JP4580564B2 - 連続高圧処理方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続高圧処理方法および装置に関し、特に、油脂組成物などからなる食品、薬品、化粧品などの比較的高粘度の液体状原料を、10MPa以上の高圧下で連続的に加工する処理方法および処理装置の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より用いられていたこの種の高圧処理方法としては、バッチ処理、絞りを用いた連続処理、長いあるいは細い配管を用いて流動抵抗を発生させる連続処理などがある。以下に、絞りを用いた連続高圧処理方法について、図面により説明する。図4は従来の連続高圧処理装置の実施例を示す構成図である。図4において、連続高圧処理装置は、上流から供給タンク9、加圧ポンプ1、撹拌機を内蔵した処理容器6および絞り部30が順次配置されて構成され、これらは配管5により各々連結されている。前記加圧ポンプ1および処理容器6間の配管5には、圧力計2および安全弁12が設けられ、連続高圧処理装置の下流すなわち前記絞り部30の下流には熟成機14が連結して配置されている。
【0003】
以上のように構成された連続高圧処理装置において、複数種類の原料25が供給タンク9へ供給され、混合撹拌され、均一化される。この供給タンク9の原料25は加圧ポンプ1により吸引され、加圧吐出されて処理容器6へ供給される。この処理容器6において、原料25は高圧の加圧状態に維持されて撹拌され、殺菌、圧力晶析などの処理が行われる。処理容器6内に所定時間滞留し均一に高圧処理された原料25は、絞り部30を経て熟成機14へ連続的に排出される。この処理容器6内の圧力は、加圧ポンプ1と処理容器6の下流側の配管5を絞るための絞り部30とにより維持され、圧力計2によりその圧力が表示される。前記絞り部30の開度または加圧ポンプ1の回転数、あるいは絞り部30と加圧ポンプ1とを同時に調節制御することにより、処理容器6内の圧力および原料25の滞留時間が所定値に維持され、加圧ポンプ1、絞り部30間の圧力が異常に上昇した場合は、安全弁12が作動し、異常圧力を開放する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の連続高圧処理方法および装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、原料が絞り部を通過する際に、大きな剪断エネルギーが発生して原料が昇温すると共に変質し、処理容器における加工処理状態を損なう場合があった。すなわち、分散作用が発生し、成分が破壊され、製品として使用できなくなることがあった。また、長いあるいは細い配管を用いて流動抵抗を発生させる連続処理では、原料の物性が変化し易い場合には、僅かな温度変化により粘度が大きく変化し、圧力制御が困難であるとともに、配管に詰まりが発生し易く実用的でなかった。また、バッチ処理では生産性が低く、能率が低下していた。また、開放作業を必要とするので密閉処理が困難であり、衛生管理面で問題が発生し易い。
【0005】
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、特に、減圧部(絞り部)における原料の変質を少なくし、高圧力での自動運転が可能で有ると共に、圧力調整装置の可動部分が少ない連続高圧処理方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による連続高圧処理方法は、供給タンク内の原料を加圧ポンプで昇圧して処理容器内へ連続的に供給し、前記処理容器から圧力調整可能な流路抵抗を経て減圧しつつ連続的に排出し、前記流路抵抗に圧力開放用バイパス回路を並設し、前記処理容器内を連続処理状態で所定の高圧状態に保つようにする連続高圧処理方法において、前記処理容器を直列に連結した複数箇で構成し、前記処理容器間に前記流路抵抗および圧力開放用バイパス回路を設け、前記各処理容器内を段階的な高圧状態に保つ方法であり、また、前記処理容器を温度調節することにより、前記処理容器内の前記原料を加熱または冷却する方法であり、また、前記流路抵抗の下流において、冷却容器により前記原料を冷却する方法であり、また、前記処理容器を温度調節することにより、前記処理容器内の前記原料を加熱または冷却する方法であり、また、本発明による連続高圧処理装置は、原料を貯留し撹拌均一化する供給タンクと、前記供給タンク内の原料を吸引し昇圧して処理容器内へ連続的に供給する加圧ポンプと、前記原料を撹拌均一化しつつ所定時間高圧状態で貯留する処理容器と、前記処理容器から前記原料を減圧しつつ連続的に排出させる圧力調整可能な流路抵抗と、前記流路抵抗に並設される圧力開放用バイパス回路と、前記処理容器に接続される配管とを備え、前記処理容器内を連続処理状態で所定の高圧状態に保ち、前記処理容器は直列に連結した複数箇で構成され、前記処理容器間に前記流路抵抗および圧力開放用バイパス回路が設けられ、前記各処理容器内を段階的な高圧状態に保つことができるようにした構成であり、また、前記処理容器は温度調節機能を備え、前記処理容器内の前記原料は加熱または冷却可能にした構成であり、また、前記流路抵抗の下流に冷却容器が設けられ、前記原料は冷却可能にした構成であり、また、前記処理容器は温度調節機能を備え、前記処理容器内の前記原料は加熱または冷却可能にした構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面とともに本発明による連続高圧処理方法および装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、従来例と同一または同等部分には、同一符号を付して説明する。
【0008】
図1に示す第1の実施の形態において、符号9で示されるものは、例えば油脂組成物などからなる、食品、医薬品、化粧品などの原料である比較的高粘度の液体状の原料25が、混合物あるいは添加物とともに投入される供給タンクである。前記供給タンク9には、前記原料25の撹拌装置25aが装備されている。前記供給タンク9の下流には、低圧ポンプ26および直列に配置された複数、すなわち図1では2台の温度調節器27、27aを介して加圧ポンプ1が配置され、配管5により連結されている。前記温度調節器27、27aは冷媒による冷却器であり、それぞれ温度指示計T1が設けられ、前記加圧ポンプ1は、例えば高圧吐出用のプランジャポンプが使用され、駆動モータ3により駆動されている。
【0009】
前記加圧ポンプ1の下流には直列に配置された複数、すなわち図1では2台の処理容器6、6aが配置され、配管5により連結されている。前記処理容器6、6aには、それぞれ駆動モータにより回転駆動される撹拌装置6Aが設けられ、冷媒110により温度調節可能に構成されている。前記加圧ポンプ1と第1の前記処理容器6との間には安全弁12が、前記処理容器6、6aの入口側にはそれぞれ圧力センサー8、8aが、また、出口側にはそれぞれ温度指示計T1が、設けられている。
【0010】
第2の前記処理容器6aの下流には流路抵抗59が配置され、配管5により連結されている。この流路抵抗59は、冷却水61を有する管路57および調節機能付絞り弁58を直列に連結して構成されている。前記管路57は、配管5と同一径あるいは小径のパイプで構成し、長尺のパイプをジクザク形状にまとめて構成されている。さらには、冷水または冷媒、温水またはスチームにより温度調節可能に構成されている。また、前記流路抵抗59と並列に圧力開放バイパス回路55が設けられ、調節弁56が設けられている。この調節弁56および前記調節機能付絞り弁58は共に前記処理容器6aの入口側に設けられた前記圧力センサー8aに連結され、前記圧力センサー8aの指示信号により作動可能に構成されている。また、前記処理容器6aと流路抵抗59との間の配管5に、エア抜き弁13が設けられている。前記流路抵抗59の下流には、冷却容器62が配置され、配管5により連結されている。前記冷却容器62は、駆動モータにより回転駆動される撹拌装置が設けられ、原料25を均一に冷却可能に構成されている。前記流路抵抗59の下流側には加圧処理後の原料25の成形・梱包装置(図示せず)が連結されている。
【0011】
次に、以上の構成における動作について述べる。例えば、油脂組成物から構成される食品の場合、原料25は以下の食用油脂およびその他の原料から構成される。すなわち、食用油脂としては、通常の油脂加工品に用いられる動物油、植物油、乳脂などの天然油、それらの硬化油、分別油、エステル交換油、ランダムウムエス油などがあり、単独に、あるいは混合油として用いられる。また、油脂のみで、あるいは水と乳化状態にされたエマルジョンとして用いられる。その他の原料としては、呈味成分、香料、栄養成分、乳化剤、増粘剤、酸化防止剤などが用いられる。これらの原料25を供給タンク9へ投入し、混合撹拌し、均一化する。
【0012】
供給タンク9において均一に混合された原料25は、低圧ポンプ26により吸引され、温度調節器27、27aを経て加圧ポンプ1へ吐出される。この間、原料25は温度調節器27、27aにおいて所定の温度に調節される。温度の調節は、温度指示計T1の表示に従って行なう。加圧ポンプ1において、原料25は昇圧され、処理容器6、6aへ吐出される。処理容器6、6aにおいて、原料25は所定の高圧力に昇圧された状態で所定温度に冷却保持され撹拌されながら滞留し、殺菌、圧力晶析などの加工処理が行われる。この加工処理は、10MPa〜150MPa、必要に応じて数百MPaの高圧状態で、2台の処理容器6、6a(2台以上の場合もあり)内を滞留しながら順次流動して連続処理される。所定の圧力は、圧力センサー8aの指示に従って調節機能付絞り弁58の開度を調節することにより調節・保持される。所定の温度は、温度指示計T1の表示に従って所定温度に調節される。
【0013】
前記各処理容器6、6a内における所定の滞留時間を経過し加工処理を終えた原料25は、処理容器6、6aから吐出され配管5を経て流路抵抗59に到る。また、流路抵抗59において、原料25は管路抵抗57および調節機能付絞り弁58を通過する間に減圧される。前記管路抵抗57では、原料25は必要に応じて冷却され、粘度が高すぎる場合は加熱される。管路抵抗57では緩やかに減圧されるが、調節機能付絞り弁58では急激に減圧される。前記絞り弁58における減圧時の温度上昇を冷却容器62において冷却し、連続高圧処理を終了する。前述の管路抵抗57および調節機能付絞り弁58で構成される流路抵抗59は、緊急の短時間に圧力調整が必要な場合には不適であり、急激な圧力調整が必要な場合、原料25を変更するために装置全体を洗浄する場合、さらには急激な圧力上昇により緊急に圧力降下しなければならないような場合は、バイパス回路55の調節弁56を開弁して対応する。なおそれでも間に合わず緊急を要する異常昇圧時には、安全弁12が開弁する。
【0014】
前述の場合、温度調節器27、27aは、1台を高温殺菌用とし、その他を冷却用として構成することができ、加圧ポンプ1はピストン型ポンプ、プランジャ型ポンプ、ギァポンプを使用することができる。処理容器6、6aは、原料25の処理状況に応じて撹拌速度および冷却温度を適宜調節可能に構成されており、図1に示される2台に限定されるものではなく、原料25の種類あるいは処理条件に応じて1台あるいは3台以上で構成することができる。前記絞り弁58は、可変絞り弁で例示されているが、ノズル、減圧弁、シーケンス弁に変更でき、例えば、電気あるいはパイロット圧力で自動圧力調整式とすることにより自動運転が可能となる。調整弁56は複数箇を並列に配置して、一部を開度調整用にその他を緊急オンオフ用に構成することができる。圧力センサー8、8aは各処理容器6、6aの出口側あるいは配管5の適宜の位置に設けることができ、また、圧力調整のための圧力信号は圧力センサー8,8aの何れかの信号でよい。
【0015】
図2に示す第2の実施の形態において、第1の実施の形態における流路抵抗59を除いてその他の部分は第1の実施の形態と同等であり、以下に、異なる部分のみについて説明する。すなわち、第2の前記処理容器6aの下流に管路抵抗57が配置され、配管5により連結されている。前記管路抵抗57は、配管5と同一径あるいは小径のパイプを適宜に組合せて構成し、長尺のパイプをジグザグ形状にまとめて構成され、パイプ中間部の複数箇所(図2では2箇所)から出口へ短絡され、それぞれの短絡部に各々に操作されるバルブ60a、60bが設けられている。さらには、冷水または冷媒、温水またはスチームにより温度調節可能に構成されている。
【0016】
以上の構成における動作について述べる。処理容器6、6a内における所定の滞留時間を経過し加工処理を終えた原料25は、処理容器6、6aから吐出され配管5を経て管路抵抗57に到る。流路抵抗59において、原料25は管路抵抗57を通過する間に減圧される。管路抵抗57では、原料25に必要な減圧程度により、複数箇の開閉弁60a、60bの開閉を組合せて原料25の流動長を選択し、流動抵抗を選択する。例えば、図2において2個のバルブ60a、60bをともに閉じると最大の抵抗となり、上流側のバルブ60aのみを開くと最少の抵抗となり、下流側のバルブ60bのみを開くと中間の抵抗となる。さらに、バルブ60a,60bの各々の弁開度を調整可能に構成すれば、その組合わせで抵抗は連続的に調整できる。原料25は必要に応じて冷却され、粘度が高すぎる場合は加熱される。なお、管路抵抗57を冷却あるいは加熱して原料25の粘度を変化させることにより流動抵抗を制御し、装置全体の圧力調整を行うことができる。また、バルブ60a、60bは上流側ラインの圧力を検出してライン圧力調整式にすることにより、自動運転することもできる。
【0017】
図3に示す第3の実施の形態において、第1の実施の形態と異なる部分のみについて説明する。すなわち、第1の実施の形態において流路抵抗59を構成する調節機能付絞り弁58および調節弁56を含むバイパス回路55を2台の処理容器6、6aの中間に配置している。このように構成することにより、滞留時間を維持しながら、2段階の高圧処理を行うことが可能になる。また、発熱の大きい調節機能付絞り弁58を通過した原料25が後段の処理容器6aにおいて冷却される。従って、第1および第2の実施の形態における冷却容器62を構成から外すこともできる。
【0018】
前述の第3の実施の形態は、処理する原料25の特性に応じて以下のように変更して構成することも可能である。すなわち、図3の構成において、調節機能付絞り弁58に代えて管路抵抗57を処理容器6、6aの中間にのみ配置して用いることもできる。また、図3の構成において、管路抵抗57はジグザグ形状で構成したが、後工程の成形・梱包装置までの配管が長い場合、直線形状の配管の場合でも構成できる。
【0019】
【発明の効果】
本発明による連続高圧処理方法および装置は以上のように構成されていることにより、以下のような効果を得ることができる。
(1)流路抵抗で減圧部を構成したことにより、可動部分が少なくなり、高粘度の原料を処理する装置の圧力調整を簡易に行なえるようになった。
(2)従って、装置の設備費を低減できた。
(3)流路抵抗を管路抵抗で構成したことにより、緩やかな減圧が行なわれ、原料の発熱が小さくなり、変質を押さえることができるようになった。
(4)調節機能付絞り弁の後段に冷却容器を配置したことにより、原料の発熱を直ちに押さえ、変質を押さえることができるようになった。
(5)流路抵抗の一部を自動圧力制御式の調節機能付絞り弁で構成したことにより、装置の自動運転が可能になった。
(6)流路抵抗にバイパス回路を併設したことにより、異常な昇圧時に速やかに圧力を降下させることが可能となり、装置の安全性が確保された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による第1の実施の形態を示す構成図である。
【図2】 本発明による第2の実施の形態を示す構成図である。
【図3】 本発明による第3の実施の形態を示す構成図である。
【図4】 従来の連続高圧処理装置の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 加圧ポンプ
5 配管
6、6a 処理容器
8、8a 圧力センサー
9 供給タンク
14 熟成機
25 原料
26 低圧ポンプ
27、27a 温度調節器
30 絞り部
55 バイパス回路
56 調節弁
57 管路抵抗
58 絞り弁
59 流路抵抗
62 冷却容器

Claims (8)

  1. 供給タンク(9)内の原料(25)を加圧ポンプ(1)で昇圧して処理容器(6、6a)内へ連続的に供給し、前記処理容器(6、6a)から圧力調整可能な流路抵抗(59)を経て減圧しつつ連続的に排出し、前記流路抵抗(59)に圧力開放用バイパス回路(55)を並設し、前記処理容器(6、6a)内を連続処理状態で所定の高圧状態に保つようにする連続高圧処理方法において、前記処理容器(6、6a)を直列に連結した複数箇で構成し、前記処理容器(6、6a)間に前記流路抵抗(59)および圧力開放用バイパス回路(55)を設け、前記各処理容器(6、6a)内を段階的な高圧状態に保つことを特徴とする連続高圧処理方法。
  2. 前記処理容器(6、6a)を温度調節することにより、前記処理容器(6、6a)内の前記原料(25)を加熱または冷却することを特徴とする請求項1記載の連続高圧処理方法。
  3. 前記流路抵抗(59)の下流において、冷却容器(62)により前記原料(25)を冷却することを特徴とする請求項1記載の連続高圧処理方法。
  4. 前記処理容器(6、6a)を温度調節することにより、前記処理容器(6、6a)内の前記原料(25)を加熱または冷却することを特徴とする請求項3記載の連続高圧処理方法。
  5. 原料(25)を貯留し撹拌均一化する供給タンク(9)と、前記供給タンク(9)内の原料(25)を吸引し昇圧して処理容器(6、6a)内へ連続的に供給する加圧ポンプ(1)と、前記原料(25)を撹拌均一化しつつ所定時間高圧状態で貯留する処理容器(6、6a)と、前記処理容器(6、6a)から前記原料(25)を減圧しつつ連続的に排出させる圧力調整可能な流路抵抗(59)と、前記流路抵抗(59)に並設される圧力開放用バイパス回路(55)と、前記処理容器(6、6a)に接続される配管(5)とを備え、前記処理容器(6、6a)内を連続処理状態で所定の高圧状態に保ち、前記処理容器(6、6a)は直列に連結した複数箇で構成され、前記処理容器(6、6a)間に前記流路抵抗(59)および圧力開放用バイパス回路(55)が設けられ、前記各処理容器(6、6a)内を段階的な高圧状態に保つことができるように構成されていることを特徴とする連続高圧処理装置。
  6. 前記処理容器(6、6a)は温度調節機能を備え、前記処理容器(6、6a)内の前記原料(25)は加熱または冷却可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の連続高圧処理装置。
  7. 前記流路抵抗(59)の下流に冷却容器(62)が設けられ、前記原料(25)は冷却可能に構成されていることを特徴とする請求項5記載の連続高圧処理装置。
  8. 前記処理容器(6、6a)は温度調節機能を備え、前記処理容器(6、6a)内の前記原料(25)は加熱または冷却可能に構成されていることを特徴とする請求項7記載の連続高圧処理装置。
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