JP4571032B2 - Cdmaシステムにおける基地局および送受信方法 - Google Patents
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Description
同一の通信領域をカバーするための複数本のチルトビームアンテナ;
チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を、他のチルトビームアンテナのチルト角と異なるように変化させるビームチルト角制御手段;から構成され、
上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することを特徴とする。
同一の通信領域をカバーするための複数本のチルトビームアンテナ;
チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を、他のチルトビームアンテナのチルト角と異なるように変化させるビームチルト角制御手段;から構成され、
それにより、基地局が、上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することが可能となる、ことを特徴とする。
基地局が、
同一の通信領域をカバーするための複数本のチルトビームアンテナ;
チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を、他のチルトビームアンテナのチルト角と異なるように変化させるビームチルト角制御手段;
から構成され、
当該送受信方法が、
上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することから構成される、
ことを特徴とする。
[スペースダイバーシチ]
本発明の効果の補足として、スペースダイバーシチを説明する。移動通信ではフェージングという受信レベルの瞬時変動が起こる。受信レベルの瞬時変動で受信レベルが低くなった場合には通信品質が劣化する。空間的に十分離れた
2つのアンテナで受信された受信レベル変動は、お互いに相関がない。これを利用して2つのアンテナで受信された瞬時受信レベルを合成すると、受信レベルの落ち込み度合いが少なくなり通信品質の劣化を防げる。これがスペースダイバーシチと呼ばれる技術である。
[セクタ分割]
本発明の効果の補足として、セクタによるエリアの分割を説明する。1つの基地局がカバーするエリアを複数のセクタに分割する方法が一般に行われる。セクタごとに専用の基地局アンテナや基地局装置が配備される。セクタに分けることで電波を放射する方位角範囲を小さくでき、これにより干渉波が広範囲に広がるのを抑えることができ、システムの加入者容量を上げることができる。
[第1実施例]
図9に、本発明の第1実施例に従った、複数のチルトビームアンテナを有するCDMA方式基地局の概略図を示す。
[第2実施例]
図10は、本発明の第2実施例を説明する概略図である。S2は基地局がカバーするエリア、S3はS2の1つのセクタ、MSiはi番目の移動局、diはMSiと基地局との距離である。移動局MSiは自分のいる位置を測定することができる。自局位置の測定には、例えばGPS(グローバルポジショニングシステム)を用いる方法か、或いは周辺基地局の電波を受信して受信レベルの強さと基地局の位置関係とから位置を計算する方法を用いることができる。自局位置の測定後に、移動局MSiは自局位置を基地局に報告する。
[第3実施例]
第2実施例においては、移動局の分布によってピークとなる距離dpを求めた。実際上、基地局と移動局との通信量は全て同じでない。そこで、基地局は通信量をもモニタして、移動局の分布について通信量で重み付けを行った分布図を作成する。この重み付けピークまでの距離dpを求めて、第2実施例と同様にチルトビームアンテナの主ビームが距離dpに向くようにチルト角θt2を調節することができる。
[第4実施例]
移動局の存在分布は時間帯や曜日によって変化する。例えば、昼間の時間帯はオフィス街のビルに集中するが、夕方には駅前広場などに集中する。また、平日はオフィス街に集中するが、週末は商業地域に集中する。そこで、時間帯や曜日によってセクタ内のどの位置に移動局が集中するかを予め調査しておく。基地局には時間帯や曜日によってチルトビームアンテナのチルト角θt2を制御できる機能を付加し、時間帯や曜日によって移動局が集中する場所に主ビームが向くようにプログラムすることができる。
Claims (6)
- CDMA システムにおける基地局であって:
同一の通信エリアをカバーするための少なくとも2本のチルトビームアンテナ;
前記チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア端に向けられるようなチルト角にし、他のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア中央に向けられるようなチルト角にするビームチルト角制御手段;
から構成され、
上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することを特徴とする基地局。 - CDMA システムにおける基地局であって:
同一の通信エリアをカバーするための少なくとも2本のチルトビームアンテナ;
前記チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア端に向けられるようなチルト角にし、他のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア内に存在する各移動局の距離に関する移動局分布に基づいて求めた距離に向けられるようなチルト角にするビームチルト角制御手段;
から構成され、
上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することを特徴とする基地局。 - CDMA システムにおける基地局に設置されるアンテナ装置であって:
同一の通信エリアをカバーするための少なくとも2本のチルトビームアンテナ;
前記チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア端に向けられるようなチルト角にし、他のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア中央に向けられるようなチルト角にするビームチルト角制御手段;
から構成され、
それにより、基地局が、上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することが可能となる、ことを特徴とするアンテナ装置。 - CDMA システムにおける基地局に設置されるアンテナ装置であって:
同一の通信エリアをカバーするための少なくとも2本のチルトビームアンテナ;
前記チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア端に向けられるようなチルト角にし、他のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア内に存在する各移動局の距離に関する移動局分布に基づいて求めた距離に向けられるようなチルト角にするビームチルト角制御手段;
から構成され、
それにより、基地局が、上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することが可能となる、ことを特徴とするアンテナ装置。 - CDMA システム用基地局における送受信方法であって:
前記基地局が、
同一の通信エリアをカバーするための少なくとも2本のチルトビームアンテナ;
前記チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア端に向けられるようなチルト角にし、他のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア中央に向けられるようなチルト角にするビームチルト角制御手段;
から構成され、
当該送受信方法が、
上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することから構成される、
ことを特徴とする送受信方法。 - CDMA システム用基地局における送受信方法であって:
前記基地局が、
同一の通信エリアをカバーするための少なくとも2本のチルトビームアンテナ;
前記チルトビームアンテナのうち少なくとも1本のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア端に向けられるようなチルト角にし、他のチルトビームアンテナのチルト角を主ビームがエリア内に存在する各移動局の距離に関する移動局分布に基づいて求めた距離に向けられるようなチルト角にするビームチルト角制御手段;
から構成され、
当該送受信方法が、
上り回線では、少なくとも2本のチルトビームアンテナを用いて受信したレベルをレイク合成し、下り回線では、受信レベルが高い方の少なくとも1本のチルトビームアンテナを用いて送信することから構成される、
ことを特徴とする送受信方法。
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