JP4601851B2 - Sheet-form material cutting processability observation device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状物、特に厚みが500 μm 以下、あるいは、粘着剤層を有する各種粘着部材の切断加工性観察装置、及び該観察装置を使用したシート状物の切断加工性観察方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
多くの分野で紙・プラスティック・金属など様々な材料のシート状物が様々な形状に切断および打ち抜き加工されて部材品あるいは製品となっている。
【0003】
特に、近年、発達の著しい電子・情報分野におけるコンピュータ・携帯電話などにおいては部材品が小さく、複雑な形状であるため、高度な打ち抜き精度が要求されている。
【0004】
また、それに伴い、特に、これらシート状物に粘着剤層を形成した粘着シート(粘着部材)の切断(打ち抜き)工程では、切断刃(打ち抜き刃)への粘着剤の付着や、切断後、粘着シートの切断面端部から粘着剤がはみ出す、などの不具合が発生しやすくなる。
【0005】
その結果、製品組み立ての作業性や歩留り、製品品質を低下させるなどの問題となる。よってこれらの改善にはシート状物の打ち抜き加工性における評価技術が必要かつ重要になってくる。
【0006】
現在のところ打ち抜き加工性における評価法は、官能的実用試験に留まっている場合が多い。例えば、実機で実際に数千ショット打ち抜き、その時の打ち抜き性、仕上がり具合などを定性的に判断するなどである。
【0007】
これらの実用試験では、結果としての加工性の良し悪しについては判断できるものの、切断時にシート状物がどのような挙動で切断されているのかを確認することはできなかった。
【0008】
一方、刃にかかる切断応力の評価としては、包装用板紙を題材とした文献がある。(月刊 CARTON BOX 1999/1 ;P30〜P35)。
【0009】
当該文献のFIG1に示されるように、面板の支持部にはロードセルが設けられており、板紙を切断する際の刃にかかる応力の時間的な変化とその時の偏芯カムの回転角度をコンピュータにより計算できるしくみになっている。これにより、刃の移動量に対する応力変化を調べることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方式では偏芯カムと金型との連結部、金型と切断刃との連結部などのかみあい部にバックラッシュ(あそび)が発生する。その為、偏芯カムの回転角度の測定により計算された刃の移動距離に誤差が生じる。
【0011】
特に薄いシート状物(約数百μm 以下)の評価の場合、この誤差の割合が大きくなってしまう。また、粘着シートにおける粘着剤層のような柔らかい粘弾性なものの場合、刃の切断に対して応力が小さく、評価には適していないことがある。
【0012】
本発明は、このような事情に鑑み、シート状物の切断加工時における挙動を直接確認(Inーsitu観察)することができるようにすることを目的としている。
【0013】
また、本発明は、薄い(約数百μm 以下)シート状物、複数の構成からなる多層構造のシート状物、粘着剤層の如く柔らかい(粘弾性)層が存在するシート状物においても打ち抜き(切断)時の正確な刃の移動距離に対する応力挙動あるいは切断時の様子(Inーsitu観察)を観察できる観察装置、及び該観察装置を使用したシート状物の切断加工性観察方法を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の目的を達成するために、鋭意検討した結果、シート状物の切断加工時における挙動を高速度カメラにより観察可能となるように構成するとともに、前記切断加工時における切断力を測定するロードセルを設けたシート状物の切断加工性観察装置を発明した。
【0015】
そして、シート状物に対する切断加工部と、該切断加工部を観察する高速度カメラと、該切断加工部による切断力を測定するロードセルから構成されるシート状物の切断加工性観察装置を発明した。
【0016】
上記の構成によれば、高速度カメラにより正確な刃の移動量が直接測定でき、シート状物の切断加工時の挙動を視覚的に捉えることができる。
【0017】
特に剥離ライナー層、粘着剤層、支持体層とそれぞれ薄い層かつ複数(多層)で構成されている粘着シートなどにおいては、各層ごとの切断時の挙動を直接捉えることができる。
【0018】
高速度カメラに接写レンズを組み合わせてあると、測定するシート状物が薄いものであっても、前記挙動を正確にとらえやすくなる。
【0019】
