JP4572028B2 - Steel-concrete composite truss joint structure and steel-concrete composite truss erection method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート上下弦材と鋼斜材とから成る鋼コンクリート複合トラスの接合部構造及び鋼コンクリート複合トラスの架設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート製上下弦材(例えばコンクリートスラブ)を互いに連結する部分(ウエブなど)を鋼材を用いて結合して形成した鋼コンクリート複合桁は、軽量で強度の大きい鋼材を上下弦材の連結に用いるので経済性に富み、すぐれた構造物となる。このような鋼コンクリート複合構造物としては、ウエブを波形鋼板その他の鋼材で連結する複合構造の他、長大な橋梁等ではコンクリート上下床版を鋼管斜材で連結する鋼コンクリート複合トラスの方が波形ウエブより経済的な構造であると考えられている。
【0003】
このような鋼コンクリート複合トラス構造物においては、コンクリート部材と鋼部材との接合部で力を円滑に伝達するとともに、大きな局部的応力の発生を抑え、構造上の弱点とならないようにしなければならない。鋼コンクリート複合トラス構造物では鋼製の斜材のそれぞれを直接コンクリートの上床版又は下床版と接合する構造を採用するのが望ましい。例えば、図10に示す従前の接合構造は、斜材である鋼部材101の端部に、この部材の軸線とほぼ直角に鋼板102を溶接し、この鋼板から複数のスタッドジベル103を立設する。そして、このスタッドジベル103を埋込むようにコンクリートを打設して鋼部材101と一体に接合されたコンクリート部材104を形成するものである。また、図11に示す接合構造は、図10に示す例と同様に鋼部材111の端部に鋼板112を溶接接合し、この鋼板112に穿設されたねじ孔にPC鋼棒又は棒鋼等の棒状鋼材113を螺合する。そして、このPC鋼棒又は棒鋼をコンクリート内に埋込むことによってコンクリート部材114と鋼部材111とを一体化するものである。
【0004】
図10に示すような構造では、鋼部材101に作用する力は、端部の鋼板102及びこれに溶接接合されたスタッドジベル103を介してコンクリート部材104に伝達される。このため、鋼部材101と鋼板102との溶接部及び鋼板102とスタッドジベル103との溶接部は十分な強度及び信頼性が要求され、溶接工程の管理及び検査を厳重に行なう必要がある。また、溶接接合されるスタッドジベル103には高強度の鋼材を用いることが難しく、必要なスタッドジベルの数が多くなって配置が困難となる場合が生じる。さらに、鋼コンクリート複合トラス橋等ではコンクリート部材と鋼部材との接合部に繰り返し変動する力が作用することになり、鋼部材101と鋼板102との溶接接合部およびスタッドジベル103の基部が疲労破壊を起こす問題がある。
【0005】
図11に示すような構造では、棒状鋼材113としてPC鋼棒等の高強度鋼を用いることができ、棒状鋼材113の本数を低減して接合部の構造を簡単なものにすることができるが、棒状鋼材113に螺条が設けられており、コンクリート部材114と鋼部材111との接合部に大きな軸力又は曲げモーメントが繰り返し作用すると、螺条が設けられている部分で棒状鋼材113に疲労破壊が生じるおそれがある。また、図10に示す構造と同様に、鋼部材111と鋼板112との溶接接合部に疲労破壊が生じるおそれもある。
【0006】
これに対して図6に示すように、斜材131の端部にジベル132を設け、上下弦部材134に突出部135を形成してこの突出部135中に斜材131の端部を埋め込む技術がある。この技術では、突出部135が大きくなり好ましくない。図7に示す技術は、斜材141の端部にガセットプレート143を取付け、このガセットプレート143に多数のジベル145を設け、このジベル145を上下弦材144中に埋め込む形式である。この技術もまた図6と同様の問題がある。
【0007】
さらに、改善された技術として図8に示すような技術が特開2000−17731に開示されている。この技術は鋼管部材151の端部から鋼管部材151の内部に棒状鋼材152の一部が差し入れられ、鋼管部材151の棒状鋼材152が差し入れられた部分の内面に突起が形成されており、この鋼管部材151の端部付近の内側に、棒状鋼材152を包み込み、硬化して棒状鋼材152及び鋼管部材151と付着する充填材が充填され、鋼管部材151の端部が、コンクリートに突き当てられるようにコンクリート部材154が形成され、棒状鋼材152の鋼管部材151端から突き出した部分がコンクリート部材154内に埋込まれているコンクリート部材154と鋼管部材151との接合構造である。
