JP4574429B2 - 無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法 - Google Patents

無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4574429B2
JP4574429B2 JP2005130435A JP2005130435A JP4574429B2 JP 4574429 B2 JP4574429 B2 JP 4574429B2 JP 2005130435 A JP2005130435 A JP 2005130435A JP 2005130435 A JP2005130435 A JP 2005130435A JP 4574429 B2 JP4574429 B2 JP 4574429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection request
request signal
mobile device
processor
retransmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005130435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006311134A (ja
Inventor
隆雄 鹿間
九州男 米沢
真人 岸
文清 菊川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005130435A priority Critical patent/JP4574429B2/ja
Publication of JP2006311134A publication Critical patent/JP2006311134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4574429B2 publication Critical patent/JP4574429B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法に関し、特に、移動無線ネットワークにおける接続要求信号を処理する無線ネットワーク制御装置及びその処理負荷分散方法に関する。
〔1〕移動無線ネットワーク構成と呼接続における機能分担について
移動無線ネットワークは、移動機(UE:User Equipment)、無線基地局(NodeB:Node Base)、無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)及び交換局(MSC:Mobile Switching Center)を主なネットワーク構成要素として通信網を構成している。これらの各ネットワーク構成要素の機能とその接続構成を図15に示す。
無線基地局(NodeB)は、複数の小無線ゾーン(セル)に対する無線回線の制御を行い、複数のセルを介して複数の移動機(UE)との多重通信を可能にし、移動機(UE)からの呼制御信号(発信、位置登録の信号等)を無線ネットワーク制御装置(RNC)へ中継する機能、及び無線ネットワーク制御装置(RNC)から無線回線制御信号を移動機(UE)へ中継する機能等を具備し、移動機(UE)からの発信信号や着信応答信号を契機として無線回線により接続を行い、また、交換局(MSC)からの着信信号受信により移動機(UE)へ着信通知等を行う。
無線ネットワーク制御装置(RNC)は、交換局(MSC)及び無線基地局(NodeB)と接続され、無線基地局(NodeB)に対する無線回線制御、呼接続制御、終話制御、移動(ハンドオーバ)制御、及び移動機(UE)の通信速度制御等を行う。発信(位置登録)時は、無線基地局(NodeB)経由の信号を交換局(MSC)に通知した後、当該無線基地局(NodeB)との間の無線回線制御を行い、着信時は、交換局(MSC)からの信号を移動機(UE)の近隣に位置する複数の無線基地局(NodeB)に同報し、移動機(UE)が在圏する無線基地局(NodeB)を経由して応答を受信すると、発信時と同様の接続制御(回線制御)を行う。
交換局(MSC)は、無線アクセス網と一般回線交換網との接続ノードであり、無線アクセス網からの呼接続(位置登録)要求が、当該交換局(MSC)配下の交換網以外からのときは対交換局(MSC)間の接続制御を行い、また、該交換局(MSC)配下の交換網以外からの着信要求時に、着信先の移動機(UE)の所在位置が当該交換局(MSC)配下の交換網内である場合に、該当エリアの無線ネットワーク制御装置(RNC)に着信信号を同報する。なお、パケット通信の交換を行う接続ノードは、xGSNとも呼ばれるが、ここではその接続ノードも同意のものとして記述するものとする。
移動機(UE)は、無線基地局(NodeB)を経由し、無線ネットワーク制御装置(RNC)に対して、接続要求信号を送信し、該信号の送信を契機に交換網と無線回線接続制御を行い、該移動機(UE)の位置登録、及び発信・着信の通常の呼接続等を行う。
〔2〕移動機(UE)からの接続要求信号とその再送信号送信時の制御について
