JP4590339B2 - 電界センサ、電界センサシステム - Google Patents

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Description

本発明は電界センサ、電界センサシステムに関し、特に電波を発射する送信アンテナ周辺における電界強度測定装置に用いる、広帯域(広い周波数範囲)で指向特性が等方性である電界センサ、及びこれを用いた電界センサシステムに関する。
送信アンテナ周辺の電界強度を測定するためのセンサとしては、従来は図6に示すようなダイポールが使用されていた。同図において、従来のセンサでは、指向特性を等方性とするために、3本のダイポールアンテナANTx、ANTy、ANTzが使用されている。それぞれのダイポールアンテナANTx、ANTy、ANTzは、直交するx軸、y軸、z軸それぞれに沿って配置されている。
ここで、各ダイポールアンテナの長さは、共振が発生しないように、使用する上限周波数の波長の1/2以下にする。また、各ダイポールアンテナへ信号を供給するフィーダ線には、図示せぬ同軸ケーブルが使用されている。
ダイポールアンテナを同軸ケーブルに接続するために、周知の平衡不平衡変換器(バラン)が用いられている。同図においては、x軸用バランBx、y軸用バランBy、z軸用バランBzが用いられている。この平衡不平衡変換器には、例えばフェライトビーズを使用することができる。
ところで、無指向性でかつアンテナ利得の大きく安価でシンプルで必要に応じて長さを変えることのできるコリニアアンテナの構成例が特許文献1に記載されている。同文献に記載されているアンテナは、導体上に誘電体被覆を施して構成した同軸コア状の給電線と、誘電体の表面に部分的に導電層を設けて構成した同軸鞘状のアンテナエレメントと、これら給電線及びアンテナエレメントで構成するアンテナ本体部に付設されたコネクタと、さらに最外層としての絶縁性レドームとを備えている。
特開平9−36642号公報
上述した電界センサの感度は、周波数が低くなるほどセンサの感度が低下する。感度の低下を防ぐためには、エレメント長の長いダイポールを使用する必要がある。しかし、エレメント長を長くすると、共振周波数は、低くなる。このため、広帯域の測定をするためには、エレメント長の異なるダイポールを複数切り替えて使用しなければならないという問題がある。このような問題は、特許文献1に記載のアンテナを用いても解決することはできない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は異なるエレメント長さのダイポールを切り替えることなく、広帯域での電界強度測定が可能な、等方性の電界センサ、これを用いた電界センサシステムを提供することである。
本発明の請求項1による電界センサは、
中心導体と、前記中心導体と同軸線路をなす外導体と、前記外導体の外周を覆うように該外導体の長さ方向に並設された複数の環状磁性体と、前記複数の環状磁性体の外側を覆うように、該環状磁性体の並設方向に並設された第1〜第N(Nは2以上の整数、以下同じ)のスリーブと、前記第1〜第Nのスリーブの隣接するスリーブ同士を電気的に接続するインダクタとを含むスリーブ部と、
中心導体と、前記中心導体と同軸線路をなす外導体と、前記外導体の外周を覆うように該外導体の長さ方向に並設された複数の環状磁性体と、前記複数の環状磁性体の外側を覆うように、該環状磁性体の並設方向に並設された第1〜第Nの放射素子と、前記第1〜第Nの放射素子の隣接する素子同士を電気的に接続するインダクタとを含む放射部と、
を備え、前記スリーブ部の中心導体と、前記放射部の中心導体、前記放射部の外導体、及び、前記放射部の第1の放射素子とが電気的に接続されてなることを特徴とする。スリーブ部及び放射部をそれぞれ複数に分割し、それらの外導体とスリーブ導体との間に磁性体を設け、スリーブ部の中心導体を放射部の中心導体、外導体、及び、スリーブ導体に接続して電界センサを構成することにより、異なるエレメント長さのダイポールを切り替えることなく、広帯域での電界強度測定が可能な、等方性の電界センサを実現できる。なお、環状磁性体には、例えば環状フェライトを用いることができる。
本発明の請求項2による電界センサは、請求項1において、前記インダクタは、線状導体であることを特徴とする。分布定数型インダクタとして、直径がスリーブ導体直径より充分に小さい線状導体を用いることにより、上記と同様に、異なるエレメント長さのダイポールを切り替えることなく、広帯域での電界強度測定が可能な、等方性の電界センサを実現できる。
本発明の請求項3による電界センサは、請求項1又は2において、前記スリーブ部及び前記放射部を収納する非導電性カバーを更に含むことを特徴とする。こうすることにより、電界センサの機械的強度を保持できる。
