JP4594801B2 - ポーリング方法、オペレーションシステムのポーリング制御プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
ポーリング方法、オペレーションシステムのポーリング制御プログラム、及び記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4594801B2 JP4594801B2 JP2005164623A JP2005164623A JP4594801B2 JP 4594801 B2 JP4594801 B2 JP 4594801B2 JP 2005164623 A JP2005164623 A JP 2005164623A JP 2005164623 A JP2005164623 A JP 2005164623A JP 4594801 B2 JP4594801 B2 JP 4594801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- command
- transmission
- subscriber station
- subscriber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
図7において、無線通信システムは、一つの基地局10と、N個の加入者局#1〜#N、と、保守監視局20と、保守監視局20内に設置されているオペレーションシステム(OpS)21から構成されている。ここで、オペレーションシステム(OpS)21は、基地局10と加入者局#1〜#Nとの間の通信を制御する機能(制御プログラム)を持つ。
図8は、図7に示す従来技術におけるポーリング方式によるコマンド送信とレスポンス受信の周期性を示すための説明図である。
図9は、基地局10と加入者局#1〜#Nとの間で伝送される無線フレームの構成例を示す説明図である。図9は、時分割複信方式(TDD)における無線フレームの構成例である。
下り回線領域は、下り回線ヘッダと、n個の下りスロットSL#1〜SL#nから成る下りユーザデータ領域とから構成される。下り回線ヘッダは、キャリア再生、クロック再生等のためのプリアンブル、基地局番号、コマンド領域、誤り訂正符号等から構成される。コマンド領域は加入者局番号と保守運用に関するコマンドデータから構成される。加入者局は当該加入者局番号を再生の上、自局あてのコマンドである場合、関連する処理を実行する。
保守運用種別としては認証、運用、試験、停波等に分けられ、一般的に各種別とも複数種のパケットを順次伝送することで保守運用を実現する。表1では、認証が3種類、運用が5種類、試験が2種類記載されているが、これは一例であって、種類の数は必要に応じて任意である。
図10において、加入者局は、通常、運用中の状態にある。基地局は、加入者局に対して複数種の運用中コマンドをポーリング周期毎にサイクリックに送信し、いずれのレスポンスも正常受信することにより同状態を維持する(a)。
図11に示す加入者局Aは運用状態を維持する例である。同図中、例えば「運3/運3」の意味は3番目の運用中「コマンド/レスポンス」を意味する。他の表記も同様の意味である。なお、図11において、加入者局A〜Dには、加入者局#1〜#Nのいずれか一つが対応する。
加入者局Bは、オペレーションシステム(OpS)からの試験コマンドの発生に伴い、試験中の状態に遷移後、加入者局B用保守運用領域の到来を待って、2種類の試験コマンド/レスポンス送受信を経て運用状態に復帰する例である。
加入者局Dは、オペレーションシステム(OpS)からの停波要求コマンドに伴い、加入者局D用の保守運用領域の到来を待って停波要求コマンドを送信し、停波中に状態遷移した後、2種類の認証コマンドの送受信を経て運用状態に復帰する例である。
本発明は、ユーザデータ領域を拡大して、停波要求コマンド等の非周期コマンドの送信待ち時間を改善するポーリング方法、オペレーションシステムのポーリング制御プログラム、及びオペレーションシステムのポーリング制御プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
請求項3記載のポーリング方法は、一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる基地局から各加入者局向けのコマンド送信および各加入者局から基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング方法において、基地局と各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために基地局から各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1のステップと、第1のステップにおける調整の結果、コマンドの送信周期が長くなった際に、基地局から各加入者局へ、フレームにおける基地局宛てユーザデータ伝送用のスロットの各加入者局への割当の前倒しを同報にて通知させることにより、スロットのうち先頭のスロットが割当てられていた加入者局に、フレームにおける保守運用領域のうち空きとなったコマンドに対するレスポンスの領域を用いて、基地局宛ての送信待ちにあるユーザデータを伝送させる第2のステップとを備えたことを特徴とする。
請求項6記載のオペレーションシステムのポーリング制御プログラムは、一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる基地局から各加入者局向けのコマンド送信および各加入者局から基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムにおいて、基地局と各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために基地局から各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、第1の手順における調整の結果、コマンドの送信周期が長くなった際に、基地局から各加入者局へ、フレームにおける基地局宛てユーザデータ伝送用のスロットの各加入者局への割当の前倒しを同報にて通知させることにより、スロットのうち先頭のスロットが割当てられていた加入者局に、フレームにおける保守運用領域のうち空きとなったコマンドに対するレスポンスの領域を用いて、基地局宛ての送信待ちにあるユーザデータを伝送させる第2の手順とをオペレーションシステムに実行させることを特徴とする。
