JP4571253B2 - 情報システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報システムに係わり、特に生産情報データベースを利用するための情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
製造業における生産現場では、生産活動に関わる種々の情報を基にデータベースを構築することが普及している。このような生産情報データベースは種々の生産活動を効率良く行うために製造部門及び製造部門に関わる各部門で利用される。このような生産情報データベースを利用するためのシステムは、一般に生産情報システムと呼ばれている。
【0003】
上述の生産情報システムは、生産情報データベースを格納した生産情報データベースサーバ装置と複数のモニタ端末及び生産情報端末とよりなる。生産情報データベースサーバ装置とモニタ端末及び生産情報端末の各々とは、ネットワークにより相互にデータ通信可能に接続される。モニタ端末は生産情報データベースを利用する各部門に設置され、生産情報データベースから種々の情報を取り出すために使用される。生産情報端末は、生産情報データベースに情報を登録するために使用される。
【0004】
特開平9−216148号公報は、生産情報システムの一形態として生産設備管理システムを開示している。この生産設備管理システムは、サーバ装置とクライアント装置とがネットワークにより接続され、データベースとしてサーバ装置に格納された生産設備情報をクライアント装置を介して検索して利用することができる。例えば、クライアント装置の表示装置にサーバ装置のデータベースから検索したプロセス図を表示する。このプロセス図中に示された機器をユーザがマウス等を使用して指定すると、クライアント装置は、指定された機器の識別番号に基づいてサーバ装置のデータベースから該当するタイトルを取得する。取得されたタイトルはボタン形式でクライアント装置の表示装置に表示される。ユーザが所望のタイトルを選択するとクライアント装置は、そのタイトル及び指定された識別番号に基づいて該当する生産設備情報をデータベースから取得する。
【0005】
また、特開平5−94289号公報は、情報システムの一形態として、汎用化アプリケーションシステムを開示している。この汎用化アプリケーションシステムでは、プログラム部品を格納した格納部から必要なプログラム部品を活性化して取り出し、これらプログラム部品を組み合わせることにより一つの完成したアプリケションプログラムを作成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の特開平9−216148号公報に開示されている生産設備管理システムは、データベースの情報を効率良く簡単に取り出すことを主な目的としている。
したがって、クライアント装置が実行するモニタプログラムの管理方法については開示されていない。しかし、実際の生産情報システムにおいては、データベースの構造変更にともなうモニタプログラムの変更が頻繁に行われる。クライアント装置のプログラムを変更したり更新したりする場合、各々のクライアント装置において個別に行う必要があり、この作業が煩雑であるという問題があった。
【0007】
また、上述の特開平5−94289号公報に開示されている汎用化アプリケーションシステムでは、必要なプログラム部品のみを取り出して使用する方法が行われている。しかし、生産情報システムのように作業者が定型的な業務を行うことが多い場合では、汎用プログラムを利用する方法は、プログラムが冗長になり、非効率的であるという問題があった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、各クライアント装置において使用されているプログラムのバージョンを自動的に判定して最新バージョンプログラムに書きかえることのできる情報システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、次に述べる各手段を講じることにより解決することができる。
請求項1記載の発明に係る情報システムは、
データベースを格納したサーバ装置と、ネットワークを介して該サーバ装置に接続されたクライアント装置とを含む情報システムであって、
クライアント装置に組み込まれている、前記データベースにアクセスするためのモニタプログラムをネットワークを介して管理するプログラム管理サーバ手段を有し、該プログラム管理サーバ手段は、前記クライアント装置から前記データベースへのアクセスを監視し、該アクセスが行われた時に前記ネットワークを介して前記クライアントの前記モニタプログラムをチェックし、チェック結果に基づいて前記モニタプログラムを変更することを特徴とするものである。
【0011】
請求項記載の発明は、
