JP4573077B2 - Information processing device - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置に関する。詳しくは、キーボードを有するコンピュータ本体と表示画面を有する表示部とを備えた情報処理装置についての技術分野に関する。
【０００２】
【従来の技術】
複数の操作キーが配置されたキーボードを有するコンピュータ本体に対して表示部が開閉自在に支持された情報処理装置がある。
【０００３】
このような情報処理装置の従来のものの一例を図３０に示す。
【０００４】
情報処理装置ａは上面に所定の複数の操作キーが配置されたキーボードｂを有するコンピュータ本体ｃと、該コンピュータ本体ｃの後端部に回動自在に支持された表示部ｄとから成る。表示部ｄは表示画面ｅを有しており、その周縁部が表示画面ｅを保持する枠部ｆとして設けられている。そして、表示部ｄは、回動されることによりキーボードｂを開閉可能とされている。
【０００５】
表示部ｄの枠部ｆにはカメラ部ｇが設けられている。即ち、枠部ｆは、その一部が切り取られるように形成され、当該部分に横長のカメラ部ｇが挿入されるようにして設けられている。そして、カメラ部ｇは、枠部ｆに矢印Ｒ方向へ回動自在に支持されている。
【０００６】
使用者は、情報処理装置ａをコンピュータとして使用し、操作キーに対する操作によって情報の入力等を行うことができ、また、情報処理装置ａをビデオカメラとして使用し、カメラ部を用いて静止画や動画を撮影したりコンピュータ本体ｃに内蔵されている所定の記録媒体等に撮影した画像を取り込んで記録することができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の情報処理装置ａにあっては、表示部ｄの枠部ｆの一部にカメラ部ｇが設けられているため、カメラ部ｇを用いて表示画面ｅを見ながら撮影を行う場合には、キーボードｂを開放した状態で行わなければならず、使用者が開放されているキーボードｂの操作キーを誤って操作してしまい誤動作を招くおそれがあった。
【０００８】
また、カメラ部ｇが枠部ｆの一部という限られた配置スペースに設けられているため、大型で高画質のカメラ部を搭載することができず、また、カメラ部ｇの機能も限らてしまうという不都合があった。
【０００９】
そこで、本発明情報処理装置は、上記した問題点を克服し、カメラ部の性能の向上を図ると共にカメラ部の使用に際して誤動作を防止することを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明情報処理装置は、上記した課題を解決するために、キーボードを有する本体部と、表示画面を有し第１の支持軸を介して回動することにより本体部に対して開閉されると共に第１の支持軸と直交する第２の支持軸を介して本体部に対して回転される表示部と、本体部のキーボード側と表示部の表示画面側とが対向した状態での閉塞、及び本体部のキーボード側と表示部の表示画面を有さない側とが対向した状態での閉塞をするロック手段と、撮像手段と、キーボードの所定の操作キーと同じ機能を有し、キーボードが表示画面側と対向した状態で閉塞された場合に操作可能な第１の入力手段と、撮影モード時に第１の入力手段が操作された場合に、当該撮影モードに関するメニュー画面を表示画面上に表示する表示制御手段とを備えたものである。
【００１１】
従って、本発明情報処理装置にあっては、カメラ部による撮影時に表示部によってキーボードを閉塞することが可能になるので、撮影者が誤ってキーボードを操作することによる誤動作を回避することができる。また、本体部のキーボード側と表示部の表示画面側とが対向した状態での閉塞をロックするロック手段と本体部のキーボード側と表示部の表示画面を有さない側とが対向した状態での閉塞をロックするロック手段を設けるとともに、両ロック手段を共通にして単一化したので、構造を複雑化することなくキーボードを隠しつつ表示画面は表裏どちらにしても閉塞状態をロックすることができ、コンピュータとしての使用はもちろん、ビデオカメラとしての使用にも適した情報処理装置を提供することができる。また、第１の入力手段は、キーボードの所定の操作キーと同じ機能を有するので、ビデオカメラとしても使用できる情報処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【００１３】
情報処理装置１はコンピュータ本体２と表示部３とを備えている（図１乃至図５参照）。尚、コンピュータ本体２の以下の説明にあっては、キーボードに配置された操作キーが上方を向きコンピュータ本体２の後方側に表示部３が位置されている状態において前後左右及び上下方向を規定する。
【００１４】
コンピュータ本体２の上面部２ａにはキーボード４が設けられ、該キーボード４には所定の操作キー５、５、・・・が配置されている（図１及び図６参照）。
コンピュータ本体２の内部にはＣＰＵ（中央演算処理装置）等の処理手段が設けられており、キーボード４の操作キー５、５、・・・等に対する操作によって入力された信号についての各処理が行われる。
【００１５】
操作キー５、５、・・・は、右端手前側に位置する３つの操作キー５、５、５を除いて横７列に隣接して配置されている（図１及び図６参照）。
【００１６】
操作キー５、５、・・・は複数の異なる種類の各キーから成る（図６参照）。
【００１７】
最後列、即ち、第１列には、前の操作の段階に戻すため等のエスケープキー５ａ及び所定の機能を実行させるためのファンクションキー５ｂ、５ｂ、・・・（Ｆ１〜Ｆ１２）が配置されている。
【００１８】
最後列の１つ前側の列である第２列には、内蔵されたアプリケーションソフトウェアを立ち上げるためのアプリケーションキー５ｃ、表示されている画像を取り込むためのプリントスクリーンキー５ｄ、所定の記号やカナを入力するための記号キー５ｅ、５ｅ及びカナキー５ｆ、５ｆ、５ｆ、入力した文字を削除するためのディリートキー５ｇ及びバックスペースキー５ｈ等が配置されている。
【００１９】
第２列の１つ前側の列である第３列には、数字の入力が可能な数字キー５ｉ、５ｉ、・・・及び１つの記号キー５ｅが配置されている。
【００２０】
第４列には、カーソルを所定の位置にジャンプさせるためのタブキー５ｊとアルファベットの入力が可能なアルファベットキー５ｋ、５ｋ、・・・が配置されている。尚、アルファベットキー５ｋ、５ｋ、・・・は、カナキー５ｆ、５ｆ、・・・としても機能する。そして、第３列と第４列とに跨って、右端に入力等を確定するためのエンターキー５ｌが配置されている。
【００２１】
第５列には、入力文字を変換するためのキャプスロックキー５ｍとアルファベットキー５ｋ、５ｋ、・・・とカナキー５ｆ、５ｆが配置されている。
【００２２】
第６列には、他の操作キー５、５、・・・と組み合わせて使用され特定の機能を実行させるためのシフトキー５ｎ、アルファベットキー５ｋ、５ｋ、・・・及びカナキー５ｆ、５ｆが配置されている。
【００２３】
第７列には、他の操作キー５、５、・・・と組み合わせて使用され特定の機能を実行するためのコントロールキー５ｏ、５ｏ及びオルトキー５ｐ、ウインドウズソフトウェアのスタートメニューを表示するためのウインドウズキー５ｑ、スペースを設ける等のためのスペースキー５ｒ、シフトキー５ｎ、カーソルを移動するための移動キー５ｓ等が配置されている。
【００２４】
第８列には、右端側に寄って３つの移動キー５ｓ、５ｓ、５ｓが配置されている。
【００２５】
操作キー５、５、・・・は以上のように配置されており、ファンクションキー５ｂ、５ｂ、・・・、数字キー５ｉ、５ｉ、・・・及びアルファベットキー５ｋ、５ｋ、・・・は、既存のキーボードにおける操作キーの配列状態と全く変わっていない。また、カナキー５ｆ、５ｆ、・・・も入力文字「へ」、「ほ」、「む」を除いては既存のキーボードにおける操作キーの配列状態と全く変わっていない。
【００２６】
例えば、後述するカメラ部を含めたコンピュータ本体２の全体の横幅Ｈ１（図６参照）を従来のコンピュータ本体ｃの横幅と同じ２４９ｍｍに設定すると、カメラ部の大きさを考慮してキーボード４の横幅Ｈ２（図６参照）が１７８ｍｍとなる。そして、操作キー５、５の中心間のピッチであるキーピッチは、既存のキーボードの操作キーの配列状態である横６列の配置を変更した結果、最小で１３．８ｍｍが確保されている。
【００２７】
従って、情報処理装置１にあっては、上記のように操作キー５、５、・・・を配置したことにより、良好な操作性を維持するための十分なキーピッチを確保した上で、キーボード４の小型化を図ることができる。
【００２８】
また、ファンクションキー５ｂ、５ｂ、・・・は、通常、操作時にブラインドタッチされない操作キー５、５、・・・であるため、上記のように、ファンクションキー５ｂ、５ｂ、・・・を最後列である第１列に配置しブラインドタッチされる他の操作キー５、５、・・・を第２列以下に配置することにより、ブラインドタッチの操作に支障を来たすようなことがなく、良好な操作性を維持することができる。
【００２９】
尚、上記には、キーボード４の操作キー５、５、・・・を横７列又は８列に配列した場合を示したが、良好な操作性を維持できるだけのキーピッチが確保されキーボード４の良好な使い勝手を確保することができれば、横７列又は８列に限らず、操作キー５、５、・・・をそれ以上の列に配列してもよい。
【００３０】
コンピュータ本体２の上面部２ａの前端部でその左右方向における中央部には、マウスカーソルの移動に用いられスティック式ポインティングデバイス６、マウスの左釦及び右釦に相当する左クリック釦７及び右クリック釦８、スクロール操作するためのセンター釦９が設けられている（図１参照）。
【００３１】
コンピュータ本体２の中央部２ａの前端部には、左右に離間してロック爪挿通孔１０、１０が形成されている（図１参照）。そして、後述するように、必要に応じて、コンピュータ本体２の内部に設けられた後述する一対のロック爪が、それぞれロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出されるようになっている。
【００３２】
コンピュータ本体２の上面部２ａには、キーボード４の直ぐ後方でその右端部にインジケーター１１、１１、・・・が設けられており（図１参照）、該インジケーター１１、１１、・・・はそれぞれ後述する板状の記憶媒体のアクセス状態、ナムロックキーの操作状態、キャプスロックキー５ｍの操作状態、スクロールロックの状態を表示するものである。また、インジケーター１１、１１、・・・の右側には、電源釦１２が配置されている。
【００３３】
コンピュータ本体２の上面部２ａの後端部には左右に離間して支持突部１３、１３が突設され、該支持突部１３、１３は左右方向に長く形成されている（図１及び図２参照）。そして、左側の支持突部１３にはインジケーター１４、１４、１４が設けられ、該インジケーター１４、１４、１４はそれぞれ電源の入力状態、後述するバッテリーの充電状態、コンピュータ本体２に内蔵されたハードディスクの駆動状態を表示するものである。
【００３４】
コンピュータ本体２の前面部２ｂの右端寄りの位置には、放熱孔１５が形成され（図２参照）、コンピュータ本体２の内部に放熱孔１５に対応した位置に図示しないファンが配置されている。そして、前面部２ｂの左端寄りの位置には、スライド摘子１６が支持されており、該スライド摘子１６を左方へスライド操作すると、上記ロック爪がロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出され、スライド摘子１６を右方へスライド操作すると、突出されていたロック爪がコンピュータ本体２内に収納されるようになっている。また、コンピュータ本体２の右端寄りの位置には、前面部２ｂから底面部にかけて回り込むようにして、前方及び下方から視認可能な撮影時点灯レンズ１７が設けられている。撮影時点灯レンズ１７は、後述するカメラ部を用いた撮影時に点灯されるようになっており、被撮影者は撮影時点灯レンズ１７を視認することにより撮影されていることを認識することができる。
【００３５】
コンピュータ本体２の左側面部２ｃには、その後方側からステレオスピーカー１８、ＡＣアダプターが接続されるＤＣジャック１９、各種の記録再生機器又はマイクロフォンとの接続用のＬＩＮＥＩＮ／ＭＩＣコネクタ２０、ヘッドフォン接続用のヘッドフォンジャック２１が設けられている（図３参照）。そして、左側面部２ｃには、ヘッドフォンジャック２１の前側にモジュラージャック用のモデム端子２２、モニター接続のためのＶＧＡ（Video Graphics Array）ＯＵＴコネクタ２３が設けられ、これらのモデム端子２２及びＶＧＡＯＵＴコネクタ２３は、非使用時にはカバー２４によって保護されている。また、左側面部２ｃの前端部には、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）端子２５が設けられている。さらに、左側面部２ｃには、ＰＣカードが挿入されるＰＣカードスロット２６が設けられ、該ＰＣカードスロット２６の近傍に挿入したＰＣカードを取り出すためのイジェクト釦２６ａが設けられている。
【００３６】
コンピュータ本体２の底面部２ｄには、その略中央部に、三脚ネジ穴２７が形成されている（図４参照）。この三脚ネジ穴２７は三脚を立てるための穴であり、後述するカメラ部による撮影時に三脚を用いて情報処理装置１を固定することにより、例えば、定点観測を行うことができ、情報処理装置１の用途の向上が図られる。
【００３７】
コンピュータ本体２の底面部２ｄの前端寄りの位置には、後述するカメラ部のレンズ保護キャップを保持する保持凹部２８が形成されている（図４参照）。
【００３８】
コンピュータ本体２の後端部には内部にバッテリーが装着されたバッテリーパック２９が着脱自在に設けられる（図４参照）。そして、底面部２ｄの後端部には、左右に離間してバッテリー用摘子３０、３０がスライド自在に支持されており、バッテリー用摘子３０、３０をそれぞれ所定の方向へスライド操作することにより、取り付けられたバッテリーパック２９のコンピュータ本体２へのロック又はコンピュータ本体２からの取外を行うことができる。
【００３９】
コンピュータ本体２の右端部はその後端部が右方へ突設されて釦配置部３１として設けられている（図１、図４及び図５参照）。釦配置部３１の側面、即ち、コンピュータ本体２の右側面部２ｅには、後方側からステレオスピーカー３２、所謂ビデオデッキ等と接続するための４ピン対応のＩＥＥＥ（Institute of Electrical and Electronics Engineers）１３９４端子３３、テレビジョンと接続するためのＡＶＯＵＴ端子３４が設けられている。また、右側面部２ｅには、板状の記憶媒体を挿入するためのスロット３５が設けられている。
【００４０】
釦配置部３１の上面には、手前側にアプリケーション釦３６、その後側にメニュー釦３７、これら両者の間の右側と左側にそれぞれＡ釦３８、Ｂ釦３９が設けられている（図１参照）。これらの各釦３６、３７、３８、３９は、何れもカメラ部による撮影時に使用する釦であり、これらの機能については後述する。
【００４１】
釦配置部３１の前方にはＣＣＤ（Charge Coupled Device）撮像素子を有するカメラ部４０が設けられ、該カメラ部４０はコンピュータ本体２の前端寄りの右側面に設けられた図示しない軸を介してコンピュータ本体２に回動自在に支持されている（図１、図２、図４及び図５参照）。このカメラ部４０は、例えば、光学１０倍ズーム、手ぶれ補正機能、オートフォーカス機能といった高性能の機能を有している。
【００４２】
カメラ部４０はレンズ鏡筒４１と該レンズ鏡筒４１の一端部に設けられたフォーカスリング４２とを有し、レンズ鏡筒４１内には、所要のレンズ群が配置されている。カメラ部４０には、前面レンズ４３を保護するレンズ保護キャップ４４が着脱自在に設けられ、該レンズ保護キャップ４４はレンズ鏡筒４１に結ばれた紐４５の先端部に取り付けられている（図１２参照）。
【００４３】
カメラ部４０の撮影時に取り外されたレンズ保護キャップ４４は、コンピュータ本体２の底面部２ｄに形成された上記保持凹部２８に挿入して保持することができる。従って、カメラ部４０による撮影時に取り外されたレンズ保護キャップ４４がぶらぶらして撮影の邪魔になるようなことがなく、また、紛失するおそれもないので、情報処理装置１の使い勝手の向上を図ることができると共にカメラ部４０の不使用時に前面レンズ４３を確実に保護することができる。
【００４４】
表示部３には、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）を有する表示画面４６が設けられ、該表示画面４６の周縁が枠部４７として形成されている（図１参照）。
