JP4573607B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検体内に内視鏡挿入部を挿入することにより被検対象を観察する内視鏡装置に関するものである。
近年、医療分野や工業分野などの様々な分野において、内視鏡挿入部に設けられた湾曲部を湾曲させることにより、内視鏡挿入部を所望の方向に向けて被検対象を観察する種々の内視鏡装置が利用されている。これら内視鏡装置の中には、図16(a)に示すように、湾曲部102内に4つのルーメン103を備え、これらルーメン103にボンベから供給される空気を選択的に送り込んでルーメン103を膨張させることにより、湾曲部102を所望の4方向に湾曲させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような構成のもと、図16(b)に示すように、例えば上方に配されたルーメン103を膨張させることにより、内視鏡挿入部101を下方向に向けさせ、または下方に配されたルーメン103を膨張させることにより、内視鏡挿入部101を上方向に向けさせるようになっている。
さらに、この内視鏡装置は、空気の流れを制御する空気圧回路を備えている。この空気圧回路は、12個の切替電磁弁を備えており、これら切替電磁弁が前記4つのルーメン103にそれぞれ3個づつ設けられて構成されている。すなわち、直列に接続された2個の切替電磁弁と、空気の漏れなどを調整するための1個の切替電磁弁とがそれぞれのルーメン103ごとに設けられている。そして、直列に接続された切替電磁弁のそれぞれのソレノイドに通電すると、ボンベから供給される空気を通過させて各ルーメンに空気を送り込み、通電を停止するとそれら空気を遮断するようになっている。そのため、各切替電磁弁への通電を制御することにより、各ルーメン103に選択的に空気を送り込むことができ、内視鏡挿入部101を所望の方向に向けることができる。
特開2001−258819号公報
しかしながら、上記のような内視鏡装置では、被検体内に内視鏡挿入部を挿入し湾曲部を湾曲させた状態で、停電等により電源がオフになってしまうと、湾曲部の湾曲した状態がそのまま維持されるので、内視鏡挿入部を被検体内から引き出すのが困難となり、また無理に引き出そうとすると被検体内や内視鏡挿入部に損傷を与えるおそれがあるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体内に内視鏡挿入部を挿入し湾曲部を湾曲させた状態で電源がオフになっても、被検体内や内視鏡挿入部の健全性を維持したまま、内視鏡挿入部を被検体内から迅速かつ容易に引き出すことができる内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
請求項1に係る発明は、内視鏡挿入部に湾曲可能に設けられた湾曲部を備え、前記湾曲部を動作するためのルーメンに、流体供給源から供給される流体を、流体圧回路を介して送り込み、前記湾曲部を湾曲させることにより、前記内視鏡挿入部を所望の方向に向けて被検対象を観察する内視鏡装置において、前記流体圧回路は、前記流体供給源に接続された湾曲調整用電磁弁と、前記湾曲調整用電磁弁に接続された複数の流体供給管路と、前記流体供給管路のそれぞれに接続された湾曲用電磁弁と、前記湾曲用電磁弁のそれぞれに設けられた自動開放手段と、を備え、前記自動開放手段を開放することにより、前記ルーメン内の圧力を大気圧まで下げるようにしたことを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては、流体供給源から供給される流体を、流体圧回路を介してルーメンに送り込むことにより、前記湾曲部が湾曲する。そのため、電気が遮断されたとしても、自動開放手段により、ルーメンが自動的に大気に開放される。これにより湾曲部の湾曲状態が直ちに解除される。
以上より、内視鏡挿入部を被検体内から迅速かつ容易に引き出すことができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内視鏡装置において、前記湾曲調整用電磁弁は、上下湾曲調整を行う第1電磁切替弁と、左右湾曲調整を行う第2電磁切替弁とからなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の内視鏡装置において、前記自動開放手段は、前記湾曲用電磁弁に設けられた開放ポートであり、この開放ポートは、電気遮断時に付勢手段により復帰して、前記ルーメンに連通されたポートを大気に開放することを特徴とする。
この発明に係る内視鏡装置においては電気遮断時には、開放ポートが付勢手段により復帰して、ルーメンに連通されたポートが大気に開放される。
以上より、内視鏡挿入部の湾曲状態をいち早く確実に解除することができる。
本発明によれば、電気が遮断されると、ルーメンが自動的に大気に開放されることから、検体内に内視鏡挿入部を挿入し湾曲部を湾曲させた状態で電源がオフになっても、湾曲部の湾曲状態を直ちに解除することができ、被検体内から内視鏡挿入部を容易に引き出すことができる。
