JP4586285B2 - 生体情報を利用した個人認証システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体情報を利用して個人認証を行う個人認証システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、虹彩や指紋など、人体の特徴である生体情報を利用して個人認証を行うシステムが普及しているが、複数の利用者の認証を行うシステムとして、以下のようなシステムが用いられている。
図8はかかる従来の生体情報を利用した個人認証システムの概略図である。
【0003】
この図において、101は生体情報データベース102を有する認証サーバ、103はネットワーク、104〜106は生体情報取得装置である。
この図に示すように、利用者の生体情報を一括して認証サーバ101の生体情報データベース102で管理し、認証を行う際には、生体情報取得装置104〜106から生体情報を認証サーバ101に送信し、認証サーバ101はあらかじめ登録されている生体情報と、受信した生体情報とを照合し、認証を行うものである。
【0004】
前記した認証サーバ101は、安全性を保つための厳重な管理かつ安定したシステムの構築が必要である。また、生体情報を利用した個人認証システムの普及に伴い、複数のアプリケーションで同じ方法による認証が用いられることが予想される。このため、例えば認証局と呼ばれる第3者機関がこれを一括して管理するしくみが必要とされている。このような機関は、前記認証サーバ101を設置し、生体情報の管理及び認証を行うサービスを提供する。このような機関を利用することにより、生体情報を利用した個人認証システムを安価に構築したり、一度登録した生体情報を他の用途で利用することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した一括して生体情報を管理するシステムでは、生体情報とともに該当する利用者のID番号などの情報(以下、利用者ID)を合わせて登録し、登録された生体情報が誰のものであるかがわかるようにしているが、この利用者IDは全利用者で重複しないよう、ユニークなものを付与しなければならない。また、生体情報を管理するシステムを構築する場合、利用者IDの桁数や文字制限などのフォーマットは、統一されるべきである。このため、生体情報を登録するにあたり、全利用者間でユニークな利用者IDを付与することが必要になり、利用者はこれを覚えておかなければならない。また、さまざまな用途で利用する場合、用途毎に個人認証を適用するアプリケーションシステムも異なり、それらで用いられる利用者のIDは、例えば、社員番号、顧客ID、電話番号、のように異なるため、これらと生体情報管理で用いる利用者IDとを関連付ける必要があり、既存システムへ容易に生体情報認証を組み込むことができない。
【0006】
本発明は、上記状況に鑑みて、利用が簡便で、かつ既存システムへ容易に生体情報認証を組み込むことができる生体情報を利用した個人認証システムを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔1〕生体情報を利用した個人認証システムにおいて、個人の生体情報(虹彩、指紋など)を利用した個人認証を行うシステムにおいて、生体情報を入力する生体情報入力部と、第1のIDを入力する第1のID入力部と、前記生体情報をあらかじめ登録しておき、個人認証を行う際に前記生体情報入力部で取得した生体情報と前記あらかじめ登録されている生体情報とを照合する生体情報認証処理手段が前記あらかじめ登録されている生体情報に対して割り当てる第2のIDを、前記第1のIDとともに記憶する記憶部と、前記第1のIDと前記生体情報入力部で取得した生体情報の入力を受けると、前記記憶部から得られた前記第1のIDに対応する前記第2のIDと前記生体情報入力部で取得した生体情報とを前記生体情報認証処理手段に通知して認証を依頼し、前記生体情報認証処理手段から前記第2のIDと前記生体情報との認証が成功した旨の通知を受けると、前記第1のIDに対する認証結果として出力するID変換部と、前記第1のIDに対する認証結果によりログインを許可するログイン許可部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
〕上記〔1〕記載の生体情報を利用した個人認証システムにおいて、前記ID変換部は、個人認証情報の登録時には、前記生体情報入力部で取得した生体情報と前記第1のIDを受けて前記生体情報入力部で取得した生体情報を前記生体情報認証処理手段に通知し、前記生体情報認証処理手段から受け取った第2のIDを、前記第1のIDとともに前記記憶部に登録することを特徴とする。
【0009】
〕上記〔〕記載の生体情報を利用した個人認証システムにおいて、前記生体情報入力部で取得した生体情報が前記生体情報認証処理手段において登録済みである場合、前記生体情報認証処理手段から前記あらかじめ登録されている生体情報に対応して登録済みの第2のIDの返却を受けることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
