JP4596917B2 - 引込み可能ガード付き外科用メス - Google Patents

引込み可能ガード付き外科用メス Download PDF

Info

Publication number
JP4596917B2
JP4596917B2 JP2004536664A JP2004536664A JP4596917B2 JP 4596917 B2 JP4596917 B2 JP 4596917B2 JP 2004536664 A JP2004536664 A JP 2004536664A JP 2004536664 A JP2004536664 A JP 2004536664A JP 4596917 B2 JP4596917 B2 JP 4596917B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guard
blade
handle
assembly
surgical scalpel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004536664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005538781A (ja
Inventor
ブルース・リー・キーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Occupational and Medical Innovations Pty Ltd
Original Assignee
Occupational and Medical Innovations Pty Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from AU2002951534A external-priority patent/AU2002951534A0/en
Priority claimed from AU2003903812A external-priority patent/AU2003903812A0/en
Application filed by Occupational and Medical Innovations Pty Ltd filed Critical Occupational and Medical Innovations Pty Ltd
Publication of JP2005538781A publication Critical patent/JP2005538781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4596917B2 publication Critical patent/JP4596917B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3209Incision instruments
    • A61B17/3211Surgical scalpels, knives; Accessories therefor
    • A61B17/3213Surgical scalpels, knives; Accessories therefor with detachable blades
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3209Incision instruments
    • A61B17/3211Surgical scalpels, knives; Accessories therefor
    • A61B2017/32113Surgical scalpels, knives; Accessories therefor with extendable or retractable guard or blade