本発明の請求項4による電界センサシステムは、互いに直交する3軸のうちの少なくとも2軸に沿ってそれぞれ設けられた請求項1から請求項3までのいずれか1項の電界センサと、それら電界センサの直交状態を保持する固定具とを含むことを特徴とする。このように電界センサシステムを構成することにより、2次元的又は3次元的な等方性を得ることができる。
以上説明したように本発明は、スリーブ部及び放射部をそれぞれ複数に分割し、それらの外導体とスリーブ導体との間に磁性体を設け、スリーブ部の中心導体を放射部の中心導体、外導体、及び、スリーブ導体に接続することで、電界センサを構成することにより、1本で広帯域の電界センサを実現することができるという効果がある。
また、互いに直交する3軸のうちの少なくとも2軸それぞれに沿って上記電界センサを設け、それら電界センサの直交状態を固定具で保持することにより、2次元的又は3次元的な等方性電界センサシステムを実現できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(第1の実施形態)
図1は、本発明による電界センサの第1の実施形態の構成例を示す図であり、同図(a)は中心導体に沿った断面図、同図(b)は同図(a)中のA−A’部分の断面図である。
同図(a)に示されているように、本実施形態による電界センサは、スリーブアンテナを基本としており、スリーブ部1と、放射部2と、給電部3と、フィーダ部4とから構成されている。本実施形態では、環状磁性体として、環状フェライトが採用されている。
(スリーブ部)
スリーブ部1は、線状の中心導体c1と、この中心導体c1と同軸線路をなす外導体g1と、この外導体g1の外周を覆うように外導体g1の長さ方向に並設された複数の環状フェライトfと、これら複数の環状フェライトfの外側を覆うように、環状フェライトfの並設方向に並設された第1〜第3のスリーブs1〜s3と、第1〜第3のスリーブs1〜s3の隣接する導体同士を電気的に接続するインダクタIdとを含んで構成されている。
スリーブ部1は、広帯域特性を得るために、N個(Nは2以上の整数;本実施形態ではN=3)に分割されたスリーブによって構成されている。本実施形態では、3つのスリーブs1〜s3によってスリーブ部1が構成されている。共振によるインピーダンスや感度の周波数に対する局所的な変化を小さくするため、給電部3に最も近い第1のスリーブの長さL1は、設計周波数帯域の上限周波数の波長の1/2以下にする。また、スリーブ部1全体の長さL0は、設計周波数帯域の下限周波数の波長の1/2以下にする。
スリーブs1〜s3の内部には、給電のために、中心導体c1とその間の絶縁体Insと外導体g1とからなる同軸線路が設けられている。この同軸線路の外導体g1と各スリーブs1〜s3との電気的結合を避けるために、外導体g1の周囲に環状フェライトfが挿入されている。この環状フェライトfにより、各スリーブ導体s1〜s3は、同軸線路の外導体g1に流れる不平衡電流成分に対して高インピーダンスとなる。
(放射部)
放射部2は、線状の中心導体c2と、この中心導体c2と同軸線路をなす外導体g2と、この外導体g2の外周を覆うように外導体g2の長さ方向に並設された複数の環状フェライトfと、複数の環状フェライトfの外側を覆うように、環状フェライトfの並設方向に並設された第1〜第3の放射素子h1〜h3と、第1〜第3の放射素子h1〜h3の隣接する素子同士を電気的に接続するインダクタIdとを含んで構成されている。
放射部2は、上記スリーブ部1と同様の構造を採用している。アンテナファクタを小さくするため(アンテナの感度を高くするため)、放射部2の長さは上記スリーブ部1の長さと等しくする。このように、構造的な対象性を得ることにより、ダイポール素子としての電気的な対象性も得られる。したがって、指向特性を、理想的なダイポール指向特性に近づけることができる。
同図(b)に示されているように、放射部2においては、中心導体c2と同心に外導体g2が設けられ、両者の間には絶縁体が設けられている。これら中心導体c2、外導体g2によって同軸線路が構成される。また、外導体g2の外周を覆うように、環状フェライトf、更には放射素子のスリーブ導体svが設けられている。
(給電部)
給電部3においては、スリーブ部1の中心導体c1と、放射部2の中心導体c2、放射部2の外導体g2、及び、放射部2の第1の放射素子h1のスリーブ導体svとが電気的に接続されている。
(フィーダ部)
フィーダ部4においては、フィーダ部4の中心導体c3とスリーブ部1の中心導体c1とが電気的に接続されているとともに、フィーダ部4の外導体g3とスリーブ部1の外導体g1とが電気的に接続されている。
ここで、フィーダ部4の導体が、電界センサ周辺の電磁界を乱さないように環状フェライトfが外導体g3の周囲に設けられている。この環状フェライトfにより、フィーダ部4の不平衡電流成分に対するインピーダンスを高くすることができる。
(動作原理)
以上の構成において、分割されたスリーブ導体s1〜s3については、隣接する導体間がインダクタIdによって電気的に接続されている。インダクタIdは、周波数に逆比例してインピーダンスが高くなる。このため、設計した上限周波数付近において、インダクタIdのインピーダンスは、高くなるので、高周波電流は第1のスリーブ導体s1のみに流れ、第2のスリーブ導体s2には、流れない。これに対し、設計した下限周波数付近の場合、インダクタIdのインピーダンスは、低くなるので、高周波電流は分割された第1〜第3のスリーブ導体s1〜s3全体に流れる。
ここで、上記の構成からなる電界センサの等価回路が図2に示されている。同図において、環状フェライトfのインピーダンスをZfとする。同図を参照すると、環状フェライトfのインピーダンスZfは、フィーダ部4に流れる高周波電流の差動成分Idに対しては、低インピーダンス(ゼロオーム)となる。一方、環状フェライトfのインピーダンスZfは、このアンテナの構造上生じる高周波電流の同相成分Icに対しては、高インピーダンスとなる。したがって、スリーブ部1と放射部2とは、理想的なダイポールアンテナとして動作することになる。
ところで、単一周波数で同調型のアンテナであれば、スリーブ導体のみで、コモンモード電流(上記の同相成分Ic)がフィーダ部4に流れることを防ぐことができる。しかし、広帯域に渡りフィーダ部4へ流れ込むコモンモード電流を阻止するためには、環状フェライトfを設けることが必須となる。
図3には、全長300mm、分割数3とした場合の本電界センサのアンテナファクタの実測値が示されている。このアンテナファクタは、背景技術として先述した周波数帯域別に用意した電界センサと同等の値となっている。同図を参照すると、周波数30MHzから3GHzにおいて、顕著な共振現象は、発生していない。このように、図1の構成を採用することによって、一本の素子で、広帯域の特性を実現できている。
なお、本電界センサに用いるインダクタIdとしては、集中定数型インダクタ、分布定数型インダクタの両方を利用できる。例えば、分布定数型インダクタとして、直径がスリーブ部1の直径より充分に小さい線状導体を利用すれば、上記と同様の特性が得られる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態による電界センサの構成例を示す図であり、同図(a)は中心導体に沿った断面図、同図(b)は同図(a)中のA−A’部分の断面図である。
同図(a)及び同図(b)に示されているように、本実施形態の広帯域電界センサは、上述した第1の広帯域電界センサに、これを保護するための非導電性保護カバー5と、接栓6とを追加した構成である。
非導電性保護カバー5は、比誘電率4以下、誘電正接0.004以下であれば、電解センサの指向特性や感度に与える影響を無視できる。具体的には、ガラス繊維プラスチック(FRP)やアクリル樹脂を非導電性保護カバー5の材質に利用することができる。
また、接栓6は、例えば内部に雌ねじを有する形状になっており、対応する雄ねじを有する接続端子(図示せず)と電気的に接続することにより、他の装置と電界センサとの間で信号を入出力することができる。
以上のように非導電性保護カバー5を設けた構造にすれば、機械的強度を保持できる。また、非導電性保護カバー5を設ければ、本電界センサを屋外環境で利用した時にも、スリーブ部1や放射部2を構成する部品が温度や湿度の変化によって劣化するのを防止できる。
(電界センサシステム)
図5は、本発明による電界センサシステムの構成例を示す図である。本例の電界センサシステムは、第2の実施形態による電界センサである電界センサ10x、10y、10zと、これら電界センサ10x、10y、10zを互いに直交して配置した状態で維持するための固定具である直交固定治具7と、三脚8とを含んで構成されている。
上述した電界センサの指向特性は、ダイポールの指向特性と同様である。指向特性として等方性を得るために、本システムでは、3つの電界センサ10x、10y、10zを用いる。また、3つの電界センサ10x、10y、10zを直交して配置するため、直交固定治具7を用いている。さらに、3つの電界センサ10x、10y、10zを取り付けた状態で直交固定治具7が自立できるように、直交固定治具7を三脚8に固定する。
x軸用電界センサ10xは、その長さ方向をx軸Xに沿って配置し、y軸用電界センサ10yは、その長さ方向をy軸Yに沿って配置し、z軸用電界センサ10zは、その長さ方向をz軸Zに沿って配置する。x軸用電界センサ10xの出力電圧をVx、y軸用電界センサ10yの出力をVy、z軸用電界センサ10zの出力電圧をVzとした時、総合の出力電圧Vとの関係は、式(1)で表すことができる。