移動機(UE)からの接続要求信号の送信時及びその再送信号の送信時の制御のシーケンスを、図16を参照して以下に説明する。
移動機(UE)から無線ネットワーク制御装置(RNC)に対して接続要求信号が送信されると(16−1)、該無線ネットワーク制御装置(RNC)では該装置内の信号分配装置により装置内の送信先のプロセッサを決定し(16−2)、該プロセッサ(例.CP#0)に該接続要求信号を送信する(16−3)。
無線ネットワーク制御装置(RNC)では、該プロセッサ(CP#0)について端末対応処理プロセッサ判定データベースを検策し、該移動機(UE)からの接続要求が未登録であればその登録を行い(16−4)、該プロセッサ(CP#0)から無線基地局(NodeB)に対して無線リンク接続要求信号を送信する(16−5)。
無線基地局(NodeB)から無線リンク接続応答信号が無線ネットワーク制御装置(RNC)のプロセッサ(CP#0)に送信されると(16−6)、無線ネットワーク制御装置(RNC)のプロセッサ(CP#0)から無線基地局(NodeB)に対してアクセスリンク接続要求信号を送信する(16−7)。無線基地局(NodeB)はアクセスリンク接続応答を無線ネットワーク制御装置(RNC)のプロセッサ(CP#0)に送信すると(16−8)、無線ネットワーク制御装置(RNC)のプロセッサ(CP#0)から接続設定信号が移動機(UE)に対して送信される。
上述の(16−1)〜(16−8)のシーケンスにおいて、呼接続動作が途中で失敗した場合には、移動機(UE)は一定の時間を置いて(16−10)、再度接続要求信号を無線基地局(NodeB)経由で無線ネットワーク制御装置(RNC)に対して送信する(16−11)。なお、移動機(UE)から接続要求信号が再送される時間は、無線ネットワークシステムとして一律に定められた一定値の時間間隔であり、それぞれの移動機(UE)での接続要求信号再送時間は一様である。
〔3〕接続要求信号受信時の無線ネットワーク制御装置(RNC)の動作について
従来の無線ネットワーク制御装置(RNC)の構成の要部を図17に示す。無線ネットワーク制御装置(RNC)は、移動機(UE)400から接続要求信号をNodeB経由で受信し、信号分配装置120にて、無線ネットワーク制御装置(RNC)が収容する複数のプロセッサ(CP#0〜#n)110〜11nの負荷状況を判断し、処理するプロセッサを決定し(図16(16−12))、該プロセッサへ接続要求信号を送信する(図16(16−13))。
ここで、プロセッサ(CP#1)111に接続要求信号が送信されたものとすると、プロセッサ(CP#1)111は、受信した接続要求信号内に設定されている移動機識別情報を分析し、どの移動機(UE)からの信号かを特定する。プロセッサ(CP#1)111は、再送判定処理部130において、端末対応処理プロセッサ判定データベース140を検索し、接続要求信号が移動機(UE)400からの最初の要求信号か再送信号かを判断する。
最初の要求信号であるときは、端末対応処理プロセッサ判定データベース140に、移動機識別番号と共に当該プロセッサの番号CP#0を登録する。接続要求信号が再送のもの(既に端末対応処理プロセッサ判定データベース140に登録済みのもの)であるときは、端末対応処理プロセッサ判定データベース140に登録されているプロセッサ番号のプロセッサへ接続要求信号を転送する(図16(16−14))。
この後、図16のシーケンス図に示すように、プロセッサ(CP#1)111は、プロセッサ間転送(16−15)により、プロセッサ(CP#0)110に接続要求信号を転送し、プロセッサ(CP#0)110は、再送された接続要求信号に対して、最初の接続要求信号受信時から継続した接続設定処理を行い、移動機(UE)に対して接続設定信号を送信する(16−16)。そして、移動機(UE)から接続完了信号を受信すると(16−17)、端末対応処理プロセッサ判定データベース140より該当移動機識別情報を削除し(16−18)、通常の呼接続動作を継続する。
また、複数のプロセッサから成る負荷分散方式のシステムにおいて、特定のプロセッサに処理を分配する他の方法として、例えば、下記特許文献1に記載のように、着信信号を移動機(UE)に送信する場合、移動機呼び出し要求信号内に、予め決定したプロセッサ番号を設定して送信し、移動機(UE)では、該移動機呼び出し要求信号に対する呼び出し応答信号内に、該プロセッサ番号を詰め替えて返送し、該呼び出し応答信号を受信した無線ネットワーク制御装置(RNC)装置では、呼び出し応答信号内に詰められたプロセッサ番号のプロセッサに該呼び出し応答信号を転送する方法等が先行技術として知られている。
特開2001−69551号公報
ネットワーク側の装置において信号を処理するプロセッサを、複数プロセッサのうちから選択した1つプロセッサで処理するという負荷分散方式を採用した場合、移動機からネットワーク側へ送信された接続要求信号を該負荷分散方式のプロセッサで処理する際に、以下のような問題を生ずる。