請求項9記載の記憶媒体は、一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる基地局から各加入者局向けのコマンド送信および各加入者局から基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムを記憶した記憶媒体において、基地局と各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために基地局から各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、第1の手順における調整の結果、コマンドの送信周期が長くなった際に、基地局から各加入者局へ、フレームにおける基地局宛てユーザデータ伝送用のスロットの各加入者局への割当の前倒しを同報にて通知させることにより、スロットのうち先頭のスロットが割当てられていた加入者局に、フレームにおける保守運用領域のうち空きとなったコマンドに対するレスポンスの領域を用いて、基地局宛ての送信待ちにあるユーザデータを伝送させる第2の手順とをオペレーションシステムに実行させるポーリング制御プログラムを読み取り可能に格納していることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態の概要を説明するための加入者局の状態遷移図である。すなわち、定期的に発生される運用中コマンドを加入者局からのレスポンス受信の実績に見合って割り引く状態を示す図である。これらの動作は、保守監視局20内のオペレーションシステム(OpS)21内の記憶媒体に格納されたポーリング制御プログラムに基づいて実行される。
図1から明らかなように、この例では、加入者局の運用状態をM段の運用ステージS1〜SMに分類している。高位のステージに進むほど、運用中コマンドの間引きは大となる。高位のステージへの遷移は加入者局からの運用中レスポンスの連続受信実績が、ステージごとにあらかじめ設定される最大応答回数を満たした場合に行われる。最高位のステージ(同図では運用ステージSM)に遷移後はオペレーションシステム(OpS)からの非同期コマンド要求あるいは運用中レスポンス受信不可とならない限り、そのステージを維持し続ける。
また、停波中、または試験中の状態から運用中の状態に復帰する場合は、常に運用ステージ1に遷移し、その後高位のステージに遷移するものとしている。
図2において、運用ステージ1ではT1のポーリグ周期(基本ポーリング周期)をもって基地局は加入者局に対して運用中コマンドを送信する。運用中コマンドを受信した加入者局からの運用中レスポンス受信回数がN1回を満たした場合、ステージS2に遷移する。これより運用ステージS1での継続時間はTl×N1となる。ここで、T1はポーリングの基本周期であり、(無線フレーム長)×(加入者局数)である。
図3(c)は運用中コマンドテーブルの例である。認証、試験、停波要求に関しても、同様のポーリングスケジュールテーブルが準備される。
また図3(a)の基本ポーリング周期到来数は、基本ポーリング周期の到来数を計数し運用中コマンドを送信する周期にあるか否かを判定するためのものである。この値が図3(b)の運用ステージテーブル内に示すポーリング周期係数と一致する場合、次回コマンドの送信が行われ、基本ポーリング周期到来数は再度1から計数される。また、基本ポーリング周期到来数がポーリング周期係数に満たない場合、コマンド送信は保留される。
図3(a)のうち、加入者局#2は運用ステージ3の状態にあり、次回送信コマンド番号は5であるが、基本ポーリング周期到来数(3)が図3(b)内のポーリング周期係数(4)に満たないため、コマンド/レスポンスの送受信は保留となり保守運用領域は空きとなる。そのため、図3(d)の送信待ちユーザデータテーブル(下り)および図3(e)の上りスロット割当テーブルを参照してその空き領域にユーザデータを挿入する。簡単のためコマンド/レスポンスのデータ長は、ユーザデータ下り/上りパケット長と同一と仮定する。
図4のステップ101において、対象とする加入者局の状態をポーリング状態テーブルから把握する。
ステップ106において、ポーリング運用テーブルから基本ポーリング周期到来数を把握する。
ステップ107において、ポーリング周期係数が基本ポーリング周期到来数よりも大きいか否かを判定する。NOと判定された場合にはステップ108に進み、YESと判定された場合にはステップ118に進む。
続いて、ステップ109では、次回送信コマンドをコマンド領域で送信する。
続いて、ステップ110では、ステップ109で送信したコマンドに対するレスポンスがあるか否かを判定する。レスポンスがある場合にはステップ111に進み、レスポンスがない場合にはステップ114に進む。
ステップ114に進んだ場合には現状ステージを維持し、ステップ115でポーリング状態テーブルを更新する。
ステップ107においてYESと判定されステップ118に進んだ場合、ステップ118においてコマンドの送信が留保される。
続いて、ステップ119において、ポーリング状態テーブル(基本ポーリング到来数)を更新する。
ステップ117、113、115、121の各処理の後、次加入者局処理に進む。
図5は、ある1つの加入者局との間のコマンド/レスポンスに着目した場合の、ポーリング状態テーブル内における基本ポーリング周期係数と連続応答実績の変化の状態を示す図である。
図5において、運用ステージS2は、基本ポーリング(ポーリング周期係数=2)の連続応答実績が10回を超えたとき、ステージS3に遷移する状態を示している。
図5において、図最下部に示す運用ステージS1は、基本ポーリング(ポーリング周期係数=1)の連続応答実績が10回を超えたとき、再び、ステージS2に遷移する状態を示している。
その後、通常は図4で説明したように、保守運用領域へのユーザデータ割当というフロー(ステップ120、121)に進む。しかし、ステップ130の判定において、オペレーションシステム(OpS)からの非同期コマンド(停波要求/認証/試験)の送信要求キューが存在(例えば、N個)する場合には、ステップ120に進むことなく、ステップ131に進む。
また、ステップ132において、当該加入者局に関わるポーリング状態テーブルの内容更新を行う。
ステップ133において、(N−1)個となった送信待ちの非同期コマンドキューは、次回以降の空き保守運用領域を待って送信される。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、保守運用をポーリング方式で実現するシステムにおいて、無線フレーム内に固定的に保守運用領域を設けても、ユーザデータ領域が不要に制限されることがない。これにより、高トラヒック時には待ちとなるパケットを減少させることができ、これに伴い遅延時間が減少する。これは特にVoIPやテレビ電話等リアルタイム性を要求されるアプリケーションにおいては品質向上に役立つ。
20 保守監視局
21 オペレーションシステム(OpS)
101〜121、130〜133 ステップ
#1〜#N 加入者局
SL#1〜SL#N スロット
Claims (9)
- 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング方法において、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1のステップと、
前記第1のステップにおける調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドの領域を用いて、前記加入者局宛ての送信待ちにあるユーザデータを前記基地局から伝送させる第2のステップと
を備えたことを特徴とするポーリング方法。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング方法において、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1のステップと、