前記切断加工部が、シート状物を載置する面板と、面板上のシート状物に対する切断刃を上下動させる上下駆動機構とを設けて構成してあると、装置を簡素化することができる。
【0020】
また、前記上下駆動機構がプレス機であると、同様に装置を簡素化することができる。
【0021】
そして、前記面板に加わる切断力を測定するロードセルを設け、かつ、上記高速度カメラシステムを組み合わせて観察装置とすることで、正確な刃の移動量と、その移動量に対応する応力挙動を正確に捉えることができるようになる。
【0022】
特に本発明の観察装置は、応力では検知できない柔らかい粘着剤層の糊はみだし挙動などが視覚的に捉えることができ、効果的な観察・評価を行うことができるようになる。
【0023】
つまり、薄いもの、複数の構成からなるもの、柔らかい層が存在するものなど広範囲でのシート状物における打ち抜き(切断)性の観察・評価が可能となる。
【0024】
これにより、切断(打ち抜き)性における切断(打ち抜き)機構の解明、材料設計の指標、最適切断条件の設定、製品規格値の設定、製品拡販ツールなどに寄与できる。
【0025】
すなわち、本発明は、高速な刃の移動を捉えることのできる高速度カメラシステムとシート状物に対する切断加工部とを組み合わせたシート状物の切断加工性観察装置、及び、該観察装置を使用したシート状物の切断加工性観察方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1,図2(a),図2(b)にシート状物の切断加工性観察装置を示してある。前記切断加工性観察装置は、シート状物15に対する切断加工部1を設け、この切断加工部1の挙動と、シート状物15の切断加工時における挙動とを観察可能な高速度カメラ7を設けて構成してある。
【0028】
次に各部の構造について説明する。
【0029】
[切断加工部1]
切断加工部1は、シート状物15を載置する面板16と、面板16上のシート状物15に対する切断刃3(トムソン刃である)を上下動させる上下駆動機構2とを設けて構成してある。
【0030】
前記上下駆動機構2は、シート状物15の切断・打ち抜きに用いられる油圧式のプレス機から成る(このプレス機はサーボモーター式又は空圧式のものであってもよい)。
【0031】
前記シート状物15の切断形状は特に限定されず直線状、円形状、多角形状など任意に決定することができる。
【0032】
前記面板16と支持台17との間に、面板16に加わる切断力を測定する4個のロードセル6を設け、このロードセル6をパソコン14(パーソナルコンピュータ)に接続してある。
【0033】
これにより、切断時の応力挙動を測定することができる(ロードセル6の大きさ・数は特に限定はないが、切断中に面板16がプレス機上面に対して水平を維持していなければならない(図2(a)参照))。
【0034】
前記ロードセル6の性能は時間分解能:500Hz(これ以上であってもよく、また、アナログ出力のものであってもよい)、荷重分解能:1g、耐荷重:1tである。前記荷重分解能は1g以下、耐荷重は1t以上であってもよい。
【0035】
また、前記切断加工部1は、シート状物15を切断(打ち抜き)加工することができるシステムであれば上記の構造に限定されない。
【0036】
[高速度カメラ7]
撮影速度が1秒間に100コマである(これ以上であってもよい)。切断刃3の移動距離は測定後のビデオで計測する(高速度カメラ7に運動する運動解析ソフト(特定点を追尾して、移動量などを計測できるソフト)などを使用してもよい)。
【0037】
高速度カメラ7に対する接写レンズ8(ズームレンズ)を設けてある。これにより、測定するシート状物15が薄い場合に有利になる。また、高速度カメラ7にモニタ13を接続してある。
【0038】
以上の構造により、シート状物15の切断加工性(打ち抜き)の観察を行う。
切断応力はロードセル6により計測し、切断刃3の移動距離および切断時の様子(Inーsitu観察)は高速度カメラ7により計測および観察する。
【0039】
本発明のシート状物の切断加工性観察方法は、上記の構造の観察装置を使用して、シート状物15の切断加工性を観察する方法である。
【0040】
当該観察方法に使用されるシート状物15としては、シート形状あるいはフィルム形状を有するものであれば紙・プラスティック・金属箔・織布・不織布等何ら限定されるものではない。
【0041】
中でも本発明の観察方法においては、シート状物15として厚みが薄いもの、具体的には厚みが500μm 以下、好ましくは1〜500μm のシート状物の切断加工性の評価に適している。
【0042】
さらに、本発明の観察方法は、シート状物15として粘着剤層を有するシート状物や、多層構造を有するシート状物、少なくとも1層の粘着剤層を有する多層構造からなるシート状物(例えば、基材と粘着剤層から構成される粘着部材、粘着テープ・粘着シート・粘着フィルム・粘着ラベル・両面粘着テープ等)の切断加工性の観察に適している。
【0043】
(実施例)
1)上下駆動機構2としてのプレス機
サーボプレスSSP305型(3トン)(商品名 JAM(株)製)
2)切断刃3(金型)
図6に示すように、切断時におけるシート状物15の挙動を観察できるようなフレームをダイセツト型とし、支柱5を2本夕イプのものに構成した。切断刃3はトムソン刃である。
【0044】
3)ロードセル6
荷重分解能:0.9gf(9mN)、最大測定荷重:360kgf(3.6kN)耐荷重:2700kgf(27kN)のものを用いた。
【0045】
4)高速度カメラ7
Fastcam−Net MaxC (商品名 (株)フォトロン製)を使用した。
【0046】
撮影速度:最大5000FPS(フレーム毎秒。1秒間に何フレーム撮影できるかの単位)
運動解析ソフト「movieRuler」(商品名 (株)フォトロン製)付きである。これによりビデオ映像の中の物の動きが解析できる。
【0047】
5)接写レンズ8
ズームレンズ(×25〜175)を使用した。
【0048】
(切断加工性の測定)
上記の実施例における観察装置を用いて粘着シート15の切断性の観察・評価を行った。
【0049】
切断条件を以下に示す。
【0050】
切断刃3…MIR20(商品名 (株)ヤマナカ製) この切断刃3はトムソン刃であり、刃角:43°、刃長:40mm、刃厚:0.71mm、刃高さ:23.6mmである。
【0051】
ストローク…30SPM(ストローク毎分)、打ち込み量…70μm である。
【0052】
使用したシート状物15としては、包装用クラフトテープNO.712(商品名であり、日東電工(株)製)を用いた。
【0053】
この包装用クラフトテープNO.712の構造は、図3に示すように、その粘着剤層11に厚さ60μm の上質紙12を貼り合せてある。大きさは100mm×30mmである。
【0054】
〈切断応力測定結果〉
図4,図5に示すように、各層ごとの応力挙動が測定可能となっている。この場合、支持体である120μm 厚のクラフト紙10、30μm の粘着剤層11、60mm厚の上質紙12、それぞれの応力挙動が確認できている。(粘着剤層11は他に比べ柔らかくピークが発生していない。)
〈切断時の様子(Inーsitu観察)〉
図5に示すように、切断しているときの挙動を捉え、粘着剤層11の糊はみ出し挙動の様子が確認される。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状物の切断加工性観察装置の正面図
【図2】ロードセルを示す図
【図3】シート状物を示す図
【図4】切断応力測定結果を示す図
【図5】シート状物の切断時の挙動を示す図
【図6】実施例で用いたシート状物の切断加工性観察装置を示す図
【符号の説明】
1 切断加工部
2 上下駆動機構
3 切断刃
6 ロードセル
7 高速度カメラ
8 接写レンズ
11 粘着剤層
16 面板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cutting workability observation apparatus for various pressure-sensitive adhesive members having a sheet-like material, particularly a thickness of 500 μm or less, and a sheet-like material cutting workability observation method using the observation apparatus.
[0002]
[Prior art]
In many fields, sheets of various materials such as paper, plastic, and metal are cut and punched into various shapes to form parts or products.
[0003]
In particular, in recent years, computers and mobile phones in the field of electronics and information, which have been remarkably developed, are required to have high punching accuracy because the components are small and have complicated shapes.
