先順位)とする。ここでは、PC1が最上位であり、親PCとなる。「型番情報」は、PCの型番を示す情報であり、製品名称及び製造番号を示している。「IPアドレス」は、各PCに割り当てられたIPアドレスを示す。「MACアドレス」は、各PCのネットワークカードといった通信用インタフェースに固有のMACアドレスを示す。
「WEP変更履歴」は、WEPキーの変更履歴を記述したファイルを指定している。ここでは、WEP変更履歴のファイルの例として、「PC1.DAT」「PC2.DAT」「PC3.DAT」について説明する。「PC1.DAT」は、親PCとなったPC1のWEP変更履歴を示すファイルである。ここでは、親PCのPC1は有線LANであり、WEPキーの変更が行われないため、変更履歴は無い。「PC2.DAT」は、子PCとなったPC2のWEP変更履歴を示すファイルである。「PC2.DAT」の内容は、「変更日時(例:20060217)」「WEPキーの内容(例:12345D7B90A2)」「WEPキーの名称(例:WEP1)」である。「PC3.DAT」も基本的に「PC2.DAT」と同様であるが、途中、ホームネットワークに参加していなかった時期があり、その時期のWEP変更履歴は無い。
図7は、ホームネットワークが確立した時点で、親PCから子PCへWEPキーの変更ルールを配信する場合について示す。
この時、親PCは、「LANの構成」、「WEPの変更ルール」、「WEPの変更スケジュール」、「WEPの変更履歴」といった情報を持っている。子PCは、「WEPの変更ルール」の情報を持っている。
ホームネットワークが確立した時点で、親PC10は、子PC20及びルータ30へWEPキーの変更ルールを配信する。子PC20へは、ルータ30経由で配信する。WEPキーの変更ルールには、WEPがどのように変更されていくかが定義されている。ここでは、WEP1に始まり、WEP2,WEP3,・・・,WEPnへと順番に変更される。
親PC10は、5分後にWEPキーを変更する旨を子PC20及びルータ30へ一斉に通知する。子PC20−1は、アイドル(待機)状態であるため、通知に対して、「OK」を示す応答を親PC10に送信する。子PC20−2は、データダウンロード中でBUSY状態であるため、通知に対して、「NG」を示す応答を親PC10に送信する。応答は、ネットワークに接続されている子PC20に常駐したソフトウェアが応答する。親PC10は、全ての子PCからNGがなければWEPキーの変更を実施する。
例えば、WEPキーをWEP1からWEP2に変更する場合、親PC10からWEPキー変更コマンドを子PC20及びルータ30に送信する。子PC20−1及びルータ30は、ホームネットワークに参加しているため、WEPキー変更コマンドを受信し、WEPキーをWEP1からWEP2に変更する。しかし、子PC20−2は、ホームネットワークに参加していないため、WEPキー変更コマンドを受信することができず、WEPキーを変更できない。
例えば、図9の子PC20−2やユーザが新たに購入した子PCを、ホームネットワークに接続した場合、ルータ30とWEPキーが一致しないため通信を行うことができない。そこで、ホームネットワークへの再接続を行う必要がある。
まず、子PC20は、最初のWEPキー又は直前に使用していたWEPキーを用いてルータ30への接続を試みる。ここでは、子PC20のWEPキーは、WEP1とする。
しかし、ルータ30のWEPキーはWEP2であるため、WEPキーが一致せず、子PC20は接続できない。
そこで、子PC20は、WEPの変更ルールに従い、WEPの変更を行って再接続を実施する。ここでは、WEPの変更ルールにより、WEP1からWEP2に変更する。
ルータ30のWEPキーはWEP2であるため、WEPキーが一致し、子PC20はホームネットワークに参加することができる。
WEPキーの再取得処理により、子PC20−2が新たにホームネットワークに参加した場合、親PC10は、ホームネットワーク構成時に子PC20−2が含まれていたかどうかデータベースを参照して確認する。子PC20−2が初期の構成に含まれていなければ、親PC10は、初期の構成と異なる旨のWarning(警告)を表示して親PC10のユーザに通知する。Warning(警告)を表示した場合、再度、WEPキーを変更するようにしても良い。また、子PC20−2が初期の構成に含まれていた場合、子PC20−2が初期のWEPキー(WEP1)を持っているかどうか確認する。子PC20−2が初期のWEPキー(WEP1)を持っていなければ、子PC20−2が初期の構成に含まれていなかった可能性があるため、親PC10は、Warning(警告)を表示して親PC10のユーザに通知する。子PC20−2が初期のWEPキー(WEP1)を持っていれば、子PC20−2を正規の子PC20と判断する。