移動機からネットワークに接続するための接続要求信号を送出した際に、無線レイヤが不安定な環境の場合やトラフィックの輻輳等により、ネットワーク側から応答信号等による反応がない場合があり、その場合、移動機は一定周期で接続要求信号の再送(リトライ)を行う。
一般的な負荷分散方式では、初回の接続要求信号(1つ目の信号)及び再送の接続要求信号(2つ目の信号)がそれぞれどのプロセッサで処理されるかは一意に定まるものではなく、1つ目の信号及び2つ目の信号に対して別々のプロセッサで処理するよう通知されてしまう場合がある。
一般に、接続要求信号が再送されるケースは、輻輳等によるシステム過負荷時に多く発生する。このようなケースでは、前述の「〔2〕移動機(UE)からの接続要求信号と再送制御について」で説明したように、1つ目の信号に対する呼確立のリンク設定処理が所定の時間内に完了することができず、移動機からは一定時間後に2つ目の信号が再度送信される。
ネットワーク側では、或る1つのプロセッサで1つ目の信号に対してリンク設定処理を行っている最中に、他のプロセッサで2つ目の信号を受けた場合、1つ目の信号についての端末対応処理プロセッサ判定データベースへの登録を検索し、その登録状態によりプロセッサ間通信を行って、1つ目の信号を処理しているプロセッサに割り込みを掛け、1つ目の信号に対するリンク設定処理から継続した処理を行うよう構成されている。
このように、再送信号である2つ目の信号が、1つ目の信号を処理しているプロセッサとは異なる別のプロセッサに通知されると、端末対応処理プロセッサ判定データベースを検索し、1つ目の信号を処理しているプロセッサへプロセッサ間通信を行って通知するなど、過負荷状態時に更に余分な処理が必要となり、過負荷を助長させてしまう。このような余分なプロセッサ間通信処理等の負荷を増やさないプロセッサ分散方式が求められている。
また、移動機(UE)への呼び出し要求信号内にプロセッサ番号を設定し、移動機(UE)では呼び出し応答信号内に該プロセッサ番号を詰め替えて返送し、該呼び出し応答信号を受信した無線ネットワーク制御装置(RNC)装置では、呼び出し応答信号内に詰められたプロセッサ番号のプロセッサに該呼び出し応答信号を転送する前述の特許文献1に記載の方法は、呼び出し応答信号のメッセージ内に情報要素を追加する必要が生じ、移動機(UE)側及び無線ネットワーク制御装置(RNC)側に対する機能変更が必要となり、大掛かりな変更を伴うこととなる。また、この方法はページング(呼び出し)時の処理、即ち着信時の処理にのみ適用することができるもので、発信時の処理のプロセッサ分散には適用することができないという問題があった。
本発明は、移動機からの初回の接続要求信号と再送の接続要求信号とが同一のプロセッサで処理されるように分配先プロセッサを決定し、無線ネットワーク制御装置(RNC)装置内でプロセッサ間転送が発生せず、該プロセッサの処理負荷の増大を抑止することを目的とする。
本発明の無線ネットワーク制御装置は、(1)移動体通信網における接続要求信号処理を複数のプロセッサで負荷分散する無線ネットワーク制御装置において、移動機からの接続要求信号の受信時に、該移動機の識別情報及び該接続要求信号の受信時刻を検出する手段と、前記接続要求信号の受信時刻の数値を移動機の接続要求信号の再送周期の数値で除した余数及び前記移動機の識別情報を基に、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の分配先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、(2)前記複数のプロセッサの実装台数の増減を監視するプロセッサ実装監視制御手段と、前記プロセッサ実装監視制御手段により監視された実装プロセッサ台数に応じて時分割的に前記分配先のプロセッサを割り当てた時分割分配先プロセッサ決定テーブルを作成する手段と、前記時分割分配先プロセッサ決定テーブルを用いて、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の送信先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、(3)前記移動機から再送される接続要求信号の時間間隔を測定する再送時間測定手段と、前記再送時間測定手段により測定された再送時間に応じて時分割的に前記分配先のプロセッサを割り当てた時分割分配先プロセッサ決定テーブルを作成する手段と、前記時分割分配先プロセッサ決定テーブルを用いて、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の送信先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、(4)移動体通信網における接続要求信号処理を複数のプロセッサで負荷分散する無線ネットワーク制御装置において、移動機から再送される接続要求信号の時間間隔をプロセッサの台数分で分割した時間の経過毎にタイミング通知を行う手段と、前記タイミング通知を受ける度に歩進し、前記プロセッサの台数分まで巡回的に計数するカウンタの値を識別子として生成する識別子生成手段と、移動機からの接続要求信号の受信時に、該移動機の識別情報を抽出する手段と、前記移動機の識別情報及び接続要求信