JP4594604B2 - ろ材洗浄機能付ろ過装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、水中(液中)において、空気の注入を継続する作用で浮力を発生させ、空気の注入を停止する作用で浮力を消失させることにより、水中において浮上又は沈降する駆動体とこの駆動体を主駆動源又は補助駆動源に用いた水中装置に関する。
排水等のろ過装置の場合、ろ過装置内に充填されているろ材は、使用を継続することにより活性が失われることから、定期的、あるいは活性度が一定値以下となったときに洗浄を行い、活性をとり戻すことが行われる。
このような目的のために使用されるろ材の洗浄システムの例を次に示す。
特開2002−191908号公報 この公開されている濾過装置及び浄化槽は、濾過装置Rの濾過室1内に濾材受け部材2を固定し、濾材受け部材2の上方に多数の小片状の弾性濾材3からなる濾材層4を配置し、濾材層4の上方にフロート6を有する濾材押え部材5を上下動可能に設ける。濾材押え部材5に、多数の開口部53を形成し、原水中の浮遊物質を捕捉可能な程度に濾材層4を圧縮可能な重量を持たせる。濾材押え部材5の自重により濾材層4を圧縮することにより、原水の流量に左右されず、常に濾材層4が原水中の浮遊物質を捕捉可能な程度に圧縮されるので、安定して清澄な濾過水を得ることができる、と云う構成である。 特開平8−126804号公報 この公開されている長繊維濾材を用いた濾過塔は、塔本体1内の下方部に付設した濾材支持体4に束状となした多数の長繊維濾材8の下端部を固定する。当該長繊維濾材8の自由端側上部に、被処理液に対し浮上性を有するフロート9を取付ける。当該フロート9の上方部に上下動可能な濾材抑え板10を設ける、と云う構成である。
しかし、上記特許文献1の場合、濾材押え部材5を浮上させるときには、フロート6に空気を注入し、所謂浮き袋の作用で押え部材5を引き上げ、反対に槽内に沈降させるときには、押え部材5の重力であることから、この押え部材5を引き上げるためには、フロート6を大型化して浮力を大きくする必要があり、濾過槽が大型化するという問題がある。
次に、特許文献2の場合、長繊維濾材8の上端にフロート9を取り付けておき、このフロート9の作用で濾材8を直線状に伸長させ、一方この濾材8を下部に集合させるためには、別に濾材押え板10を設けており、濾材押え板10は機械的な手段で下降させる構造となっている。
このため、濾過装置が複雑化、大型化すると共に機械的な手段は故障が多く発生し、メンテナンスに手間とコストがかかると云う問題がある。
本発明の第1の目的は、空気の注入及び停止だけで水中を浮上したり、沈降したりすることができると共に小型化が可能で、故障等の発生率が低い水中駆動体を提供することである。更に第2の目的は、水中の物体を任意に操ることができる上記駆動体を用いた水中装置を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、水中駆動体において、水中におかれた浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、
前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の比重を外の水の比重よりも小に制御し、併せてこの比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の発明においては、ろ材洗浄機能付ろ過装置において、ろ過槽内にろ材を組み込み、このろ材の上方には、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を組み込み、ろ過時には、前記水中駆動体を沈降させてろ材をろ過槽内底部に集合させたのち、原水をろ過槽内に通してろ過を行い、ろ材の洗浄時には、前記駆動体を浮上させてろ材を水中で浮遊させ、その上で洗浄水又は空気をろ過槽内に注入してろ過槽内の水を攪拌し、この攪拌作用でろ材の洗浄を行い、この洗浄が終了したのちは、再び前記駆動体をろ過槽内において沈降させてろ材をろ過槽内底部に集合させたのち、ろ過を再開するように構成して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項3に記載の発明においては、水中物体の駆動装置において、水中において、上下動する物体には、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御制空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