例えば、事前に子PCの1つを予備の親PCとしておき、この子PCに定期的に親PCのデータベースの情報を通知し、親PCからの通信が途絶えた場合に、この子PCが親PCとして機能するようにする。或いは、初期の構成に含まれていた全ての子PCに優先順位を設定し、これら全ての子PCに定期的に親PCからデータベースの情報を通知し、子PCの各々は、親PC、及び自身よりも優先順位の高い子PCの通信が途絶えた場合に、親PCとして機能するようにする。
優先順位については、例えば、子PCの各々に、優先順位のリスト(テーブル)を与え、子PCは、このリストを参照して判断する。又は、子PCの各々に、1から順に優先順位を示す番号を割り当て、子PCは、自身より1に近い番号を持つ子PCの方が優先順位が高いと判断する。
親PCの接続確認では、例えば、WEPの変更スケジュールに設定された時間になってもWEPキーの変更が行われなかった時、又は、所定時間の経過毎に定期的に、子PCが、親PCに対してpingコマンドを実行して確認する。或いは、ルータが、親PCからの通信が途絶えたことを子PCに通知するようにしても良い。
但し、実際には、上記の例に限定されない。
更に、親PC10は、インターネット100上にあるISP(インターネットサービスプロバイダ)のサーバとすることも可能である。ユーザにルータを貸与するISPであれば、サービスの一環として本発明を実施できる。この場合、WEPキーを他者に知られないようにするため、WEPキーにユーザ固有の情報を含むことが望ましい。
親PC10は、記憶部(例:メモリ,ハードディスク)と、通信部(例:ネットワークカード)と、処理部(例:CPU)とを具備する。記憶部(例:メモリ,ハードディスク)は、ルータ30での認証に用いるWEPキーの変更ルール及び前記WEPキーの変更スケジュールを記憶する。通信部(例:ネットワークカード)は、前記変更ルールを他の情報処理装置に送信し、且つ、前記変更スケジュールに従って前記WEPキーを変更する時間になった時、前記WEPキーを変更する旨を事前に前記他の情報処理装置に通知する。処理部(例:CPU)は、前記通知に対して、前記他の情報処理装置から前記WEPキーの変更を拒否する応答がなければ、前記変更ルールに従って前記ルータ30での認証に用いる前記WEPキーを変更する。
子PC20は、通信部(例:ネットワークカード)と、処理部(例:CPU)とを具備する。通信部(例:ネットワークカード)は、無線LANを介して通信を行い、ネットワーク構築時に、WEPキーの変更ルールに従ってルータ30が持つ前記WEPキーを変更する親PC10から、前記変更ルールを取得する。処理部(例:CPU)は、前記ルータ30に接続を試み、前記WEPキーが一致しない場合、前記変更ルールに従って前記WEPキーを変更し、前記ルータ30に再接続を行う。
20… 子PC(例:ノートパソコン)
30… ルータ(例:ブロードバンドルータ)
100… インターネット
Claims (18)
- ネットワーク接続時に使用される認証情報を変更する際の変更ルール及び変更スケジュールを記憶しており、前記変更スケジュールに従って前記認証情報の変更指示を行う第1の情報処理装置と、
前記変更ルールを記憶しており、前記第1の情報処理装置から前記認証情報の変更指示が通知された時、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更する中継装置と、
前記変更ルールを記憶しており、前記認証情報を使用して前記中継装置に接続要求を行い、前記接続要求が拒否された場合、前記変更ルールに従って変更した新規の認証情報により接続要求を行う第2の情報処理装置と
を具備し、
前記第1の情報処理装置は、前記ネットワークの構成情報を記憶しており、前記第2の情報処理装置が前記中継装置に接続した時、前記第2の情報処理装置が前記構成情報に含まれているかを確認し、前記第2の情報処理装置が前記構成情報に含まれていない場合、警告情報を出力する
自動更新システム。 - 請求項1に記載の自動更新システムであって、
