JP4572680B2 - 診療データ管理システム、診療データ管理装置、受診歴表示方法及びプログラム - Google Patents

診療データ管理システム、診療データ管理装置、受診歴表示方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、医療機関における診療データを電子的に管理する診療データ管理技術に関し、特に、医師が患者の受診歴を迅速に認識することが可能な診療データ管理技術に関する。
限られた時間で多くの患者を見る必要がある医師にとって、患者が過去に診療を受けた診療科や、診療時期などを示す受診歴は、適切な診療を効率的に行う上で、重要な情報のひとつである。例えば、外来診療の場合、毎日来院する患者であれば、患者の顔や名前と患者の症状とを直ちに結びつけることができる。しかし、最後に来院してから期間が経過した患者や、数ヶ月に1回などの間隔で来院する患者の場合、患者の顔や名前と、患者の過去の症状とが結び付かない場合がある。そのような場合、いつ頃に来院した患者であるかを知るだけでも、患者に対する過去の記憶を呼び起こせる場合があり、診療に役立てることができる。
ところで、現在、多くの病院などの医療機関では、紙カルテを用いて患者の診療データ(診療科,診療行為,診療日などを含む)を管理するようにしている。紙カルテによって診療データが管理されている場合、医師は、患者の紙カルテを一枚ずつめくり、その記載内容を確認することにより、患者の受診歴を認識することになる。
一方、近年、コンピュータを用いて患者の診療データを電子的に管理するということも行われるようになってきている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載されている従来の技術では、患者ID,患者名,住所などが格納される患者基本情報テーブルと、初診日,担当科,疾病名などが格納される患者毎の患者別疾病履歴テーブルと、患者別疾病履歴テーブルに格納されている各疾病についての診療内容などが格納される疾病別診療履歴テーブルとを用いて診療データを管理するようにしている。
また、特許文献2に記載されている従来の技術では、患者ID,患者名などの患者属性が格納される患者属性データベース(DB)や、患者ID,診療科,病名,診療開始日などが格納される病名DBや、患者ID,入退院日などが格納される移動履歴DBなどの各種DBを用いて診療データを管理するようにしている。
特開2003−58635号公報 特開2002−342491号公報
上述したように、紙カルテによって診療データを管理している場合には、医師が紙カルテを一枚ずつめくり、その記載内容を確認しなければならないため、短時間で患者の受診歴を把握することが難しい。
また、特許文献1,2に記載されている従来の技術を利用して患者の受診歴を調べる場合には、例えば、次のような方法を採用することができる。
特許文献1に記載されている従来の技術を利用する場合は、例えば、記憶装置に格納されている各患者の患者別疾病履歴テーブルの中から、該当する患者の患者別疾病履歴テーブルを検索し、その内容(初診日,担当科,疾病名など診療履歴)を医師によって操作される端末装置の表示部に表示する。医師は、表示部に表示された患者別疾病履歴テーブルの内容に基づいて患者の受診歴を把握する。
また、特許文献2に記載されている従来の技術を利用する場合は、例えば、病名DBから該当する患者に関する情報(診療科,病名,診療開始日などの診療履歴)を全て検索し、検索結果を医師が操作する端末装置の表示部に表示する。医師は、表示部に表示された検索結果に基づいて患者の受診歴を把握する。
しかしながら、上記した特許文献1,2に記載されている従来の技術を利用した方法では、患者の診療履歴がテキスト表示されるだけなので、直感的に患者の受診歴を把握することが難しいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、医師が直感的に患者の受診歴を把握できるようにすることにある。
本発明にかかる第1の診療データ管理システムは、
診療データ管理装置と、複数の端末装置とを含む診療データ管理システムであって、
前記診療データ管理装置が、
患者IDおよび診療日を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段と、
患者IDと、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、
該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDによって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段と、
診療日の表示形態および非診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部と、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、診療日および非診療日に対応する領域の表示形態をそれぞれ前記表示ルール記憶部に格納されている診療日および非診療日の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段とを備え、
前記端末装置が、
表示部と、
前記診療データ管理装置に対して患者ID、診療日および診療科を含む診療データを送信する診療データ処理手段と、
前記診療データ管理装置に対して患者IDを含む受診歴表示要求を送信し、該受診歴表示要求に応答して前記診療データ管理装置から送られてきた受診歴表示データに基づいて、前記表示部に受診歴表示グラフを表示する受診歴処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第2の診療データ管理システムは、
診療データ管理装置と、複数の端末装置とを含む診療データ管理システムであって、
前記診療データ管理装置が、
患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段と、
患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、
該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に、前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段と、
非診療日の表示形態および各診療科における診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部と、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている各診療科の表示形態の内の、その日に診療を受けた診療科の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段とを備え、
前記端末装置が、
表示部と、
前記診療データ管理装置に対して患者ID、診療日および診療科を含む診療データを送信する診療データ処理手段と、
前記診療データ管理装置に対して患者IDを含む受診歴表示要求を送信し、該受診歴表示要求に応答して前記診療データ管理装置から送られてきた受診歴表示データに基づいて、前記表示部に受診歴表示グラフを表示する受診歴処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第3の診療データ管理システムは、第2の診療データ管理システムにおいて、
前記表示ルール記憶部が、
非診療日の表示色と、各診療科における診療日の表示色とが格納された表示色記憶部を備え、且つ、
前記受診歴表示データ生成手段が、
前記受診歴表示グラフ中の非診療日に対応する領域の表示形態を、前記表示色記憶部に格納されている非診療日の表示色とし、前記受診歴表示グラフ中の診療日に対応する領域の表示形態を、前記表示色記憶部に格納されている各診療科の表示色の内の、その日に診療を行った診療科の表示色とするための受診歴表示データを生成する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第4の診療データ管理システムは、第3の診療データ管理システムにおいて、
前記受診歴表示データ生成手段が、
前記受診歴表示グラフ中の、複数の診療科で診療を行った診療日に対応する領域については、その領域が診療を行った各診療科毎の部分領域に分割され、且つ各部分領域の表示色が前記表示色記憶部に格納されている対応する診療科の表示色となる受診歴表示データを生成する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第5の診療データ管理システムは、第4の診療データ管理システムにおいて、
前記端末装置からの受診歴表示要求が、
患者IDに加えて診療科を特定する診療科特定情報を含み、且つ、
前記受診歴表示データ生成手段が、
前記受診歴表示グラフ中の、前記受診歴表示要求中の診療科特定情報によって特定される診療科を含む複数の診療科で診療を行った診療日に対応する領域については、その領域が診療を受けた診療科の数と同数の部分領域に分割され、且つ、前記各部分領域の内の最も上の部分領域の表示色が、前記表示色記憶部に格納されている各診療科の表示色の内の、前記受診歴表示要求中の診療科特定情報によって特定される診療科の表示色となる受診歴表示データを生成する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第6の診療データ管理システムは、第5の診療データ管理システムにおいて、
前記診療データ管理装置が、
前記端末装置から患者IDおよび診療科特定情報を含む履歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記履歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、前記患者が何れかの診療科において診療を受けた、現時点に近い方から所定個数の診療日と、その診療日において診療を行った診療科とをテキスト表示するための直近受診歴表示データを生成し、該生成した直近受診歴表示データを要求元の端末装置へ送信する直近受診歴表示データ生成手段を備え、
前記受診歴処理手段が、
前記診療データ管理装置から送られてきた直近受診歴表示データに基づいて、前記表示部に、診療日とその診療日において診療を行った診療科とをテキスト表示する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第7の診療データ管理システムは、第6の診療データ管理システムにおいて、
前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の手術日を示す手術日特定情報を含む手術履歴情報が格納され、
前記履歴情報格納手段が、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた、手術日を含む診療データ中の患者IDによって特定される手術履歴情報を対象にして、該手術履歴情報中の手術日特定情報に前記診療データ中の手術日を追加する構成を有し、