【0008】
この技術は充填材153から棒状鋼材152周面の広い範囲に分布して作用する付着力によって力が伝達され、棒状鋼材152に応力の集中が生じることがなく、耐疲労性が向上する。また、鋼管部材151の内面に設けられた複数の突起により鋼管部材151と充填材153との間の付着性は強固なものとなる。一方、充填材153と棒状鋼材152、充填材153と鋼管部材151との付着性が損なわれた場合にも、棒状鋼材152に係止された鋼板材155、鋼管部材151に溶接接合された端部鋼板156によって、充填材153の固結体と棒状鋼材152、又は充填材153の固結体と鋼管部材151との間の相対変位が拘束され、鋼管部材151に作用する引張力は確実に棒状鋼材152に伝達される。このため、接合部分は二重の安全性を有し、信頼性及び耐久性に優れた構造となる。しかし、この技術は構造が複雑で部品が多く、施工が困難であるという問題がある。
【0009】
また別の技術として特許第2971044号公報には図9に示すように上弦材及び下弦材をプレストレストコンクリートで構成し、斜材を鋼材で構成したトラス橋であって、隣接する斜材161、162の各端部を自在継手163を介して連結し、この自在継手163をコンクリート164中に埋設することによって、各斜材161、162と上弦材又は下弦材とを連結するように構成したトラス橋が開示されている。この技術は隣接する斜材161、162のなす角度を自在継手163によって容易に調節することができ、この角度の調節を行ってから、コンクリート164を打つことによって、斜材161、162の端部と、上弦材又は下弦材165とを連結することができる。また、上弦材及び下弦材に対するプレストレス導入は、コンクリートの硬化後に行う。
【0010】
そして、例えば、張出し架設工法によって施工する場合、所定の長さのブロックごとに橋桁を張り出すように施工することになるが、隣接する斜材161、162のなす角度を自在継手163によって容易に調節することができるから、張り出し施工するブロックの位置を常に目標に一致するように修正しながら施工することができる。したがって、精度良く施工することができるとともに、コンクリートの施工管理も、通常の簡単な施工管理ですむという利点がある。また、自在継手163及び斜材161、162の端部がプレストレストコンクリートで圧縮された状態で固定されることになるので、斜材161、162と、上弦材又は下弦材165とを強固に連結することができる。さらに、自在継手163が斜材の端部とともに上弦材又は下弦材165に埋設された状態になるだけであるから、これらの斜材161、162と、上弦材又は下弦材165とを連結する格点構造が大きくなることがない。しかも、斜材を鋼材で構成していることから、重量の低減を図ることができる。さらに、上弦材及び下弦材をプレストレストコンクリートで構成していること、施工管理が簡単なこと、及び重量の低減を図ることができることから、コストの低減を図ることができる。また、重量の低減は、耐震性を向上させる上でも有利であると記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
鋼コンクリート複合トラス構造は、従来のコンクリート橋に比べて自重の軽減やスパンの長大化が可能であることから、好ましい構造である。この複合トラス構造においては、その接合部がコンクリート床版と鋼斜材を一体化し、かつ断面力を十分に伝達しなければならない構造上重要な部分である。このようなことから、いままで数種類の格点構造が開発されているが、現在のところ決定的なものが無い状態である。
【0012】
上述の図7,図8,図9に示す鋼コンクリート複合トラス用格点構造に関する技術は、従前の鋼コンクリート複合トラス接合部を改善したもので、すぐれた特性を有し、疲労試験や耐荷力試験を行った結果、いずれも強度的には、実用上問題がないことが確認されている(「鋼・コンクリート複合トラス接合部の疲労試験」プレストレストコンクリート技術協会第8回シンポジウム論文集:1998年10月)。しかし、これらの格点構造は外観が問題があるか又は構造が複雑で部品が多く高価であるという問題がある。すなわち、
(1)図7に示す技術については、鋼板とスタッドとを組み合わせる方式は、格点構造がすべて床版外に設置されるため外観的によくないこと
(2)図8に示す技術では、格点を構成する部品数が多く、かつ施工に手間がかかること
(3)図9に示す技術では、高価な金型を使用する鋳物製であるため、斜材角度等が変るごとに新しい金型を製作する必要があり、経済性に疑問があること
等、それぞれ一長一短があり、決定的な構造となっていないのが現状である。
【0013】
本発明の格点構造は、構成部品の種類が少なく、製作、施工が容易であり、今後、本格的に採用される鋼コンクリート複合トラス向けの合理的な格点構造を提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明は長スパンの橋体として適切な鋼コンクリート複合トラスを架設する場合に、本発明のトラス接合部構造を有するトラスを、高能率で容易に架設することができる架設方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トラス本来の考え方である、格点をピン構造とし、ガセットプレートとスタッドジベルのみを使用した格点構造を提供する。すなわち、本発明は、鋼コンクリート複合トラスにおいて、斜材を角鋼管とし、引張側の斜材は両端にピン結合部を備え、圧縮側の斜材は両端に上下弦材コンクリート中に埋設される一対のスタッドジベルつきガセットプレートを備え、このガセットプレートに前記ピン結合部に挿入するピンの挿通孔を設けたことを特徴とする鋼コンクリート複合トラスの接合部構造である。
【0016】
本発明方法は、上記本発明に係る鋼コンクリート複合トラスの接合部構造を有するトラスを架設するに当たり、連設する斜材をピン結合し、結合した隣接する斜材相互の中間部を仮連結材で連結して連接する斜材を据え付け姿勢に組み立て、組み立てた斜材を既施工トラスの先方に取り付けて順次張出し架設し、張出し架設した部分に上下弦コンクリートを順次打設してトラスを延長施工することを特徴とする鋼コンクリート複合トラスの架設方法である。すなわち、斜材を既設斜材から先方に2〜3本ピン結合して張出し、各斜材の中間部を伸縮可能な結合材で連結して据付姿勢に保持し、順次コンクリートを打設してトラスを延長する。このことによって、本発明の鋼コンクリート複合トラスの接合部構造を有する鋼コンクリート複合トラスの架設を円滑に行うことができる。
【0017】
なお、短スパンの複合トラスではオフラインで橋体全体を製造し、従来の架設を行うことがもちろんできる。
【0018】
本発明の鋼コンクリート複合トラスの接合部構造及び鋼コンクリート複合トラスの架設方法の特徴は次のとおりである。
【0019】
(a)引張り側の斜材(角型鋼管)は、所定の長さに切断し、ピンを通す孔を明けそのまわりを補強プレートを付けるだけの簡単な構造であり、製作が簡単である。
【0020】
(b)圧縮側の斜材(引張側と同様に角型鋼管を使用)は端部にスタッドジベルを溶植した鋼板を両側に工場溶接で取り付けるだけで製作が完了する構造であり、引張側と同様に製作が容易な構造としている。
【0021】
(c)現場での組立ては、圧縮側の2枚のガセットプレートに引張側の鋼管を差し込んでピンを差し込むだけであり、至って簡単に接合が可能な構造となっている。
【0022】
(d)各斜材からの軸力はガセットプレートに溶植した(溶接により植えるように取付けた)スタッドジベルにより、床版コンクリートに伝達されるが、本構造ではスタッドの部分は完全に床版コンクリートの厚さ内に納まっているため、力の伝達もスムーズであり、従来のものと同等の強度が確保される構造となっている。
【0023】
(e)格点を構成している部品としては、ピン、ガセットプレート、スタッドジベルの3種類であるため、製作が簡単のみならず施工コストも安価で、かつ現場施工が簡単であるので時間的にも工程の短縮に寄与できる画期的な、格点構造であると言える。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
図3は鋼コンクリート複合トラスを模式的に示す側面図、図4はその正面図である。上弦材10、下弦材20は例えばプレストレストコンクリート上床版、下床版であり、これを連結する斜材30、31、41(斜材31は圧縮側の斜材、斜材41は引張り側の斜材を示す)は鋼材例えば角鋼管である。このような鋼コンクリート複合トラスの上下弦材10、20と斜材30、31、41との接合部は格点43である。従来、この格点43の構造は図6〜図11に示すようにジベル、鋼棒、特殊金物などであったが、本発明では図1、図2に示すようにピン結合を用いる。