(実施例1)
以下、本発明の第1実施例における内視鏡装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例としての内視鏡装置1を示したものである。
内視鏡装置1は、被検体の検査を行うための内視鏡本体2と、この内視鏡本体2を収納する本体収納ボックス3とを備えている。
本体収納ボックス3内には、内視鏡本体2を巻き取って収納する巻き取りドラム5と、空気が充填されたボンベ(流体供給源)11が設けられている。また、本体収納ボックス3の天面には、回転台18を介して、液晶表示部19が設置されている。さらに、本体収納ボックス3は、内視鏡本体を所望の方向に向けるためのリモコン20を備えている。
内視鏡本体2は、管状に延びる可撓性の挿入部(内視鏡挿入部)4を備えている。この挿入部4の後端は、引出し口6を通して、巻き取りドラム5に取り付けられている。これにより、挿入部4は、引出し口6を介して引っ張り出すことにより、本体収納ボックス3から外方に延びるようになっており、逆に、巻き取りハンドル5aに手をあてがい、巻き取りドラム5を回すことにより、書き取りドラム5に巻き取られるようになっている。
一方、挿入部4の先端部7には、撮像手段としての固体撮像素子(たとえばCCD:charge coupled device)8が設けられている。さらに、挿入部4の先端部7には、不図示の接続部を介して、光学アダプタ9が着脱可能に取り付けられている。光学アダプタ9は、固体撮像素子8に対向するように、観察光学系10が設けられており、被検対象からの反射光を固体撮像素子8の受光面上に結像させることができるようになっている。また、光学アダプタ9には、被検対象物を照明するための照明レンズ13が設けられている。さらに、挿入部4の先端部7の近傍には、先端部7を上下左右方向に向けるために湾曲する湾曲部15が設けられている。そして、リモコン20を操作すると、その操作信号に応じて、湾曲部15を介して先端部7が所望の方向に向けられるようになっている。
湾曲部15は、図2(a)に示すように、例えばシリコンからなる柔軟なマルチルーメンチューブ(ルーメン)23を備えている。マルチルーメンチューブ23は、断面形状が円形とされており、ステンレスワイヤにより筒状に編みこまれた保護部材33が被せられた構成とされている。そしてマルチルーメンチューブ23の円形断面の中央には軸芯方向に延びる中央ルーメン25が形成されている。この中央ルーメン25内には、例えばステンレスからなる密着コイル32が挿入されており、この密着コイル32により、マルチルーメンチューブ23が内側に膨らむのが防止されるようになっている。中央ルーメン25の周りには、4つの円弧形状断面の下方向ルーメン(下湾曲ルーメン)23a、上方向ルーメン(上湾曲ルーメン)23b、右方向ルーメン(右湾曲ルーメン)23cおよび左方向ルーメン(左湾曲ルーメン)23dが周方向に均等間隔を空けて形成されている。これら下方向ルーメン23a、上方向ルーメン23b、右方向ルーメン23cおよび左方向ルーメン23dは、上記軸芯方向に沿って延ばされており、それらの前後両端部はシリコンの充填剤によりシールされている。
さらに、マルチルーメンチューブ23の前後両端には、前口金部26および後口金部27が設けられている。そして、マルチルーメンチューブ23の後端には、図2(b)に示すように、下方向ルーメン23a、上方向ルーメン23b、右方向ルーメン23cおよび左方向ルーメン23d内に前記シリコン充填剤を介して連通する接続チューブ29がそれぞれ設けられている。接続チューブ29のそれぞれには、図1に示すボンベ11から供給された空気を送り込む流体供給チューブ30が連結されている。
このような構成のもと、ボンベ11から供給された空気を、流体供給チューブ30および接続チューブ29を介して、下方向ルーメン23a、上方向ルーメン23b、右方向ルーメン23cおよび左方向ルーメン23d内に選択的に送り込むことにより、先端部7を所望の方向に向けることができるようになっている。
さらに、本実施例における内視鏡装置1は、図3に示すように、ボンベ11から供給される流体を制御するための流体圧回路35を備えている。流体圧回路35は、ソレノイドを有する切替電磁弁36と、この切替電磁弁36のソレノイドに通電する電源回路34と、この電源回路34の切替電磁弁36への通電を制御するための通電制御部37とを備えている。通電制御部37は、リモコン20に電気的に接続されており、リモコン20からの操作信号を受けて、電源回路34から各切替電磁弁36への通電を制御するようになっている。切替電磁弁36の下端には弾性部材(付勢手段)46が設けられており、これら切替電磁弁36は常に上方に向けて付勢された状態になっている。