[0004]
Accordingly, in particular, in the cutting (punching) step of the pressure-sensitive adhesive sheet (adhesive member) in which the pressure-sensitive adhesive layer is formed on these sheet-like materials, the adhesive is attached to the cutting blade (punching blade), or after being cut, Problems such as adhesive sticking out of the edge of the cut surface of the sheet are likely to occur.
[0005]
As a result, there are problems such as the workability and yield of product assembly, and the product quality. Therefore, for these improvements, an evaluation technique for punching processability of sheet-like materials becomes necessary and important.
[0006]
At present, the evaluation method for punching processability is often limited to a sensory practical test. For example, several thousand shots are actually punched with an actual machine, and the punchability at that time, the finishing condition, etc. are qualitatively determined.
[0007]
In these practical tests, although it was possible to judge whether the resulting workability was good or bad, it was not possible to confirm how the sheet-like material was cut at the time of cutting.
[0008]
On the other hand, as an evaluation of the cutting stress applied to the blade, there is a literature on a packaging board. (Monthly CARTON BOX 1999/1; P30-P35).
[0009]
As shown in FIG. 1 of the document, a load cell is provided in the support portion of the face plate, and the time change of the stress applied to the blade when cutting the paperboard and the rotation angle of the eccentric cam at that time are calculated by a computer. It can be calculated. Thereby, the stress change with respect to the moving amount of the blade can be examined.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described method, backlash (play) occurs at the meshing portions such as the connecting portion between the eccentric cam and the mold and the connecting portion between the mold and the cutting blade. Therefore, an error occurs in the movement distance of the blade calculated by measuring the rotation angle of the eccentric cam.
[0011]
In particular, in the case of evaluation of a thin sheet (about several hundred μm or less), the ratio of this error becomes large. Further, in the case of a soft viscoelastic material such as a pressure-sensitive adhesive layer in a pressure-sensitive adhesive sheet, the stress is small with respect to the cutting of the blade and may not be suitable for evaluation.
[0012]
In view of such circumstances, an object of the present invention is to enable direct confirmation (in-situ observation) of the behavior during cutting of a sheet-like material.
[0013]
The present invention is also applicable to a thin sheet (about several hundred μm or less), a multilayered sheet having a plurality of structures, and a sheet having a soft (viscoelastic) layer such as an adhesive layer. Provided are an observation device capable of observing stress behavior with respect to an accurate blade movement distance at the time of (cutting) or a state at the time of cutting (in-situ observation), and a method for observing cutting workability of a sheet-like material using the observation device. The purpose is that.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to achieve the above object, the present inventors are configured so that the behavior during the cutting process of the sheet-like material can be observed with a high-speed camera , and the cutting during the cutting process. An apparatus for observing the cutting property of a sheet-like material provided with a load cell for measuring force was invented.
[0015]
Then, a cutting unit for sheet, invented a high-speed camera for observing the cutting portion, the cutting workability observation device configured sheet from the load cell for measuring the cutting force by the cutting portion .
[0016]
According to said structure, the movement amount of an exact blade can be directly measured with a high-speed camera, and the behavior at the time of the cutting process of a sheet-like object can be caught visually.
[0017]
In particular, in a pressure-sensitive adhesive sheet composed of a release liner layer, a pressure-sensitive adhesive layer, and a support layer, each of which is a thin layer and a plurality (multilayers), the behavior during cutting for each layer can be directly captured.
[0018]
When a close-up lens is combined with a high-speed camera, the behavior can be accurately grasped even if the sheet-like object to be measured is thin.
[0019]
The apparatus can be simplified when the cutting processing unit is provided with a face plate on which the sheet-like material is placed and a vertical drive mechanism that moves the cutting blade with respect to the sheet-like material on the face plate up and down. .
[0020]
Further, when the vertical drive mechanism is a press machine, the apparatus can be similarly simplified.
[0021]
By providing a load cell that measures the cutting force applied to the face plate and combining the high-speed camera system into an observation device, it is possible to accurately measure the movement amount of the blade and the stress behavior corresponding to the movement amount. It will be possible to grasp.
