JP4593698B2 - Water intake equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は取水装置に関し、詳しくは、大気温度が低い場合であっても大気中の湿分から水を効率よく取り出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで種々の取水装置が開発されてきたが、例えば、海水淡水化といった目的には、古くからある蒸留法に代わって、効率の高い、逆浸透膜を利用した装置や限外濾過法を利用した装置などが開発された。なかでも、エネルギー的に有利な面が多いことから逆浸透膜を利用した装置が考えられた。しかし、逆浸透膜を利用した装置では、膜自体が高価であり、膜の寿命がそれほど長くないことと相まって装置全体のコストが高いという問題があった。しかも、膜の劣化を直接的に感知する方法がなく、生成される淡水の水質を常時検査する必要があり、維持コストも高いものであった。そこで、本発明者は高価な逆浸透膜を利用することなく、安価で簡易に真水を製造することの可能な装置を開発した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記装置は大気が低温の場合、取水効率が低下するという問題があった。つまり、大気温度は低いほど取水効率は低下し、特に、大気温度が5℃を下回る場合、著しく取水効率は低下して、使用に制限が生じるに至った。そこで本発明者は、冬季のように大気温度が低い場合にも取水効率を一定以上に維持させるため鋭意研究・努力した結果、簡単な装置を加えることにより予想外の効果を発揮し得、大気が低温である冬季においても、大気中より効率よく取水可能な装置を発明した。
【0004】
本発明は、大気が低温にも関わらず効率よく大気中から水分を取り入れることが可能な取水装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は請求項記載の発明により達成される。すなわち、本発明に係る取水措置の特徴構成は、大気取入装置と、取り入れた大気を昇温可能な加温装置と、前記大気取入装置によって取り入れられる大気圧力を低減する機構を備えると共に取り入れられた大気を冷却して湿分を取出す冷却部を内蔵した大気湿度変換機と、この大気湿度変換機によって得られる水を取出す取水口と、前記取り入れた大気中の飽和水分量を高めるように前記加温装置の加温条件を制御する制御装置と、を有することにある。このように構成されていると、冬季のように例え大気が低温にも関わらず、取り入れた大気中の飽和水分量を高めるように加温させて大気中の湿分を増大させることができ、しかも、採り入れる大気の温度を高くできるため、大気圧力を小さくする必要がない。従って、採り入れる大気量を大きくできて大量の大気の中に存在する湿分から取水が可能となるという予期せぬ効果を発揮し得、大気環境温度が高い場合よりもかえって取水効率が高まり、その結果、大気が低温にも関わらず効率よく大気中から水分を取り入れることが可能な取水装置を提供することができた。
【0006】
前記大気取入装置によって取り入れた大気を流量調節するための風量調節装置を備えることが好ましい。このようになっていると、大気取入装置に接続される大気湿度変換機が多数である場合にも、各大気湿度変換機に送給される大気風量が均一に分岐・送給されて、各大気湿度変換機での取水効率を平均的に高いものに維持できて都合がよい。
【0007】
前記風量調節装置の後送風量と前記加温装置の加温条件とを制御可能な制御装置を備えることが好ましい。このようになっていると、風量調節装置から後送される風量を適正なものとすると共に、加温装置の加温条件を適正なものとできるので、常時取水効率を高く維持できる。特に、風量調節装置から複数の分岐管などを介して後送される場合に、各分岐管内の風量を均一になって取水効率の向上に寄与できるものとなる。
【0008】
前記大気圧力を低減する機構が、50〜120メッシュの多孔質通気体であることが好ましい。このようになっていると、低コストで効果的に目的を達成できて一層好ましい。この場合、大気中の塵芥を除くこともできるので、より清浄な水が得られると共に、装置自体の耐久性も向上する。通気体の孔サイズが50メッシュ未満では、大気圧力が大きくなり、残留する湿分は少なくなり、得られる湿分も少なくなって効率的でなくなるので好ましくない。通気体の孔サイズが120メッシュを越えると、残留する湿分は多くなり、得られる湿分も多くなるが、取入れる大気量を多くすることができず、効率が低下して好ましくない。通気体の材質としては、発泡ポリウレタン製、発泡ポリプロピレン製などを使用することが耐久性においても、コスト的にも好ましい。尚、大気圧力は16kgf/cm2 以下、より好ましくは9kgf/cm2 以下に低減することが取水効率を高める上で好ましい。
【0009】