請求項1に記載の情報システムであって、前記プログラム管理サーバ手段は、クライアント装置に組み込まれている前記モニタプログラムを更新するためのバージョンチェックプログラムとバージョンアッププログラムと最新バージョンプログラムとを有することを特徴とするものである。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報システムであって、
前記データベースは生産情報に関するデータベースであることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1は本発明の一実施例による情報システムの構成を示す図である。図1に示した情報システムは、いわゆる生産情報システムであり、データベースには生産活動に関連する情報が登録され利用される。
【0020】
図1に示す生産情報システムは、生産情報データベースサーバ装置1と、生産情報端末2と、モニタ端末3と、プログラム管理サーバ装置4とにより構成されれる。生産情報データベースサーバ装置1、生産情報端末2、モニタ端末3及びプログラム管理サーバ装置4は、ネットワーク5により互いにデータ通信可能に接続される。
【0021】
生産情報データベースサーバ装置1には生産情報が格納される生産情報データベース1aが設けられる。生産情報データベース装置1としては、大容量のハードディスクのような記憶装置を備えたパーソナルパコンピュータやワークステーションのような汎用コンピュータが使用される。生産情報端末2は生産情報を生産情報データベース1aに登録するために使用される端末装置である。生産情報端末2としては、入力装置及び表示装置が備えられたパーソナルコンピュータが使用される。モニタ端末3は生産情報データベースを利用するために使用する端末装置である。
【0022】
生産情報データベース1aを利用する使用者は、モニタ端末3の入力装置を介して生産情報データベースサーバ装置1にアクセスし、所望の生産情報を生産情報データベース1aから引き出して利用する。モニタ端末3としては、入力装置及び表示装置が備えられたパーソナルコンピュータが使用される。これら生産情報データベースサーバ装置1、生産情報端末2及びモニタ端末3はネットワーク5を介してデータ通信可能に接続される。本実施例では、ネットワーク5としてインターネットを使用している。
【0023】
なお、図1では、一つの生産情報端末2及び一つのモニタ端末3が示されているが、一般的には複数の生産情報端末2及びモニタ端末3がネットワーク5に接続される。また、一つのパーソナルコンピュータが生産情報端末2及びモニタ端末3両方の機能を備えることとしてもよい。さらに、図1においては、一つの生産情報データベースサーバ装置1が示されているが、複数の生産情報データベースサーバ装置をネットワーク5に接続してもよい。
【0024】
上述の生産情報システムにおいて、使用者は生産情報端末2及びモニタ端末3を従来の使用方法により使用可能である。本実施例による生産情報システムでは、プログラム管理サーバ装置4がネットワーク5に接続されている。すなわち、図1に示す生産情報システムは、生産情報データベースサーバ装置1、生産情報端末2及びモニタ端末3よりなる生産情報システムに対してプログラム管理サーバ装置4を付加した構成である。プログラム管理サーバ装置4は、生産情報端末2又はモニタ端末3に組み込まれたプログラムを自動的に変更又は更新するために設けられる。プログラム管理サーバ装置4は、その機能を達成するために使用する情報を格納するためのプログラム管理データベース4aを有している。
【0025】
次に、図1に示した生産情報システムの各端末の機能について図2を参照しながら説明する。図2は図1に示した生産情報システムにける各端末の機能を説明するための図である。
上述のように、生産情報端末2はネットワーク5を介して生産情報データベースサーバ装置1とデータ通信可能に接続されている。生産情報端末2には管理プログラムが組み込まれており、その管理プログラムにしたがって生産情報をネットワーク5を介して生産情報データベースサーバ装置に送信する。生産情報データベースサーバ装置1は、生産情報端末2から送信された生産情報を生産情報データベース1aに登録する。また、生産情報端末2にはモニタプログラムが組み込まれており、そのモニタプログラムにしたがって生産情報データベース1aを利用することができる。例えば、使用者は生産情報端末2の入力装置を操作して生産情報データベース1aにアクセスし、必要な生産情報を検索して取り出すことができる。取り出した生産情報は生産情報端末2の表示装置に表示される。また、生産情報端末2は、現在使用中の管理プログラム及びモニタプログラムのバージョンを示すバージョン情報を有する。
【0026】
モニタ端末3はネットワーク5を介して生産情報データベースサーバ装置1とデータ通信可能に接続されている。モニタ端末3にはモニタプログラムが組み込まれており、そのモニタプログラムにしたがって、生産情報データベース1aを利用することができる。例えば、使用者はモニタ端末3の入力装置を操作して生産情報データベース1aにアクセスし、必要な生産情報を検索して取り出すことができる。取り出した生産情報はモニタ端末3の表示装置に表示される。また、モニタ端末3は、現在使用中のモニタプログラムのバージョンを示すバージョン情報を有する。
