JP4600939B2 - 脱水装置 - Google Patents

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本発明は、脱水装置に関し、特に、処理対象物に含まれる液体分を吸引することによって脱水する脱水装置に関する。
固体物と液体との混合物から液体を分離する脱水操作の一つの手法は、処理対象物に含まれる液体分を吸引することである。フィルタ(ろ材)の一面を処理対象物に接触させながらフィルタの他面が減圧されると、液体分がフィルタを介して吸引され、これにより、処理対象物から液体分を分離することができる。なお、本明細書においては、固体物と液体との混合物から液体を分離する操作を「脱水」操作と記載し、脱水操作を行うための装置を脱水装置と記載するが、分離される液体が水以外の液体であることも可能であることに留意されたい。
出願人の検討によれば、液体吸引は、特に砂と液体分(例えば、汚水)の混合物から液体分を分離する最も有効な方法の一つである。しかしながら、吸引による脱水操作を行う脱水装置は、その多くがバッチ式の脱水装置であり、脱水操作のスループットが高くない。
このような背景から、処理対象物に含まれる液体分を吸引することによって脱水する脱水装置のスループットを向上させるための技術の提供が望まれている。
本発明の目的は、処理対象物に含まれる液体分を吸引することによって脱水する脱水装置のスループットを向上させる技術を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号が付記されている。但し、付記された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明の脱水装置(10)は、回転可能に設けられたロータ(1)と、減圧機構(9、11、12、15)とを備えている。前記ロータ(1)は、前記ロータ(1)の回転軸(1a)に対して周方向に並べられた、処理対象物(W)を受け取る複数のバケット(5)と、前記複数のバケット(5)のそれぞれに前記処理対象物(W)に接触されるように設けられるフィルタ(6)とを備えておいる。前記減圧機構(9、11、12、15)は、前記ロータ(1)の回転に同期して、前記フィルタ(6)の、前記処理対象物(W)に接触される接触面と反対の反対面の減圧と、前記減圧の停止とを交互に行うように構成されている。
前記回転軸の周方向に第1ゾーン及び第2ゾーンを定義したとき、好適には、前記減圧機構(9、11、12、15)は、前記複数のバケット(5)のうち前記第1ゾーンに位置するバケットに設けられた前記フィルタ(6)の前記反対面を減圧し、前記複数のバケット(5)のうち前記第2ゾーンに位置するバケットに設けられた前記フィルタ(6)の前記反対面は減圧されないように構成される。
一実施形態では、前記ロータ(1)は、更に、前記バケット(5)を支持し、前記開口が設けられた中空の吸水箱(4)と、前記バケット(5)のそれぞれに対して前記吸水箱(5)の内部に前記開口に接続するように設けられた吸水管(7)とを備え、前記減圧機構(9、11、12、15)は、前記吸水管に摺動するように設けられたスライドバルブ(13)と、前記吸水箱(4)の内部を減圧するポンプ(11)とを備えている。この場合、前記スライドバルブ(13)は、前記複数のバケット(5)のうち前記第1ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管(7)の内部と前記吸水箱(4)の内部を連通させる貫通穴(15)を有し、且つ、前記複数のバケット(5)のうち前記第2ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管(7)の内部の空間を、前記吸水箱(4)の内部の空間から分離するように構成されていることが好ましい。
好適には、当該脱水装置は、更に、前記複数のバケット(5)のうち前記第2ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管(7)に圧縮空気を供給する圧縮空気供給手段(16、17)を具備することが好ましい。一実施形態では、前記スライドバルブ(13)は、前記複数のバケット(5)のうち前記第2ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管(7)に連通する圧縮空気通路(18)を有し、前記圧縮空気供給手段(16、17)は、前記圧縮空気通路(18)に連通する逆洗管(16)と、前記逆洗管(16)と前記圧縮空気通路(18)と前記吸水管(7)とを介して前記フィルタ(6)の前記反対面に前記圧縮空気を供給する空気圧縮機(17)とを備える。
また、当該脱水装置は、更に、前記複数のバケットのうち前記第2ゾーンに位置するバケットに洗浄水を噴射する洗浄ノズル(19)を具備することが好ましい。
本発明によれば、処理対象物に含まれる液体分を吸引することによって脱水する脱水装置のスループットを向上させる技術が提供される。
図1は、本発明の一実施形態の脱水装置10の構成を示す断面図であり、図2は、脱水装置10の一部分の拡大図である。脱水装置10は、固体と液体分とが混合されている処理対象物Wから液体分を吸引するように構成されている。処理対象物Wとしては、例えば、し尿や汚泥の処理において発生する砂と液体分の混合物が例示される。砂と液体分の混合物から液体分を分離する上で吸引が有効な手法であることは、上述された通りである。以下、脱水装置10の構成について詳細に説明する。
図1を参照して、脱水装置10は、回転軸1aの周りに回転可能に設けられたロータ1を備えている。ロータ1は、シャフト2を介して駆動装置3に接合されており、駆動装置3により回転軸1aの周りに回転される。回転軸1aは、好適には、水平方向(重力の方向と垂直な方向)に向けられる。以下の説明においては、「軸方向」、「半径方向」、「周方向」は、回転軸1aを基準として定義される。即ち、軸方向とは、回転軸1aと平行な方向であり、半径方向とは、回転軸1aに垂直な方向であり、周方向とは、回転軸1aを周回するように規定された方向である。
図3は、回転軸1aを含む垂直断面におけるロータ1の構成を示す断面図であり、図4は、図3のII−II’断面におけるロータ1の構造を示す断面図である。図3に示されているように、ロータ1は、中空の吸水箱4と、バケット5とを備えている。バケット5は、処理対象物Wを収容するためのものであり、吸水箱4の側面4aに接合されている。図4に示されているように、バケット5は、周方向に並んで配置されており、本実施形態では、6つのバケット5が設けられている。図3に戻り、吸水箱4の側面4aには、バケット5に通じるように開口が設けられており、その開口にはフィルタ6が設けられている。フィルタ6は、その外側の面において処理対象物Wと接触する。
フィルタ6が取り付けられた開口には、吸引管7が接合されている。吸引管7は、フィルタ6が取り付けられた開口から回転軸1aに向かって半径方向に延伸し、更に、屈曲して軸方向に延伸するように設けられている。後述されるように、吸引管7は、フィルタ6の内側の面(処理対象物Wと接触する面と反対側の面)を減圧して処理対象物Wから液体分を吸引するために使用される。
図4に示されているように、ロータ1の周囲の空間は、3つのゾーン:導入ゾーン、脱水ゾーン及び排出ゾーンが規定される。導入ゾーンとは、バケット5に処理対象物Wを導入するゾーンであり、脱水ゾーンとは、バケット5に収容されている処理対象物Wを液体吸引によって脱水するためのゾーンである。また、排出ゾーンとは、脱水された処理対象物W’をバケット5から排出するためのゾーンである。
図1を参照して、ロータ1の吸水箱4には軸受8が設けられており、吸水箱4は、軸受8によって固定排水軸9に回転可能に支持されている。固定排水軸9は、中空の管である。固定排水軸9は、その一端が吸水箱4に挿入され、他端は、排水ポンプ11に接続されている。固定排水軸9には、吸水箱4の内部に開口する排水口12が設けられている。吸水箱4の内部の空間は、排水口12から固定排水軸9を通って排水ポンプ11に連通しており、吸水箱4の内部は、排水ポンプ11によって減圧される。
図2を参照して、固定排水軸9の吸水箱4の内部に挿入された端には、円板状のスライドバルブ13が設けられている。スライドバルブ13は、固定排水軸9に沿って(即ち、軸方向に)擦動可能である一方、回転軸1aの周りに回転することはできないように固定排水軸9に取り付けられている。更に、スライドバルブ13は、バネ14によって吸引管7に向かって付勢されている。ロータ1が回転すると、ロータ1の吸引管7は、スライドバルブ13に接触しながら擦動する。
図5は、軸方向からみたスライドバルブ13の構造の例を示す図である。スライドバルブ13には、貫通穴15が設けられている。貫通穴15は、吸引管7の位置に対応する位置にあけられており、貫通穴15は、吸引管7の内部の空間と吸水箱4の内部の空間とを連通する役割をしている。スライドバルブ13の貫通穴15は、あるバケット5が導入ゾーン又は脱水ゾーンに位置する場合に、当該バケット5に接続されている吸引管7と貫通穴15の少なくとも一とが重なるような配置で設けられている。バケット5が脱水ゾーンに位置する場合には、当該バケット5に接続されている吸引管7は、貫通穴15のいずれにも重ならない。このような配置は、吸引管7及び貫通穴15の位置や径を適切に調節することによって容易に実現できる。図5の例では、スライドバルブ13のうち導入ゾーン又は脱水ゾーンに対応する部分に貫通穴15が複数設けられている。
図1に戻り、ロータ1の回転と共に吸引管7が移動して、或る吸引管7が貫通穴15に重なると、該吸引管7の内部の空間が吸水箱4の内部の空間に連通する。上述のように吸水箱4の内部は、固定排水軸9と排水ポンプ11によって減圧されるので、或る吸引管7が貫通穴15に重なると、当該吸引管7の内部の空間、即ち、当該吸引管7に対応するフィルタ6の内側の面が減圧される。このような構成では、固定排水軸9、排水ポンプ11、及びスライドバルブ13は、吸引管7の内部の空間、即ち、フィルタ6の内側の面の減圧を行う減圧機構として機能することになる。
なお、図5では、円形の貫通穴15がスライドバルブ13の導入ゾーン及び脱水ゾーンに対応する部分に複数設けられている構成が図示されているが、貫通穴15の形状、数、配置は、適宜変更可能であることは当業者には容易に理解されよう。例えば、図6に示されているように、スライドバルブ13の導入ゾーン及び脱水ゾーンに対応する部分に、単一の周方向に延伸する貫通穴15が設けられることも可能である。ただし、円形の貫通穴15が複数設けられる構成は、その製作が容易である点で好ましい。
このような構成の脱水装置10は、下記の動作によって処理対象物Wの脱水操作を行う。図4を参照して、ロータ1の回転によってあるバケット5が導入ゾーンに進入すると、処理対象物Wが当該バケット5に導入される。処理対象物Wは、フィルタ6を覆うようにバケット5に導入される。ロータ1が更に回転すると、当該バケット5に接続された吸引管7が貫通穴15に重なり始め、吸引管7の内部の空間、即ち、フィルタ6の処理対象物Wが接触していない面が貫通穴15を介して吸水箱4の内部の空間に連通する。上述のように、吸水箱4の内部の空間は、排水ポンプ11によって減圧されているので、結果として、フィルタ6の内側の面が減圧される。これにより、処理対象物Wから液体分が吸引され、処理対象物Wが脱水される。処理対象物Wの脱水は、ロータ1の回転によって当該バケット5が導入ゾーンから脱水ゾーンに移動し、更に、排出ゾーンに進入するまで継続される。
バケット5が排出ゾーンに進入すると、脱水された処理対象物W’は、重力による自然落下によってバケット5から排出される。このとき、フィルタ6の内側の面が減圧されなくなり、処理対象物W’がフィルタ6に吸引されなくなる。即ち、バケット5が排出ゾーンに進入すると、吸引管7が貫通穴15に重ならなくなり、吸引管7は、スライドバルブ13によって吸水箱4の内部の空間から遮断される。したがって、吸引管7の内部、即ち、フィルタ6の内側の面は、減圧されなくなる。フィルタ6の内側の面の減圧の停止は、処理対象物Wの排出を容易にする点で好適である。
以下、同様の過程により、バケット5が導入ゾーン及び脱水ゾーンに位置するときにはその内部の処理対象物Wが液体吸引によって脱水され、バケット5が排出ゾーンに到達すると脱水された処理対象物W’が排出される。このように、脱水装置10では、バケット5のそれぞれについて各フィルタ6の内側の面の減圧と、減圧の停止とが交互に行われ、処理対象物Wの脱水と脱水された処理対象物W’の排出が連続的に行われる。
このように、本実施形態の脱水装置10は、ロータ1の回転に伴って処理対象物Wに対する液体吸引と排出が逐次に行われる。即ち、本実施形態の脱水装置10は、処理対象物Wに対して連続的に液体吸引を行うことができる。したがって、脱水装置10は、高いスループットを実現することができる。
脱水装置10を運転する上で問題になり得るのは、処理対象物Wが脱水されると、流動性が乏しくなることである。処理対象物Wの流動性が乏しくなると、バケット5から処理対象物Wが自然落下しにくくなる。これは、脱水装置10の運転の上で好ましくない。図7は、このような問題に対処するための構成を示している。
図7は、このような問題に対処するための脱水装置10の構成を示す断面図である。図7の構成では、逆洗管16、空気圧縮機17が設けられると共に、スライドバルブ13にそれを貫通する圧縮空気通路18が設けられる。逆洗管16は、固定排水軸9の内部を通ってその一端が圧縮空気通路18に連通され、他端が空気圧縮機17に接続されている。スライドバルブ13の圧縮空気通路18は、その一端が逆洗管16に通じるように開口しており、他端は、スライドバルブ13の排出ゾーンに対応する部分に吸引管7に対応する位置に開口している。空気圧縮機17は、圧縮空気を生成し、逆洗管16を介して圧縮空気通路18に供給する。
上述された図7の構成は、バケット5が排出ゾーンに進入したときに、脱水された処理対象物W’がバケット5から排出されることを促進する。図7の構成によれば、バケット5が排出ゾーンに進入したときに、空気圧縮機17から供給される圧縮空気の作用により、脱水された処理対象物W’が重力によって自然落下しやすくなる。即ち、バケット5が排出ゾーンに進入すると、当該バケット5の吸引管7に逆洗管16及び圧縮空気通路18を介して圧縮空気が供給される。これにより、フィルタ6の内側の面が陽圧になり、脱水された処理対象物W’が自然落下しやすくなる。
加えて、図7の構成は、フィルタ6の目詰まりを抑制する効果もある。液体吸引が行われると、処理対象物Wがフィルタ6に入り込み、フィルタ6が目詰りし得る。これは、脱水効率を低下させるため好ましくない。しかしながら、図7の構成によれば、バケット5が排出ゾーンに入ると、フィルタ6の内側の面が陽圧になり、フィルタ6に入り込んだ処理対象物Wがフィルタ6から離脱しやすくなる。このように、図7の構成によれば、フィルタ6が空気圧縮機17から供給される圧縮空気によって洗浄され、フィルタ6の目詰まりが抑制される。
フィルタ6の目詰まりを抑制するためには、図8に示されているように、排水ゾーンに洗浄ノズル19と排水受20とを設けることも好適である。洗浄ノズル19は、バケット5に洗浄水を連続的に、又は間欠的に噴射し、これにより、フィルタ6に残存する処理対象物Wを除去する。フィルタ6の洗浄に使用された洗浄水は、新たに供給される処理対象物Wに混入しないように、バケット5から排水受20に排出される。このような構成によれば、フィルタ6の目詰りを有効に抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態の脱水装置の構成を示す断面図である。 図2は、図1の脱水装置の構成を示す拡大断面図である。 図3は、図1の脱水装置のロータの構成を示す断面図である。 図4は、図1の脱水装置のロータの構成を示す断面図である。 図5は、図1の脱水装置のスライドバルブの構成の例を示す断面図である。 図6は、図1の脱水装置のスライドバルブの構成の他の例を示す断面図である。 図7は、本発明の他の実施形態の脱水装置の構成を示す断面図である。 図8は、本発明の更に他の実施形態の脱水装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