号の受信時の前記識別子の値を基に、該移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の送信先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の処理負荷分散方法は、(5)移動体通信網における接続要求信号処理を複数のプロセッサで負荷分散する処理負荷分散方法において、移動機からの接続要求信号の受信時に、該移動機の識別情報及び該接続要求信号の受信時刻を検出するステップと、前記接続要求信号の受信時刻の数値を移動機の接続要求信号の再送周期の数値で除した余数及び前記移動機の識別情報を基に、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の分配先のプロセッサを決定するステップと、を含むことを特徴とする。
移動無線ネットワークにおいて無線伝送の環境状態が悪いときなど、呼接続の処理が途中で失敗すると、移動機から接続要求信号が再送されるが、本発明によれば、接続要求信号の受信時刻及び移動機の識別情報を基に、接続要求信号の分配先プロセッサを決定することにより、初回の接続要求信号と再送の接続要求信号とが同一のプロセッサで処理され、プロセッサ間転送が発生せず、プロセッサの処理負荷の増大を抑止することができる。
また、プロセッサの実装台数の増減を監視し、実装プロセッサの台数に応じて時分割分配先プロセッサ決定テーブルを作成し、該時分割分配先プロセッサ決定テーブルを用いて分配先プロセッサを決定することにより、可変のプロセッサ数に対応した負荷分散が可能となり、プロセッサの故障や増設等によるプロセッサ数の増減などに柔軟に対応した負荷分散システムを実現することができる。
また、移動機からの再送接続要求信号の時間間隔を測定し、該再送時間に応じて時分割分配先プロセッサ決定テーブルを作成し、該時分割分配先プロセッサ決定テーブルを用いて分配先プロセッサを決定することにより、再送接続要求信号の周期の変化に対応したプロセッサの負荷分散が可能となり、移動体通信システムの商用運用上で再送接続要求信号の周期が変更となった場合でも、初回の接続要求信号と再送の接続要求信号とが同一のプロセッサで処理される負荷分散システムを実現することができる。
また、前記特許文献1に記載のものでは、負荷分散を実現するために移動機(UE)側の機能変更が必要となり、導入コストが膨大になるという問題があったが、本発明によれば、無線ネットワーク制御装置(RNC)側のみの機能変更で済み、移動機(UE)側は既存の機能を使用して、初回の接続要求信号と再送の接続要求信号とが同一のプロセッサで処理される負荷分散システムを実現することができる。
また、特許文献1の記載のものでは、着信時のみしかプロセッサの負荷分散を行うことができないが、本発明では、着信時だけでなく、発信時においても初回の信号と再送の信号とが同一のプロセッサで処理される負荷分散システムを実現することができる。
図1は本発明による無線ネットワーク制御装置(RNC)の構成の要部を示し、図2は本発明による時分割分配先プロセッサ決定テーブル及びその作成処理を示している。なお、図1において、破線枠で囲った機能部は新規追加機能部を表し、太線枠で囲った機能部は改造機能部を表している。以下、図1及び図2を参照して本発明について説明する。
図1に示すように、移動機(UE1)400からの接続要求信号は、無線基地局(NodeB)300経由で、無線ネットワーク制御装置(RNC)100に通知され、無線ネットワーク制御装置(RNC)100内の信号分配装置120は、該接続要求信号のメッセージを受信し、時分割分配先プロセッサ決定テーブル170を用いて、該接続要求信号を処理するプロセッサを決定する。
時分割分配先プロセッサ決定テーブル170には、図2に示すように、接続要求信号のメッセージを受信した時刻と移動機識別番号とを基に決定されるプロセッサ番号(CP#0〜CP#n−1)が格納されている。ここで、移動機(UE)の再送タイマーの設定値aが予め登録され(図2の処理171)、また、収容プロセッサ台数nも予め登録されているものとする(図2の処理172)。
受信時の時刻によるプロセッサの割り振りは、移動機(UE)の再送タイマーの設定値aを収容プロセッサ台数nで割った時間幅cを1プロセッサ当たりの分配時間として定め(図2の処理173)、受信時の時刻を再送タイマーの設定値aで割った余りtが、それぞれ分配時間幅cの何れのプロセッサの分配時間枠に属するかに従って決定する。このように、再送タイマーの設定値aを収容プロセッサ台数nで割った時間幅cを基に、プロセッサを割り振るのは、各プロセッサへの負荷を均等に分散させるためである。
更に、各移動機(UE)の識別番号を収容プロセッサ台数nで割った余りkを算出し(図2の処理175)、該kの値を基にプロセッサを割り振って決定する。各移動機(UE)の識別番号を収容プロセッサ台数nで割った余りkの値により各プロセッサの割り振りを決定するのは、各移動機(UE)からの接続要求信号を、該移動機(UE)の識別番号を基に、プロセッサの台数分に均等に分散させるためである。