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は引込み可能ガード付きの外科用メスに対して鋭利な先端による怪我の発生率を減すための各種の改良に関する。
本発明は外科用メスに関連して記述されるが、本発明が安全な取り扱い手順を要する如何なる他の切断用具をもカバーするように広く解釈され得ることは評価されるべきである。
市販使用中の外科用メスまたは外科用ナイフはハンドルと廃棄可能な刃を備えている。この刃はハンドルから取り外されかつ特別な容器内に投棄することにより廃棄され、その後は鋭利な先端による怪我が減少するように取り扱われ得る。
鋭利な先端による怪我は身体の皮膚または他の部分へ貫通することが理論的に予見可能な物品の切断または貫通を意味し、結果として職業的に血液および他の潜在的に感染性の材料に晒されることを含む晒し事故を来す。明らかに、これは外科用メスおよび他のタイプの外科用ナイフを保護する。
廃棄可能な刃を有する市場で入手できる外科用メスは一般に再使用可能なハンドルを備えている。ハンドルは加圧滅菌により殺菌されて再使用されることができ、かつこれらのハンドルは通常金属で形成されている。
外科用の刃は保護箔内に包装されている。この箔は注意深く開かれて刃が露出される。この刃はそれから親指と別の指の間に保持されかつハンドル上のフィンガーの突起に対して注意深く装着される。外科手術が終わると、刃は手でハンドルから取り外されかつ鋭利先端集積容器内に入れられるか、または刃付きのハンドルが刃を取り外す容器内に挿入される。
ハンドルに対する刃の取り付けは危険な手続でありかつ鋭利先端による怪我が容易に起こり得ることは分かるであろう。もし刃が手動で取り外されると、これも鋭利先端による怪我をもたらし、これは刃が汚染されるよりもより危険である。
外科用使用中に、外科用メスはうっかり外科医の指、または看護婦や他の外科教室内の補助者の指を切断し得る。その上、作業職員は外科用メスが職員間で手渡される時偶然に切断され得る。
外科用メスの取り扱い中における偶然の先端による怪我を部分的に和らげるために、引込み可能な刃ガードを備えることが知られている。この刃ガードはハンドルに装着され、かつ伸長して刃ガード位置および引っ込められた刃露出位置の間で手動で押され得る。
このように、外科用メスハンドルに装着された刃ガードは知られている。
これらの刃ガードは幾つかの欠点を備えている。第1に、ハンドルの一部であるために、もしハンドルが再使用されるのであれば、ハンドルは使用後に血および組織から完全に浄化されなければならない。刃ガードは組織、固化血液、および同種のものを刃ガード内の各種の凹所およびキャビテイー内に捕獲しかつ保持し得るので、ハンドルを装着されている刃ガードと共に再使用できるようにするために刃ガードの完全にしみのない清浄さを保証することは極めて困難である。ハンドルを何回も再使用できるようにするためには、刃ガードは極めて強壮でなければならずかつこれはガードの製造を極めて複雑にし、非常に嵩張り、高価なものにする。
この構造の第2の欠点は刃ガードがハンドルに対する無菌の刃の最初の装着を保護し得ないことである。即ち、刃ガードが一杯に引っ込められてその上に刃の装着される突起またはフィンガーを露出させなければならない。刃は通常の方法で装着されなければならず、そこでは第1に保護箔から取り外し、それから人手でハンドルに取り付けなければならない。このように、現存する刃ガードでは刃の最初の装着に起因する鋭利突起による怪我を減少させまたは除去することができない。その上、これらのガードはハンドルからの刃の外れを保護しない。
我々の以前の国際出願WO 01/05312は引込み可能なガード付きの外科用メスを記述した。その器具は上述の多くの欠点を克服した。
しかしながら、ハンドルに対する刃の装着には特にもし刃を装着する人が不注意または非常な新人であると鋭利な先端による怪我の危険がある。
より大きい刃およびハンドルであると、より大きいガード内の可撓性により引っ込められた時ガードがハンドルを飛び出させる可能性があった。
またガードを引き戻し過ぎかつガードをハンドル外へ引く可能性があった。
ガードが刃を露出するために引っ込められかつ刃をカバーするために伸長される時、不充分な引っ込みおよび伸長の可能性があり、これは刃の一部が露出し〔不充分な伸長で〕または刃の切断エッジの一部のみが露出し〔不充分な引っ込み〕の原因となっていた。またガードが使用中に不用意に動く可能性があった。このように可視チェックが必要であった。しかしながらもし一杯に引っ込められた位置および一杯に伸長した位置が不断の可視チェックを行うことなく、かつ/またはもしそれらの位置が所定位置で軽く“ロック”されれば有効である。
本発明は引込み可能ガード付きの外科用メスに関する改良、および特に以前の我々の国際特許出願内に記述された器具に関する改良を指向している。
本発明は刃ガードに対して装着された刃を含むガードアセンブリーの改良を指向している。このアセンブリーは無菌の箔(従来型刃と同様に)内に包装され得る。このアセンブリーは刃が人を切断する危険を伴うことなく箔から取り外されかつ安全に取り扱われ、かつこのアセンブリーは刃ガードを所定位置に保持した状態で外科用メスハンドルに対して装着可能である。このアセンブリーが外科用メスハンドルに装着された時、刃ガードは刃を一杯にまたは部分的に露出させるように引っ込められ得る。外科処置が終了した時、刃ガードは刃上に押し戻されかつ刃および刃ガードは安全な廃棄のためにハンドルから取り除かれ得る。この構造において、ガードは使用後に刃と共に処分されるのでハンドルそれ自体は刃ガードを保持しない。
この構造によると、刃をハンドルに装着する時の鋭利先端による怪我の発生率が低減される。しかも、ハンドルはガードを保持せず、これはハンドルが再使用のためにより容易に浄化されかつ殺菌され得ることを意味している。刃が取り外される時ガードは刃と共にあり得るから、ハンドルから刃を取り外す時に鋭利先端による怪我の発生率を低減する。
一つの形態において、本発明はハンドルに対する刃アセンブリーの取り付け方法を改良する手段に存する。
この形態において、本発明は刃アセンブリー上への取り外し可能なタブの装着を包含しており、このタブは刃がハンドルに装着された後にかつガードを引っ込めることにより刃を露出する前に取り外され得る。
このようにして、本発明の一つの形態は、フィンガー形の刃キャリヤーを有するタイプのハンドルへの装着のために適用される安全外科用メス刃アセンブリーであって、このアセンブリーが、従来製造品であり得る外科用メス刃と、少なくとも概ね刃のカッテイングエッジだけ延びるガードと、を有し、外科用メス刃は、刃がハンドル上の刃キャリヤーに対して装着されることを許容するメス刃スロットを備え、ガードは、アセンブリーがハンドルに装着される時に刃をガードに対してロックし、かつ、刃がハンドル上の刃キャリヤーに対して装着される時に刃をガードから解放する、装着手段と、人により掴まれ得る部分を有するガード上の取り外し可能なタブと、を備えている、アセンブリーを包含している。
好適には、取外し可能タブは頭部および尾部を備えている。頭部は好適には刃アセンブリーの前方へ延びている。尾部は好適にはガード内にあるガードスロット内に少なくとも部分的に延びている。
好適には、取外し可能タブは少なくとも一つの壊し得る部分を介してガードに対して装着されている。好適には、複数の壊し得る部分が設けられている。これらの壊し得る部分は好ましくは取外し可能タブの尾部上にある。
好適には、この壊し得る部分は第1の壊し得る部分(第1ネック)および第2の壊し得る部分(第2ネック)を包含している。第1の壊し得る部分は取外し可能タブの頭部により近くかつ第2の壊し得る部分よりもより容易に壊れ得る。このようにして、第1の壊し得る部分は直ちに壊すために掴まれる。第2の壊し得る部分は壊すのがより困難でありかつ確実に壊すためには刃の下側に対して捩り動作および梃子動作の双方を要して、これにより安全タブの頭部は刃の露出部から充分離された位置へ動かされ手による操作が安全になる。
このようにタブの機能は当初はガードの引っ込みと刃の露出を阻止し、その後にタブが取り除かれ、その後にガードは引っ込められかつ刃は露出され得る。このようにしてタブは刃の不用意なまたは不充分な露出を阻止することにより発明に改良を提供する。
取外し可能なタブの頭部は人により掴まれるかまたは堅い面に対して置かれかつ押され、双方の選択はタブが取り外されことを許容しかつガードが刃による切断の率を減した状態でハンドルへ装着されることを許容する。
本発明の別の形態は引込み可能なガード付きの外科用メスの改良にあり、ガードは刃アセンブリーを備え、刃アセンブリーが刃およびガードを包含し、改良はガードがハンドルに対するリフト能力低減手段を包含している。
この改良は以前の器具および特により大きいハンドルおよび比較的に大きいガードを包含している以前の器具の欠点を克服する。上記欠点はガードが可撓性を備えかつハンドルから不用意に取り外され、これにより鋭利先端による危険状態があった。
一つの形態において、この手段はガードに噛合するハンドル上の噛合手段を包含し得る。この噛合手段はハンドル中の伸長リブまたはレール、およびガード中の対応する受入溝または受入スロット(またはその逆)を包含することができ、従ってガードは前方位置および引っ込められた位置の間でスライドすることができるが、受入溝または受入スロット内でリブまたはレールの噛合によりリフトされないように保持される。勿論、ガードがハンドルに対してリフトされるのを阻止する他の手段も予見される。

