JP4603178B2 - Balcony deck - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建築物の屋外テラス、特に木質系住宅での防水性及び耐火性を要する屋外テラスに好適なバルコニーデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、戸建住宅に設けられるバルコニーでは、下部空間が居室として有効利用される場合が多く、またバルコニーそのものも風雨に晒されるため、当然に防水性能が要求される。また一方で、バルコニーには、建築物に関する種々の規定から不燃性能が要求される場合があり、特に木造建築物であれば、政令に定められる耐火性能を有するよう防火の措置を講じなければならない。
【0003】
従来、木質系バルコニーにおいては、例えばバルコニー躯体の上面に防水シート等を敷いて防水処理を施した後、その上にモルタルを打設したり、防水剤を混和したモルタルを直接躯体に打設したりすることにより、防水性能と耐火性能を確保していた。また、モルタル打設の代わりに、複数の磁器質タイルを張ることで耐火性を備えさせる方法も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したモルタルを打設する方法では、モルタルの打設に時間を要し、熟練した施工者を必要とする。また、その点検や補修にあたっても、一度モルタルを壊さなければならずコストと手間がかかるといった問題点があった。
【0005】
一方、タイルを表面仕上に使用すると、無機質で冷たい感じを抱かせるバルコニーとなってしまう。バルコニーに憩いの場を求めたり、植物の栽培等の趣味の場として活用されることを考慮すれば、木質系のより温かみのある材質による仕上が好まれる場合もある。また、木質系住宅であれば、素材を揃え内外の同化を強めることのできる木質系仕上材により表面仕上を行う方がより好ましい場合もある。
【0006】
本発明は以上のような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、施工及び維持管理作業が容易で、工期の短縮を図ることのできる、防水性及び耐火性能を備えたバルコニーデッキを提供することにある。加えて、仕上材には温かみのある木質系デッキ材を使用することのできるバルコニーデッキを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に係るバルコニーデッキは、床面上に設けた防水層の上に、不燃性材料からなる複数本の根太が並設され、これら根太間に、防水層を覆うように不燃板が介装されるとともに、根太上にデッキ材が敷設されたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、根太により不燃板とデッキ材の両方を固定することが可能となる。また、デッキ材に、素材が木材、或いは木粉入りのプラスチックやプラスチックのものを採用することができ、そのような素材のデッキ材を用いることで、不燃性材料からなる根太及び不燃板により不燃性能を確保する一方、求められる温かい印象を醸し出すことが可能となる。さらに、防水層の維持管理作業を行う際、不燃板やデッキ材の取り外しが容易である。なお、根太としては、例えば鉄やアルミニウム等の金属が好適である。不燃板としては、例えばセメント板、珪酸カルシウム板等が挙げられる。
【0009】
また、防水層と根太との間には緩衝材が設けられていてもよい。
【0010】
この場合は、防水層が根太によって傷つくことがなく、防水層の防水性能が損なわれる虞がなくなる。
【0011】
さらに、根太にはその側面に台座部を設け、この台座部に不燃板の端部を固定するようにしてもよい。
【0012】
この場合は、根太への不燃板の取付作業が極めて容易なものとなるとともに、防水層と不燃板との間、及び不燃板とデッキ材との間に空気層が形成されることになるため、各部材の乾燥が促進され、カビや腐食の発生が防止される。
【0013】
また、上記目的を達成するため、本発明に係るバルコニーデッキは、床面上に設けた防水層の上面全面に、膨出部を有する複数枚の不燃板が敷設され、これら不燃板の膨出部上にデッキ材が載置されて敷設されたことを特徴とするものであってもよい。
【0014】
この場合、不燃板に設けた膨出部が根太の役目を果たすため、前記したものとは異なり、別途根太を用意する必要がなく、その分さらに施工性がよい。なお、不燃版としては、例えば鉄板等の金属板が好適である。
【0015】
また、膨出部は、不燃板の側縁部に設けるとともに、隣接する他の不燃板の膨出部と重畳可能な形態に形成し、該膨出部同士を重畳することにより、隣接する不燃板同士を連結するようにしてもよい。膨出部の形状は、成形加工の容易さから突条がよいが、これに限らず、例えば截頭円錐状或いは截頭角錐状であってもよい。
【0016】
この場合、不燃板の設置が、膨出部を重畳させて相互に連結させるだけでよいため、より一層施工性がよくなる。さらに、不燃板とデッキ材との間に空気層が形成されることになるため、各部材の乾燥が促進され、カビや腐食の発生が防止される。
【0017】
また、ここでも防水層と不燃板との間に緩衝材を設けてもよい。
【0018】
この場合、防水層が傷つけられにくくなり、防水性能が損なわれる虞がない。
【0019】