前記第1の情報処理装置は、前記認証情報を用いた認証を開始する前に前記変更ルールを前記中継装置及び前記第2の情報処理装置に通知し、
前記中継装置は、前記中継装置及び前記第2の情報処理装置が前記変更ルールを取得した後、前記認証情報を用いた認証を開始する
自動更新システム。 - 請求項1又は2に記載の自動更新システムであって、
前記第1の情報処理装置は、前記変更スケジュールに従って、前記第2の情報処理装置に通知し、前記第2の情報処理装置から変更を拒否する旨の応答がなければ、前記認証情報の変更指示を前記中継装置に通知する
自動更新システム。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動更新システムであって、
前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置が前記構成情報に含まれている場合、前記第2の情報処理装置が初期の認証情報を持っているかを確認し、前記第2の情報処理装置が初期の認証情報を持っていない場合、警告情報を出力する
自動更新システム。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の自動更新システムであって、
前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置の前記認証情報の変更履歴を示す変更履歴情報を参照し、前記第2の情報処理装置が前記中継装置に接続した時、前記第2の情報処理装置が前記変更ルールに従って前記認証情報を変更しているかを確認し、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更していない場合、警告情報を出力する
自動更新システム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の自動更新システムであって、
前記第2の情報処理装置は、前記認証情報を用いて通信データを暗号化して前記中継装置に送信する
自動更新システム。 - 請求項6に記載の自動更新システムであって、
前記認証情報は、WEP(Wired Equivalent Privacy)のパスワードキーである
自動更新システム。 - ネットワーク接続時に使用される認証情報の変更ルール及び変更スケジュール、前記ネットワークの構成情報を記憶する記憶部と、
前記変更ルールを中継装置及び他の情報処理装置に送信し、前記変更スケジュールに従って前記認証情報を変更する所定の時間になった時、前記認証情報を変更する旨を前記中継装置及び前記他の情報処理装置に通知し、前記通知に対して、前記他の情報処理装置から前記認証情報の変更を拒否する応答がなければ、前記中継装置に前記認証情報の変更指示を通知する変更管理部と
を具備し、
前記変更管理部は、前記他の情報処理装置が前記中継装置に接続した時、前記他の情報処理装置が前記構成情報に含まれているかを確認し、前記他の情報処理装置が前記構成情報に含まれていない場合、警告情報を出力する
情報処理装置。 - 請求項8に記載の情報処理装置であって、
前記変更管理部は、前記他の情報処理装置が前記構成情報に含まれている場合、前記他の情報処理装置が初期の認証情報を持っているかを確認し、前記他の情報処理装置が初期の認証情報を持っていない場合、警告情報を出力する
情報処理装置。 - 請求項8又は9に記載の情報処理装置であって、
前記記憶部は、前記他の情報処理装置の前記認証情報の変更履歴を示す変更履歴情報を記憶しており、
前記変更管理部は、前記他の情報処理装置が前記中継装置に接続した時、前記他の情報処理装置が前記変更ルールに従って前記認証情報を変更しているかを確認し、
前記変更ルールに従って前記認証情報を変更していない場合、警告情報を出力する
情報処理装置。 - 中継装置に接続した際、他の情報処理装置から前記中継装置を経由して、ネットワーク接続時に使用される認証情報の変更ルールを受信する通信部と、
前記変更ルールを記憶する記憶部と、
前記ネットワークに接続している場合は前記他の情報処理装置から前記中継装置を経由して前記認証情報の変更指示が通知された時に、前記ネットワークに接続していない場合は前記中継装置への接続要求が拒否される毎に、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更する変更管理部と、