ガードが不注意により除去されるのを阻止するための別の手段はガードが引っ込められ過ぎてこれによりガードがハンドルとの噛合から押し出される可能性の生ずることを阻止する手段を包含し得る。
一つの形態において、この手段はガードの引っ込み過ぎを阻止する安全キャッチのような噛合手段を包含し得る。この安全キャッチはガード上の好ましくはガードの前方部分上に備えられる。この安全キャッチは杭または同タイプ部材を包含している。
引込み可能ガード付きの外科用メスに対する別の改良はガードを伸長位置および引っ込められた位置へ積極的に位置決めする手段を包含している。この手段はガードが伸長位置および引っ込められた位置内にある時少なくとも一つの凹部に解放可能に噛合し得る少なくとも一つの突起を包含している。この構造はガードが伸長位置または引っ込められた位置に来た時可聴“クリック”が聞こえ、または触覚反応が感じられるようなものであり得る。
各改良において、外科用メスアセンブリーは我々の以前の国際特許出願内に記述されたタイプのものでよくかつ外科用メス刃、少なくとも約刃のカッテイングエッジだけ延びているガード、および刃をガードに対して解放可能に装着する解放可能アタッチメントを包含している外科用メス刃アセンブリーを包含し、上記アタッチメント手段はロック位置と自由位置の間で操作可能であり、ロック位置では刃はカッテイングエッジがガードにより保護されるように刃がガードに対して保持され、かつ自由位置では刃はガードの外へスライド可能である。
より特定な形態において、フィンガー形の刃キャリヤーを有するタイプのハンドルへ装着され得る安全外科用メス刃アセンブリーであって、このアセンブリーが従来型製造のものでよくかつハンドル上の刃キャリヤーに対して刃の装着を許容するスロットおよびガードを包含し、このガードは少なくとも概ね刃のカッテイングエッジだけ延び、ガードはアセンブリーがハンドルに装着される時に刃をガードに対してロックし、これにより刃が人を切断することを阻止するが、刃がハンドル上の刃キャリヤーに対して装着される時に刃をガードから解放する。
別の形態において、本発明は外科用メス刃アセンブリーおよびハンドルを包含している外科用メスの改良にあり、外科用メス刃アセンブリーは:外科用メス刃、少なくとも約刃のカッテイングエッジだけ延びるガード、および刃をガードに対して取り外し可能に装着するための取り外し可能アタッテイメント手段を備え、上記アタッテイメント手段はロック位置と自由位置の間で動作可能であり、上記ロック位置では刃はカッテイングエッジがガードにより保護されるようにガードに対して保持され、上記自由位置では刃がガードの外にスライド可能であり、上記ハンドルは:
刃に対して取り外し可能にロック可能な部分を備え、上記ハンドルは更にガイド手段を備えこれはハンドルが刃に対して装着された時にガードに噛合してガードがハンドル上のガイド手段に沿いスライドすることを許容し、そのスライドは刃のカッテイングエッジの少なくとも一部が露出している引っ込められた位置と、刃のカッテイングエッジが保護されている伸長位置との間で行われ、
上記外科用メスは更にハンドルが刃に対して装着された時に上記アタッテイメント手段をその自由位置へ動かす手段、および少なくとも上述の改良の一つを備えている。
外科用メス刃アセンブリーは刃ガードに対して当初装着された外科用メス刃を備えている。このアセンブリーは無菌箔内に包装されかつ上記箔は刃および刃ガードを安全に取り外すために解放され得る。このアセンブリーは外科用メスハンドルに対して装着され、その後に上記ガードは外科用メス刃を露出するために引っ込められ得る。
外科用メス刃は遂行されるべき外科処置による各種タイプであり得る。刃が伸長形でありかつ前方カッテイングエッジを有することは通例である。刃本体はそれに沿って延びる伸長スロットを備えておりかつそのスロットはハンドル上の突起またはフィンガーに対する刃の装着を許容する。この配列は完全に従来型である。本発明は外科用器具をカバーするように構想されており、その器具は刃以外にハンドルに対して装着されかつ安全な操作手順を要するものである。
ガードは鋭利先端による怪我を保護するために少なくとも刃のカッテイングエッジだけは延びている。ガードはプラスチック材料から形成され得るが他の材料も構想されている。刃アセンブリーは使用後に処分されるので、ガードが極めて安価な材料で作られることが好ましいが、使用に適しておりかつ無菌化され得るものである。
ガードは実質的に刃周りに延びてシュラウドまたはスリーブを形成し得る。ガードの前端部(これは刃の前部が着座する場所である)は開放しまたはガードからの刃の突出を許容する通路を備えなければならない。ハンドルに対する刃/ガードアセンブリーの装着を容易にするため、ガードは開口またはスロットを設けてガードが所定位置に有る間ハンドルが刃に対して装着されることを許容し、かつ刃がハンドルに対して装着された時にはガードが刃から引っ込められることを許容している。
このアセンブリーは取り外し可能なアタッチメント手段を備えている。この取り外し可能なアタッチメント手段は当初ガードに対して刃を装着するように機能して、刃/ガードアセンブリーがその保護包装から取り出された時、刃が不注意にガードから落下しまたはカッテイングエッジを露出しないように構成されている。このアタッチメント手段は刃が廃棄のために取り外された時刃をガード内に保持するように機能する。一つの形態において、これはガード上の突起またはボタンにより達成されることができ、これは刃本体内のスロット内に突出する(スロットはハンドルが刃に装着される位置にある)。
突起またはボタンは、従って刃が不用意にガード外へスライドしてカッテイングエッジが出ることを阻止している。
もし所望されるならば、ガードは更なる突起、またはフィンを備えることができ、これは刃内のスロット内へ突出しかつ刃がガード内で“がたつく”ことを阻止するように機能する。
取り外し可能アタッチメント手段は僅かに内側で付勢されて刃をガードの壁に対して押し、刃がガード内でがたついたり望まれていない動きをすることを阻止している。
刃アセンブリーは外科用メスまたはナイフハンドルに対して装着され得る。このナイフハンドルは前方突起またはフィンガーを備え、この突起はそれが刃内のスロットに対して取り外し可能にロックされることを許容する輪郭を備え得る。この構造は当業界で知られている。ハンドルはハンドルが刃に装着された時刃をガードから解放するための手段を備え得る。一つの形態において、ハンドル上の突起またはフィンガーはそれを刃に装着した時、それが刃をガードから解放し、これにより刃を露出するように刃の引っ込みを許容する輪郭を備え得る。
ハンドルはガードと噛合してガードが引っ込められた位置および伸長位置の間でのスライドを許容するガイド手段を備えている。このガイド手段はガイドがハンドル内部でスライドする凹部であり得る。