なお、上記したいずれのタイプにおいても、防水層としては、ガラス繊維強化プラスチックをはじめとする各種のプラスチック製パン、或いは各種の防水シートを採用することができる。また、緩衝材としては、ゴムや発泡プラスチック等が挙げられる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るバルコニーデッキの実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】
[ 実施の形態1]
図1乃至図4は、本発明の実施の形態1を示し、図1はバルコニーデッキを施工手順の概略とともに示した斜視図であり、図2は図1におけるA−A線断面図である。また、図3は図1とは異なるデッキ材を仕上に使用した際の斜視図であり、図4は図3におけるB−B線断面図である。
【0022】
図1において、バルコニーデッキ1は、建築物の屋外テラスとして、床面上に設けられた防水層の上に、不燃性材料からなる複数本の根太が並設されて形成される。
【0023】
本実施の形態においては、防水層として、耐候性及び強度的に優れたガラス繊維強化プラスチック(以下、FRPと記す)によって形成された防水パン12が用いられる。防水パン12は、バルコニーが形成される床面11全面を覆うように設けられ、その周縁には建物壁体4等の最下部に沿って立ち上がりが設けられて、漏水を防ぐよう一体に成形されたものである。この防水パン12を床面11に載置することにより、バルコニー床面は防水施工がなされる。なお、防水パン12は、バルコニー床面11の大きさに合わせて予め一体成形されたものであっても、複数の部材を連結させて形成されたものであってもよい。
【0024】
この防水パン12の上部には、不燃板13が後述する根太14を介し、防水パン12を覆うように設置される。不燃板13は、例えばセメントや珪酸カルシウム等の不燃性材料によって平板状に形成されてなる。
【0025】
根太14は、中空部141を有する長尺体として形成され、防水パン12の上に載置される。根太14は、不燃性材料からなり、例えば鉄やアルミニウム等の金属が用いられる。この根太14は、取付面142と台座部143を有する。
【0026】
取付面142は、長尺体として形成された根太14の上面を構成し、仕上に用いられるデッキ材15は、この取付面142にビス16を介して固定される。
【0027】
台座部143は、根太14の側面下部から水平方向に突出して設けられる。この台座部143の上面144において、前述の不燃板13の端部が固定される。このため、根太14側面と台座部143上面とによって形成される入隅部分は、不燃板13端部の断面形状に合致する形状とされる。
【0028】
根太14に台座部143を設けたことにより、根太14への不燃板13の取付作業を容易なものとすることができ、防水パン12と不燃板13との間、及び不燃板13とデッキ材15との間に空気層18が形成される
防水パン12と根太14との間には、緩衝材17が設けられる。緩衝材17を設けることで、防水パン12が根太14によって傷つくことがなく、防水層の防水性能が損なわれる虞がなくなる。
【0029】
[実施の形態1の施工手順]
続いて、上記のような構成をとるバルコニーデッキ1の施工手順について簡単に説明する。
【0030】
まず、バルコニーを形成しようとする床面11上の全面に、防水層としての防水パン12を載置する。この防水パン12の上に複数本の根太14が緩衝材17を介して並設される。根太14同士の間隔は、仕上材として使用されるデッキ材15の強度や大きさ等によって適宜決定される。
【0031】
次に、各根太14間に不燃板13を配置する。これら不燃板13の端部は、根太14の側面と台座部143の上面とに当接させ、両端部が根太14間に介装されて支持されるよう配置する。配置した不燃板13の根太14への固定は、その端部においてなされ、適当なピッチで複数箇所をビス16を用いて行う。これにより、防水パン12は不燃板13及び根太14によって完全に覆われることとなる。
【0032】
次に、仕上材としてのデッキ材15を、根太14に直交する方向に配置する。デッキ材15と根太14との固定は、図1及び図2に示されるように、根太14の取付面142を介して、デッキ材15の表面からビス止めして行い、バルコニーデッキ1は完成する。また、図3及び図4に示されるようなデッキ材31を使用する場合は、デッキ材31の側面に固定金具32を介在させ、デッキ材31間において、固定金具32と根太14とをビス16によって固定する。このデッキ材31の固定により、バルコニーデッキ1は完成する。固定金具32を使用した後者の例であれば、各デッキ材31を固定するビス16は表面に現れないためデッキ面の歩行に際しても安全である。これらデッキ材と根太との固定方法は、使用するデッキ材、或いは根太の材質等によって適応する方法がとられる。
【0033】
[ 実施の形態2]
図5乃至図8は、本発明の実施の形態2を示し、図5はバルコニーデッキを施工手順の概略とともに示した斜視図であり、図6は図5におけるC−C線断面図である。また、図7は図5とは異なるデッキ材を仕上に使用した際の斜視図であり、図8は図7におけるD−D線断面図である。
【0034】
図5において、このバルコニーデッキ2は、建築物の屋外テラスとして、床面上に設けられた防水層の上面全面に、不燃性材料からなる複数枚の不燃板が敷設されて形成される。
【0035】
防水層として、本実施の形態においても前記実施の形態1と同様の、FRPによる防水パン22が用いられ、バルコニーを形成する床面21全面、及び周縁の立ち上がり部分を覆って設けられる。