尚、表示部３の以下の説明にあっては、表示画面４６が前方又は上方を向いた状態において左右方向を規定し、コンピュータ本体２に支持された側を一端側、その反対側を他端側とする。また、表示画面４６が設けられた面を前面、その反対側の面を後面とする。
【００４５】
枠部４７の前面４７ａには、その右端部に撮影釦として機能するキャプチャー釦４８と画角を変更するためのズーム摘子４９とが設けられている（図１参照）。キャプチャー釦４８が半押し状態にされたときにカメラ部４０によって撮影される画像のフォーカシング調整が為され、全押し状態にされたときにフォーカシング調整された画像が取り込まれるようになっている。また、ズーム摘子４９をスライド操作することにより、ズーム機能（広角又は望遠）が発揮され画角の変更が為される。尚、ズーム摘子４９を他端側へスライドさせるとＷｉｄｅ（広角）、一端側へスライドさせるとＴｅｌｅ（望遠）となる。
【００４６】
枠部４７の右側面４７ｂには、一部が側方へ突出されたジョグダイヤル５０が設けられている（図１、図５、図７及び図８参照）。ジョグダイヤル５０は、図７に示すように、回転操作により、例えば、表示画面４６に表示されたジョグダイヤル用のウインドウ上のアプリケーションソフトウェアのメニューがスクロールされ、図８に示すようにジョグダイヤル５０の回転軸方向への押圧操作により選択されたメニューの実行が為されるようになっている。尚、情報処理装置１にあっては、表示画面４６にジョグダイヤル用のウインドウが常に表示されるようになっているが、一定時間経過後にこのウインドウを閉じるように設定することも可能である。
【００４７】
ジョグダイヤル５０を回転操作するときには、所定の回転角度毎に軽い引っ掛かり、即ち、クリック感が生じるようになっている。従って、操作時に、回転操作の量が触覚を通じて認識される。
【００４８】
上記ジョグダイヤル用のウインドウには、例えば、「取扱説明書」、「○○ソフト」、「△△設定」等のメニューが表示されており、これらのメニューをジョグダイヤル５０の回転操作により選択し、ジョグダイヤル５０の押圧操作によって実行させ、例えば、表示画面４６の輝度調整、ステレオスピーカー１８、３２の音量設定、カメラ部４０の画質やモード（静止画又は動画）設定等を行うことができる。
【００４９】
また、カメラ部４０についての設定は、所定のアプリケーションソフトウェア（以下、「ソフトＡ」と言う。）が実行されることにより行われる。ソフトＡの実行は、ジョグダイヤル５０の操作によって行われ、このソフトＡの実行によって静止画モードと動画モードの選択、表示画面４６に表示される任意の静止画像の選択、表示画面４６に表示される任意の動画像の選択、静止画像及び動画像のスクロール、動画像の再生・一時停止等を行うことができる。
【００５０】
枠部４７の右側面４７ｂには、ジョグダイヤル５０より他端側にバック摘子５１が設けられている（図１及び図５参照）。バック摘子５１は、ジョグダイヤル５０を誤って操作したときに、選択したメニューの１つ前の階層に戻す機能を有する。
【００５１】
枠部４７の前面４７ａには、その他端部４７ｃに左右に離間して係合孔５２、５２が形成されている（図１参照）。係合孔５２、５２は、表示画面４６がキーボード４と対向した状態で表示部３がキーボード４を閉塞した閉塞位置において（図９参照）、それぞれコンピュータ本体２のロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出された上記ロック爪と係合され、これにより表示部３が閉塞位置にロックされる。また、枠部４７の他端部４７ｃにはマイクロフォン５３が設けられている（図１及び図４参照）。
【００５２】
枠部４７の後面４７ｄには、その他端部４７ｃに左右に離間して係合孔５４、５４が形成されている（図４参照）。係合孔５４、５４は、後面４７ｄがキーボード４と対向した向きで表示部３がキーボード４を閉塞した閉塞位置において（図１０参照）、それぞれコンピュータ本体２のロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出された上記ロック爪と係合され、これにより表示部３が閉塞位置にロックされる。
【００５３】
キーボード４が開放された状態から表示部３を閉塞位置へ向けて回動させた場合に、ロック爪がロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出されていたときには、各ロック爪が係合孔５２、５２又は係合孔５４、５４に自動的に係合してロックが為されるようになっている。また、キーボード４が開放された状態から表示部３を閉塞位置へ向けて回動させた場合に、ロック爪がロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出されていなかったときには、コンピュータ本体２と表示部３とが当接された状態でコンピュータ本体２の前面部２ｂに設けられた上記スライド摘子１６を左方へスライド操作することによりロック爪がロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出され係合孔５２、５２又は係合孔５４、５４と係合されて表示部３がロックされる。
【００５４】
尚、表示部３のロックを解除するときには、スライド摘子１６を右方へスライド操作することによりロック爪がコンピュータ本体２内へ収納されてロックが解除される。
【００５５】
尚、上記したロック爪及び該ロック爪を操作するための機構を有するロック爪ユニットの詳細と該ロック爪ユニットの動作については後に詳細に説明する。
【００５６】
コンピュータ本体２の後端部に設けられた上記支持突部１３、１３間には、左右方向に長い支持部材５５が挿入されており、表示部３は支持部材５５を介してコンピュータ本体２に支持されている（図１、図２及び図１２参照）。即ち、支持部材５５内には、支持突部１３、１３に貫通された左右方向に延びる第１の支持軸５６が設けられ、該第１の支持軸５６を介して支持部材５５が支持突部１３、１３に対して回動可能とされ、表示部３は第１の支持軸５６と直交する第２の支持軸５７を介して支持部材５５に対して回転可能とされている（図１２参照）。従って、表示部３は第１の支持軸５６を中心として支持突部１３、１３に対して支持部材５５と一体となって図１２に示すＲ１−Ｒ２方向へ回動され、また、第２の支持軸５７を介して支持部材５５に対して図１２に示すＳ１−Ｓ２方向へ回転される。
【００５７】
以下に、情報処理装置１の回路構成について説明する（図１１参照）。
【００５８】
コンピュータ本体２には各種の機能を統括的に制御するＣＰＵ５８が設けられており、該ＣＰＵ５８がホストバス５９に接続されている。そして、ＣＰＵ５８によってＲＡＭ（Random Access Memory）６０にロードされた各種のプログラムやアプリケーションソフトウェアに応じた処理を、クロックジェネレータ６１から付与されるシステムクロックに基づいて所定の動作速度で実行することにより、各種の機能を為し得るようになっている。
【００５９】
ホストバス５９にはキャッシュメモリ６２が接続されており、該キャッシュメモリ６２によってＣＰＵ５８が使用するデーターをキャッシュし、これにより高速アクセスが為されるようになっている。
【００６０】
ホストバス５９は、ＰＣＩ（Peripheral Component Interconnect）バス６３とホストＰＣＩブリッジ６４を介して接続されている。そして、ホストＰＣＩブリッジ６４は、メモリバス６５を介してＲＡＭ６０と接続されている。
【００６１】
ＰＣＩバス６３には、ビデオコントローラ６６、ＩＥＥＥ１３９４インターフェース６７、ビデオキャプチャー処理チップ６８及びＰＣカードインターフェース６９が接続されている。
【００６２】
ホストＰＣＩブリッジ６４はＣＰＵ５８とビデオコントローラ６６、ＩＥＥＥ１３９４インターフェース６７、ビデオキャプチャー処理チップ６８又はＰＣカードインターフェース６９との間で行われる各種のデーターの授受を制御すると共にメモリバス６５を介して接続されたＲＡＭ６０のメモリーコントロールを行う。また、ホストＰＣＩブリッジ６４は、ビデオコントローラ６６とＡＧＰ（Accelerated Graphics Port）７０に沿った信号線を介して接続されており、これによりホストＰＣＩブリッジ６４とビデオコントローラ６６との間で画像データを高速転送されるようになっている。
【００６３】
ビデオキャプチャー処理チップ６８は、シリアスバスであるＳＭ（System Management）バス７１と接続されている。そして、ビデオキャプチャー処理チップ６８にＳＭバス７１を介して上記カメラ部４０によって撮影された画像データが供給されると、供給された画像データがビデオキャプチャー処理チップ６８に内蔵された図示しないフレームメモリに一旦格納され、ＪＰＥＧ（Joint Photographic Experts Group）規格にしたがって画像圧縮処理が為されてＪＰＥＧ画像データが生成され、生成されたＪＰＥＧ画像データが再びフレームメモリに格納されるようになっている。
【００６４】
また、ビデオキャプチャー処理チップ６８は、ＣＰＵ５８から送出された指令信号に基づいてフレームメモリに格納されているＪＰＥＧ画像データをバスマスタ機能を用いてＲＡＭ６０に転送し、ＪＰＥＧ画像データ（静止画データ）又はモーションＪＰＥＧ画像データ（動画データ）としてＨＤＤ（Hard Disk Drive）７２に転送する。
【００６５】
ビデオコントローラ６６はカメラ部４０によって撮影された画像データやビデオキャプチャー処理チップ６８によって生成されたＪＰＥＧ画像データに対して所定のグラフィックス処理を施し、次いで内蔵されている図示しないＶＲＡＭ（Video Random Access Memory）に格納して適宜読み出し、ＬＣＤを有する上記表示画面４６に画像を表示する。また、ビデオコントローラ６６は供給される各種のアプリケーションソフトウェアに基づく画像データを表示画面４６に出力し、複数のウインドウ画面を表示する。
【００６６】
ＰＣカードインターフェース６９は上記ＰＣカードスロット２６に接続され、オプション機能を追加するときにＰＣカードを介して装着されるようになっており、例えば、ＣＤ−ＲＯＭドライブやＤＶＤドライブ等の外部デバイスとＰＣカードを介して接続される。
【００６７】
ＩＥＥＥ１３９４インターフェース６７は上記ＩＥＥＥ１３９４端子３３と接続されており、例えば、他のコンピュータ装置やデジタルビデオカメラ等の外部デバイスとＩＥＥＥ１３９４端子３３を介して接続される。
【００６８】
上記ＰＣＩバス６３はＰＣＩ−ＩＳＡ（Industrial Standard Architecture）ブリッジ７３を介してＩＳＡバス７４と接続されており、ＰＣＩ−ＩＳＡブリッジ７３にはＨＤＤ７２と上記ＵＳＢ端子２５とが各別に接続されている。ＰＣＩ−ＩＳＡブリッジ７３は、ＩＤＥ（Integrated Drive Electronics）インターフェース、コンフィギュレーションレジスタ、ＲＴＣ（Real Time Clock）回路、ＵＳＢインターフェース等によって構成され、上記クロックジェネレータ６１から付与されるシステムクロックに基づいてＩＤＥインターフェースを介してＨＤＤ７２を制御する。
【００６９】
ＨＤＤ７２のハードディスクには、ＯＳ（Operating System）、電子メールプログラム、オートパイロットプログラム等の他、各種のアプリケーションソフトウェアが記憶されており、起動処理の過程でこれらのアプリケーションソフトウェア等がＲＡＭ６０に転送される。また、ＰＣＩ−ＩＳＡブリッジ７３は、ＵＳＢ端子２５を介して接続されるフロッピーディスクドライブ、プリンタ、ＵＳＢマウス等の外部デバイスをＵＳＢインターフェイスを介して制御すると共にＩＳＡバス７４に接続されるモデム７５及びサウンドコントローラ７６を制御する。
尚、モデム７５は上記モデム端子２２に接続され、また、サウンドコントローラ７６は上記ステレオスピーカー１８、３２及びマイクロフォン５３に各別に接続される。
【００７０】
モデム７５はモデム端子２２を介して電話回線及びインターネットを通じインターネットサービスプロバイダと接続される。また、サウンドコントローラ７６はマイクロフォン５３を通じて音声信号の取込及びステレオスピーカー１８、３２への音声信号の出力を行う。
【００７１】
ＩＳＡバス７４には、Ｉ／Ｏコントローラ７７が接続され、電源供給充電制御回路７８を介して外部電源コネクタ７９から電力の供給が為され、上記電源釦１２がオンされたときに所要の各部に電力を供給する。そして、Ｉ／Ｏコントローラ７７はクロックジェネレータ６１と接続されており、該クロックジェネレータ６１から供給されるシステムクロックに基づいて動作される。また、電源供給充電制御回路７８は、Ｉ／Ｏコントローラ７７によって制御され、上記バッテリーパック２９のバッテリーの充電の制御を行う。
【００７２】
Ｉ／Ｏコントローラ７７はマイクロコントローラ、Ｉ／Ｏインターフェイス、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ等によって構成され、フラッシュメモリ８０に格納されているＢＩＯＳ（Basic Input Output System）に基づいてＯＳやアプリケーションソフトウェアと表示画面４６やＨＤＤ７２等の周辺機器との間におけるデータの入出力を制御する。
【００７３】
Ｉ／Ｏコントローラ７７は反転スイッチ８１と接続されており、上記カメラ部４０がコンピュータ本体２に対して所定の方向へ回動されたときに反転スイッチ８１をオンとし、その信号がＰＣＩ−ＩＳＡブリッジ７３及びホストＰＣＩブリッジ６４を介してＣＰＵ５８に入力され、これにより表示画面４６に表示される画像が反転されるようになっている。
【００７４】
Ｉ／Ｏコントローラ７７は上記キャプチャー釦４８とも接続されており、キャプチャー釦４８が上記したように半押し状態又は全押し状態にされたときに、その旨の信号がＣＰＵ５８に入力され所定のモードが設定される。
【００７５】
即ち、ＨＤＤ７２のハードディスクから撮像用の所定のソフトウェアがＲＡＭ６０に転送されているときに、キャプチャー釦４８が半押し状態にされると、静止画像モードが設定され静止画像がフリーズされ、キャプチャー釦４８が全押し状態にされると、フリーズされた静止画像データが取り込まれて上記ビデオコントローラ６６に送出される。そして、キャプチャー釦４８が半押し状態にされたときには、上記したようにフォーカシング調整が為される。尚、フォーカシング調整は、カメラ部４０の上記フォーカスリング４２を回転させることにより、マニュアル操作によっても行うことが可能である。
【００７６】
一方、撮像用の所定のソフトウェアがＲＡＭ６０に転送されていないときに、キャプチャー釦４８が全押し状態にされると、動画像モードが設定され動画像データが取り込まれて上記ビデオコントローラ６６に送出される。
【００７７】
Ｉ／Ｏコントローラ７７のＲＯＭには、ジョグダイヤル監視プログラム、キー入力監視プログラム、インジケーター制御プログラム等の各種のプログラムが格納されている。ジョグダイヤル監視プログラムはジョグダイヤル５０の回転操作及び押圧操作の状態を監視するプログラムである。キー入力監視プログラムは上記操作キー５、５、・・・やスティック式ポインティングデバイス６、左クリック釦７、右クリック釦８、センター釦９等の入力を監視するプログラムである。
インジケーター制御プログラムは上記インジケーター１１、１１、・・・及びインジケーター１４、１４、１４の点灯／消灯を制御するプログラムである。
【００７８】
Ｉ／Ｏコントローラ７７は回転検出部８２を介してジョグダイヤル５０と接続されており、ジョグダイヤル５０の回転操作及び押圧操作によってあるメニューが選択・決定されると、Ｉ／Ｏコントローラ７７のＲＡＭに格納されたＩ／Ｏレジスタに回転操作フラグ及び押圧操作フラグを格納すると共にその旨の信号をＣＰＵ５８に送出する。
【００７９】
ＣＰＵ５８は、ＨＤＤ７２から読み出してＲＡＭ６０で起動中のジョグダイヤルユーティリティプログラムに従って、決定されたメニューに該当するアプリケーションソフトウェアを立ち上げて所定の処理を実行する。
【００８０】
Ｉ／Ｏコントローラ７７はアプリケーション釦３６、メニュー釦３７、Ａ釦３８及びＢ釦３９と各別に接続されており、これらの各釦３６、３７、３８、３９の操作によって後述する所定の機能が実行されるようになっている。
【００８１】
尚、Ｉ／Ｏコントローラ７７は電源釦１２がオフでＯＳが起動していない状態であっても、上記電源供給充電制御回路７８の制御によってジョグダイヤル監視プログラムに基づいて常時動作されており、ジョグダイヤル５０の操作によって決定されたアプリケーションソフトウェア等を起動し得るようになっている。
【００８２】
