JP4590588B2 - 2次元放射線および中性子イメージ検出器 - Google Patents
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参考技術1に関する2次元放射線イメージ検出器について図1を参照して述べる。本参考技術は、放射線が入射すると蛍光を発生するシンチレータ板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、この溝に蛍光を反射する反射材を埋め込むことにより、横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル群を構成し、検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光を検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術2に関する2次元放射線イメージ検出器について図2を参照して述べる。本参考技術は、放射線が入射すると蛍光を発生するシンチレータ板の上面および下面に、横方向について上面と下面交互に、および縦方向について上面と下面交互に、決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、この溝に蛍光を反射する反射材を埋め込むことにより、横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル群を構成し、検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光を検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術3に関する2次元中性子イメージ検出器について図3を参照して述べる。本参考技術は、上記参考技術1あるいは2と同じ方法で2次元放射線イメージ検出体を作り、反射材として放射線遮蔽効果の大きな材料を用いて、検出ピクセル間に放射線遮蔽する機能を付加し放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術4に関する2次元中性子イメージ検出器について図4を参照して述べる。本参考技術は、シンチレータ板として少なくとも中性子コンバータである6Li、10B、あるいはGdを含んだ材料を用い、このシンチレータ板を基に上記参考技術1あるいは2と同じ方法で2次元放射線イメージ検出体を作り、反射材として中性子遮蔽効果の大きな材料を用いて、検出ピクセル間に中性子遮蔽する機能を付加し中性子の2次元イメージを得ることを特長としている。
実施例1として、本発明による2次元放射線イメージ検出器について図5を参照して述べる。本発明は、放射線が入射すると蛍光を発生するシンチレータ板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、シンチレータ板の上面あるいは下面あるいは上面と下面に上記の光ファイバと直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光をシンチレータ板の溝内に配置した光ファイバ束と上面あるいは下面あるいは上面と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
実施例2として、本発明による2次元放射線イメージ検出器について図6を参照して述べる。本発明は、放射線が入射すると蛍光を発生するシンチレータ板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、シンチレータ板の下面に上記の光ファイバと直交する方向の横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置し、この放射線検出体から発生する蛍光を横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光と放射線検出体から発生する蛍光をシンチレータ板の溝内に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
実施例3として、本発明による2次元放射線イメージ検出器について図8を参照して述べる。本発明は、蛍光波長を十分透過させる透過率を有する蛍光集光板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には、蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、蛍光集光板の下面の上記の光ファイバ束と直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を置き、放射線検出体から発生する蛍光を横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル内に入ってくる放射線検出体から発生する蛍光を蛍光集光板の溝内に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
実施例4として、本発明による2次元放射線イメージ検出器について図10を参照して述べる。本発明は、蛍光波長を他の波長にシフトさせる機能を持つ波長シフター板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には、蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、波長シフター板の下面に上記の光ファイバと直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を置き、放射線検出体から発生する蛍光を波長シフター板の波長シフト機能により他の波長に変換し、波長変換された蛍光を波長シフター板の溝内に配置した光ファイバ束と上面あるいは下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。本発明は、2次元放射線イメージ検出器の検出媒体として蛍光体、特に粉末上の蛍光体を用いる場合に使用される。