また、切替電磁弁36は、上下湾曲調整用電磁弁(第1の3ポート2位置切替電磁弁)39、左右湾曲調整用電磁弁(第2の3ポート2位置切替電磁弁)40、下湾曲用電磁弁(下湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)41、上湾曲用電磁弁(上湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)42、右湾曲用電磁弁(右湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)43および左湾曲用電磁弁(左湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)44を備えている。これらの電磁弁39,40,41,42,43,44は、全て3ポート2位置切替電磁弁として構成されている。
そして、これらの電磁弁39,40,41,42,43,44は、以下のように連結されている。
上下湾曲調整用電磁弁39および左右湾曲調整用電磁弁40の入力ポートPは、ボンベ11に並列に連通されている。また、上下湾曲調整用電磁弁39の出力ポートAは、並列に配置された下湾曲用電磁弁41および上湾曲用電磁弁42の入力ポートPにそれぞれ連通されている。そして、下湾曲用電磁弁41の出力ポートAは、流体供給チューブ30および接続チューブ29を介して、下方向ルーメン23aに連通されている。さらに上湾曲用電磁弁42の出力ポートAは、流体供給チューブ30および接続チューブ29を介して、上方向ルーメン23bに連通されている。
一方、左右湾曲調整用電磁弁40の出力ポートAは、並列に配置された右湾曲用電磁弁43および左湾曲用電磁弁44の入力ポートPにそれぞれ連通されている。そして、右湾曲用電磁弁43の出力ポートAは、流体供給チューブ30および接続チューブ29を介して、右方向ルーメン23cに連通されている。さらに左湾曲用電磁弁44の出力ポートAは、流体供給チューブ30および接続チューブ29を介して、左方向ルーメン23dに連通されている。
そして、これらの電磁弁39,40,41,42,43,44は、通電すると、弾性部材46による付勢力に抗して押されて、各入力ポートPを各出力ポートAに連通するようになっており、通電を停止すると、弾性部材46の付勢力により戻されて、各出力ポートAを開放ポート47に連通するようになっている。
さらに、本実施例における各電磁弁39,40,41,42,43,44は、図1に示すように、マニホールド48内にまとめて配置されており、このまとめた状態で本体収納ボックス3内に設置されている。
次に、このように構成された本実施例における内視鏡装置1の作用について説明する。
まず、本体収納ボックス3を被検体の近傍に移動させて、挿入部4を必要な長さだけ引っ張り出す。この状態で、挿入部4を先端部7から被検体内に挿入する。このとき、不図示の光源部からの光が、照明レンズ13を透過し、外方に放射される。これより、挿入部4の先方が照らされる。これらの照明のもと、被検対象などからの反射光が、観察光学系10を透過して、固体撮像素子8の受光面上に結像する。このとき結像した光が固体撮像素子8により電気信号に変換され、所定の処理を経て映像信号に変換される。そして、この映像信号が液晶表示部19に供給されて、その液晶表示部19に観察画像が映し出される。この観察画像を見ながら、後述するようにリモコン20を操作して湾曲部15を介して先端部7の向けられる方向を所望の方向に変更させる。そして、液晶表示部19に映し出される所望の部位の観察画像を見ながら、挿入部4をさらに被検体内に挿入していき、被検体内全体を観察する。これによって検査が終了し、検査結果に応じて所定の処置が行われる。
ここで、リモコン20を操作すると湾曲部15が湾曲して、先端部7を所望の方向に向けることができるが、このように湾曲した状態で、停電などにより電気が遮断されると、湾曲部15が湾曲したままになってしまう。本実施例においては、以下のようにして、湾曲動作がなされ、且つその湾曲状態が解除される。
リモコン20を把持して、例えば先端部7が下方向に向くように操作すると、その操作に応じてリモコン20から通電制御部37に向けて操作信号が出力される。この操作信号を受けて、通電制御部37は電源回路34を制御し、これにより電源回路34が上下湾曲調整用電磁弁39および下湾曲用電磁弁41に通電する。このとき、他の電磁弁40,42,43,44は通電されていない状態になっている。
上記のように通電すると、図4(a)に示すように、上下湾曲調整用電磁弁39の入力ポートPが同出力ポートAに連通されて、バルブ11から供給された空気を通過させる。そしてその空気を出力ポートAから排出する。その出力ポートAから排出された空気は、下湾曲用電磁弁41および上湾曲用電磁弁42のそれぞれの入力ポートPに到達する。このとき、上湾曲用電磁弁42は通電されていない状態であるため、上湾曲用電磁弁42の入力ポートPは遮断され空気の流通は止められる。一方、下湾曲用電磁弁41の入力ポートPは、通電により同出力ポートAに連通されて、その空気を通過させる。そしてその空気は出力ポートAから排出されて下方向ルーメン23aに到達する。これにより、下方向ルーメン23aが膨張し、挿入部4の先端部7が下方向に向けられる。