前記第1のステップにおける調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドの領域を用いて、前記基地局から前記各加入者局へ非周期的に発行する保守運用コマンドが送信待ちの状態にある場合には前記保守運用コマンドを、前記保守運用コマンドが送信待ちの状態にない場合には前記加入者局宛ての送信待ちにあるユーザデータを、前記基地局から伝送させる第2のステップと
を備えたことを特徴とするポーリング方法。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング方法において、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1のステップと、
前記第1のステップにおける調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記基地局から前記各加入者局へ、前記フレームにおける前記基地局宛てユーザデータ伝送用のスロットの前記各加入者局への割当の前倒しを同報にて通知させることにより、前記スロットのうち先頭のスロットが割当てられていた加入者局に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドに対する前記レスポンスの領域を用いて、前記基地局宛ての送信待ちにあるユーザデータを伝送させる第2のステップと
を備えたことを特徴とするポーリング方法。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムにおいて、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、
前記第1の手順における調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドの領域を用いて、前記加入者局宛ての送信待ちにあるユーザデータを前記基地局から伝送させる第2の手順と
を前記オペレーションシステムに実行させることを特徴とするオペレーションシステムのポーリング制御プログラム。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムにおいて、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、
前記第1の手順における調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドの領域を用いて、前記基地局から前記各加入者局へ非周期的に発行する保守運用コマンドが送信待ちの状態にある場合には前記保守運用コマンドを、前記保守運用コマンドが送信待ちの状態にない場合には前記加入者局宛ての送信待ちにあるユーザデータを、前記基地局から伝送させる第2の手順と
を前記オペレーションシステムに実行させることを特徴とするオペレーションシステムのポーリング制御プログラム。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムにおいて、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、
前記第1の手順における調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記基地局から前記各加入者局へ、前記フレームにおける前記基地局宛てユーザデータ伝送用のスロットの前記各加入者局への割当の前倒しを同報にて通知させることにより、前記スロットのうち先頭のスロットが割当てられていた加入者局に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドに対する前記レスポンスの領域を用いて、前記基地局宛ての送信待ちにあるユーザデータを伝送させる第2の手順と
を前記オペレーションシステムに実行させることを特徴とするオペレーションシステムのポーリング制御プログラム。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムを記憶した記憶媒体において、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、
前記第1の手順における調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドの領域を用いて、前記加入者局宛ての送信待ちにあるユーザデータを前記基地局から伝送させる第2の手順と
を前記オペレーションシステムに実行させるポーリング制御プログラムを読み取り可能に格納していることを特徴とする記憶媒体。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムを記憶した記憶媒体において、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、
前記第1の手順における調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドの領域を用いて、前記基地局から前記各加入者局へ非周期的に発行する保守運用コマンドが送信待ちの状態にある場合には前記保守運用コマンドを、前記保守運用コマンドが送信待ちの状態にない場合には前記加入者局宛ての送信待ちにあるユーザデータを、前記基地局から伝送させる第2の手順と
を前記オペレーションシステムに実行させるポーリング制御プログラムを読み取り可能に格納していることを特徴とする記憶媒体。 - 一つの基地局と複数の加入者局とから構成され、固定長の各フレームにおいて固定割当されている保守運用領域を使用し、保守運用にかかる前記基地局から前記各加入者局向けのコマンド送信および前記各加入者局から前記基地局へのレスポンス送信を行う無線通信システムを制御するオペレーションシステムのポーリング制御プログラムを記憶した記憶媒体において、
前記基地局と前記各加入者局との間の回線正常性の実績に基づき、正常性確認のために前記基地局から前記各加入者局へ周期的に発行するコマンドの送信周期を調整する第1の手順と、
前記第1の手順における調整の結果、前記コマンドの送信周期が長くなった際に、前記基地局から前記各加入者局へ、前記フレームにおける前記基地局宛てユーザデータ伝送用のスロットの前記各加入者局への割当の前倒しを同報にて通知させることにより、前記スロットのうち先頭のスロットが割当てられていた加入者局に、前記フレームにおける前記保守運用領域のうち空きとなった前記コマンドに対する前記レスポンスの領域を用いて、前記基地局宛ての送信待ちにあるユーザデータを伝送させる第2の手順と
を前記オペレーションシステムに実行させるポーリング制御プログラムを読み取り可能に格納していることを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005164623A JP4594801B2 (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | ポーリング方法、オペレーションシステムのポーリング制御プログラム、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005164623A JP4594801B2 (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | ポーリング方法、オペレーションシステムのポーリング制御プログラム、及び記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006340207A JP2006340207A (ja) | 2006-12-14 |
JP4594801B2 true JP4594801B2 (ja) | 2010-12-08 |
Family
ID=37560329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005164623A Expired - Fee Related JP4594801B2 (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | ポーリング方法、オペレーションシステムのポーリング制御プログラム、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4594801B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171076A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線パケット通信システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004336419A (ja) * | 2003-05-08 | 2004-11-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | P−mpシステム、基地局、加入者局 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05122118A (ja) * | 1991-10-28 | 1993-05-18 | Nec Corp | 集中監視制御装置 |
-
2005
- 2005-06-03 JP JP2005164623A patent/JP4594801B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004336419A (ja) * | 2003-05-08 | 2004-11-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | P−mpシステム、基地局、加入者局 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006340207A (ja) | 2006-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2019134380A (ru) | Способы и системы для планирования ресурсов в телекоммуникационной системе | |
EP3582459B1 (en) | Communication system, communication device, and communication method | |
US7154876B2 (en) | Exploratory polling for periodic traffic sources | |
US8416799B2 (en) | Systems, methods and apparatuses for wireless communication | |
JP3836075B2 (ja) | 通信システムにおけるデータ処理量の増加方法 | |
KR102027047B1 (ko) | 이벤트-트리거된 전송을 위한 무선 네트워크 내의 선제적인 리소스 할당 | |
JP2007067684A (ja) | 優先的データ送信機能を有する無線lanシステム | |
CN101272231A (zh) | 管理共存分组流的方法 | |
CN102037778B (zh) | 用于改善无线网络的空间复用的技术 | |
JP2020048189A (ja) | ワイヤレスメッシュネットワークおよびデータ送信方法 | |
JP4594801B2 (ja) | ポーリング方法、オペレーションシステムのポーリング制御プログラム、及び記憶媒体 | |
JP2020136777A (ja) | 信号転送装置、信号転送方法、信号転送制御装置、信号転送制御方法および信号転送プログラム | |
Kunert et al. | Exploiting time and frequency diversity in IEEE 802.15. 4 industrial networks for enhanced reliability and throughput | |
JP5631845B2 (ja) | 無線lanアクセス制御方法および無線lanシステム | |
EP4169330A1 (en) | Reserve radio resources for planned actions | |
JP2008085794A (ja) | 無線通信装置およびその制御方法 | |
US9917752B1 (en) | Optimization of contention paramaters for quality of service of VOIP (voice over internet protocol) calls in a wireless communication network | |
KR100716170B1 (ko) | 네트워크 관리 시스템에서의 명령 재시도 장치 및 방법 | |
JP2007158504A (ja) | 無線通信装置、および、プログラム | |
US9906650B2 (en) | Voice adaptation for wireless communication | |
KR100625246B1 (ko) | 패킷 스케줄러의 주기적인 자원 할당 방법 및 그 데이터구조를 기록한 기록매체 | |
JP2007306623A (ja) | 無線基地局、移動局、無線通信システム、及び無線通信方法 | |
WO2015136599A1 (ja) | 無線通信方法及び装置及びプログラム | |
WO2011089983A1 (ja) | 通信システム及び通信方法 | |
JP5687933B2 (ja) | 通信システム、通信方法および中継基地局 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100914 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100917 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |