JP4594647B2 - 触覚呈示装置および触覚呈示制御装置 - Google Patents

触覚呈示装置および触覚呈示制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、触覚呈示装置および触覚呈示制御装置に係り、特に表形式のデータを触覚で呈示する触覚呈示装置および触覚呈示制御装置に関する。
近年、コンピュータにおいて、インターネットのWebや各種アプリケーションで表示されるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)環境で表示される情報を視覚障害者に伝えるための研究開発が行われている。また、デジタル放送などのマルチメディアの分野でも、メニュー画面等でGUI環境が利用されている。
従来、パソコン等においてHTML(Hyper Text Markup Language)で記述される表や「Excel(登録商標)」のような表計算ソフトによる表の情報を視覚障害者に伝える場合、音声によるGUI画面読み上げソフト(例えば、非特許文献1)で音声・点字に変換して出力する画面読み上げが一般的である。
音声によるGUI画面読み上げソフトの一例としては、95READER(登録商標)がある。なお、95READER(登録商標)は、1999年に98READER(登録商標)、2000年に2000Reader(登録商標)へバージョンアップしている。
画面読み上げを用いて表形式のデータを伝える第1の方法としては、表の行および列のセルの情報を時間列で順次全文を読み上げる方法がある。第2の方法としては、行および列のタイトルおよび内容を予め決められた規則の読み順に従って読み上げるように、作成者がHTML等で読み上げ文を作成する方法がある。第3の方法としては、全盲のユーザが表のセル単位で任意のセルにアクセスして内容を知るために、例えば表計算ソフトで十字キーの操作により表の行および列を順次移動して任意のセルを選択し、セルの内容を音声・点字に変換して出力する方法がある。また、第4の方法としては、触覚に対して空間的に表のセル構成を呈示し、任意のセルにアクセスして内容を知る方法がある(例えば特許文献1)。
特許文献1には、整列型の表の触覚呈示を対象として格子状のスイッチを構成し、スイッチの凹凸により情報の有無や表形式の任意のセルを選択し、セルの内容を音声・点字に変換して出力する触覚呈示制御装置および触覚呈示制御方法が記載されている。
「視覚障害者用Windows(登録商標)画面読み上げソフトウェアの開発とその評価」、渡辺,岡田、ヒューマンインタフェース 68−7 特開2002−312095号公報
例えば全盲の視覚障害者が音声や点字などの時系列な情報により、2次元で表される表形式のデータの内容を理解する為には、適切な規則で行,列および各セルの位置関係を常に知らせながらセルの内容を音声・点字に変換して出力する方法が必要である。
しかしながら、画面読み上げを用いて表形式のデータを伝える第1の方法は、単に行または列方向に順次読み上げるため、表形式のデータの内容を把握することが難しいという問題があった。第2の方法は、作成者が意図して例えばHTMLのALTタグ等で表の行および列の読み上げ順を作成しなければならないという問題があった。なお、第1及び第2の方法は、何れも表の行および列を任意に移動して任意のセルを選択する構成になっていないため、自分の意図する位置のセルの情報を得るために全文を聴かねばならず、時間を要するという問題があった。
第3の方法は、例えば表計算ソフトで十字キーの操作により表の行および列を順次移動して任意のセルを選択し、セルの内容を音声・点字に変換して出力する方法であるが、任意のセルに移動するまで十字キーを押下し続ける必要があった。また、行および列のタイトルを確認する為には、その都度、行および列のタイトルを表すセルに移動しなければならないという問題があった。
第1〜第3の方法は、何れも2次元で表される表形式のデータの内容を音声や点字などの時系列な情報で伝えるため、表全体の把握,迅速なセルへのアクセスまたは行および列のタイトルの確認の観点から表形式のデータを呈示するインターフェースとして不十分であるという問題があった。
第4の方法は、整列型の表の触覚呈示に対応可能であるが、電子番組表(EPG)等のような単位区間(時間など)の中に複数のセル(番組など)が存在したり、セルが単位区間を超えて複数の単位区間を横断したりする不規則型の表の触覚呈示に対応できていないという問題があった。なお、単位区間とは行列の基準となる単位の範囲をいう。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、不規則型の表形式のデータを触覚で呈示できる触覚呈示装置および触覚呈示制御装置を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明は、不規則型の表形式のデータを触覚で識別可能に呈示する触覚呈示装置であって、2次元配列された1つ以上の触覚刺激素子から成る触覚呈示手段と、記憶手段に記憶されている前記不規則型の表形式のデータに含まれる1つ以上のセルのうち、前記触覚提示手段で提示可能なセル数の前記セルの情報を取り出して供給する供給手段と、前記供給手段により前記セルの情報を供給され、前記触覚提示手段の前記触覚刺激素子に対応した単位区間に存在する前記セルのn個の情報を前記触覚提示手段の前記触覚刺激素子にn対1に対応させて、前記触覚刺激素子に対応するセルを抽出するセル抽出手段と、前記触覚刺激素子に対応するセルの情報に応じて、最上位以外の行の前記触覚刺激素子であって上位の触覚刺激素子に同一セルが一つだけ存在する前記触覚刺激素子が、選択不能な第1の状態となり、前記第1の状態以外の前記触覚刺激素子が、選択可能な第2の状態となるように、前記触覚刺激素子の呈示状態を生成する呈示状態生成手段と、生成した触覚刺激素子の呈示状態に応じて前記触覚呈示手段を制御し、前記不規則型の表形式のデータを出力する出力制御手段
を有することを特徴とする。
また、本発明は、2次元配列された1つ以上の触覚刺激素子を含む触覚呈示装置を制御する触覚呈示制御装置であって、記憶手段に記憶されている前記不規則型の表形式のデータに含まれる1つ以上のセルのうち、前記触覚提示手段で提示可能なセル数の前記セルの情報を取り出して供給する供給手段と、前記供給手段により前記セルの情報を供給され、前記触覚提示装置の前記触覚刺激素子に対応した単位区間に存在する前記セルのn個の情報を前記触覚提示装置の前記触覚刺激素子にn対1に対応させて、前記触覚刺激素子に対応するセルを抽出するセル抽出手段と、前記触覚刺激素子に対応するセルの情報に応じて、最上位以外の行の前記触覚刺激素子であって上位の触覚刺激素子に同一セルが一つだけ存在する前記触覚刺激素子が、選択不能な第1の状態となり、前記第1の状態以外の前記触覚刺激素子が、選択可能な第2の状態となるように、前記触覚刺激素子の呈示状態を生成する呈示状態生成手段と、生成した触覚刺激素子の呈示状態に応じて前記触覚呈示装置を制御し、前記不規則型の表形式のデータを前記触覚呈示装置に出力させる出力制御手段とを有することを特徴とする。
本発明では、不規則型の表形式のデータであっても、1つ以上のセルを触覚刺激素子に対応付け、触覚刺激素子に対応するセルに応じて触覚刺激素子の呈示状態を異ならせることにより、1つのセルの呈示範囲や単位区間に1つ以上存在するセルの有無を迅速かつ理解し易いように伝えることができる。
本発明によれば、不規則型の表形式のデータを触覚で呈示可能な触覚呈示装置および触覚呈示制御装置を提供できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
(本発明の概要)
本発明は、データ放送やWeb等の多様な情報リソースに対応し、表形式のデータを視覚障害者が理解し易いように呈示するものである。表形式のデータには、1つのセルが単位区間に対応する整列型の表形式のデータと、EPG等のように単位区間の中に複数のセルが存在したり、セルが単位区間を超えて複数の単位区間を横断したりする不規則型の表形式のデータとがある。
本発明は、2次元配列された触覚刺激素子と、音声又は点字とを併用して、迅速かつ理解し易いように、不規則型の表形式のデータを視覚障害者に伝えるものである。本発明による触覚呈示装置は、2次元配列された1つ以上の触覚刺激素子から成る触覚呈示部を有しており、表形式のデータに含まれる各セルを、触覚で認知できる凹凸,振動,表面の粗さの違い等で呈示する。なお、触覚刺激素子はスイッチ等により構成される選択機能を有する。以下、選択機能を有する触覚刺激素子を触覚キーという。
本発明による触覚呈示装置は、選択された触覚キーに相当する単位区間内に複数のセルが存在し、セルが単位区間の最終セルでない場合に、凹凸,振動の有無又は表面の粗さの違い等の刺激で呈示し、セルが単位区間の最終セルである場合に、触覚キーが選択される前と選択された後とで触覚キーの刺激を異ならせて呈示する。
また、本発明による触覚呈示装置は1つのセルが行又は列方向に単位区間を超えて複数の単位区間を横断する場合、横断する単位区間の最上位の単位区間に対応する触覚キーの刺激とその他の単位区間に対応する触覚キーの刺激とを異ならせて呈示する。
さらに、本発明による触覚呈示装置は、触覚キーが選択されたことにより触覚キーの刺激を異ならせて呈示した後に他の触覚キーが新たに選択された場合、刺激を異ならせて呈示した触覚キーの刺激を元の状態に戻す。
以上より、本発明は不規則型の表形式のデータであっても、整列型の表形式のデータを呈示する触覚呈示部を用いて、1つのセルの呈示範囲や単位区間内に1つ以上存在するセルの有無を、迅速かつ理解し易いように視覚障害者に伝えることができる。
(本発明の原理構成)
図1は、本発明の触覚呈示装置の原理構成図である。図1の触覚呈示装置は、触覚呈示部1,表形式データ入力部2,触覚キー対応表形式セル抽出部3,触覚キー呈示状態生成部4,触覚呈示出力制御部5,触覚キー選択検出部6を有するように構成される。
触覚呈示部1は、2次元配列された触覚キーから成り、表形式のデータを触覚キーの刺激により触覚で識別可能に呈示する。触覚呈示部1は、表形式のデータに含まれる各セルを、触覚で認知できる凹凸,振動の有無または表面の粗さの違い等で呈示する。また、触覚キーはスイッチ等により構成される選択機能を有する。触覚キーは、スイッチ,圧電素子,形状記憶合金等の複数の微小アクチュエータ,空気圧アクチュエータ等により構成される。
表形式データ入力部2は、入力された表形式のデータを触覚キー対応表形式セル抽出部3に供給する。触覚キー対応表形式セル抽出部3は、表形式のデータに含まれる各セルを触覚キーと対応させ、それぞれの触覚キーに対応するセルの情報を抽出して触覚キー呈示状態生成部4に供給する。
触覚キー呈示状態生成部4は、呈示可能なセル数のデータが入力されたとき,何れかの触覚キーが選択されたとき等、触覚呈示部1による表形式のデータの呈示状態を変化させる必要が生じた場合、各触覚キーに対応するセルに応じて後述するように触覚キーの凹凸等の呈示状態を生成する。触覚キー呈示状態生成部4は、生成した触覚キーの呈示状態を触覚呈示出力制御部5に通知する。
触覚呈示出力制御部5は、触覚キーの呈示状態が通知されると、その呈示状態に応じて触覚呈示部1の触覚キーを駆動制御する。触覚キー選択検出部6は、ユーザにより選択された触覚キーを検出し、その触覚キーの情報を触覚キー呈示状態生成部4に供給する。
なお、図1の触覚呈示装置は、例えば触覚呈示部1をハードウェア、表形式データ入力部2,触覚キー対応表形式セル抽出部3,触覚キー呈示状態生成部4,触覚呈示出力制御部5,触覚キー選択検出部6をソフトウェアで構成することができる。
図2は、触覚呈示装置を実現するコンピュータの一実施例の構成図である。図2の触覚呈示装置は、触覚提示部10,コンピュータ20で構成されるている。コンピュータ20は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21,表示装置22,ドライブ装置23,補助記憶装置24,メモリ装置25,演算処理装置26およびインターフェース装置27で構成される。
入力装置21はキーボードやマウスなどで構成される。表示装置22はディスプレイ装置などで構成される。インターフェース装置27は、モデム,LANカード,RS−232C,USB等で構成されており、触覚呈示部10等への接続に用いられる。
コンピュータ20の処理に係る触覚呈示制御プログラムは、例えば記録媒体30の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。触覚呈示制御プログラムを記録した記録媒体30は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体が用いられる。
触覚呈示制御プログラムは、記録媒体30からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた触覚呈示制御プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。補助記憶装置24は、必要なファイル,データ等も格納する。メモリ装置25は、補助記憶装置24から触覚呈示制御プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された触覚呈示制御プログラムに従って処理を実行する。
実施例1では、表形式のデータの一例であるEPGを視覚障害者に伝える触覚呈示装置について説明していく。図3は、EPGを視覚障害者に伝える触覚呈示装置の一例の構成図である。図3の触覚呈示装置は、触覚呈示部1,表形式データ入力部2,触覚キー対応表形式セル抽出部3,触覚キー呈示状態生成部4,触覚呈示出力制御部5,触覚キー選択検出部6,音声・点字呈示部7,EPG受信部8を有するように構成される。
図3の触覚呈示装置は、図1の触覚呈示装置に音声・点字呈示部7およびEPG受信部8を追加した構成である。なお、図1の触覚呈示装置と同様な構成の説明は省略する。音声・点字呈示部7は、ユーザにより選択された触覚キーを触覚キー選択検出部6から通知されると、その触覚キーに対応するセルの情報を音声又は点字で出力する。EPG受信部8は、データ放送等のEPGデータを受信し、そのEPGデータを表形式データ入力部2に入力する。
図4は、EPGデータの一例の構成図である。図4のEPGデータは、番組を識別する番組番号,チャンネル(CH),放送時間,開始時間,終了時間,表示時間枠を含む。EPGデータは、後述する整列型または不規則型の表形式のデータで表すことができる。
図5は、整列型の表形式のデータと、表形式のセルと、触覚キーとの対応を表した一例の模式図である。図5の表形式のデータ51は、TM1〜TMrが放送時間を表し、TV1〜TVzがチャンネルを表し、P11〜PZrが番組番号を表す。表形式のデータ51のうち点線で囲まれている番組番号P11〜P34は、触覚呈示部1で呈示可能なセル数の一例を表している。
例えば表形式データ入力部2は、入力された表形式のデータ51から触覚呈示部1で呈示可能なセル数の情報として番組番号P11〜P34の情報を触覚キー対応表形式セル抽出部3に供給する。触覚キー対応表形式セル抽出部3は、番組番号P11〜P34の情報をセルA11〜A34の情報として取り出す。
また、表形式データ入力部2は、入力された表形式のデータ51から行列のタイトルを表す情報として放送時間TM1〜TM4の情報およびチャンネルTV1〜TV3の情報を触覚キー対応表形式セル抽出部3に供給する。触覚キー対応表形式セル抽出部3は、放送時間TM1〜TM4及びチャンネルTV1〜TV3の情報をセルT1〜T4及びV1〜V3の情報として取り出す。画面イメージ52は、セルA11〜A34,T1〜T4及びV1〜V3に応じたEPG画面例を表している。
触覚キー対応表形式セル抽出部3は、セルA11〜A34の情報を触覚呈示部53の触覚キーS11〜S34に1対1に対応させ、それぞれの触覚キーS11〜S34に対応するセルA11〜A34の情報を触覚キー呈示状態生成部4に供給する。即ち、触覚呈示部53の触覚キーS22を選択すれば、その触覚キーS22に対応するセルA22の情報を特定できる。したがって、音声・点字呈示部7は、ユーザにより選択された触覚キーS22を触覚キー選択検出部6から通知されると、その触覚キーS22に対応するセルA22の情報を音声又は点字で出力できる。
また、触覚キー対応表形式セル抽出部3は、セルT1〜T4及びV1〜V3の情報を触覚呈示部53の触覚キーN1〜N4及びM1〜M3に1対1に対応させる。触覚キー対応表形式セル抽出部3は、それぞれの触覚キーN1〜N4及びM1〜M3に対応するセルT1〜T4及びV1〜V3の情報を触覚キー呈示状態生成部4に供給する。
即ち、触覚呈示部53の触覚キーN1を選択すれば、その触覚キーN1に対応するセルT1の情報を特定できる。また、触覚呈示部53の触覚キーM1を選択すれば、その触覚キーM1に対応するセルV1の情報を特定できる。したがって、音声・点字呈示部7は触覚キーN1〜N4及びM1〜M3に対応するセルT1〜T4及びV1〜V3の情報であるタイトルを音声又は点字で出力できる。
ユーザは、選択した触覚キーN1〜N4,M1〜M3及びS11〜S34の配列に基づき、番組と放送時間およびチャンネルとの対応を触覚で確認できる。例えばユーザは触覚キーS22を選択して番組番号P22の情報を確認したあと、その触覚キーS22の行および列に対応する触覚キーN2及びM2を選択して、放送時間TM2及びチャンネルTV2の情報を確認できる。
図6は、不規則型の表形式のデータにより呈示されたEPG画面例である。EPG画面では、チャンネル「BS−B」の放送時間「16時台」のように単位区間に複数の番組が含まれる場合や、チャンネル「BS−C」の放送時間「17〜18時台」のように1つの番組が単位区間を超えて複数の単位区間を横断する場合がある。
図7は、不規則型の表形式のセルと触覚キーとの対応を表した一例の模式図である。図7の画面イメージ71は、図6のEPG画面を模式的に表したものである。画面イメージ71は、入力された表形式のデータから放送時間,チャンネルおよび番組の情報をセルT1〜T4,ch1〜ch3およびA11〜A33として取り出した例である。
セルT1〜T4,ch1〜ch3およびA11〜A33の情報は、触覚呈示部72の触覚キーN1〜N4,V1〜V3およびS11〜S34とテーブル73のように対応付けられる。なお、画面イメージ71は不規則型の表形式のデータにより呈示されたEPG画面であるため、1つの触覚キーに1つ以上のセルの情報が対応付けられている。例えば図7のテーブル73では、セルA11〜A33の情報を触覚呈示部72の触覚キーS11〜S34にn対1に対応させている。
例えば触覚呈示部72の触覚キーS21を選択すれば、その触覚キーS21に対応するセルA21〜A24の情報を特定できる。また、触覚呈示部72の触覚キーS31を選択すれば、その触覚キーS31に対応するセルA31,A32の情報を特定できる。
以下、不規則型の表形式のデータにより図7のような画面イメージ71を呈示する図3の触角呈示装置の処理について説明していく。図8は、触覚呈示装置の初期の呈示処理を表すフローチャートである。ここでは、触角呈示装置の触覚キーとして、凹凸を可変できるスイッチを用いる例を説明する。
ステップSS1では、EPG受信部8が不規則型の表形式のデータであるEPGデータを受信し、そのEPGデータを表形式データ入力部2に入力する。表形式のデータが入力されると、表形式データ入力部2は触覚呈示部1で呈示可能な領域の情報としてセルA11〜A33に対応する番組の情報と、セルT1〜T4,ch1〜ch3に対応する放送時間及びチャンネルの情報とを、触覚キー対応表形式セル抽出部3に供給する。
ステップSS2に進み、触覚キー対応表形式セル抽出部3は供給された番組の情報をセルA11〜A33として取り出し、放送時間およびチャンネルの情報をセルT1〜T4およびch1〜ch3として取り出す。触覚キー対応表形式セル抽出部3は、セルT1〜T4,ch1〜ch3およびA11〜A33と、触覚キーN1〜N4,V1〜V3およびS11〜S34とをテーブル73のように対応させ、触覚キーN1〜N4,V1〜V3およびS11〜S34に対応するセルT1〜T4,ch1〜ch3およびA11〜A33の情報を抽出する。
テーブル73の場合、触覚キー対応表形式セル抽出部3は触覚キーS11〜S34に対応した単位区間に存在するセルA11〜A33を、その触覚キーS11〜S34に対応付けている。例えば触覚キーS21には、セルA21〜A24が対応付けられている。触覚キーS32には、セルA32が対応付けられている。なお、触覚キーN1〜N4,V1〜V3にはセルT1〜T4,ch1〜ch3が1対1に対応付けられている。
次に、触覚キー対応表形式セル抽出部3は、抽出したセルT1〜T4,ch1〜ch3およびA11〜A33の情報を触覚キー呈示状態生成部4に供給する。ステップSS3に進み、触覚キー呈示状態生成部4は呈示状態を生成する触覚キーSxy(x=1〜3,y=1〜4)の選択を行う。
ステップSS4に進み、触覚キー呈示状態生成部4は選択された触覚キーSxyが最上位(y=1)であるか否かを判定する。選択された触覚キーSxyが最上位であれば(SS4においてYES)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS7に進み、選択された触覚キーSxyの呈示状態を凸とする。
選択された触覚キーSxyが最上位でなければ(SS4においてNO)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS5に進む。触覚キー呈示状態生成部4は、上位の触覚キーSxy(y=y−1)に同一のセルAij(i=1〜3,j=1〜4)が1つだけ存在するか否かを判定する。
上位の触覚キーSxyに同一のセルAij以外が存在すれば(SS5においてNO)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS7に進み、選択された触覚キーSxyの呈示状態を凸とする。上位の触覚キーSxyに同一のセルAijが1つだけ存在していれば(SS5においてYES)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS6に進み、選択された触覚キーSxyの呈示状態を凹とする。
ステップSS6,7に続いてステップSS8に進み、触覚キー呈示状態生成部4は選択していない他の触覚キーSxyがあるか否かを判定する。選択していない他の触覚キーSxyがあると判定すれば(SS8においてYES)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS3に戻り処理を続ける。一方、選択していない他の触覚キーSxyがないと判定すれば(SS8においてNO)、触覚キー呈示状態生成部4は生成した触覚キーS11〜S34の呈示状態を触覚呈示出力制御部5に通知する。触覚呈示出力制御部5は触覚キーの呈示状態が通知されると、その呈示状態に応じて触覚呈示部1の触覚キーS11〜S34の凹凸を駆動制御する。
即ち、触覚呈示装置の初期の呈示処理では、触覚キー対応表形式セル抽出部3で抽出された情報に基づき、触覚キーSxyに対応した単位区間を超えて複数の単位区間を横断するセルAijが存在し、且つ、上位の触覚キーSxyに同一のセルAijが1つだけ存在している触覚キーSxyの呈示状態を凹としている。
例えばテーブル73の場合、触覚キーS32に対応した単位区間を超えて触覚キー33に対応した単位区間を横断しているセルA32が存在し、且つ、上位の触覚キーS32に触覚キーS33と同一のセルA32が1つだけ存在しているため、触覚キーS33の呈示状態は凹となる。また、触覚キーS33以外の触覚キーは凸の呈示状態となる。
従って、初期の呈示処理後の触覚キーS11〜S34の凹凸は、図9の触覚呈示部81のようになる。図9は、触覚呈示部の呈示処理動作を表した動作図である。図9の動作図では、凸の呈示状態を●、凹の呈示状態を○で表している。