前記ネットワークに接続していない場合、前記認証情報を使用して前記中継装置に接続要求を行い、前記接続要求が拒否された時、前記変更管理部により変更された新規の認証情報を使用して前記中継装置に再度の接続要求を行い、前記接続要求が許可された場合、前記ネットワークに接続する接続処理部と
を具備する
情報処理装置。 - 請求項11に記載の情報処理装置であって、
前記通信部は、前記認証情報の変更指示が通知された時に、前記中継装置を介して他の通信を行っている場合、前記認証情報の変更を拒否する旨の応答を送信する
情報処理装置。 - 第1の情報処理装置からネットワーク接続時に使用される認証情報の変更ルールを受信し、前記変更ルールを第2の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置から前記認証情報の変更指示が通知された時、前記認証情報の変更指示を前記第2の情報処理装置に送信する通信部と、
前記変更ルールを記憶する記憶部と、
前記第1の情報処理装置から前記認証情報の変更指示が通知された時、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更する変更管理部と、
前記認証情報の変更指示を前記第2の情報処理装置に送信した後、前記第2の情報処理装置との接続を切断し、前記第2の情報処理装置が接続要求してきた時、前記変更後の認証情報を基に接続要求の許否を判断する認証処理部と
を具備する
中継装置。 - 情報処理装置により実施される自動更新方法であって、
ネットワーク接続時に使用される認証情報の変更ルール及び変更スケジュール、前記ネットワークの構成情報を保持するステップと、
前記変更ルールを他の情報処理装置及び中継装置に送信し、前記変更スケジュールに従って前記認証情報を変更する所定の時間になった時、前記認証情報を変更する旨を前記他の情報処理装置に通知するステップと、
前記通知に対して、前記他の情報処理装置から前記認証情報の変更を拒否する応答がなければ、前記中継装置に前記認証情報の変更を指示するステップと、
前記他の情報処理装置が前記中継装置に接続した場合、前記他の情報処理装置が前記構成情報に含まれているかを確認するステップと、
前記他の情報処理装置が前記構成情報に含まれていない場合、警告情報を出力するステップと
を含む
自動更新方法。 - 請求項14に記載の自動更新方法であって、
前記他の情報処理装置が前記構成情報に含まれている場合、前記他の情報処理装置が初期の認証情報を持っているかを確認するステップと、
前記他の情報処理装置が初期の認証情報を持っていない場合、警告情報を出力するステップと
を更に含む
自動更新方法。 - 請求項14又は15に記載の自動更新方法であって、
前記他の情報処理装置が前記中継装置に接続した時、前記他の情報処理装置が、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更しているかを確認し、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更していない場合、警告情報を出力するステップ
を更に含む
自動更新方法。 - 情報処理装置により実施される自動更新方法であって、
中継装置に接続した際、他の情報処理装置から前記中継装置を経由して、ネットワーク接続時に使用される認証情報の変更ルールを受信して保持するステップと、
前記ネットワークに接続している場合、前記他の情報処理装置から前記中継装置を経由して前記認証情報の変更指示が通知された時に、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更するステップと、
前記ネットワークに接続していない場合、前記認証情報を使用して前記中継装置に接続要求を行うステップと、
前記接続要求が拒否された場合、前記変更ルールに従って前記認証情報を変更するステップと、
変更された新規の認証情報を使用して前記中継装置に再度の接続要求を行うステップと、
前記接続要求が許可された場合、前記ネットワークに接続するステップと
を含む
自動更新方法。 - 請求項17に記載の自動更新方法であって、
前記認証情報の変更指示が通知された時に、前記中継装置を介して他の通信を行っている場合、変更を拒否する旨の応答を送信するステップ
を更に含む
自動更新方法。
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