10:脱水装置
1:ロータ
2:シャフト
3:駆動装置
4:吸水箱
5:バケット
6:フィルタ
7:吸引管
8:軸受
9:固定排水軸
11:排水ポンプ
12:排水口
13:スライドバルブ
14:バネ
15:貫通穴
16:逆洗管
17:空気圧縮機
18:圧縮空気通路
19:洗浄ノズル
20:排水受

Claims (6)

  1. 回転可能に設けられたロータと、
    減圧機構
    とを備え、
    前記ロータは、
    前記ロータの回転軸に対して周方向に並べられた、処理対象物を受け取る複数のバケットと、
    前記複数のバケットの内部に通じる開口に設けられるフィルタ
    とを備えており、
    前記回転軸の周りに、脱水ゾーンと、前記脱水ゾーンに対して前記ロータの回転方向に位置する排出ゾーンとが定められ、
    前記フィルタは、前記処理対象物に接触される接触面と前記接触面と反対の反対面とを有し、
    前記減圧機構は、前記ロータの回転に同期して、前記複数のバケットのうち前記脱水ゾーンに位置するバケットに設けられた前記フィルタの前記反対面を減圧し、前記複数のバケットのうち、前記排出ゾーンに位置するバケットに設けられた前記フィルタの前記反対面は減圧されないように構成された
    脱水装置。
  2. 請求項1に記載の脱水装置であって、
    前記ロータは、
    前記バケットを支持し、前記開口が設けられた中空の吸水箱と、
    前記バケットのそれぞれに対して前記吸水箱の内部に前記開口に接続するように設けられた吸水管
    とを備え、
    前記減圧機構は、
    前記吸水管に摺動するように設けられたスライドバルブと、
    前記吸水箱の内部を減圧するポンプ
    とを備え、
    前記スライドバルブは、前記複数のバケットのうち前記脱水ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管の内部と前記吸水箱の内部を連通させる貫通穴を有し、且つ、前記複数のバケットのうち前記排出ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管の内部の空間を、前記吸水箱の内部の空間から分離するように構成されている
    脱水装置。
  3. 請求項2に記載の脱水装置であって、
    更に、前記複数のバケットのうち前記排出ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管に圧縮空気を供給する圧縮空気供給手段を具備する
    脱水装置。
  4. 請求項3に記載の脱水装置であって、
    前記スライドバルブは、前記複数のバケットのうち前記排出ゾーンに位置するバケットに対して設けられた前記吸水管に連通する圧縮空気通路を有し、
    前記圧縮空気供給手段は、
    前記圧縮空気通路に連通する逆洗管と、
    前記逆洗管と前記圧縮空気通路と前記吸水管とを介して前記フィルタの前記反対面に前記圧縮空気を供給する空気圧縮機
    とを備える
    脱水装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の脱水装置であって、
    更に、前記複数のバケットのうち前記排出ゾーンに位置するバケットに洗浄水を噴射する洗浄ノズルを具備する
    脱水装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の脱水装置であって、
    前記回転軸の周りには、更に、前記処理対象物を前記複数のバケットに順次に導入する導入ゾーンが定められ、
    前記脱水ゾーンは、前記導入ゾーンに対して前記ロータの回転方向に位置しており、
    前記減圧機構は、前記複数のバケットのうち前記導入ゾーンに位置するバケットに設けられた前記フィルタの前記反対面を減圧するように構成された
    脱水装置。
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