図10は、任意の触覚キーが押下された場合の触覚呈示装置の呈示処理を表すフローチャートである。なお、図10のフローチャートでは触覚キーN1〜N4及びV1〜V3が押下されたときの呈示処理を省略している。触覚キーN1〜N4及びV1〜V3が押下されると、触覚呈示装置はユーザにより選択された触覚キーに対応するセルT1〜T4及びch1〜ch3の情報を音声・点字呈示部7から音声又は点字で出力する。
ステップSS10に進み、触覚キー選択検出部6は触覚キーSxyが押下されたか否かを判定する。触覚キーSxyが押下されなければ(SS10においてNO)、触覚キー選択検出部6はステップSS10の処理を繰り返す。触覚キーSxyが押下されると(SS10においてYES)、触覚キー選択検出部6はステップSS11に進む。
ステップSS11では、触覚キー選択検出部6が、押下された触覚キーSxyを検出して触覚キー呈示状態生成部4に通知する。ステップSS12に進み、触覚キー呈示状態生成部4は直前に押下されて凹の呈示状態となった触覚キーSxyがあれば凸の呈示状態に変更し、その呈示状態を触覚呈示出力制御部5に通知する。触覚呈示出力制御部5は、直前に押下されて凹の呈示状態となっている触覚キーSxyが凸となるように触覚キーSxyを駆動制御する。
ステップSS13に進み、触覚キー呈示状態生成部4は押下された触覚キーSxyに存在するセルAijの情報を抽出する。ステップSS14に進み、音声・点字呈示部7は押下された触覚キーSxyに存在するセルAijの情報を音声又は点字で出力する。押下された触覚キーSxyに複数のセルAijが存在している場合、音声・点字呈示部7は触覚キーSxyが押下される毎に1つのセルAijを選択して、そのセルAijの情報を音声又は点字で出力する。
ステップSS16に進み、触覚キー呈示状態生成部4は押下された触覚キーSxyに選択していない他のセルAijが存在するか否かを判定する。押下された触覚キーSxyに選択していない他のセルAijが存在しなければ(SS16においてNO)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS18に進み、押下された触覚キーSxyの呈示状態を凸から凹に変更し、その呈示状態を触覚呈示出力制御部5に通知する。触覚呈示出力制御部5は触覚キーSxyが凹となるように触覚キーSxyを駆動制御した後、ステップSS10に戻る。
一方、押下された触覚キーSxyに選択していない他のセルAijが存在すれば(SS16においてYES)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS17に進み、押下された触覚キーSxyの呈示状態を凸とし、その呈示状態を触覚呈示出力制御部5に通知する。触覚呈示出力制御部5は触覚キーSxyが凸となるように触覚キーSxyを駆動制御した後、ステップSS19に進む。
ステップSS19では、触覚キー呈示状態生成部4が、押下された触覚キーSxyの下位の触覚キーSxyに同一のセルAijが存在しているか否かを判定する。押下された触覚キーSxyの下位の触覚キーSxyに同一のセルAijが存在していなければ(SS19においてNO)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS22に進む。ステップS22では、触覚キー呈示状態生成部4が、下位の触覚キーSxyの呈示状態を凸とし、その呈示状態を触覚呈示出力制御部5に通知する。触覚呈示出力制御部5は触覚キーSxyが凸となるように触覚キーSxyを駆動制御した後、ステップSS10に戻る。
一方、押下された触覚キーSxyの下位の触覚キーSxyに同一のセルAijが存在していれば(SS19においてYES)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS20に進み、下位の触覚キーSxyの呈示状態を凹とし、その呈示状態を触覚呈示出力制御部5に通知する。触覚呈示出力制御部5は、触覚キーSxyが凹となるように触覚キーSxyを駆動制御する。
ステップSS21に進み、触覚キー呈示状態生成部4は下位の触覚キーSxyが最下位(y=4)であるか否かを判定する。下位の触覚キーSxyが最下位でなければ(SS21においてNO)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS19に戻り、更に下位の触覚キーSxyについて処理を繰り返す。下位の触覚キーSxyが最下位であれば(SS21においてYES)、触覚キー呈示状態生成部4はステップSS10に戻る。
即ち、任意の触覚キーが押下された場合の触覚呈示装置の呈示処理では、触覚キー対応表形式セル抽出部3で抽出された情報に基づき、触覚キーSxyや下位の触覚キーSxyに存在するセルAijに応じて触覚キーSxyや下位の触覚キーSxyの呈示状態を決定している。
例えば触覚呈示部81の触覚キーS21が押下されると(1回目)、音声・点字呈示部7からセルA21の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS21には他のセル22〜24が存在するので、触覚キーS21の呈示状態は触覚呈示部82のように凸となる。
次に、触覚キーS21が押下されると(2回目)、音声・点字呈示部7からセルA22の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS21には他のセル23,24が存在するので、触覚キーS21の呈示状態は触覚呈示部82のように凸となる。
次に、触覚キーS21が押下されると(3回目)、音声・点字呈示部7からセルA23の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS21には他のセル24が存在するので、触覚キーS21の呈示状態は触覚呈示部82のように凸となる。
次に、触覚キーS21が押下されると(4回目)、音声・点字呈示部7からセルA24の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS21には他のセルが存在しないので、触覚キーS21の呈示状態は触覚呈示部83のように凹となる。
触覚キーS21以外の他の触覚キー(例えば触覚キーS23)が押下されると、直前に押下されて凹の呈示状態となった触覚キーS21は、触覚呈示部84のように凸の呈示状態に戻る。さらに、音声・点字呈示部7からセルA26の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS23には他のセルが存在しないので、触覚キーS23の呈示状態は触覚呈示部84のように凹となる。
触覚呈示部85の触覚キーS31が押下されると(1回目)、音声・点字呈示部7からセルA31の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS31には他のセルA32が存在するので、触覚キーS31の呈示状態が触覚呈示部86のように凸となる。さらに、触覚キーS32には触覚キーS31と同一のセルA32が存在するので、触覚キーS32の呈示状態が触覚呈示部86のように凹となる。
次に、触覚キーS31が押下されると(2回目)、音声・点字呈示部7からセルA32の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS31には他のセルが存在しないので、触覚キーS31の呈示状態は触覚呈示部87のように凹となる。
触覚キーS31以外の他の触覚キー(例えば触覚キーS13)が押下されると、直前に押下されて凹の呈示状態となった触覚キーS31,S32は、触覚呈示部88のように凸の呈示状態に戻る。さらに、音声・点字呈示部7からセルA14の情報が音声又は点字で出力される。このとき、触覚キーS13には他のセルが存在しないので、触覚キーS13の呈示状態は触覚呈示部88のように凹となる。
以上のように、本発明の触覚呈示装置では、不規則型の表形式のデータについて、各触覚キーに存在するセルの情報を抽出し、適切な規則により触覚キーの呈示状態を制御することができる。即ち、不規則型の表のタイトルを確認しながら任意の位置のセルの内容を視覚障害者等のユーザに迅速かつ理解し易いように伝えることができる。例えばユーザは触覚によりEPGの時間およびチャンネルを確認しながら、任意の番組の内容を迅速に知ることができる。
上記では、凹凸を可変できるスイッチを触覚キーの一例として説明したが、振動の有無または表面の粗さの違い等で呈示状態の違いを認知できる構成であればよい。また、EPGを不規則型の表形式のデータの一例として説明したが、Webや各種アプリケーションで表示されるGUI環境に適用することもできる。
本発明による触覚呈示装置によれば、不規則型の表形式のデータであっても、整列型の表形式のデータを呈示する触覚呈示部を用いて、1つのセルの呈示範囲や単位区間内に1つ以上存在するセルの有無をユーザに伝えることができ、ユーザが効率的に表を把握することができるため、アクセシビリティの高いインターフェースの実現が可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上記した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上記した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本発明の触覚呈示装置の原理構成図である。 触覚呈示装置を実現するコンピュータの一実施例の構成図である。 EPGを視覚障害者に伝える触覚呈示装置の一例の構成図である。 EPGデータの一例の構成図である。 整列型の表形式のデータと、表形式のセルと、触覚キーとの対応を表した一例の模式図である。 不規則型の表形式のデータにより呈示されたEPG画面例である。 不規則型の表形式のセルと触覚キーとの対応を表した一例の模式図である。 触覚呈示装置の初期の呈示処理を表すフローチャートである。 触覚呈示部の呈示処理動作を表した動作図である。 任意の触覚キーが押下された場合の触覚呈示装置の呈示処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1,10 触覚呈示部
2 表形式データ入力部
3 触覚キー対応表形式セル抽出部
4 触覚キー呈示状態生成部
5 触覚呈示出力制御部
6 触覚キー選択検出部
7 音声・点字呈示部
8 EPG受信部
20 コンピュータ
21 入力装置
22 表示装置
23 ドライブ装置
24 補助記憶装置
25 メモリ装置
26 演算処理装置
27 インターフェース装置
30 記録媒体

Claims (7)

  1. 不規則型の表形式のデータを触覚で識別可能に呈示する触覚呈示装置であって、
    2次元配列された1つ以上の触覚刺激素子から成る触覚呈示手段と、
    記憶手段に記憶されている前記不規則型の表形式のデータに含まれる1つ以上のセルのうち、前記触覚提示手段で提示可能なセル数の前記セルの情報を取り出して供給する供給手段と、
    前記供給手段により前記セルの情報を供給され、前記触覚提示手段の前記触覚刺激素子に対応した単位区間に存在する前記セルのn個の情報を前記触覚提示手段の前記触覚刺激素子にn対1に対応させて、前記触覚刺激素子に対応するセルを抽出するセル抽出手段と、
    前記触覚刺激素子に対応するセルの情報に応じて、最上位以外の行の前記触覚刺激素子であって上位の触覚刺激素子に同一セルが一つだけ存在する前記触覚刺激素子が、選択不能な第1の状態となり、前記第1の状態以外の前記触覚刺激素子が、選択可能な第2の状態となるように、前記触覚刺激素子の呈示状態を生成する呈示状態生成手段と、
    生成した触覚刺激素子の呈示状態に応じて前記触覚呈示手段を制御し、前記不規則型の表形式のデータを出力する出力制御手段
    を有することを特徴とする触覚呈示装置。
  2. ユーザにより選択された前記第2の状態の触覚刺激素子を検出する選択検出手段を更に有し、
    前記呈示状態生成手段は、前記選択検出手段により検出された前記触覚刺激素子の選択に応じて、該選択された前記触覚刺激素子に対応する前記セルを前記検出のたびに一つずつ順次選択し、そのセルが前記触覚刺激素子に対応する最後のセルであるときに、前記触覚刺激素子の呈示状態が第1の状態となるように生成することを特徴とする請求項1記載の触覚呈示装置。
  3. 前記呈示状態生成手段は、前記選択検出手段により検出された前記触覚刺激素子と同一列下位の他の触覚刺激素子が存在し、前記他の触覚刺激素子に対応するセルが前記最後のセルと同一であるときに、前記選択検出手段により検出された触覚刺激素子の呈示状態が第1の状態となるように生成することを特徴とする請求項記載の触覚呈示装置。
  4. 前記選択検出手段により検出された前記触覚刺激素子に対応する前記選択されたセルの内容を音声又は触覚で出力する出力手段を更に有することを特徴とする請求項2又は3記載の触覚呈示装置。
  5. 前記触覚刺激素子は、凹凸,振動,表面の粗さ,大小の何れか1つ以上により、前記呈示状態を異ならせることを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の触覚呈示装置。
  6. 放送又は通信を利用して受信した前記不規則型の表形式のデータを抽出するデータ抽出手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の触覚呈示装置。
  7. 2次元配列された1つ以上の触覚刺激素子を含む触覚呈示装置を制御する触覚呈示制御装置であって、
    記憶手段に記憶されている前記不規則型の表形式のデータに含まれる1つ以上のセルのうち、前記触覚提示手段で提示可能なセル数の前記セルの情報を取り出して供給する供給手段と、
    前記供給手段により前記セルの情報を供給され、前記触覚提示装置の前記触覚刺激素子に対応した単位区間に存在する前記セルのn個の情報を前記触覚提示装置の前記触覚刺激素子にn対1に対応させて、前記触覚刺激素子に対応するセルを抽出するセル抽出手段と、
    前記触覚刺激素子に対応するセルの情報に応じて、最上位以外の行の前記触覚刺激素子であって上位の触覚刺激素子に同一セルが一つだけ存在する前記触覚刺激素子が、選択不能な第1の状態となり、前記第1の状態以外の前記触覚刺激素子が、選択可能な第2の状態となるように、前記触覚刺激素子の呈示状態を生成する呈示状態生成手段と、
    生成した触覚刺激素子の呈示状態に応じて前記触覚呈示装置を制御し、前記不規則型の表形式のデータを前記触覚呈示装置に出力させる出力制御手段
    を有することを特徴とする触覚呈示制御装置。
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