【0036】
不燃板23は、セメントや珪酸カルシウム等の不燃性材料によって形成され、その側縁部には膨出部231を有する。
【0037】
膨出部231は、平板状に形成された不燃板23の側縁部のうち、一方向のみに設けられ、不燃板23の両端を構成する。本実施の形態の不燃板23は、実施の形態1とは異なり、隣接する他の不燃板23とは、この膨出部231同士を重畳することにより連結される。そこで、膨出部231は互いに重畳可能な形態に形成される。ここでは膨出部231は、取付板部232と脚部233、234とを有し、それぞれ不燃板23を屈曲して不燃板23と一体に形成されている。
【0038】
取付板部232は、脚部233、234の上部に設けられる。重畳されることを考慮し、脚部233、234は互いの間隔を、上部の取付板部232側よりも底面の防水パン22側の方を広く形成するのが好ましい。
【0039】
膨出部231上に載置されるデッキ材25は、この取付板部232を介してビス止めされる。すなわち、この膨出部231は根太としての役目も果たす。また、脚部233、234によって、不燃板23とデッキ材25との間には空気層28が形成される。
【0040】
防水パン22と不燃板23との間には緩衝材27が設けられる。
【0041】
[実施の形態2の施工手順]
続いて、上記のような構成をとるバルコニーデッキ2の施工手順について簡単に説明する。
【0042】
まず、バルコニーを形成しようとする床面21上の全面に、防水層としての防水パン22を敷設する。次に、防水パン22の上面全面に不燃板23を配する。この不燃板23には、防水パン22との間に緩衝材27を接着させておく。
【0043】
不燃板23の配置にあたっては、前述したように隣接する不燃板23の膨出部231同士を重畳し、相互に連結させる。このとき、各膨出部231は自ずと一定間隔で配され、この上にデッキ材25を膨出部231に直交する方向に載置する。膨出部231の取付板部232において、各デッキ材25をビス16により固定し、バルコニーデッキ2は完成する。また、図7及び図8に示すようなデッキ材31を仕上に使用する場合は、デッキ材31間において、デッキ材31の側面に差し込まれた固定金具32を介して、取付板部232にビス固定すればよく、この場合にはデッキ材31表面にビス26が現れないため、歩行に際しても安全なバルコニーデッキを形成することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るバルコニーデッキで、防水層の上に台座部を有する根太を並設するタイプのバルコニーデッキにおいては、この根太により不燃板とデッキ材の両方を固定することが可能となる。また、仕上材を選ばないためデッキ材として、素材が木材、或いは木粉入りのプラスチックやプラスチックのものを採用することができる。その上、このような素材のデッキ材を用いることで、不燃性材料からなる根太及び不燃板により不燃性能を確保する一方で、求められる温かい印象を醸し出すことができる。さらに、防水層の維持管理作業にあたっては、不燃板やデッキ材の取り外しを容易に行うことができる。
【0045】
加えて、根太に台座部を設けたことにより、根太への不燃板の取付作業が極めて容易なものとなるとともに、防水層と不燃板との間、及び不燃板とデッキ材との間に空気層が形成されることになるため、各部材の乾燥が促進され、カビや腐食の発生を防止することができるものである。
【0046】
また、不燃板に膨出部を設けたタイプのバルコニーデッキにおいては、不燃板に設けた膨出部が根太の役目を果たすため、前記したものとは異なり、別途根太を用意する必要がない上に、不燃板の設置は膨出部を重畳させて相互に連結させるだけでよいため、より一層施工性のよいものとすることができる。さらに、不燃板とデッキ材との間に空気層が形成されることになるため、各部材の乾燥が促進され、カビや腐食の発生が防止される。
【0047】
また、緩衝材を防水層と根太との間、或いは防水層と不燃板との間に設けることにより、防水層が傷つけられることがなく、防水層の防水性能が損なわれる虞をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバルコニーデッキの実施の形態1を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明に係るバルコニーデッキを示し、図1とは異なるデッキ材を仕上に使用した際の斜視図である。
【図4】図3におけるB−B線断面図である。
【図5】本発明に係るバルコニーデッキの実施の形態2を示す斜視図である。
【図6】図5におけるC−C線断面図である。
【図7】本発明に係るバルコニーデッキを示し、図5とは異なるデッキ材を仕上に使用した際の斜視図である。
【図8】図7におけるD−D線断面図である。
【符号の説明】
1、2 バルコニーデッキ
13、23 不燃板
14 根太
143 台座部
15、25 デッキ材
17、27 緩衝材
231 膨出部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a balcony deck suitable for an outdoor terrace of a building, particularly an outdoor terrace that requires waterproofness and fire resistance in a wooden house.