また、Ｉ／Ｏコントローラ７７は上記ＳＭバス７１と接続されており、操作キー５、５・・・やジョグダイヤル５０によって設定したカメラ部４０に対する各種のパラメーターをＳＭバス７１を介して供給することにより、カメラ部４０における電源のオン／オフの制御や明るさ、コントラスト等の調整を行うことができるようになっている。
【００８３】
Ｉ／Ｏコントローラ７７は上記ズーム摘子４９、バック摘子５１の操作状態を監視するプログラムをも有しており、ズーム摘子４９、バック摘子５１の操作に応じた信号をＣＰＵ５８に送出する。
【００８４】
次ぎに、上記したロック爪挿通孔１０、１０から出入りして表示部３をコンピュータ本体２の上面部２ａを覆った状態にロックするためのロック爪を操作するためのロック爪ユニット８３について、主として図２５乃至図２９を参照して説明する。
【００８５】
コンピュータ本体２の前面部２ｂはロック爪ユニット８３によって構成されている。すなわち、ロック爪ユニット８３はコンピュータ本体２の前面部２ｂを為す横長の前面パネル８４を有し、ロック爪ユニット８３がコンピュータ本体２の前面部２ｂを除く部分の前端に取着されることによって、上記前面パネル８４がコンピュータ本体２の前面部２ｂを為すことになる。
【００８６】
該前面パネル８４は合成樹脂成形品として形成され、右端寄りの部分には放熱口１５が形成され、左端寄りの部分の前面には左右方向に長い凹部８５が形成され、該凹部８５の上下方向におけるほぼ中央部には左右方向に長い挿通孔８６が形成されている。また、前面パネル８４には後方へ向けて突出した取付用ボス８７、８７、８７が形成されている。さらに、位置決め孔８８、８８、・・・（図面では２個のみ示す）が形成されている（図２６参照）。
【００８７】
上記前面パネル８４の後側には板金材料で形成されたベースプレート８９が固定される。ベースプレート８９にはネジ挿通孔９０、９０、９０が形成されており（図２６参照）、該ネジ挿通孔９０、９０、９０を後方から挿通されたネジ９１、９１、９１が上記前面パネル８４の取付用ボス８７、８７、８７の後端に捻じ込まれ、これによって、ベースプレート８９が前面パネル８４に固定される。
【００８８】
上記ベースプレート８９には軸ピン９２、９２、・・・が前方へ向けて突設されており（図２６参照）、ベースプレート８９が、上記したように、前面パネル８４に固定されると、上記軸ピン９２、９２、・・・の前端部が前面パネル８４に形成された位置決め孔８８、８８、・・・に嵌合され、これによって、軸ピン９２、９２、・・・の位置が安定する。
【００８９】
ベースプレート８９には後方へ突出された２個の取付片９３、９３と２個の位置決め片９４、９４とが形成されている。そして、取付片９３、９３にはネジ挿通孔９３ａ、９３ａが形成され、左側の位置決め片９４には小さい円形の位置決め孔９４ａが形成され、右側の位置決め片９４には左右方向に長い長孔状の位置決め孔９４ｂが形成されている（図２６参照）。そして、コンピュータ本体２の図示しないフレームシャーシに突設された位置決めピンにベースプレート８９の位置決め片９４、９４に形成された位置決め孔９４ａ、９４ｂが係合されてロック爪ユニット８３がフレームシャーシに位置決めされ、その状態で、取付片９３、９３のネジ挿通孔９３ａ、９３ａを挿通された図示しないネジが上記フレームシャーシに螺着され、これによって、ロック爪ユニット８３がフレームシャーシに固定されて、コンピュータ本体２の前面部２ｂを構成することになる。
【００９０】
尚、ベースプレート８９の左端寄りの位置の下方部にはバネ支持孔９５が形成されている（図２６参照）。
【００９１】
上記した前面パネル８４とベースプレート８９との間に２個のロック爪とこれらロック爪の動きを連動させるリンクレバーが配設される。
【００９２】
リンクレバー９６は合成樹脂の成形品として形成され、左右方向に長い板状をしている。リンクレバー９６の左右両端部には左右方向に長いスライド孔９７、９７が形成されており、ベースプレート８９の上記した軸ピン９２、９２、・・・のうち左右両端部の下側に位置したもの９２、９２がリンクレバー９６の上記スライド孔９７、９７に挿通されることによって、リンクレバー９６が前面パネル８４及びベースプレート８９に対して左右方向にスライド可能に支持される。
また、リンクレバー９６には左右両端部に上下方向に長い連結孔９８、９８が形成され、さらに、左端寄りの上縁に連結切欠９９が形成されている（図２６参照）。
【００９３】
左右のロック爪１００、１００は同じ形状をしている。尚、ロック爪１００の説明において上下及び左右の関係は、ロック爪挿通孔１０から突出したロック爪１００を前方から見た状態においての上下及び左右として説明する。ロック爪１００はほぼ上下方向に長く形成され、上下方向におけるほぼ中間の位置に被支持孔１０１が形成されている。被支持孔１０１から上方の部分１０２の左側縁１０２ａは上方に行くに従って右方へ変位する傾斜縁とされ、該上部１０２の上端部に右方へ突出した係止爪１０３が形成され、該係止爪１０３の上縁１０３ａは右下がりの傾斜縁とされ、下縁１０３ｂは左右方向に延びる係止部とされている。
また、ロック爪１００の下端には前方へ突出した連結ピン１０４が形成されている（図２６参照）。
【００９４】
上記したロック爪１００、１００は、その被支持孔１０１、１０１にベースプレート８９の上側の２つの軸ピン９２、９２が各別に挿通されることによって前面パネル８４及びベースプレート８９に対して回動自在に支持され、また、連結ピン１０４、１０４がリンクレバー９６の連結孔９８、９８にスライド可能に挿通されることによってリンクレバー９８と連結される。これによって、左右のロック爪１００、１００の動作がリンクレバー９６を介して連動される。
【００９５】
ベースプレート８９と左側のロック爪１００との間にトグルバネ１０５が介挿される。トグルバネ１０５は中央のコイル部１０５ａから２つの腕１０５ｂ、１０５ｃが延びてほぼＶ字状に形成され、一方の腕１０５ｂの先端にはコイル部１０５ｄが形成されている（図２６参照）。そして、トグルバネ１０５の一方の腕１０５ｂのコイル部１０５ｄがロック爪１００の連結ピン１０４に外嵌され、他方の腕１０５ｃの先端部がベースプレート８９のバネ支持孔９５に係合される。
このようにして、トグルバネ１０５が左側のロック爪１００とベースプレート８９との間に介挿される。そして、トグルバネ１０５には２つの腕１０５ｂ、１０５ｃ先端間が開くような力が働いているので、図２８に示すように、ロック爪１００、１００がロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出した状態では、ロック爪１００、１００は前方から見て時計回り方向、すなわち、図２８の矢印ＣＷ方向に付勢され、その結果、リンクレバー９６はロック爪１００の連結ピン１０４を介して左方へ、すなわち、図２８中矢印ＬＤ方向に付勢される。従って、リンクレバー９６はスライド範囲の左端に保持され、これによって、ロック爪１００、１００はロック爪挿通孔１０、１０から突出した状態に確実に保持される。また、図２７に示すように、ロック爪１００、１００がロック爪挿通孔１０、１０から内部に引っ込んだ状態では、ロック爪１００、１００は前方から見て反時計回り方向、すなわち、図２７中矢印ＣＣＷ方向に付勢され、その結果、リンクレバー９６はロック爪１００の連結ピン１０４を介して右方へ、すなわち、図２７中矢印ＲＤ方向に付勢される。従って、リンクレバー９６はスライド範囲の右端に保持され、これによって、ロック爪１００、１００はロック爪挿通孔１０、１０から引っ込んだ状態に確実に保持される。
【００９６】
上記リンクレバー９６には上記したスライド摘子１６が連係される。スライド摘子１６は合成樹脂成形品として形成され、主部１６ａと該主部１６ａから後方へ突出された連結片１６ｂとから成る（図２６参照）。そして、連結片１６ｂが前面パネル８４の挿通孔８６に前側から挿通され、該連結片１６ｂの前面パネル８４の後方へ突出した部分がリンクレバー９６の連結切欠９９内に位置した状態となる。このようにして、スライド摘子１６の主部１６ａが前面パネル８４の凹部８５内で左右方向にスライド可能に位置される。
【００９７】
次ぎに、このロック爪ユニット８３の動作について説明する。
【００９８】
図２７に示す状態がロック爪１００、１００が非ロック位置にある状態であり、この状態で、リンクレバー９６は移動範囲の右端に位置しており、スライド摘子１６も移動範囲の右端に位置していて、スライド摘子１６の連結片１６ｂはその左端がリンクレバー９６の連結切欠９９の左端と当接した状態となっている。
そこで、ロック爪１００、１００を図２８に示すようにロック爪挿通孔１０、１０から突出したロック位置へと回動させる場合は、スライド摘子１６を左方へ、すなわち、図２７の矢印ＬＤ方向へと移動させる。すると、スライド摘子１６の連結片１６ｂの左端がリンクレバー９６の連結切欠９９の左端を左方へと押圧するので、これによって、リンクレバー９６は左方へと移動される。リンクレバー９６の左方への移動によって、リンクレバー９６の連結孔９８、９８がロック爪１００、１００の連結ピン１０４、１０４を左方へと押圧するので、ロックレバー１００、１００は前方から見て時計回り方向、すなわち、図２７中矢印ＣＷ方向に回動して行き、図２８に示すロック位置へと達する。尚、左側のロック爪１００が時計回り方向に回動することによって、トグルバネ１０５の一方の腕１０５ｂの先端が他方の腕１０５ｃの先端に近づいて行き、やがて、該一方の腕１０５ｃの先端、すなわち、ロック爪１００の連結ピン１０４がトグルバネ１０５の他方の腕１０５ｃの先端を通る垂直線（リンクレバー９６の移動方向に対して垂直な線）１０６を左方へ越えると、トグルバネ１０５の２つの腕１０５ｂ、１０５ｃが開こうとする力がロック爪１００をさらに時計回り方向へ、また、リンクレバー９６を左方へと移動させる力となり、該力によって、リンクレバー９６は移動範囲の左端まで移動して、連結切欠９８の右端がスライド摘子１６の連結片１６ｂの右端に当接し、また、ロック爪１００、１００は垂直な姿勢になるまで回動される（図２８参照）。
【００９９】
そして、表示部３がコンピュータ本体２の上面部２ａを覆っている状態（図９、図１０参照）、すなわち、閉塞状態においてロック爪１００、１００が上記したように非ロック位置からロック位置へと回動されると、ロック爪１００、１００の係止爪１０３、１０３の係止部１０３ｂ、１０３ｂが表示部３に形成された係合孔５２、５２又は５４、５４の右側の内側開口縁５２ａ、５２ａ又は５４ａ、５４ａに係合し（図２８参照）、表示部３を上記閉塞状態にロックすることになる。
【０１００】
尚、表示部３の閉塞状態へのロックを左右方向における中央のみで行った場合には、両側部が浮き上がり易くなるが、上記したように、本情報処理装置１においては、表示部３を両側部でロックするので、両側部の浮き上がりが確実に防止され、コンピュータ本体２の上面部２ａと表示部３との間に塵埃等の異物が入り込みにくくなる。
【０１０１】
また、ロック爪が左右方向にスライドすることによって係合孔に係合するようにすると、ロック爪の係止部と該係止部が接触する面との間にある程度のクリアランスがないと、係合自体が不能であり、そのために、係止部と該係止部が接触する面との間に多少なりともクリアランスを設ける必要があり、該クリアランスが閉塞状態における表示部のガタつきの原因となる。それに対して、本情報処理装置１にあっては、ロック爪１００、１００は回動によってその係止爪１０３、１０３が係合孔５２、５２又は５４、５４に係合するので、係止爪１０３、１０３の係止部１０３ｂ、１０３ｂと係合孔５２、５２又は５４、５４の内側開口縁５２ａ、５２ａ又は５４ａ、５４ａとの間にクリアランスを設ける必要が無く、係止部１０３ｂ、１０３ｂによって上記内側開口縁５２ａ、５２ａ又は５４ａ、５４ａをコンピュータ本体２側へ引き込むようにすることが出来、そのために、表示部３をガタつきのない状態で閉塞状態にロックすることが出来る。
【０１０２】
図２８に示すロック位置からロック爪１００、１００を図２７に示す非ロック位置へと回動させる場合は、スライド摘子１６を右方へ、すなわち、図２８中矢印ＲＤ方向へ移動させる。スライド摘子１６を右方へ移動させると、該スライド摘子１６の連結片１６ｂの右端がリンクレバー９６の連結切欠９９の右端を右方へ押圧するので、リンクレバー９６が右方へ移動される。リンクレバー９６が右方へ移動すると、その連結孔９８、９８がロック爪１００、１００の連結ピン１０４、１０４を右方へ押圧するので、ロック爪１００、１００は前方から見て反時計回り方向、すなわち、図２８中矢印ＣＣＷ方向へ回動して図２７に示す非ロック位置へと達する。そして、左のロック爪１００が図２８に示すロック位置から図２７に示す非ロック位置へと回動していく過程において、トグルバネ１０５の一方の腕１０５ｂの先端が他方の腕１０５ｃの先端に近づくように押圧され、そして、一方の腕１０５ｂの先端が上記垂直線１０６を右側へ越えると、トグルバネ１０５の付勢力がリンクレバー９６を右方へ移動させるように働き、これによって、リンクレバー９６が移動範囲における右端まで移動すると共に、ロック爪１００、１００が図２７に示す非ロック位置まで回動される。そして、リンクレバー９６の連結切欠９９の左端がスライド摘子１６の連結片１６ｂの左端に当接する（図２７参照）。
【０１０３】
上記したロック爪ユニット８３によって表示部３の閉塞状態へのロックを行うようにすると、表示部３に係合孔５２、５２及び５４、５４のみを設ければよく、表示部３の小型化及び軽量化が可能である。しかも、この利点は、表示部３の閉塞状態が図９に示す状態と図１０に示す状態の二通りある場合には著しい。このように二通りの閉塞状態がある場合に、表示部３の表裏両面からロック爪が突出した状態になっているのは、該ロック爪が各種操作の邪魔になり、使い勝手が悪く、また、表示部３の表裏両面に突出・収納自在のロック爪を設けるとなると、表示部の大型化及び大重量化は免れない。
【０１０４】
上記したように、ロック爪１００、１００は必要のない時にはロック爪挿通孔１０、１０から内側に収納しておくことが出来るので、ロック爪１００、１００が使用者の情報処理装置１に対する操作、例えば、操作キー５、５、・・・の操作等の邪魔になることがないようにしておくことが出来る。
【０１０５】
尚、表示部３を図９や図１０に示す閉塞状態にロックする場合は、上記したように、ロック爪１００、１００が非ロック位置にある状態から、先ず、表示部３を閉塞状態にしてから、ロック爪１００、１００をロック位置へと移動させることによって行うが、表示部３の閉塞状態へのロックは、ロック爪１００、１００を図２８に示すロック位置に位置させた状態からでも行うことが出来る。すなわち、ロック爪１００、１００をロック位置に位置させた状態から表示部３を図９又は図１０に示す閉塞位置へと回動させる。すると、先ず、表示部３の係合孔５２、５２又は５４、５４の右側の縁がロック爪１００、１００の係合爪１０３、１０３の傾斜縁１０３ａ、１０３ａに当接し、これを押圧する（図２９（ａ）参照）。ロック爪１００、１００は係止爪１０３、１０３の傾斜縁１０３ａ、１０３ａが上方から押圧されることによって、前方から見て反時計回り方向への回動力を受け、該力がトグルバネ１０５の一方の腕１０５ｂを他方の腕１０５ｃに近付けるように作用するので、これによって、ロック爪１００、１００は反時計回り方向、すなわち、図２８中矢印ＣＣＷ方向へ僅かに回動して（リンクレバー９６も僅かに右方へ、すなわち、図２８中矢印ＲＤ方向へ移動する）、上記係合孔５２、５２又は５４、５４の右側縁の下方への通り抜けを許容する（図２９（ｂ）参照）。そして、表示部３の係合孔５２、５２又は５４、５４が係止爪１０３、１０３を下方へ通り抜けると、トグルバネ１０５の弾発力によって、リンクレバー９６は左方へ移動し、また、ロック爪１００、１００は時計回り方向に回動して、係止爪１０３、１０３の係止部１０３ｂ、１０３ｂが表示部３の係合孔５２、５２又は５４、５４の右側の内側開口縁５２ａ、５２ａ又は５４ａ、５４ａに係合する（図２９（ｃ）参照）。
【０１０６】
以下に、図１２乃至図２０に従って情報処理装置１の各使用形態について説明する。情報処理装置１はコンピュータとしての使用の他、上記したようにビデオカメラとしても使用することができる。
【０１０７】
図１２は、情報処理装置１をコンピュータとして使用するときの使用形態を示すものである。表示部３は図９に示す閉塞位置から図１２に示すＲ１方向へ回動され、コンピュータ本体２に設けられたキーボード４の操作キー５、５、・・・が開放されている。使用者は、この状態で操作キー５、５、・・・、スティック式ポインティングデバイス６、左クリック釦７、右クリック釦８、センター釦９、ジョグダイヤル５０等を操作して入力作業や入力した情報の編集作業等を行うことができる。