たとえば、蛍光体としてはX線、β線あるいはα線の検出に使用されるBaFBr:Eu2+、Y2SiO5:Ce、YAlO3:Ce、ZnS:Agなどが使用できる。また、蛍光波長を他の波長にシフトさせる機能を持つ波長シフター板としては、プラスチック波長シフターなどを用いることができる。本実施例では、Y2SiO5:Ceを蛍光体として用いる。蛍光寿命は40nsであり、蛍光波長は410nmである。また、波長シフター板としては米国バイクロン社製プラスチック波長シフターBC−484を用いる。実施例として、波長シフター板の大きさを横幅200mm、縦幅200mmそして厚さ2mmとする。ダイヤモンドカッターなどを用いてこの波長シフター板に横方向に5mm間隔で、縦方向に5mm間隔で幅0.6mmそして深さ1.5mmの溝を作る。横方向の溝に太さ0.5mmの光ファイバを3本を配置し、縦方向の溝には、蛍光を反射する反射材として従来から使用されている蛍光反射材であるAl2O3あるいはMgOなどを埋め込む。この結果、横方向と縦方向の溝に区切られたY2SiO5:Ceを放射線検出媒体とした検出ピクセルを構成することができる。
実施例5として、本発明による2次元放射線イメージ検出器について図12を参照して述べる。本発明は上記実施例2ないし4において、シンチレータ板、蛍光集光板あるいは波長シフター板の上面及び下面に、横方向について上面と下面交互に、および縦方向について上面と下面交互に、決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、この溝に蛍光を反射する反射材を埋め込むことにより、横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル群を構成し、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術5として、本発明による2次元放射線イメージ検出器について図13を参照して述べる。本発明は、矩形のシンチレータブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形のシンチレータブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、横方向の相対する側面に反射材を配置し、かつシンチレータブロックの上面に反射材を配置すると共に、平面に並べたシンチレータブロックの下面に側面に配置した光ファイバ束と直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置した構造とし、各矩形のシンチレータブロックに入射した放射線の蛍光をシンチレータブロックの側面に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術6に関する2次元放射線イメージ検出器について図14を参照して述べる。本参考技術は、矩形のシンチレータブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形のシンチレータブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、横方向の相対する側面に反射材を配置し、平面に並べたシンチレータブロックの上面及び下面に側面に配置した光ファイバ束と直交する方向である横方向に、光ファイバ束を配置した構造とし、各矩形のシンチレータブロックに入射した放射線の蛍光をシンチレータブロックの側面に配置した光ファイバ束と上面及び下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。本参考技術は、上記参考技術5においてシンチレータブロック上面に配置した反射材の代わりに、シンチレータブロック上面に横方向に太さ0.5mmの光ファイバを10本を配置することにより実現できる。この光ファイバ束とシンチレータブロック下面に横方向に配置した太さ0.5mmの光ファイバ10本とを合体し縦方向の光ファイバ束とし、シンチレータブロック側面に横方向に配置した光ファイバ束とを用いて検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光を検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることができる。
参考技術7に関する2次元放射線イメージ検出器について図15を参照して述べる。本参考技術は、矩形のシンチレータブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形のシンチレータブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、横方向の相対する側面に反射材を配置し、かつシンチレータブロックの上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置すると共に、平面に並べたシンチレータブロックの下面に側面に配置した光ファイバ束と直交する方向に、光ファイバ束を配置した構造とし、各矩形のシンチレータブロックに入射した放射線の蛍光と放射線検出体から発生する蛍光をシンチレータブロックの側面に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術8に関する2次元放射線イメージ検出器について図16を参照して述べる。本参考技術は、蛍光波長を十分透過させる透過率を有する矩形の蛍光集光ブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形の蛍光集光ブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、横方向の相対する側面に反射材を配置し、かつ蛍光集光ブロックの上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置すると共に、平面に並べた蛍光集光ブロックの下面に側面に配置した光ファイバ束と直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置した構造とし、各矩形の蛍光集光ブロックに配置した放射線検出体から発生する蛍光を蛍光集光ブロックの側面に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術9に関する2次元放射線イメージ検出器について図17を参照して述べる。本発明は、蛍光波長を他の波長にシフトさせる機能を持つ矩形の波長シフターブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形の波長シフターブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、横方向の相対する側面に反射材を配置し、かつ波長シフターブロックの上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置すると共に、平面に並べた波長シフターブロックの下面に側面に配置した光ファイバ束と直交する方向に、光ファイバ束を配置した構造とし、各矩形の波長シフターブロックに配置した放射線検出体から発生する蛍光を波長シフターブロックの波長シフト機能により他の波長に変換し、波長変換された蛍光を波長シフターブロックの側面に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術10に関する2次元放射線イメージ検出器について図18を参照して述べる。本参考技術は、矩形のシンチレータブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形のシンチレータブロックの相対する側面に光ファイバ束を装着すると共に、横方向の各矩形のシンチレータブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、かつシンチレータブロックの上面あるいは下面あるいは上面と下面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置した構造とし、各矩形のシンチレータブロックに入射した放射線の蛍光と上面あるいは下面あるいは上面と下面に配置した放射線検出体から発生する蛍光をシンチレータブロックの縦方向の側面と横方向の側面に配置した光ファイバ束とにより検出し、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術11に関する2次元放射線イメージ検出器について図19を参照して述べる。本参考技術は、蛍光波長を十分透過させる透過率を有する矩形の蛍光集光ブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形の蛍光集光ブロックの相対する側面に光ファイバ束を装着すると共に、横方向の各矩形の蛍光集光ブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、かつ蛍光集光ブロックの上面あるいは下面あるいは上面と下面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置した構造とし、各矩形の蛍光集光ブロックの上面あるいは下面あるいは上面と下面に配置した放射線検出体から発生する蛍光を蛍光集光ブロックの縦方向の側面と横方向の側面に配置した光ファイバ束とにより検出し、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術12に関する2次元放射線イメージ検出器について図20を参照して述べる。本参考技術は、蛍光波長を他の波長にシフトさせる機能を持つ矩形の波長シフターブロックを横方向及び縦方向にそれぞれ平面に並べ、縦方向の各矩形の波長シフターブロックの相対する側面に光ファイバ束を装着すると共に、横方向の各矩形の波長シフターブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置し、かつ波長シフターブロックの上面あるいは下面あるいは上下両面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置した構造とし、各矩形の波長シフターブロックの上面あるいは下面あるいは上下両面に配置した放射線検出体から発生する蛍光を波長シフターブロックの波長シフト機能により他の波長に変換し、波長変換された蛍光を波長シフターブロックの縦方向の側面と横方向の側面に配置した光ファイバ束とにより検出し、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術13に関する2次元放射線イメージ検出器について図21を参照して述べる。本参考技術は、参考技術10、11及び12で述べた矩形のシンチレータブロック、蛍光集光ブロック及び波長シフターブロックの各ブロックに、縦方向及び横方向の各矩形のブロックの相対する側面に光ファイバ束を配置する際に、図21に示すように1つおきに縦方向及び横方向の光ファイバ束を上下にクロスさせるように配置し、検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光を検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。このような構造とすることにより光ファイバ束による蛍光検出効率を上げることができる。
実施例6として、本発明による2次元放中性子イメージ検出器について図22を参照して述べる。本実施例は、実施例1から5(及び参考技術5から13)において、シンチレータとして少なくとも中性子コンバータである6Li、10B、あるいはGdの1つの元素を含んだシンチレータを用い、かつ中性子検出体として中性子コンバータである6Li、10B、あるいはGdの少なくとも1つの元素を含んだ材料を用いることにより、中性子の2次元イメージを得ることを特長とした2次元中性子イメージ検出器である。