前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の手術履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて手術日を表示するための手術日表示データを生成し、該生成した手術日表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有し、
前記診療データ処理手段が、前記診療データ管理装置に対して患者IDおよび手術日を含む診療データを送信する構成を有し、
前記受診歴処理手段が、前記手術日表示データに基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて手術日を表示する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第8の診療データ管理システムは、第7の診療データ管理システムにおいて、
前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の入院期間を示す入院期間特定情報とを含む入院履歴情報が格納され、
前記履歴情報格納手段が、前記端末装置から送られてきた入院日或いは退院日を含む診療データ中の患者IDによって特定される入院履歴情報中の入院期間特定情報を、前記入院日或いは退院日に基づいて更新する構成を有し、
前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている入院履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の入院履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて入院期間を表示するための入院期間表示データを生成し、該生成した入院期間表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有し、
前記診療データ処理手段が、前記診療データ管理装置に対して患者IDを含み且つ入院日と退院日との内の何れか一方を含む診療データを送信する構成を有し、
前記受診歴処理手段が、前記入院期間表示データに基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて入院期間を表示する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第9の診療データ管理システムは、第1〜第6の診療データ管理システムにおいて、
前記診療日特定情報が、前記所定期間における各日を、それぞれ所定ビット数のバイナリコードに対応付けたものであることを特徴とする。
本発明にかかる第1の診療データ管理装置は、
患者IDおよび診療日を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段と、
患者IDと、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、
該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDによって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段と、
診療日の表示形態および非診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部と、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、診療日および非診療日に対応する領域の表示形態をそれぞれ前記表示ルール記憶部に格納されている診療日および非診療日の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第2の診療データ管理装置は、
患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段と、
患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、
該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に、前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段と、
非診療日の表示形態および各診療科における診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部と、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている各診療科の表示形態の内の、その日に診療を受けた診療科の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第3の診療データ管理装置は、第2の診療データ管理装置において、
前記表示ルール記憶部が、
非診療日の表示色と、各診療科における診療日の表示色とが格納された表示色記憶部を備え、且つ、
前記受診歴表示データ生成手段が、
前記受診歴表示グラフ中の非診療日に対応する領域の表示形態を、前記表示色記憶部に格納されている非診療日の表示色とし、前記受診歴表示グラフ中の診療日に対応する領域の表示形態を、前記表示色記憶部に格納されている各診療科の表示色の内の、その日に診療を行った診療科の表示色とするための受診歴表示データを生成する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第4の診療データ管理装置は、第3の診療データ管理装置において、
前記受診歴表示データ生成手段が、
前記受診歴表示グラフ中の、複数の診療科で診療を行った診療日に対応する領域については、その領域が診療を行った各診療科毎の部分領域に分割され、且つ各部分領域の表示色が前記表示色記憶部に格納されている対応する診療科の表示色となる受診歴表示データを生成する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第5の診療データ管理装置は、第4の診療データ管理装置において、
前記端末装置からの受診歴表示要求が、
患者IDに加えて診療科を特定する診療科特定情報を含み、且つ、
前記受診歴表示データ生成手段が、
前記受診歴表示グラフ中の、前記受診歴表示要求中の診療科特定情報によって特定される診療科を含む複数の診療科で診療を行った診療日に対応する領域については、その領域が診療を受けた診療科の数と同数の部分領域に分割され、且つ、前記各部分領域の内の最も上の部分領域の表示色が、前記表示色記憶部に格納されている各診療科の表示色の内の、前記受診歴表示要求中の診療科特定情報によって特定される診療科の表示色となる受診歴表示データを生成する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第6の診療データ管理装置は、第5の診療データ管理装置において、
前記診療データ管理装置が、
前記端末装置から患者IDおよび診療科特定情報を含む履歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記履歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、前記患者が何れかの診療科において診療を受けた、現時点に近い方から所定個数の診療日と、その診療日において診療を行った診療科とをテキスト表示するための直近受診歴表示データを生成し、該生成した直近受診歴表示データを要求元の端末装置へ送信する直近受診歴表示データ生成手段を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第7の診療データ管理装置は、第6の診療データ管理装置において、
前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の手術日を示す手術日特定情報を含む手術履歴情報が格納され、
前記履歴情報格納手段が、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた、手術日を含む診療データ中の患者IDによって特定される手術履歴情報を対象にして、該手術履歴情報中の手術日特定情報に、前記診療データ中の手術日を追加する構成を有し、
前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の手術履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて手術日を表示するための手術日表示データを生成し、該生成した手術日表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第8の診療データ管理装置は、第7の診療データ管理装置において、
前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の入院期間を示す入院期間特定情報とを含む入院履歴情報が格納され、
前記履歴情報格納手段が、前記端末装置から送られてきた入院日或いは退院日を含む診療データ中の患者IDによって特定される入院履歴情報中の入院期間特定情報を、前記入院日或いは退院日に基づいて更新する構成を有し、
前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている入院履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の入院履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて入院期間を表示するための入院期間表示データを生成し、該生成した入院期間表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第9の診療データ管理装置は、第1〜第5の診療データ管理装置において、
前記診療日特定情報が、前記所定期間における各日を、それぞれ所定ビット数のバイナリコードに対応付けたものであることを特徴とする。
本発明にかかる第1の受診歴表示方法は、
患者IDおよび診療日を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、患者IDと、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、診療日の表示形態および非診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部とを有する診療データ管理装置が、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納ステップと、