【０１０８】
情報処理装置１をビデオカメラとして使用する場合には、先ず、図１２の状態から表示部３を第２の支持軸５７を中心として図１２に示すＳ１方向又はＳ２方向へ回転させていく（図１３参照）。そして、表示部３をコンピュータ本体２に対して１８０°回転させたところで回転を停止させる（図１４参照）。このとき表示部３の表示画面４６が略後方を向いた状態となる。
【０１０９】
次に、表示部３を第１の支持軸５６を中心として回動し、表示部３によって操作キー５、５、・・・等を閉塞する（図１５参照）。表示部３が操作キー５、５、・・・等を閉塞した状態において、上記したように、コンピュータ本体２の前面部２ｂに設けられたスライド摘子１６を左方へスライド操作することによりロック爪１００、１００がロック爪挿通孔１０、１０から上方へ突出され係合孔５４、５４に係合されて表示部３が閉塞位置にロックされる（図２８参照）。この状態では、表示画面４６が外面側を向いている。
【０１１０】
使用者は、枠部４７の一端部４７ｅが下側に他端部４７ｃが上側に位置するようにし、かつ、両手で情報処理装置１の両側縁を把持し表示画面４６を正面に見ながらカメラ部４０を用いて情報処理装置１をビデオカメラとして使用する（図１６参照）。
【０１１１】
情報処理装置１にあっては、キャプチャー釦４８及びズーム摘子４９が表示部３の枠部４７に設けられており、撮影者は情報処理装置１を両手で把持した状態のままこれらのキャプチャー釦４８及びズーム摘子４９を操作することができる。従って、情報処理装置１をビデオカメラとして使用する際の使い勝手の向上を図ることができ、また、キャプチャー釦４８又はズーム摘子４９の使用時に情報処理装置１を両手で把持しているため誤って情報処理装置１を落下させてしまうような不都合を防止することができる。
【０１１２】
また、情報処理装置１にあっては、枠部４７にジョグダイヤル５０が設けられているため、上記のように情報処理装置１をコンピュータとして使用する場合及びビデオカメラとして使用する場合の何れの場合においても、表示画面４６を正面から見た状態ではジョグダイヤル５０が使用者から見て常に同じ位置（右側）にあるため、ジョグダイヤル５０に対する操作方向を情報処理装置１の使用の形態に応じて変更する必要がなく、常に違和感のない良好な操作性を確保することができ使い勝手の向上を図ることができる。
【０１１３】
使用者は、カメラ部４０を用いた撮影時において、カメラ部４０を前面レンズ４３が撮影者と反対側を向くように回動させて撮影者の対面に存在する被写体を撮影することができる（図１７参照）。このとき、カメラ部４０を、その先端部がコンピュータ本体２の釦配置部３１に当接するまで回動することが可能であり、図１８に示すように、回転角度αは最高１２０゜である。
【０１１４】
また、使用者は、カメラ部４０を用いた撮影時において、カメラ部４０を前面レンズ４３が撮影者側を向くように回動させて、例えば、撮影者自身を撮影することができる（図１９参照）。このとき、カメラ部４０を、その先端部がコンピュータ本体２の釦配置部３１に当接するまで回動することが可能であり、図２０に示すように、回転角度βは最高１２０゜である。従って、情報処理装置１にあっては、カメラ部４０を２４０゜の角度範囲で回転させることが可能である（図１８及び図２０参照）。
【０１１５】
尚、図１９及び図２０に示すように、カメラ部４０を前面レンズ４３が撮影者側を向くように回動させたときには、内蔵された上記反転スイッチ８１によってカメラ部４０の回動方向が検知され、表示画面４６に表示される画像が反転され天地の正しい画像が表示される。
【０１１６】
図１７乃至図２０に示したようにカメラ部４０を回動させるときには、使用者は情報処理装置１の両側縁部を両手で把持したままでカメラ部４０を回動させることができるため、誤って情報処理装置１を落下させるという不具合を防止することができる。
【０１１７】
また、情報処理装置１にあっては、上記したように、放熱孔１５がコンピュータ本体２の前面部２ｂに設けられているため、撮影時に情報処理装置１を把持した両手で放熱孔１５を覆ってしまうようなことがなく、効率的な放熱を行うことができる。
【０１１８】
尚、カメラ部４０を用いたビデオカメラとしての使用形態としては、上記した図１６乃至図２０に示した使用形態の他、例えば、図１２乃至図１５の状態で使用することも可能である。また、コンピュータとしての使用形態も上記した図１２に示した使用形態に限られず、例えば、図１３乃至図２０の状態で使用することも可能である。但し、使い勝手を考慮すると、コンピュータとしての使用に最も適する使用形態は図１２に示す使用形態であり、ビデオカメラとしての使用に最も適する使用形態は図１６乃至図２０に示す使用形態である。
【０１１９】
以上に記載した通り、情報処理装置１にあっては、コンピュータ本体２に表示部３が開閉自在かつ回転自在に支持されると共にコンピュータ本体２にカメラ部４０が回動自在に支持されている。従って、上記したように、表示部３によってキーボード４を閉塞した状態でカメラ部４０を用いて撮影することができ（図１６乃至図２０参照）、撮影者が誤ってキーボード４の操作キー５、５、・・・等を操作してしまうことがなく誤動作を回避することができる。
【０１２０】
また、カメラ部４０をコンピュータ本体２に設けているので、大型で高画質の機能性の高いカメラ部４０を搭載することができる。
【０１２１】
以下に、カメラ部４０を用いた撮影時における、上記釦配置部３１に設けられたアプリケーション釦３６、メニュー釦３７、Ａ釦３８、Ｂ釦３９の機能及び操作例について説明する（図２１乃至図２４参照）。
【０１２２】
アプリケーション釦３６は、キーボード４の操作キー５の一つであるアプリケーションキー５ｃと同じ機能を有する釦であり、起動中のアプリケーションソフトウェアに対応するメニューを表示する機能を有する。メニュー釦３７は、起動中のアプリケーションソフトウェアに依存しないメニューを表示する機能を有し、例えば、カメラ用のアプリケーションソフトウェアの起動や起動中のアプリケーションソフトウェアの終了等の他、電源のオン／オフ等を行うことが可能である。Ａ釦３８及びＢ釦３９は、起動中のアプリケーションソフトウェア固有の機能を実行するための釦である。
【０１２３】
尚、以下に示すように、アプリケーション釦３６、メニュー釦３７、Ａ釦３８又はＢ釦３９を操作したときには、これらの各釦３６、３７、３８、３９の配置に対応して各メニューが表示され、即ち、アプリケーション釦３６が操作されると表示画面４６の上部中央にメニューが表示され（図２２参照）、メニュー釦３７が操作されると表示画面４６の下部中央にメニューが表示され（図２３参照）、Ａ釦３８が操作されると表示画面４６の下部左側にメニューが表示され（図２４参照）、Ｂ釦３９が操作されると表示画面４６の下部右側にメニューが表示される（図２４参照）。
【０１２４】
図２１は、表示画面４６に表示された画像の一例を示しており、現在「撮る」モード、即ち、撮影モード（静止画）の状態である。表示画面４６中、右側の縦長の表示部（以下、「サムネール部」と言う。）にはキャプチャー釦４８の操作によって既に取り込まれた画像が３画像表示されている。この３つの画像はジョグダイヤル５０の操作によってスクロール可能であり、サムネール部に表示される画像が順次送られていく。また、表示画面４６中、中央から左側の部分にかけては、カメラ部４０によって撮影される画像が表示されている。尚、表示画面４６には、撮影枚数、ハードディスクの記憶残量、画面サイズ及び画質が表示される。
【０１２５】
図２２は、アプリケーション釦３６が操作された状態を示しており、表示画面４６の上部中央にメニュー画面が表示されている。現在、カーソルが「撮る」のメニュー上にある。このメニューは、ジョグダイヤル５０の回転操作によってスクロールされ、ジョグダイヤル５０の押圧操作によって決定される。
【０１２６】
図２３は、メニュー釦３７が操作された状態を示しており、表示画面４６の下部中央にメニュー画面が表示されている。現在、カーソルが「撮影サイズ」のメニュー上にある。このメニューもアプリケーション釦３６の場合と同様に、ジョグダイヤル５０の回転操作によってスクロールされ、ジョグダイヤル５０の押圧操作によって決定される。
【０１２７】
図２４は、Ａ釦３８及びＢ釦３９が操作された状態を示しており、表示画面４６の下部左側にＡ釦３８によるメニュー画面が表示され、表示画面４６の下部右側にＢ釦３９によるメニュー画面が表示されている。現在、左側の画面では、カーソルが「静止画」のメニュー上にあり、右側の画面では、カーソルが「ローカルディスク」のメニュー上にある。
【０１２８】
左側の画面に示されるように、動画の場合には圧縮レイトの高い「高画質」と圧縮レイトの低い「ネットワーク（低画質）」とを選択することができ、例えば、サーバ上にデータを保存する場合等には「ネットワーク」が適する。
【０１２９】
右側の画面に示される「ローカルディスク」は、内蔵のＨＤＤ７２のハードディスクに保存する場合である。また、「イメージステーション」は、ネットワーク上のサーバに保存する場合であり、例えば、コンピュータ本体２に接続された携帯電話からインターネットに接続して、リアルタイムで順次サーバにデータを送るような場合に選択される。
【０１３０】
上記した実施の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【０１３１】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明情報処理装置にあっては、キーボードを有する本体部と、表示画面を有し第１の支持軸を介して回動することにより本体部に対して開閉されると共に第１の支持軸と直交する第２の支持軸を介して本体部に対して回転される表示部と、本体部のキーボード側と表示部の表示画面側とが対向した状態での閉塞、及び本体部のキーボード側と表示部の表示画面を有さない側とが対向した状態での閉塞をするロック手段と、撮像手段と、キーボードの所定の操作キーと同じ機能を有し、キーボードが表示画面側と対向した状態で閉塞された場合に操作可能な第１の入力手段と、撮影モード時に第１の入力手段が操作された場合に、当該撮影モードに関するメニュー画面を表示画面上に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【０１３２】
従って、表示部によってキーボードを閉塞した状態でカメラ部を用いて撮影することができ、撮影者が誤ってキーボードの操作キー等を操作してしまうことがなく誤動作を回避することができる。また、本体部のキーボード側と表示部の表示画面側とが対向した状態での閉塞をロックするロック手段と本体部のキーボード側と表示部の表示画面を有さない側とが対向した状態での閉塞をロックするロック手段を設けるとともに、両ロック手段を共通にして単一化したので、構造を複雑化することなくキーボードを隠しつつ表示画面は表裏どちらにしても閉塞状態をロックすることができ、コンピュータとしての使用はもちろん、ビデオカメラとしての使用にも適した情報処理装置を提供することができる。また、第１の入力手段は、キーボードの所定の操作キーと同じ機能を有するので、ビデオカメラとしても使用できる情報処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【０１３６】
請求項２に記載した発明にあっては、表示制御手段は、メニュー画面上に、撮像手段により撮影された画像を電子メールプログラムにより送信するかを選択させるためのメニューを表示するので、ビデオカメラとしても使用できる情報処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【０１３７】
請求項３に記載した発明にあっては、表示制御手段は、メニュー画面上に、撮像手段により撮影された画像を内部ハードディスクに保存させるか外部サーバに保存させるかを選択させるためのメニューを表示するので、ビデオカメラとしても使用できる情報処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【０１３８】
請求項４に記載した発明にあっては、スクロール操作と決定操作とを入力可能な第２の入力手段を表示部の表示画面の周縁の枠部に更に備え、メニュー画面上のメニューは、第２の入力手段でのスクロール操作によりスクロールされ、決定操作により決定されるので、ビデオカメラとしても使用できる情報処理装置の使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図２乃至図２９と共に本発明の実施の形態を示すものであり、本図は操作キーが開放された状態で示す情報処理装置の平面図である。
【図２】図１と同じ状態で示す情報処理装置の正面図である。
【図３】図１と同じ状態で示す情報処理装置の左側面図である。
【図４】図１と同じ状態で示す情報処理装置の底面図である。
【図５】図１と同じ状態で示す情報処理装置の右側面図である。
【図６】コンピュータ本体を示す拡大平面図である。
【図７】図８と共にジョグダイヤルの操作方法を示すものであり、本図は回転操作の方法を示す拡大斜視図である。
【図８】押圧操作の方法を示す拡大斜視図である。
【図９】表示画面がキーボードに対向した状態で表示部によって操作キーが閉塞された情報処理装置を示す平面図である。
【図１０】表示画面と反対側の面がキーボードに対向した状態で表示部によって操作キーが閉塞された情報処理装置を示す平面図である。
【図１１】情報処理装置の回路構成を示すブロック図である。
【図１２】コンピュータとして使用する使用形態を示す情報処理装置の斜視図である。
【図１３】表示部がコンピュータ本体に対して回転されている状態を示す情報処理装置の斜視図である。
【図１４】表示部が１８０°回転された状態を示す情報処理装置の斜視図である。
【図１５】表示部が１８０°回転された後、回動されてキーボードが閉塞された状態を示す斜視図である。
【図１６】図１７乃至図２０と共に情報処理装置をビデオカメラとして使用する使用形態を示すものであり、本図はカメラ部が回動される前の状態を示す正面図である。
【図１７】カメラ部を前面レンズが撮影者と反対側を向くように回動した状態を示す正面図である。
【図１８】カメラ部を前面レンズが撮影者と反対側を向くように回動した場合に、回動端まで回動された状態を示す側面図である。
【図１９】カメラ部を前面レンズが撮影者側を向くように回動した状態を示す正面図である。
【図２０】カメラ部を前面レンズが撮影者側を向くように回動した場合に、回動端まで回動された状態を示す側面図である。
【図２１】図２２乃至図２４と共にアプリケーション釦、メニュー釦、Ａ釦、Ｂ釦の機能及び操作例について説明するためのものであり、本図は撮影された画像が表示されている状態を示す表示画面の正面図である。
【図２２】アプリケーション釦が操作された状態を示す表示画面の正面図である。
【図２３】メニュー釦が操作された状態を示す表示画面の正面図である。
【図２４】Ａ釦及びＢ釦が操作された状態を示す表示画面の正面図である。
【図２５】ロック爪ユニットを示す斜視図である。
【図２６】ロック爪ユニットの分解斜視図である。
【図２７】ロック爪が非ロック位置にある状態のロック爪ユニットの要部を示す正面図である。
【図２８】ロック爪がロック位置にある状態のロック爪ユニットの要部を示す正面図である。
【図２９】ロック爪がロック位置にある状態から表示部が閉塞状態にロックされる過程を示す要部の断面図である。
【図３０】従来の情報処理装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１…情報処理装置、２…コンピュータ本体（本体部）、３…表示部、４…キーボード、５…操作キー、１７…撮影時点灯レンズ、２８…保持凹部、３６…アプリケーション釦（第１の入力手段）、４０…カメラ部（撮像手段）、４６…表示画面、４７…枠部、５０…ジョグダイヤル（第２の入力手段）、５２…係合孔（ロック手段）、５４…係合孔（ロック手段）、５６…第１の支持軸、５７…第２の支持軸、７７…Ｉ／Ｏコントローラ（表示制御手段）、１００…ロック爪（ロック手段）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus. Specifically, the present invention relates to a technical field regarding an information processing apparatus including a computer main body having a keyboard and a display unit having a display screen.