[0002]
[Prior art]
In general, in a balcony provided in a detached house, the lower space is often effectively used as a living room, and the balcony itself is also exposed to wind and rain, so naturally waterproof performance is required. On the other hand, noncombustible performance may be required for balconies due to various regulations related to buildings, and in particular for wooden buildings, fire prevention measures must be taken so that they have the fire resistance specified by the Cabinet Order. .
[0003]
Conventionally, in wood-based balconies, for example, a waterproof sheet or the like is laid on the top surface of the balcony housing to perform waterproofing, and then mortar is placed on the top or a mortar mixed with a waterproofing agent is directly placed on the housing. To ensure waterproof and fireproof performance. Further, instead of mortar placement, a method of providing fire resistance by stretching a plurality of porcelain tiles is also performed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described method for placing mortar requires time for placing the mortar, and requires a skilled installer. Also, in the inspection and repair, there was a problem that the mortar had to be broken once and cost and labor were required.
[0005]
On the other hand, if tiles are used for the surface finish, it becomes a balcony with an inorganic and cold feeling. In consideration of seeking a place of relaxation on the balcony or being used as a place of hobby such as plant cultivation, finishing with a warmer wooden material may be preferred. In addition, in the case of a wood-based house, it may be more preferable to perform surface finishing with a wood-based finishing material that can prepare materials and enhance assimilation inside and outside.
[0006]
The present invention has been made in view of the above points, and the object of the present invention is to provide waterproofing and fire resistance, which is easy for construction and maintenance work, and can shorten the construction period. To provide a balcony deck. In addition, it is to provide a balcony deck that can use a warm wooden deck material as a finishing material.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the balcony deck according to the present invention has a plurality of joists made of non-combustible material arranged in parallel on a waterproof layer provided on the floor surface, and covers the waterproof layer between these joists. A non-combustible plate is interposed, and a deck material is laid on the joists.
[0008]
According to this invention, both the non-combustible plate and the deck material can be fixed by the joists. In addition, the deck material can be made of wood, or plastic or plastic containing wood flour. By using a deck material of such a material, non-combustible material is produced by the joists and non-combustible plates made of non-combustible material. While ensuring performance, it is possible to create the required warm impression. Further, when performing maintenance work of the waterproof layer, it is easy to remove the non-combustible plate and the deck material. In addition, as joists, metals, such as iron and aluminum, are suitable, for example. Examples of non-combustible plates include cement plates and calcium silicate plates.
[0009]
In addition, a cushioning material may be provided between the waterproof layer and the joists.
[0010]
In this case, the waterproof layer is not damaged by joists, and there is no possibility that the waterproof performance of the waterproof layer is impaired.
[0011]
Further, the joist may be provided with a pedestal portion on the side surface, and the end of the non-combustible plate may be fixed to the pedestal portion.
[0012]
In this case, the attachment work of the non-combustible plate to the joists becomes extremely easy, and an air layer is formed between the waterproof layer and the non-combustible plate and between the non-combustible plate and the deck material. The drying of each member is promoted, and the occurrence of mold and corrosion is prevented.
[0013]
In order to achieve the above object, the balcony deck according to the present invention has a plurality of non-combustible plates having a bulging portion laid on the entire upper surface of the waterproof layer provided on the floor surface. It may be characterized in that a deck material is placed and laid on the part.
[0014]
In this case, since the bulging portion provided on the incombustible plate serves as a joist, it is not necessary to prepare a joist separately from the above, and the workability is further improved accordingly. As the incombustible plate, for example, a metal plate such as an iron plate is suitable.
[0015]
In addition, the bulging portion is provided on the side edge portion of the non-combustible plate, and is formed in a form that can be overlapped with the bulging portion of another adjacent non-combustible plate. You may make it connect boards. The shape of the bulging portion is preferably a ridge for ease of molding, but is not limited thereto, and may be, for example, a truncated cone shape or a truncated pyramid shape.