該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDによって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納ステップと、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、診療日および非診療日に対応する領域の表示形態をそれぞれ前記表示ルール記憶部に格納されている診療日および非診療日の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成ステップとを実行し、
表示部を有する端末装置が、
前記診療データ管理装置に対して患者IDおよび診療日を含む診療データを送信する診療データ処理ステップと、
前記診療データ管理装置に対して患者IDを含む受診歴表示要求を送信する受診歴表示要求送信ステップと、
前記受診歴表示要求に応答して前記診療データ管理装置から送られてきた受診歴表示データに基づいて、前記表示部に受診歴表示グラフを表示する受診歴処理ステップとを実行することを特徴とする。
本発明にかかる第2の受診歴表示方法は、
患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、非診療日の表示形態および各診療科における診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部とを有する診療データ管理装置が、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納ステップと、
前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納ステップと、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている各診療科の表示形態の内の、その日に診療を受けた診療科の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成ステップとを実行し、
表示部を有する端末装置が、
前記診療データ管理装置に対して患者ID、診療日および診療科を含む診療データを送信する診療データ処理ステップと、
前記診療データ管理装置に対して患者IDを含む受診歴表示要求を送信する受診歴表示要求送信ステップと、
前記受診歴表示要求に応答して前記診療データ管理装置から送られてきた受診歴表示データに基づいて、前記表示部に受診歴表示グラフを表示する受診歴処理ステップとを実行することを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、
患者IDおよび診療日を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、患者IDと、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、診療日の表示形態および非診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部とを有するコンピュータを、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段、
該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDによって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、診療日および非診療日に対応する領域の表示形態をそれぞれ前記表示ルール記憶部に格納されている診療日および非診療日の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段として機能させる。
本発明にかかる第2のプログラムは、
患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、非診療日の表示形態および各診療科における診療日の表示形態が格納された表示ルール記憶部とを有するコンピュータを、
端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段、
該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段、
前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている各診療科の表示形態の内の、その日に診療を受けた診療科の表示形態とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段として機能させる。
〔作用〕
端末装置から患者IDおよび診療日を含む診療データが送られてくると、診療データ管理装置内の診療録情報格納手段は、上記診療データを診療データ記憶部に格納し、履歴情報格納手段は、履歴情報記憶部に格納されている上記患者IDによって特定される履歴情報中の診療日特定情報に、診療日を追加する。また、端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてくると、診療データ管理装置内の受診歴表示データ生成手段は、履歴情報記憶部に格納されている該当する患者の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示形態(例えば、所定の色)とし、診療日に対応する領域の表示形態を表示ルール記憶部に格納されている診療日の表示形態(例えば、非診療日と異なる色)とした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成する。その後、生成した受診歴表示データを要求元の端末装置へ送信する。端末装置内の受診歴処理手段は、診療データ管理装置から受診歴表示データが送られてくると、それに基づいて表示部に受診歴表示グラフを表示する。
本発明によれば、医師が直感的に、患者の診療時期を示す受診歴を把握することが可能になる。患者の診療時期を示す受診歴は、例えば、最後に来院してから期間が経過した患者や、数ヶ月に1回などの間隔で来院する患者に対する過去の記憶を呼び起こすために役に立つ情報であり、このような情報を医師が直感的に把握できるようになると、診療時間の短縮を図ることが可能になる。医師が直感的に、患者の診療時期を示す受診歴を把握できる理由は、1日を単位長とした所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を上記表示ルール記憶部に格納されている診療日の表示形態とした、視覚的に認識可能な受診歴表示グラフを、医師が操作する端末装置の表示部に表示するようにしているからである。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔実施の形態の構成の説明〕
図1は本発明にかかる診療データ管理システムの実施の形態の全体構成例を示すブロック図であり、診療データ管理装置1、複数台の端末装置2−1〜2−nから構成され、それらはLAN等のネットワーク3を介して相互に接続されている。
診療データ管理装置1は、各端末装置2−1〜2−nから送られている診療データを管理する機能や、各端末装置2−1〜2−nから送られてくる受診履歴表示要求に応答して、該当する患者の受診歴を視覚的に表した受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、要求元の端末装置へ送信する機能などを有する。
図2は、診療データ管理装置1の構成例を示すブロック図であり、送受信手段11と、診療録情報格納手段12と、履歴情報格納手段13と、検索手段14と、受診歴表示データ生成手段15と、直近受診歴表示データ生成手段16と、表示ルール設定手段17と、記憶装置18と、キーボード等の入力部19と、LCD等の表示部20とを備えている。
記憶装置18は、磁気ディスク装置,光ディスク装置,その他の記憶装置によって実現されるものであり、診療録情報記憶部181と、履歴情報記憶部182と、表示ルール記憶部183とを備えている。
診療録情報記憶部181は、診療データ記憶部1811と、入院データ記憶部1812とを含んでいる。
診療データ記憶部1811には、診療データと、イベントデータとが格納される。図3は診療データ記憶部1811の内容例を示す図であり、同図を参照すると、診療データ及びイベントデータは、プライマリキー(PK),行為,患者ID,科(診療科)、診療日時及び操作内容の各項目から構成されている。
項目「プライマリキー」には、診療データ及びイベントデータを一意に識別するためのキーが設定される。項目「行為」には、診療行為あるいは診療データに対して行った操作内容の種別が設定される。診療データにおいては、この項目「行為」に、処方,注射,手術などの診療行為が設定され、イベントデータにおいては、削除,修正,取り消し等の、診療データに対して行った操作内容の種別が設定される。
項目「患者ID」には、患者を一意に識別するための患者IDが設定される。項目「科」には、診療を行った診療科が設定される。項目「診療日時」には、診療を行った日時が設定される。項目「操作内容」には、診療データに対して行った具体的な操作内容が設定される。尚、この項目「操作内容」は、イベントデータにおいてのみ意味を持つものであり、診療データの項目「操作内容」は空白になっている。
入院データ記憶部1812には、入院データが格納される。図4は入院データ記憶部1812の内容例を示す図であり、同図を参照すると、入院データは、患者ID,科(診療科),開始日および終了日の各項目から構成される。
項目「患者ID」には、患者を一意に識別する患者IDが設定される。項目「科」には、患者が入院した診療科が設定される。項目「開始日」には、入院開始日が設定され、項目「終了日」には退院日が設定される。但し、入院中の場合には、項目「終了日」には、「入院中」が設定される。
履歴情報記憶部182には、患者の受診履歴,入退院履歴,手術履歴を示す履歴情報が格納される。尚、以下の説明では、受診履歴,入退院履歴,手術履歴を示す履歴情報を受診レコード,入退院レコード,手術レコードと呼ぶ場合がある。図5は履歴情報記憶部182の内容例を示す図であり、同図を参照すると、履歴情報は、患者ID,科(診療科),区分(診療区分),開始日および診療数の各項目から構成されている。尚、入退院レコードおよび手術レコードには、項目「科」は設定されない。即ち、受診レコード(区分が診療となっているレコード)は、患者が診療を受けた診療科毎に存在するが、入退院レコード(区分が入退院となっているレコード)および手術レコード(区分が手術となっているレコード)は、1人の患者に各診療科共通で1つしか存在しない。
項目「患者ID」には、患者を一意に識別するための患者IDが設定される。項目「科」には、患者が診療を受けている診療科が設定される。項目「区分」には、診療,手術,入退院などの医療区分が設定される。項目「開始日」には、履歴情報の開始日が設定される。本実施の形態では、1つの履歴情報(1レコード)は、1年分の履歴を示すものとする。また、開始日は、本年度の1月1日とする。項目「診療数」には、1日を1Byte(8bit)に対応付けた366Byte構成のデータが設定される。各Byteには、対応する日に行われた診療行為の数が設定される。
表示ルール記憶部183は、表示色記憶部1831と、表示順記憶部1832と、直近表示数記憶部1833とを備えている。表示色記憶部1831には、受診歴表示グラフにおいて使用する各診療科の表示色と、非診療日の表示色とが設定される。図6に表示色記憶部1831の内容例を示す。表示順記憶部1832には、同日に複数の診療科で診療が行われた場合に、どのような順番で表示を行うのかを示す表示順が格納される。図7に表示順記憶部1832の内容例を示す。直近表示数記憶部1833には、後述する直近詳細に含ませるデータ数が設定される。
送受信手段11は、ネットワーク3を介してデータ等を送受信する機能を有する。
診療録情報格納手段12は、ネットワーク3を介して各端末装置2−1〜2−nから送られてきた診療データおよびイベントデータを診療録情報記憶部181に格納する機能を有する。尚、診療データが入院に関するものである場合には、その診療データに対応する入院データを入院データ記憶部1812に格納し、診療データが退院に関するものである場合には、入院データ記憶部1812に格納されている該当する入院データの終了日に退院日を設定する。また、イベントデータおよび診療データの内の入退院に関するもの以外は、診療データ記憶部1811に格納する。
履歴情報格納手段13は、診療録情報格納手段12が診療録情報記憶部181に診療データ,イベントデータを格納する毎に、その診療データ,イベントデータに基づいて、履歴情報記憶部182に新たな履歴情報を格納したり、既に格納されている該当する履歴情報中の診療数を更新する機能を有する。
検索手段14は、ネットワーク3を介して各端末装置2−1〜2−nから検索要求が送られてきたとき、それに含まれている検索条件に従って診療録記憶部181を検索し、検索結果を要求元の端末装置に返却する機能を有する。
受診歴表示データ生成手段15は、ネットワーク3を介して端末装置2−1〜2−nから患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、履歴情報記憶部182に格納されている上記患者IDによって特定される患者の履歴情報に基づいて、図8(B)に示すような、1年分の受診歴を示す受診歴表示グラフ81を表示させるための受診歴表示データや、受診歴表示グラフ81に対応付けて手術日83や入院期間84を表示させるための表示データを生成し、それらを要求元の端末装置に返却する機能や、直近受診歴表示データ生成手段16が生成した直近受診歴表示データを要求元に返却する機能を有する。尚、図8(B)に示した受診歴表示グラフ81は、図8(A)に示した診療データに対応するものである。
直近受診歴表示データ生成手段16は、ネットワーク3を介して端末装置2−1〜2−nから患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、履歴情報記憶部182に格納されている上記患者IDによって特定される患者の履歴情報に基づいて、図8(B)に示すような、直近詳細82(現時点に近い方から所定個数の診療日および診療科を含む)をテキスト表示させるための直近受診歴表示データを生成する機能を有する。
表示ルール設定手段17は、利用者が入力部19から入力した設定指示に従って、表示色記憶部1831に各診療科の表示色および非診療日の表示色を設定する機能や、表示順記憶部1832に各診療科の優先順位を設定する機能や、直近表示数記憶部1833に直近表示数を設定する機能を有する。
尚、診療データ管理装置1は、コンピュータによって実現可能なものであり、コンピュータによって実現する場合には、例えば、次のようにする。コンピュータを診療データ管理装置1として機能させるためのプログラムを記録したディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、送受信手段11,診療録情報格納手段12,履歴情報格納手段13,検索手段14,受診歴表示データ生成手段15,直近受診歴表示データ生成手段16,表示ルール設定手段17を実現する。
端末装置2−1〜2−nは、医師が操作するパーソナルコンピュータ等により実現されるものであり、医師が入力した診療データを診療データ管理装置1へ送信する機能や、診療データ管理装置1に対して検索要求を送り、この検索要求に応答して診療データ管理装置1から返却された検索結果を表示する機能や、診療データ管理装置1に対して受診歴表示要求を送り、この受診歴表示要求に応答して診療データ管理装置1から返却された受診歴表示データ,直近受診歴表示データに従って受診歴表示グラフや直近詳細を表示する機能を有する。
図9は、端末装置2−1の構成例を示すブロック図であり、送受信手段21と、診療データ処理手段22と、受診歴処理手段23と、キーボード等の入力部24と、LCD等の表示部25とを備えている。尚、他の端末装置も同様の構成を有している。
送受信手段21は、ネットワーク3を介してデータ等を送受信する機能を有する。
診療データ処理手段22は、医師が入力部24から入力した診療データおよびイベントデータを診療データ管理装置1へ送信する機能や、医師が入力部24から入力した検索要求を診療データ管理装置1へ送信し、この検索要求に応答して診療データ管理装置1から返却された検索結果を表示部25に表示する機能を有する。
受診歴処理手段23は、医師が入力部24から入力した受診歴表示要求を診療データ管理装置1へ送信し、この受診歴表示要求に応答して診療データ管理装置1から返却された受診歴表示データ,直近受診歴表示データに基づいて受診歴表示グラフ,直近詳細を表示部25に表示する機能を有する。
尚、端末装置2−1をコンピュータによって実現する場合は、例えば、コンピュータ上に送受信手段21,診療データ処理手段22,受診歴処理手段23を実現するためのプログラムを記録したディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、送受信手段21,診療データ処理手段22,受診歴処理手段23を実現する。
〔実施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
先ず、診療データ登録時の端末装置側の動作について説明する。医師は、診療データを診療データ管理装置1に登録する際、自身の端末装置2−j(1≦j≦n)の入力部24から診療データ入力画面表示指示を入力する。これにより、診療データ処理手段22は、図10に示すような診療データ入力画面100を表示部25に表示する(図11のステップS111)。診断データ入力画面100には、プライマリキー(PK),行為,患者ID,科(診療科),診療日時の入力欄と、送信ボタンとが設けられている。尚、本実施の形態では、科の入力欄には端末装置2−jが設置されている診療科を示す情報が予め設定され、また、診療日時の入力欄には、現在日時が表示されているとするが、医師が入力部24から入力するようにしても良い。
医師は、診療データ入力画面100が表示されると、各入力欄に必要事項を入力する(ステップS112)。例えば、患者ID「00000001」の患者に対して「処方」を行った場合には、行為に入力欄に「処方」を入力し、患者IDの入力欄に「00000001」を入力する。また、例えば、患者ID「00000007」の患者を入院させる場合には、行為の入力欄に「入院」を入力し、患者IDの入力欄に「00000007」を入力する。また、例えば、患者ID「00000007」の患者を退院させる場合には、行為の入力欄に「退院」を入力し、患者IDの入力欄に「00000007」を入力する。尚、診療データ処理手段22は、医師が1つ診療データを入力する毎に、プライマリキーを生成し、該当するプライマリキーの入力欄に、生成したプライマリキーを入力する。医師は、必要なデータを全て入力すると、送信ボタンを操作する。これにより、診療データ処理手段22は、診断データ入力画面100上に入力された診断データを診療データ管理装置1へ送信する(ステップS113)。
次に、イベントデータ登録時の端末装置側の動作を説明する。医師は、診療データ管理装置1に登録されている或る患者の診療データを更新(削除,修正など)する場合、上記患者の患者ID(例えば「00000001」とする)と、自身が所属している診療科(例えば、内科とする)とを含む検索要求を入力部24から入力する。これにより、診療データ処理手段22は、検索要求を診療データ管理装置1へ送信する(図12のステップS121)。
診療データ管理装置1内の検索手段14は、端末装置2−jから検索要求が送られてくると、それに含まれている患者ID「00000001」および診療科「内科」をキーにして診療データ記憶部1811を検索し、診療日が新しい方から所定個数の診療データを取得する。その後、検索手段14は、検索した診療データを要求元の端末装置2−jへ返信する。
端末装置2−j内の診療データ処理手段22は、診療データ管理装置1から送られてきた診療データを表示部25に表示する(ステップS122)。医師は、入力部24を用いて診療データに対する更新操作を行い(ステップS123)、診療データ処理手段22は、医師が行った更新操作に応じたイベントデータおよび診療データを生成し、診療データ管理装置1へ送信する(ステップS124)。
上記した処理を詳しく説明すると、次のようになる。今、例えば、図13(A)に示すように、2003年7月10日の診療データと、7月11日の診療データが表示部25に表示されているとする。このとき、医師が入力部24から削除指示を入力し、図13(B)に示すように、診療データ「処方」を削除したとすると、診療データ処理手段22は、プライマリキー、行為「削除」、患者ID「00000001」、科「内科」、診療日時「現在日時」および操作内容「処方を削除(ID;AAA)」を含むイベントデータを生成し、診療データ管理装置1へ送信する。尚、ID;AAAは、削除した診療データのプライマリキーである。また、例えば、医師が、入力部24から修正指示を入力し、図13(C)に示すように、7月11日の診療データ「処方」を7月12日の診療データに修正した場合には、プライマリキー、行為「修正」、患者ID「00000001」、科「内科」、診療日時「現在日時」および操作内容「処方を修正(ID;AAC→AAF)を含むイベントデータと、プライマリキー、行為「処方」、患者ID「00000001」および診療日時「現在日時」を含む診療データを生成し、診療データ管理装置1へ送信する。
次に、診療データ,イベントデータの登録時の診療データ管理装置1側の動作について説明する。
診療データ管理装置1内の送受信手段11は、ネットワーク3を介して端末装置2−jから診療データあるいはイベントデータが送られてくると、それを診療録情報格納手段12に渡す。
診療録情報格納手段12は、イベントデータが渡された場合(図14のステップS141がNO)は、そのイベントデータを診療データ記憶部1811に格納した後(ステップS144)、履歴情報格納手段13に渡す(ステップS147)。尚、イベントデータであるか否かは、項目「行為」の内容あるいは操作内容が設定されているか否かに基づいて判断することができる。
これに対して、送受信手段11から診療データが渡された場合(ステップS141がYES)は、項目「行為」の内容が「入院」になっているか否かを調べる(ステップS142)。そして、「入院」になっている場合(ステップS142がYES)は、入院データ記憶部1812に、上記診療データに対応した入院データを格納した後(ステップS145)、上記入院データを履歴情報格納手段13に渡す(ステップS147)。尚、例えば、上記診療データ中の患者ID,科,診療日時がそれぞれ「00000001」,「内科」,「2004年12月2日」であれば、診療録情報格納手段12は、患者ID,科,開始日(入院日),終了日(退院日)の内容をそれぞれ「00000001」,「内科」,「2004年12月2日」,「入院中」にした入院データを生成し、入院データ記憶部1812に登録する(図4参照)。
また、「退院」になっている場合(ステップS143がYES)は、入院データ記憶部1812に登録されている該当する入院データ中の終了日を「入院中」から診療データ中の「診療日時」に変更した後(ステップS146)、変更後の入院データを履歴情報格納手段13に渡す。また、項目が「入院」,「退院」の何れでもない場合(ステップS143がNO)は、診療データを診療データ記憶部1811に格納した後(ステップS144)、履歴情報格納手段13に渡す(ステップS147)。
履歴情報格納手段13は、診療録情報格納手段12から診療データ、イベントデータあるいは入院データが渡されると、図15,図16のフローチャートに示す処理を行う。
履歴情報格納手段13は、診療録情報格納手段12から入院データが渡された場合(ステップS1501がYES)は、図16のフローチャートに示す入退院レコード登録処理を行う(ステップS1502)。この入退院レコード登録処理は、後で詳しく説明する。
また、診療録情報格納手段12からイベントデータが渡された場合(ステップS1501がNO,S1503がYES)は、このイベントデータが削除あるいは修正対象にしている診療データが手術に関するものであるか否かを調べる(ステップS1504)。尚、イベントデータが削除あるいは修正対象にしている診療データは、イベントデータ中の項目「操作内容」に設定されているプライマリキー(図3のAAAやAAC等)により特定することができる。また、修正あるいは削除対象にしている診療データが、手術に関するものであるか否かは、診療データ記憶部1811に格納されている、上記プライマリキーによって特定される診療データ中の項目「行為」の内容が「手術」であるか否かに基づいて判定することができる。
そして、削除あるいは修正対象にしている診療データが、手術に関する診療データであると判断した場合(ステップS1504がYES)は、ステップS1506の処理を行う。ステップS1506では、先ず、履歴情報記憶部182に格納されている手術レコードであってその患者ID,開始日の年度が、イベントデータ中の患者ID,診療日時の年度と一致する手術レコードを履歴情報記憶部182から検索する。その後、検索した手術レコード中の各日付けに対応する診療数の内の、イベントデータ中の診療日時に対応する日の診療数をデクリメント(−1)する。例えば、イベントデータ中の診療日時が1月2日であれば、診療数の2Byte目を−1する。
これに対して、削除あるいは修正対象にしている診療データが、手術に関する診療データでないと判断した場合(ステップS1504がNO)は、ステップS1505の処理を行う。ステップS1505では、先ず、履歴情報記憶部182中の受診レコードであってその患者ID,科,開始日の年度が、イベントデータ中の患者ID,科,診療日時の年度と一致する受診レコード(区分が診療となっているレコード)を履歴情報記憶部182から検索する。その後、検索した受診レコード中の各日付けに対応する診療数の内の、イベントデータ中の診療日時に対応する日の診療数を−1する。
また、診療録情報格納手段12から診療データが渡された場合(ステップS1501がNO,S1503がNO)は、上記診療データが手術に関するものであるか否かを、その項目「行為」の内容に基づいて判断する(ステップS1507)。
そして、手術に関連する診療データであると判断した場合(ステップS1507がYES)は、患者ID,開始日の年度が上記診療データ中の患者ID,診療日時の年度と一致する手術レコードが履歴情報記憶部182に格納されているか否かを調べる(ステップS1508)。即ち、上記患者IDによって特定される患者の、本年度用の手術レコードが履歴情報記憶部182に格納されているか否かを調べる。そして、該当する患者の手術レコードが履歴情報記憶部182に格納されている場合(ステップS1508がYES)は、該当する患者の手術レコード中の各日付けに対応する診療数の内の、診療データ中の診療日時に対応する日の診療数を+1する(ステップS1510)。これに対して、該当する患者の手術レコードが存在しない場合には、上記患者用の手術レコードを生成し、生成した手術レコードを履歴情報記憶部182に格納した後(ステップS1509)、ステップS1510の処理を行う。尚、ステップS1509で手術レコードを生成する場合、手術レコードの各項目の値は次のようにする。患者IDは、診療データ中の患者IDとする。科には値を設定しない。区分には手術を設定する。開始日には、本年度の1月1日を設定する。診療数には、366Byteオール零を設定する。
これに対して、手術に関連しない診療データであると判断した場合(ステップS1507がNO)は、患者ID,科,開始日の年度が上記診療データ中の患者ID,科,診療日時の年度と一致する受診レコードが履歴情報記憶部182に格納されているか否かを調べる(ステップS1511)。そして、そのような受診レコードが存在する場合は、その受診レコード中の各日付けに対応する診療数の内の、診療データ中の診療日時に対応する日の診療数をインクリメント(+1)する(ステップS1513)。一方、そのような受診レコードが存在しない場合には、患者ID,科を診療データ中の患者ID,科と同じ値とし、区分を診療とし、開始日を本年度の1月1日とし、診療数を366Byteオール零にした受診レコードを生成した後、ステップS1513の処理を行う。
次に、診療録情報格納手段12から入院データが渡された場合(ステップS1501がYES)に行われる入退院レコード登録処理を、図16を参照して説明する。
履歴情報格納手段13は、診療録情報格納手段12から入院データが渡されると、その入院データ中の項目「終了日」に退院日が設定されているか否かを調べる(ステップS161)。そして、退院日が設定されていない場合は(ステップS161がNO)は、患者ID,開始日の年度が、入院データ中の患者ID,開始日の年度と一致する入退院レコード(区分が入退院になっているレコード)を履歴情報記憶部182から検索する(ステップS162)。そして、該当する入退院レコードを検索できた場合(ステップS162がYES)は、検索した入退院レコードの各日付けに対応する診療数の内の、入院データ中の開始日に対応する診療数(Binary Code)の値を0x01にする(ステップS164)。これに対して、該当する入退院レコードを検索できなかった場合(ステップS162がNO)は、患者IDを入院データ中の患者IDと同じ値とし、科を空白とし、区分を入退院とし、開始日を本年度の1月1日とし、診療数を366Byteオール零にした入退院レコードを生成し(ステップS163)、その後、ステップS164の処理を行う。
一方、診療録情報格納手段12から渡された入院データ中の項目「終了日」に退院日が設定されている場合(ステップS161がYES)は、患者ID,開始日の年度が、上記入院データ中の患者ID,開始日の年度と一致する入退院レコードを履歴情報記憶部182から検索し、検索した入退院レコード中の各日付けに対応する診療数の内の、入院データ中の開始日から終了日までの各日に対応する診療数の値を0x01にする(ステップS165)。
次に、医師が自身の端末装置2−jに、図8に示すような受診歴表示グラフ81,直近詳細82,手術日83,入院期間84を表示させる場合の動作について説明する。
医師は、受診歴表示グラフ等を自身の端末装置2−jに表示する場合、入力部24を操作し、受診歴処理手段23を起動する。これにより、受診歴処理手段23は、図17に示すような受診歴表示要求入力画面170を表示部25に表示する(図18のステップS181)。この受診歴表示要求入力画面170には、患者IDに入力欄と、科の入力欄と、表示年度の入力欄と、送信ボタンとが設けられている。
医師は、受診歴表示要求入力画面170が表示されると、各入力欄に必要事項を入力する。患者IDの入力欄には受診歴を見たい患者の患者IDを、科の入力欄には医師が属する診療科を、表示年度の入力欄には受診歴を表示させる年度(複数入力しても良い)を入力する(ステップS182)。必要事項を入力すると、医師は、送信ボタンを操作する。これにより、受診歴処理手段23は、受診歴表示要求入力画面170の各入力欄に入力された患者ID,科,表示期間を含む受診歴表示要求を生成し、診療データ管理装置1へ送信する。
診療データ管理装置1内の送受信手段11は、ネットワーク3を介して端末装置2−jからの受診歴表示要求を受信すると、それを受診歴表示データ生成手段15に渡す。これにより、受診歴表示データ生成手段15は、図19のフローチャートに示すように、表示ルール記憶部183内の各記憶部1831〜1833の内容を入力する(ステップS191)。
その後、受診歴表示データ生成手段15は、図8に示すような手術日83を表示させるための表示用HTMLタグを生成する(ステップS192)。このステップS192の処理を図20のフローチャートを参照して詳細に説明する。
先ず、受診歴表示データ生成手段15は、受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の手術レコードであって、その年度が受診履歴表示要求中の表示年度に対応した手術レコードを全て履歴情報記憶部182から入力する(ステップS201)。その後、受診歴表示データ生成手段15は、入力した各年度分の手術レコードの内の、1年分の手術レコードに注目する(ステップS202)。
その後、本年度の何日目であるのかを表す変数nの値を「1」にし、注目手術レコード中の第nByte目が0であるか否かを調べることにより、第n日目に手術が行われたか否かを判断する(ステップS204,S205)。そして、第n日目に手術が行われたと判断した場合(ステップS205がYES)は、n日目の表示色を、図21に示すように手術が行われたことを示す表示色にすることを決定した後、n日目の手術表示用のデータ(HTMLタグ)を生成する(ステップS206,S208)。これに対して、n日目に手術が行われなかったと判断した場合(ステップS205がNO)は、n日目の表示色を無色にすることを決定した後、n日目の手術表示用のHTMLタグを生成する(ステップS208)。