ガードは刃から引っ込められて刃の各種長さを露出させ得る。例えば、刃の各種長さを露出させるためにガードが各種の引っ込められた位置に解放可能にロックされまたは保持されることを許容する手段が備えられている。これは刃の切り込み深さの調整を許容し、かつまた刃の必要量のみが露出して刃の残部がガードにより保護されることを保証し、その目的は事故による怪我を更に最小化することである。
図1および図7において、そこには公知の2個の外科用メスのバージョン(版)が図示されており、それらは3個の主構成要素、即ち外科用メス刃10、刃ガード11,および外科用メスハンドル12で構成されている。刃10は従来型でありかつ市場で広く入手可能である。この刃はステンレス鋼で形成され、前方カッテイングエッジを備え、かつ伸長輪郭スロット13を備え、これも完全に従来型である。ハンドル12は前方へ延びている突起またはフィンガー14を備え、これは反対側凹部または溝15(一つの溝のみが図示されている)を備えている。刃10はフィンガー14に対してスロット13の内縁が溝15に沿い摺動して装着されている。これも当業界においては従来型である。
図1はガード11を図示しており、これは刃が装着された時刃10のカッテイングエッジをカバーしまたは保護するように機能する。これは、刃10がガード11の所定位置に装着され、その際、刃がフィンガー14に装着される時人の手がカッテイングエッジに接触するステージがないようにされている。
図2および図8は外科用メス刃アセンブリーの2バージョン(版)を図示しており、これらは刃10および今やガード11内に完全に収容されている刃10付きのガード11で構成されている。図2および図8内のガード11は図1および図7内のガード11と同じであるが、例外として図2および図8は図1および図7のガードの反対側である。
ガード11は比較的安価なプラスチック材料でかつ好ましくは透明または半透明の材料で形成されており、従ってガードを通して刃を見得る。このガードは実質的に刃を包囲して鞘またはスリーブを形成する。ガードの前部16は開放しているのでガードは刃10を露出するために引っ込められ得る。ガード11の一側壁は伸長スロット17を備え、そのスロットは側壁に沿いガードの前部16から後壁18へずっと延びている。スロット17の機能は刃10がフィンガー14へ装着される時ガードの引っ込みを干渉しないことである。
ガード11は解放可能装着手段を備えており、この手段は刃/ガードアセンブリーが外科用メスハンドル12に対して装着される前に刃10をガード11内に(図2および図8参照)保持するように機能する。図2の実施例においては、解放可能装着手段は突起またはボタン19の形をしており、これは図5C内にも示されている。ボタン19はフラットフィンガー20(図1参照)の一端に着座している。フィンガー20はガード11の残部と一体に形成されておりかつそのフィンガー状特性のせいで押し込まれ得る。
保護用隆起壁21はフィンガー20周りに延びているがフィンガー20は壁21に固着されてはおらず、このことはフィンガー20が壁21の囲い内で枢動しまたは押し下げられ得ることを意味している。壁21はやや小さいフィンガーを意図していない動きまたは障害に対して保護する内部領域として機能する。
図7および図8の実施例においては、隆起壁は存在しない。突起50(図12も参照)はフィンガー20から突出している傾斜壁51を備えている。
使用中には、図2および図8内に図示されている外科用メス刃アセンブリーは組み合わされかつ最近の外科用メス刃と同様な方法で箔パッケージ内に置かれ得る。このアセンブリーは箔パッケージから取り出されかつ図2および図8からボタン19、50が刃をガード11内に保持しかつ従ってアセンブリーはガード11により取り上げられることができ、これは刃が突き怪我を殆どまたは全く起こさないことを意味している。
アセンブリーはそれからフィンガー14上に配置されて刃をフィンガー14に対して取り付けるためにフィンガー14がスロット13内に通される。フィンガー14はそれがスロット13内に突出する時、それがフィンガー20の弾力に抗してボタン19、50をも押し出すように輪郭が定められている。これは次には刃10をそのハウジング11から解放する。刃10がフィンガー14に対して装着されている限り、フィンガー14の輪郭はボタン19、50をスロット13外に保持するので、ボタン19、50が刃と再係合することが阻止される。刃およびガードのアセンブリーが取り除かれると同時に、ガードはまず前方位置へ押され、そこで刃をカバーし、それから刃はフィンガー14から切り離される。これが起こるとすぐに、ボタン19、50は解放されかつフィンガー20の付勢で再びスロット13内に入り、再び刃をガード内に保持する。刃とガードのアセンブリーは鋭利物貯蔵所内に安全に廃棄されて突き怪我を殆どまたは全く起こさない。
フィンガー20はボタン19、50をスロット13内に押すように付勢されている。図2において、ボタン19はより大きい肩部22(より詳細には図5Bおよび5C内に図示されている)から突出している。肩部22はスロット13を通過するには大きすぎるが、その代わりに刃の側部に衝合している。フィンガー20の付勢動作で、肩部22は刃をガード11の側壁に対して穏やかに押す機能を果たし、かつ刃のガタ付きまたは意図していない動きを阻止する。ボタン19の位置は、刃10がガード11(図2参照)内にある時、ボタンがスロット13の後部近傍を占めるように定められている。これは刃がガードの外に更に伸長することを阻止している。
刃の他方向の動きは阻止されており、これはガード11の後端18が前部16が有するような開口を備えていないからである。このようにして、刃10はハウジング11内に基本的に捕獲され、これはアセンブリーがフィンガー14に装着され、フィンガーが次にボタン19をスロット13との噛合外へ押す時まで継続する。図8、12および13において、ボタン50は対向肩部52を備え、この肩部は図2内における肩部22と同じ機能を果たす。
ハンドル12は案内手段23を備え、この案内手段は実施例においては、ハンドル12の前部上かつフィンガー直後の凹部24の形態である。この凹部は充分に長く、従ってガード11は刃10を一杯に露出させるように引き戻され得る。この一杯に引っ込められた刃露出位置は図3および図9内に図示されている。ハンドル12内に案内手段の一部を形成している凹部24はガード11の形を受け入れるように形成されている。
凹部24は対向する側壁25を備え、これらの側壁はガード11の対向側壁26を案内する。
ガード11は各側壁26から突出した多数の小さい突起またはボタン27を備え、かつ凹部24の側壁25は対応する凹部28を備えている。ボタン27および凹部28の機能はガード11が凹部24に沿い引っ込められかつ対向したボタン27の対が対向した凹部28の対内にカチンと嵌入する予め定められた位置に解放可能にロックされることを許容している。この解放可能なロック配列により外科医の親指はガードをスライドしてガードの案内手段との噛合を解除することができる。しかしながら、外科医の親指がガード11上にない時は、ガードは所定位置に充分に保持されてガードが不用意に緩むことが阻止される。この配列の利点は、もし切断刃の小部分のみが所望されると、ガードは部分的に引っ込められた位置にクリックされ、これにより刃の切断エッジの残部を突き怪我に対して保護する。このガードは切断刃の或る長さのみを露出させることにより切り込み深さの計測手段を提供し得る。