[0016]
In this case, the installation of the non-combustible plate only needs to overlap the bulging portions and connect them to each other, so that the workability is further improved. Furthermore, since an air layer is formed between the non-combustible plate and the deck material, drying of each member is promoted, and generation of mold and corrosion is prevented.
[0017]
In this case as well, a buffer material may be provided between the waterproof layer and the non-combustible plate.
[0018]
In this case, the waterproof layer is hardly damaged, and there is no possibility that the waterproof performance is impaired.
[0019]
In any of the types described above, various types of plastic pans including glass fiber reinforced plastics or various types of waterproof sheets can be employed as the waterproof layer. Examples of the buffer material include rubber and foamed plastic.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a balcony deck according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0021]
[Embodiment 1]
1 to 4 show Embodiment 1 of the present invention, FIG. 1 is a perspective view showing a balcony deck together with an outline of a construction procedure, and FIG. 2 is a sectional view taken along line AA in FIG. 3 is a perspective view when a deck material different from that in FIG. 1 is used for finishing, and FIG. 4 is a sectional view taken along line BB in FIG.
[0022]
In FIG. 1, a balcony deck 1 is formed by arranging a plurality of joists made of a non-combustible material in parallel on a waterproof layer provided on a floor surface as an outdoor terrace of a building.
[0023]
In the present embodiment, a
[0024]
An
[0025]
The
[0026]
The mounting
[0027]
The
[0028]
By providing the
[0029]
[Construction Procedure of Embodiment 1]
Then, the construction procedure of the balcony deck 1 which takes the above structures is demonstrated easily.
[0030]
First, a
[0031]
Next, the
[0032]
Next, the
[0033]
[Embodiment 2]
5 to 8 show a second embodiment of the present invention, FIG. 5 is a perspective view showing a balcony deck together with an outline of a construction procedure, and FIG. 6 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 7 is a perspective view when a deck material different from that in FIG. 5 is used for finishing, and FIG. 8 is a sectional view taken along the line DD in FIG.
[0034]
In FIG. 5, this balcony deck 2 is formed by laying a plurality of non-combustible plates made of non-combustible material on the entire upper surface of a waterproof layer provided on the floor as an outdoor terrace of a building.
[0035]
As the waterproof layer, the
[0036]
The
[0037]
The bulging
[0038]
The mounting
[0039]
The
[0040]
A
[0041]
[Construction Procedure of Embodiment 2]
Next, the construction procedure of the balcony deck 2 having the above configuration will be briefly described.
[0042]
First, a
[0043]
In arranging the
[0044]
【The invention's effect】
As described above, in the balcony deck according to the present invention, in the balcony deck of the type in which the joist having the pedestal portion is arranged side by side on the waterproof layer, it is possible to fix both the incombustible plate and the deck material by the joist. It becomes possible. In addition, since the finishing material is not selected, the deck material may be wood, plastic containing wood powder, or plastic. In addition, by using such a deck material, it is possible to create a warm impression that is required while securing non-combustibility by the joists and non-combustible plates made of non-combustible materials. Furthermore, in the maintenance work of the waterproof layer, the non-combustible plate and the deck material can be easily removed.
[0045]
In addition, by providing the pedestal on the joists, it is very easy to attach the non-combustible plates to the joists, and there is no air between the waterproof layer and the non-combustible plates and between the non-combustible plates and the deck material. Since the layer is formed, drying of each member is promoted, and generation of mold and corrosion can be prevented.
[0046]
Moreover, in the balcony deck of the type which provided the bulging part in the incombustible board, since the bulging part provided in the incombustible board plays the role of the joist, it is not necessary to prepare the joist separately separately from the above. In addition, since the incombustible plate need only be overlapped and connected to each other, the workability can be further improved. Furthermore, since an air layer is formed between the non-combustible plate and the deck material, drying of each member is promoted, and generation of mold and corrosion is prevented.
[0047]
Further, by providing the cushioning material between the waterproof layer and the joist, or between the waterproof layer and the non-combustible plate, the waterproof layer is not damaged, and the possibility that the waterproof performance of the waterproof layer is impaired can be eliminated. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing Embodiment 1 of a balcony deck according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
3 shows a balcony deck according to the present invention, and is a perspective view when a deck material different from FIG. 1 is used for finishing. FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a perspective view showing Embodiment 2 of the balcony deck according to the present invention.
6 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG. 5. FIG.
7 shows a balcony deck according to the present invention and is a perspective view when a deck material different from FIG. 5 is used for finishing. FIG.
8 is a cross-sectional view taken along line DD in FIG.
[Explanation of symbols]
1, 2
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