2=Vx 2+Vy 2+Vz 2 …(1)
式(1)中の出力電圧Vを電界強度値Eに変換すれば、指向特性は、等方性となる。出力電圧Vから電界強度値Eへの変換係数は、標準アンテナを用いた置換法により求める。すなわち、感度が既知のアンテナを用いて、このアンテナと被測定アンテナ(ここでは電界センサ)とを相互に置き換えて、相対的な感度を導出する方法により、上記変換係数を求める。
ところで、以上は互いに直交するx軸、y軸及びz軸の3つの軸に沿って電界センサを設けているが、これら直交する3つの軸のうち、2つの軸に沿って固定された電界センサを用意し、それら電界センサからの出力電圧を合成すれば、2次元的な等方性を得ることもできる。すなわち、互いに直交する3軸のうちの2軸(例えば、x軸とy軸)に沿って上記の電界センサを設け、それら電界センサの直交状態を固定具で保持することによって、電界センサシステムを実現することができる。
(まとめ)
以上説明した電界センサは、異なるエレメント長さのダイポールを切り替えるのではなく、ダイポールの構成として、フェライト等の磁性体及びインダクタを使用しスリーブ構造のアンテナとする。また、三脚等の治具を用いて3本の電界センサを直交して配置することで電界センサシステムを実現する。このような構成を採用すれば、電界センサは、広い周波数範囲で共振の発生を防げるので、従来の電界センサに比べて測定周波数帯域を大幅に拡大できる。
以上のように本発明によれば、広帯域で共振の発生を防げる等方性電界センサが得られる。今後、屋内での無線利用は、MHz帯からGHz帯まで極めて広い周波数範囲となることが予測される。上記の電界センサを用意すれば、そのような無線利用環境において、周波数帯域毎に多数の電界センサを用意することなく電界強度分布の測定が可能となる。
本発明による電界センサ、及びこれを用いた電界センサシステムは、電界強度分布の測定に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電界センサの構成例を示す図であり、(a)は中心導体に沿った断面図、(b)は(a)中のA−A’部分の断面図である。 図1の構成からなる電界センサの等価回路を示す図である。 電界センサのアンテナファクタの実測値を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電界センサの構成例を示す図であり、(a)は中心導体に沿った断面図、(b)は(a)中のA−A’部分の断面図である。 本発明による電界センサシステムの構成例を示す図である。 従来の等方性電界センサの構成例を示す概略図である。
符号の説明
1 スリーブ部
2 放射部
3 給電部
4 フィーダ部
5 非導電性保護カバー
6 接栓
7 直交固定治具
8 三脚
10x x軸用電界センサ
10y y軸用電界センサ
10z z軸用電界センサ
Bx x軸用バラン
By y軸用バラン
Bz x軸用バラン
c1〜c3 中心導体
f 環状フェライト
g1〜g3 外導体
h1〜h3 放射素子
Ins 絶縁体
s1〜s3 スリーブ
sv スリーブ導体

Claims (4)

  1. 中心導体と、前記中心導体と同軸線路をなす外導体と、前記外導体の外周を覆うように該外導体の長さ方向に並設された複数の環状磁性体と、前記複数の環状磁性体の外側を覆うように、該環状磁性体の並設方向に並設された第1〜第N(Nは2以上の整数、以下同じ)のスリーブと、前記第1〜第Nのスリーブの隣接するスリーブ同士を電気的に接続するインダクタとを含むスリーブ部と、
    中心導体と、前記中心導体と同軸線路をなす外導体と、前記外導体の外周を覆うように該外導体の長さ方向に並設された複数の環状磁性体と、前記複数の環状磁性体の外側を覆うように、該環状磁性体の並設方向に並設された第1〜第Nの放射素子と、前記第1〜第Nの放射素子の隣接する素子同士を電気的に接続するインダクタとを含む放射部と、
    を備え、前記スリーブ部の中心導体と、前記放射部の中心導体、前記放射部の外導体、及び、前記放射部の第1の放射素子とが電気的に接続されてなることを特徴とする電界センサ。
  2. 前記インダクタは、線状導体であることを特徴とする請求項1記載の電界センサ。
  3. 前記スリーブ部及び前記放射部を収納する非導電性カバーを更に含むことを特徴とする請求項1又は2記載の電界センサ。
  4. 互いに直交する3軸のうちの少なくとも2軸に沿ってそれぞれ設けられた請求項1から請求項3までのいずれか1項の電界センサと、それら電界センサの直交状態を保持する固定具とを含むことを特徴とする電界センサシステム。
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