JP4574908B2 - 表示入力装置ならびにその表示入力制御プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、電子帳票システムに用いて好適な表示入力装置ならびにその表示入力制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子帳票システムとは、これまで使用されてきた紙の伝票に関し電子フォームを用いてコンピュータの表示画面上に再現し、インターネット等通信ネットワークを使用して事務手続きを行うシステムのことをいう。
【0003】
上記した電子帳票システムで使用される電子フォーム中に、郵便番号入力欄のような1文字毎の枠付き入力フィールドを設計して貼り付ける場合、通常は入力フィールドと矩形という2種類のオブジェクトを使用して描画を行う。なお、ここでいうオブジェクトとは、コンピュータの表示画面上に表示される線や矩形、入力フィールド等の部品のことを意味する。
【0004】
図6(a)及び図6(b)に郵便番号を描画した例を示す。図6(a)は、オブジェクトとして矩形と入力フィールドを使用して郵便番号を途中まで描画した例であって、図6(b)は、郵便番号にカーソルをあて、入力フィールドをアクティブとした場合の描画、表示例が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術によれば、図6(b)に示されるように、入力フィールドと矩形という2種類のオブジェクトを重ねて使用した場合、入力フィールドをアクティブにした瞬間に枠線が隠れてしまうなど、見た目にも不自然であり、フォーム使用者に対して違和感を与える原因となる。
【0006】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、入力フィールドと矩形という2種類のオブシェクトを使用することなく、入力フィールド自身に1文字毎の区切り線を描画する機能を付加することにより、フォーム使用者に違和感を与えることなく、オブジェクト数を削減することによるパフォーマンスの向上をはかった表示入力装置ならびにその表示入力制御プログラムを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、入力枠に従って入力された文字を順次表示する表示入力装置であって、入力フィールドに表示されるべき区切り線及び文字の表示位置を属性定義する属性定義手段と、前記属性定義に基づいて前記入力フィールドに1文字毎の区切り線を表示して、前記入力枠を形成する手段と、前記属性定義に基づいて文字間ならびに行間隔を演算し、入力された文字を前記演算で得た前記入力枠内の位置に描画して表示する描画・表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、入力フィールドと矩形という2種類のオブシェクトを使用することなく、属性定義により文字間ならびに行間隔が演算され、入力フィールド自身に1文字毎の区切り線を描画できるため、オブジェクトの重なりにより一方のオブジェクトが消えることがなくなり、電子フォーム使用者を含むユーザに違和感を与えることなく、オブジェクト数削減によるパフォーマンスの向上をはかった表示入力装置を提供することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示入力装置において、前の文字の区切り線位置をA0、前記属性定義される文字の横長をa、区切り線から文字までの左余白をcとした場合、文字毎の区切り線位置A1(=A0+a)に前記左余白cを加算することによって隣接する次の文字の描画位置を求める描画位置演算部を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、描画位置演算部が、次の文字の描画位置に関し、隣接する前の文字の終了位置に足して演算せずに、文字毎の区切り線位置A1(=A0+a)に前記左余白cを加算することによって求めるため、例えば、文字を構成するバイト数の違いやフォントサイズによって異なる文字の幅に影響されることなく、枠にあわせた描画ならびに表示を可能とした表示入力装置を提供することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の表示入力装置において、前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっている入力フィールドの場合、前記属性定義によって指定される横文字数/行により文字サイズを固定とすることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、例えば、郵便番号フィールドのように文字数が決まっている場合、属性定義によって指定される横文字数/行によりオブジェクトのサイズを決定するため、電子フォーム使用者を含むユーザに違和感を与えることなく、オブジェクト数削減によるパフォーマンスの向上をはかった表示入力装置を提供することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の表示入力装置において、前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっていない入力フィールドの場合、前記属性定義によって指定される1文字分の枠毎に文字サイズを可変とすることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、例えばマウスドラッグによりオブジェクトを描画し、このとき、描画は先の属性定義で指定された1文字分の枠毎に長さが増減する。