[0002]
[Prior art]
There is an information processing apparatus in which a display unit is supported to be openable and closable with respect to a computer body having a keyboard on which a plurality of operation keys are arranged.
[0003]
An example of such a conventional information processing apparatus is shown in FIG.
[0004]
The information processing apparatus a includes a computer main body c having a keyboard b on the upper surface of which a plurality of predetermined operation keys are arranged, and a display unit d that is rotatably supported at the rear end of the computer main body c. The display part d has a display screen e, and its peripheral part is provided as a frame part f for holding the display screen e. And the display part d can open and close the keyboard b by rotating.
[0005]
A camera part g is provided in the frame part f of the display part d. That is, the frame part f is formed so that a part thereof is cut out, and the horizontally long camera part g is inserted into the part. The camera part g is supported by the frame part f so as to be rotatable in the arrow R direction.
[0006]
The user can use the information processing apparatus a as a computer and input information by operating the operation keys. The user can also use the information processing apparatus a as a video camera and use a camera unit to It is possible to shoot a moving image or capture and record a captured image on a predetermined recording medium built in the computer main body c.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional information processing apparatus a, since the camera part g is provided in a part of the frame part f of the display part d, shooting is performed while viewing the display screen e using the camera part g. In order to perform the operation, the keyboard b must be opened, and the user may accidentally operate an operation key of the opened keyboard b, which may cause a malfunction.
[0008]
Further, since the camera part g is provided in a limited arrangement space that is a part of the frame part f, a large-sized and high-quality camera part cannot be mounted, and the function of the camera part g is limited. There was an inconvenience that it would end up.
[0009]
Accordingly, an object of the information processing apparatus of the present invention is to overcome the above-described problems, to improve the performance of the camera unit, and to prevent malfunction during use of the camera unit.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-described problem, the information processing apparatus of the present invention is opened and closed with respect to the main body by rotating through the first support shaft having a main body having a keyboard and a display screen. A display unit rotated with respect to the main body through a second support shaft orthogonal to the first support shaft, a blockage in a state where the keyboard side of the main body and the display screen side of the display unit face each other, and A lock means for closing in a state where the keyboard side of the main body and the side having no display screen of the main body face each other, an imaging means,Has the same function as the specified operation keys on the keyboard,KeyboardIn the state facing the display screen sideA first input means operable when closed; and a display control means for displaying a menu screen relating to the shooting mode on the display screen when the first input means is operated in the shooting mode. Is.
[0011]
  Therefore, in the information processing apparatus according to the present invention, the keyboard can be closed by the display unit during photographing by the camera unit, so that it is possible to avoid a malfunction caused by the photographer operating the keyboard by mistake. In addition, the locking means for locking the blockage when the keyboard side of the main unit and the display screen side of the display unit are opposed to each other, and the keyboard side of the main unit unit and the side having no display screen of the display unit are opposed to each other. In addition to providing a locking means that locks the blockage of the screen and unifying the two locking means in common, it is possible to lock the closed state on either the front or back side while hiding the keyboard without complicating the structure. It is possible to provide an information processing apparatus suitable not only for use as a computer but also for use as a video camera.Further, since the first input means has the same function as a predetermined operation key of the keyboard, it is possible to improve the usability of the information processing apparatus that can also be used as a video camera.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0013]
The information processing apparatus 1 includes a computer main body 2 and a display unit 3 (see FIGS. 1 to 5). In the following description of the computer main body 2, the front, rear, left, right, and vertical directions are defined in a state where the operation keys arranged on the keyboard face upward and the display unit 3 is positioned on the rear side of the computer main body 2. .
[0014]
A keyboard 4 is provided on the upper surface 2a of the computer main body 2, and predetermined operation keys 5, 5,... Are arranged on the keyboard 4 (see FIGS. 1 and 6).
A processing means such as a CPU (Central Processing Unit) is provided inside the computer main body 2, and performs various processes on signals input by operating the operation keys 5, 5,. Is called.
[0015]
The operation keys 5, 5,... Are arranged adjacent to the horizontal 7 rows except for the three operation keys 5, 5, 5 positioned on the right front side (see FIGS. 1 and 6).
[0016]
The operation keys 5, 5,... Are composed of a plurality of different types of keys (see FIG. 6).
[0017]
In the last column, that is, the first column, escape keys 5a for returning to the previous operation stage and function keys 5b, 5b,... (F1 to F12) for executing a predetermined function are arranged. ing.
[0018]
In the second column, which is one row before the last column, an application key 5c for starting up the built-in application software, a print screen key 5d for capturing a displayed image, a predetermined symbol and kana are displayed. Symbol keys 5e and 5e and kana keys 5f, 5f and 5f for inputting, a delete key 5g and a backspace key 5h for deleting the input characters are arranged.
[0019]
In the third column, which is one row before the second column, numeric keys 5i, 5i,..., And one symbol key 5e capable of inputting numbers are arranged.
[0020]
In the fourth column, there are arranged a tab key 5j for causing the cursor to jump to a predetermined position and alphabet keys 5k, 5k,. The alphabet keys 5k, 5k,... Also function as kana keys 5f, 5f,. An enter key 5l for confirming an input or the like is arranged at the right end across the third column and the fourth column.
[0021]
In the fifth column, a caps lock key 5m, alphabet keys 5k, 5k,... And kana keys 5f, 5f for converting input characters are arranged.
[0022]
In the sixth column, shift keys 5n, alphabet keys 5k, 5k,..., And kana keys 5f, 5f that are used in combination with other operation keys 5, 5,. ing.
[0023]
In the seventh column, control keys 5o, 5o and an ortho key 5p used in combination with other operation keys 5, 5,... For executing a specific function, Windows for displaying a start menu of Windows software. A key 5q, a space key 5r for providing a space, a shift key 5n, a movement key 5s for moving the cursor, and the like are arranged.
[0024]
In the eighth column, three movement keys 5s, 5s, 5s are arranged on the right end side.
[0025]
The operation keys 5, 5,... Are arranged as described above, and the function keys 5b, 5b,..., The numeric keys 5i, 5i,. There is no change in the arrangement of the operation keys on the existing keyboard. Also, the kana keys 5f, 5f,... Are not changed at all from the arrangement state of the operation keys on the existing keyboard except for the input characters “he”, “ho”, “mu”.
[0026]
For example, if the overall horizontal width H1 (see FIG. 6) of the computer main body 2 including the camera section described later is set to 249 mm, which is the same as the horizontal width of the conventional computer main body c, the horizontal width of the keyboard 4 in consideration of the size of the camera section. H2 (see FIG. 6) is 178 mm. The key pitch, which is the pitch between the centers of the operation keys 5 and 5, is secured to a minimum of 13.8 mm as a result of changing the arrangement of the horizontal six rows that are the arrangement state of the operation keys of the existing keyboard.
[0027]
Therefore, in the information processing apparatus 1, the operation keys 5, 5,... Are arranged as described above, thereby securing a sufficient key pitch for maintaining good operability, and then the keyboard 4. Can be miniaturized.
[0028]
Further, since the function keys 5b, 5b,... Are normally the operation keys 5, 5,... That are not blind-touched during operation, the function keys 5b, 5b,. The other operation keys 5, 5,... That are arranged in the first row and are blind-touched are arranged in the second row and below, so that the operation of the blind touch is not hindered. Operability can be maintained.
[0029]
In the above description, the operation keys 5, 5,... Of the keyboard 4 are arranged in 7 rows or 8 rows. However, the key pitch that can maintain good operability is secured and the keyboard 4 is good. As long as the usability can be ensured, the operation keys 5, 5,...
[0030]
At the front end portion of the upper surface portion 2a of the computer main body 2, the left-right button 7 and the right-click corresponding to the stick-type pointing device 6 used for moving the mouse cursor, the left button and the right button of the mouse are used at the center in the horizontal direction. A button 8 and a center button 9 for scrolling operation are provided (see FIG. 1).
[0031]
Lock claw insertion holes 10 and 10 are formed at the front end portion of the central portion 2a of the computer main body 2 so as to be separated from each other on the left and right sides (see FIG. 1). As will be described later, a pair of lock claws, which will be described later, provided inside the computer main body 2 are protruded upward from the lock claw insertion holes 10 and 10 as necessary.
[0032]
The upper surface 2a of the computer main body 2 is provided with indicators 11, 11,... At the right end immediately behind the keyboard 4 (see FIG. 1), and the indicators 11, 11,. An access state of a plate-shaped storage medium, an operation state of the num lock key, an operation state of the caps lock key 5m, and a scroll lock state, which will be described later, are displayed. Further, a power button 12 is arranged on the right side of the indicators 11, 11,.
[0033]
Support protrusions 13 and 13 are provided on the rear end of the upper surface 2a of the computer main body 2 so as to be separated from each other in the left and right directions, and the support protrusions 13 and 13 are formed to be long in the left and right direction (FIGS. 2). The left support protrusion 13 is provided with indicators 14, 14, 14. The indicators 14, 14, 14 are respectively in a power input state, a battery charge state to be described later, and a hard disk built in the computer main body 2. The driving state is displayed.
[0034]
A heat radiating hole 15 is formed near the right end of the front surface 2b of the computer main body 2 (see FIG. 2), and a fan (not shown) is disposed inside the computer main body 2 at a position corresponding to the heat radiating hole 15. A slide knob 16 is supported at a position near the left end of the front surface portion 2b. When the slide knob 16 is slid to the left, the lock claw is moved upward from the lock claw insertion holes 10, 10. When the slide knob 16 is protruded and slid to the right, the protruding lock claw is stored in the computer main body 2. Further, at the position near the right end of the computer main body 2, a shooting-time lighting lens 17 is provided so as to be visible from the front and the bottom so as to wrap around from the front surface portion 2 b to the bottom surface portion. The shooting-time lighting lens 17 is turned on during shooting using a camera unit, which will be described later, and the person to be photographed can recognize that the shooting is performed by viewing the shooting-time lighting lens 17. .
[0035]
The left side 2c of the computer main body 2 has a stereo speaker 18, a DC jack 19 to which an AC adapter is connected from the rear side, a LINEIN / MIC connector 20 for connection to various recording / playback devices or microphones, and a headphone connection. A headphone jack 21 is provided (see FIG. 3). The left side portion 2c is provided with a modem terminal 22 for a modular jack on the front side of the headphone jack 21, and a VGA (Video Graphics Array) OUT connector 23 for monitor connection. The modem terminal 22 and the VGAOUT connector 23 are Protected by the cover 24 when not in use. A USB (Universal Serial Bus) terminal 25 is provided at the front end of the left side surface portion 2c. Further, a PC card slot 26 into which a PC card is inserted is provided on the left side surface portion 2c, and an eject button 26a for taking out the PC card inserted in the vicinity of the PC card slot 26 is provided.
[0036]
A tripod screw hole 27 is formed in the bottom portion 2d of the computer main body 2 at substantially the center thereof (see FIG. 4). The tripod screw hole 27 is a hole for setting up a tripod. By fixing the information processing apparatus 1 using a tripod at the time of photographing by a camera unit, which will be described later, for example, fixed point observation can be performed. The improvement of the use is aimed at.
[0037]
At a position near the front end of the bottom surface portion 2d of the computer main body 2, a holding recess 28 for holding a lens protection cap of the camera unit described later is formed (see FIG. 4).
[0038]
A battery pack 29 having a battery mounted therein is detachably provided at the rear end of the computer main body 2 (see FIG. 4). Further, the battery knobs 30 and 30 are slidably supported at the rear end portion of the bottom surface portion 2d so as to be separated from each other left and right, and the battery knobs 30 and 30 are respectively slid in predetermined directions. Thus, the attached battery pack 29 can be locked to or removed from the computer main body 2.
[0039]
The right end portion of the computer main body 2 is provided as a button arrangement portion 31 with the rear end portion protruding rightward (see FIGS. 1, 4 and 5). On the side surface of the button arrangement portion 31, that is, the right side surface portion 2e of the computer main body 2, a 4-pin compatible IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394 terminal for connecting to a stereo speaker 32, a so-called video deck or the like from the rear side. 33, an AVOUT terminal 34 for connection to a television is provided. The right side surface 2e is provided with a slot 35 for inserting a plate-shaped storage medium.
[0040]
On the upper surface of the button arrangement portion 31, an application button 36 is provided on the front side, a menu button 37 is provided on the rear side, and an A button 38 and a B button 39 are provided on the right side and the left side between them (see FIG. 1). . Each of these buttons 36, 37, 38, 39 is a button used at the time of photographing by the camera unit, and these functions will be described later.
[0041]
A camera unit 40 having a CCD (Charge Coupled Device) image sensor is provided in front of the button arrangement unit 31, and the camera unit 40 is connected to the computer via a shaft (not shown) provided on the right side surface near the front end of the computer main body 2. The main body 2 is rotatably supported (see FIGS. 1, 2, 4 and 5). The camera unit 40 has high-performance functions such as an optical 10 × zoom, a camera shake correction function, and an autofocus function.