この図に示すように、第1実施例を示す認証システムは、生体情報の取得を行う生体情報取得装置1と、本認証システムの利用者の情報を管理するID変換装置2と、利用者の生体情報をあらかじめ登録しておき、個人認証を行う際に生体情報取得装置1が取得した生体情報とあらかじめ登録してある生体情報とを照合する生体情報認証装置3で構成され、それぞれの装置が相互にデータ送受信を行うことができる。
【0011】
生体情報取得装置1は、生体情報認証を行う利用者が用いるものであり、例えば虹彩や指紋などの生体情報を取得する生体情報取得手段1Aを備えている。
ID変換装置2は、生体情報による個人認証を適用するアプリケーションシステムと連動して動作するものであり、例えば企業内の情報システムとして設置され、個人認証が利用されるアプリケーションシステム内で管理される利用者のID(以下、第1のIDという)を入力する第1のID入力手段2Aと、生体情報認証装置3に登録された生体情報に対応した生体情報認証装置3内で管理される利用者のID(以下、第2のIDという)を生体情報認証装置3から受信し、これを第1のIDとともに格納しておくID変換情報データベース2Bを備えている。
【0012】
生体情報認証装置3は、生体情報による個人認証を適用するさまざまなアプリケーションシステムの認証機能を提供するものであり、例えば生体情報の認証サービスを行う機関などに設置され、ID変換装置2から受信した生体情報に第2のIDを付加する第2のID付加手段3Aと、前記生体情報を第2のIDとともに格納しておく生体情報データベース3Bを備えている。
【0013】
以下、本発明の生体情報を利用した個人認証システムの動作について、図1を参照しながら説明する。
まず、生体情報取得装置1において、(1)登録しようとする利用者の生体情報を取得し、(2)その生体情報をID変換装置2へ送信する。ID変換装置2は、生体情報を受信すると、(3)登録しようとする利用者を示す、アプリケーションシステム内で管理される第1のIDが第1のID入力手段2Aにより入力される。次に、(4)検索要求とともに生体情報を生体情報認証装置3′へ送信する。
【0014】
生体情報認証装置3′は、生体情報を受信すると、(5)第2のID付加手段3Aにより、ユニークな第2のIDを付加し、(6)生体情報とともに、生体情報データベース3Bへ格納する。また、(7)付加した第2のIDをID変換装置2へ送信する。
ID変換装置2は、第2のIDを受信すると、(8)その第2のIDと前記第1のIDとを関連付けて、ID変換情報データベース2Bへ格納する。
【0015】
図2は本発明のID変換装置の詳細な動作の説明図である。
この図に示すように、ID変換装置2は、第1のID入力手段2Aによって入力された(1)第1のIDと、生体情報認証装置3から受信した(2)第2のIDを対としてID変換情報データベース2Bへ格納する。
〔第1実施例〕
第1実施例によれば、アプリケーションシステム内で利用者を管理するIDである第1のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置3に生体情報を登録することができ、既存のアプリケーションシステムなどに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
【0016】
〔第2実施例〕
図3は本発明の第2実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
第2実施例を示す認証システムの装置の基本的構成は、第1実施例と同様である。
【0017】
第2実施例におけるそれぞれの装置の機能は、生体情報認証装置のみ第1実施例と異なる。
第2実施例における生体情報認証装置3′は、第1実施例で示した生体情報データベース3Bと、ID変換装置2から受信した生体情報と生体情報データベース3Bに登録されているすべての生体情報とを照合する照合手段3Cと、前記照合によって同一とみなされた生体情報に対応する第2のIDを抽出する第2のID抽出手段3Dとを備えている。
【0018】
以下、本発明の第2実施例の動作について説明する。
まず、生体情報取得装置1において、(1)登録しようとする利用者の生体情報を生体情報取得手段1Aにより取得し、(2)ID変換装置2へ送信する。ID変換装置2は、生体情報を受信すると、(3)登録しようとする利用者を示すアプリケーションシステム内で管理される第1のIDが第1のID入力手段2Aにより入力される。次に、(4)検索要求とともに生体情報を生体情報認証装置3′へ送信する。
【0019】
生体情報認証装置3′は、生体情報を受信すると、(5)あらかじめ生体情報データベース3Bに登録されているすべての生体情報と受信した生体情報を照合手段3Cにより照合し、同一とみなされる生体情報に対する第2のIDを第2のID抽出手段3Dにより抽出する。また、(7)抽出した第2のIDをID変換装置2へ送信する。
【0020】
ID変換装置2は、第2のIDを受信すると、(8)その第2のIDを前記第1のIDと関連付けて、ID変換情報データベース2Bへ格納する。
このときのID変換装置の詳細動作は第1実施例と同様である。
以上のように、第2実施例によれば、アプリケーションシステム内で利用者を管理するIDである第1のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置3′を用いた個人認証をアプリケーションシステムへ適用する際の利用者登録ができ、既存のアプリケーションシステムなどに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
【0021】
また、第2実施例によれば、あらかじめ生体情報認証装置3′に生体情報が登録されている利用者が他のアプリケーションシステムを利用するための登録を行う際、生体情報認証装置3′に格納されている生体情報を変更することなく、登録を行うことができるため、外部から容易に生体情報認証装置3′に生体情報の登録ができないようにして、セキュリティを確保することも可能である。
〔第3実施例〕
図4は本発明本発明の第3実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
【0022】
第3実施例を示す認証システムは、第1実施例で示したそれぞれの装置に加え、生体情報による個人認証が適用されるアプリケーションシステム5と、そのアプリケーションシステム5を利用するための利用者操作端末4で構成され、それぞれの装置が相互にデータ送受信を行うことができる。
生体情報取得装置1は、第1実施例と同様である。利用者操作端末4は、アプリケーションシステム5を利用するための端末であり、アプリケーションシステム5内で管理される利用者のID(以下、第1のID)を入力する第1のID入力手段4Aを備えている。アプリケーションシステム5は、個人認証の結果に基づいて動作するシステムであり、ID変換装置2から受信した第1のIDおよび生体情報の認証結果に基づき、例えば利用者操作端末からのログイン可否を判定する許可/非許可判定手段5Aを備えている。ID変換装置2は、第1実施例で示したID変換情報データベース2Bと、このID変換情報データベース2Bを参照しアプリケーションシステム5から受信した第1のIDに対応する第2のIDを抽出する第2のID抽出手段2Cを備えている。生体情報認証装置3″は、第2実施例で示した生体情報データベース3Bと、ID変換装置2から第2のIDおよび生体情報を受信し、生体情報データベース3Bに登録されている生体情報と照合する照合手段3Cを備えている。
【0023】
例えば、利用者操作端末4からアプリケーションシステム5へのログイン時に個人認証を行うシステムとすると、まず、(1)−1利用者は利用者操作端末4において自分の第1のIDを入力する。また、(1)−2生体情報取得装置1において自分の生体情報を取得する。(2)−1利用者操作端末4は、入力された第1のIDをアプリケーションシステム5へ送信する。また、(2)−2生体情報取得装置1は、取得した生体情報をアプリケーションシステム5へ送信する。(3)リケーションシステム5は、受信した第1のIDおよび生体情報をID変換装置2へ送信する。(4)ID変換装置2は、ID変換情報データベース2Bを参照し、受信した第1のIDに対応する第2のIDを抽出し、(5)これを同時に受信した生体情報とともに生体情報認証装置3″へ送信する。生体情報認証装置3″は、(6)受信した生体情報と生体情報データベース3Bに登録されている受信した第2のIDに対応する生体情報とを照合手段3Cと照合し、結果を(7)認証結果としてID変換装置2へ送信する。ID変換装置2は、(8)受信した認証結果および認証の対象となった第1のIDをアプリケーションシステム5へ送信する。アプリケーションシステム5は、受信した第1のIDおよび認証結果に基づき、(9)ログインを許可するかどうかを判定し、(10)許可した場合は当該利用者操作端末でのログインが可能となる。
【0024】
図5は本発明の第3実施例によるID変換装置の詳細動作の説明図である。
この図に示すように、ID変換装置2は、ID変換情報データベース2Bを参照してアプリケーションシステム5から受信した(1)第1のIDに対応する(2)第2のIDを第2のID抽出手段2C′により抽出し、生体情報認証装置3へ送信する。
【0025】
第3実施例によれば、アプリケーションシステム5内で利用者を管理するIDである第1のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置3による生体情報認証を適用することができ、既存のアプリケーションシステム5などに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
また、第3実施例によれば、生体情報認証装置3内で管理される第2のIDは、利用者およびアプリケーションシステム5の管理者は覚える必要がないため、番号の間違えによる誤認証を防止することができる。
【0026】
〔第4実施例〕
図6は本発明の第4実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
第4実施例を示す認証システムの基本的構成は、第3実施例と同様である。