従って、電子フォーム使用者を含むユーザに違和感を与えることなく、オブジェクト数削減によるパフォーマンスの向上をはかった表示入力装置を提供することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、入力枠に従って入力された文字を順次表示する表示入力装置に用いられる表示入力制御プログラムであって、入力フィールドに表示されるべき区切り線及び文字の表示位置を属性定義する属性定義手段と、前記属性定義に基づいて前記入力フィールドに1文字毎の区切り線を表示して、前記入力枠を形成する手段と、前記属性定義に基づいて文字間ならびに行間隔を演算し、入力された文字を前記演算で得た前記入力枠内の位置に描画して表示する描画・表示制御手段と、としてコンピュータを動作させる。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、上記のように構成された表示入力制御プログラムを表示入力装置上で実行することにより、入力フィールドと矩形という2種類のオブシェクトを使用することなく、属性定義により文字間ならびに行間隔が演算され、入力フィールド自身に1文字毎の区切り線を描画できるため、オブジェクトの重なりにより一方のオブジェクトが消えることがなくなり、電子フォーム使用者を含むユーザに違和感を与えることなく、オブジェクト数削減によるパフォーマンスの向上が期待できる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の表示入力制御プログラムにおいて、前記描画・表示制御手段は、前の文字の区切り線位置をA0、前記属性定義される文字の横長をa、区切り線から文字までの左余白をcとした場合、文字毎の区切り線位置A1(=A0+a)に前記左余白cを加算することによって隣接する次の文字の描画位置を求めることを特徴とする。
【0018】
請求項6に記載の発明によれば、上記のように構成された表示入力制御プログラムを表示入力装置上で実行することにより、描画位置演算部が、次の文字の描画位置に関し、隣接する前の文字の終了位置に足して演算せずに、文字毎の区切り線位置A1(=A0+a)に前記左余白cを加算することによって求めるため、例えば、文字を構成するバイト数の違いやフォントサイズによって異なる文字の幅に影響されることなく、枠にあわせた描画ならびに表示が可能となる。
【0019】
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の表示入力制御プログラムにおいて、前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっている入力フィールドの場合、属性定義によって指定される横文字数/行により文字サイズを固定とすることを特徴とする。
【0020】
請求項7に記載の発明によれば、例えば、郵便番号フィールドのように文字数が決まっている場合、属性定義によって指定される横文字数/行によりオブジェクトのサイズを決定するため、電子フォーム使用者を含むユーザに違和感を与えることなく、オブジェクト数削減によるパフォーマンスの向上をはかった表示入力装置を提供することができる。
【0021】
請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の表示入力制御プログラムにおいて、前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっていない入力フィールドの場合、属性定義によって指定される1文字分の枠毎に文字サイズを可変とすることを特徴とする。
【0022】
請求項8に記載の発明によれば、上記のように構成された表示入力制御プログラムを表示入力装置上で実行することにより、例えばマウスドラッグによりオブジェクトを描画し、このとき、描画は先の属性定義で指定された1文字分の枠毎に長さが増減する。従って、電子フォーム使用者を含むユーザに違和感を与えることなく、オブジェクト数削減によるパフォーマンスの向上が期待できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0024】
図1は、本発明の表示入力装置が適用される実施形態における電子帳票システムの構成を概念的に示した図である。
【0025】
ここに示されるシステムは、例えば、保険契約、商品購入などを含む各種手続をオンラインで実行し、さらに完了した手続についての各種関連情報をユーザに提供する機能を有するものである。
