JP4572642B2 - デジタル伝送システム、受信装置及びデジタル伝送方法 - Google Patents

デジタル伝送システム、受信装置及びデジタル伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル伝送における誤り訂正技術に関するものであり、詳しくは、誤り訂正処理において、様々な拘束長で誤り訂正処理を実行し、さらに誤り訂正処理における速度遅延を解消するデジタル伝送システム、受信装置及びデジタル伝送方法に関する。
デジタルデータを所定の通信網を介して伝送するデジタル伝送技術は、主に誤り訂正技術と、変復調技術とによって成り立っている。デジタル伝送技術を利用したサービスとしては、例えば、高品質で多様なサービスを提供するデジタル放送などがある。このデジタル放送は、送信側である放送局から送信されたデジタルデータを受信側において受信するという一方向通信であるため、伝送され、受信した電波に対する電波干渉やノイズ(雑音)によって発生した符号化誤りを訂正するための誤り訂正技術が非常に重要となっている。
誤り訂正技術とは、送信側で送信するデジタル信号に対して、符号化器によりあらかじめ誤り訂正符号化処理をすることで余剰の情報を付加し、伝送中に発生した誤りを受信側の復号器にて、所定の復号方法で復号することで誤り訂正する技術である。このような誤り訂正技術を実現するためのアルゴリズムは複数あるが、誤り訂正の能力は、伝送路(通信経路)の状態、符号化・復号方式、復号器の能力に依存することになるため、デジタル伝送する際の状況に応じて最適なアルゴリズムを適宜選択して用いることになる。
特に、デジタル放送においては、誤り訂正符号化として、畳み込み符号化(内符号化)と、ブロック符号化(外符号化)の2種類を組み合わせた連接符号化により、高い誤り訂正能力を実現している。
畳み込み符号化は、前の情報に関連づけを行った情報を伝送し、受信側では受信信号の連続した関連情報を元にし、もっとも確からしい系列を選ぶことで誤りを訂正するアルゴリズムである。この畳み込み符号化による誤り訂正に用いる復号の方法の一つとしてビタビ復号というアルゴリズムがあり、デジタル伝送においては、畳み込み符号化と共に広く用いられている。
図10に、この畳み込み符号化を実行する畳み込み符号化器100と、ビタビ復号を実行するビタビ復号器101とを備えたデジタル伝送システムを示す。図10に示すように、畳み込み符号化器100は、通信経路102を介して伝送するデータD100を符号化して、符号化データCD100を生成する。生成された符号化データCD100は、通信経路102を介して伝送されることになるが、通信経路102においてエラーの影響を受けてしまい、符号化データCDE100となる。ビタビ復号器102は、この符号化データCDE100を入力し、復号することでエラー訂正処理を実行することになる。
畳み込み符号化器100は、図11に示すように、入力ポート100Xから入力された情報に対して冗長成分を付加することで2倍のデータを生成(符号化)し、出力ポート100A,100Bから出力する。具体的には、畳み込み符号化器100は、シフトレジスタと、加算器とから構成され、入力された1ビットの情報系列は、2ビットの符号化系列となって出力される。
このような畳み込み符号化器100に応じて、ビタビ復号器101は、図12に示すように、畳み込み符号化器100から出力された冗長成分を付加されたデータを入力ポート101A,101Bから入力し、エラー訂正処理を実行して出力ポート101Yから出力する。
図13は、図11に示した畳み込み符号化器100と、図12に示したビタビ復号器101とを考慮したデジタル伝送システムである。図13に示すデジタル伝送システムにおいて、今、1ビットのデジタルデータであるデータD1が畳み込み符号化器100に入力されたとする。畳み込み符号化器100は、入力されたデータD1に対して冗長成分を付加して、2倍の情報量、つまり2ビットのデータD1−A,D1−Bを生成する。生成されたデータD1−A,D1−Bは、マルチプレクサ103でマルチプレクスされて通信経路102を介して伝送される。通信経路102を介してマルチプレクスされたデータは、デマルチプレクサ104に入力されて、データD1−A,D1−Bにデマルチプレクスされ、ビタビ復号器101の入力ポート101A,101Bに入力される。
ビタビ復号器101は、入力されたデータD1−A,D1−Bに対してエラー訂正処理を実行し、畳み込み符号化器100の入力ポート100Xに入力されたデータD1に相当するデータを復号する。復号されたデータD1は、出力ポート101Yから出力されることになる。
特開平9−51278号公報
このような、デジタル伝送システムにおいては、畳み込み符号化器100は、拘束長と呼ばれる、出力ポート100A,100Bから出力するのに必要な過去の入力ビット数を変えることで誤り訂正能力を変えることができる。つまり、拘束長を大きくすれば、必要な過去の入力ビット数が増えるため、誤り訂正能力が高くなり、拘束長を小さくすれば、必要な過去の入力ビット数が減るため、誤り訂正能力が低くなる。
しかしながら、畳み込み符号化器100、ビタビ復号器101の拘束長は、固定されているため、重要度が高い、例えば秘匿性のあるデータを伝送する場合でも、それほど重要度の高くないデータを伝送する場合でも、全く同じ誤り訂正能力で演算処理が実行されてしまっていた。つまり、重要度の低いデータを伝送する場合において、不必要に高いレベルの誤り訂正処理が実行され、無駄な演算時間、無駄な消費電力が費やされるといった問題や、重要度の高いデータを伝送する場合において、十分でないレベルの誤り訂正処理が実行され、エラー耐性が弱くなってしまうといった問題が発生することになる。
また、このようなデジタル伝送システムは、以下に示すような問題も有している。一般に、ビタビ復号器の上限クロックは、100〜200MHz程度である。例えば、ビタビ復号器100の動作クロックが100MHzである場合、ビタビ復号器100でのデータ転送速度は、復号前では100Mbps、復号後では50Mbpsとなる。
しかしながら、デジタル伝送システムの通信経路は、ギガビットレベルの通信が実現されており、このような通信経路を採用した場合には、ビタビ復号器100がデジタル伝送システムの通信における速度遅延を生じさせる元凶となってしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、伝送するデジタルデータの重要度に応じて、適切な誤り訂正処理を選択し、さらに、スループットを向上させるようにしたデジタル伝送システム、受信装置及びデジタル伝送方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、デジタルデータを送信する送信装置と、上記送信装置から送信されたデジタルデータを受信する受信装置とを備えるデジタル伝送システムにおいて、上記送信装置は、デジタル信号に対して、それぞれ異なる拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する複数の畳み込み符号化手段と、上記複数の畳み込み符号化手段から、所望の拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する畳み込み符号化手段を選択する第1の選択手段と、上記第1の選択手段で選択された畳み込み符号化手段で符号化された符号化データをデジタル変調する変調手段と、上記変調手段によって変調された符号化データを送信する送信手段とを有し、上記受信装置は、上記送信手段によって送信された上記符号化データを受信する受信手段と、上記受信手段によって受信された上記符号化データをデジタル復調する復調手段と、上記複数の畳み込み符号化手段に対応した拘束長で誤り訂正復号処理を実行する複数のビタビ復号手段と、上記復調手段によってデジタル復調された符号化データに対して、上記第1の選択手段で選択された上記畳み込み符号化手段の拘束長と同一の拘束長で誤り訂正復号処理を実行するビタビ復号手段を、上記複数のビタビ復号手段から選択する第2の選択手段と、上記ビタビ復号手段の最大拘束長の状態数に応じたパスメトリックを記憶する上記複数のビタビ復号手段に共用された複数のメモリで構成されるパスメモリと、上記パスメモリを構成する複数のメモリに個別にクロックを供給するクロック制御手段とを有し、上記クロック制御手段は、上記パスメモリを構成する複数のメモリのうち、上記第2の選択手段により上記複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段で使用されるいくつかのメモリにクロックを供給し、使用されない他のメモリにはクロックを供給しないことを特徴とする。
また、上述の目的を達成するために、本発明は、送信装置によって送信される所望の拘束長で誤り訂正符号化されて変調された符号化データを、受信手段によって受信する受信装置において、上記受信手段によって受信された上記符号化データをデジタル復調する復調手段と、上記送信装置が備えるデジタル信号に対してそれぞれ異なる拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する複数の畳み込み符号化手段に対応した拘束長で、誤り訂正復号処理を実行する複数のビタビ復号手段と、上記復調手段によってデジタル復調された符号化データに対して、上記所望の拘束長と同一の拘束長で誤り訂正復号処理を実行するビタビ復号手段を、上記複数のビタビ復号手段から選択する選択手段と、上記ビタビ復号手段の最大拘束長の状態数に応じたパスメトリックを記憶する上記複数のビタビ復号手段に共用された複数のメモリで構成されるパスメモリと、上記パスメモリを構成する複数のメモリに個別にクロックを供給するクロック制御手段とを有し、上記クロック制御手段は、上記パスメモリを構成する複数のメモリのうち、上記選択手段により上記複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段で使用されるいくつかのメモリにクロックを供給し、使用されない他のメモリにはクロックを供給しないことを特徴とする。
さらにまた、上述の目的を達成するために、本発明は、デジタルデータを送信する送信装置と、上記送信装置から送信されたデジタルデータを受信する受信装置とを備えるデジタル伝送システムにおけるデジタル伝送方法であって、上記送信装置は、デジタル信号に対して、それぞれ異なる拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する複数の畳み込み符号化手段から選択された畳み込み符号化手段により、所望の拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する畳み込み符号化工程と、上記畳み込み符号化工程で符号化された符号化データをデジタル変調する変調工程と、上記変調工程によって変調された符号化データを送信する送信工程とを有し、上記受信装置は、上記送信工程によって送信された上記符号化データを受信する受信工程と、上記受信工程によって受信された上記符号化データをデジタル復調する復調工程と、上記復調工程によってデジタル復調された符号化データに対して、上記複数の畳み込み符号化手段に対応した拘束長で誤り訂正復号処理を実行する複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段により、上記所望の拘束長で誤り訂正復号処理を実行するビタビ復号工程とを有し、上記ビタビ復号工程では、上記ビタビ復号手段の最大拘束長の状態数に応じたパスメトリックを記憶する上記複数のビタビ復号手段に共用されたパスメモリを構成する複数のメモリのうち、上記複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段で使用されるいくつかのメモリにクロックを供給し、使用されない他のメモリにはクロックを供給しないで、上記誤り訂正復号処理を実行することを特徴とする。
本発明は、通信状況に応じた誤り訂正能力の変更が任意に実行できるため、重要度の低いデータに対しては、不必要な伝送処理を実行することなく、重要度の高いデータに対しては、確実な伝送処理を実行することを可能とする。さらに複数のビタビ復号手段でパスメモリを共用化することで、回路構成の複雑化、高コスト化を抑制することを可能とする。
また、ビタビ復号手段は、同一拘束長での誤り訂正復号処理を並列して実行できるようにマルチチャンネル化されているため、送信装置と、受信装置との通信経路のデータ転送速度に比して、格段に遅かったビタビ復号手段のデータ転送速度を大幅に向上することができるため、デジタル伝送システムのスループットを大幅に向上させることを可能とする。
さらにマルチチャンネル化されたビタビ復号手段のパスメモリも共用化することで回路構成の複雑化、高コスト化を抑制することを可能とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明をする。なお、本発明は、以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることはいうまでもない。
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態として示すデジタル伝送システムについて説明をする。図1は、デジタル伝送において、誤り訂正処理を実行する送信器側の符号化部10と、受信機側の復号部20とを模式的に示した図である。
図1に示すように符号化部10は、送信するデジタルデータをデマルチプレクスするデマルチプレクサ11と、拘束長がK=3の畳み込み符号化器12aと、拘束長がK=7の畳み込み符号化器12bと、拘束長がK=N(Nは、2以上の自然数)の畳み込み符号化器12cと、畳み込み符号化器12a,12b又は12cから出力される値をマルチプレクスするマルチプレクサ13とを備えている。マルチプレクサ13から出力されたデータは、図示しないデジタル変調器によってデジタル変調され、通信経路を介して、受信機側の復号部20へと伝送される。なお、以下の説明において、畳み込み符号化器12a,12b,12cを総称する際には、単に畳み込み符号化器12と呼ぶ。
畳み込み符号化器12a,12b,12cは、拘束長がそれぞれK=3,7,Nと異なっている。各畳み込み符号化器12は、従来の技術として図11で示した畳み込み符号化器100と同じ構成であり、入力された情報に対して冗長成分を付加することで2倍のデータを生成(符号化)し出力する。具体的には、畳み込み符号化器12は、シフトレジスタと、加算器とから構成され、入力された1ビットの情報系列は、2ビットの符号化系列となって出力される。
符号化部10に構成される畳み込み符号化器12の数は、図1に示すように3つでなくてもよく、2以上であればよい。また、それぞれの拘束長も、全て任意の値、つまりK=N(Nは、2以上の自然数)とすることができる。
マルチプレクサ13は、畳み込み符号化器12から出力された値をマルチプレクスする際、畳み込み符号化器12a,12b,12cのいずれによって符号化されたかを示す情報として拘束長情報を、伝送するデジタルデータのヘッダ部分に付加する。
一方、復号部20は、通信経路を介して伝送され、図示しないデジタル復調器でデジタル復調されたデータをデマルチプレクスするデマルチプレクサ21と、拘束長がK=3のビタビ復号器22aと、拘束長がK=7のビタビ復号器22bと、拘束長がK=Nのビタビ復号器22cと、ビタビ復号器22a,22b又は22cから出力される値をマルチプレクスするマルチプレクサ23と備えている。なお、以下の説明において、ビタビ復号器22a,22b,22cを総称する際には、単にビタビ復号器22と呼ぶ。
ビタビ復号器22a,22b,22cは、従来の技術として図12で示したビタビ復号器101と同じ構成であり、畳み込み符号化器12から出力された冗長成分を付加されたデータを入力し、エラー訂正処理を実行して出力する。
図2に、ビタビ復号器22のデータ入出力タイミングチャートを示す。ビタビ復号器22は、2つの入力ポート(入力20A、入力20B)から1ビットのデータをそれぞれ入力し、復号処理を実行して、1クロック以上の遅延後に復号後データとして出力ポート(出力20C)から出力する。この遅延量は、ビタビ復号器22が備えるパスメモリで記憶できるパスメトリックの長さに依存する。
デマルチプレクサ21は、伝送されたデジタルデータのヘッダ部分に付加された拘束長情報を参照し、デマルチプレクスしたデータをビタビ復号器22a,22b,22cのいずれかに出力する。
ビタビ復号器22a,22b,22cは、上述した畳み込み符号化器12に応じて、拘束長がそれぞれK=3,7,Nとなっている。各ビタビ復号器22は、拘束長が同一で、対応する畳み込み符号化器12から出力された冗長成分を付加されたデータを入力し、エラー訂正処理を実行して出力する。ビタビ復号器22のパスメトリックを記憶するパスメモリは、ビタビ復号器22a,22b,22cにおいて全て共通となっている。パスメモリのメモリ容量は、ビタビ復号器22での復号処理ができないトランスケーションエラーが生じないように、ビタビ復号器22の拘束長をK=nとした場合に、5×n×2(n−1)ビット、確保する必要がある。したがって、パスメモリのメモリ容量は、最低でも最も拘束長が大きいビタビ復号器22に対応した5×n×2(n−1)ビットだけ用意されている。例えば、拘束長がK=7であるビタビ復号器22bの拘束長を最大拘束長とする場合、K=7である場合の状態数に応じたパスメトリックを記憶する容量である、少なくとも5×7×2(7−1)ビットを有したパスメモリが用意されることになる。
図3に、ビタビ復号器22の拘束長がK=3の場合のビタビ復号の様子を、トレリス表現として表す。拘束長がK=3の場合の状態数は4であり、それぞれの状態にパスメトリックを記憶するパスメモリが用意される。図3に示すノード31には、2本のブランチが合流しており、その2本のブランチに対してハミング距離を求め、距離の小さい方を復号候補32とし、大きい方のパスは選択肢から除去される。
このように、異なる拘束長の畳み込み符号化器12、ビタビ復号器22を備えることで、例えば、重要度の低いデータを送信する際には、拘束長の小さい畳み込み符号化器12で符号化するように選択し、重要度の高いデータを送信する際には、拘束長の高い畳み込み符号化器12で符号化するように選択することで誤り訂正能力を向上させることができる。
つまり、このようなデジタル伝送システムは、通信状況に応じた誤り訂正能力の変更が任意に実行できるため、重要度の低いデータに対しては、不必要な伝送処理を実行することなく、重要度の高いデータに対しては、確実な伝送処理を実行すると共に、ビタビ復号器12のパスメモリを共用化することで、回路構成の複雑化、高コスト化を抑制することができる。
また、このデジタル伝送システムでは、符号化部10、復号部20において、それぞれ複数の畳み込み復号器12、ビタビ復号器22を使用しているが、デジタルデータを伝送する際に使用しない回路には、クロックの供給を停止し、さらに、ビタビ復号器22において共用化されているパスメモリでも使用していないパスメモリにはクロックの供給を停止することで大幅な消費電力の削減を実行することができる。
ところで、デジタル伝送システムにおいて、現段階におけるビタビ復号器22の動作クロックの上限は、技術的な問題から100〜200[MHz]程度となっている。例えば、ビタビ復号器22の動作クロックが、100[MHz]の場合、ビタビ復号を実行する前のデータ転送速度は、100[Mbps]程度であり、ビタビ復号後のデータ転送速度は、50[Mbps]程度となる。これに較べて、通信経路におけるデータ通信速度は、近年目覚ましく高速化され、ギガビット単位のデータ転送速度を実現する通信経路も存在している。したがって、ビタビ復号器22におけるデータ転送速度がデジタル伝送システムにおけるデータ転送速度に制限を与えてしまっていることになる。
そこで、図4に示すように、ビタビ復号器22をマルチチャンネル化し、つまり並列に動作するビタビ復号器22を用意し、ビタビ復号時の処理を並列処理することで、ビタビ復号器22のデータ転送速度を向上させる構成とすることができる。
図1では、拘束長がK=7のビタビ復号器22aが一つだったのに対して、図4においては、5チャンネル(5ch)、つまり、5個の並列動作をするビタビ復号器22a1〜22a5からなる復号ブロック25aが備えられた構成となっている。このビタビ復号器22a1〜22a5は、並列に動作してビタビ復号処理を実行することで、データ転送速度を向上させることができる。これを一般化すると、図1で示した拘束長がK=Nのビタビ復号器22cを、図4では、拘束長がK=Nで、Mチャンネル(Mch:Mは1以上の自然数)、つまりM個の並列動作をするビタビ復号器22c1〜22cMからなる復号ブロック25cを備えた構成とすることができる。
このような復号ブロック25a,25cに対応して、送信側でも、マルチチャンネル化された畳み込み符号化器12a1〜12a5、畳み込み符号化器12c1〜12cMをそれぞれ備える符号化ブロック15a,15cを備えた構成となっている。
図5を用いて、図4で示したマルチチャンネル化された復号ブロックを備えたデジタル伝送システムにおいて、マルチチャンネル化された復号ブロックの効果について説明をする。説明のため図5では、復号ブロックとして、拘束長がK=Nであり、4チャンネルのビタビ復号器22X1〜22X4を備えた復号ブロック22Xを用いている。図5に示すように、各ビタビ復号器22X1〜22X4に対応するように、送信機側では、畳み込み符号化器12X1〜12X4からなる符号化ブロック12Xを備えた構成となっている。
このように、4チャンネル(Channel 1〜4)のビタビ復号器22X1〜22X4で構成される復号ブロック22Xを備えるデジタル伝送システムでは、基本的には4ビット単位でデータ処理が実行されることになる。
まず、送信機側のフラグメントブロック16に、連続した入力データが入力される。フラグメントブロック16は、入力された入力データのうちデータ処理単位である4ビットのデータD1〜D4に対してフラグメント処理をして分割し、符号化ブロック12Xに出力する。符号化ブロック12Xに入力されたデータD1,D2,D3,D4は、それぞれ畳み込み符号化器12X1〜12X4に入力される。
データD1,D2,D3,D4は、畳み込み符号化器12X1〜12X4でそれぞれ符号化され符号化データD1−A,D1−B、符号化データD2−A,D2−B、符号化データD3−A,D3−B、符号化データD4−A,D4−Bとなる。これら符号化データは、マルチプレクサ13によって、チャンネル毎にマルチプレクスされる。
マルチプレクスされた符号化データは、それぞれ、通信経路TLの4つのチャンネルTL1,TL2,TL3,TL4を介して、受信機側に伝送される。
受信機側に伝送された各チャンネルの符号化データは、デマルチプレクサ21によってデマルチプレクスされて、復号ブロック22Xに入力される。
復号ブロック22Xに入力された符号化データD1−A,D1−B、符号化データD2−A,D2−B、符号化データD3−A,D3−B、符号化データD4−A,D4−Bは、それぞれ、ビタビ復号22X1〜22X4にて復号され復号データD1,D2,D3,D4となる。
この復号データD1,D2,D3,D4は、フラグメントブロック16にてフラグメントされた順番で、デフラグメントブロック26によりデフラグメントされ、連続した復号後データとなる。復号された復号後データは、入力データと同じになる。
このように、ビタビ復号器22X1〜22X4をマルチチャンネル化した場合には、受信機側の復号処理は、図6に示すような動作タイミングチャートを示すことになる。図6(a)〜(d)は、それぞれビタビ復号器22X〜22X4の入出力タイミングを示しており、図6(e)は、デマルチプレクサ21への符号化データの入力タイミングと、デフラグメントブロック26からの出力タイミングとを示している。
図7に、ビタビ復号器22X1〜22X4と、同じ拘束長であるビタビ復号器を一つだけ用いて、つまりマルチチャンネル化させずに、図5で示した4ビットの入力データD1〜D4を復号処理する際のタイミングチャートを示す。図7と、図6とから分かるように、ビタビ復号器をマルチチャンネル化しない場合は、ビタビ復号器の処理能力をそのまま引きずるため、ビタビ復号器をマルチチャンネル化した場合と比較して、同一のデータを処理するのに4倍も要しているのが分かる。つまり、ビタビ復号器をマルチチャンネル化することで、マルチチャンネル化した分だけデータ処理速度が速くなり、データ転送速度を向上させることができる。したがって、ビタビ復号器をマルチチャンネル化することで、通信経路のデータ転送速度に比して、格段に遅かったビタビ復号器のデータ転送速度を大幅に向上することができるため、デジタル伝送システムのスループットを向上させることができる。
続いて、図8を用いて、上述したデジタル伝送システムが備える受信機側の復号部について具体的に説明をする。図8は、上述した図1に模式的に示したデジタル伝送システムの復号部20の具体的なブロック図である。なお、図8においては、図1で示した復号部20を復号部50と呼ぶことにする。
復号部50は、入力データを入力しデマルチプレクスするデマルチプレクサ51と、デマルチプレクサ51からの出力を後段のビタビ復号ブロック54に応じてデマルチプレクスするデマルチプレクサ52と、拘束長をK=7とするビタビ復号器53と、拘束長をK=3とするマルチチャンネル化されたビタビ復号器54a,54b,54c,54dとからなるビタビ復号ブロック54と、使用するパスメモリ57を制御するパスメモリコントローラ56と、選択されたビタビ復号器53又はビタビ復号ブロック54内の各ビタビ復号器54a〜54dのパスメトリックを記憶する共用化されたパスメモリと、当該復号部50の各回路に動作クロックを供給するクロックコントローラ58と、ビタビ復号器53、ビタビ復号ブロック54からの出力をマルチプレクスして出力するマルチプレクサ59とを備えている。
この復号部50においては、最大の拘束長は、ビタビ復号器53のK=7である。したがって、共用化されたパスメモリ57のメモリ容量は、拘束長K=7に応じて、少なくとも5×7×2(7−1)ビットだけあればよいことになる。パスメモリコントローラ56は、ビタビ復号器53、ビタビ復号部54の各ビタビ復号器54a〜54dから、それぞれパスメモリ57があたかも自身のパスメモリとして独立して機能するかのように制御する。
上述したようにパスメモリ57は、トータルで上述した5×7×2(7−1)ビットのメモリ容量があればよいため、消費電力を低減させるためのクロックコントローラ58による制御が可能なように、図8に示すようにメモリ容量が小さく、個別にクロックを供給できるような複数のメモリによって構成されている。
例えば、拘束長がK=3であるビタビ復号部54のビタビ復号器54a〜54dが選択された場合には、拘束長がK=7であるビタビ復号器53で使用されるパスメモリのメモリ容量よりも少ないメモリ容量で十分である。したがって、クロックコントローラ58は、ビタビ復号部54と、最低でも5×3×2(3−1)ビット分のメモリ容量となるようにパスメモリ57を構成する複数のメモリのうち、いくつかのメモリにクロックを供給することで、大幅に消費電力を低減させることができる。
図8に示す復号部50が125[MHz]で動作しているとすると、パラレル−シリアル変換の遅延を考慮した最大通信レートは、図9に示すようになる。Baud Rateは、復号部50に入力される際の伝送速度であり、Throughput(スループット)は、復号部50から出力される際の伝送速度である。例えば、拘束長がK=7のときを考えると、ビタビ復号部54のチャンネルを4チャンネル使用した場合、つまりビタビ復号器54a,54b,54c,54dを使用した場合、1チャンネルしか使用しなかった場合と比較して、スループットが4倍に向上しているのが分かる。
以上の説明を踏まえ、再び図4に示すデジタル伝送システムに戻り、その効果を検証する。図4に示すようにビタビ復号器22をマルチチャンネル化した場合でも、マルチチャンネル化したビタビ復号器22でそれぞれパスメモリを備えるのではなく、拘束長が違うビタビ復号器22同士でのパスメモリを共通化したのと同様に、マルチチャンネル化されたビタビ復号器22同士でもそれぞれのパスメトリックを記憶するパスメモリを共通とする。
これにより、すべてのビタビ復号器22にとってパスメモリは共通化されるため、図4に示すように複数のビタビ復号器22を備える構成とした場合でも、複雑な回路構成となることを抑制することができる。また、図4に示すデジタル伝送システムは、図1を用いて説明したように、拘束長の異なるビタビ復号器22を備えることで、誤り訂正能力を可変とし、同一拘束長のビタビ復号器22同士でマルチチャンネル化することで、スループットを切り換えながらのデータ通信を実行することができる。
図4に示したデジタル伝送システムでは、使用する畳み込み符号化器12、ビタビ復号器22,パスメモリは、それぞれ通信状況によって選択的に用いられるため、使用していない回路にクロックを供給しないようにすれば消費電力を大幅に削減することができる。
本発明を実施するための最良の形態として示すデータ伝送システムを模式的に示した図である。 同データ伝送システムが備えるビタビ復号器のデータ入出力タイミングチャートである。 ビタビ復号器の拘束長がK=3の場合のビタビ復号の様子をトレリス表現した図である。 同データ伝送システムをマルチチャンネル化した様子を模式的に示した図である。 ビタビ復号器のマルチチャンネル化について具体的に説明するための図である。 ビタビ復号器をマルチチャンネル化した際のデータ入出力タイミングチャートである。 ビタビ復号器がマルチチャンネル化されていない場合のデータ入出力タイミングチャートである。 復号部をパスメモリの構成まで含めて示した図である。 同復号部の最大通信レートを示した図である。 従来の技術として示すデジタル伝送システムについて説明するための図である。 畳み込み符号化器について説明するための図である。 ビタビ復号器について説明するための図である。 従来の技術として示すデジタル伝送システムの具体的なデータ伝送について説明するための図である。
符号の説明
10 符号化部、12 畳み込み符号器、20 復号部、22 ビタビ復号器、50 復号部、53 ビタビ復号器、54 ビタビ復号部、56 パスメモリコントローラ、57 パスメモリ、58 クロックコントローラ

Claims (7)

  1. デジタルデータを送信する送信装置と、上記送信装置から送信されたデジタルデータを受信する受信装置とを備えるデジタル伝送システムにおいて、
    上記送信装置は、デジタル信号に対して、それぞれ異なる拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する複数の畳み込み符号化手段と、
    上記複数の畳み込み符号化手段から、所望の拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する畳み込み符号化手段を選択する第1の選択手段と、
    上記第1の選択手段で選択された畳み込み符号化手段で符号化された符号化データをデジタル変調する変調手段と、
    上記変調手段によって変調された符号化データを送信する送信手段とを有し、
    上記受信装置は、上記送信手段によって送信された上記符号化データを受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された上記符号化データをデジタル復調する復調手段と、
    上記複数の畳み込み符号化手段に対応した拘束長で誤り訂正復号処理を実行する複数のビタビ復号手段と、
    上記復調手段によってデジタル復調された符号化データに対して、上記第1の選択手段で選択された上記畳み込み符号化手段の拘束長と同一の拘束長で誤り訂正復号処理を実行するビタビ復号手段を、上記複数のビタビ復号手段から選択する第2の選択手段と、
    上記ビタビ復号手段の最大拘束長の状態数に応じたパスメトリックを記憶する上記複数のビタビ復号手段に共用された複数のメモリで構成されるパスメモリと、
    上記パスメモリを構成する複数のメモリに個別にクロックを供給するクロック制御手段とを有し、
    上記クロック制御手段は、上記パスメモリを構成する複数のメモリのうち、上記第2の選択手段により上記複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段で使用されるいくつかのメモリにクロックを供給し、使用されない他のメモリにはクロックを供給しないこと
    を特徴とするデジタル伝送システム。
  2. 上記畳み込み符号化手段は、同一拘束長での上記誤り訂正符号化処理を並列して実行するようにマルチチャンネル化され、
    上記ビタビ復号手段は、上記マルチチャンネル化された上記畳み込み符号化手段に対応して、同一拘束長での上記誤り訂正復号処理を並列して実行するようにマルチチャンネル化されていること
    を特徴とする請求項1記載のデジタル伝送システム。
  3. 上記受信装置が備える上記パスメモリは、上記マルチチャンネル化された同一拘束長の上記ビタビ復号手段にも共用されること
    を特徴とする請求項2記載のデジタル伝送システム。
  4. 送信装置によって送信される所望の拘束長で誤り訂正符号化されて変調された符号化データを、受信手段によって受信する受信装置において、
    上記受信手段によって受信された上記符号化データをデジタル復調する復調手段と、
    上記送信装置が備えるデジタル信号に対してそれぞれ異なる拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する複数の畳み込み符号化手段に対応した拘束長で、誤り訂正復号処理を実行する複数のビタビ復号手段と、
    上記復調手段によってデジタル復調された符号化データに対して、上記所望の拘束長と同一の拘束長で誤り訂正復号処理を実行するビタビ復号手段を、上記複数のビタビ復号手段から選択する選択手段と、
    上記ビタビ復号手段の最大拘束長の状態数に応じたパスメトリックを記憶する上記複数のビタビ復号手段に共用された複数のメモリで構成されるパスメモリと、
    上記パスメモリを構成する複数のメモリに個別にクロックを供給するクロック制御手段とを有し、
    上記クロック制御手段は、上記パスメモリを構成する複数のメモリのうち、上記選択手段により上記複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段で使用されるいくつかのメモリにクロックを供給し、使用されない他のメモリにはクロックを供給しないこと
    を特徴とする受信装置。
  5. 上記畳み込み符号化手段は、同一拘束長での上記誤り訂正符号化処理を並列して実行するようにマルチチャンネル化され、
    上記ビタビ復号手段は、上記マルチチャンネル化された上記畳み込み符号化手段に対応して、同一拘束長での上記誤り訂正復号処理を並列して実行するようにマルチチャンネル化されていること
    を特徴とする請求項記載の受信装置。
  6. 上記受信装置が備える上記パスメモリは、上記マルチチャンネル化された同一拘束長の上記ビタビ復号手段にも共用されること
    を特徴とする請求項記載の受信装置。
  7. デジタルデータを送信する送信装置と、上記送信装置から送信されたデジタルデータを受信する受信装置とを備えるデジタル伝送システムにおけるデジタル伝送方法であって、
    上記送信装置は、デジタル信号に対して、それぞれ異なる拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する複数の畳み込み符号化手段から選択された畳み込み符号化手段により、所望の拘束長で誤り訂正符号化処理を実行する畳み込み符号化工程と、
    上記畳み込み符号化工程で符号化された符号化データをデジタル変調する変調工程と、
    上記変調工程によって変調された符号化データを送信する送信工程とを有し、
    上記受信装置は、上記送信工程によって送信された上記符号化データを受信する受信工程と、
    上記受信工程によって受信された上記符号化データをデジタル復調する復調工程と、
    上記復調工程によってデジタル復調された符号化データに対して、上記複数の畳み込み符号化手段に対応した拘束長で誤り訂正復号処理を実行する複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段により、上記所望の拘束長で誤り訂正復号処理を実行するビタビ復号工程とを有し、
    上記ビタビ復号工程では、上記ビタビ復号手段の最大拘束長の状態数に応じたパスメトリックを記憶する上記複数のビタビ復号手段に共用されたパスメモリを構成する複数のメモリのうち、上記複数のビタビ復号手段から選択されたビタビ復号手段で使用されるいくつかのメモリにクロックを供給し、使用されない他のメモリにはクロックを供給しないで、上記誤り訂正復号処理を実行すること
    を特徴とするデジタル伝送方法。
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