ステップS208の処理が終了すると、受診歴表示データ生成手段15は、nを+1する(ステップS209)。そして、n≠367の場合(ステップS210がNO)は、ステップS205の処理に戻り、n=367の場合(ステップS210がYES)は、現在注目中の1年分の手術レコードについての処理が完了したことになるので、他の年度の手術レコードに注目し、前述した処理と同様の処理を行う。以上の処理を、ステップS201で入力した全ての年度の手術レコードに対して行うと(ステップS203がNO)、受診歴表示データ生成手段15は、受診歴表示グラフを表示させるためのHTMLタグ生成処理を行う(図19のステップS193)。このステップS193の処理を図22のフローチャートを参照して説明する。
先ず、受診歴表示データ生成手段15は、受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の受診レコードであって、その年度が受診履歴表示要求中の表示年度に対応した各科の受診レコードを全て履歴情報記憶部182から入力する(ステップS2201)。次いで、受診歴表示データ生成手段15は、入力した各年度分の各科の受診レコードの内の、1年分の受診レコードに注目する(ステップS2202)。
その後、何日目かを示す変数nの値を「1」にし、各科の受診レコードの第nByte目が0であるか否かを調べることにより、第n日目に診療が行われたか否かを調べる(ステップS2204,S2205)。そして、第n日目において診察が行われたと判断した場合(ステップS2205がYES)は、第n日目に複数の診療科で診察が行われたか否かを調べる(ステップS2206)。
そして、複数の科で診療が行われている場合は、第n日目の表示枠を、診療が行われた科の数と同数の部分領域に分ける(ステップS2207)。例えば、2つの科で診療が行われた場合は、図21に示すように、第n日目の表示枠を2つの部分領域211,212に分割する。
その後、受診歴表示データ生成手段15は、第n日目に自科(履歴表示要求に含まれている診療科)で診療が行われたか否かを調べる(ステップS2208)。そして、自科で診療が行われている場合(ステップS2208がYES)は、複数の部分領域の内の、一番上の部分領域の表示色を自科に割り当てられている表示色(表示色記憶部1831に自科に対応付けて登録されている表示色)とし、残りの部分領域の表示色をその日に診療を行った他科に割り当てられている表示色とする(ステップS2209)。尚、他科の数が複数である場合には、表示順記憶部1832に格納されている優先順位が高い科ほど、上の部分領域を割り当てる。その後、ステップS2209で決定した各部分領域の表示色に基づいて、第n日目の受診歴表示用データ(HTMLタグ)を生成する(ステップS2211)。
これに対して、第n日目に自科で診療が行われていなかった場合(ステップS2208がNO)は、第n日目に診療を行った各科に、表示順記憶部1832に格納されている優先順位に従って、各部分領域を割り当て、各部分領域の表示色をその部分領域が割り当てられた科の表示色とする(ステップS2210)。その後、ステップS2210で決定した各部分領域の表示色に基づいて、第n日目の受診歴表示用データ(HTMLタグ)を生成する(ステップS2211)。
また、第n日目には、1つの科でしか診療が行われていないと判断した場合(ステップS2206がNO)は、第n日目の表示色をその日に診療を行った科に割り当てられている表示色にすることを決定した後(ステップS2212)、第n日目の受診歴表示用データ(HTMLタグ)を生成する(ステップS2211)。
また、第n日目には、どの科でも診療が行われていないと判断した場合(ステップS2205がNO)は、第n日目が月末あるいは本日であるか否かを調べる(ステップS2213)。そして、第n日目が月末でも本日でもない場合(ステップS2213がNO)は、第n日目を非診療日の表示色と決定した後(ステップS2214)、ステップS2211の処理を行う。これに対して、第n日目が月末あるいは本日である場合(ステップS2213がYES)には、第n日目の表示色を予め月末,本日用に定められている表示色とすることを決定した後(ステップS2215)、ステップS2211の処理を行う。
ステップS2211の処理が完了すると、受診歴表示データ生成手段15は、nを+1する(ステップS2216)。そして、n≠367の場合(ステップS2217がNO)は、ステップS2205の処理に戻り、n=367の場合(ステップS2217がYES)は、現在注目中の1年分の各科の受診レコードについての処理が完了したことになるので、他の年度の受診レコードに注目し、前述した処理と同様の処理を行う。以上の処理を、ステップS2201で入力した全ての年度の受診レコードに対して行うと(ステップS2203がNO)、受診歴表示データ生成手段15は、入院期間を表示するためのHTMLタグ生成処理を行う(図19のステップS194)。このステップS194の処理を図23のフローチャートを参照して説明する。
先ず、受診歴表示データ生成手段15は、受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の入退院レコードであって、その年度が受診歴表示要求中の表示年度に対応した入退院レコードを全て履歴情報記憶部182から入力する(ステップS231)。その後、受診歴表示データ生成手段15は、入力した各年度分の入退院レコードの内の、1年分の入退院レコードに注目する(ステップS232)。
その後、変数nの値を「1」にし、注目入退院レコード中の第nByte目が0であるか否かを調べることにより、第n日目が入院中であるか否かを調べる(ステップS234,S235)。そして、第n日目が入院中である場合(ステップS235がYES)は、n日目の表示色を、図21に示すように入院中であることを示す表示色に決定した後、n日目の入退院表示用のデータ(HTMLタグ)を生成する(ステップS236,S238)。これに対して、n日目が入院中でないと判断した場合(ステップS235がNO)は、n日目の表示色を無色に決定した後、n日目の入退院表示用のHTMLタグを生成する(ステップS238)。
ステップS238の処理が終了すると、受診歴表示データ生成手段15は、nを+1する(ステップS239)。そして、n≠367の場合(ステップS240がNO)は、ステップS235の処理に戻り、n=367の場合(ステップS240がYES)は、現在注目中の1年分の入退院レコードについての処理が完了したことになるので、他の年度の入退院レコードに注目し、前述した処理と同様の処理を行う。以上の処理を、ステップS231で入力した全ての年度の入退院レコードに対して行うと(ステップS233がNO)、受診歴表示データ生成手段15は、直近受診歴表示データ生成手段16を利用して直近詳細を表示するための直近受診歴表示データを生成する(ステップS195)。
ここで、ステップS195の処理を詳しく説明すると、次のようになる。受診歴表示データ生成手段15は、直近受診歴表示データ生成手段16に対して、受診歴表示要求中の患者IDおよびステップS191で直近表示数記憶部1833から入力した直近表示数を渡す。これにより、直近受診歴表示データ生成手段16は、図24のフローチャートに示す処理を行う。
先ず、直近受診歴表示データ生成手段16は、受診歴表示データ生成手段15から渡された患者IDによって特定される患者の受診レコードであって、新しい方から1年分の各科の受診レコードを履歴情報記憶部182から入力する(ステップS241)。その後、年末(12月31日)から何日前であるのかを表す変数mの値を「0」とし(ステップS243)、ステップS241で入力した各科の受診レコードに基づいて、年末からm日前に何れかの科で診療が行われたか否かを調べる(ステップS244)。
このステップS244では、入力した各科の受診レコードの、年末からm日前の日付けに対応するByteデータに注目し、注目した各科のByteデータの対応するbit同士の論理和を取り、何れかのbitの論理和が“1”になった場合、診療が行われたと判断する。例えば、ステップS241で図25(A)に示すように、内科,皮膚科,外科の受診レコードを入力し、変数mによって特定される日付けが8月15日であったとすると、各科の8月15日に対応するByteデータは、全てのbitが“0”であるので、それらの論理和は、図25(B)に示すように、全bit“0”となる。従って、8月15日には診療が行われていないと判断することになる。これに対して、変数mに対応する日付けが8月14日であったとすると、外科のByteデータの最下位bitが“1”となっているので、図25(B)に示すように、論理和の最下位bitが“1”となる。従って、8月14日には診療が行われたと判断することになる。
変数mによって特定される日に、何れの科においても診療が行われなかった場合(ステップS244がNO)は、変数mの値を+1した後、m=367であるか否かを調べる(ステップS247,S248)。
これに対して、変数mによって特定される日に、何れかの科において診療が行われた場合(ステップS244がYES)は、図25(C)に示すように、その日の日付けと診療を行った科とを対応付けて内部に保持する(ステップS245)。その後、直近受診歴表示データ生成手段16は、内部に保持している日付けと科との対の数が、受診歴表示データ生成手段15から渡された直近表示数になったか否かを調べる(ステップS246)。そして、直近表示数になっていない場合(ステップS246がNO)は、変数mを+1した後(ステップS247)、mの値が「367」になったか否かを調べ(ステップS248)、m≠367であれば、ステップS244に戻り、m=367であれば、ステップS241に戻り、次に新しい年度の各科の受診レコードを入力する。
以上の処理を保持している日付けと科との対の数が直近表示数になるか(ステップS246がYES)、或いは該当する患者の受診レコードがなくなるまで行うと(ステップS242がNO)、直近受診歴表示データ生成手段16は、保持している日付けと科との対に基づいて、図8(B)に示すような直近詳細82をテキスト表示させるための直近受診歴表示データを生成し、受診歴表示データ生成手段15に渡す(ステップS249)。
受診歴表示データ生成手段15は、直近受診歴表示データ生成手段16から直近受診歴表示データが渡されると、この直近受診歴表示データと、ステップS192〜S194で生成した各表示用HTMLを要求元の端末装置2−jに送信する(ステップS196)。
これにより、端末装置2−j内の受診歴処理手段23は、図8(B)に示すように、受診歴表示グラフ81,直近詳細82,手術日83,入院期間84を表示部25に表示する(図18のステップS184)。
尚、上述した実施の形態では、手術レコード,入退院レコードは、各科で共通の1つのレコードとしたが、各科毎に手術レコード,入退院レコードを用意し、手術日や入院期間も受診歴と同様に、科毎に色分けして表示するようにしても良い。また、上述した実施の形態では、各診療科毎に受診レコードを生成し、受診歴表示グラフにおける診療日の表示色を各科毎に異なるものにしたが、各科共通で1つの受診レコードを生成し、受診歴表示グラフにおける診療日の表示色を各科で共通の色とするようにしても良い。このようにする場合には、表示色記憶部1831には、非診療日の表示色と診療日の表示色のみを登録しておけば良い。
〔実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、医師が直感的に、患者の診療時期を示す受診歴を把握することが可能になる。患者の診療時期を示す受診歴は、例えば、最後に来院してから期間が経過した患者や、数ヶ月に1回などの間隔で来院する患者に対する過去の記憶を呼び起こすために役に立つ情報であり、このような情報を医師が直感的に把握できるようになると、診療時間の短縮を図ることが可能になる。医師が直感的に、患者の診療時期を示す受診歴を把握できる理由は、1日を単位長とした所定期間分の帯状の受診歴表示グラフ81であって、非診療日に対応する領域の表示形態を表示ルール記憶部183に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を上記表示ルール記憶部182に格納されている診療日の表示形態とした、視覚的に認識可能な受診歴表示グラフ81を、医師が操作する端末装置2−jの表示部25に表示するようにしているからである。
また、本実施の形態によれば、医師が直感的に、患者の各診療科における診療時期を示す受診歴を把握することが可能になる。患者の各診療科における診療時期を示す受診歴は、例えば、医師が患者の病因を絞り込むために役に立つ情報であり、このような情報を医師が直感的に把握できるようになると、診療時間の短縮を図ることが可能になる。更に、緊急搬送された意識不明の患者などは、過去のカルテが唯一の情報源となる場合があり、このような場合、医師が直感的に過去の各科における診療時期を認識できるということは、患者の生命を救う上で、非常に役に立つ。医師が直感的に、患者の各診療科における診療時期を示す受診歴を把握できる理由は、1日を単位長とした所定期間分の帯状の受診歴表示グラフ81であって、非診療日に対応する領域の表示形態を表示ルール記憶部183に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を上記表示ルール記憶部183に格納されている診療科の表示形態とした、視覚的に認識可能な受診歴表示グラフ81を、医師が操作する端末装置2−jの表示部25に表示するようにしているからである。
また、本実施の形態によれば、同日に複数の診療科で診療が行われたということも、直感的に把握することが可能になる。その理由は、受診歴表示グラフ81中の、複数の診療科で診療が行われた日に対応する領域については、その領域が診療を行われた各診療科毎の部分領域に分割され、且つ各部分領域の表示色を該当する診療科の表示色にする受診歴表示データを作成する受診歴表示データ生成手段15を備えているからである。
更に、本実施の形態によれば、医師が自科の受診歴を、他科の受診歴と容易に区別することが可能になる。その理由は、自科の受診歴を、受診歴表示グラフ81の最上部の表示するようにしているからである。
更に、本実施の形態によれば、直近の詳細な受診歴を医師が把握することが可能になる。その理由は、該当する患者の各診療科の履歴情報に基づいて、上記患者が何れかの診療科において診療を受けた、現時点に近い方から所定個数の診療日と、その診療日において診療を受けた診療科とをテキスト表示するための直近受診歴表示データを生成する直近受診歴表示データ生成手段16を備えているからである。
更に、本実施の形態によれば、手術日や入院期間も医師が直感的に把握することが可能になる。その理由は、受診歴表示グラフ81に対応付けて手術日83や入院期間84も表示するようにしたからである。
更に、本実施の形態によれば、履歴情報のサイズを小さなものとし、履歴情報を格納しておくためのメモリ資源の容量を少なくすることができる。その理由は、履歴情報中の診療日特定情報が、所定期間における各日を、それぞれ所定ビット数のバイナリコードに対応付けたものであるからである。
本発明にかかる診療データ管理システムの実施の形態の全体構成例を示すブロック図である。 診療データ管理装置1の構成例を示すブロック図である。 診療データ記憶部1811の内容例を示す図である。 入院データ記憶部1812の内容例を示す図である。 履歴情報記憶部182の内容例を示す図である。 表示色記憶部1831の内容例を示す図である。 表示順記憶部1832の内容例を示す図である。 受診歴表示グラフ81,直近詳細82,手術日83,入院期間84の表示例を示す図である。 端末装置2−1の構成例を示すブロック図である。 診療データ入力画面100の一例を示す図である。 診療データ入力画面表示指示が入力されたときの診療データ処理手段22の処理例を示すフローチャートである。 検索要求が入力されたときの診療データ処理手段22の処理例を示すフローチャートである。 診療データの削除,修正を説明するための図である。 診療録情報格納手段12の処理例を示すフローチャートである。 履歴情報格納手段13の処理例を示すフローチャートである。 入退院レコード登録処理の一例を示すフローチャートである。 受診歴表示要求入力画面170の一例を示す図である。 受診歴処理手段23の処理例を示すフローチャートである。 受診歴表示要求を受診したときの受診歴表示データ生成手段15,直近受診歴表示データ生成手段16の処理例を示すフローチャートである。 手術日表示用のデータを生成する際の処理例を示すフローチャートである。 手術日,受診歴,入力期間の表示方法を説明するための図である。 受診歴表示グラフ表示用のデータを生成する際の処理例を示すフローチャートである。 入院期間表示用のデータを生成する際の処理例を示すフローチャートである。 直近受診歴表示データ生成手段16の処理例を示すフローチャートである。 直近受診歴表示データ生成手段16の動作を説明するための図である。
符号の説明
1…診療データ管理装置
11…送受信手段
12…診療録情報格納手段
13…履歴情報格納手段
14…検索手段
15…受診歴表示データ生成手段
16…直近受診歴表示データ生成手段
17…表示ルール設定手段
18…記憶装置
181…診療録情報記憶部
1811…診療データ記憶部
1812…入院データ記憶部
182…履歴情報記憶部
183…表示ルール記憶部
1831…表示色記憶部
1832…表示順記憶部
1833…直近表示数記憶部
19…入力部
20…表示部
2−1〜2−n…端末装置
21…送受信手段
22…診療データ処理手段
23…受診歴処理手段
24…入力部
25…表示部
3…ネットワーク

Claims (12)

  1. 診療データ管理装置と、複数の端末装置とを含む診療データ管理システムであって、
    前記診療データ管理装置が、
    患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、
    端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段と、
    患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、
    該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に、前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段と、
    非診療日の表示および各診療科における診療日の表示が格納された表示ルール記憶部と、
    前記端末装置から患者IDと診療科を特定する診療科特定情報とを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示とし、診療日に対応する領域の表示形態を、前記領域を前記診療日に診療を行った診療科毎の部分領域に分割し、前記診療日に前記診療科特定情報によって特定された診療科で診療が行われている場合には、該診療科に対応する部分領域を最も上の部分領域とし、且つ、前記部分領域の表示色を前記表示ルール記憶部に格納されている対応する診療科の表示色としたものにした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段とを備え、
    前記端末装置が、
    表示部と、
    前記診療データ管理装置に対して患者ID、診療日および診療科を含む診療データを送信する診療データ処理手段と、
    前記診療データ管理装置に対して患者IDと診療科を特定する診療科特定情報とを含む受診歴表示要求を送信し、該受診歴表示要求に応答して前記診療データ管理装置から送られてきた受診歴表示データに基づいて、前記表示部に受診歴表示グラフを表示する受診歴処理手段とを備えたことを特徴とする診療データ管理システム。
  2. 請求項記載の診療データ管理システムにおいて、
    前記診療データ管理装置が、
    前記端末装置から患者IDおよび診療科特定情報を含む履歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記履歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、前記患者が何れかの診療科において診療を受けた、現時点に近い方から所定個数の診療日と、その診療日において診療を行った診療科とをテキスト表示するための直近受診歴表示データを生成し、該生成した直近受診歴表示データを要求元の端末装置へ送信する直近受診歴表示データ生成手段を備え、
    前記受診歴処理手段が、
    前記診療データ管理装置から送られてきた直近受診歴表示データに基づいて、前記表示部に、診療日とその診療日において診療を行った診療科とをテキスト表示する構成を有することを特徴とする診療データ管理システム。
  3. 請求項記載の診療データ管理システムにおいて、
    前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の手術日を示す手術日特定情報を含む手術履歴情報が格納され、
    前記履歴情報格納手段が、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた、手術日を含む診療データ中の患者IDによって特定される手術履歴情報を対象にして、該手術履歴情報中の手術日特定情報に前記診療データ中の手術日を追加する構成を有し、
    前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の手術履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて手術日を表示するための手術日表示データを生成し、該生成した手術日表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有し、
    前記診療データ処理手段が、前記診療データ管理装置に対して患者IDおよび手術日を含む診療データを送信する構成を有し、