の比重を浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を取り付け、水中物体を上昇させる時には、前記駆動体に浮力を作用させてこの浮力を物体の上昇力の主力又は補助力として用い、物体を下降させる時には、前記駆動体に重力を作用させてこの重力を物体の下降力の主力又は補助力として用いるように構成して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項4に記載の発明においては、魚類養殖装置において、水中で囲繞された魚類の養殖空間内に魚網を組み込み、この魚網には、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続してこの浮力体の比重を浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を取り付け、水中の魚網を前記養殖空間内において移動させるときに、前記駆動体の浮上力及び沈降力を魚網の移動力の主力又は補助力として利用するように構成して成ることを特徴とするものである。
更に、請求項5に記載の発明においては、牡蠣、ホタテ、海草類の養殖装置において、水中に吊設された牡蠣、ホタテ、海草等の養殖棚の一部に、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の比重を浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を取り付け、前記養殖棚を引き上げるときに、前記駆動体の浮上力を主力又は補助力として利用するように構成して成ることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によると、空気の注入の継続により、浮力体を任意に浮上又は沈降させることができるため、この浮上と沈降力を水中物体の駆動源に広く利用することができると共にフロートとは浮上及び沈降の原理が違うため、制御がしやすい。
請求項2に記載の発明によると、ろ過装置において、ろ材をろ過槽内底部に捕捉して密度を高め、ろ過率の向上を図ったり、逆洗に際して、浮力体から浮上させた空気がろ過槽内に継続して噴出しているため、臭気の除去にも有効である。
請求項3〜5に記載の発明によると、浮力体の浮力あるいは沈降力を水中物体の駆動源の主力又は補助力として利用できるため、水中物体の駆動に際して、駆動装置の小型化、運転コストの低減、省力化ができる。
本実施例1は、請求項1に記載した駆動体に関するものである。
先ず、駆動体1の構成であるが、この駆動体1は、図1〜図4に示すように、内部に制御空間3を形成すると共にこの制御空間3と外とを制御孔4…で連通するように形成された浮力体2と、この浮力体2の前記制御空間3内に空気を注入する空気供給管5と、この空気供給管5に圧搾空気を供給する図外のエアーコンプレッサが主要構成要素である。
なお、本実施例1の場合、制御孔4…は、浮力体2の上面2aにおいて、なるべく広い範囲に拡散して設けることによりバブリングによる上昇流が均一に発生するように工夫している。また、浮力体2の下面2bの制御孔4は、制御空間3内の水が浮力体2の下方から流出したり、流入したりしやすくするために設けてある。
上記構成の駆動体1が水中で駆動する例をろ過槽10に組み込まれた場合を例に説明する。先ず、図2のように、水中において駆動体1が沈下し、ろ材aを押えている状態は、浮力体2の制御空間3内に制御孔4…を経由して水が流入していて、内外の水の比重がバランスし、浮力体2の重力がこの浮力体2に作用する浮力よりも大きい時である。
この沈下している状態から浮力体2を浮上させる場合には、例えばエアコンプレッサを駆動して空気供給管5から浮力体2の制御空間3内に空気を注入し、この注入を継続する。このようにして空気の注入を継続すると、浮力体2内の制御空間3内の水に空気が多量に混入され、この混入された空気は、気泡となって制御空間3内に充満し、更に逃げ場のない気泡(空気)は、制御孔4…を経由して浮力体2の外に溢出する。この溢出した気泡は、比重差で水中を上昇する。
このようにして空気の注入を継続することにより、浮力体の比重Pは、外の水の比重P1との間に大きな差P<P1が発生し、この差で浮力体2に浮力が発生し、図3に示すように水中において上昇する。
この浮力体2の上昇は、前記したP<P1が大きく原因しているが、更に、空気の注入を継続し、浮力体2の制御空間3内から、制御孔4…を経由して溢出する気泡の上昇、すなわち、バブリング作用により浮力体2の周囲に上昇水流が発生し、この上昇水流により浮力体2の上面に負圧が作用し、この負圧の作用が浮力体2に対して更なる浮上力が加わる。図4は浮力体2が水面近くまで浮上した状態である。

このようにして、浮力体2が所定の位置まで浮上したところでエアコンプレッサを停止し、空気の注入を止めると、浮力体2内の制御空間3内の水圧が浮力体2外の水圧よりも低いため、制御空間3内に制御孔4…を経由して周囲の水が急激に流入し、やがて内外の水圧がバランスする。
このようにして内外の水圧がバランスすると、浮力体2に作用する重力が浮力よりも大きくなり、図1に示すように浮力体2は水中において沈降を開始し、やがて図3に示すように最下点で止る。
勿論、浮力体2の制御空間3内に注入する空気を制御することにより、浮力体2は水中の任意の位置で止めることが可能であり、連続的な上昇、沈降の繰り返し等も制御することができる。なお、浮力体2の制御空間3内に空気を送入する手段は任意である。
以上が、駆動体1の構成と、その作用の詳細である。なお、図1〜図4において、駆動体1は、四角の枠状を呈していて、ろ過槽10内のパンチングプレート11の下面に取り付けられており、このパンチングプレート11は、四隅のガイド12により上下動がガイドされる。aはろ材である。但し、このガイド12は必ずしも必要でない。ろ材aの種類は問わない。また、パンチングプレート11は多孔板あるいはネット又は格子状であっても良い。浮力体2の制御孔4はその数、大きさ、配置あるいは孔径をアジャスト等することにより、駆動体1の作動を制御するようにしてもよい。また、バルブ等で空気の供給量を可変制御することにより、浮上速度、沈降速度、位置等を任意に引き出すことが可能である。
本実施例2は、請求項2に記載したろ材洗浄機能付ろ過装置の実施例である。
このろ過装置は、図1及び図2に示すように、ろ過槽10内の底部にろ材aを組み込み、このろ材aの上部にパンチングプレート11を配置し、このパンチングプレート11の下面に実施例1の駆動体1を取り付けた構成であって、パンチングプレート11は、四隅においてガイド12で水平に支持されている。但し、このパンチングプレート11は、必ずしもガイド12で支持されていなくても良い。
図5において、13は原水ラインであって、この原水ライン13を経由して原水ピット14a内から原水ポンプ14で汲み揚げられた原水は、ろ過槽10内に送入される。
15は空気供給管5を経由して駆動体1の浮力体2に圧搾空気を供給して浮力体2を作動させるためのコンプレッサ、16はろ過槽10の底部内に配設したノズル管17から、洗浄ポンプ18で汲み上げた洗浄水をろ過槽10内底部に供給するための洗浄水ライン、19はオーバーフロー口20からオーバーフローしたろ過槽10内の水を原水ポンプ14側に戻すためのオーバーフローライン、21はろ過槽10内から散気を行うための散気ライン、22はバルブ22a付のろ過水排水ライン、23はバルブ23a付の原水戻しラインである。
上記したろ過装置について、ろ過とろ材aの洗浄工程例を図5〜図7に基づいて詳細に説明する。
図5は、ろ過工程中の説明図であって、ろ材aはろ過槽10内においてパンチングプレート11により押さえられていて、密に集合している。この状態で原水ポンプ14で汲み上げられた原水は、原水ライン13からろ過槽10内に送入され、ろ過槽10内に満たされる。この状態で原水はその重力でろ材a内を通過し、この間にろ過され、ろ過水はバルブ22a付のライン22からろ過水ピット24内に排水される。
次に、ろ材aの洗浄工程について説明する。先ず、原水ポンプ14を止め、ろ過水排水ライン22のバルブ22aを閉じ、コンプレッサ15を駆動して空気供給管5から駆動体1の浮力体2の制御空間3内に空気を注入し、この注入を継続する。このようにすると、実施例1で説明した作用により、浮力体2は、ろ過槽10内においてパンチングプレート11と一緒に図6に示すように浮上し、やがて図7に示すようにろ過槽10内において上限に到達する。
このとき、コンプレッサ15の駆動を継続したまま駆動体1を上限に停止させておくようにしても良いし、例えば、フックを電磁力で作動させるロック手段で止め、コンプレッサ15は停止させても良い。
次に、洗浄ポンプ18を駆動して洗浄水をろ過水槽24→逆止弁16付の洗浄水ライン16→ノズル管17→ろ過槽10内と送入し、ろ過槽10内において渦流、攪拌流を発生させ、この作用でろ材aを所謂逆洗する。この逆洗により発生したろ過槽10内の汚濁水は、オーバーフロー口20からオーバーフローライン19を経由して原水ピット14aに戻される。
所定の逆洗を行い、ろ材aが活性化したところで洗浄ポンプ18を止め、更にエアコンプレッサ15を駆動していたときにはこれを止め、更にロック手段で駆動体10(パンチングプレート11)をロックしていた場合にはこのロックを解除すると、実施例1で説明した駆動体の沈降作用で駆動体10、パンチングプレート11がろ過槽10内で沈降し、浮遊中のろ材aをろ過装置10内の底部に捕捉しながら集合させ、図5の状態に戻る。ろ過工程は、この状態で再開する。
本実施例3は、請求項2に記載したろ過装置に関するもので、ろ過槽10内において、この底部と浮力体2間にひも状の接触体bを結び、図8(A)に示す状態でろ過を行い、(B)に示す状態で逆洗又は接触体bの活性化を行う実施例であって、浮力体2の作用は実施例2と同じである。
上記した実施例3において、逆洗でろ材aを活性化させているが、このような逆洗だけでなく、流動性接触材・担体の槽内での上下反転、混合などにも適用できる。
本実施例4は、浄化槽に請求項2に記載した発明を実施した例であって、図9(A)(B)に示すように、浄化槽10内のネット40に駆動体1(浮力体2)を取り付けて浄化槽10内において、実施例2と同様に流動性接触材・担体aの捕捉及び逆洗を行う例である。この実施例においては、ネット40、駆動体1はガイド12付であるが、ネット40、駆動体1はフリーで、ガイド12がなくともよい。この実施例によると、逆洗・対流・攪拌時に流動性接触材・担体aの飛散をネット40で防止できる。41は接触逆洗時に使用する散気管である。
本実施例5は、請求項3に記載した水中物体の駆動装置に関するもので、請求項(実施例1)に記載した駆動体1(浮力体2)を水門50の開閉時の駆動力の補助力に利用した例である。
図10において、50は水門であって、この水門50はハンドル51を用いた手動方式で、又はモータを用いた電動で開閉する構成である。
この水門50に、実施例1で説明した駆動体1を取り付けておき、図11に示すように、実施例1で説明した駆動体1の浮上力を水門50を開放するときの動力の補助力として利用し、手動の場合及び電動の場合の動力の軽減を図るものである。勿論、水門50を閉じるときの動力の補助に、駆動体1の沈降力を利用することも可能である。この実施例によると、大きな水圧が作用する水門あるいは大型の水門の場合に動力の軽減を図ることができる。
本実施例6は、請求項5に記載した水中物体の駆動装置に関するもので、図12に示すように、海洋牧場あるいは海洋栽培施設等において、牡蠣、ホタテ、海草類の養殖棚60、あるいは図13に示す養殖かご61の浮上用に実施例1に記載した駆動体1(浮力体2)を利用する例である。
本実施例7は、請求項4に記載した水中物体の駆動装置に関するもので、図14(A)〜(D)に示すように、養殖スペース70内に実施例1で説明した駆動体1(浮力体2)で上昇又は下降する網体71を組み込み、この網体71を養殖中はスペース70の底部(A)又は上部(C)に位置させておき、魚を捕獲するときは網体71を上昇(B)又は下降(C)させてスペース70内の容積を縮小し、捕獲を容易にした例である。この網体71の浮上又は沈降に駆動体1(浮力体2)を用いる。
本実施例8は、図15(A)に示すように、養殖をスペース80の上部に可動網81を浮上させて下部スペースを広く設定して養殖を行い、捕獲時には(B)に示すように可動網81に取り付けた駆動体1(浮力体2)を順々に制御して可動網81を順次沈下させて魚を一方に追い込み、捕獲を容易にする例である。なお、この実施例においては、可動網81を養殖スペース80の底部から上昇させるようにしても良い。
本実施例9は、図16(A)(B)に示すように、魚網90に実施例1の駆動体1(浮力体2)を適宜取り付けておき、この浮力体2の浮上又は沈降力を利用して魚網70を制御し、魚を捕獲する例である。
本発明に係る駆動体とこの駆動体をろ過槽内に組み込んだ状態の説明図。 A−A´線断面図。 駆動体からろ過槽内底部においてろ材を捕捉している状態の説明図。 駆動体を浮上してろ材を浮遊させた状態の説明図。 ろ過装置のろ材の逆洗に本発明に係る駆動体を用いた各工程の説明図。 ろ過装置のろ材の逆洗に本発明に係る駆動体を用いた各工程の説明図。 ろ過装置のろ材の逆洗に本発明に係る駆動体を用いた各工程の説明図。 実施例3の説明図。 実施例3の説明図。 実施例4の説明図。 実施例4の説明図。 水門の開閉に本発明に係る駆動体を用いた状態の説明図。 水門の開閉に本発明に係る駆動体を用いた状態の説明図。 牡蠣等の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 貝類の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 魚の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 魚の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 魚の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 魚の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 魚の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 魚の養殖装置に本発明にかかる駆動体を用いた状態の説明図。 魚の捕獲装置に本発明にかかる駆動体を用いた実施例の説明図。 魚の捕獲装置に本発明にかかる駆動体を用いた実施例の説明図。
符号の説明
1 駆動体
2 浮力体
3 制御空間
4 制御孔
5 空気供給管
10 ろ過槽
11 パンチングプレート
a ろ材
50 水門
60 養殖棚
62 養殖かご
70、80 養殖スペース
71 網体
81 可動網

Claims (5)

  1. 水中におかれた浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、
    前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の比重を外の水の比重よりも小に制御し、併せてこの比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体。
  2. ろ過槽内にろ材を組み込み、このろ材の上方には、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を組み込み、ろ過時には、前記水中駆動体を沈降させてろ材をろ過槽内底部に集合させたのち、原水をろ過槽内に通してろ過を行い、ろ材の洗浄時には、前記駆動体を浮上させてろ材を水中で浮遊させ、その上で洗浄水又は空気をろ過槽内に注入してろ過槽内の水を攪拌し、この攪拌作用でろ材の洗浄を行い、この洗浄が終了したのちは、再び前記駆動体をろ過槽内において沈降させてろ材をろ過槽内底部に集合させたのち、ろ過を再開するように構成して成るろ材洗浄機能付ろ過装置。
  3. 水中において、上下動する物体には、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の比重を浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を取り付け、水中物体を上昇させる時には、前記駆動体に浮力を作用させてこの浮力を物体の上昇力の主力又は補助力として用い、物体を下降させる時には、前記駆動体に重力を作用させてこの重力を物体の下降力の主力又は補助力として用いるように構成して成る水中物体の駆動装置。
  4. 水中で囲繞された魚類の養殖空間内に魚網を組み込み、この魚網には、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続してこの浮力体の比重を浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を取り付け、水中の魚網を前記養殖空間内において移動させるときに、前記駆動体の浮上力及び沈降力を魚網の移動力の主力又は補助力として利用するように構成して成る魚類養殖装置。
  5. 水中に吊設された牡蠣、ホタテ、海草等の養殖棚の一部に、囲繞された浮力体内に制御空間を形成すると共にこの浮力体に前記制御空間内と外とを連通する制御孔を形成したこと、前記浮力体内の制御空間には空気供給管が結ばれていて、水中にある浮力体を浮上させる場合には、前記空気供給管を経由して制御空間内に空気の注入を継続して浮力体の比重を浮力体の外の水の比重よりも小に制御し、この比重差と前記制御孔から上向きに空気が溢出するバブリングの作用により浮力体に浮力を与え、反対に、浮力体を水中で沈降させる場合には、空気供給管からの空気の注入を止めることにより、制御空間内の水圧を浮力体の外の水圧よりも小に制御し、この水圧差で浮力体の外の水を制御孔を経由して制御空間内に流入させ、内外の水圧をバランスさせて浮力体に沈降重力を作用させる制御回路を設けたこと、を特徴とする水中駆動体を取り付け、前記養殖棚を引き上げるときに、前記駆動体の浮上力を主力又は補助力として利用するように構成して成る牡蠣、ホタテ、海草類の養殖装置。
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