また、先端部7を右方向に向けようとするときには、リモコン20を操作することにより、通電制御部37の制御のもと、電源回路34が左右湾曲調整用電磁弁40および右湾曲用電磁弁43に通電する。すると、図4(c)に示すように、左右湾曲調整用電磁弁40の入力ポートPが同出力ポートAに連通されて、バルブ11から入力ポートPを介して供給された空気が出力ポートAから排出される。その出力ポートAから排出された空気は、さらに右湾曲用電磁弁43を通過して、右方向ルーメン23cに到達する。これにより、右方向ルーメン23cが膨張し、挿入部4の先端部7が右方向に向けられる。
また、先端部7を上方向または左方向に向けようとするときには、リモコン20を操作することにより、図4(b),(d)に示すように、各切替電磁弁36への通電が調整され、先端部7が上方向または左方向に向けられる。
さらに、先端部7を右上方向または左下方向など斜め方向に向けるときには、通電制御部37の制御のもと、図5(a),(b)に示すように、上下湾曲調整用電磁弁39および左右湾曲調整用電磁弁40が通電される。そして、通電制御部37の制御のもと、上下左右の湾曲用電磁弁42,41,44,43のうち2つが上記斜め方向に応じて通電される。
このように、先端部7を所望の方向に向けることができるが、停電などにより、電気が遮断されると、上記の電磁弁39,40,41,42,43,44への通電が停止される。すると、弾性部材46の付勢力により各電磁弁39,40,41,42,43,44は元の状態に戻されて、各出力ポートAが各開放ポート47に連通される。そのため、この開放ポート47を介して、各ルーメン23a,23b,23c,23dが大気に開放され、各ルーメン23a,23b,23c,23d内に送り込まれた空気が開放ポート47から排出される。これにより、膨張していた各ルーメン23a,23b,23c,23dが元の状態に戻り、湾曲部15の湾曲状態が解除され、先端部7が軸芯方向に向けられる。
以上より、湾曲部15を湾曲させた状態で、停電等により電気が遮断されたとしても、その湾曲状態を直ちに解除することができ、被検体内から挿入部4を容易に引き出すことができる。
また、切替電磁弁36の設置数が6つとなり、従来より少なくすることができるので、湾曲部15の応答性や信頼性、保守性を向上させることができ、さらに消費電力や発熱量を抑え、コストの低減を図ることができる。
また、切替電磁弁36はマニホールド48にまとめて配置されていることから、流体圧回路35の小型軽量化を図ることができるとともに、修理等を容易に行うことができる。
(実施例2)
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
図6から図9は、本発明の第2の実施例を示したものである。
図6から図9において、図1から図5に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例と上記第1の実施例とは基本的構成は同一であり、以下の点において異なるものとなっている。
すなわち、切替電磁弁36は、2ポート2位置切替式の上下調整用電磁弁(第1の2ポート2位置切替電磁弁)50および左右調整用電磁弁(第2の2ポート2位置切替電磁弁)51と、4ポート2位置切替式の上下湾曲用電磁弁(上下湾曲用4ポート2位置切替電磁弁)52および左右湾曲用電磁弁(左右湾曲用4ポート2位置切替電磁弁)53と、2ポート2位置切替式の開放用電磁弁(第3の2ポート2位置切替電磁弁)54とを備えている。
これら電磁弁50,51,52,53,54は、以下のように連結されている。
上下調整用電磁弁50および左右調整用電磁弁51の入力ポートPは、ボンベ11に並列に連通されている。上下調整用電磁弁50の出力ポートAは、上下湾曲用電磁弁52の入力ポートPに連通されている。そして、上下湾曲用電磁弁52の第1の出力ポートA1は上方向ルーメン23bに連通されており、第2の出力ポートA2は下方向ルーメン23aおよび開放用電磁弁54の入力ポートPに連通されている。また、左右調整用電磁弁51の出力ポートAは、左右湾曲用電磁弁53の入力ポートPに連通されている。そして、左右湾曲用電磁弁53の第1の出力ポートA1は左方向ルーメン23dに連通されており、第2の出力ポートA2は右方向ルーメン23cおよび開放用電磁弁54の入力ポートPに連通されている。
さらに、上下調整用電磁弁50および左右調整用電磁弁51は、通電すると入力ポートPを出力ポートAに連通し、通電を停止すると弾性部材46により復帰して入出力ポートP,Aをともに遮断するようになっている。上下湾曲用電磁弁52は、通電すると入力ポートPを第1の出力ポートA1に連通するとともに、第2の出力ポートA2を開放ポート47に連通するようになっている。一方、通電を停止すると入力ポートPを第2の出力ポートA2に連通するとともに、第1の出力ポート1を開放ポート47に連通するようになっている。
左右湾曲用電磁弁53は、通電すると入力ポートPを第1の出力ポートA1に連通するとともに、第2の出力ポートA2を開放ポート47に連通するようになっている。一方、通電を停止すると入力ポートPを第2の出力ポートA2に連通するとともに、第1の出力ポートA1を開放ポート47に連通するようになっている。さらに、開放用電磁弁54は、通電すると入力ポートPを遮断し、通電を停止すると入力ポートPを開放ポート47に連通するようになっている。
このような構成のもと、図7(a)から(d)に示すように、挿入部4の先端部7を上または下に向けさせるときには、上下調整用電磁弁50に通電するとともに、上下湾曲用電磁弁52のオンオフを調整する。また左右に向けるときには、左右調整用電磁弁51に通電するとともに、左右湾曲用電磁弁53のオンオフを調整する。さらに、図8(a)および(b)に示すように、斜め方向に向けさせることも可能である。
また、湾曲部15の湾曲の角度を調整するためには、図9に示すように、各電磁弁50,51,52,53,54への通電時間を調整することにより行う。例えば、先端部7を下方向に向けさせるときには、上下湾曲用電磁弁52をオフにしたまま、上下調整用電磁弁50を所定の時間オンにする。すると、下方向ルーメン23aに空気が送り込まれ、その時間に応じて先端部7が漸次下方向に向けて移動していく。このとき、先端部7が下に向きすぎてしまった場合には、上下調整用電磁弁50をオフにしたり、上下湾曲用電磁弁52をオンにすることにより、下方向ルーメン23aが大気に開放され、先端部7が元に戻る方向に移動する。このようにして、湾曲部15の湾曲の角度が調整され、先端部7が所望の方向に向けられる。なお、この角度の調整は上記第1の実施例でも同様に行われる。
以上より、上記第1の実施例と同様の効果を奏することができるだけでなく、切替電磁弁36の設置数をさらに減少させることができる。
(実施例3)
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
図10および図11は、本発明の第3の実施例を示したものである。
図10および図11において、図1から図5に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施例においては、上記第2の実施例における上下調整用電磁弁50および左右調整用電磁弁51に代えて、上下左右調整用電磁弁(5ポート3位置切替電磁弁)56を備えるものである。
上下左右調整用電磁弁56の入力ポートPはボンベ11に連通されている。そして上下左右調整用電磁弁56の第1の出力ポートA1は上下湾曲用電磁弁52の入力ポートPに連通され、第2の出力ポートA2は左右湾曲用電磁弁53の入力ポートPに連通されている。
また、上下左右調整用電磁弁56の両端には、ソレノイドと弾性部材46がそれぞれ設けられており、自然状態においては、それら弾性部材46がバランスされて、入力ポートPおよび第1、第2の出力ポートA1,A2が遮断されるようになっている。そして、一のソレノイドに通電すると入力ポートPを第1の出力ポートA1に連通するようになっている。一方、他のソレノイドに通電すると入力ポートPを第2の出力ポートA2に連通するようになっている。
このような構成のもと、挿入部4の先端部7を、例えば下方向に向けるためには、上下左右調整用電磁弁56の一のソレノイドに通電する。これによりボンベ11からの空気が下方向ルーメン23aに送られ、先端部7が下方向に向けられる。ここからさらに先端部7を右方向に向けるためには、上下左右調整用電磁弁56の一のソレノイドへの通電を停止するとともに、他のソレノイドに通電する。すると上下左右調整用電磁弁56の入力ポートPが第2の出力ポートA2に連通され、先端部7が右方向に向けられる。
以上より、上記第2の実施例と同様の効果を奏することができるだけでなく、切替電磁弁36の設置数をさらに減少させることができる。
(実施例4)
次に、本発明の第4の実施例について説明する。
図12および図13は、本発明の第4の実施例を示したものである。
図12および図13において、図1から図5に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施例においては、下方向用電磁弁(一方向用3ポート2位置切替電磁弁)59、上方向用電磁弁(他方向用3ポート2位置切替電磁弁)60および調整用電磁弁(3ポート2位置切替電磁弁)58を備えるものであり、挿入部4の先端部7を上下2方向に向けさせるものである。
調整用電磁弁58の入力ポートPはボンベ11に連通されており、出力ポートAは並列に配置された下方向用電磁弁59および上方向用電磁弁60に連通されている。下方向用電磁弁59および上方向用電磁弁60の出力ポートAは、それぞれ下方向ルーメン23aおよび上方向ルーメン23bに連通されている。
このような構成のもと、調整用電磁弁58および下方向用電磁弁59の両方をオンすることにより、先端部7が下方向に向けられ、また調整用電磁弁58および上方向用電磁弁60の両方をオンすることにより、先端部7が上方向に向けられる。また、図13に示すように、調整用電磁弁58、下方向用電磁弁59および上方向用電磁弁60の通電時間を調整することにより、湾曲部15の角度が調整される。