参考技術14に関する2次元放射線イメージ検出器について図23を参照して述べる。本参考技術は、放射線が入射すると蛍光を発生する液体シンチレータを検出媒体とし、蛍光を反射できる材料で作られた格子状に区切られた反射体ブロックを液体シンチレータを封じ切ることができる検出容器に配置した後、液体シンチレータを満たし、放射線が入射して各格子内の液体シンチレータから発生した蛍光を、各格子の上部と下部に直交するように配置された光ファイバ束により検出し、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術15に関する2次元放射線イメージ検出器について図24を参照して述べる。本参考技術は、放射線が入射すると蛍光を発生する液体シンチレータを検出媒体とし、液体シンチレータを封じ切ることができる検出容器内に液体シンチレータを満たし、縦方向と横方向に直交するように光ファイバ束を一定間隔で格子状にした光ファイバ検出ブロックを検出容器の厚さ方向に1個以上重ねて配置し、放射線が入射してそれぞれの格子内の液体シンチレータから発生した蛍光を、配置した光ファイバ検出ブロックにより検出し、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術16に関する2次元放射線イメージ検出器について図25を参照して述べる。本発明は、上記参考技術15において液体シンチレータを収納できる検出容器内の上部あるいは下部あるいは上部と下部の両方に放射線が入射すると蛍光を発生する放射線検出体を配置し、放射線検出体により発生する蛍光と放射線が入射してそれぞれの格子内の液体シンチレータから発生した蛍光を、光ファイバ束により検出し、放射線の2次元イメージを得ることを特長としている。
参考技術17に関する2次元放射線イメージ検出器について図26を参照して述べる。本発明は、上記参考技術14から16において、液体シンチレータを収納できる検出容器に、液体シンチレータを循環するため、少なくともバルブ、配管、及びポンプから構成される液体シンチレータ循環機構を付加した構造の2次元放射線イメージ検出器である。放射線が大量に来た場合に液体シンチレータは放射線損傷により発光量が減少する。また、一様に放射線がこないため、検出感度が一様でなくなる。このような場合に、ポンプを用いて液体シンチレータを循環させることにより検出感度の一様性あるいは感度の劣化を防ぐことができる。当然、本構造の場合完全に劣化した場合には交換することが容易にできる。
参考技術18に関する2次元中性子イメージ検出器について図27を参照して述べる。本発明は、上記参考技術14から17において、液体シンチレータの中に中性子コンバータである6Li、10B、あるいはGdの少なくとも1つの元素を含んだ材料を混合し、かつ放射線検出体と組あわせる場合には放射線検出体に中性子コンバータである6Li、10B、あるいはGdの少なくとも1つの元素を含んだ材料を混合し、中性子の2次元イメージを得ることを特長とした2次元中性子イメージ検出器である。
実施例7として、本発明による2次元放射線イメージ検出器について図28を参照して述べる。本発明は、上記実施例1から6(及び参考技術1から18)において、光ファイバ束から放出される蛍光を検出する光検出器としてストリークカメラを用い、ストリークカメラによって検出された光ファイバ束から放出される蛍光の時系列データを同時計測法に基づいて解析することにより放射線あるいは中性子の2次元イメージを収得することを特長とした、2次元放射線イメージ検出器あるいは2次元中性子イメージ検出器である。本実施例は、参考技術1に適用した場合について述べる。本実施例ではシンチレータ板としては、従来よりX線あるいはα線等の電離放射線の検出媒体として使用されてきた米国バイクロン社製プラスチックシンチレータBC−414などが使用できる。蛍光寿命は1.8であり、蛍光波長は392nmである。実施例として、シンチレータ板の大きさを横幅100m、縦幅100mmそして厚さ2mmとする。シンチレータ板に横方向に2mm間隔で、縦方向に2mm間隔で幅0.5mmそして深さ1.5mmの溝を作り従来から使用されている蛍光反射材であるAl2O3あるいはMgOなどを埋め込むことにより、横方向と縦方向の溝に区切られた検出ピクセルを構成する。
参考技術19に関する2次元放射線イメージ検出器について図29を参照して述べる。本参考技術は、シンチレータ、液体シンチレータあるいは蛍光体を検出媒体として用い、これらの検出媒体から発生する蛍光を直交する格子状に配置された横方向光ファイバ束及び縦方向光ファイバ束を用いて検出し放射線あるいは中性子の入射位置を求める2次元放射線イメージ検出器あるいは2次元中性子イメージ検出器において、横方向光ファイバ束及び縦方向光ファイバ束から放出される蛍光を光検出器と波高弁別器を用いて光子検出を行い、出力された横方向光子検出信号及び縦方向光子検出信号を基に放射線イメージを構成する場合に、波高弁別器から出力されるタイミングパルス信号を基に、再トリガ可能な状態でパルスを発生する再トリガブルパルス信号発生器を用いて検出媒体であるシンチレータ、液体シンチレータあるいは蛍光体の蛍光寿命に対応してポアソン分布に基づいて時間幅が決められ発生するパルス信号を発生させ、発生したパルス信号をもとに放射線あるいは中性子の2次元イメージを収得することを特長とした、2次元放射線イメージ検出器あるいは2次元中性子イメージ検出器である。図29に示すように、本発明ではシンチレータ内に発生した蛍光をもとに作り出された横方向光電子増倍管出力信号及び縦方向光電子増倍管出力信号を基に放射線イメージを構成する場合に、図には示していない波高弁別器から出力されるタイミングパルス信号を基に再トリガ可能な状態でパルスを発生する再トリガブルパルス信号発生器を用いて検出媒体の蛍光寿命に対応してポアソン分布に基づいて時間幅が決められ発生するパルス信号を発生させる。発生した再トリガ可能横方向定時間幅パルス発生器出力信号と再トリガ可能縦方向定時間幅パルス発生器出力信号とを用いて、同時計数を行い出力される同時計数回路出力結果をもとに2次元放射線イメージを求める。この時、時間幅を蛍光寿命とほぼ同じ時間に設定すると最も効率よく同時計数効率をあげることができる。