第4実施例におけるそれぞれの装置の機能は、生体情報認証装置3、ID変換装置2、利用者操作端末4が第3実施例と異なる。
【0027】
生体情報認証装置3′は、第2実施例で示した同装置と同様の機能を備えている。ID変換装置2″は、第1実施例で示したID変換情報データベース2Bと、このID変換情報データベース2Bを参照し生体情報認証装置3から受信した第2のIDに対応する第1のIDを抽出する第1のID抽出手段2Dを備えている。利用者操作端末4′は、第3実施例で示したような第1のID入力手段は必要ではない。 例えば、利用者操作端末4′からアプリケーションシステム5へのログイン時に個人認証を行うシステムとすると、まず、(1)利用者は生体情報取得装置1において自分の生体情報を取得する。生体情報取得装置1は、(2)生体情報取得取得手段1Aで取得した生体情報をアプリケーションシステム5へ送信する。アプリケーションシステム5は、(3)受信した生体情報をID変換装置2へ送信する。ID変換装置2は、(4)第2のIDに対応する第1のIDを第1の抽出手段2Dで抽出し、受信した生体情報を生体情報認証装置3へ送信する。生体情報認証装置3は、生体情報を受信すると、(5)その生体情報とあらかじめ生体情報データベース3Bに登録されているすべての生体情報と受信した生体情報を照合手段3Cで照合し、(6)同一とみなされる生体情報に対応する第2のIDを第2のID抽出手段3Dで抽出する。また、(7)抽出した第2のIDをID変換装置2へ送信する。ここで、同一とみなされる生体情報がない場合、該当する利用者がいないことを示す情報を第2のIDの代わりに送信する。ID変換装置2は、第2のIDを受信すると、ID変換情報データベース2Bを参照し、受信した第2のIDに対応する第1のIDを第1のID抽出手段2Dで第1のIDを抽出し、アプリケーションシステム5へ送信する。ここで、(8)生体情報認証装置3′から第2のIDの代わりに該当する利用者がいないことを示す情報を受信した場合と、生体情報認証装置3から受信した第2のIDがID変換情報データベース2Bにない場合は、該当する利用者がいないことを示す情報を前記第1のIDの代わりにアプリケーションシステム5へ送信する。(9)アプリケーションシステム5は、受信した第1のIDまたは生体情報認証結果に基づき、許可/非許可判定手段5Aでログインを許可するかどうかを判定し、(10)許可した場合は当該利用者操作端末でのログインが可能となる。
【0028】
図7は本発明の第4実施例を示すID変換装置の詳細動作の説明図である。
この図に示すように、ID変換装置2は、ID変換情報データベース2Bを参照して生体情報認証装置3から受信した(1)第2のIDに対応する第1のIDを第1のID抽出手段2Dで抽出し、アプリケーションシステム5へ送信する。
第4実施例によれば、アプリケーションシステム5内で利用者を管理するIDである第1のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置3による生体情報認証を適用することができ、既存のアプリケーションシステム5などに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
【0029】
また、第4実施例によれば、生体情報認証装置3で管理される第2のIDを、利用者およびアプリケーションシステムの管理者は覚える必要がないため、番号の間違えによる誤認証を防止することができる。
更に、第4実施例によれば、利用者はアプリケーションシステム5内で管理されている第1のIDを覚える必要がないため、番号の間違えなどによる誤認証を防止することができる。
【0030】
〔利用形態〕
本発明において、一つの生体情報認証装置に複数のID変換装置を接続することにより、一度登録した生体情報を複数のアプリケーションシステムでの個人認証に適用することができる。
また、本発明によれば、例えば生体情報の認証サービスを行う機関などが提供する生体情報認証装置を利用する場合、アプリケーションシステムのシステム変更工数を低減することができる。また、利用者およびアプリケーションシステムの管理者は、生体情報認証装置内で管理されるIDを意識することなく生体情報の登録および認証ができるため、番号管理の手間削減や、番号の間違えによる誤認証防止などの効果が期待できる。
【0031】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
(A)アプリケーションシステム内で利用者を管理するIDである第1のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置に生体情報を登録することができ、既存のアプリケーションシステムなどに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
【0033】
(B)アプリケーションシステム内で利用者を管理するIDである第1のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置を用いた個人認証をアプリケーションシステムへ適用する際の利用者登録ができ、既存のアプリケーションシステムなどに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
【0034】
また、あらかじめ生体情報認証装置に生体情報が登録されている利用者が他のアプリケーションシステムを利用するための登録を行う際、生体情報認証装置に格納されている生体情報を変更することなく、登録を行うことができるため、外部から容易に生体情報認証装置に生体情報の登録ができないようにして、セキュリティを確保することも可能である。
【0035】
(C)アプリケーションシステム内で利用者を管理するIDである第1のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置による生体情報認証を適用することができ、既存のアプリケーションシステムなどに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
また、生体情報認証装置内で管理される第2のIDは、利用者およびアプリケーションシステムの管理者は覚える必要がないため、番号の間違えによる誤認証を防止することができる。
【0036】
(D)アプリケーションシステム内で利用者を管理するIDである第2のIDをそのまま用いた上で、生体情報認証装置による生体情報認証を適用することができ、既存のアプリケーションシステムなどに生体情報による個人認証機能を組み込む際、システムの変更を容易に行うことができる。
また、生体情報認証装置で管理される第2のIDは、利用者およびアプリケーションシステムの管理者は覚える必要がないため、番号の間違えによる誤認証を防止することができる。
【0037】
更に、利用者はアプリケーションシステム内で管理されている第1のIDを覚える必要がないため、番号の間違えなどによる誤認証を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
【図2】 本発明のID変換装置の詳細な動作の説明図である。
【図3】 本発明の第2実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
【図4】 本発明の第3実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
【図5】 本発明の第3実施例によるID変換装置の詳細動作の説明図である。
【図6】 本発明の第4実施例を示す生体情報を利用した個人認証システムの概略構成図である。
【図7】 本発明の第4実施例を示すID変換装置の詳細動作の説明図である。
【図8】 従来の生体情報を利用した個人認証システムの概略図である。
【符号の説明】
1 生体情報取得装置
1A 生体情報取得手段
2,2′,2″ ID変換装置
2A,4A 第1のID入力手段
2B ID変換情報データベース
2C,3D 第2のID抽出手段
2D 第1のID抽出手段
3,3′,3″ 生体情報認証装置
3A 第2のID付加手段
3B 生体情報データベース
3C 照合手段
4,4′ 利用者操作端末
5 アプリケーションシステム
5A 許可/非許可判定手段

Claims (3)

  1. (a)生体情報を入力する生体情報入力部と、
    (b)第1のIDを入力する第1のID入力部と、
    (c)前記生体情報をあらかじめ登録しておき、個人認証を行う際に前記生体情報入力部で取得した生体情報と前記あらかじめ登録されている生体情報とを照合する生体情報認証処理手段が前記あらかじめ登録されている生体情報に対して割り当てる第2のIDを、前記第1のIDとともに記憶する記憶部と、
    (d)前記第1のIDと前記生体情報入力部で取得した生体情報の入力を受けると、前記記憶部から得られた前記第1のIDに対応する前記第2のIDと前記生体情報入力部で取得した生体情報とを前記生体情報認証処理手段に通知して認証を依頼し、前記生体情報認証処理手段から前記第2のIDと前記生体情報との認証が成功した旨の通知を受けると、前記第1のIDに対する認証結果として出力するID変換部と、
    (e)前記第1のIDに対する認証結果によりログインを許可するログイン許可部とを備えたことを特徴とする生体情報を利用した個人認証システム。
  2. 請求項1記載の生体情報を利用した個人認証システムにおいて、前記ID変換部は、個人認証情報の登録時には、前記生体情報入力部で取得した生体情報と前記第1のIDを受けて前記生体情報入力部で取得した生体情報を前記生体情報認証処理手段に通知し、前記生体情報認証処理手段から受け取った第2のIDを、前記第1のIDとともに前記記憶部に登録することを特徴とする生体情報を利用した個人認証システム。
  3. 請求項記載の生体情報を利用した個人認証システムにおいて、前記生体情報入力部で取得した生体情報が前記生体情報認証処理手段において登録済みである場合、前記生体情報認証処理手段から前記あらかじめ登録されている生体情報に対応して登録済みの第2のIDの返却を受けることを特徴とする生体情報を利用した個人認証システム。
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