【0027】
次に、プログラム管理サーバ装置4の機能について図2を参照しながら説明する。
プログラム管理サーバ装置4は、ブラウジング機能(ブラウザ)を有しており、このブラウジング機能を用いてネットワーク5(インターネット)を介して生産情報端末2に組み込まれているモニタプログラム、あるいはモニタ端末3に組み込まれているモニタプログラムを変更又は更新することができる。モニタプログラム又は管理プログラムの更新は、バージョンチェックプログラム、バージョンアッププログラム及び最新バージョンプログラムを用いて実行される。すなわち、最新バージョンプログラムがプログラム管理データベース4aに格納されており、ネットワーク5を介して最新バージョンプログラムを生産情報端末2あるいはモニタ端末3に転送することができる。この転送はプログラム管理サーバ装置4のブラウジング機能により達成される。これにより、生産情報端末2あるいはモニタ端末3は、自端末に組み込まれている古いバージョンのプログラムを最新バージョンプログラムに書き換えることができる。
【0028】
したがって、生産情報デタベース1aの構成が変更された場合には、変更された生産情報データベース1aに対応する最新バージョンプログラムをプログラム管理サーバ4のプログラム管理データベース4aに登録することにより、生産情報端末2又はモニタ端末3に組み込まれているプログラムを最新バージョンプログラムに更新することができる。
【0029】
なお、プログラム管理サーバ装置4の有するブラウジング機能は、グループウェアあるいは一般的なブラウザ等で達成することができる。また、管理プログラム及びモニタプログラムはベーシックあるいはC言語のような汎用の言語で記述されることが好ましい。
上述の生産情報端末2又はモニタ端末3におけるプログラムの更新は、生産情報端末2又はモニタ端末3が操作されて生産情報法データベース1aにアクセスするときに自動的に行われる。すなわち、プログラム管理サーバ装置4は、生産情報端末2又はモニタ端末3の生産情報データベースサーバ装置1へのアクセスを監視している。そして、そのようなアクセスが行われると、プログラム管理サーバ装置4は、アクセスを行っている生産情報端末2又はモニタ端末3からプログラムのバージョン情報を取得する。このバージョン情報の取得はプログラム管理サーバ装置4のブラウジング機能により行われる。
【0030】
バージョン情報を取得すると、プログラム管理サーバ装置4は、取得したバージョン情報に基づいて生産情報端末2又はモニタ端末3が実行しようとしているプログラムが最新バージョンプログラムであるか否かをチェックする。このチェックはバージョンチェックプログラムを使用して行われる。最新バージョンプログラムではない場合は、プログラム管理サーバ装置4は、プログラム管理データベースに登録されている最新バージョンプログラムを生産情報端末2又はモニタ端末3にネットワーク5を介して転送する。この転送はバージョンアッププログラムを使用して行われる。最新バージョンプログラムを受け取った生産情報端末2又はモニタ端末3は、実行しようとしているプログラムを最新バージョンプログラムに書き換えてから最新バージョンプログラムに基づいて生産情報データベース1aへのアクセスを実行する。
【0031】
上述のように、プログラム管理サーバ装置4は、生産情報端末2又はモニタ端末3に組み込まれているプログラムのバージョンをチェックして最新バージョンプログラムに自動的に書き換えることができる。したがって、生産情報データベース1aの構成が変更された場合に、生産情報端末2及びモニタ端末3に組み込まれているプログラムを生産情報端末2及びモニタ端末3の各々に関して別個に更新する必要がなくなり、プログラムの更新に費やす時間と労力が低減される。
また、生産情報システムやコンピュータに詳しくないものであっても、プログラムのバージョンアップを容易に行うことができる。
【0032】
プログラム管理サーバ装置4は、生産情報端末2又はモニタ端末3の通信動作環境を自動設定する機能を有している。ここでの、通信動作環境の設定とは、生産情報端末2又はモニタ端末3が生産情報データベースサーバ装置1と通信を行うことができるような環境に設定することを意味する。生産情報システムを新たに構築した場合、あるいは、生産情報システムに生産情報端末2又はモニタ端末3を増設した場合は、生産情報端末2又はモニタ端末3が生産情報データベースサーバ装置1と通信が行える動作環境となるように設定しなければならない。プログラム管理サーバ装置4は、生産情報端末2又はモニタ端末3の通信動作環境が設定されていない場合、通信動作環境の設定に必要な情報をネットワーク5を介して当該生産情報端末2又はモニタ端末3に転送する。これにより、生産情報端末2又はモニタ端末3は生産情報データベースサーバ装置1に適応した通信動作環境を自端末に設定することができる。通信動作環境野設定に必要な情報は、生産情報データベースを示す情報である例えばIPアドレス、サーバ名を含む。
また、通信動作環境野設定に必要な情報には、生産情報データベースサーバとの通信を確立するためのドライバを設定するプログラムも含まれる。
【0033】
したがって、新たに生産情報システムを構築した場合、生産情報端末2又はモニタ端末3の各々を個別に環境設定する必要がなくなる。これにより、生産情報システムの構築が簡単になり、構築に費やす時間及び労力を低減することができる。また、生産情報システムに生産情報端末2又はモニタ端末3を増設した場合にも、生産情報端末2又はモニタ端末3の環境設定をプログラム管理サーバ装置4により自動で実行することができ、増設に費やす時間及び労力を低減することができる。また、生産情報システムやコンピュータの環境設定に詳しい者でなくても容易に動作環境の設定を行うことができる。
【0034】
また、プログラム管理サーバ装置4は、生産情報端末2又はモニタ端末3に組み込まれる初期プログラムの自動インストール機能も有している。すなわち、プログラム管理サーバ装置4は、生産情報端末2又はモニタ端末3にプログラムが組み込まれていない場合、プログラム管理データベース4aに登録されている初期プログラムをネットワーク5を介して当該生産情報端末2又はモニタ端末3に転送する。生産情報端末2又はモニタ端末3は、転送された初期プログラムを組み込んで実行することにより、生産情報データベースに1aにアクセスすることができる。このように、生産情報システムを新たに構築した場合、あるいは、生産情報システムに生産情報端末2又はモニタ端末3を増設した場合に、ネットワーク5を介して生産情報端末2又はモニタ端末3に初期プログラムを自動的に組み込むことができる。
【0035】
したがって、生産情報端末2又はモニタ端末3の各々に対して個別に初期プログラムを組み込む必要がなくなる。これにより、生産情報システムの構築が簡単になり、生産情報システムの構築に費やす時間及び労力を低減することができる。また、生産情報システムに生産情報端末2又はモニタ端末3を増設することが簡単となり、増設に費やす時間及び労力を低減することができる。
【0036】
また、プログラム管理サーバ装置4は、メッセージ等の情報を生産情報端末2又はモニタ端末3に電子メールを介して転送するメール転送機能を有する。例えば、上述のようにプログラムのバージョンアップを自動的に行う場合に、該当する生産情報端末2又はモニタ端末3に対して最新バージョンプログラムに関する情報を電子メールを介して送信する。メールを受け取った生産情報端末2又はモニタ端末3は自端末の表示装置にメールで送られてきた情報を表示する。これにより、使用者は最新バージョンプログラムに更新すべきか否かを判断することができる。また、生産情報端末2又はモニタ端末3のプログラムを更新している最中に、「プログラム更新中」といったようなメッセージを当該生産情報端末2又はモニタ端末3の表示装置に表示させることができる。
【0037】
プログラム管理サーバ装置4としては、ワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータを使用することができる。図3はプログラム管理サーバ装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、プログラム管理サーバ装置4は、CPU41、ROM42、RAM43、ハードディスク記憶装置44、入力装置45及び表示装置46を有する。CPU41はROM42及びハードディスク記憶装置44に格納されたシステムプログラム等を実行して、RAM43あるいはハードディスク記憶装置44に対する情報の読み取り又は書き込みを実行する。また、CPU41はネットワーク5に接続された他の端末とのデータ通信を通信インタフェース(I/F)45を介して実行する。
【0038】
ハードディスク記憶装置44には生産情報データベス4aが格納される。したがって、バージョンチェックプログラム、バージョンアッププログラム、最新バージョンプログラム等はハードディスク記憶装置44に格納されており、必要なときにCPU41によって読み出されて実行されたり、通信I/Fを介してネットワーク5に送出される。
【0039】
ROM42はシステムプログラムを記憶しており、RAM43はCPU41の情報処理に使用するデータを一時記憶する。また、入力装置46は文字入力のためのキーボード及び表示画面位置指定のためのマウスやトラックボールのような座標入力装置よりなる。表示装置47は、入力装置46から入力された文字情報や位置情報をCPU41を介して受け取り、モニタ等の画面に表示する。
【0040】
また、本実施例のプログラム管理サーバ装置4は、CD−ROMドライブ48を有している。CD−ROMドライブ48は、プログラム管理サーバ装置4が実行するプログラムを記録した記録媒体としてのCD−ROMを読み取る。CD−ROMドライブ48により読み取られたプログラムは、CPU41により実行される。
【0041】
次に、プログラム管理サーバ装置4を含む生産情報システムにより実行される動作の一例を図4を参照しながら説明する。図4は図1及び図2に示した生産情報システムの動作の一例のフローチャートである。図4に示すフローチャートは、モニタ端末3が生産情報データベースサーバ装置1にアクセスするときの動作を示している。
【0042】
プログラム管理サーバ装置4は、モニタ端末3の生産情報データベースサーバ装置1へのアクセスを監視しており、モニタ端末3が生産情報データベースサーバ装置1へアクセスしたことを検出すると、ステップS1において、ブラウザを起動する。なお、モニタ端末3が増設された場合等で、モニタ端末3が生産情報データベースサーバ装置1と通信できるようなPC動作環境に設定されていない場合は、プログラム管理サーバ装置4側でブラウザを起動し、モニタ端末3にアクセスすることとなる。そして、プログラム管理サーバ装置4は、ブラウザを使用してモニタ端末3のPC動作環境に関する情報をモニタ端末3からネットワーク5を介して取得する。
【0043】
次に、プログラム管理サーバ装置4は、ステップS3において、モニタ端末3のPC動作環境が生産情報データベースサーバ装置1との通信を可能とする通信動作環境に設定されているか否かを判定する。モニタ端末3のPC動作環境が生産情報データベースサーバ装置1との通信を可能とする通信動作環境に設定されていない場合は、処理はステップS5に進む。ステップS5において、プログラム管理サーバ装置4はPC動作環境設定情報をモニタ端末3にネットワーク5を介して送出する。モニタ端末3は、PC動作環境設定情報を受け取って、自端末の通信動作環境を設定する。
【0044】
次に、ステップS7において、プログラム管理サーバ装置4は、モニタ端末3用の初期モニタプログラムをプログラム管理データベース4aから取り出し、ネットワーク5を介してモニタ端末3に送信する。モニタ端末3は、受け取った初期モニタプログラムを自端末に組み込む。この初期モニタプログラムは、モニタ端末3が生産情報データベースサーバ装置1の生産情報データベース1aを利用するためのプログラムである。初期モニタプログラムの導入が完了すると、処理はステップS3に戻る。
【0045】
ここで、すでにステップS5においてモニタ端末3のPC環境は設定されているので、今回ステップS3では、モニタ端末3のPC動作環境が生産情報データベースサーバ装置1との通信を可能とする通信動作環境に設定されていると判定される。この場合、処理はステップS9へと進む。
なお、上述のステップS5及びステップS7における処理は、モニタ端末3が増設された場合等の初期状態にのみ実行される処理であり、一旦PC動作環境が設定されたなら、その後はステップS1からステップS3、ステップS9へと進むこととなる。
【0046】
ステップS9では、モニタ端末3のモニタプログラムが最新バージョンプログラムであるか否かが判定される。モニタ端末3のモニタプログラムが最新バージョンプログラムであると判定された場合は、処理はステップS17へと進む。ステップS17では、モニタ端末3に現在組み込まれているモニタプログラムに基づいて所望の処理が行われる。すなわち、モニタ端末3の使用者は、現在組み込まれているモニタプログラムに基づいて生産情報データベースサーバ装置1にアクセスし、生産情報データベース1aに登録されている情報を利用することができる。
【0047】
一方、ステップS9において、モニタ端末3のモニタプログラムが最新バージョンプログラムでは無いと判定された場合は、処理はステップS11に進む。
ステップS11では、プログラム管理サーバ装置4は電子メールを使用して、モニタ端末3に組み込まれるモニタプログラムのバージョン情報をモニタ端末3に送信する。電子メール機能を使用するため、モニタ端末3の使用者に対して選択名的にメッセージを送ることができる。例えば、バージョン情報を送る前にパスワードの確認を行い、パスワードを入力した使用者にのみバージョン情報を送るといったことが可能である。
【0048】
次に、ステップS13において、現在モニタ端末3に組み込まれているモニタプログラムをバージョンアップするか否かをモニタ端末3の表示装置に表示し、モニタ端末3の使用者の判断を求める。モニタ端末3の使用者がバージョンアップの必要無しと判断した場合は、処理はステップS17に進み、現在組み込まれているモニタプログラムに基づいて処理を行う。
【0049】
一方、ステップS13において、モニタ端末3の使用者がバージョンアップを行うべきと判断した場合は、処理はステップS15に進む。ステップS15では、プログラム管理サーバ装置4から最新バージョンプログラムがモニタ端末3に送られる。そして、モニタ端末3は現在のモニタプログラムを最新バージョンプログラムに書き換える。その後、処理はステップS17に進み、モニタ端末3の使用者は最新バージョンプログラムに基づいて生産情報データベース1aにアクセスする。
【0050】
以上のように、本実施例による生産情報システムは、各端末のプログラムを管理するプログラム管理サーバ装置を有しており、初期プログラムの導入、あるいはプログラムのバージョンアップを自動的に行うことができる。したがって、従来のように、使用者が各端末において個別にプログラムを導入したりバージョンアップしたりする必要がなくなる。したがって、各端末のプログラムのバージョン管理をプログラム管理サーバ装置により一括して管理することができ、プログラム管理に費やされる時間及び労力を低減することができる。
【0051】
なお、上述の実施例では、プログラム管理サーバ装置4を単体としてネットワーク5に接続しているが、プログラム管理サーバ装置4の機能を、生産情報データベースサーバ装置1、生産情報端末2又はモニタ端末3のいずれかに組み込むこととしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
上述のように、請求項1に記載の発明によれば、プログラム管理サーバ手段によりクライアント装置のモニタプログラムをネットワークを介して管理することができ、各クライアント装置に組み込まれているモニタプログラムを個別に管理する必要がなくなる。したがって、情報システムのプログラム管理に費やす時間及び労力を低減することができる。
【0053】
求項記載の発明によれば、プログラム管理サーバ手段にバージョンチェックプログラム、バージンアッププログラム及び最新バージョンプログラムが格納されているため、クライアント装置に組み込まれているモニタプログラムのバージョンチェック、及び最新モニタプログラムへのバージョンアップをプログラム管理サーバ手段により自動的に行うことができる。したがって、クライアント装置のモニタプログラムのバージョンチェック及びバージョンアップを容易に行うことができ、作業者の負担を軽減することができる。
【0054】
請求項に記載の発明によれば、プログラム管理サーバ手段を有する生産情報システムが構築できる。生産情報システムでは、データベースの構造が変更されることが比較的頻繁に行われるため、それに付随してクライアント装置のプログラムのバージョンアップも頻繁に行われる。したがって、プログラム管理サーバ手段によるモニタプログラムの自動バージョンアップ機能は、生産情報システムにとって非常に好適であり、プログラム管理作業に費やされる時間及び労力が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による生産情報システムの構成を示す図である。
【図2】図1に示した生産情報システムにける各端末の機能を説明するための図である。
【図3】プログラム管理サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した生産情報システムの動作の一例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 生産情報データベースサーバ装置
1a 生産情報データベース
2 生産情報端末
3 モニタ端末
4 プログラム管理サーバ装置
4a プログラム管理データベース
5 ネットワーク
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 ハードディスク記憶装置
45 通信インタフェース
46 入力装置
47 表示装置
48 CD−ROMドライブ

Claims (3)

  1. データベースを格納したサーバ装置と、ネットワークを介して該サーバ装置に接続されたクライアント装置とを含む情報システムであって、クライアント装置に組み込まれている、前記データベースにアクセスするためのモニタプログラムをネットワークを介して管理するプログラム管理サーバ手段を有し、該プログラム管理サーバ手段は、前記クライアント装置から前記データベースへのアクセスを監視し、該アクセスが行われた時に前記ネットワークを介して前記クライアントの前記モニタプログラムをチェックし、チェック結果に基づいて前記モニタプログラムを変更することを特徴とする情報システム。
  2. 請求項1に記載の情報システムであって、前記プログラム管理サーバ手段は、クライアント装置に組み込まれている前記モニタプログラムを更新するためのバージョンチェックプログラムとバージョンアッププログラムと最新バージョンプログラムとを有することを特徴とする情報システム。
  3. 請求項1又は2に記載の情報システムであって、前記データベースは生産情報に関するデータベースであることを特徴とする情報システム。
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