【0026】
図1に示すように、手続主体2、手続先3、フォーム製作会社5、外部機能提供者6、及び申込・通知プラットフォーム(以下、単に「プラットフォーム」と呼ぶ。)4がインターネット等の通信ネットワーク1を介して接続されている。
【0027】
手続主体2は、申込などの各種手続を行う者であり、個人及び企業を含む。手続とは、例えば官公庁に対して個人や企業が行う各種申請、届出、登録などの他、私企業に対して個人や企業が行う申込、登録、契約なども含む。
【0028】
手続先3は、手続主体2が所定の手続を行う相手であり、官公庁などの他に、銀行、保険会社などの私企業も含まれ、それぞれにサーバ30を備えている。また、図1では手続先3を1つのみ示しているが、実際には複数の手続先3がサーバ30を介してインターネット1に接続される。
【0029】
フォーム製作会社5は、手続主体2が手続先3に対して行う各種手続において必要とされる書類の電子フォームを作成し、プラットフォーム4などに提供する会社である。従来の申請などの手続は紙書類を使用して行われてきたが、ここに示される手続システムにおいては、電子フォームを利用して手続が実行される。
【0030】
ここで、「電子フォーム」とは、手続主体2が必要事項を記入する前の状態の申込書などに対する電子データである。電子フォームには、書類名、入力項目名、入力フィールドなどが予め含まれており、手続主体2が自身のクライアント端末装置20、ここでは後述する本実施形態の表示入力装置に表示される入力画面を利用し、入力フィールドに必要項目を入力する。
【0031】
フォーム製作会社5は、手続先3などの要求に応じて各種手続に使用する電子フォームを作成し、プラットフォーム4に提供、登録する役割を有する。
【0032】
プラットフォーム4は、企業Aにより運営され、手続主体2と手続先3の間に入って手続の実行に伴う種々の処理を行う。また、外部機能提供者6は、プラットフォーム4による手続の実行に関連して、種々の専門的処理、サービスなどを提供する企業、機関などである。このような構成で、手続主体2と手続先3との間で手続が実行される。
【0033】
なお、本実施形態においては、通信ネットワーク1としてインターネットを利用し、手続主体2は以下に詳細を述べる表示入力装置として動作するクライアント端末装置20を使用して手続を行う。また、手続先3は送信先サーバ30を備え、プラットフォーム4は電子フォーム配信サーバ40を備えているものとして以下に説明を行なう。
【0034】
図2は、本実施形態の表示入力装置の内部構成を機能展開して示したブロック図であり、実際には図1に示すクライアント端末装置20がこれに相当する。
【0035】
ここでは、上記した電子帳票システムで使用される電子フォームをクライアント端末装置20となる本実施形態の表示入力装置で受信し、受信した電子フォーム中に、郵便番号入力欄のような1文字毎の枠付き入力フィールドを設計して貼り付ける場合を例示して説明する。
【0036】
表示入力装置は、機能的に大別すれば、入力インタフェース部201、属性定義部202、描画位置演算部203、描画・表示制御部204、データ格納部205、表示メモリ206、及び、表示モニタ207で構成される。
【0037】
なお、上記した入力インタフェース部201、属性定義部202、描画位置演算部203、描画・表示制御部204は、具体的には、CPU及びメモリを含むハードウェアで構成され、CPUがメモリに記録された表示入力制御プログラムを読み出して逐次実行することにより上記したブロックが持つ機能を実現するものとする。
【0038】
入力インタフェース部201は、外部から提供される電子フォームのデータ、及び、キーボード、マウスを介してユーザによってその電子フォームの入力フィールドへ入力されるデータを取り込み、データ格納部205の入力データ記憶部205aへ格納する機能を持つ。
【0039】
属性定義部202は、入力フィールドに描画される文字及び文字毎の区切り線を描画するために入力フィールドに対して属性を定義する機能を持つ。入力フィールドに対して定義できる属性は以下に示すとおりであり、定義された属性がデータ格納部205の属性記憶部205bに格納される。
【0040】
ここで、入力フィールドに対して定義できる属性としては、1文字分で使用する横長a及び1文字分で使用する縦長bがあり、これらから文字間隔ならびに行間が決定され、枠位置が決定される。さらに、属性としては、枠から文字までの左余白c及び枠から文字までの上余白dが定義可能であり、これらによって枠内における文字位置が決定される。さらにまた、フォントサイズ/フォント色、外枠の描画あるいは非描画設定、1文字毎の区切り線描画/非描画設定、線の色/幅/線種(点線、実線、破線など)、及び、枠内の背景色についても定義が可能である。
【0041】
なお、これらの属性の定義内容は、フォーム製作会社5において電子フォームを設計する際に、フォーム設計者が、入力対象となる入力フィールドを指定してプロパティの指定画面を選択することにより、設定及び変更することができる。
【0042】
本実施形態は、入力フィールドと矩形という2種類のオブジェクトを使用せずに、入力フィールドという1つのオブジェクトに文字毎の区切り線を描画する機能を付加したものであり、図5に文字毎の区切り線を有する入力フィールドオブジェクトの描画例が示されている。
【0043】
図2及び図5を参照し、描画位置演算部203は、前の文字(この場合「あ」)の区切り線位置をA0とした場合、隣接する次の文字(仮に、「か」とする)の描画位置を、属性として定義された文字の横長a及び区切り線から文字までの左余白をcに基づき、文字毎の区切り線位置A1(=A0+a)に左余白cを加算することによって求め、描画・表示制御部204へ供給する。このことにより、例えば、1バイト文字/2バイト文字の違いやフォントサイズによって異なる文字の幅に左右されることなく、枠に合わせた描画を可能とする。
【0044】
描画・表示制御部204は、描画位置演算部203が求めた文字の描画位置に、入力データ記憶部205aに格納されている文字データを描画して表示する機能を持つ。
【0045】
また、描画・表示制御部204は、オブジェクトを描画するにあたり、郵便番号のように文字数があらかじめ決まっている入力フィールドの場合には、属性定義部202によって定義された横文字数/行により文字サイズを固定とする。また、文字数があらかじめ決まっていない入力フィールドの場合には、属性定義部202によって定義された1文字分の枠毎に文字サイズを可変とする。
【0046】
なお、表示メモリ206は、表示データが描画されるメモリであり、描画・表示制御部204が作成した表示データが書き込まれるとともに、描画・表示制御部204によって表示タイミングに同期して読み出され、表示モニタ207にその表示データが供給され表示される。
【0047】
図3及び図4は、図2に示す本実施形態の動作を説明するフローチャートであり、具体的には、本発明の表示入力制御プログラムによる処理手順を示したものであり、図3はオブジェクト(本例では入力フィールド)に対する属性定義処理を示し、図4はオブジェクトの描画処理を示す。
【0048】
図3に示すフローチャートを参照してオブジェクトの定義から説明する。まず、ユーザ(手続主体2及びプラットフォーム4側のオペレータを含む)がオブジェクトを指定して、その属性定義画面(プロパティ入力画面)を表示させることにより属性定義部202が動作する。そして、ユーザが1文字分で使用する横長aと1文字分で使用する縦長bを指定すると(ステップS301)、これらに基づいて描画位置演算部203が文字間隔と行間を決定し、枠の位置を決定する(ステップS302)。
【0049】
次に、ユーザが枠から文字までの左余白cと枠から文字までの上余白dを指定すると(ステップS303)、これらに基づいて描画位置演算部203が文字の枠内位置を決定する(ステップS304)。
【0050】
更に、ユーザは、フォントサイズ/フォント色、外枠の描画あるいは非描画設定、1文字毎の区切り線描画/非描画設定、線の色/幅/線種(点線、実線、破線など)、枠内の背景色等についてもプロパティ入力画面において指定が可能であり(ステップS305)、これらに基づいて描画位置演算部203及び行が・表示制御部204よって線種や色等の決定がなされ(ステップS306)、表示モニタ207に区切り線が表示される(ステップS307)。
【0051】
次に、図4を参照してオブジェクトの描画について説明する。まず、入力フィールドに表示されるカーソルに従いユーザが文字を入力すると(ステップS401)、描画位置演算部203がその文字の描画位置を決定し、描画・表示制御部204がその文字を描画する(ステップS402)。
【0052】
ここで、郵便番号フィールドのように文字数が7桁等、あらかじめ決まっている場合(ステップS403)は、例えば、オブジェクトを選択直後に表示されるダイアログボックスにより、横文字数/行を指定することによりオブジェクトサイズが決定される(ステップS404、S405)。
【0053】
一方、文字数が決まっていない場合は、マウスのドラッグによりオブジェクトを描画する。このとき、描画は、あらかじめ属性定義部202で指定した1文字分の枠毎に長さが増減する。以上の手順は、入力フィールドの最終入力文字位置まで繰り返され(ステップS406)、最終文字が入力された時点で処理が終了する。
【0054】
以上説明のように本実施形態は、入力フィールドと矩形という2種類のオブシェクトを使用せずに、入力フィールド自身に1文字毎の区切り線を描画する機能を付加することにより、フォーム使用者に違和感を与えることなく、オブジェクト数を削減することによりバフォーマンスの向上をはかったものである。
【0055】
なお、上記実施形態では、手続システムで使用される電子フォームを受信して表示入力装置で表示し、表示した電子フォーム中に、郵便番号入力欄のような1文字毎の枠付き入力フィールドを設計して貼り付ける場合のみ例示したが、このことに制限されず、電子フォームとは直接関係しない、原稿用紙等枠付きの電子帳票に文字を入力するアプリケーション等にも同様に応用可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上説明のように本発明によれば、入力フィールドと枠線が同時に描画可能となるため、使用するオブジェクト数を減らすことができ、パフォーマンスを向上させることができる。また、オブジェクトが重ならないため、入力フィールドがアクティブとなっていても、線が消えることなく操作を継続することができる。
【0057】
更に、入力フィールドと枠線を同時に描画できるため、電子フォームを設計する際の工数削減が図れ、枠内の文字位置をきめ細かく設定できるため、複雑な電子フォームを設計することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子フォームが採用される電子帳票システムの構成を概念的に示した図である。
【図2】本発明の表示入力装置の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図3】図2に示す本発明実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図2に示す本発明実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図5】文字毎の区切り線を有する入力フィールドオブジェクトの例を説明するために引用した図である。
【図6】入力フィールドに郵便番号を描画したときの従来例を説明する図である。
【符号の説明】
201 入力インタフェース部
202 属性定義部
203 描画位置演算部
204 描画・表示制御部
205 データ格納部
Claims (8)
- 入力枠に従って入力された文字を順次表示する表示入力装置であって、
入力フィールドに表示されるべき区切り線及び文字の表示位置を属性定義する属性定義手段と、
前記属性定義に基づいて前記入力フィールドに1文字毎の区切り線を表示して、前記入力枠を形成する手段と、
前記属性定義に基づいて文字間ならびに行間隔を演算し、入力された文字を前記演算で得た前記入力枠内の位置に描画して表示する描画・表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする表示入力装置。 - 前の文字の区切り線位置をA0、前記属性定義される文字の横長をa、区切り線から文字までの左余白をcとした場合、文字毎の区切り線位置A1(=A0+a)に前記左余白cを加算することによって隣接する次の文字の描画位置を求める描画位置演算部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
- 前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっている入力フィールドの場合、前記属性定義によって指定される横文字数/行により文字サイズを固定とすることを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
- 前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっていない入力フィールドの場合、前記属性定義によって指定される1文字分の枠毎に文字サイズを可変とすることを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
- 入力枠に従って入力された文字を順次表示する表示入力装置に用いられる表示入力制御プログラムであって、
入力フィールドに表示されるべき区切り線及び文字の表示位置を属性定義する属性定義手段と、
前記属性定義に基づいて前記入力フィールドに1文字毎の区切り線を表示して、前記入力枠を形成する手段と、
前記属性定義に基づいて文字間ならびに行間隔を演算し、入力された文字を前記演算で得た前記入力枠内の位置に描画して表示する描画・表示制御手段と、
としてコンピュータを動作させる表示入力制御プログラム。 - 前記属性定義手段は、前の文字の区切り線位置をA0、前記属性定義される文字の横長をa、区切り線から文字までの左余白をcとした場合、文字毎の区切り線位置A1(=A0+a)に前記左余白cを加算することによって隣接する次の文字の描画位置を求めることを特徴とする請求項5に記載の表示入力制御プログラム。
- 前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっている入力フィールド場合、前記属性定義によって指定される横文字数/行により文字サイズを固定とすることを特徴とする請求項5に記載の表示入力制御プログラム。
- 前記描画・表示制御手段は、文字数があらかじめ決まっていない入力フィールドの場合、前記属性定義によって指定される1文字分の枠毎に文字サイズを可変とすることを特徴とする請求項5に記載の表示入力制御プログラム。
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