[0022]
In particular, the observation apparatus according to the present invention can visually grasp the sticking-out behavior of a soft adhesive layer that cannot be detected by stress, and can perform effective observation and evaluation.
[0023]
That is, it is possible to observe and evaluate the punching (cutting) property in a wide range of sheet-like materials such as a thin material, a material having a plurality of structures, and a material having a soft layer.
[0024]
This contributes to elucidation of the cutting (punching) mechanism in the cutting (punching) property, the material design index, the setting of the optimum cutting conditions, the setting of the product standard value, the product expansion tool, and the like.
[0025]
That is, the present invention uses a high-speed camera system capable of capturing high-speed blade movement and a sheet-like material cutting workability observation device in combination with a cutting processing unit for the sheet-like material, and the observation device. This is a method for observing the cutting processability of a sheet.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0027]
1, 2 (a) and 2 (b) show an apparatus for observing the cutting property of a sheet. The cutting workability observation apparatus is provided with a cutting processing unit 1 for a sheet-
[0028]
Next, the structure of each part will be described.
[0029]
[Cutting section 1]
The cutting unit 1 includes a
[0030]
The
[0031]
The cutting shape of the sheet-
[0032]
Four
[0033]
Thereby, the stress behavior at the time of cutting can be measured (the size and number of the
[0034]
The performance of the
[0035]
Moreover, if the said cutting process part 1 is a system which can cut | disconnect (punching) the sheet-
[0036]
[High-speed camera 7]
The shooting speed is 100 frames per second (may be higher). The moving distance of the
[0037]
A close-up lens 8 (zoom lens) for the high-
[0038]
With the above structure, the cutting workability (punching) of the sheet-
The cutting stress is measured by the
[0039]
The method for observing the cutting property of the sheet-like material of the present invention is a method for observing the cutting property of the sheet-
[0040]
The sheet-
[0041]
In particular, in the observation method of the present invention, the sheet-
[0042]
Furthermore, the observation method of the present invention is a sheet-like material having a pressure-sensitive adhesive layer as the sheet-
[0043]
(Example)
1) Press machine servo press SSP305 type (3 tons) as vertical drive mechanism 2 (trade name, manufactured by JAM Co., Ltd.)
2) Cutting blade 3 (die)
As shown in FIG. 6, the frame that can observe the behavior of the sheet-
[0044]
3)
Load resolution: 0.9 gf (9 mN), maximum measurement load: 360 kgf (3.6 kN) load resistance: 2700 kgf (27 kN) were used.
[0045]
4) High-
Fastcam-Net MaxC (trade name, manufactured by Photoron Co., Ltd.) was used.
[0046]
Shooting speed: Up to 5000 FPS (frames per second, unit of how many frames can be shot per second)
Motion analysis software “movieRuler” (trade name, manufactured by Photolon Co., Ltd.) is included. This allows you to analyze the movement of objects in the video image.
[0047]
5) Close-up
A zoom lens (x25-175) was used.
[0048]
(Measurement of cutting processability)
The cutting property of the pressure-
[0049]
The cutting conditions are shown below.
[0050]
Cutting
[0051]
Stroke: 30 SPM (stroke per minute), driving amount: 70 μm.
[0052]
As the sheet-
[0053]
This craft tape for packaging NO. In the structure 712, as shown in FIG. 3, high-
[0054]
<Results of cutting stress measurement>
As shown in FIGS. 4 and 5, the stress behavior for each layer can be measured. In this case, the stress behavior of the 120 μm-
<State during cutting (in-situ observation)>
As shown in FIG. 5, the behavior when cutting is captured, and the state of the adhesive protruding behavior of the pressure-
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an apparatus for observing cutting processability of a sheet-like material. FIG. 2 is a diagram showing a load cell. FIG. 3 is a diagram showing a sheet-like material. The figure which shows the behavior at the time of the cutting | disconnection of a sheet-like object [FIG. 6] The figure which shows the cutting-processability observation apparatus of the sheet-like article used in the Example
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