このガードは親指係合突起30を備え、外科医はガードを突起30により掴みかつ単一動作でガードを伸長させまたは引っ込め得る。隆起壁21は外科医の親指が不用意にフィンガー20を押すことを阻止する。
図5A−5Cおよび図11−13はガードの変形例を示している。
これらの変形例において、ガードは追加のフィン31を備え、このフィンは刃10のスロット13内に着座しかつ刃の中心を保持するように機能する。フィン31はまたフィンガー20に対して装着されて、刃が外科用メスハンドルに装着された時通路外へ押し出される。
図6Aおよび6Bは刃ガード35を図示しており、このガードは射出成形されかつヒンジライン38で連結された2個の半体36、37で構成されている。このガードは図6A内に図示されているような平坦輪郭に鋳造されている。刃39(図6B参照)は一方の半体37上に配置されかつ他方の半体36はヒンジライン38を介して第1の半体37を覆うように曲げられている。両半体は一方の半体上の突起40が他方の半体上の凹部41内へ係合することによりスナップロックされる。
図8−15において、そこには上述の公知タイプの外科用メス刃に対する第1の改良が図示されている。この第1の改良は鋭利な先端による怪我の発生を減したハンドルへの刃アセンブリーの取付け方法の改良を目指している。この特定の実施例において、改良は取り外し可能なタブ60を包含し、このタブは頭部61および尾部62を包含している。頭部61は平坦部材を包含し、この平坦部材は人の指の間で掴まれることができ、または堅い面に対して押しつけ得る。部分62は頭部61と一体に形成され、かつガード11内のスロット17を少なくとも部分的に満たすように配置されている。
尾部62はガード11の残部に対して複数の離脱部分により取り付けられている。この特定な実施例においては、2セットの離脱部分が用意されており、これらは第1の離脱可能部分(第1ネック63)、および第2離脱可能部分(第2ネック64)を包含している。各離脱可能部分は引きちぎられ得る1対の薄い部分を包含している。
図12において、第1ネック63は非常に薄い部分を包含しており、その薄い部分はすぐに壊され得る。第2ネック64は容易には壊し得ないより厚い部分を包含している。このようにして、頭部61の当初の引き上げがネック63を壊して頭部61がガード11の残部から極めて容易に離脱されることを許容している。その後に、タブは捻られかつ刃10の下側に対して強く引かれてネック63の離脱を許容し、これによりタブのガード11からの完全な除去が許容される。これはタブ頭部61が刃の露出線より充分下方へ動き手による安全操作が許容されることを保証する。タブを更に後方へ引くとガード11が引っ込められて刃10が露出する。このようにして、安全タブが除去されるとガードがまず引っ込められ得る。
図15はタブ60がガード11から完全に除去されかつ刃10を非常に安全に露出させるように如何にガード11が部分的に引っ込められているかを示している。
外科用メスに対する別の改良が図16−21内に図示されている。簡単に言うと、この改良はガードがハンドル外へリフトすることを阻止している。この改良はガードに対する修正とハンドルに対する修正を要する。図16−21において、そこには修正されたハンドル65が図示されている。ハンドル65は凹部66を備えている。この凹部は側壁67を備えている。側壁67は長手リブ68を備えており、このリブは図19の断面図内に最も良く図示されている。ガード69は上述のガードと同様であるが、例外はガード69の一つの縁壁70が長手凹部71を備え、この凹部は図18の断面図に最も良く図示されている。このようにして、ガード69は凹部71内に捕獲されたリブ68を有することにより凹部66内に強固に保持されている。これはガード69が不用意にハンドル65の凹部66の外へ出されないことを意味している。
図22−25はガードがハンドルから外れることを防止する別の方法を図示している。この改良もガードおよびハンドルに対して修正が必要である。ガード72(図23参照)は安全キャッチの形をした係合手段を備えており、このキャッチはガード72が後方へ引っ込められすぎてハンドル73内の凹部74から外へ引っ込められ得ることを防止している。特に、ガード72の前部は図24内に最も良く図示されている杭75を備えている。杭75はガード72と一体に形成されかつガード72の前端部から直角に突出して杭75が(使用中に)ハンドル73を指向するように構成されている。杭75はガード72が一杯に引っ込められた時にハンドル73内に形成されている停止部76に衝合する。このようにして、ガード72は引っ込められ過ぎることがなく、これは杭75がその発生を防ぐからである。
図26−29は別の改良を図示しており、この改良はガードが前方位置および引っ込み位置にある時にガードに積極的な仮ロックを提供する。この実施例においては、前方位置および引っ込み位置で可聴“クリック”を提供する構造であるため外科医はガードが一杯に引っ込められているかまたは伸長しているかについてのより大きい確信が得られる。
実施例においては、これは少なくとも1個の突起を備えることにより達成され、この突起はガードが前方位置および引っ込み位置にある時少なくとも1個の凹部に解放可能に係合し得る。特に、突起(ロック用隆起80)がハンドル81に設けられかつ凹部(位置決め用孔82がガード83上に設けられている。傾斜部84が外科用メスの前方部分近傍に設けられていてガードが引っ込められる時にガードをロック用隆起80外へ引き上げる。同様に、傾斜部85が設けられていてガードが伸長する時にガードをロック用隆起80外へ引き上げる。
図30および31において、そこには外科用メスの変形例が図示されている。この外科用メスはハンドル90を備え、このハンドルは前方へ突出したフィンガーまたは鼻部分91を含み、この鼻部分に外科用メス刃が装着されている。外科用メス刃92はガード93により保護されており、このガードは実質的には上述の通りである。外科用メス刃92およびガード93は前方へ突出したフィンガー91に対して上述の方法で装着されている。この特定版はガード93に一杯に引っ込めかつ一杯に伸長してかつ可聴の“クリック”をガードが一杯に引っ込められた位置および伸長した位置にある時提供する。これは外科医にガードを可聴クリックが聞こえるまで引っ込めることを許容する。ガードが引っ込められた位置で“クリック”されると後述する理由によりガードが不用意に前方位置へ動かされることが無くなる。
ガード93は透明なプラスチック材料で作られておりかつ僅かに突出したボタンまたは突起95を含み、これは図30内に図示されている。ボタンまたは突起はガード93と一体に形成されておりかつ筒状であり、約1mmの直径を備えかつ(刃92から)約1mmだけ突出している。