以上より、切替電磁弁36の設置数をさらに減少させることができる。
なお、本実施例においては、先端部7の向けられる方向を上下方向としたが、これに限ることはなく、左右方向やその他の2方向であってもよい。
(実施例5)
次に、本発明の第5の実施例について説明する。
図14および図15は、本発明の第5の実施例を示したものである。
本実施例においては、切替電磁弁36を8つ備えて構成されるものである。すなわち、第1の調整用電磁弁62、第2の調整用電磁弁63、第3の調整用電磁弁64および第4の調整用電磁弁65の各入力ポートPがボンベ11に連通されており、各出力ポートAが、下湾曲用電磁弁41、上湾曲用電磁弁42、右湾曲用電磁弁43および左湾曲用電磁弁44に連通されている。第1の調整用電磁弁62、第2の調整用電磁弁63、第3の調整用電磁弁64および第4の調整用電磁弁65は、通電すると各入力ポートPを各出力ポートAに連通するようになっており、通電を停止すると各入力ポートPを遮断するようになっている。なお、下湾曲用電磁弁41、上湾曲用電磁弁42、右湾曲用電磁弁43および左湾曲用電磁弁44は、上記第1の実施例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
そして、上記と同様の作用により、挿入部4の先端部7が所望の方向に向けられる。
以上より、切替電磁弁36の設置数を従来より少なくすることができ、構成を簡易にすることができる。
なお、流体圧回路35の構成、特に切替電磁弁36の組み合わせは、上記第1から第5の実施例に挙げたものに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
また、本発明の技術範囲は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
本発明に係る内視鏡装置の第1の実施例を示す斜視図である。 同実施例における挿入部4を示す図であって、(a)はマルチルーメンチューブの先端から見た分解斜視図、(b)はマルチルーメンチューブの後端から見た分解斜視図である。 同実施例における内視鏡装置の流体圧回路の様子を示す説明図である。 同実施例において、湾曲部の湾曲時における切替電磁弁の様子を示した図であって、(a)は先端部を下方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(b)は先端部を上方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(c)は先端部を右方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(d)は先端部を左方向に向けさせるときの様子を示す説明図である。 同実施例において、湾曲部の湾曲時における切替電磁弁の様子を示した図であって、(a)は先端部を右上方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(b)は先端部を左下方向に向けさせるときの様子を示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第2の実施例の要部を示す説明図である。 同実施例において、湾曲部の湾曲時における切替電磁弁の様子を示した図であって、(a)は先端部を下方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(b)は先端部を上方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(c)は先端部を右方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(d)は先端部を左方向に向けさせるときの様子を示す説明図である。 同実施例において、湾曲部の湾曲時における切替電磁弁の様子を示した図であって、(a)は先端部を右上方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(b)は先端部を左下方向に向けさせるときの様子を示す説明図である。 同実施例において、各切替電磁弁のオンオフと湾曲部の湾曲の様子をグラフにより示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第3の実施例の要部を示す説明図である。 