信号分配装置120は図1のタイマー装置160より現時刻を求める。該現時刻及び接続要求信号を発した移動機(UE)の識別番号により、時分割分配先プロセッサ決定テーブル170を検索し、該接続要求信号を処理するプロセッサ番号(CP#0〜CP#n−1)を決定する。
また、無線ネットワーク制御装置(RNC)は、CP実装監視制御部150にてプロセッサの実装台数を監視し、プロセッサ実装台数を信号分配装置120へ通知する。信号分配装置120は、受け取ったプロセッサ実装台数を図2の処理172におけるnとして設定し、時分割分配先プロセッサ決定テーブル170を作成し、移動機(UE)ごとに時分割分配先プロセッサ番号を決定する。またプロセッサの故障や増設によりプロセッサの実装台数が増減したときにも、上記nの値を再設定し、時分割分配先プロセッサ決定テーブル170を再作成する。
また、無線ネットワーク制御装置(RNC)100は、再送時間測定処理部131にてタイマー装置160を用い、移動機(UE)からの接続要求再送タイマーの設定値を測定する。該測定した値を分配先プロセッサ決定処理部121に通知し、分配先プロセッサ決定処理部121は、通知されたタイマー設定値を図2の処理171の値aとして設定し、移動機(UE)ごとに時分割的にプロセッサ番号を分散させた時分割分配先プロセッサ決定テーブル170を作成する。
実施例1として、移動機識別番号と接続要求信号受信時刻とを基に、無線ネットワーク制御装置(RNC)内の処理プロセッサの分配先を決定する実施例を、図3の網構成図、図6の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170、及び図11の動作シーケンス図を参照して説明する。
移動機(UE)からの接続要求信号を信号分配装置120が受信する(3−1)。信号分配装置120はタイマー装置160より現時刻を求める(3−2)。ここで、現時刻が1時2分3秒004であり、また、接続要求再送タイマーの設定値aが2000msecであるとすると、t=現時刻/接続要求再送タイマーの設定値aの余り=1004を算出する(図6の処理175)。
また、接続要求信号内の移動機識別番号を読み出す。ここで、移動機識別番号が「00000001」であり、収容プロセッサ台数nが5であるとすると、k=(移動機識別番号/n)の余り=1が算出され(図6の176処理)、t=1004でかつk=1であることから、図6の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170より、送信先プロセッサ番号はCP#1と決定され、該CP#1のプロセッサに接続要求信号が送信される(3−3)。
ここで、呼接続動作が途中で失敗した場合、移動機(UE)から2000msec後に接続要求信号が再送される(3−4)。信号分配装置120は、再送された接続要求信号の受信時にタイマー装置より現時刻を求め、現時刻として1時2分5秒004を取得し、t=現時刻/接続要求再送タイマー設定値aの余り=1004を算出する。
また、再送された接続要求信号内の移動機識別番号を読み出す。再送した移動機の識別番号は「00000001」であり、k=(移動機識別番号/CP台数)=1(図9の処理176参照)となり、t=1004でかつk=1という情報を基に、図9の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170を検索し、前述の初回の接続要求信号送信の場合と同様に、分配先プロセッサ番号はCP#1と決定され、初回の接続要求信号受信時のプロセッサと同一のプロセッサに再送接続要求信号が送信される。
実施例2は、実装プロセッサ数の増減を自動的に認識し、実装プロセッサ数が増減しても、実施例1の機能を維持継続することができるようにした実施例であり、図4の網構成図、図6及び図7の分配先プロセッサ決定テーブル、及び図12の実施例2の動作シーケンス図を参照して説明する。
実施例2は前述の実施例1の機能に加えて、CP実装監視制御部150によりプロセッサ実装台数を監視し、その監視結果を信号分配装置120の分配先プロセッサ決定処理部121に通知する機能を備える。ここで、初期のプロセッサ実装台数が5台であったとすると、CP実装監視制御部150より「プロセッサ実装台数n=5」が分配先プロセッサ決定処理部121へ通知され(4−1)、これを基に、図6の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170が作成される。
その後、プロセッサの故障等により、プロセッサ実装台数が4台に減少した場合に、CP実装監視制御部150より「プロセッサ実装台数n=4」が分配先プロセッサ決定処理部へ通知され(4−1)、分配先プロセッサ決定処理部は、通知されたプロセッサ実装台数に応じて、時分割分配先プロセッサ決定テーブルを再作成し、図7の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170を作成する。この後の動作は前述の実施例1の(3−3)〜(3−6)と同様の動作となる。