    前記受診歴処理手段が、前記手術日表示データに基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて手術日を表示する構成を有することを特徴とする診療データ管理システム。
  4. 請求項記載の診療データ管理システムにおいて、
    前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の入院期間を示す入院期間特定情報とを含む入院履歴情報が格納され、
    前記履歴情報格納手段が、前記端末装置から送られてきた入院日或いは退院日を含む診療データ中の患者IDによって特定される入院履歴情報中の入院期間特定情報を、前記入院日或いは退院日に基づいて更新する構成を有し、
    前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている入院履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の入院履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて入院期間を表示するための入院期間表示データを生成し、該生成した入院期間表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有し、
    前記診療データ処理手段が、前記診療データ管理装置に対して患者IDを含み且つ入院日と退院日との内の何れか一方を含む診療データを送信する構成を有し、
    前記受診歴処理手段が、前記入院期間表示データに基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて入院期間を表示する構成を有することを特徴とする診療データ管理システム。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載の診療データ管理システムにおいて、
    前記診療日特定情報が、前記所定期間における各日を、それぞれ所定ビット数のバイナリコードに対応付けたものであることを特徴とする診療データ管理システム。
  6. 患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、
    端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段と、
    患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、
    該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に、前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段と、
    非診療日の表示および各診療科における診療日の表示が格納された表示ルール記憶部と、
    前記端末装置から患者IDと診療科を特定する診療科特定情報とを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示とし、診療日に対応する領域の表示形態を、前記領域を前記診療日に診療を行った診療科毎の部分領域に分割し、前記診療日に前記診療科特定情報によって特定された診療科で診療が行われている場合には、該診療科に対応する部分領域を最も上の部分領域とし、且つ、前記部分領域の表示色を前記表示ルール記憶部に格納されている対応する診療科の表示色としたものにした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段とを備えたことを特徴とする診療データ管理装置。
  7. 請求項記載の診療データ管理装置において、
    前記端末装置から患者IDおよび診療科特定情報を含む履歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記履歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、前記患者が何れかの診療科において診療を受けた、現時点に近い方から所定個数の診療日と、その診療日において診療を行った診療科とをテキスト表示するための直近受診歴表示データを生成し、該生成した直近受診歴表示データを要求元の端末装置へ送信する直近受診歴表示データ生成手段を備えたことを特徴とする診療データ管理装置。
  8. 請求項記載の診療データ管理装置において、
    前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の手術日を示す手術日特定情報を含む手術履歴情報が格納され、
    前記履歴情報格納手段が、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた、手術日を含む診療データ中の患者IDによって特定される手術履歴情報を対象にして、該手術履歴情報中の手術日特定情報に、前記診療データ中の手術日を追加する構成を有し、
    前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている手術履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の手術履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて手術日を表示するための手術日表示データを生成し、該生成した手術日表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有することを特徴とする診療データ管理装置。
  9. 請求項記載の診療データ管理装置において、
    前記履歴情報記憶部には、患者IDと、前記所定期間における前記患者IDによって特定される患者の入院期間を示す入院期間特定情報とを含む入院履歴情報が格納され、
    前記履歴情報格納手段が、前記端末装置から送られてきた入院日或いは退院日を含む診療データ中の患者IDによって特定される入院履歴情報中の入院期間特定情報を、前記入院日或いは退院日に基づいて更新する構成を有し、
    前記受診歴表示データ生成手段が、前記端末装置から患者IDを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている入院履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の入院履歴情報に基づいて、前記受診歴表示グラフに対応付けて入院期間を表示するための入院期間表示データを生成し、該生成した入院期間表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する構成を有することを特徴とする診療データ管理装置。
  10. 請求項乃至の何れか1項に記載の診療データ管理装置において、
    前記診療日特定情報が、前記所定期間における各日を、それぞれ所定ビット数のバイナリコードに対応付けたものであることを特徴とする診療データ管理装置。
  11. 患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、非診療日の表示および各診療科における診療日の表示が格納された表示ルール記憶部とを有する診療データ管理装置が、
    端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納ステップと、
    前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納ステップと、

    前記端末装置から患者IDと診療科を特定する診療科特定情報とを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示形態とし、診療日に対応する領域の表示形態を、前記領域を前記診療日に診療を行った診療科毎の部分領域に分割し、前記診療日に前記診療科特定情報によって特定された診療科で診療が行われている場合には、該診療科に対応する部分領域を最も上の部分領域とし、且つ、前記部分領域の表示色を前記表示ルール記憶部に格納されている対応する診療科の表示色としたものにした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成ステップとを実行し、
    表示部を有する端末装置が、
    前記診療データ管理装置に対して患者ID、診療日および診療科を含む診療データを送信する診療データ処理ステップと、
    前記診療データ管理装置に対して患者IDと診療科を特定する診療科特定情報とを含む受診歴表示要求を送信する受診履歴表示要求送信ステップと、
    前記受診歴表示要求に応答して前記診療データ管理装置から送られてきた受診歴表示データに基づいて、前記表示部に受診歴表示グラフを表示する受診歴処理ステップとを実行することを特徴とする受診歴表示方法。
  12. 患者ID、診療日および診療科を含む診療データが格納される診療データ記憶部と、患者IDおよび診療科と、所定期間における前記患者IDによって特定される患者の前記診療科での診療日を示す診療日特定情報とを含む履歴情報が格納される履歴情報記憶部と、非診療日の表示および各診療科における診療日の表示が格納された表示ルール記憶部とを有するコンピュータを、
    端末装置から送られてきた診療データを前記診療データ記憶部に格納する診療録情報格納手段、
    該履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記端末装置から送られてきた診療データ中の患者IDおよび診療科によって特定される履歴情報を対象にして、該履歴情報中の診療日特定情報に前記診療データ中の診療日を追加する履歴情報格納手段、
    前記端末装置から患者IDと診療科を特定する診療科特定情報とを含む受診歴表示要求が送られてきたとき、前記履歴情報記憶部に格納されている履歴情報の内の、前記受診歴表示要求中の患者IDによって特定される患者の各診療科の履歴情報に基づいて、1日を単位長とした前記所定期間分の帯状の受診歴表示グラフであって、非診療日に対応する領域の表示形態を前記表示ルール記憶部に格納されている非診療日の表示とし、診療日に対応する領域の表示形態を、前記領域を前記診療日に診療を行った診療科毎の部分領域に分割し、前記診療日に前記診療科特定情報によって特定された診療科で診療が行われている場合には、該診療科に対応する部分領域を最も上の部分領域とし、且つ、前記部分領域の表示色を前記表示ルール記憶部に格納されている対応する診療科の表示色としたものにした受診歴表示グラフを表示するための受診歴表示データを生成し、該生成した受診歴表示データを前記受診歴表示要求の要求元の端末装置へ送信する受診歴表示データ生成手段として機能させるためのプログラム。
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