【0026】
図1は本発明の実施例の格点構造を示すもので、下弦材20との結合部を示している。下弦材20を上弦材10としても同様の構造である。図2は斜材31の正面図である。角鋼管からなる圧縮側の斜材31の端部にはガセットプレート32が取り付けられ、このガセットプレート32には多数のスタッドジベル33が溶植されており、下弦材20のコンクリート中に埋設されガセットプレートと下弦材20は一体化されている。そして引張側の斜材41との結合部にピン孔34が設けられている。ピン42を挿入するピン孔34の部分は補強板36で補強されている。孔35は検査用の孔である。
【0027】
引張側の斜材41は先端部にピン42を挿入するピン孔を備えており、上記圧縮側のピン孔34と一致させてピン42を挿入して斜材31、41を結合する。
【0028】
次に図5を参照して本発明の鋼コンクリート複合トラスの架設方法について説明する。上弦材10、下弦材20、斜材31、41を組立てた既施工鋼コンクリート複合トラス上に張出作業装置60がその先端を前方に張出して固定されている。張出作業装置60は上記梁61から上下弦材(上下床版)10、20を形成するための型枠受台62、足場63を吊下している。張出作業装置60は通常のプレストレストコンクリート橋体の現場打ち施工と同様の作業手順により、上下弦材(上下床版)10、20を築造する。
【0029】
本発明の接合部構造を有する鋼コンクリート複合トラスの施工では、上下弦材(上下床版)10、20の施工に先立ち、連接する斜材31、41を前方に張出して組み立てる。このため張出作業装置60の上記梁61上に斜材を吊下げて先方に搬送するトラス建込用トロリー66を備えている。複数本の斜材31、41はその結合部をピン結合し、かつトラス建込用治具51、52で斜材を据付姿勢で組立て、この結合体をトラス建込用トロリー66で前方に搬送して既施工鋼コンクリート複合トラスの先端に取付ける。トラス建込用治具51、52はターンバックル方式などにより伸縮自在な構造を有し、斜材同士の方向、高さなどの組立姿勢を調節することができる。また斜材31、41には予めこのトラス建込用治具51、52を取付ける取付座を設けてある。斜材31、41を張出した状態で順次上下弦材(上下床版)11、21を施工する。
【0030】
以上を繰返して本発明の接合部構造を有する長スパンの鋼コンクリート複合トラスを容易に施工することができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、鋼コンクリート複合トラスにおいて、格点構造は、構成部品の種類が少なく、製作、施工が容易であり、鋼コンクリート複合トラス向けの合理的な格点構造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の格点構造を示す図である。
【図2】図2は斜材の正面図である。
【図3】鋼コンクリート複合トラスを模式的に示す側面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】本発明方法の説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【図9】従来技術の説明図である。
【図10】従来技術の説明図である。
【図11】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10 上弦材
20 下弦材
11、21 上下弦材(上下床版)
30、31、41 斜材
32 ガセットプレート
33 ジベル
34 ピン孔
35 孔
36 補強板
42 ピン
43 格点
51、52 トラス建込用治具
60 張出作業装置
61 梁
62 型枠受台
63 足場
66 トラス建込用トロリー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a joint structure of a steel-concrete composite truss composed of a concrete upper and lower chord material and a steel diagonal material, and a method for installing a steel-concrete composite truss.
[0002]
[Prior art]
A steel-concrete composite girder formed by connecting parts (webs, etc.) that connect concrete upper and lower chords (for example, concrete slabs) to each other using steel, because light and strong steel is used to connect upper and lower chords. It is economical and has an excellent structure. As such a steel-concrete composite structure, in addition to a composite structure in which the web is connected with corrugated steel sheets and other steel materials, a steel-concrete composite truss in which the concrete upper and lower floor slabs are connected with steel pipe diagonals is used for long bridges. It is considered to be a more economical structure than the web.
[0003]
In such a steel-concrete composite truss structure, the force must be transmitted smoothly at the joint between the concrete member and the steel member, and the generation of large local stress must be suppressed so that it does not become a structural weak point. . In the steel-concrete composite truss structure, it is desirable to employ a structure in which each of the steel diagonal members is directly joined to the concrete upper or lower floor slab. For example, in the conventional joining structure shown in FIG. 10, a
[0004]
In the structure as shown in FIG. 10, the force acting on the
[0005]
In the structure shown in FIG. 11, high strength steel such as a PC steel bar can be used as the rod-
[0006]
On the other hand, as shown in FIG. 6, a technique is provided in which a
[0007]
Further, as an improved technique, a technique as shown in FIG. 8 is disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-17731. In this technique, a part of the rod-
[0008]
In this technique, force is transmitted from the
[0009]
As another technique, Japanese Patent No. 2971044 discloses a truss bridge in which the upper chord material and the lower chord material are made of prestressed concrete and the diagonal material is made of steel as shown in FIG. Are connected to each other through a
[0010]
For example, in the case of construction by the overhanging construction method, construction is performed so that a bridge girder is projected for each block of a predetermined length, but the angle formed by the adjacent
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
The steel-concrete composite truss structure is a preferable structure because it can reduce its own weight and lengthen the span as compared with a conventional concrete bridge. In this composite truss structure, the joint is an important part in the structure where the concrete floor slab and steel diagonal are integrated and the cross-sectional force must be sufficiently transmitted. For this reason, several types of grading structures have been developed so far, but there is currently no definitive state.
[0012]
The technology related to the steel-concrete composite truss structure shown in FIGS. 7, 8, and 9 is an improvement on the conventional steel-concrete composite truss joint, which has excellent characteristics, fatigue testing and load bearing capacity. As a result of the tests, it has been confirmed that there is no practical problem in terms of strength ("Fatigue test of steel-concrete composite truss joint" Prestressed Concrete Technology Association 8th Symposium Proceedings: 1998 October). However, these scoring structures have a problem in appearance or are complicated in structure and have many parts and are expensive. That is,
(1) Regarding the technique shown in FIG. 7, the method of combining the steel plate and the stud is not good in appearance because all the graded structures are installed outside the floor slab. (2) In the technique shown in FIG. (3) The technology shown in FIG. 9 is made of a casting that uses an expensive mold, so a new mold is used each time the diagonal angle changes. The current situation is that the structure is not decisive and each has its advantages and disadvantages.
[0013]
The grading structure of the present invention has few types of components, is easy to manufacture and construct, and aims to provide a rational grading structure for a steel-concrete composite truss that will be adopted in earnest in the future. To do.
[0014]
The present invention also provides an erection method capable of easily and efficiently constructing a truss having a truss joint structure according to the present invention when an appropriate steel-concrete composite truss is constructed as a long span bridge body. For the purpose.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a grading structure that uses a gusset plate and a stud gibel only, which is the original concept of a truss, with a grading point as a pin structure. That is, according to the present invention, in the steel-concrete composite truss, the diagonal member is a square steel pipe, the tensile member is provided with pin coupling portions at both ends, and the compression member is embedded in the upper and lower chord material concrete at both ends. A steel-concrete composite truss joint structure comprising a pair of stud gusseted gusset plates and a pin insertion hole for insertion into the pin coupling portion.
[0016]
In constructing a truss having a steel-concrete composite truss joint structure according to the present invention, the method of the present invention is configured to pin-connect diagonal members to be connected, and to connect intermediate portions between the adjacent diagonal members temporarily connected to each other. Assemble the diagonal members that are connected and connected to each other in the installation posture, attach the assembled diagonal members to the end of the existing truss, and overhang and install the upper and lower chord concrete sequentially on the overhanging part to extend the truss It is the construction method of the steel concrete composite truss characterized by doing. In other words, two to three pins are connected to the diagonal from the existing diagonal, and the middle part of each diagonal is connected with an extendable binder to hold it in place, and concrete is placed in sequence. Extend the truss. Thus, the steel-concrete composite truss having the joint structure of the steel-concrete composite truss of the present invention can be installed smoothly.
[0017]
Of course, with a short-span composite truss, the entire bridge body can be manufactured off-line and installed in a conventional manner.
[0018]
The features of the joint structure of the steel-concrete composite truss and the construction method of the steel-concrete composite truss of the present invention are as follows.
[0019]
(A) The diagonal member (square steel pipe) on the pulling side has a simple structure in which a pin is cut to a predetermined length, a hole through which a pin is passed, and a reinforcing plate is attached around the hole.
[0020]
(B) Diagonal material on the compression side (using a square steel pipe as in the tension side) is a structure that can be completed by simply attaching the steel plate with the stud gibber on the end to both sides by factory welding. The structure is easy to manufacture.
[0021]
(C) Assembling in the field has a structure that allows easy joining by simply inserting the steel pipe on the tension side into the two gusset plates on the compression side and inserting the pins.
[0022]
(D) The axial force from each diagonal member is transmitted to the floor slab concrete by the stud gibber (installed so as to be planted by welding) on the gusset plate, but in this structure, the stud part is completely the floor slab. Since it is within the thickness of the concrete, the transmission of force is smooth, and the structure has the same strength as the conventional one.
[0023]
(E) Since there are three types of parts that make up the rating: pins, gusset plates, and stud gibbels, it is not only easy to manufacture but also low in construction costs and simple on-site construction. Moreover, it can be said that it is an epoch-making grading structure that can contribute to shortening of the process.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0025]
FIG. 3 is a side view schematically showing a steel-concrete composite truss, and FIG. 4 is a front view thereof. The
[0026]
FIG. 1 shows a scoring structure according to an embodiment of the present invention, and shows a connecting portion with a
[0027]
The
[0028]
Next, with reference to FIG. 5, the construction method of the steel concrete composite truss of this invention is demonstrated. An overhanging
[0029]
In the construction of the steel-concrete composite truss having the joint structure according to the present invention, prior to the construction of the upper and lower chord members (upper and lower floor slabs) 10 and 20, the connecting
[0030]
By repeating the above, a long-span steel-concrete composite truss having the joint structure of the present invention can be easily constructed.
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, in the steel-concrete composite truss, the grade structure is a reasonable grade structure for a steel-concrete composite truss, since the number of types of components is small, and manufacturing and construction are easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a scoring structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a diagonal member.
FIG. 3 is a side view schematically showing a steel-concrete composite truss.
4 is a front view of FIG. 3;
FIG. 5 is an explanatory diagram of the method of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a conventional technique.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a conventional technique.
FIG. 8 is an explanatory diagram of the prior art.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a prior art.
FIG. 10 is an explanatory diagram of the prior art.
FIG. 11 is an explanatory diagram of a conventional technique.
[Explanation of symbols]
10
30, 31, 41
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