実施例3は、移動機の接続要求信号の再送周期が変化した場合でも、実施例1の機能を維持継続することができるようにした実施例であり、図5の網構成図、図6及び図8の時分割分配先プロセッサ決定テーブル、及び図13の動作シーケンス図を参照して説明する。
実施例3において、再送時間測定処理部131は、移動機(UE)からの接続要求再送タイマーによる再送時間を測定し、その測定結果を分配先プロセッサ決定処理部121に通知する。ここで、初期の接続要求再送タイマーによる再送時間が2秒であったとすると、再送時間測定処理部131より「接続要求再送タイマー設定値=2秒」の情報が分配先プロセッサ決定処理部121へ通知され、この情報を基に図6の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170が作成される。
その後、移動機(UE)の再送時間変更により接続要求再送タイマーの設定値が2.5秒に変更されると、再送時間測定処理部131より「接続要求再送タイマー設定値=2.5秒」の情報が分配先プロセッサ決定処理部121へ通知され、分配先プロセッサ決定処理部121にて該接続要求再送タイマー設定値に応じて、時分割分配先プロセッサ決定テーブルを再作成し、図8の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170が作成される。
尚、接続要求再送タイマーの設定値は、無線ネットワークシステムとしてその変更時に全ての移動機(UE)において一律に変更されるため、各移動機(UE)の接続要求再送タイマーの設定値は同一の値となる。そのため、全ての移動機(UE)に対して再送時間判定処理を行う必要はなく、特定の移動機(UE1)をサンプリング対象として、随時、再送時間判定処理を行うこととし、その移動機(UE1)からの接続要求信号を処理するプロセッサにおける再送判定処理部131でのみ、再送時間判定処理を行えばよい。
図5に示した実施例3では、移動機(UE1)の端末をサンプリング対象として再送時間判定を行い、その際、接続要求信号の分配先となるCP#0プロセッサ110の再送時間判定処理部131にて接続要求再送タイマーの設定値の判定処理が行われる。その他の動作は実施例1と同様の動作となる。
実施例4は実施例1と同様の機能を実現する別構成の実施例であり、図9の網構成図、図10の時分割分配先プロセッサ決定テーブル、及び図14の動作シーケンス図を参照して説明する。信号分配装置120は、移動機(UE)からの接続要求再送タイマーによる再送時間を測定し、1プロセッサ当たりの分配時間cを算出する。実施例4の場合、この値は400msecとなる(図10の処理173参照)。
信号分配装置120は、この周期値をタイマー装置160に送出する(9−1)。タイマー装置160は、この周期毎(実施例4の場合400ms毎)に、信号分配装置120に対してタイミング通知を行う(9−2)。信号分配装置120は、該タイミング通知を受ける度に歩進する識別子jを有する時分割分配先プロセッサ決定テーブル(図10の170)を作成する。
識別子jはタイマー装置160から周期的にタイミング通知が到来する毎にインクリメントされ、最大値を超えると初期値に戻るよう構成する。実施例4では識別子jは初期値=1、最大値=5である。信号分配装置120は、図10の時分割分配先プロセッサ決定テーブル170にて、現在指定されている識別子jの行からプロセッサ番号の選択を行う。
実施例4の場合、k=1であるため、j=2の場合はプロセッサ番号CP#0が選択されることになる。また、2秒後に再送が行われた際も、タイマー装置160からその間に5回のタイミング通知を受けるため、再び識別子j=2となり、同一のプロセッサ番号CP#0が選択されることになる。その他の動作は実施例1と同様の動作となる。
本発明による無線ネットワーク制御装置(RNC)の構成の要部を示す図である。 本発明による時分割分配先プロセッサ決定テーブル及びその作成処理を示す図である。 実施例1の網構成を示す図である。 実施例2の網構成を示す図である。 実施例3の網構成を示す図である。 実施例1、2、3の時分割分配先プロセッサ決定テーブル及びその作成処理を示す図である。 実施例2の時分割分配先プロセッサ決定テーブル及びその作成処理を示す図である。 実施例3の時分割分配先プロセッサ決定テーブル及びその作成処理を示す図である。 実施例4の網構成を示す図である。 実施例4の時分割分配先プロセッサ決定テーブル及びその作成処理を示す図である。 実施例1の動作シーケンスを示す図である。 実施例2の動作シーケンスを示す図である。 実施例3の動作シーケンスを示す図である。 実施例4の動作シーケンスを示す図である。 無線ネットワーク構成要素の機能とその接続構成を示す図である。 移動機(UE)からの接続要求信号及びその再送信号の送信時の制御のシーケンスを示す図である。 従来の無線ネットワーク制御装置(RNC)の構成の要部を示す図である。
符号の説明
100 無線ネットワーク制御装置(RNC)
110、111、112、11n プロセッサ
120 信号分配装置
121 分配先プロセッサ決定処理部
130 再送判定処理部
131 再送時間測定処理部
140 端末対応処理プロセッサ判定データベース
150 CP実装監視制御部
160 タイマー装置