ガード93はまた後ボタン96を備えており、これは前ボタン95と同様なサイズと形を持ち、後ボタン96は図31内に図示されている。
ハンドル90はプラスチック材料で形成されておりかつ凹部97を含み、刃92を露出するためにガード93が引っ込められた時にガード93を収容するように機能する。凹部97は後孔98および前孔99(双方共図31内に図示されている)を備えている。各孔98、99はそれぞれ前ボタン95および後ボタン96を収容するように設計されている。特に、後孔98は後ボタン96を収容しかつ前孔99は前ボタン95を収容する。ボタンが孔に重なると、ボタンは孔内に圧入されて可聴の“クリック”音を出す。特に、刃92を露出するためにガード93が引っ込められると、一杯に引っ込められた位置で、前ボタン95は前孔99へ嵌入し、同時に後ボタン96は後孔98へ嵌入する。
刃92を露出させるためにガード93が引っ込められると、前ボタン95は或る段階においてハンドル90の前壁部分102に衝合する(図30参照)。この段階において、ガードは刃92を露出させるために充分に引っ込められている。外科医はこのような方法でガードを引っ込め、および所望されていない時には刃を保護するためにガードを刃92の前方上方へ容易に押す操作を選択可能である。しかしながら、この引っ込められた位置の時、外科医はガードを大量に引き、これで前ボタン95を前壁部分102上に乗り上げて前孔99と係合させ得る。この一杯に引っ込められた位置において、ガードは容易には(従って不用意には)刃保護位置へ動かされない。
凹部97は中央伸長リブ100を含みかつガード93の後部はガードがリブ100に沿いスライドできるようにチャンネルを備えている。凹部97の側壁101もガードを円滑な引っ込み方向へ案内する。
図30ないし図37は保護された外科用メス刃のハンドルへの装着および取り外しを図示している。図32において、刃92はハンドル上に装着されており、これは上述のようにハンドルチップ(フィンガー)91を刃スロット内に挿入することにより行われる。この配列はハンドル上を引き戻され、この引き戻しはこの配列がハンドル上を充分な量だけ引き戻されて可聴クリックが聞こえるまで行われる。この段階において、刃はまだ露出されていない。安全タブ61(図33および34参照)は後方へ曲げられかつ引きちぎられる。この安全タブが除去された時のみにガード69は後方へ引かれて(図35参照)刃92が露出される。典型的には、刃を装着する人は“効き”手および“非効き”手を備えている。ガードは当初は双方の手を使用してハンドルに装着される(図32参照)。効き手はハンドルを持ちかつ非効き手は切り傷を防止するために刃の近傍から取り除かれなければならない。安全タブ61は非効き手がガードを操作することを防止するために非効き手でタブを掴みかつタブを除去するように設計されており、かつ非効き手がタブ61が除去される時(図34参照)に非効き手を下方へ動かすことにより非効き手が刃から離れて動かされるように構成されている。ガード69は可聴“クリック”が聞こえるまで後方へ引かれることができ、そのクリックはガードが一杯に引かれて刃が露出することを意味している。ガードは刃92をカバーするために前方へ押されることができ(図36参照)かつこのことは特に外科用メスが一人の人から別の人に回される時に繰り返される。刃およびガードの廃棄のためには、ガードは前方へ押されかつハンドルから刃を除去するように緩やかにすくい出される。ガードを含む刃(ガードによりカバーされ従って鋭利な怪我が阻止されている刃)は鋭利物コンテナー110(図37参照)内へ廃棄される。
記述された実施例に対して請求された発明の精神および範囲から離れることなく各種の他の変更および修正がなされ得ることが評価されるべきである。
本発明の実施例が以下の図面に関連して記述されるであろう。
外科用メス刃、刃ガードおよび外科用メスハンドルを示している公知の外科用メスの展開図である。 ガード内に最初から収容されている刃付きの公知の外科用メス刃アセンブリーを示している。 刃を露出させる引っ込み位置のガード付きハンドルに対して装着された公知の刃を示している。 図1内に図示された公知の刃ガードの拡大図である。 代わりの実施例による公知の刃ガードの頂面図である。 代わりの実施例による公知の刃ガードの底面図である。 代わりの実施例による公知の刃ガードの断面図である。 公知の刃ガードを図示している。 公知の刃ガードを図示している。 第2実施例による公知のガードを図示している。 第2実施例による公知のガードを図示している。 第2実施例による公知のガードを図示している。 第2実施例による公知のガードを図示している。 第2実施例による公知のガードを図示している。 第2実施例による公知のガードを図示している。 第2実施例による公知のガードを図示している。 改良を包含している安全タブを示しかつ装着されている刃アセンブリーを有する外科用メスを図示している。 より詳細な安全タブを図示している。 図8の外科用メスの頂面を図示している。 図8の外科用メスの側面を図示している。 ガードから取り外された安全タブを図示している。 ガードから取り外された安全タブを図示している。 ガードから取り外された安全タブを有する外科用メスを図示している。 完全に取り外された安全タブを図示している。 更なる改良を図示しており、その改良はガードがハンドル内の凹部外へ浮き出ることを阻止する係合手段付きのハンドルを包含している。 ガードが装着されている図16のハンドルを図示している。 ガードの断面図である。 ハンドルの凹入領域内のハンドルの断面図である。 この改良によるガードの前面図である。 図20のガードの後面図である。 更なる改良によるガードの引っ込み過ぎを防止するための係合手段を示している外科用メスの前部を図示している。 外科用メスの次にガードを置いた図22の外科用メスを図示している。 図23の外科用メスの拡大図である。 ガードを含む外科用メスの側面図である。 別の改良による外科用メスの前部断面図で、その改良はガードが前位置および後位置で“クリック”することが意図されている。 図26の外科用メスの頂面図である。 図26の外科用メスの側面図である。 図26の外科用メスの斜視図である。 ハンドルに装着された変形ガードを図示している。 図30のガードを他側から見た図面である。 外科用メスハンドルに対する引っ込み得るガードアセンブリーの取付けおよび取外しを図示している。 外科用メスハンドルに対する引っ込み得るガードアセンブリーの取付けおよび取外しを図示している。 外科用メスハンドルに対する引っ込み得るガードアセンブリーの取付けおよび取外しを図示している。 外科用メスハンドルに対する引っ込み得るガードアセンブリーの取付けおよび取外しを図示している。 外科用メスハンドルに対する引っ込み得るガードアセンブリーの取付けおよび取外しを図示している。 外科用メスハンドルに対する引っ込み得るガードアセンブリーの取付けおよび取外しを図示している。