前記大気湿度変換機と取水口との間に殺菌装置を備えることが好ましい。このようになっていると、得られた水を飲料水に使用できるのみならず、精密部品の洗浄水等とくに清浄な水が要求される用途に使用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる取水装置の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、飲料水を得るための取水装置の全体構造を示す。この装置は、取り入れた大気中の湿分を取出すための大気湿度変換機1と、この大気湿度変換機1に大量の大気を取り入れるための大気取入装置たる吸引ポンプ2と、大気湿度変換機1に取り入れられた大気を冷却する冷媒を送込む冷却機構3とを備える。吸引ポンプ2には、取り入れる大気を昇温するための加温装置2aが設けられている。この加温装置2aは、電熱線などからなるヒータを内蔵していて、温度センサー(図示略)で大気の加温状態をモニターしながら、大気が一定温度以上になるように制御されている。この場合の温度制御は、制御装置Cによってなされる。加温は、例えば、冬などの寒冷期に大気が0℃近い場合に、大気を20〜50℃、より好ましくは40〜50℃に加熱することにより、大気中の飽和水分量を高めて、季節に関わらず効率よく大気中から取水を可能とするものである。従って、この加温装置を備えることにより、本実施形態の取水装置を寒冷地方でも効率的に使用することができる。しかも、取り入れられる大気が加温されているので、従来の装置に比べて取水効率が極めて高いものに実現できた。尚、前記加温装置としては赤外線輻射ヒータのような構成のものでもよい。
【0011】
吸引ポンプ2により吸引された大量の大気を一時に送給することによる弊害を緩和するため、吸引した大気を2〜4に分岐する風量調節機3に送給し、ここで複数の大気流として分岐され、幾分整流されて変動幅の少ない大気が次のフィルター4に送給される。つまり、風量調節機3の内部には、図示はしないが、風量を調節可能に開閉するダンパーが装着されていて、前記制御装置Cの指示により次のフィルター4に送給される各分岐管内の風量を均一になるように、ダンパーの開閉量を制御するようになっている。もっとも、風量調節機3は必ずしも必要ではないが、安定して大量の大気を送給し、取水効率を上げるためには、設けることが好ましい。風量調節機3によって分岐される数、分岐管のサイズ等は適宜選択することができる。
【0012】
フィルター4によって除塵された大気は、吸引ポンプ2から取り入れられた大量の大気から効率よく湿分を取出すために大気圧力を低減するための大気圧力低減機構たる多孔質通気体5に送給される。前記大気湿度変換機1は、この多孔質通気体5と、冷却機構6からの冷却部7と、冷却され凝縮された水を殺菌する殺菌装置8と、殺菌された水を採取するための取水口9と、取り入れた空気を排出する空気排出口10とから構成されている。前記多孔質通気体5は、種々の形態のものを採用できるが、大気が加温されて温風になっているので、発泡ポリウレタン製、発泡ポリプロピレン製などの通気体(50〜120メッシュ)を使用することが好ましい。尚、図中9aは水を取り出すための取水バルブである。又、冷却機構6は、一般に用いられている冷却装置をそのまま使用することができ、例えば、冷媒を圧縮する圧縮器11と、ファン14を有する凝縮器12と、減圧機構(図示せず)と冷熱を蓄熱する蓄熱槽(図示せず)等とからなっていて、冷熱を有する冷媒を、配管13を介して大気湿度変換機1の冷却部7に搬送するようになっている。これによって、取り入れられた大量の大気を効果的に凝縮して、水を得ることができるのである。尚、冷媒としては、アンモニア、フレオン、水等種々のものを使用することができる。得られた水は飲料用に供するため、更に、殺菌装置8に送られて、殺菌され取水されることとなる。もっとも、得られた水を飲料用に供するのでなければ、必ずしも殺菌装置8を設けておく必要はない。要は、目的に応じて必要設備を設ければよい。
【0013】
【実施例】
次に、上記実施形態に示す装置によって得られた実施例を、以下に示す。室温5℃で相対湿度70%の大気中において、大気吸引ポンプ(吸引能:1分当たり24m3 )で吸引した大気を加温装置によって約40℃に昇温させ、この温度に維持しつつ吸引ポンプを長時間運転した。このときの圧縮した大気圧力は9kgf/cm2 であった。その結果、平均10リットル/時の真水が得られた。この値はほぼ満足できるものであり、大気が低温である冬季あるいは寒冷地で使用する場合でも、実用に供することができる結果が得られた。
【0014】
〔別実施の形態〕
(1)上記実施形態では、制御装置Cが加温装置2aの温度制御および風量調節機3内のダンパーの開閉を制御するようになっている。更に、フィルター4に送給される各分岐管毎の大気温度を測定し、その結果に基づいて加温装置2aの温度制御を行う方式のものでもよい。このようになっていると、大気圧力低減機構5へ送る大気から一層効率のよい取水ができて好ましい。
【0015】
(2) 大気圧力を低減するための多孔質通気体4としては、ある程度の連続加温状態に耐えられるものであれば、各種エアフィルター等を用いることもできる。多孔質通気体の代わりに、大気取り入れ通路に邪魔板を多数配置するように構成してもよく、オリフィスのような構成としてもよい。要は、取り入れる大気圧力を低減するために、圧損を大きくできる構成であればよい。前記多孔質通気体が多孔質焼結材のようなものでもよい。大気圧力低減機構が、取り入れた大気をらせん管のような細長い通路を通過させた後、体積の大きな室に導入することにより大気圧力を低減させるようにしたものであってもよい。
【0016】