[0042]
The camera unit 40 includes a lens barrel 41 and a focus ring 42 provided at one end of the lens barrel 41, and a required lens group is disposed in the lens barrel 41. The camera unit 40 is detachably provided with a lens protection cap 44 that protects the front lens 43, and the lens protection cap 44 is attached to the distal end of a string 45 tied to the lens barrel 41 (FIG. 12). reference).
[0043]
The lens protection cap 44 removed at the time of photographing by the camera unit 40 can be inserted and held in the holding recess 28 formed in the bottom surface portion 2d of the computer main body 2. Therefore, the lens protection cap 44 removed at the time of photographing by the camera unit 40 does not hinder the photographing, and there is no possibility of losing the photographing. Therefore, the usability of the information processing apparatus 1 is improved. The front lens 43 can be reliably protected when the camera unit 40 is not used.
[0044]
The display unit 3 is provided with a display screen 46 having an LCD (Liquid Crystal Display), and the periphery of the display screen 46 is formed as a frame 47 (see FIG. 1).
In the following description of the display unit 3, the left and right directions are defined in a state where the display screen 46 faces frontward or upward, and the side supported by the computer main body 2 is one end side, and the opposite side is the other end. Let it be the side. The surface on which the display screen 46 is provided is the front surface, and the opposite surface is the rear surface.
[0045]
The front face 47a of the frame 47 is provided with a capture button 48 that functions as a shooting button and a zoom knob 49 for changing the angle of view at the right end (see FIG. 1). When the capture button 48 is half-pressed, focusing adjustment of an image photographed by the camera unit 40 is performed, and when the capture button 48 is fully pressed, the image adjusted for focusing is captured. Further, by sliding the zoom knob 49, the zoom function (wide angle or telephoto) is exhibited and the angle of view is changed. When the zoom knob 49 is slid to the other end side, Wide (wide angle) is obtained, and when it is slid to one end side, Tele (telephoto) is obtained.
[0046]
On the right side surface 47b of the frame portion 47, a jog dial 50, a part of which protrudes sideways, is provided (see FIGS. 1, 5, 7, and 8). As shown in FIG. 7, the jog dial 50 is scrolled, for example, by scrolling the application software menu on the jog dial window displayed on the display screen 46. As shown in FIG. The menu selected by pressing the button is executed. In the information processing apparatus 1, a jog dial window is always displayed on the display screen 46, but it is also possible to set the window to close after a certain period of time has elapsed.
[0047]
When the jog dial 50 is rotated, a light catch, that is, a click feeling is generated at every predetermined rotation angle. Accordingly, during operation, the amount of rotation operation is recognized through the sense of touch.
[0048]
In the jog dial window, for example, menus such as “Instruction Manual”, “XX Software”, and “△△ Setting” are displayed. These menus are selected by rotating the jog dial 50, and the jog dial is selected. For example, brightness adjustment of the display screen 46, volume setting of the stereo speakers 18 and 32, image quality and mode (still image or moving image) setting of the camera unit 40, and the like can be performed.
[0049]
The setting of the camera unit 40 is performed by executing predetermined application software (hereinafter referred to as “software A”). The execution of the software A is performed by operating the jog dial 50, and the execution of the software A causes the selection of the still image mode and the moving image mode, the selection of an arbitrary still image displayed on the display screen 46, and the display on the display screen 46. It is possible to select an arbitrary moving image, scroll a still image and a moving image, play / pause a moving image, and the like.
[0050]
A back knob 51 is provided on the right side surface 47b of the frame portion 47 on the other end side from the jog dial 50 (see FIGS. 1 and 5). The back knob 51 has a function of returning to the previous level of the selected menu when the jog dial 50 is operated by mistake.
[0051]
Engagement holes 52 and 52 are formed in the front surface 47a of the frame portion 47 so as to be spaced apart from each other on the other end portion 47c (see FIG. 1). The engagement holes 52 and 52 are respectively formed from the lock claw insertion holes 10 and 10 of the computer main body 2 at the closed position where the display unit 3 closes the keyboard 4 with the display screen 46 facing the keyboard 4 (see FIG. 9). Engaged with the lock claw protruding upward, the display unit 3 is locked in the closed position. A microphone 53 is provided at the other end 47c of the frame 47 (see FIGS. 1 and 4).
[0052]
Engagement holes 54 and 54 are formed in the rear surface 47d of the frame 47 so as to be separated from the other end 47c in the left-right direction (see FIG. 4). The engagement holes 54 and 54 are located above the lock claw insertion holes 10 and 10 of the computer main body 2 in the closed position where the rear surface 47d faces the keyboard 4 and the display unit 3 closes the keyboard 4 (see FIG. 10). The display portion 3 is locked in the closed position.
[0053]
When the display unit 3 is rotated toward the closed position from the state in which the keyboard 4 is opened, when the lock claw protrudes upward from the lock claw insertion holes 10 and 10, each lock claw is engaged with the engagement hole. 52 and 52 or the engaging holes 54 and 54 are automatically engaged and locked. Further, when the display unit 3 is rotated toward the closed position from the state in which the keyboard 4 is opened, if the lock claw does not protrude upward from the lock claw insertion holes 10, 10, When the slide knob 16 provided on the front surface portion 2b of the computer main body 2 is slid leftward while the display unit 3 is in contact with the display unit 3, the lock claw protrudes upward from the lock claw insertion holes 10 and 10. Then, the display unit 3 is locked by being engaged with the engagement holes 52 and 52 or the engagement holes 54 and 54.
[0054]
When the display unit 3 is unlocked, the slide claw 16 is slid rightward so that the lock claw is housed in the computer main body 2 and the lock is released.
[0055]
The details of the lock claw unit having the lock claw and the mechanism for operating the lock claw and the operation of the lock claw unit will be described in detail later.
[0056]
A support member 55 that is long in the left-right direction is inserted between the support protrusions 13 provided at the rear end of the computer main body 2, and the display unit 3 is supported by the computer main body 2 through the support member 55. (See FIGS. 1, 2 and 12). That is, in the support member 55, a first support shaft 56 extending in the left-right direction penetrating the support protrusions 13, 13 is provided, and the support member 55 is supported by the support protrusions via the first support shaft 56. The display unit 3 is rotatable with respect to the support member 55 via a second support shaft 57 orthogonal to the first support shaft 56 (see FIG. 12). ). Accordingly, the display unit 3 is rotated in the R1-R2 direction shown in FIG. 12 integrally with the support protrusions 13 and 13 around the first support shaft 56 in the direction of R1-R2 shown in FIG. The support member 55 is rotated through the support shaft 57 in the S1-S2 direction shown in FIG.
[0057]
The circuit configuration of the information processing apparatus 1 will be described below (see FIG. 11).
[0058]
The computer main body 2 is provided with a CPU 58 for comprehensively controlling various functions, and the CPU 58 is connected to a host bus 59. Then, by executing processing according to various programs and application software loaded into a RAM (Random Access Memory) 60 by the CPU 58 at a predetermined operation speed based on a system clock given from the clock generator 61, various processing is performed. The function of can be made.
[0059]
A cache memory 62 is connected to the host bus 59, and data used by the CPU 58 is cached by the cache memory 62, whereby high-speed access is performed.
[0060]
The host bus 59 is connected to a PCI (Peripheral Component Interconnect) bus 63 via a host PCI bridge 64. The host PCI bridge 64 is connected to the RAM 60 via the memory bus 65.
[0061]
A video controller 66, an IEEE 1394 interface 67, a video capture processing chip 68, and a PC card interface 69 are connected to the PCI bus 63.
[0062]
The host PCI bridge 64 controls the exchange of various data performed between the CPU 58 and the video controller 66, the IEEE 1394 interface 67, the video capture processing chip 68 or the PC card interface 69, and the RAM 60 connected via the memory bus 65. Perform memory control. In addition, the host PCI bridge 64 is connected to the video controller 66 via a signal line along an AGP (Accelerated Graphics Port) 70, whereby image data is transferred between the host PCI bridge 64 and the video controller 66 at high speed. It is supposed to be transferred.
[0063]
The video capture processing chip 68 is connected to an SM (System Management) bus 71 which is a serious bus. When the image data captured by the camera unit 40 is supplied to the video capture processing chip 68 via the SM bus 71, the supplied image data is stored in a frame memory (not shown) built in the video capture processing chip 68. Once stored, image compression processing is performed in accordance with the JPEG (Joint Photographic Experts Group) standard to generate JPEG image data, and the generated JPEG image data is stored again in the frame memory.
[0064]
Further, the video capture processing chip 68 transfers the JPEG image data stored in the frame memory to the RAM 60 using the bus master function based on the command signal sent from the CPU 58, and the JPEG image data (still image data) or motion The data is transferred to a HDD (Hard Disk Drive) 72 as JPEG image data (moving image data).
[0065]
The video controller 66 performs predetermined graphics processing on the image data captured by the camera unit 40 and the JPEG image data generated by the video capture processing chip 68, and then a built-in VRAM (Video Random Access Memory) (not shown). ) And appropriately read out, and an image is displayed on the display screen 46 having an LCD. In addition, the video controller 66 outputs image data based on various supplied application software to the display screen 46 and displays a plurality of window screens.
[0066]
The PC card interface 69 is connected to the PC card slot 26 and is mounted via a PC card when adding an optional function. For example, an external device such as a CD-ROM drive or a DVD drive and a PC Connected via card.
[0067]
The IEEE 1394 interface 67 is connected to the IEEE 1394 terminal 33. For example, the IEEE 1394 interface 67 is connected to an external device such as another computer apparatus or a digital video camera via the IEEE 1394 terminal 33.
[0068]
The PCI bus 63 is connected to an ISA bus 74 via a PCI-ISA (Industrial Standard Architecture) bridge 73, and the HDD 72 and the USB terminal 25 are separately connected to the PCI-ISA bridge 73. The PCI-ISA bridge 73 includes an IDE (Integrated Drive Electronics) interface, a configuration register, an RTC (Real Time Clock) circuit, a USB interface, and the like. The IDE interface is based on a system clock given from the clock generator 61. The HDD 72 is controlled via
[0069]
The hard disk of the HDD 72 stores various application software in addition to an OS (Operating System), an e-mail program, an autopilot program, and the like, and these application software and the like are transferred to the RAM 60 in the process of startup processing. The PCI-ISA bridge 73 controls an external device such as a floppy disk drive, a printer, and a USB mouse connected via the USB terminal 25 via the USB interface and a modem 75 and a sound connected to the ISA bus 74. The controller 76 is controlled.
The modem 75 is connected to the modem terminal 22 and the sound controller 76 is connected to the stereo speakers 18 and 32 and the microphone 53 separately.
[0070]
The modem 75 is connected to an Internet service provider through a telephone line and the Internet via the modem terminal 22. The sound controller 76 takes in the audio signal through the microphone 53 and outputs the audio signal to the stereo speakers 18 and 32.
[0071]
An I / O controller 77 is connected to the ISA bus 74, and power is supplied from an external power connector 79 via a power supply charge control circuit 78. When the power button 12 is turned on, the required parts are connected. Supply power. The I / O controller 77 is connected to the clock generator 61 and is operated based on the system clock supplied from the clock generator 61. The power supply charging control circuit 78 is controlled by the I / O controller 77 and controls the charging of the battery of the battery pack 29.
[0072]
The I / O controller 77 includes a microcontroller, an I / O interface, a CPU, a ROM, a RAM, and the like. Based on a BIOS (Basic Input Output System) stored in the flash memory 80, an OS, application software, and a display screen 46 are provided. Data input / output to / from peripheral devices such as the HDD 72 is controlled.
[0073]
The I / O controller 77 is connected to a reversing switch 81. When the camera unit 40 is rotated in a predetermined direction with respect to the computer main body 2, the reversing switch 81 is turned on, and the signal is sent to the PCI-ISA bridge. 73 and the host PCI bridge 64, the image displayed on the display screen 46 is reversed.
[0074]
The I / O controller 77 is also connected to the capture button 48. When the capture button 48 is half-pressed or fully pressed as described above, a signal to that effect is input to the CPU 58 and a predetermined mode is set. Is set.
[0075]
That is, when the capture software is transferred from the hard disk of the HDD 72 to the RAM 60 and the capture button 48 is half-pressed, the still image mode is set and the still image is frozen. When fully depressed, the frozen still image data is captured and sent to the video controller 66. When the capture button 48 is pressed halfway, the focusing adjustment is performed as described above. The focusing adjustment can also be performed manually by rotating the focus ring 42 of the camera unit 40.
[0076]
On the other hand, when the predetermined software for imaging is not transferred to the RAM 60 and the capture button 48 is fully pressed, the moving image mode is set and moving image data is captured and sent to the video controller 66. The
[0077]
The ROM of the I / O controller 77 stores various programs such as a jog dial monitoring program, a key input monitoring program, and an indicator control program. The jog dial monitoring program is a program for monitoring the state of rotation operation and pressing operation of the jog dial 50. The key input monitoring program is a program for monitoring inputs of the operation keys 5, 5,..., The stick-type pointing device 6, the left click button 7, the right click button 8, the center button 9, and the like.
The indicator control program is a program for controlling lighting / extinguishing of the indicators 11, 11,.
[0078]
The I / O controller 77 is connected to the jog dial 50 via the rotation detection unit 82, and when a menu is selected and determined by rotating and pressing the jog dial 50, the I / O controller 77 is stored in the RAM of the I / O controller 77. The rotation operation flag and the pressing operation flag are stored in the I / O register, and a signal to that effect is sent to the CPU 58.
[0079]
The CPU 58 starts up application software corresponding to the determined menu and executes predetermined processing in accordance with the jog dial utility program read from the HDD 72 and activated in the RAM 60.
[0080]
The I / O controller 77 is connected to the application button 36, the menu button 37, the A button 38, and the B button 39 separately, and predetermined functions to be described later are executed by operating these buttons 36, 37, 38, and 39. It has come to be.
[0081]
The I / O controller 77 is always operated based on the jog dial monitoring program under the control of the power supply charging control circuit 78 even when the power button 12 is off and the OS is not activated. The application software determined by the operation can be started.
[0082]
The I / O controller 77 is connected to the SM bus 71 and supplies various parameters for the camera unit 40 set by the operation keys 5, 5... And the jog dial 50 via the SM bus 71. The camera unit 40 can be turned on / off, and can be adjusted for brightness, contrast, and the like.
[0083]
The I / O controller 77 also has a program for monitoring the operation state of the zoom knob 49 and the back knob 51, and sends a signal corresponding to the operation of the zoom knob 49 and the back knob 51 to the CPU 58. .
[0084]
Next, a lock claw unit 83 for operating a lock claw for entering and exiting the lock claw insertion holes 10 and 10 to lock the display unit 3 in a state of covering the upper surface 2a of the computer main body 2 will be mainly described. This will be described with reference to FIGS.
[0085]
The front surface 2 b of the computer main body 2 is constituted by a lock claw unit 83. That is, the lock claw unit 83 has a horizontally long front panel 84 that forms the front surface portion 2b of the computer main body 2, and the lock claw unit 83 is attached to the front end of the computer main body 2 except for the front surface portion 2b. The front panel 84 serves as the front portion 2b of the computer main body 2.
[0086]
The front panel 84 is formed as a synthetic resin molded product, the heat radiation port 15 is formed in the portion near the right end, and a long concave portion 85 is formed in the left-right direction on the front surface in the portion near the left end. An insertion hole 86 that is long in the left-right direction is formed in a substantially central portion of the. The front panel 84 is formed with mounting bosses 87, 87, 87 projecting rearward. Further, positioning holes 88, 88,... (Only two are shown in the drawing) are formed (see FIG. 26).
[0087]
A base plate 89 made of a sheet metal material is fixed to the rear side of the front panel 84. The base plate 89 is formed with screw insertion holes 90, 90, 90 (see FIG. 26), and screws 91, 91, 91 inserted through the screw insertion holes 90, 90, 90 from the rear side of the front panel 84. The base plate 89 is fixed to the front panel 84 by being screwed into the rear ends of the mounting bosses 87, 87, 87.
[0088]
Shaft pins 92, 92,... Project forward from the base plate 89 (see FIG. 26). When the base plate 89 is fixed to the front panel 84 as described above, the shaft pins 92, 92,. The front ends of the pins 92, 92, ... are fitted into positioning holes 88, 88, ... formed in the front panel 84, whereby the positions of the shaft pins 92, 92, ... are stabilized. .
[0089]
The base plate 89 is formed with two mounting pieces 93, 93 projecting rearward and two positioning pieces 94, 94. The mounting pieces 93, 93 are formed with screw insertion holes 93a, 93a, the left positioning piece 94 is formed with a small circular positioning hole 94a, and the right positioning piece 94 is formed in a long hole shape that is long in the left-right direction. Positioning hole 94b is formed (see FIG. 26). Then, positioning holes 94a and 94b formed in the positioning pieces 94 and 94 of the base plate 89 are engaged with positioning pins protruding from a frame chassis (not shown) of the computer main body 2 so that the lock claw unit 83 is positioned on the frame chassis. In this state, screws (not shown) inserted through the screw insertion holes 93a, 93a of the mounting pieces 93, 93 are screwed to the frame chassis, whereby the lock claw unit 83 is fixed to the frame chassis, and the computer main body 2 front surface part 2b is comprised.
[0090]
A spring support hole 95 is formed in the lower part of the base plate 89 near the left end (see FIG. 26).
[0091]
Between the front panel 84 and the base plate 89, two lock claws and a link lever for interlocking the movement of these lock claws are disposed.
[0092]
The link lever 96 is formed as a synthetic resin molded product and has a plate shape that is long in the left-right direction. The left and right ends of the link lever 96 are formed with slide holes 97 that are long in the left-right direction, and are located below the left and right ends of the shaft pins 92, 92,. The link lever 96 is supported by the front panel 84 and the base plate 89 so as to be slidable in the left-right direction by being inserted into the slide holes 97 of the link lever 96.
The link lever 96 is formed with connecting holes 98, 98 that are long in the vertical direction at both left and right ends, and further, a connecting notch 99 is formed at the upper edge near the left end (see FIG. 26).
[0093]
The left and right lock claws 100, 100 have the same shape. In the description of the lock claw 100, the relationship between the top and bottom and the left and right will be described as the top and bottom and the left and right when the lock claw 100 protruding from the lock claw insertion hole 10 is viewed from the front. The lock claw 100 is formed long in the vertical direction, and a supported hole 101 is formed at a substantially intermediate position in the vertical direction. The left edge 102a of the upper part 102 from the supported hole 101 is an inclined edge that is displaced rightward as it goes upward, and a locking claw 103 that protrudes rightward is formed at the upper end of the upper part 102. The upper edge 103a of the pawl 103 is an inclined edge that falls downward to the right, and the lower edge 103b is an engaging portion that extends in the left-right direction.
Further, a connecting pin 104 protruding forward is formed at the lower end of the lock claw 100 (see FIG. 26).
[0094]
The lock claws 100, 100 described above are rotatable with respect to the front panel 84 and the base plate 89 by inserting two shaft pins 92, 92 on the upper side of the base plate 89 into the supported holes 101, 101, respectively. The connecting pins 104 and 104 are slidably inserted into the connecting holes 98 and 98 of the link lever 96 to be connected to the link lever 98. Accordingly, the operations of the left and right lock claws 100, 100 are interlocked via the link lever 96.
[0095]
A toggle spring 105 is inserted between the base plate 89 and the left lock claw 100. The toggle spring 105 is formed in a substantially V shape by extending two arms 105b and 105c from a central coil portion 105a, and a coil portion 105d is formed at the tip of one arm 105b (see FIG. 26). The coil portion 105 d of one arm 105 b of the toggle spring 105 is externally fitted to the connecting pin 104 of the lock claw 100, and the tip portion of the other arm 105 c is engaged with the spring support hole 95 of the base plate 89.
In this way, the toggle spring 105 is inserted between the left lock claw 100 and the base plate 89. Since the toggle spring 105 has a force that opens between the tips of the two arms 105b and 105c, the lock claws 100 and 100 protrude upward from the lock claw insertion holes 10 and 10, as shown in FIG. In the state, the lock claws 100, 100 are urged clockwise as viewed from the front, that is, in the direction of the arrow CW in FIG. 28. As a result, the link lever 96 is moved to the left via the connecting pin 104 of the lock claws 100. That is, it is biased in the direction of the arrow LD in FIG. Accordingly, the link lever 96 is held at the left end of the slide range, and thereby, the lock claws 100 and 100 are reliably held in a state of protruding from the lock claw insertion holes 10 and 10. Further, as shown in FIG. 27, when the lock claws 100, 100 are retracted from the lock claw insertion holes 10, 10, the lock claws 100, 100 are counterclockwise as viewed from the front, that is, in FIG. As a result, the link lever 96 is urged to the right via the connecting pin 104 of the lock claw 100, that is, in the direction of the arrow RD in FIG. Accordingly, the link lever 96 is held at the right end of the slide range, and thereby, the lock claws 100 and 100 are reliably held in the state retracted from the lock claw insertion holes 10 and 10.
[0096]
The slide lever 16 is linked to the link lever 96. The slide knob 16 is formed as a synthetic resin molded product and includes a main portion 16a and a connecting piece 16b protruding rearward from the main portion 16a (see FIG. 26). Then, the connecting piece 16 b is inserted from the front side into the insertion hole 86 of the front panel 84, and the portion of the connecting piece 16 b that protrudes rearward from the front panel 84 is located in the connecting notch 99 of the link lever 96. In this way, the main portion 16 a of the slide knob 16 is positioned so as to be slidable in the left-right direction within the recess 85 of the front panel 84.
[0097]
Next, the operation of the lock claw unit 83 will be described.
[0098]
The state shown in FIG. 27 is a state in which the lock claws 100 are in the unlocked position. In this state, the link lever 96 is located at the right end of the movement range, and the slide knob 16 is also located at the right end of the movement range. In addition, the left end of the connecting piece 16 b of the slide knob 16 is in contact with the left end of the connecting notch 99 of the link lever 96.
Therefore, when the lock claws 100, 100 are rotated to the lock position protruding from the lock claw insertion holes 10, 10 as shown in FIG. 28, the slide knob 16 is moved to the left, that is, the arrow LD in FIG. Move in the direction. Then, the left end of the connecting piece 16b of the slide knob 16 presses the left end of the connecting notch 99 of the link lever 96 to the left, so that the link lever 96 is moved to the left. When the link lever 96 moves to the left, the connection holes 98, 98 of the link lever 96 press the connection pins 104, 104 of the lock claws 100, 100 to the left, so that the lock levers 100, 100 are viewed from the front. Rotate in the clockwise direction, that is, in the direction of arrow CW in FIG. 27, and reach the lock position shown in FIG. As the left lock claw 100 rotates clockwise, the tip of one arm 105b of the toggle spring 105 approaches the tip of the other arm 105c, and eventually the tip of the one arm 105c, that is, When the connecting pin 104 of the lock claw 100 crosses a vertical line (line perpendicular to the moving direction of the link lever 96) 106 passing through the tip of the other arm 105c of the toggle spring 105 to the left, the two arms of the toggle spring 105 The force that 105b and 105c try to open becomes the force that further moves the lock claw 100 in the clockwise direction and the link lever 96 to the left. By this force, the link lever 96 moves to the left end of the moving range. Thus, the right end of the connection notch 98 comes into contact with the right end of the connection piece 16b of the slide knob 16, and the lock claws 100, 100 are in a vertical posture. It is rotated (see FIG. 28).
[0099]
Then, in a state where the display unit 3 covers the upper surface 2a of the computer main body 2 (see FIGS. 9 and 10), that is, in the closed state, the lock claws 100 and 100 move from the unlocked position to the locked position as described above. When rotated, the locking claw 103 of the lock claw 100, 100 and the locking portion 103b, 103b of the 103 are the inner opening edge 52a on the right side of the engagement hole 52, 52 or 54, 54 formed in the display unit 3. , 52a or 54a, 54a (see FIG. 28), and the display unit 3 is locked in the closed state.
[0100]
Note that when the display unit 3 is locked to the closed state only at the center in the left-right direction, both side portions are easily lifted. However, as described above, in the information processing apparatus 1, the display unit 3 is placed on both sides. Therefore, the floating of both sides is reliably prevented, and foreign matter such as dust does not easily enter between the upper surface 2a of the computer main body 2 and the display unit 3.
[0101]
Further, when the lock claw is slid in the left-right direction to engage with the engagement hole, there is no clearance between the lock claw engaging portion and the surface with which the engaging portion contacts. For this reason, it is necessary to provide some clearance between the locking portion and the surface with which the locking portion contacts, and this clearance causes play of the display portion in the closed state. . On the other hand, in the information processing apparatus 1, since the lock claws 100, 100 are engaged with the engagement holes 52, 52 or 54, 54 by the rotation, the lock claws 100, 100 are engaged. There is no need to provide a clearance between the locking portions 103b, 103b of 103, 103 and the inner opening edges 52a, 52a or 54a, 54a of the engaging holes 52, 52 or 54, 54, and the locking portions 103b, 103b The inner opening edges 52a, 52a or 54a, 54a can be pulled into the computer main body 2 side. For this reason, the display unit 3 can be locked in a closed state without any backlash.
[0102]
When the lock claws 100, 100 are rotated from the lock position shown in FIG. 28 to the non-lock position shown in FIG. 27, the slide knob 16 is moved rightward, that is, in the direction of the arrow RD in FIG. When the slide knob 16 is moved to the right, the right end of the connecting piece 16b of the slide knob 16 presses the right end of the connection notch 99 of the link lever 96 to the right, so that the link lever 96 is moved to the right. The When the link lever 96 moves to the right, the connecting holes 98, 98 press the connecting pins 104, 104 of the lock claws 100, 100 to the right, so that the lock claws 100, 100 are counterclockwise as viewed from the front. That is, it rotates in the direction of the arrow CCW in FIG. 28 and reaches the unlocked position shown in FIG. Then, in the process in which the left lock claw 100 rotates from the lock position shown in FIG. 28 to the non-lock position shown in FIG. 27, the tip of one arm 105b of the toggle spring 105 approaches the tip of the other arm 105c. When the tip of one arm 105b crosses the vertical line 106 to the right side, the urging force of the toggle spring 105 acts to move the link lever 96 to the right. While moving to the right end in the movement range, the lock claws 100, 100 are rotated to the unlock position shown in FIG. And the left end of the connection notch 99 of the link lever 96 contacts the left end of the connection piece 16b of the slide knob 16 (see FIG. 27).
[0103]
When the display unit 3 is locked in the closed state by the lock claw unit 83 described above, only the engagement holes 52, 52, 54, and 54 need be provided in the display unit 3. Weight reduction is possible. In addition, this advantage is significant when the display unit 3 is in the closed state shown in FIG. 9 and in the state shown in FIG. When there are two kinds of closed states in this way, the lock claw protrudes from both the front and back surfaces of the display unit 3 because the lock claw interferes with various operations and is not easy to use. If lock claws that can be protruded and stowed are provided on both the front and back surfaces of the display unit 3, an increase in size and weight of the display unit cannot be avoided.
[0104]
As described above, the lock claws 100, 100 can be stored inside the lock claw insertion holes 10, 10 when they are not needed, so that the lock claws 100, 100 can be operated by the user on the information processing apparatus 1, For example, the operation keys 5, 5,...
[0105]
When the display unit 3 is locked in the closed state shown in FIGS. 9 and 10, as described above, the display unit 3 is first closed from the state in which the lock claws 100 and 100 are in the unlocked position. Then, the lock claws 100, 100 are moved to the lock position, but the display unit 3 is locked to the closed state even when the lock claws 100, 100 are located at the lock position shown in FIG. I can do it. That is, the display unit 3 is rotated from the state where the lock claws 100, 100 are located at the lock position to the closed position shown in FIG. Then, first, the right edge of the engagement holes 52, 52 or 54, 54 of the display unit 3 comes into contact with the inclined edges 103a, 103a of the lock claws 103, 103 and presses them (see FIG. (See FIG. 29 (a)). The lock claws 100, 100 receive the rotational force in the counterclockwise direction when viewed from the front when the inclined edges 103 a, 103 a of the lock claws 103, 103 are pressed from above, and the force is applied to one of the toggle springs 105. Since the arm 105b acts so as to approach the other arm 105c, the lock claws 100, 100 are slightly rotated in the counterclockwise direction, that is, the arrow CCW direction in FIG. To the right, that is, in the direction of the arrow RD in FIG. 28), the passage of the engagement holes 52, 52 or 54, 54 to the lower side is allowed (see FIG. 29B). When the engagement holes 52, 52 or 54, 54 of the display unit 3 pass through the locking claws 103, 103 downward, the link lever 96 moves to the left by the resilient force of the toggle spring 105, and the lock lever 96 is locked. The claws 100, 100 are rotated in the clockwise direction, and the locking portions 103b, 103b of the locking claws 103, 103 are moved to the inner opening edge 52a on the right side of the engagement holes 52, 52 or 54, 54 of the display unit 3, 52a or 54a, 54a is engaged (see FIG. 29C).
[0106]
Hereinafter, each usage pattern of the information processing apparatus 1 will be described with reference to FIGS. The information processing apparatus 1 can be used not only as a computer but also as a video camera as described above.
[0107]
FIG. 12 shows a usage pattern when the information processing apparatus 1 is used as a computer. The display unit 3 is rotated from the closed position shown in FIG. 9 in the R1 direction shown in FIG. 12, and the operation keys 5, 5,... Of the keyboard 4 provided on the computer main body 2 are opened. In this state, the user operates the operation keys 5, 5,..., The stick type pointing device 6, the left click button 7, the right click button 8, the center button 9, the jog dial 50, etc. Can be edited.
[0108]
When the information processing apparatus 1 is used as a video camera, first, the display unit 3 is rotated around the second support shaft 57 in the S1 direction or S2 direction shown in FIG. 13). Then, when the display unit 3 is rotated 180 ° with respect to the computer main body 2, the rotation is stopped (see FIG. 14). At this time, the display screen 46 of the display unit 3 is in a state of facing substantially rearward.
[0109]
Next, the display unit 3 is rotated around the first support shaft 56, and the operation keys 5, 5,... Are closed by the display unit 3 (see FIG. 15). When the display unit 3 closes the operation keys 5, 5,..., Etc., as described above, the slide knob 16 provided on the front surface 2b of the computer main body 2 is slid to the left to lock. The claws 100, 100 are projected upward from the lock claw insertion holes 10, 10, and engaged with the engagement holes 54, 54, and the display unit 3 is locked in the closed position (see FIG. 28). In this state, the display screen 46 faces the outer surface.
[0110]
The user sets the one end portion 47e of the frame portion 47 on the lower side and the other end portion 47c on the upper side, holds the both side edges of the information processing apparatus 1 with both hands, and looks at the display screen 46 in front. The information processing apparatus 1 is used as a video camera using the unit 40 (see FIG. 16).
