JP4586948B2 - Combine - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンバイン等の刈取部に係るものである。
【0002】
【従来技術】
従来公知の、特開平5−292828号公報には、分草作用位置にある分草体を、引起装置の前側上方に移動させる構成について記載されている。
また、特開平7−255249号公報には、分草作用位置にある分草体を、引起装置の前側上方に平行移動させる構成について記載されている。
また、特開平7−298754号公報には、分草作用位置にある分草体を、反転用軸中心に反転させる構成について記載されている。
また、特開昭63−85042号公報には、分草作用位置にある分草体を、反転用軸中心に回動させる構成について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知例のうち特開平5−292828号公報に記載されたものは、分草杆を分草体ごと上動させる構成のため、刈取部のフレーム全てを変形させる必要があり、構成が複雑でコストが高くなるという課題がある。
また、特開平7−255249号公報に記載されたものは、分草作用位置にある分草体を、引起装置の前側上方に平行移動させる構成のため、引起装置の前側部分の上動機構に穀稈が絡むという課題がある。
また、特開平7−298754号公報に記載されたものは、分草作用位置にある分草体を、反転用軸中心に反転させる構成であるが、反転させて尖った先端部を上方に位置させて路上走行するものであり、畦に引起装置を近づけることはできないという課題がある。
また、特開昭63−85042号公報に記載されたものは、単に分草作用位置にある分草体を、反転用軸中心に回動させる構成なため、分草体の分草面の位置が左右に変化するだけであり、畦に引起装置を近づけることはできないという課題がある。
即ち、畦付近の穀稈は、前方に突き出る分草体により刈取部が畦に近づけないので、刈取ることができないが、分草体を引起装置の前側所定位置より移動させると、畦に刈取部(引起装置および刈刃)を近づけて刈取ることができる。
そこで、簡単な構成で分草体を移動させて、畦に引起装置を近づけられるようにしたものである。
【0004】
【発明の目的】
畦付近の穀稈の刈取り作業の実現、分草体の移動機構の簡素化、作業および操作のよう威勢の向上、コストの削減。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、左右に複数並設した穀稈を分草する分草体11と、該分草体11の後方に設けた引起装置12とを有する刈取部4を備え、前記分草体11を、少なくとも、反転用軸34および該反転用軸34の軸受部材36と取付用筒33と横軸32と反転アーム30とを有した分草体ユニットYに備え、縦支持フレーム8の先端に設ける左右方向の下部伝動筒20に固定した分草杆21に、前記軸受部材36を着脱自在に取付け、該軸受部材36に反転用軸34を回転のみ自在に挿入し、該反転用軸34には前後方向の取付用筒33を挿入固定し、該取付用筒33には左右方向の横軸32を固定し、該横軸32には前記分草体11を取付けた反転用アーム30を固定し、前記反転用軸34は、前記引起装置12の引起ケース44を移動する引起ラグ25の移動方向に対して略直交するように前後方向に設け、前記分草体11は、反転用軸34中心に、分草体11の先端部22が下方に分草面23が上方に位置する分草作用位置と、分草面23が下方に先端部22が上方であって所定高さに位置する反転位置との間回転自在な構成とし、前記反転位置へ回転させた分草体11の下部が、前記引起装置12の引起ケース44の下部よりも上方に位置する構成とし、前記分草体11を反転用軸34中心に回転させる駆動源54を備えた回転作動手段51を設け、該回転作動手段51は、前記分草体11を反転位置へ回転および分草作用位置へ復帰させると共に、前記分草体11の先端部22を、左右の任意の回転位置に停止、あるいは、左右方向に往復移動させつつ機体を前進可能な構成とし、さらに、刈取部4を所定高さ以上に上動させると、該刈取部4を自動的に駆動停止させると共に前記分草体11を自動的に反転位置へ回転させ、前記刈取部4を所定高さの作業位置に降下させると、該刈取部4を自動的に駆動開始させると共に前記分草体11を反転位置へ回転させる前の分草作用位置に自動復帰させる構成としたことを特徴とするコンバインとしたものである。
【0006】
【実施例】
本発明の実施例を図により説明すると、1は機体フレーム、2は該機体フレーム1の下方位置に設けた走行装置、3は機体フレーム1の上方位置に設けた脱穀装置、4は脱穀装置3の前側に設けた刈取部、5はグレンタンク、6は操縦部である。
前記機体フレーム1側に設けた支持台7には前方に伸びる縦支持フレーム8の基部を回動自在に取付け、縦支持フレーム8には前記刈取部4を設け、縦支持フレーム8を刈取上下シリンダ9により上下回動させて刈取部4を上下動自在に構成する。
【0007】
刈取部4は、最前方位置に分草体11を設け、分草体11の後側に引起装置12を設け、引起装置12の後側に掻込装置13を設け、掻込装置13の下方に刈刃14を設け、刈刃14の後側に切断した穀稈を搬送する搬送装置15を設けて構成している。16はスターホイル、17は搬送装置15の終端側に設けた扱深さ調節装置、18は穀稈供給装置19に引き継ぐ引継搬送装置である。
しかして、前記縦支持フレーム8の先端に左右方向の下部伝動横筒20を設け、下部伝動横筒20には左右に所定に間隔を置いて複数の分草杆21の基部を固定し、各分草杆21の先端側には分草体11を夫々設ける。
複数の分草体11のうち、一部または全部の分草体11は、上下反転自在に設ける。
【0008】
即ち、分草体11は側面視先鋭形状の先端部22より後方に至るに従い高くなるように傾斜する分草面23を形成し、分草面23は上方に至るに従い幅が広くなる正面視三角形状に形成し、この分草体11を先端部22が上に分草面23が下になるように逆さに反転させ、前記引起装置12および刈刃14を圃場の畦24に接近させるように構成する。
したがって、分草体11の先端部22から引起装置12の引起ラグ25までの距離Lより、分草体11を反転させることにより分草面23から引起ラグ25までの距離Kが短くなるように構成する。
【0009】
実施例では、左右何れか一方または両方および中間の分草体11を上下反転自在に構成している。
分草体11には、側面視逆L型形状の反転用アーム30の先端を固定し、反転用アーム30の基部には左右方向の横筒31を固定し、横筒31は左右方向の横軸32に嵌合させる。横軸32は前後方向の取付用筒33に固定し、取付用筒33は前後方向の反転用軸34に挿入固定し、反転用軸34は軸受部材36に回転のみ自在に挿入し、軸受部材36は取付金具37に固定し、取付金具37はボルト等の止着具38により分草杆21に固定したステー35に着脱自在に取付ける。
したがって、分草体11は取付用筒33を反転用軸34ごと軸受部材36に対して回転させることにより反転させている。
【0010】
この場合、分草体11は反転用アーム30の長さを半径にして反転用軸34を中心に回転するから、反転用アーム30の長さおよび反転用軸34の位置を、反転させたとき分草体11あるいは反転用軸34に取付ける反転用アーム30等が畦24に接触しない高さに位置するように設定する。
また、分草体11は、任意構成の分草体ユニットYとして事前に組立て、これを分草杆21に取付ける。実施例では、反転用アーム30と、横筒31と、横軸32と、取付用筒33とを小ユニットとして反転用軸34に着脱自在に構成しているが、反転用軸34と軸受部材36と取付金具37までも分草体ユニットYとして構成し、ボルト等の止着具38により分草杆21に固定したステー35に着脱自在に取付けている。なお、後述する回転作動手段51もユニットに含めると、一層組立および着脱を含めてメンテンナンスが容易になって好適である。
【0011】
しかして、前記分草杆21は、前記刈刃14より先側の部分を、少なくとも刈刃14の部分と略同じ高さに位置させて刈刃14の前方に空間部40を形成して穀稈等の詰まりを減少させるが、分草杆21を前側に至るに従い高くなるように構成すると、空間部40を大きく(広く)できて、一層穀稈等の詰まりが減少できて好適である。
しかして、分草体11は前記反転用軸34中心に回転することにより反転するが、反転用軸34は正面視作用状態の分草体11の後方に重合させて位置させ、また、分草体11の回転方向は前記引起装置12の引起ケース44の外側(前記反転用軸34を基準に反引起ラグ25側)を回転移動するように構成する。
また、反転用アーム30は側面視、前記引起装置12の引起ラグ25の移動軌跡と重ならないように配置して引起ラグ25との干渉を防止する。このとき、引起ラグ25の前側に反転用アーム30を位置させると、組み付け等が容易になって、好適である。
【0012】
また、反転用軸34と軸受部材36の取付部分は最下方位置にある引起ラグ25の先端より上方に位置させると、分草体11を反転用軸34中心に反転させたとき、引起装置12の引起ラグ25の先端より上方に位置し、刈取部4を畦24に近づけられ、また、引起ラグ25の作用への干渉を防止して好適である。また、反転させた分草体11の分草面23の下部は引起装置12の引起ケース44の下部よりも高く位置させ、引起ラグ25の作用への干渉を防止している(図12)。また、反転させた分草体11の最も前側に位置する部分を、最下方位置にある引起ラグ25の先端より後方に位置させると、刈取部4を畦24に近づけられ、また、引起ラグ25の作用への干渉を防止して好適である(図12)。
また、反転用軸34中心に反転させた分草体11は、操縦部6からその分草体11の先端部22または分草面23の何れかの部分が見えるように構成する。この場合、反転させた分草体11は、引起装置12の下側に設けた引起ラグ25を取付けたチエンを掛け回すローラ46の中心と刈取部4の側部カバー47の間に位置させると、反転状態のときでも刈取部4の条合せ操作を容易にする。特に、操縦部6の前方となる側の分草体11を前記のように配置すると、一層、条合せが容易になって好適である。
【0013】
しかして、分草体11は、反転させて引起装置12および刈刃14を畦24に近づけられるようにするので、分草体11を反転させたとき、元の位置より後方に位置するように前記取付用筒33を設ける。即ち、反転用軸34は前記引起装置12の引起ケース44に対して側面視略直交するように配置して、後側に斜めに倒れた状態に設けられている引起ケース44に対して干渉せずに分草体11を反転させられ、引起装置12および刈刃14を畦24に近づけられる。
しかして、分草体11は、大型分草体11a と小型分草体11b を左右方向に交互に配置しているが、このうち、大型分草体11a を反転させるようにして、刈取部4を畦24に接近させる距離を稼いでいる。
即ち、全ての分草体11を反転させても良いが、構造が複雑になって、コストが上昇するので、畦24付近の刈取りに有効な大型分草体11a を反転させる。
【0014】
しかして、大型分草体11a のうち、左右の中間位置にある中間分草体11も反転するように構成すると、刈取部4全体を前進させて畦24に近づくことができて、好適である(図13、図14)。
中間分草体11は、左右の引起装置12の引起ケース44の間に中間分草杆21を位置させ、該中間分草杆21の上方にステー35を設け、該ステー35に軸受部材36を固定し、軸受部材36に反転用軸34を回転のみ自在に挿入し、軸受部材36より前側に突出する反転用軸34に取付用筒33を挿入固定して取付け、取付用筒33には下向きの一対のステーを固定し、該ステーに横軸32により横筒31を設け、横筒31に反転用アーム30の基部を固定する。
また、引起装置12の引起ケース44の下部は、前記分草杆21の先側に設けた引起ケース取付部材45に取付け(図2)、各分草杆21と引起ケース44とは互いに強度メンバーとなるフレームを構成して、分草体11に掛かる荷重を支持している。
【0015】
しかして、前記反転用軸34の後端は前記軸受部材36の後端より後方に突出させ、反転用軸34の後端には回転作動手段51を設け、回転作動手段51により分草体11は取付用筒33中心に回転して反転する。
実施例では、回転作動手段51は、前記反転用軸34の後端に入力ギヤ52を固定し、入力ギヤ52に出力ギヤ53を噛み合わせ、出力ギヤ53はモータあるいは空気・油圧等の流体により作動する流体シリンダ等の駆動源54により回転させて分草体11を反転および復帰させる(図3、図4、図14)。
しかして、分草体11は、図16のように、左回りの回り刈りするときは右側の分草体11を反転させると、有効であり、また、畦24際の刈取りでも反転させる(図17)。
また、図18のように、反転用軸34中心に分草体11を回動させると、先端部22を左右に移動させることができ、これにより、分草体11の位置を左右移動させたのと同等の作用を奏する。即ち、先端部22を内側にすると、条刈のとき既刈地側にある切り藁または放出藁を分草体11が押していくのを防止し、また、先端部22を外側にすると、中割の刈取のとき刈取部4の刈り幅を広くして条刈より1条多く確実に刈取り穀稈を分草作用幅内に入れられる。
【0016】
また、先端部22を左右に首を振るように往復移動させながら前進しても良い。61はCPU、62は倒伏モード検出スイッチ、63は刈取スイッチである。
しかして、分草体11を前記駆動源54により反転および復帰等の反転用軸34中心に回転させる場合は、前記駆動源54の操作部60をコンバインの操縦部6に設けると、遠隔操作が可能になって、操作性を向上させて好適である。
この場合、刈取部4の上下に合わせて自動反転させると、分草体11の上面に載っている異物を除去でき、操作性および作業性を向上させる、即ち、刈取部4を所定高さ以上に上動させとき、自動反転させ、刈取部4を所定高さの作業位置に降下させると、自動復帰させる。
また、コンバインを旋回操作したとき、刈取部4の駆動の入り切りを自動的に行うように制御するように構成している場合は、この刈取部4の駆動の入り切りに対応させて、刈取部4の駆動を切るとき反転させて、入れるときに自動復帰するように構成してもよい。
【0017】
次に作用を述べる。
走行装置2により圃場を走行すると、刈取部4の分草体11が圃場の穀稈を分草し、分草された穀稈は根元が刈刃15により切断され、掻込装置13により掻き込まれ、搬送装置15により搬送され、引継搬送装置18により穀稈を穀稈供給装置19に引継ぎ、穀稈供給装置19により脱穀装置3に供給して脱穀される。
この場合、分草体11は、前後方向の反転用軸34中心に、先端部22が先端に位置する作用位置と、先端部22が上方に位置する反転位置との間移動自在に構成しているから、通常は先端部22を先端に位置させた作用位置として圃場の穀稈を分草し、所定の場合反転させる。
分草体11は、側面視先端部22より後側に後方に至るに従い高くなるように傾斜する分草面23を形成し、分草面23は上方に至るに従い幅が広くなる正面視三角形状に形成しているから、この分草体11を先端部22が上に分草面23が下になるように逆さに反転させると、分草面23から引起ラグ25までの距離Kが短くなって、引起装置12および刈刃14を畦24に近づける。
【0018】
また、畦24近傍の刈取り時、雑草が引っ掛かるときがあるが、反転させることによりこれを防げる。
また、反転させることにより分草体11の上面に載っている異物を落下させられる。
以上のように、複数ある分草体11のうち旋回外側の分草体11を反転させると回り刈りのときに良く、各分草体11の全部を反転させると、刈取部4を畦24に向けて直進状態で前進させる場合は、刈取部4全体を畦24に近づけることができ、畦24際の穀稈の刈取りを行える。
しかして、分草体11は、反転用軸34中心に反転させたとき、操縦部6から分草体11の先端部22または分草面23の何れかの部分が見えるようにしているから、反転状態のときでも、分草体11を見ながら刈取部4の条合せ操作可能になって、操作を容易にする。
【0019】
また、分草体11は反転させたとき、引起装置12の下側に設けたローラ46の中心と刈取部4の側部カバー47の間に位置させると、反転状態のときでも刈取部4の条合せ操作を容易にする。特に、操縦部6の前方となる側の分草体11を前記のように配置すると、一層、条合せが容易になって好適である。
しかして、分草体11は、大型分草体11a と小型分草体11b を左右方向に交互に配置しているが、このうち、前方に大きく突出している大型分草体11a を反転させると、刈取部4を畦24に接近させる距離を稼げる。
即ち、全ての分草体11を反転させても良いが、構造が複雑になって、コストが上昇するので、畦24付近の刈取りに有効な大型分草体11a を反転させることにより、合理的な構成となる。また、全長を短くでき、トラックに積載するのや収納を容易にする。
【0020】
しかして、分草体11は、反転用アーム30の先端に固定し、反転用アーム30の基部は横筒31に固定し、横筒31は横軸32に嵌合させ、横軸32は取付用筒33に固定し、取付用筒33は分草杆21側に設けた前後方向の反転用軸34に着脱自在に挿入しているから、分草体11と反転用アーム30と横筒31と横軸32と取付用筒33を一体的に反転用軸34に対して回転させると、反転させることができる。
実施例では、前記反転用軸34の後端は分草杆21側に固定の軸受部材36の後端より後方に突出させ、反転用軸34の後端には回転作動手段51を設けているから、回転作動手段51により分草体11は取付用筒33中心に回転して反転する。
【0021】
また、前記反転用軸34の後端に入力ギヤ52を固定し、入力ギヤ52に駆動源54の出力ギヤ53を噛み合わせているから、駆動源54に通電すると、反転用軸34を回転させて分草体11を反転させる。
しかして、分草体11の反転中心の反転用軸34は、正面視作用状態の分草体11の後方に重合させて位置させているから、支持機構および反転機構等を分草体11の後方に位置させことができ、穀稈が接触・絡むのを防止する。
また、分草体11の回転方向は前記引起装置12の引起ケース44の外側(前記反転用軸34を基準に反引起ラグ25側)を回転移動するように構成しているから、引起装置12が穀稈を引起しているときも、分草体11は引起装置12の引起ラグ25の移動路に干渉せずに反転させられ、穀稈を引っかけず、穀稈の搬送姿勢を乱したり、穂を脱粒させるのを防止する。また、右側の引起装置12の外側に分草体11が位置するので、刈取り穀稈を見るのに視界を遮らず、前方視界を良好にする。
【0022】
また、反転用アーム30は側面視、前記引起装置12の引起ラグ25の移動軌跡と重ならないように配置しているから、分草体11が分草作業状態のとき、引起ラグ25に反転用アーム30が干渉するのを防止する。
このとき、引起ラグ25の移動路に対して反転用アーム30は前後に配置可能であるが、側面視前側に反転用アーム30を位置させると、組み付け等が容易になって、好適である。
しかして、反転用軸34は引起装置12の引起ケース44に対して略直交するように配置しているから、分草体11を反転させたとき、最も元の位置から後側に遠く離すことができ、引起装置12および刈刃14を畦24に近づけられる。
【0023】
また、反転させた分草体11の前側に位置する部分が引起装置12の引起ラグ25の先端より後方に位置するように反転用軸34を配置しているから、刈取部4を畦24に近づけられて好適である。
同様に、分草体11を反転用軸34中心に反転させたとき、取付用筒33と軸受部材36の取付部分が引起装置12の引起ラグ25の先端より上方に位置するように構成しているから、引起ラグ25の作用への干渉を防止して好適である。
同様に、分草体11を反転用軸34中心に反転させたとき、反転させた状態の分草体11の分草面23下部が引起装置12の引起ケース44の下部よりも上方に位置するように構成しているから、引起装置12および刈刃14を畦24に近づけられる。
【0024】
しかして、大型分草体11a のうち、左右の中間位置にある中間分草体11も反転するように構成しているから、刈取部4全体を前進させて畦24に近づくことができる。
この場合、中間分草体11は、左右の引起装置12の引起ケース44の間に中間分草杆21を位置させ、該中間分草杆21の上方にステー35を設け、該ステー35に軸受部材36を固定し、軸受部材36に反転用軸34を回転のみ自在に挿入し、軸受部材36より前側に突出する反転用軸34に中間分草体11の取付用筒33を挿入固定して取付けているから、反転させた中間分草体11は左右の引起ケース44の間に位置し、中間の分草体11でも左右を移動する穀稈に干渉するのを防止する。
しかして、分草体11は、図16のように、左回りの回り刈りするときは右側の分草体11を反転させるから、畦24に対して実質的な旋回半径を小にして畦24に近づける。
【0025】
また、図18のように、反転用軸34中心に分草体11を回動させると、先端部22を左右に移動させることができるから、先端部22を内側にすると、刈取部4の刈り幅を狭くし、先端部22を外側にすると、刈取部4の刈り幅を広くし、分草体11の位置を左右移動させたのと同等の作用を奏する。特に、条刈のときは先端部22を内側にすると、既刈地側にある切り藁または放出藁を分草体11が押していくのを防止し、また、中割の刈取のときは先端部22を外側にすると、刈取部4の刈り幅を広くして確実に刈取り穀稈を分草作用幅内に入れられる(中割のときは条刈より1条多く刈取れることになる)。
また、分草体11は先端部22を左右に首を振るように往復移動させながら前進させることも可能であるから、倒伏穀稈の刈取作業のとき、振動状態に往復移動する先端部22が倒伏穀稈の下側に進入しやすく、分草および穀稈を起こす作用が良好となる。
【0026】
しかして、分草体11の反転復帰操作は、駆動源54を操作する操作部60をコンバインの操縦部6に設けると、遠隔操作が可能になって、操作性を向上させて好適である。
この場合、刈取部4の上下に合わせて自動反転させるように構成すると、分草体11の上面に載っている異物を除去でき、操作性および作業性を向上させる。
即ち、刈取部4を所定高さ以上に上動させとき、自動反転させ、刈取部4を所定高さの作業位置に降下させると、自動復帰させるように構成すると、著しく操作性および作業性を向上させる。
【0027】
また、コンバインの旋回操作に関連して、刈取部4の駆動の入り切りを自動的に行うように制御するように構成している場合は、この刈取部4の駆動の入り切りに対応させて、刈取部4の駆動を切るとき反転させて、入れるときに自動復帰するように構成すると、刈取部4を所定高さ以上に上動させると、自動的に駆動を停止させて分草体11を反転させ、刈取部4を所定高さ以下に下動させると、自動的に駆動させて分草体11を復帰させ、操作性および作業性を向上させ、また、ソフトの変更ですむので、コストも上昇させない。
しかして、分草体11は分草杆21の先側に設けられているが、分草杆21は、刈刃14より先側の部分を、少なくとも刈刃14と略同じ高さに位置させて、刈刃14の前方に空間部40を形成しているから、分草杆21の下方に穀稈屑等が詰まるのを減少させる。
【0028】
また、分草杆21は前側に至るに従い高くなるように構成すると、空間部40を大きく(広く)できて、一層穀稈等の詰まりが減少できて好適である。
しかして、分草体11は任意構成の分草体ユニットYとして事前に組立て、これを分草杆21に取付けるから、組立ておよび着脱を容易にし、メンテナンスも容易にする。
実施例では、反転用アーム30と、横筒31と、横軸32と、取付用筒33とを小ユニットとして反転用軸34に着脱自在に取付けて構成しているから、この場合は、取付用筒33を反転用軸34に着脱すればよい。即ち、最も破損しやすい分草体11と反転用アーム30を小ユニットとして反転用軸34に着脱自在に取付けているから、最小限の部品交換ですみ、作業が容易になる。
【0029】
また、反転用アーム30と、横筒31と、横軸32と、取付用筒33と、反転用軸34と軸受部材36と取付金具37とを分草体ユニットYとして構成すると、ボルト等の止着具38により分草杆21に固定したステー35に着脱自在に取付ければよく、最初の組立てが容易になり、また、着脱が容易になって、分草体11付近のメンテナンスが容易になり好適である。
前記分草体ユニットY(モータ54等の回転作動手段51を含む)を取付ける分草杆21は、基部を左右方向の下部伝動横筒20側に固定し、その先端側に設けた引起ケース取付部材45を引起ケース44の下部に固定しているから、下部伝動横筒20と各分草杆21と引起ケース44とは互いに強度メンバーとなるフレームを構成して、分草体11に掛かる荷重を支持する。
【0030】
【効果】
本発明は、左右に複数並設した最前方位置の穀稈を分草する分草体11と、該分草体11の後方に設けた引起装置12とを有するものにおいて、前記分草体11は、前後方向の反転用軸34中心に、分草体11の先端部22が下方に分草面23が上方に位置する分草作用位置と、分草面23が下方に先端部22が上方であって所定高さに位置する反転位置との間移動自在に構成すると共に、前記分草体11は、少なくとも、前記反転用軸34および該反転用軸34の軸受部材36を分草体ユニットYとして構成し、該分草体ユニットYを着脱自在に固定部に取付けたコンバインの刈取部としたものであるから、組立や着脱等を容易にする。
本発明は、前記分草体ユニットYは、前記反転用軸34を回転させる駆動源54を有する回転作動手段51を有して構成したコンバインの刈取部としたものであるから、組立や着脱等を容易にする。。
本発明は、前記分草体ユニットYは、前記反転用軸34に対して前記分草体11を着脱自在に構成したコンバインの刈取部としたものであるから、最小限の部品交換が可能となる。
本発明は、前記分草体ユニットYは、その基部側が左右方向の下部伝動横筒20側に固定され、その先端側に設けた引起ケース取付部材45を前記引起装置12の引起ケース44の下部に固定した分草杆21に、着脱自在に固定したコンバインの刈取部としたものであるから、強固に支持できる。
本発明は、前記反転用軸34は、前記引起装置12の引起ケース44に対して略直交するように設けたコンバインの刈取部としたものであるから、合理的な構成になる。
本発明は、前記反転用軸34は前後方向の分草杆21の先側に回転のみ自在に設け、前記分草杆21のうち前記刈刃14より先側部分は、前側に至るに従い略同じ高さまたは高くなるように傾斜させて刈刃14の前方の分草杆21の下方に空間部40を形成したコンバインの刈取部としたものであるから、穀稈屑等が詰まるのを減少させる。
本発明は、前記反転用軸34中心に反転させた分草体11の下部は、前記引起装置12の引起ケース44の下部よりも上方に位置させたコンバインの刈取部としたものであるから、引起装置12との干渉を避けられる。
本発明は、前記反転用軸34中心に反転させた分草体11は、前記引起装置12の引起ケース44の引起ラグ25の移動通路より後側に位置するようにしたコンバインの刈取部としたものであるから、引起装置12との干渉を避けられる。
本発明は、前記分草体11は、駆動源54を有する回転作動手段51により反転復帰するように構成し、前記駆動源54の操作部60は、運転席を有する操縦部6に設けたコンバインの刈取部としたものであるから、操作性を向上させる。
本発明は、前記分草体11は、駆動源54を有する回転作動手段51により反転復帰するようにし、前記駆動源54は、刈取部4を所定高さ以上に上動させとき、分草体11を自動反転させ、刈取部4を所定高さの作業位置に降下させると、分草体11を自動復帰させるように構成したコンバインの刈取部としたものであるから、操作性および作業性を向上させる。
本発明は、前記分草体11は、駆動源54を有する回転作動手段51により前後方向の反転用軸34中心に回転自在に構成し、回転作動手段51は前記分草体11の先端部22を左右の任意位置に停止、あるいは、左右方向に往復移動させつつ機体前進可能に構成したコンバインの刈取部としたものであるから、刈取作業の対応能力を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図。
【図2】コンバインの刈取部の一部省略展開状態平面図。
【図3】刈取部の概略側面図。
【図4】同拡大側面図。
【図5】同正面図。
【図6】分草体の正面図。
【図7】同反転状態図。
【図8】ユニット構成の一部を示すを分草体の正面図。
【図9】同平面図。
【図10】ユニットを取付ける実施例の正面図。
【図11】取付位置を後側にした実施例の側面図。
【図12】取付位置を変更した他の実施例の側面図。
【図13】中間の引起装置の間の分草体の正面図。
【図14】同側面図。
【図15】刈取り作業を概略を示す平面図。
【図16】同平面図。
【図17】同正面図。
【図18】同正面図。
【図19】分草体を移動させた状態の刈取り作業を概略を示す平面図。
【図20】同平面図。
【図21】刈取り作業を概略を示す平面図。
【図22】作業者の視線を示す正面図。
【図23】ブロック図。
【図24】一部の回路図。
【図25】制御出力信号の説明図。
【図26】反転および復帰等の自動制御のブロック図。
【図27】操縦部および刈取部の概略平面図。
【符号の説明】
4…刈取部、6…操縦部、11…分草体、12…引起装置、13…掻込装置、14…刈刃、15…搬送装置、16…スターホイル、17…扱深さ調節装置、18…引継搬送装置、19…穀稈供給装置、21…分草杆、22…先端部、23…分草面、24…畦、25…引起ラグ、30…反転用アーム、31…横筒、32…横軸、33…取付用筒、34…反転用軸、35…ステー、36…軸受部材、40…空間部、44…引起ケース、46…ローラ、47…側部カバー、51…回転作動手段、52…入力ギヤ、53…出力ギヤ、54…モータ、60…操作部。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a harvesting unit such as a combine.
[0002]
[Prior art]
Japanese Laid-Open Patent Publication No. 5-292828 discloses a configuration in which a weeding body at a weeding action position is moved to the upper front side of the pulling device.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-255249 describes a configuration in which a weeding body at a weeding action position is translated upward in front of the pulling device.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-298754 describes a configuration in which the weed body at the weeding action position is reversed about the reversal axis.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 63-85042 describes a structure in which a weed body at a weeding action position is rotated about a reversal axis.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Among the known examples, the one described in Japanese Patent Laid-Open No. 5-292828 is configured to move the weed pods together with the weeding body, so that it is necessary to deform all the frames of the cutting part, which is complicated and costly. There is a problem that becomes higher.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-255249 discloses a structure in which the weeding body at the weeding action position is translated in the upward direction on the front side of the pulling device. There is a problem of entanglement.
Moreover, what is described in JP-A-7-298754 is a configuration in which the weeding body at the weeding action position is inverted to the center of the inversion axis, but the inverted tip is positioned upward. There is a problem that the pulling device cannot be brought close to the kite.
Further, the one described in Japanese Patent Laid-Open No. 63-85042 is configured to simply rotate the weed body at the weed action position about the reversal axis, so that the position of the weed surface of the weed body is left and right. There is a problem that the pulling device cannot be brought close to the bag.
That is, the cereals near the cocoon cannot be cut because the cutting body projecting forward does not approach the cocoon, but if the weed body is moved from a predetermined position on the front side of the pulling device, the cutting part ( The pulling device and the cutting blade) can be brought close to each other and trimmed.
Therefore, the weed body is moved with a simple configuration so that the pulling device can be brought closer to the cocoon.
[0004]
OBJECT OF THE INVENTION
Realization of harvesting work for cereals in the vicinity of the cocoon, simplification of the moving mechanism of the weed body, improvement of the power of work and operation, and cost reduction.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention, and
[0006]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A base portion of a
[0007]
The
Thus, the lower transmission
Among the plurality of
[0008]
That is, the
Therefore, the distance K from the
[0009]
In the embodiment, either one or both of the left and right sides and the
A tip of a reversing
Therefore, the
[0010]
In this case, since the
Moreover, the
[0011]
Thus, the
Thus, the
Further, the reversing
[0012]
Further, when the reversing
Further, the
[0013]
Thus, since the
Thus, in the weeding
That is, all the
[0014]
Therefore, it is preferable that the
In the
Further, the lower part of the pulling
[0015]
Accordingly, the rear end of the reversing
In the embodiment, the rotation actuating means 51 fixes the
Thus, as shown in FIG. 16, when the
Also, as shown in FIG. 18, when the
[0016]
Moreover, you may move forward, reciprocating the front-end | tip
Thus, when the
In this case, if it is automatically reversed according to the top and bottom of the
Further, when the
[0017]
Next, the operation will be described.
When the traveling
In this case, the weeding
The weeding
[0018]
In addition, weeds may be caught when cutting the vicinity of the
Moreover, the foreign material on the upper surface of the weeding
As described above, if the weeding
Thus, when the
[0019]
Further, when the
Thus, in the weeding
That is, although all the
[0020]
Thus, the
In the embodiment, the rear end of the reversing
[0021]
Further, since the
Accordingly, the reversing
Further, the weeding
[0022]
Further, since the reversing
At this time, the reversing
Therefore, since the reversing
[0023]
In addition, since the reversing
Similarly, when the
Similarly, when the
[0024]
Thus, since the large herbaceous body 11a is also configured to invert the intermediate
In this case, in the
Thus, as shown in FIG. 16, when the weeding
[0025]
Further, as shown in FIG. 18, when the
Further, since the
[0026]
Therefore, the reverse operation of the
In this case, if it is configured to be automatically reversed according to the top and bottom of the
That is, when the
[0027]
Further, in the case where the control is performed so as to automatically turn on / off the
Thus, the
[0028]
In addition, it is preferable that the
Thus, since the
In the embodiment, the reversing
[0029]
Further, when the reversing
The
[0030]
【effect】
The present invention has a
In the present invention, the weed body unit Y is a combine harvesting unit having a rotation operating means 51 having a
In the present invention, since the weed body unit Y is a combine harvesting portion in which the
According to the present invention, the weed body unit Y has a base side fixed to the lower transmission
In the present invention, the reversing
In the present invention, the reversing
In the present invention, the lower part of the weeding
In the present invention, the weeding
In the present invention, the
In the present invention, the
In the present invention, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a combine.
FIG. 2 is a partially omitted plan view of a combine harvester.
FIG. 3 is a schematic side view of a cutting part.
FIG. 4 is an enlarged side view of the same.
FIG. 5 is a front view of the same.
FIG. 6 is a front view of a weed body.
FIG. 7 is an inversion state diagram.
FIG. 8 is a front view of a weed body showing a part of the unit configuration.
FIG. 9 is a plan view of the same.
FIG. 10 is a front view of an embodiment in which a unit is mounted.
FIG. 11 is a side view of an embodiment in which the mounting position is on the rear side.
FIG. 12 is a side view of another embodiment in which the mounting position is changed.
FIG. 13 is a front view of a weed body between intermediate pulling devices.
FIG. 14 is a side view of the same.
FIG. 15 is a plan view schematically showing a cutting operation.
FIG. 16 is a plan view of the same.
FIG. 17 is a front view of the same.
FIG. 18 is a front view of the same.
FIG. 19 is a plan view schematically showing a cutting operation in a state where the weed body is moved.
FIG. 20 is a plan view of the same.
FIG. 21 is a plan view schematically showing a cutting operation.
FIG. 22 is a front view showing an operator's line of sight.
FIG. 23 is a block diagram.
FIG. 24 is a partial circuit diagram.
FIG. 25 is an explanatory diagram of a control output signal.
FIG. 26 is a block diagram of automatic control such as inversion and return.
FIG. 27 is a schematic plan view of a control unit and a cutting unit.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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