Claims (10)

  1. フィンガー形の刃キャリヤーを有するタイプのハンドルへの装着のために適用される安全外科用メス刃アセンブリーであって、
    このアセンブリーが、従来製造品であり得る外科用メス刃と、少なくとも概ね刃のカッテイングエッジだけ延びるガードと、を有し、
    外科用メス刃は、刃がハンドル上の刃キャリヤーに対して装着されることを許容するメス刃スロットを備え、
    ガードは、アセンブリーがハンドルに装着される時に刃をガードに対してロックし、かつ、刃がハンドル上の刃キャリヤーに対して装着される時に刃をガードから解放する、装着手段と、人により掴まれ得る部分を有するガード上の取り外し可能なタブと、を備えており、
    取外し可能タブは頭部および尾部を備え、頭部は刃アセンブリーの前方へ延び、かつ尾部はガード内にあるガードスロット内に少なくとも部分的に延びている、アセンブリー。
  2. 取外し可能タブは少なくとも一つの壊し得る部分を介してガードに対して装着されている、請求項1に記載のアセンブリー。
  3. 壊し得る部分は第1の壊し得る部分(第1ネック)および第2の壊し得る部分(第2ネック)を包含している、請求項2に記載のアセンブリー。
  4. 第1の壊し得る部分は取外し可能タブの頭部により近くかつ第2の壊し得る部分よりもより容易に壊れる、請求項3に記載のアセンブリー。
  5. ードがハンドルから持ち上がる能力を減すためのアンチリフト手段を包含している、請求項1に記載のアセンブリー。
  6. アンチリフト手段がガードに噛合するハンドル上の噛合手段を包含している、請求項5に記載のアセンブリー。
  7. 噛合手段がハンドル中の伸長リブまたはレール、およびガード中の対応する受入溝または受入スロット(またはその反対)を包含してガードが前方および引っ込められた位置の間でスライド可能であるが受入溝または受入スロット内のリブまたはレールとの噛合により持ち上げられないように保持されている、請求項6に記載のアセンブリー。
  8. ガードの過剰な引っ込みを阻止するための安全キャッチを包含し、安全キャッチはガードの前方部分に位置しておりかつ突起を包含している、請求項1に記載のアセンブリー。
  9. ガードを伸長位置および引っ込められた位置に積極的に配置するための位置決め手段を包含している、請求項1に記載のアセンブリー。
  10. 位置決め手段が少なくとも一つの突起を包含し、この突起はガードがその伸長位置および引っ込められた位置にある時に少なくとも一つの凹部に取外し可能に噛合する少なくとも一つの突起を包含している、請求項9に記載のアセンブリー。
JP2004536664A 2002-09-20 2003-09-10 引込み可能ガード付き外科用メス Expired - Fee Related JP4596917B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2002951534A AU2002951534A0 (en) 2002-09-20 2002-09-20 Improvements to a surgical scalpel with retractable guard
AU2003903812A AU2003903812A0 (en) 2003-07-22 2003-07-22 Further improvements to a surgical scalpel with retractable guard
PCT/AU2003/001187 WO2004026151A1 (en) 2002-09-20 2003-09-10 Surgical scalpel with retractable guard