[0111]
In the information processing apparatus 1, a capture button 48 and a zoom knob 49 are provided on the frame 47 of the display unit 3, and the photographer holds these information buttons while holding the information processing apparatus 1 with both hands. 48 and zoom knob 49 can be operated. Therefore, it is possible to improve the usability when using the information processing apparatus 1 as a video camera, and because the information processing apparatus 1 is grasped with both hands when the capture button 48 or the zoom knob 49 is used, it is erroneously detected. It is possible to prevent inconvenience that the information processing apparatus 1 is dropped.
[0112]
In the information processing apparatus 1, since the jog dial 50 is provided in the frame portion 47, the information processing apparatus 1 is used as a computer or a video camera as described above. However, when the display screen 46 is viewed from the front, the jog dial 50 is always at the same position (on the right side) when viewed from the user. Therefore, it is necessary to change the operation direction with respect to the jog dial 50 according to the use form of the information processing apparatus 1. Therefore, it is possible to ensure good operability without any sense of incongruity and to improve usability.
[0113]
At the time of shooting using the camera unit 40, the user can take an image of a subject that is facing the photographer by rotating the camera unit 40 so that the front lens 43 faces the opposite side of the photographer ( FIG. 17). At this time, the camera unit 40 can be rotated until the tip end thereof abuts on the button arrangement unit 31 of the computer main body 2, and the rotation angle α is 120 ° at the maximum as shown in FIG.
[0114]
Further, the user can photograph the photographer himself, for example, by rotating the camera unit 40 so that the front lens 43 faces the photographer when photographing using the camera unit 40 (FIG. 19). reference). At this time, the camera unit 40 can be rotated until the tip of the camera unit 40 comes into contact with the button arrangement unit 31 of the computer main body 2, and the rotation angle β is 120 ° at the maximum as shown in FIG. Therefore, in the information processing apparatus 1, the camera unit 40 can be rotated within an angle range of 240 ° (see FIGS. 18 and 20).
[0115]
19 and 20, when the camera unit 40 is rotated so that the front lens 43 faces the photographer, the rotation direction of the camera unit 40 is detected by the built-in reversing switch 81. Then, the image displayed on the display screen 46 is inverted and the correct image of the top and bottom is displayed.
[0116]
When the camera unit 40 is rotated as shown in FIGS. 17 to 20, the user can rotate the camera unit 40 while holding both side edges of the information processing apparatus 1 with both hands. Thus, the problem of dropping the information processing apparatus 1 can be prevented.
[0117]
Further, in the information processing apparatus 1, since the heat radiating hole 15 is provided in the front surface portion 2b of the computer main body 2 as described above, the heat radiating hole 15 is covered with both hands holding the information processing apparatus 1 during photographing. Therefore, efficient heat dissipation can be performed.
[0118]
In addition, as a usage form as a video camera using the camera unit 40, in addition to the usage forms shown in FIGS. 16 to 20, for example, the video camera can be used in the state shown in FIGS. Further, the usage pattern as a computer is not limited to the usage pattern shown in FIG. 12 described above. For example, the computer can be used in the state shown in FIGS. However, in consideration of usability, the usage pattern most suitable for use as a computer is the usage pattern shown in FIG. 12, and the usage pattern most suitable for use as a video camera is the usage pattern shown in FIGS.
[0119]
As described above, in the information processing apparatus 1, the display unit 3 is supported by the computer main body 2 so as to be openable and closable and rotatable, and the camera unit 40 is rotatably supported by the computer main body 2. Therefore, as described above, it is possible to take an image using the camera unit 40 with the keyboard 4 closed by the display unit 3 (see FIGS. 16 to 20). Malfunctions can be avoided without operating 5,.
[0120]
In addition, since the camera unit 40 is provided in the computer main body 2, the camera unit 40 having a large size and high image quality can be mounted.
[0121]
Hereinafter, functions and operation examples of the application button 36, the menu button 37, the A button 38, and the B button 39 provided in the button arrangement unit 31 at the time of shooting using the camera unit 40 will be described (FIGS. 21 to FIG. 21). 24).
[0122]
The application button 36 is a button having the same function as the application key 5c, which is one of the operation keys 5 of the keyboard 4, and has a function of displaying a menu corresponding to the activated application software. The menu button 37 has a function of displaying a menu that does not depend on the activated application software. For example, in addition to starting the application software for the camera and ending the activated application software, the power is turned on / off. Is possible. The A button 38 and the B button 39 are buttons for executing functions unique to the application software being activated.
[0123]
As shown below, when the application button 36, the menu button 37, the A button 38, or the B button 39 is operated, each menu is displayed corresponding to the arrangement of these buttons 36, 37, 38, 39. That is, when the application button 36 is operated, a menu is displayed at the upper center of the display screen 46 (see FIG. 22), and when the menu button 37 is operated, the menu is displayed at the lower center of the display screen 46 (FIG. 23). When the A button 38 is operated, a menu is displayed on the lower left side of the display screen 46 (see FIG. 24), and when the B button 39 is operated, the menu is displayed on the lower right side of the display screen 46 (see FIG. 24). 24).
[0124]
FIG. 21 shows an example of an image displayed on the display screen 46, which is in the current “shooting” mode, that is, in the shooting mode (still image). In the display screen 46, three images that have already been captured by operating the capture button 48 are displayed in the vertically long display portion (hereinafter referred to as “thumbnail portion”). These three images can be scrolled by operating the jog dial 50, and the images displayed on the thumbnail portion are sequentially sent. In the display screen 46, an image photographed by the camera unit 40 is displayed from the center to the left part. The display screen 46 displays the number of shots, the remaining storage capacity of the hard disk, the screen size, and the image quality.
[0125]
FIG. 22 shows a state in which the application button 36 is operated, and a menu screen is displayed in the upper center of the display screen 46. Currently, the cursor is on the “Take” menu. This menu is scrolled by rotating the jog dial 50 and is determined by pressing the jog dial 50.
[0126]
FIG. 23 shows a state in which the menu button 37 is operated, and a menu screen is displayed at the lower center of the display screen 46. Currently, the cursor is on the “shooting size” menu. This menu is also scrolled by rotating the jog dial 50 as in the case of the application button 36, and is determined by pressing the jog dial 50.
[0127]
FIG. 24 shows a state in which the A button 38 and the B button 39 are operated. A menu screen by the A button 38 is displayed on the lower left side of the display screen 46, and a menu by the B button 39 is displayed on the lower right side of the display screen 46. The screen is displayed. Currently, the cursor is on the “still image” menu on the left screen, and the cursor is on the “local disk” menu on the right screen.
[0128]
As shown in the screen on the left, in the case of moving images, you can select “high image quality” with a high compression rate and “network (low image quality)” with a low compression rate. For example, save data on the server For example, “network” is suitable.
[0129]
The “local disk” shown on the right screen is a case where the image is stored in the hard disk of the built-in HDD 72. The “image station” is a case where the image is stored in a server on the network. For example, the image station is selected when the mobile phone connected to the computer 2 is connected to the Internet and sequentially sends data to the server in real time. Is done.
[0130]
The specific shapes and structures of the respective parts shown in the above-described embodiments are merely examples of the implementation of the present invention, and the technical scope of the present invention is limited by these. It should not be interpreted in a general way.
[0131]
【The invention's effect】
  As is apparent from the above description, in the information processing apparatus of the present invention, the main body having the keyboard and the display screen are rotated with respect to the main body by rotating through the first support shaft. The display unit that is opened and closed and rotated with respect to the main body through a second support shaft that is orthogonal to the first support shaft, and the keyboard side of the main body and the display screen side of the display unit face each other Locking means for closing in the state where the keyboard side of the main body part and the side having no display screen of the display unit face each other, and imaging means,Has the same function as the specified operation keys on the keyboard,KeyboardIn the state facing the display screen sideA first input means operable when closed; and a display control means for displaying a menu screen relating to the shooting mode on the display screen when the first input means is operated in the shooting mode. It is characterized by that.
[0132]
  Therefore, it is possible to take a picture using the camera unit in a state where the keyboard is closed by the display unit, and it is possible for the photographer to avoid erroneous operation without operating the operation keys of the keyboard by mistake. In addition, the locking means for locking the blockage when the keyboard side of the main unit and the display screen side of the display unit are opposed to each other, and the keyboard side of the main unit unit and the side having no display screen of the display unit are opposed to each other. In addition to providing a locking means that locks the blockage of the screen and unifying the two locking means in common, it is possible to lock the closed state on either the front or back side while hiding the keyboard without complicating the structure. It is possible to provide an information processing apparatus suitable not only for use as a computer but also for use as a video camera.Further, since the first input means has the same function as a predetermined operation key of the keyboard, it is possible to improve the usability of the information processing apparatus that can also be used as a video camera.
[0136]
  Claim2In the invention described in the above, the display control means displays a menu on the menu screen for selecting whether the image taken by the imaging means is transmitted by the e-mail program, so it is also used as a video camera. Usability of the information processing apparatus that can be improved.
[0137]
  Claim3In the invention described in the above, the display control means displays a menu on the menu screen for selecting whether to save the image captured by the imaging means in the internal hard disk or in the external server. Usability of an information processing apparatus that can also be used as a video camera can be improved.
[0138]
  Claim4In the invention described in the above, the second input means capable of inputting the scroll operation and the determination operation is provided.In the frame around the periphery of the display screenFurthermore, since the menu on the menu screen is scrolled by the scroll operation by the second input means and determined by the determination operation, the usability of the information processing apparatus that can also be used as a video camera can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention together with FIGS. 2 to 29, and is a plan view of an information processing apparatus shown with an operation key opened.
FIG. 2 is a front view of the information processing apparatus shown in the same state as FIG.
3 is a left side view of the information processing apparatus shown in the same state as FIG. 1. FIG.
4 is a bottom view of the information processing apparatus shown in the same state as FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a right side view of the information processing apparatus shown in the same state as FIG.
FIG. 6 is an enlarged plan view showing a computer main body.
7 shows the operation method of the jog dial together with FIG. 8, and FIG. 7 is an enlarged perspective view showing the rotation operation method.
FIG. 8 is an enlarged perspective view showing a pressing operation method.
FIG. 9 is a plan view showing an information processing apparatus in which operation keys are closed by a display unit with a display screen facing a keyboard.
FIG. 10 is a plan view showing an information processing apparatus in which an operation key is closed by a display unit with a surface opposite to a display screen facing a keyboard.
FIG. 11 is a block diagram illustrating a circuit configuration of the information processing apparatus.
FIG. 12 is a perspective view of an information processing apparatus showing a usage pattern used as a computer.
FIG. 13 is a perspective view of the information processing apparatus showing a state in which the display unit is rotated with respect to the computer main body.
FIG. 14 is a perspective view of the information processing apparatus showing a state where the display unit is rotated by 180 °.
FIG. 15 is a perspective view illustrating a state in which the keyboard is closed by being rotated after the display unit is rotated by 180 °.
FIG. 16 shows a usage pattern in which the information processing apparatus is used as a video camera together with FIGS. 17 to 20, and FIG. 16 is a front view showing a state before the camera unit is rotated.
FIG. 17 is a front view showing a state where the camera unit is rotated so that the front lens faces the side opposite to the photographer.
FIG. 18 is a side view showing a state in which the camera unit is rotated to the rotation end when the front lens is rotated so that the front lens faces away from the photographer.
FIG. 19 is a front view showing a state in which the camera unit is rotated so that the front lens faces the photographer.
FIG. 20 is a side view showing a state in which the camera unit is turned to the turning end when the front lens is turned so as to face the photographer.
FIG. 21 is a diagram for explaining functions and operation examples of an application button, menu button, A button, and B button together with FIGS. 22 to 24, and shows a state in which a photographed image is displayed. It is a front view of a display screen.
FIG. 22 is a front view of a display screen showing a state where an application button is operated.
FIG. 23 is a front view of a display screen showing a state in which a menu button is operated.
FIG. 24 is a front view of a display screen showing a state in which an A button and a B button are operated.
FIG. 25 is a perspective view showing a lock claw unit.
FIG. 26 is an exploded perspective view of the lock claw unit.
FIG. 27 is a front view showing a main part of the lock claw unit in a state where the lock claw is in an unlocked position.
FIG. 28 is a front view showing a main part of the lock claw unit in a state where the lock claw is in the lock position.
FIG. 29 is a cross-sectional view of a main part showing a process in which the display unit is locked in the closed state from the state where the lock claw is in the locked position.
FIG. 30 is a perspective view illustrating an example of a conventional information processing apparatus.
[Explanation of symbols]
  DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Information processing apparatus, 2 ... Computer main body (main body part), 3 ... Display part, 4 ... Keyboard, 5 ... Operation key, 17 ... Illuminating lens at the time of imaging | photography, 28 ... Holding recessed part, 36 ... Application button (1st input) Means), 40... Camera part (imaging means),46 ... display screen, 47 ... frame,50 ... Jog dial (second input means), 52 ... Engagement hole (locking means), 54 ... Engagement hole (locking means), 56 ... First support shaft, 57 ... Second support shaft, 77 ... I / O controller (display control means), 100 ... lock claw (lock means)

Claims (4)

キーボードを有する本体部と、
表示画面を有し第１の支持軸を介して回動することにより本体部に対して開閉されると共に第１の支持軸と直交する第２の支持軸を介して本体部に対して回転される表示部と、
前記本体部の前記キーボード側と前記表示部の前記表示画面側とが対向した状態での閉塞、及び前記本体部の前記キーボード側と前記表示部の前記表示画面を有さない側とが対向した状態での閉塞をするロック手段と、
撮像手段と、
前記キーボードの所定の操作キーと同じ機能を有し、前記キーボードが前記表示画面側と対向した状態で閉塞された場合に操作可能な第１の入力手段と、
撮影モード時に前記第１の入力手段が操作された場合に、当該撮影モードに関するメニュー画面を前記表示画面上に表示する表示制御手段とを備えた
ことを特徴とする情報処理装置。A main body having a keyboard;
It has a display screen and is opened and closed with respect to the main body by rotating through the first support shaft and is rotated with respect to the main body through a second support shaft orthogonal to the first support shaft. A display unit,
It closed in a state where said display screen side opposite of the keyboard side to the display unit of the main body portion, and a side having no the display screen of the display unit and the keyboard side of the main body portion are opposed Locking means for blocking in the state;
Imaging means;
First input means having the same function as a predetermined operation key of the keyboard and operable when the keyboard is closed in a state of facing the display screen ;
An information processing apparatus comprising: a display control unit that displays a menu screen related to the shooting mode on the display screen when the first input unit is operated in the shooting mode. 前記表示制御手段は、前記メニュー画面上に、前記撮像手段により撮影された画像を電子メールプログラムにより送信するかを選択させるためのメニューを表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。2. The information processing according to claim 1, wherein the display control unit displays a menu for selecting whether an image captured by the imaging unit is transmitted by an e-mail program on the menu screen. apparatus. 前記表示制御手段は、前記メニュー画面上に、前記撮像手段により撮影された画像を内部ハードディスクに保存させるか外部サーバに保存させるかを選択させるためのメニューを表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。The display control means displays on the menu screen a menu for selecting whether to store an image taken by the imaging means in an internal hard disk or in an external server. The information processing apparatus described in 1. スクロール操作と決定操作とを入力可能な第２の入力手段を前記表示部の表示画面の周縁の枠部に更に備え、
前記メニュー画面上のメニューは、前記第２の入力手段での前記スクロール操作によりスクロールされ、前記決定操作により決定される
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。A second input means capable of inputting a scroll operation and a determination operation is further provided in a peripheral frame portion of the display screen of the display unit ;
The information processing apparatus according to claim 1, wherein the menu on the menu screen is scrolled by the scroll operation by the second input unit and is determined by the determination operation.
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