JP4592048B2 - 電子式電力量計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力使用量を測定して表示を行う電子式電力量計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力使用量を測定する測定手段と、時刻及び日時を計時する計時手段と、各種演算を行う演算手段と、操作をするための操作手段と、表示を行う表示手段とを備えた電子式電力量計は、測定手段により電力使用量を測定し、演算手段により1ヶ月間の電力使用量を積算して積算電力使用量を算出し、この積算電力使用量を1ヶ月の日数で除算して1日当たりの平均電力使用量を算出し、図3に示すように表示手段11によって表示を行っている。これによって電力使用量がはっきりと分かるので節電に心掛けることができる。しかし、事業所等で休業日がある場合は、稼働日と休業日とで電力使用量が大幅に異なるので正確な平均電力使用量が分からない。電子式電力量計は図4に示すように稼働日数を操作手段により手動で入力すると、演算手段は1ヶ月の積算電力使用量を稼働日数で除算して1ヶ月の稼働日の平均電力使用量を算出し、図5に示すように表示手段11によって表示するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
事業所は業務形態によって稼働日数が毎月異なるため、稼働日数の入力は手動で行わなければならなかった。そのため、稼働日数の入力が非常に面倒で手間がかかり、入力を怠った場合は図5に示すようにその月の稼働日の平均電力使用量が表示されなかった。また、月の途中では平均電力使用量が表示できなかった。
【0004】
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的は、毎月の稼働日の平均電力使用量が自動で表示でき、月の途中でも平均電力使用量が表示できる電子式電力量計を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、電力使用量を測定する測定手段と、時刻及び日時を計時する計時手段と、各種演算を行う演算手段と、操作をするための操作手段と、表示を行う表示手段とを備えた電子式電力量計において、操作手段により予め手動で境界値を設定し、演算手段は測定手段により測定した1日の電力使用量が境界値より大きい場合は稼働日と判断し、稼働日の電力使用量を積算して積算電力使用量を算出し、積算電力使用量を稼働日数で除算して稼働日平均電力使用量を算出し、表示手段によって表示することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
電子式電力量計は、過去のデータから稼働日の電力使用量の下限値と休業日の電力使用量の上限値の間に操作手段により予め手動で境界値を設定し、演算手段が1日の電力使用量と境界値とを比較し、電力使用量が境界値より大きい場合は稼働日と判断する。そして稼働日の電力使用量を積算して積算電力使用量を算出し、この積算電力使用量を稼働日数で除算することにより稼働日の平均電力使用量を算出し、表示手段により表示する。
【0007】
【実施例】
本発明に係る電子式電力量計の一実施例を図1及び図2の添付図面に基づいて説明する。
【0008】
電子式電力量計は節電意識の向上のために例えば事業所等に設置され、電力使用量を測定する測定手段と、時刻及び日時を計時する計時手段と、各種演算を行う演算手段と、操作をするための操作手段と、表示を行う表示手段とを備えている。
【0009】
図1は電子式電力量計の動作手順を示すフローチャートである。図2は事業所の数日間の電力使用量のグラフであり、この事業所は月曜日から金曜日までが稼働日で土曜日と日曜日が休業日である。グラフから判るように稼働日と休業日とでは電力使用量が大幅に異なっている。まず、稼働日と休業日とを区別するための境界値を設定する(ステップS1)が、この境界値は過去のデータから稼働日の電力使用量の下限値と休業日の電力使用量の上限値の間に操作手段により手動で設定する。
【0010】
次に電子式電力量計は測定手段により電力使用量を測定し(ステップS2)、計時手段により1日を計時し、演算手段により1日の電力使用量が求められる(ステップS3)。
【0011】
それから、演算手段により1日の電力使用量と境界値が比較され(ステップS4)、電力使用量が境界値より大きい場合は稼働日と判断される(ステップS5)。また、電力使用量が境界値より小さい場合は休業日と判断される(ステップS6)。
【0012】
稼働日の場合はその月の稼働日数を1日加算し(ステップS7)、更にその月の電力使用量に積算して積算電力使用量を算出する(ステップS8)。
【0013】
そして積算電力使用量を稼働日数で除算することにより稼働日の平均電力使用量が算出される(ステップ9)。平均電力使用量は月の途中でもその日までの値が表示手段により表示される。また、1ヶ月経過すると、1ヶ月間の稼働日の平均電力使用量が算出され、表示される。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように箱電力使用量を測定する測定手段と、時刻及び日時を計時する計時手段と、各種演算を行う演算手段と、操作をするための操作手段と、表示を行う表示手段とを備えた電子式電力量計において、操作手段により予め手動で境界値を設定し、演算手段は測定手段により測定した1日の電力使用量が境界値より大きい場合は稼働日と判断し、稼働日の電力使用量を積算して積算電力使用量を算出し、積算電力使用量を稼働日数で除算して稼働日平均電力使用量を算出し、表示手段によって表示することにより、毎月の稼働日の平均電力使用量が自動で表示でき、月の途中でも平均電力使用量が表示できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子式電力量計の動作を示すフローチャートである。
【図2】数日間の電力使用量の例を表すグラフである。
【図3】従来の電子式電力量計の表示例を示し、1ヶ月毎の毎日の平均電力使用量を表示している。
【図4】従来の電子式電力量計の表示例を示し、稼働日の入力画面を表示している。
【図5】従来の電子式電力量計の表示例を示し、1ヶ月毎の稼働日の平均電力使用量を表示している。
Claims (1)
- 電力使用量を測定する測定手段と、時刻及び日時を計時する計時手段と、各種演算を行う演算手段と、操作をするための操作手段と、表示を行う表示手段とを備えた電子式電力量計において、前記操作手段により予め手動で境界値を設定し、前記演算手段は前記測定手段により測定した1日の電力使用量が前記境界値より大きい場合は稼働日と判断し、稼働日の電力使用量を積算して積算電力使用量を算出し、該積算電力使用量を稼働日数で除算して稼働日平均電力使用量を算出し、前記表示手段によって表示することを特徴とする電子式電力量計。
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