同実施例において、湾曲部の湾曲時における切替電磁弁の様子を示した図であって、(a)は先端部を下方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(b)は先端部を上方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(c)は先端部を右方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(d)は先端部を左方向に向けさせるときの様子を示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第4の実施例の要部を示す図であって、(a)は各切替電磁弁に通電していないときの様子を示す説明図、(b)は先端部を下方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(c)は先端部を上方向に向けさせるときの様子を示す説明図である。 同実施例において、各切替電磁弁のオンオフと湾曲部の湾曲の様子をグラフにより示す説明図である。 本発明に係る内視鏡装置の第5の実施例の要部を示す説明図である。 同実施例において、湾曲部の湾曲時における切替電磁弁の様子を示した図であって、(a)は先端部を下方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(b)は先端部を上方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(c)は先端部を右方向に向けさせるときの様子を示す説明図、(d)は先端部を左方向に向けさせるときの様子を示す説明図である。 従来の内視鏡装置の挿入部を示す図であって、(a)はマルチルーメンチューブを示す斜視図、(b)は湾曲時のマルチルーメンチューブの様子を示す断面図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
4 挿入部(内視鏡挿入部)
11 ボンベ(流体供給源)
15 湾曲部
23 マルチルーメンチューブ(ルーメン)
23a 下方向ルーメン(下湾曲ルーメン)
23b 上方向ルーメン(上湾曲ルーメン)
23c 右方向ルーメン(右湾曲ルーメン)
23d 左方向ルーメン(左湾曲ルーメン)
35 流体圧回路
36 切替電磁弁
39 上下湾曲調整用電磁弁(第1の3ポート2位置切替電磁弁)
40 左右湾曲調整用電磁弁(第2の3ポート2位置切替電磁弁)
41 下湾曲用電磁弁(下湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)
42 上湾曲用電磁弁(上湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)
43 右湾曲用電磁弁(右湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)
44 左湾曲用電磁弁(左湾曲用3ポート2位置切替電磁弁)
46 弾性部材(付勢手段)
47 開放ポート(自動開放手段)
48 マニホールド
50 上下調整用電磁弁(第1の2ポート2位置切替電磁弁)
51 左右調整用電磁弁(第2の2ポート2位置切替電磁弁)
52 上下湾曲用電磁弁(上下湾曲用4ポート2位置切替電磁弁)
53 左右湾曲用電磁弁(左右湾曲用4ポート2位置切替電磁弁)
54 開放用電磁弁(第3の2ポート2位置切替電磁弁、2ポート2位置切替電磁弁)
56 上下左右調整用電磁弁(5ポート3位置切替電磁弁)
58 調整用電磁弁(3ポート2位置切替電磁弁)
59 下方向用電磁弁(一方向用3ポート2位置切替電磁弁)
60 上方向用電磁弁(他方向用3ポート2位置切替電磁弁)
A 出力ポート
P 入力ポート
1 第1の出力ポート
2 第2の出力ポート

Claims (3)

  1. 内視鏡挿入部に湾曲可能に設けられた湾曲部を備え、前記湾曲部を動作するためのルーメンに、流体供給源から供給される流体を、流体圧回路を介して送り込み、前記湾曲部を湾曲させることにより、前記内視鏡挿入部を所望の方向に向けて被検対象を観察する内視鏡装置において、
    前記流体圧回路は、
    前記流体供給源に接続された湾曲調整用電磁弁と、
    前記湾曲調整用電磁弁に接続された複数の流体供給管路と、
    前記流体供給管路のそれぞれに接続された湾曲用電磁弁と、
    前記湾曲用電磁弁のそれぞれに設けられた自動開放手段と、
    を備え、
    前記自動開放手段を開放することにより、前記ルーメン内の圧力を大気圧まで下げるようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記湾曲調整用電磁弁は、上下湾曲調整を行う第1電磁切替弁と、左右湾曲調整を行う第2電磁切替弁とからなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記自動開放手段は、
    前記湾曲用電磁弁に設けられた開放ポートであり、
    この開放ポートは、
    電気遮断時に付勢手段により復帰して、前記ルーメンに連通されたポートを大気に開放することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡装置。
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