(3) 取り入れられた大量の大気を効果的に凝縮させるため、露結を容易にさせる触媒作用を備えた凝縮剤のようなものを添加してもよい。更に、大気を冷却して取水した後は外部に逃がす大気中の湿分をできるだけ少なくするために、出口部分の大気圧力を高めるように出口の大きさを小さく絞るようにしてもよい。
【0017】
(4) 本発明により得られた水は、飲料用水のみならず各種冷却水、洗浄水等の工業用水として使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取水装置の概略全体構成図
【符号の説明】
1 大気湿度変換機
2 大気取入装置
2a 加温装置
3 風量調節装置
5 大気圧力低減機構
7 冷却部
9 取水口
C 制御装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water intake apparatus, and more particularly to an apparatus that efficiently extracts water from moisture in the atmosphere even when the atmospheric temperature is low.
[0002]
[Prior art]
Various water intake devices have been developed so far, but for the purpose of seawater desalination, for example, instead of the old distillation method, a highly efficient device using a reverse osmosis membrane or an ultrafiltration method is used. The developed equipment has been developed. Among them, since there are many energy advantageous aspects, an apparatus using a reverse osmosis membrane was considered. However, an apparatus using a reverse osmosis membrane has a problem that the membrane itself is expensive, and the lifetime of the membrane is not so long. Moreover, there is no method for directly detecting the deterioration of the membrane, and it is necessary to constantly inspect the quality of the generated fresh water, and the maintenance cost is high. Accordingly, the present inventor has developed an apparatus that can produce fresh water easily and inexpensively without using an expensive reverse osmosis membrane.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above apparatus has a problem that the water intake efficiency is lowered when the atmosphere is low. That is, the lower the atmospheric temperature, the lower the water intake efficiency. In particular, when the atmospheric temperature is lower than 5 ° C., the water intake efficiency is remarkably reduced and the use is restricted. Therefore, as a result of diligent research and efforts to maintain the water intake efficiency above a certain level even when the atmospheric temperature is low, such as in winter, the present inventor can exert unexpected effects by adding a simple device. We have invented a device that can take water more efficiently than in the atmosphere even in winter when the temperature is low.
[0004]
An object of this invention is to provide the water intake device which can take in a water | moisture content from air | atmosphere efficiently, although air | atmosphere is low temperature.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The above object can be achieved by the invention described in the claims. That is, the characteristic configuration of the water intake measure according to the present invention includes an air intake device, a heating device capable of raising the intake air, and a mechanism for reducing the atmospheric pressure taken in by the air intake device. An atmospheric humidity converter with a built-in cooling unit that cools the collected air and takes out moisture, a water intake port for taking out water obtained by the atmospheric humidity converter , and the saturated moisture content in the introduced atmosphere is increased. And a control device for controlling a heating condition of the heating device . If it is configured in this way, the moisture in the atmosphere can be increased by heating to increase the amount of saturated moisture in the atmosphere , even though the atmosphere is low like in winter, In addition, since the temperature of the air taken in can be increased, it is not necessary to reduce the atmospheric pressure. Therefore, it is possible to achieve an unexpected effect that the amount of air taken in can be increased and water can be taken from the moisture present in a large amount of air, and the water intake efficiency is higher than when the ambient air temperature is high. In addition, it was possible to provide a water intake device that can efficiently take in moisture from the atmosphere despite the low temperature of the atmosphere.
[0006]
It is preferable to provide an air volume adjusting device for adjusting the flow rate of the air taken in by the air intake device. In this way, even when there are a large number of atmospheric humidity converters connected to the atmospheric intake device, the atmospheric air volume supplied to each atmospheric humidity converter is evenly branched and fed, Conveniently, the water intake efficiency of each atmospheric humidity converter can be kept high on average.
[0007]
It is preferable to provide a control device capable of controlling the after-air flow rate and the heating condition of the heating device. If it is in this way, while being able to make appropriate the air volume sent from an air volume adjusting device and the heating conditions of a warming device to be appropriate, always high water intake efficiency can be maintained. In particular, when the air volume adjusting device is sent later through a plurality of branch pipes, the air volume in each branch pipe is made uniform and can contribute to the improvement of water intake efficiency.
[0008]
The mechanism for reducing the atmospheric pressure is preferably a 50 to 120 mesh porous ventilation body. This is more preferable because the object can be achieved effectively at low cost. In this case, since dust in the atmosphere can be removed, cleaner water can be obtained and the durability of the apparatus itself can be improved. If the pore size of the ventilation body is less than 50 mesh, the atmospheric pressure increases, the residual moisture decreases, and the resulting moisture decreases, which is not preferable. When the pore size of the ventilation body exceeds 120 meshes, the remaining moisture increases and the resulting moisture increases, but the amount of air taken in cannot be increased, and the efficiency is lowered, which is not preferable. Use of foamed polyurethane, foamed polypropylene, or the like as the material of the ventilation body is preferable in terms of durability and cost. Incidentally, the atmospheric pressure is 16 kgf / cm 2 or less, more preferably it is reduced to less than 9 kgf / cm 2 preferably in increasing the intake efficiency.
[0009]
It is preferable that a sterilizer is provided between the atmospheric humidity converter and the water intake. In this case, the obtained water can be used not only for drinking water but also for applications requiring particularly clean water such as washing water for precision parts.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a water intake device according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows the overall structure of a water intake device for obtaining drinking water. The apparatus includes an atmospheric humidity converter 1 for taking out moisture in the taken-in air, a suction pump 2 as an atmospheric intake apparatus for taking a large amount of air into the atmospheric humidity converter 1, and an atmospheric humidity converter. 1 is provided with a cooling mechanism 3 that sends in a refrigerant that cools the air taken into the air. The suction pump 2 is provided with a
[0011]
In order to alleviate the harmful effects caused by sending a large amount of air sucked by the suction pump 2 at a time, the sucked air is sent to the air volume regulator 3 that branches into 2 to 4, where a plurality of air flows are used. The air that is branched and somewhat rectified and has a small fluctuation width is sent to the next filter 4. That is, inside the air flow adjuster 3, although not shown, a damper that opens and closes to adjust the air flow is mounted, and in each branch pipe fed to the next filter 4 according to the instruction of the control device C. The opening / closing amount of the damper is controlled so that the air volume is uniform. Of course, the air volume adjuster 3 is not necessarily required, but is preferably provided in order to stably supply a large amount of air and improve water intake efficiency. The number branched by the air flow adjuster 3, the size of the branch pipe, and the like can be appropriately selected.
[0012]
The air removed by the filter 4 is sent to the
[0013]
【Example】
Next, examples obtained by the apparatus shown in the above embodiment are shown below. In an atmosphere with a relative humidity of 70% at room temperature of 5 ° C, the air sucked with an air suction pump (suction capacity: 24 m 3 per minute) is heated to about 40 ° C by a heating device, and suctioned while maintaining this temperature. The pump was operated for a long time. The compressed atmospheric pressure at this time was 9 kgf / cm 2 . As a result, fresh water with an average of 10 liters / hour was obtained. This value is almost satisfactory, and even when used in winter or cold regions where the atmosphere is low, results have been obtained that can be put to practical use.
[0014]
[Another embodiment]
(1) In the above embodiment, the control device C controls the temperature control of the
[0015]
(2) As the porous ventilation body 4 for reducing the atmospheric pressure, various air filters can be used as long as they can withstand a certain degree of continuous heating. Instead of the porous ventilation body, a large number of baffle plates may be arranged in the air intake passage, or a configuration like an orifice may be used. In short, any structure that can increase the pressure loss in order to reduce the atmospheric pressure to be taken in may be used. The porous ventilation body may be a porous sintered material. The atmospheric pressure reduction mechanism may be configured to reduce the atmospheric pressure by passing the taken-in air through a long and narrow passage such as a spiral tube and then introducing it into a chamber having a large volume.
[0016]
(3) In order to effectively condense a large amount of the introduced air, a condensing agent having a catalytic action for facilitating condensation may be added. Further, after the air is cooled and taken in, the outlet may be reduced in size so as to increase the atmospheric pressure at the outlet portion in order to reduce the atmospheric moisture released to the outside as much as possible.
[0017]
(4) The water obtained by the present invention can be used not only for drinking water but also as industrial water such as various cooling waters and washing waters.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic overall configuration diagram of a water intake device according to the present invention.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Atmospheric humidity converter 2
Claims (2)
前記大気取入装置で取り入れた大気を、温度センサーで検知しながら20〜50℃の温度範囲になるように昇温可能なヒータで構成される加温装置と、
前記大気取入装置によって取り入れられる大気圧力を低減する機構を備えると共に取り入れられた大気を冷却して湿分を取出す冷却部を内蔵した大気湿度変換機と、
この大気湿度変換機によって得られる水を取出す取水口と、
前記取り入れた大気が20〜50℃の温度範囲になるように前記ヒータである加温装置の加温条件を制御する制御装置と、
前記大気取入装置によって取り入れた大気を流量調整するための風量調節装置を備え、当該風量調節装置に、当該大気を分岐する複数の分岐管が設けられ、
前記分岐管内の風量を調整するダンパーが当該風量調節装置内部に装着され、前記制御装置が当該ダンパーの開閉量を制御する構成である取水装置。An atmospheric intake device;
A heating device composed of a heater capable of raising the temperature so as to be in a temperature range of 20 to 50 ° C. while detecting the air taken in by the air intake device with a temperature sensor ;
An atmospheric humidity converter having a mechanism for reducing the atmospheric pressure taken in by the atmospheric intake device and incorporating a cooling unit that cools the taken-in air and takes out moisture; and
A water intake port for taking out water obtained by the atmospheric humidity converter,
A control device for controlling the heating conditions of the heating device, which is the heater, so that the taken-in air is in a temperature range of 20 to 50 ° C . ;
An air volume adjusting device for adjusting the flow rate of the air taken in by the air intake device is provided, and the air volume adjusting device is provided with a plurality of branch pipes for branching the air,
A water intake device in which a damper for adjusting the air volume in the branch pipe is mounted inside the air volume adjusting device, and the control device controls the opening / closing amount of the damper.
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