参考技術20に関する2次元放射線イメージ検出器について図30を参照して述べる。本発明は、シンチレータ、液体シンチレータあるいは蛍光体を検出媒体として用い、これらの検出媒体から発生する蛍光を直交する格子状に配置された横方向光ファイバ束及び縦方向光ファイバ束を用いて検出し放射線あるいは中性子の入射位置を求める2次元放射線イメージ検出器あるいは2次元中性子イメージ検出器において、横方向光ファイバ束及び縦方向光ファイバ束から出てくる蛍光を光検出器と波高弁別器を用いて光子検出を行い、出力された横方向光子検出信号及び縦方向光子検出信号を基に放射線イメージを構成する場合に、波高弁別器から出力されるタイミングパルス信号を基に、パルス信号発生器を用いて発生する決められた時間幅のパルス信号あるいは再トリガ可能な再トリガブルパルス信号発生器を用いてポアソン分布に基づいて時間幅が決められ発生するパルス信号を、パラレル信号入力回路と信号収録・解析装置を用いて時系列信号として収録し、収録した時系列信号を信号収録・解析装置を用いて同時計測法に基づき解析し、放射線あるいは中性子の2次元イメージを収得することを特長とした、2次元放射線イメージ検出器あるいは2次元中性子イメージ検出器である。
Claims (7)
- 放射線が入射すると蛍光を発生するシンチレータ板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、シンチレータ板の上面あるいは下面あるいは上面と下面に上記の光ファイバと直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光をシンチレータ板の溝内に配置した光ファイバ束と上面あるいは下面あるいは上面と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長とした2次元放射線イメージ検出器。
- 放射線が入射すると蛍光を発生するシンチレータ板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔でシンチレータ板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、シンチレータ板の下面に上記の光ファイバと直交する方向の横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置し、この放射線検出体から発生する蛍光を横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル内に入射した放射線の蛍光と放射線検出体から発生する蛍光をシンチレータ板の溝内に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長とした2次元放射線イメージ検出器。
- 蛍光波長を十分透過させる透過率を有する蛍光集光板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔で蛍光集光板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には、蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、蛍光集光板の下面の上記の光ファイバ束と直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置し、放射線検出体から発生する蛍光を横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル内に入ってくる放射線検出体から発生する蛍光を蛍光集光板の溝内に配置した光ファイバ束と下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長とした2次元放射線イメージ検出器。
- 蛍光波長を他の波長にシフトさせる機能を持つ波長シフター板の上面に、横方向および縦方向に決められた間隔で波長シフター板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、縦方向の溝に光ファイバ束を配置し、横方向の溝には、蛍光を反射する反射材を埋め込んだ構造とし、波長シフター板の下面に上記の光ファイバと直交する方向である横方向に光ファイバ束を配置し、上面に放射線により蛍光を発生する放射線検出体を配置し、放射線検出体から発生する蛍光を波長シフター板の波長シフト機能により他の波長に変換し、波長変換された蛍光を波長シフター板の溝内に配置した光ファイバ束と上面あるいは下面に配置した光ファイバ束により検出することにより、放射線の2次元イメージを得ることを特長とした2次元放射線イメージ検出器。
- シンチレータ板、蛍光集光板あるいは波長シフター板の上面及び下面に、横方向について上面と下面交互に、および縦方向について上面と下面交互に、決められた間隔で前記板の厚さの半分以上の深さの溝を作り、横方向と縦方向の溝で区切ることによって作られた検出ピクセル群を適用して、放射線の2次元イメージを得ることを特長とした請求項2ないし4のいずれか1項に記載の2次元放射線イメージ検出器。
- シンチレータとして少なくとも中性子コンバータである6Li、10B、あるいはGdの1つの元素を含んだシンチレータを用い、かつ中性子検出体として中性子コンバータである6Li、10B、あるいはGdの少なくとも1つの元素を含んだ材料を用いることにより、中性子の2次元イメージを得ることを特長とした請求項1ないし5のいずれか1項に記載の2次元中性子イメージ検出器。
- 光ファイバ束から放出される蛍光を検出する光検出器としてストリークカメラを用い、ストリークカメラによって検出された光ファイバ束から放出される蛍光の時系列データを同時計測法に基づいて解析することにより放射線あるいは中性子の2次元イメージを収得することを特長とした、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の2次元放射線イメージ検出器あるいは2次元中性子イメージ検出器。
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