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009268956A Division JP2010110630A (ja) 2002-09-20 2009-11-26 引込み可能ガード付き外科用メス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005538781A JP2005538781A (ja) 2005-12-22
JP4596917B2 true JP4596917B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=32031296

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004536664A Expired - Fee Related JP4596917B2 (ja) 2002-09-20 2003-09-10 引込み可能ガード付き外科用メス
JP2009268956A Pending JP2010110630A (ja) 2002-09-20 2009-11-26 引込み可能ガード付き外科用メス

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009268956A Pending JP2010110630A (ja) 2002-09-20 2009-11-26 引込み可能ガード付き外科用メス

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7857824B2 (ja)
EP (1) EP1539001A1 (ja)
JP (2) JP4596917B2 (ja)
CN (1) CN100506174C (ja)
BR (1) BR0314456A (ja)
CA (1) CA2499661C (ja)
NZ (1) NZ538442A (ja)
WO (1) WO2004026151A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080051813A1 (en) * 2004-09-13 2008-02-28 University Of Massachusetts Adapter Sleeve
US8409231B2 (en) * 2004-09-13 2013-04-02 University Of Massachusetts Scalpel handle
CN102247635B (zh) 2004-10-14 2012-11-21 米德兰医药设备控股公司 具有可缩回针头的安全医用注射器
US8015712B2 (en) * 2004-10-29 2011-09-13 Medipurpose Pte Ltd Safety scalpel
US7846135B2 (en) * 2006-02-24 2010-12-07 Midland Medical Holding LLC Retractable needle syringe with needle trap
US8959778B2 (en) * 2007-04-26 2015-02-24 Poly Medicure Limited Surgical safety scalpel
US8852221B2 (en) * 2008-06-11 2014-10-07 Medtronic Ps Medical, Inc. Surgical cutting instrument with near-perimeter interlocking coupling arrangement
US8920424B2 (en) * 2008-06-11 2014-12-30 Medtronic Ps Medical, Inc. Micro-saw blade for bone-cutting surgical saws
US8205340B2 (en) * 2008-07-26 2012-06-26 Georgene Austria Safety scalpel with blade retention
US8256331B2 (en) 2008-11-20 2012-09-04 Alcon Research, Ltd. Guarded surgical knife handle
US8256330B2 (en) 2008-11-20 2012-09-04 Alcon Research, Ltd. Guarded surgical knife handle
US8181352B1 (en) * 2008-12-03 2012-05-22 Shackelford Sr Howard L Scalpel with removable blade assembly
EP2434967B1 (en) * 2009-05-26 2014-07-16 Southmedic Incorporated Blade unit for surgical scalpel
WO2011108099A1 (ja) 2010-03-04 2011-09-09 フェザー安全剃刀株式会社 刃物
WO2012002910A1 (en) * 2010-06-28 2012-01-05 Medipurpose Pte Ltd Safety scalpel
US20120245610A1 (en) * 2011-03-24 2012-09-27 Southmedic Inc. Retractable and removable blade unit for a scalpel
CN103608152B (zh) * 2011-09-02 2015-09-02 羽毛安全剃刀株式会社 刀具
WO2013041982A2 (en) * 2011-09-23 2013-03-28 Trevor John Milton Scalpel blade safety accessory
US20130245655A1 (en) 2012-03-09 2013-09-19 Sudha S. Mahurkar Concealed blade scalpel
US9622773B2 (en) 2012-03-19 2017-04-18 Aspen Surgical Products, Inc. Side activated safety scalpel for left and right hand users with blade removal system
US9763693B2 (en) 2012-04-26 2017-09-19 Scalpel Innovation, Inc. Safety scalpel
USD755969S1 (en) * 2012-09-24 2016-05-10 Scalpal Llc Scalpel tip
EP2777510A1 (en) * 2013-03-14 2014-09-17 Tracto LLC Surgical retractor support system
EP2915495B1 (en) * 2014-03-07 2016-10-05 Aspen Surgical Products, Inc. Scalpel handle sheath with blade remover
CN103892889B (zh) * 2014-04-08 2019-01-18 楚天高 一种便于切开挛缩的筋膜、肌外膜、肌束膜或者肌内膜的手术器械
US20160095614A1 (en) 2014-10-03 2016-04-07 Aspen Surgical Products, Inc. Sharps blade applicator and storage device
US10123815B2 (en) 2015-02-13 2018-11-13 Precision Engineered Products, Llc Surgical knife
US10092314B2 (en) * 2015-02-27 2018-10-09 Medipurpose Pte Ltd Safety scalpel with replaceable blade cartridge
US20180242996A1 (en) * 2015-03-17 2018-08-30 Joseph L. HUTCHISON Disposable surgical swing scalpel with reusable scissor action handle
USD813390S1 (en) 2016-01-15 2018-03-20 Aspen Surgical Products, Inc. Surgical scalpel blade attachment
US20170265882A1 (en) 2016-03-21 2017-09-21 Aspen Surgical Products, Inc. Safety scalpel handle
US10716592B2 (en) 2017-09-05 2020-07-21 Aspen Surgical Products Inc. Scalpel blade loader
GB2575073B (en) * 2018-06-27 2021-01-13 The Safety Knife Co Ltd Knife
USD925738S1 (en) * 2018-07-25 2021-07-20 Progressive Medical, Inc. Surgical blade
US12076024B2 (en) 2021-07-08 2024-09-03 Mako Surgical Corp. Rotatable blade guard for surgical saw

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3905101A (en) * 1974-04-19 1975-09-16 Becton Dickinson Co Disposable surgical scalpel
SE7808672L (sv) 1978-08-16 1980-02-17 Nordisk Kartor Ab Forfaringssett vid tillverkning av spik
JPS5548439U (ja) * 1978-09-25 1980-03-29
JPS5811336Y2 (ja) * 1979-04-18 1983-03-03 茂治 山尾 ナイフ
JPS6083583U (ja) * 1983-11-16 1985-06-10 株式会社長谷川刃物製作所 有底収納部を設けた横止式収納具
US5250063A (en) * 1992-01-24 1993-10-05 Leonard Bloom Surgical scalpel with retractable guard
US5919201A (en) * 1993-12-08 1999-07-06 Becton, Dickinson And Company Surgical scalpel
WO1997018764A1 (en) * 1995-11-21 1997-05-29 Harwill Industries (Pty.) Limited Disposable scalpel
US5813121A (en) * 1996-06-17 1998-09-29 Allway Tools, Inc. Automatically retractable utility knife
US5868771A (en) * 1997-07-25 1999-02-09 Pabban Development, Inc. Scalpel blade cover
AU712212B3 (en) * 1999-07-15 1999-10-28 Occupational & Medical Innovations Ltd A surgical scalpel with retractable guard
GB0008409D0 (en) * 2000-04-05 2000-05-24 Maersk Medical Limited Surgical scalpel

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005538781A (ja) 2005-12-22
US7857824B2 (en) 2010-12-28
NZ538442A (en) 2006-10-27
CA2499661A1 (en) 2004-04-01
CA2499661C (en) 2012-03-06
JP2010110630A (ja) 2010-05-20
CN1681442A (zh) 2005-10-12
CN100506174C (zh) 2009-07-01
BR0314456A (pt) 2005-07-26
WO2004026151A1 (en) 2004-04-01
EP1539001A1 (en) 2005-06-15
US20060100650A1 (en) 2006-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4596917B2 (ja) 引込み可能ガード付き外科用メス
EP1194073B1 (en) A surgical scalpel with retractable guard
US6022364A (en) Disposable surgical safety scalpel
US5868771A (en) Scalpel blade cover
US8875405B2 (en) Micro surgical knife with safety feature
US5792162A (en) Guarded surgical scalpel with scalpel blade remover
JP3066829B2 (ja) 外科用メス
CA2167120C (en) Guarded surgical scalper with scalpel blade remover
EP0734231B1 (en) Surgical scalpel
US20120083816A1 (en) Blade unit for surgical scalpel
EP2374436A1 (en) Micro surgical knife with safety feature
US6589258B2 (en) Disposable surgical safety scalpel
AU2003258377B2 (en) Surgical scalpel with retractable guard
US8596453B2 (en) Scalpel blade remover and sharps container
ZA200502249B (en) Surgical scalpel with retractable guard
EP2838449B1 (en) Micro surgical knife with safety feature

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090825

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090901

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090925

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091026

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees