JP4579516B2

JP4579516B2 - 手押し式の携帯水ポンプ

Info

Publication number: JP4579516B2
Application number: JP2003299349A
Authority: JP
Inventors: 孝一橋本
Original assignee: 孝一橋本
Priority date: 2003-07-22
Filing date: 2003-07-22
Publication date: 2010-11-10
Anticipated expiration: 2023-07-22
Also published as: JP2005042690A

Description

この発明は、水を汲み上げる時、どこへでも携帯できる、手押し式の水ポンプに関するものである。

従来、水を汲み上げる時、水の中にポンプを設置し、汲み上げなければならなかった。

これは次のような欠点があった。
（イ）汲み上げる水が下の方にある場合、汲み上げるのが困難であった。
（ロ）水を上の方へ汲み上げる場合、汲み上げは困難であった。

筒に内接するピストンにシャフトを取り付け、該シャフト上部にハンドルを設け、球形の逆止弁（７）を吸込口側に設けると共に、該逆止弁（７）に逆止弁ガードを設け、球形の逆止弁（１１）を吐水管側に設け、該吐水管は前記筒に併設され下端が前記筒の下部に連接された筒状であって，該吐水管の上端にプラグを設け、吸込口に吸込ホースを取り付け、吐水管の吐水口に吐水ホースを取り付け、吐水口はプラグ下端から逆止弁（１１）の直径長以上下方の吐水管の側面部に設けられていて，本体下部に足踏み板を設け、ハンドルを上げると、ピストンが上昇し、逆止弁（１１）は吐水管内部を塞ぎ、逆止弁（７）は逆止弁ガードまで移動して、水が吸込ホースより筒の中に吸い込まれ、ハンドルを下げるとピストンが降下して筒の中が加圧され、逆止弁（７）は下がり、吸込口を塞ぎ、逆止弁（１１）が吐水管の上端のプラグまで移動し、筒内の加圧された水が吐水ホースより出る如く形成する。
本発明は、以上の構成よりなる手押し式の携帯水ポンプである。

上述の構成のように、人力で水を汲み上げる事が出来る為、どこでも手動ポンプとして使用することが出来る。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）筒（３）に内接するピストン（５）にシャフト（４）を取り付け、該シャフト（４）上部にハンドル（１）を設ける。
（ロ）球形の逆止弁（７）及び（１１）を、それぞれ吸込ホース（９）を接続する吸込口（８）側と、吐水ホース（１４）を接続する吐水管（１２）側とに設ける。吐水管（１２）は筒（３）に併設され下端が筒（３）の下部に連接された筒状である。
（ハ）吸込口（８）側の逆止弁（７）に逆止弁ガード（６）を設ける。
（ニ）吐水管（１２）の上端にプラグ（１５）を設ける。
（ホ）吸込口（８）と吐水口（１３）に、各々吸込ホース（９）と吐水ホース（１４）を取り付ける。吐水口（１３）はプラグ（１５）の下端から逆止弁（１１）の直径長以上下方の吐水管（１２）の側面部に設けられている。
（ヘ）本体下部に足踏み板（１０）を設ける。
（ト）筒体上方を塞ぐキャップ（２）を設ける。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、足踏み板（１０）を押え、ハンドル（１）を上下に動かすと、以下の作用で水を汲み上げる。
（１）吸込み作用。
ハンドル（１）を上げるとピストン（５）が上昇し、吐水管（１２）側の逆止弁（１１）は吐水管（１２）内部を塞ぐ。同時に吸込口（８）側の逆止弁（７）は逆止弁ガード（６）まで移動し、筒（３）の中へ、水が吸込ホース（９）より吸い込まれる。
（２）吐水作用。
ハンドル（１）を下げるとピストン（５）が降下し、筒（３）の中が加圧され、吸込口（８）側の逆止弁（７）は下がり、吸込口（８）を塞ぐ。同時に吐水管（１２）側の逆止弁（１１）は吐水管（１２）の上端のプラグ（１５）まで移動し、加圧された水は吐水ホース（１４）より出る。
以上の作用で水を汲み上げる事ができる。
又、ハンドル（１）を上下する速さで、吐水される水の勢いを変える事が出来る為、微妙な水の汲み上げも出来る。

本発明の斜視図である。本発明の透視側面図である。本発明の使用状態を示す斜視図である。本発明の他の使用状態を示す斜視図である。

符号の説明

１ハンドル
２キャップ
３筒
４シャフト
５ピストン
６逆止弁ガード
７逆止弁
８吸込口
９吸込ホース
１０足踏み板
１１逆止弁
１２吐水管
１３吐水口
１４吐水ホース
１５プラグ

Claims

筒に内接するピストンにシャフトを取り付け、該シャフト上部にハンドルを設け、球形の逆止弁（７）を吸込口側に設けると共に、該逆止弁（７）に逆止弁ガードを設け、球形の逆止弁（１１）を吐水管側に設け、該吐水管は前記筒に併設され下端が前記筒の下部に連接された筒状であって，該吐水管の上端にプラグを設け、吸込口に吸込ホースを取り付け、吐水管の吐水口に吐水ホースを取り付け、吐水口はプラグ下端から逆止弁（１１）の直径長以上下方の吐水管の側面部に設けられていて，本体下部に足踏み板を設け、
ハンドルを上げると、ピストンが上昇し、逆止弁（１１）は吐水管内部を塞ぎ、逆止弁（７）は逆止弁ガードまで移動して、水が吸込ホースより筒の中に吸い込まれ、
ハンドルを下げるとピストンが降下して筒の中が加圧され、逆止弁（７）は下がり、吸込口を塞ぎ、逆止弁（１１）が吐水管の上端のプラグまで移動し、筒内の加圧された水が吐水ホースより出る如く形成したことを特徴とする手押し式の携帯水ポンプ。