170 時分割分配先プロセッサ決定テーブル
300 無線基地局(NodeB)
400 移動機(UE1)

Claims (5)

  1. 移動体通信網における接続要求信号処理を複数のプロセッサで負荷分散する無線ネットワーク制御装置において、
    移動機からの接続要求信号の受信時に、該移動機の識別情報及び該接続要求信号の受信時刻を検出する手段と、
    前記接続要求信号の受信時刻の数値を移動機の接続要求信号の再送周期の数値で除した余数及び前記移動機の識別情報を基に、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の分配先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、
    を備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
  2. 前記複数のプロセッサの実装台数の増減を監視するプロセッサ実装監視制御手段と、
    前記プロセッサ実装監視制御手段により監視された実装プロセッサ台数に応じて時分割的に前記分配先のプロセッサを割り当てた時分割分配先プロセッサ決定テーブルを作成する手段と、
    前記時分割分配先プロセッサ決定テーブルを用いて、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の送信先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワーク制御装置。
  3. 前記移動機から再送される接続要求信号の時間間隔を測定する再送時間測定手段と、
    前記再送時間測定手段により測定された再送時間に応じて時分割的に前記分配先のプロセッサを割り当てた時分割分配先プロセッサ決定テーブルを作成する手段と、
    前記時分割分配先プロセッサ決定テーブルを用いて、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の送信先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワーク制御装置。
  4. 移動体通信網における接続要求信号処理を複数のプロセッサで負荷分散する無線ネットワーク制御装置において、
    移動機から再送される接続要求信号の時間間隔をプロセッサの台数分で分割した時間の経過毎にタイミング通知を行う手段と、
    前記タイミング通知を受ける度に歩進し、前記プロセッサの台数分まで巡回的に計数するカウンタの値を識別子として生成する識別子生成手段と、
    移動機からの接続要求信号の受信時に、該移動機の識別情報を抽出する手段と、
    前記移動機の識別情報及び接続要求信号の受信時の前記識別子の値を基に、該移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の送信先のプロセッサを決定する分配先プロセッサ決定手段と、
    を備えたことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
  5. 移動体通信網における接続要求信号処理を複数のプロセッサで負荷分散する処理負荷分散方法において、
    移動機からの接続要求信号の受信時に、該移動機の識別情報及び該接続要求信号の受信時刻を検出するステップと、
    前記接続要求信号の受信時刻の数値を移動機の接続要求信号の再送周期の数値で除した余数及び前記移動機の識別情報を基に、移動機からの接続要求信号及びその再送接続要求信号の分配先のプロセッサを決定するステップと、
    を含むことを特徴とする処理負荷分散方法。
JP2005130435A 2005-04-27 2005-04-27 無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法 Expired - Fee Related JP4574429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130435A JP4574429B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130435A JP4574429B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006311134A JP2006311134A (ja) 2006-11-09
JP4574429B2 true JP4574429B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=37477514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005130435A Expired - Fee Related JP4574429B2 (ja) 2005-04-27 2005-04-27 無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4574429B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5600091B2 (ja) * 2011-11-21 2014-10-01 日本電信電話株式会社 無線通信システム、及び無線信号処理割当方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197541A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Fujitsu Ltd 移動体交換機、ホームメモリ・ノード装置および関門交換機
JP2002374553A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Nec Corp チャネル切替方法および移動通信交換機ならびにプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197541A (ja) * 2000-01-17 2001-07-19 Fujitsu Ltd 移動体交換機、ホームメモリ・ノード装置および関門交換機
JP2002374553A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Nec Corp チャネル切替方法および移動通信交換機ならびにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006311134A (ja) 2006-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2407237C2 (ru) Способ децентрализации отсчета событий аномального отбоя вызова на основе каждой сотовой ячейки в цифровых сотовых коммуникационных сетях
EP1256247B1 (en) Method, apparatus and network node for identifying connections affected by a node failure in an access network
US20150142958A1 (en) Control node and communication control method
KR101467138B1 (ko) 지리적 리던던트 게이트웨이들에서 세션 복원을 위한 시스템 및 방법
JP2785789B2 (ja) ディジタル移動通信システム
JP7232323B2 (ja) 測位リソース調整方法及びその装置、ネットワークノード、端末並びに基地局
US9641698B2 (en) Mobile communication network distribution system and mobile communication network distribution method
RU2470484C2 (ru) Избыточность мобильных узлов базовой сети
WO2009143708A1 (zh) 用户位置信息上报方法、系统及装置
EP1360864A1 (en) Paging method and system for a radio access network
JP2009038444A (ja) ネットワークシステム、制御方法及びゲートウェイ装置
JP5656305B1 (ja) 通信装置、通信システム、及び通信方法
JP2019521535A (ja) 通信方法、端末装置及びネットワーク装置
CN102316600A (zh) 一种终端随机化接入的方法、系统及终端
CN102017739A (zh) 移动通信系统中的同步
KR20010015251A (ko) 패킷 전송 방법 및 시스템
JP2576369B2 (ja) 移動無線通信方式
US7151934B2 (en) Radio data communications method, server, and radio network controller
EP1210839B1 (en) Transfer of overlapping routing area control information in a radio access network
JP4574429B2 (ja) 無線ネットワーク制御装置及び処理負荷分散方法
JP2002533990A (ja) システムフレーム番号を用いた電気通信ネットワークのクロック同期
JP2004072198A (ja) 通信経路制御システム、通信経路制御方法及び基地局
KR20150075844A (ko) 부하 분산 방법 및 그를 위한 이동통신 시스템
KR100416048B1 (ko) 무선통신 시스템에서 제어국과 기지국간의 프레임 동기유지 방법
KR102300272B1 (ko) Ip 주소 설정 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees