JP4566986B2 - 無線ネットワーク内のクライアント機器へのデータ転送速度及びチャンネル割当システム及び方法 - Google Patents

無線ネットワーク内のクライアント機器へのデータ転送速度及びチャンネル割当システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般的に無線通信に関するものであり、特に無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化するために、無線ネットワーク内のクライアント機器にデータ転送速度及びチャンネルを動的に割り当てるシステム及び方法に関する。
多くのビジネスにおいて、ここ十年の間に、従業者は1つ以上のローカルエリアネットワークを特徴とした企業ネットワークを通じてデータを共用することが必要になってきた。効率を上げるために、遠隔無線アクセスのようなローカルエリアネットワークは、強化されてきた。この強化されたローカルエリアネットワークは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を構築する際に重要な拡張機能をもたらす。
さらに、無線ホームネットワークを含むホームネットワークは、WLANと同様に、次第に普及している。例えば、無線ホームネットワークに内の、ホームメディアサーバは、ビデオ映像やオーディオデータのようなデータをホーム全体にわたってクライアント機器にストリーミングする。良好なサービス品質(QoS)及び良好な帯域幅は、サーバがビデオ映像、映画、テレビジョン受信機などのような高性能コンテンツを、ホームを通じてクライアント機器にストリーミングする。したがって、QoS及びネットワーク帯域幅を最適化することは重要であり、無線ネットワークのような不安定及び低帯域幅ネットワークにとっては特に重要である。WLAN及び無線ホームネットワークは、無線ネットワークとともに一般的に無線ネットワークと呼ばれる。
通常は、無線ネットワークは、複数のアクセスポイント(AP)を用いてステーション又はサーバと無線クライアント機器との間の通信及び種々の無線クライアント間の通信をサポートしている。一般に、各APは、無線クライアント間及び無線クライアントとサーバとの間の通信をサポートすることによって中継ステーションとして機能する。さらに、電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers:IEEE)802.11無線プロトコルを用いて動作するデータ送信機のような無線ネットワーク内のデータ送信機は、種々のクライアントへ異なる速度でデータを送信することができる。多くの場合、データ送信機(例えばアンテナを含む)はアクセスポイントの一部として含まれる。
比較的エラーし易いリンクで動作するさらに遠い(すなわち送信機から離れた)クライアント機器は、16QAM(すなわち16直交振幅変調(QAM))のような強い変調法を用いてデータを伝送することができる。一方、比較的安定したリンクを有する近接の(すなわち送信機に近い)クライアント機器は、強くはないが高データ転送速度、例えば、64−QAMでデータを伝送することができる。問題は、多くのシステム内のデータを伝送するとき、いずれも同じ周波数チャンネルによって有効に時分割多重化され、その結果、時分割多重化されたデータ伝送に対して不十分な帯域幅となることである。例えば、低データ転送速度チャンネル(例えば16−QAMチャンネル)は、例えば、チャンネルの75%を占め、高データ転送速度チャンネル(例えば64−QAMチャンネル)に対して十分な帯域幅を残さない。したがって、無線ネットワークの全体の性能は低下する。
無線ネットワーク内の無線チャンネルの動的割当システム、機器及び方法において、無線ネットワークは、少なくとも2つのクライアント機器を備えている。各クライアント機器は、無線チャンネルを通して無線データを送受信することができる。一実施形態において、少なくとも1つの無線チャンネルを通して無線データを送受信することができるサーバは、無線ネットワーク内のクライアント機器の数を決定する。サーバは、複数のクライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当てられる。特に、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器は、無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化するために、異なる無線チャンネルに割り当てられる。さらに、実質的に類似したデータ転送速度で受信するクライアント機器は、同じ無線チャンネルに割り当てられる。
発明を実施するための最良な形態
本発明を、添付の図面を参照して詳細に説明する。本発明は、ここで説明する実施の形態に限定されるものではない。なお、同じ構成要素には、同じ指示符号を付している。
以下、本発明の種々の実施形態について詳細に説明する。以下の本発明の詳細な説明では、本発明を明瞭に説明するために、例示的な実施形態に言及する。後述する詳細な説明は、本発明の範囲内に他の変形例及び実施形態があるので、本発明を説明する特定の実施形態に限定されない。さらに、本発明の実施形態を完全に理解するために、種々の詳細な説明がされているが、本発明がこれらの詳細事項によらずに実現できることは、当業者にとって明らかである。また、本発明の側面を不必要に曖昧にしないために、周知の方法、データの形式、プロトコル、手続、コンポーネント、電気構造体、回路については、詳細には説明せず、ブロック図によって示される。さらに、本発明の実施形態は、特定の実施形態について説明するが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はそれらの組合せによって実行される。
ここで、本発明の実施形態は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)及び/又は無線ホームネットワークのような種々の無線ネットワーク、並びに他の種類の無線ネットワークに応用できる。これらの種類のネットワークは一般的に無線ネットワークと呼ばれる。例えば、無線ネットワークは、IEEE802.11b規格「無線LANメディアアクセス制御(Medium Access Control:MAC)及び物理層(Physical Layer:PHY)規格:2.4GHz帯の高速物理層拡張(Higher-Speed Physical Layer Extension in the 2.4 GHz Band)」(IEEE802.11b、1999)、IEEE802.11a規格「無線LANメディアアクセス制御(Medium Access Control:MAC)及び物理層(Physical Layer:PHY)規格:5GHz帯の高速物理層拡張(Higher-Speed Physical Layer Extension in the 5 GHz Band)」(IEEE802.11a、1999)又は改定IEEE802.11規格「無線LANメディアアクセス制御(Medium Access Control:MAC)及び物理層(Physical Layer:PHY)規格」(IEEE802.11、1999)のようなIEEE802.11規格に従って構成される。当然、本発明は、高性能無線ローカルエリアネットワーク(HiperLAN)又はその後に公開された規格に基づいて構成されたシステムに対応する。
以下の説明において、本発明の特徴を説明するために、ある特定の用語を用いる。例えば、「構成要素」、「計算機器」、「クライアント機器」、「コンピュータ」は、1つ以上の機能を実行するように構成されたハードウェア及び/又はソフトウェアモジュールを含んでいる。さらに、「プロセッサ」は、情報を処理する論理素子である。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ、有限状態機械又は組合せ論理素子が含まれる。
「ソフトウェアモジュール」は、オペレーティングシステム、アプリケーション、アプレット又はルーチンのような実行コードである。ソフトウェアモジュールは、いかなる種類のメモリ、すなわちプログラム可能な電子回路、半導体メモリ素子、揮発性メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリなど)、不揮発性メモリ(例えば、読取り専用メモリ、フラッシュメモリなど)、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク(例えばコンパクトディスク又はデジタル多用途ディスク「DVD」)、ハードドライブディスク、テープ又はあらゆる種類の相互接続(以下に定義する)のような適当な記憶媒体に格納される。
「相互接続」又は「リンク」は一般的に、通信パスを確立する情報伝送媒体として定義される。情報伝送媒体の例として、物理的媒体(例えば電線、光ファイバ、ケーブル放送、バストレースなど)や無線媒体(例えば無線シグナリングテクノロジと結合した電波)が含まれる。
「情報」又は「データストリーム」は、データ、アドレス、制御又はそれらの組合せとして定義される。伝送する場合、情報は、メッセージ、すなわち所定のフォーマットにおけるビットの集合として伝送される。ある特定の種類のメッセージは、ヘッダ及びペイロードを含むフレームであり、それぞれ所定の数の情報ビットを有している。
本発明の実施形態は、無線ネットワークにおいて無線チャンネルを動的に割り当てるシステム、機器及び方法に関する。無線ネットワークには、少なくとも2つのクライアント機器が存在している。各クライアント機器は、無線チャンネルによって無線データを送受信できる。一実施形態において、少なくとも1つの無線チャンネルによって無線データを送受信できるサーバは、無線ネットワーク内のクライアント機器の数を決定する。サーバは、クライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当てる。特に、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器は、無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化するために、異なる無線チャンネルに割り当てられる。さらに、実質的に類似したデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器は、同じ無線チャンネルに割り当てられる。また、クライアント機器自体は、無線ネットワーク内において無線チャンネルを動的に割り当てるために、本発明の態様を実行する。
図1Aを参照すると、図1Aは、本発明の一実施形態に基づいた無線ネットワーク100の例を示している。例示的な無線ネットワーク100は、複数のクライアント及び1つ以上の他の有線ネットワーク104(例えば、LAN、ケーブルネットワーク、インターネットなど)と通信するステーション又はサーバ102を備えている。特に、この例において、スイッチ108を介したサーバ102は、リンク110によってクライアント機器E112と通信する。例えば、リンク110は、イーサネット(登録商標)規格に基づいた有線型リンクであってもよい。図1Aに示すように、リンク110が、任意の数のクライアント機器に接続できることは明らかである。さらに、スイッチ108を介したサーバ102は、リンク115によって他の有線ネットワーク104(例えばLAN、ケーブルネットワーク、インターネットなど)と通信することができる。例えば、リンク115は、イーサネット規格に基づいた有線型リンクであってもよい。
さらに、後述するように、スイッチ108を介したサーバ102は、アクセスポイント(1)120と(2)122とに接続し、それぞれ無線チャンネル(1)150と(2)152とによって、アクセスポイントA140、アクセスポイントB142、アクセスポイントC144、アクセスポイントD146を介して、クライアント機器A130、クライアント機器B132、クライアント機器C134、クライアント機器D136と通信する。クライアント機器A、B、C、Dは、それぞれアクセスポイントA、B、C、Dと通信する。
さらに、アクセスポイントを有したクライアント機器A、B、C、Dの代わりに、ネットワークは、アクセスポイントを有さない無線クライアント機器を備えてもよい。例えば、アクセスポイントを有さない無線クライアント機器は、(例えばIEEE802.11用語に基づいた)「特別」な種類のネットワークの一部として利用され、またアクセスポイントを有さない無線クライアント機器は、802.11の専門用語では「ステーション」と呼ばれる。この実施形態において、クライアント機器は、無線情報を無線クライアント機器から受信し、また無線クライアント機器へ送信し、さらに処理するために、無線クライアント機器内又は別々に用いられる適切な無線ネットワークインタフェースカード(例えば、PCI、PCMIなどの種類のカード)を備えている。無線ネットワークインタフェースカード(NIC)の構成要素は、通常は、アンテナ、受信(RX)インタフェース、送信(TX)インタフェース及びコンバータを含んでいる。コンバータは、アナログ−デジタル変換及びデジタル−アナログ変換の両方を行うことができる構成要素として構成されている。無線NICは、通常は無線送受信器を備えているが、無線NICが、受信又は送信することだけができるようにRX又はTXの機能を備えていると考えられるのは明らかである。いずれにしても、本発明の実施形態は、アクセスポイントを有する無線クライアント機器か又はアクセスポイントを有さない無線クライアント機器(例えば802.11用語における「ステーション」)のいずれかとともに用いることは、当業者にとって明らかである。
図1Aに示すように、アクセスポイント(1)120、(2)122と、アクセスポイントA140、B142、C144、D146とは、(i)クライアント機器A130、B132、C134、D136からデータフレームを受信し、リンク110のような物理的媒体を介してデータをデータフレームから他のクライアント機器(例えばクライアント機器E)及び/又はリンク105を介して有線ネットワーク104へ送信し、及び(ii)有線ネットワーク104及び他のクライアント機器(例えばクライアント機器E112)からデータを受信し、データフレームを1つ以上の標的となるクライアント機器A130、B132、C134、D136へ送信することによって、双方向通信をサポートする。各アクセスポイントは、無線情報を送受信するアンテナ149及び無線情報をクライアント機器、構成要素又は他のネットワークに送受信するリンク151を備えている。
有線ネットワーク104は、いかなる種類の有線ネットワークであってもよく、それだけには限定されないが、イーサネット、トークンリング、非同期転送モード(ATM)などを備えている。さらに、リンク110によってアクセスできるクライアント機器及び有線ネットワーク104は、無線ネットワーク100のユーザが利用できる情報リソースを特徴としている。情報リソースは、リンク110及び/又はリンク115に接続したデータ記憶装置を備えている。
一実施形態において、クライアント機器A130、B132、C134、D136は、IEEE802.11通信プロトコル又は他の無線ネットワークプロトコルに従って、放送を通してそれぞれのアクセスポイントを介したサーバ102と通信し、サーバ102から情報をアクセスする。したがって、アクセスポイント(1)120、(2)122と、アクセスポイントA140、B142、C144、D146のそれぞれは、一般的には、サーバ102を介してクライアント機器A130、B132、C134、D136を有線ネットワーク、例えばクライアント機器E112を含むLANネットワーク及び可能であれば他のクライアント機器及び/又は有線ネットワーク104に接続する透過型ブリッジとして機能する。
図1Aの無線ネットワーク100の例では、クライアント機器は、サーバ102のアクセスポイント(1)120及び(2)122から比較的離れたクライアント機器A130、B132を遠方のクライアントとしてグループ分けし、またサーバ102のアクセスポイント(1)120及び(2)122に比較的近接のクライアント機器C134、D136を近接のクライアントとしてグループ分けしている。このグループ分けの適合性については後で詳細に説明する。さらに、アクセスポイント(1)120及び(2)122は、一般的には、説明を容易にする目的で送信機120、122と呼ばれる。アクセスポイントA140は、図1Aに示すようにクライアント機器A130に加えて複数の他の遠方のクライアントと通信し、これらのクライアントをサポートすることができる。またアクセスポイントB142は、図1Aに示すようにクライアント機器B132に加えて複数の他の遠方のクライアントと通信し、これらのクライアントをサポートできる。同様に、アクセスポイントC144は、図1Aに示すようにクライアント機器C134に加えて複数の他の近接のクライアントと通信し、これらのクライアントをサポートできる。さらに、アクセスポイントD146は、図1Aに示すようにクライアント機器D136に加えて複数の他の近接のクライアントと通信し、これらのクライアントをサポートできる。
図1Aは、後述するように、本発明の実施形態を実施する無線ネットワーク100を示している。任意の数のアクセスポイント、クライアント機器及びその構成が利用されている。さらに、サーバ102は、図1Aに示すように、任意の数のアクセスポイント(例えばアクセスポイント1〜N)を利用することができ、任意の数の無線チャンネル(例えば無線チャンネル1〜N)を利用して通信することができる。さらに、各アクセスポイントは、無線ネットワーク100の構成次第では、1つの無線チャンネルをサポートし又は任意の数の無線チャンネルをサポートすることができる。例えば、図1Bは、複数の異なる無線チャンネル(例えば無線チャンネル1〜N)をサポートするアクセスポイント(1)120を示している。さらに、サーバ102は、任意の数の他の有線又は無線ネットワーク100に接続されていることは明らかである。したがって、図1A及び図1Bに示す無線ネットワーク100の特定の構成は、本発明の実施形態を説明する際の例として用いるだけであって、本発明の実施形態を限定しようとするために用いない。
また、無線ネットワーク100のクライアント機器A〜Eは、計算構成要素又は機器、コンピュータ(例えばディスクトップ、ノートブック、サーバ)、携帯情報端末「PDA」、電話、英数字ページャ、テレビジョン受信機(標準、デジタル、高解像度など)セットトップボックスなどのような電子構成要素又は機器に基づくあらゆる種類のハードウェア及び/又はソフトウェアであることは明らかである。このリストは単に、無線ネットワーク100の一部である全ての実行可能な種類のクライアント機器の例示リストに過ぎない。多くの他の種類のクライアント機器は、当業者にとって明らかである。
次に図2を参照すると、図2は、図1A又は図1Bの例示的なステーション又はサーバを示すブロック図であり、本発明の一実施形態を実行する。一実施形態において、図2は、ステーションすなわちサーバ102は、プロセッサ210と、メモリ220と、ユーザインタフェース230(例えばキーボード、マウスなど)と、表示機器235(例えばモニタ、LCDディスプレイなど)と、複数の入出力(I/O)機器240と、スイッチ108の一部を有するネットワークインタフェース245とを備えている。
例えば、利用できるプロセッサ210は、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ、有限状態機械又は組合せ論理素子を含む。また、I/O機器240は、I/O機能を実行する任意のI/O機器を含む。例えば、I/O機器240は、プリンタ、記憶機器(例えば、コンパクトディスクROM(CD ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ハードドライブ、フロッピードライブなど)又は任意の他の種類のI/O機器、例えば、入力機器用のコントローラ(マウス、トラックボール、ポインティング機器)、メディアカード(例えば、オーディオ、ビデオ、グラフィクス)などを含む。スイッチ108を含むネットワークインタフェース245は、上述した無線ネットワーク100のアクセスポイント(1)120と、(2)122と、有線ネットワーク104と、クライアント機器と、イーサネットネットワーク(リンク110)とにインタフェースする適当なネットワークインタフェースカードと、他の種類のネットワークと、インタフェースと、クライアント機器とを含む。
さらに、メモリ220は、以下で詳細に説明するように、本発明の実施形態を実施するために、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化するために、データ転送速度及びチャンネルを無線ネットワーク100内のクライアント機器に動的に割り当てるソフトウェアモジュール250を備える。このソフトウェアモジュール250は、オペレーティングシステム、アプリケーション、アプレット又はルーチンのように実行可能なコードを備えている。ソフトウェアモジュール250は、メモリ220に記憶でき、メモリ220は、任意の種類のメモリ、すなわちプログラム可能な電子回路、半導体記憶素子、揮発性メモリ(例えばランダムアクセスメモリなど)、不揮発メモリ(固定メモリ、フラッシュメモリなど)、フロッピーディスク、光ディスク(例えばコンパクトディスク又はデジタル多用途ディスク「DVD」)、ハードドライブディスク、テープなどのような適当な記憶媒体である。さらに、他の実施形態では、1つ以上のクライアント機器(例えばクライアント機器A130、B132、C134、D136)は、サーバ102に加えて又はその代わりに、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化するために、データ転送速度及びチャンネルを無線ネットワーク100内のクライアント機器に動的に割り当てるソフトウェアモジュールを記憶することができる。
本発明の実施形態において、あらゆる種類のステーション、クライアント機器、サーバコンピュータ、多目的コンピュータ、データを処理する回路を備えたあらゆる種類のコンピュータ又は電子機器を実行することができる。特に、本発明の実施形態において、一般的に、好ましい機能を実行する1つ以上のソフトウェアモジュール又はコンピュータプログラムとしてコンピュータを実行することができる。コンピュータプログラムは、機械読出可能命令(例えばコードセグメント)を備えており、コンピュータによって読み出し、実行する際に、本発明において必要な動作をコンピュータに実行させる。一般的に、コンピュータプログラムは、メモリ、データ記憶装置のような機器、キャリア、媒体、及び/又はデータ通信機器を介してコンピュータに接続した遠隔機器内で実行される。コンピュータプログラムは、動作中に用いるため、メモリ、データ記憶装置及び/又は遠隔機器からコンピュータのメモリにロードされる。
図2において、コンピュータシステム構成200は、ステーションすなわちサーバとして用いた基本のコンピュータシステムの一例であることは、当業者にとって明らかである。さらに、当業者には、図2に示す実施形態は、本発明の実施形態を限定するものでないことは明らかである。
さらに、特定の実施形態において、本発明の特徴及び種々の機能構成要素について説明してきたが、これらの特徴及び機能性は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はそれらの組合せで実行することができる。
再び図1Aを参照すると、上述した無線ネットワーク100は、ネットワーク(例えばWLAN)として利用することができ、また、ビジネス又は家庭で用いる大型ネットワークの一部であってもよい。一形態において、本発明の実施形態による無線ネットワーク100は、複数の無線チャンネル150、152を利用してマルチメディアデータ、ビデオ、オーディオ、グラフィクス、テキスト、ドキュメントなどの情報及びデータを効率的にストリーミングする。さらに、本発明の実施形態において、無線ネットワーク100は、映画やテレビジョン受信機などの高品質のビデオ及びオーディオデータを効率的にストリーミングする。特に、一実施形態において、ホームネットワークの一部として利用した場合には、サーバ102は、ビデオ及びオーディオデータを、高QoS及び高帯域幅でホーム内のクライアント機器A130、B132、C134、D136にストリーミングし、サーバ102は、ビデオ、映画、テレビジョン受信機などの高品質のコンテンツをホーム内のクライアント機器に効率的にストリーミングすることができる。
本発明の一実施形態において、データ転送速度及び送信パワーレベルは、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最大化するために、複数の無線チャンネル150、152に動的に割り当てられる。特に、各チャンネルに対して、各クライアントのチャンネルの使用は、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最大化するように選択される。例えば、高データ転送速度チャンネルは、通常は、別個の無線チャンネル、例えば無線チャンネル150又は152に割り当てられ、低データ転送速度チャンネルによって伝送時間が制限されないようにしている。より詳細には、規制当局は、たいてい規定のチャンネル及び/又は周波数帯域幅の総電磁波の出力を制限するので、送信パワーレベルは、帯域幅及び無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最大化するために用いられる各チャンネル(例えば無線チャンネル150又は152)に割り当てられる。
1つのチャンネルを利用する低データ転送速度無線ネットワーク特有の問題を明確にするために図1Aを用いて説明する。典型的な無線ネットワーク100内では、サーバ102は、遠方のクライアント機器、例えばクライアント機器A130及びB132と、近接のクライアント機器、例えばクライアント機器C134と、D136との両方に、各クライアント機器に対して異なるデータ転送速度でシングルチャンネルに沿ってデータを無線で送る。例えば、サーバ102から送信されるデータのストリームに基づいて、クライアント機器A130は、12Mbpsでデータを供給する変調法を用いたデータのストリームを受信し、クライアント機器B132は、6Mbpsでデータを供給する変調法を用いたデータのストリームを受信し、クライアント機器C134は、48Mbpsでデータを供給する変調法を用いたデータのストリームを受信し、またクライアント機器D136は、48Mbpsでデータを供給する変調法を用いたデータのストリームを受信する。この例では、高変調法は、許容できないエラー転送速度となるので、他のそれぞれのクライアント機器は、高データ転送速度でデータを受信することができない。
したがって、サーバ102から1つの無線チャンネルへのアクセスの確率が等しいと仮定すると、各クライアント機器A130、B132、C134、D136は、それぞれ、たった25%のチャンネル使用となる。したがって、クライアント機器A130は、3Mbpsの最大帯域幅でデータストリームを受信するだけであり、クライアント機器B132は、1.5Mbpsの最大帯域幅でデータストリームを受信するだけであり、クライアント機器C134は、12Mbpsの最大帯域幅でデータストリームを受信するだけであり、またクライアント機器D136は、12Mbpsの最大帯域幅でデータストリームを受信するだけである。したがって、1つの無線チャンネルの総チャンネル帯域幅は最大で28.5Mbpsである。実際のデータ帯域幅は、プロトコルオーバヘッドや再伝送などによってより少なくなっている。残念ながら、クライアント機器C134、D136のような比較的高データ転送速度のクライアント機器からすると、1つの無線チャンネルにおける潜在的に有益な時間は、低データ転送速度のクライアント機器A、Bで利用する時間よりも短くなる。
これを修正するため、本発明の実施形態では、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最大化するために、データ転送速度及び送信パワーレベルを複数の無線チャンネル、例えば無線チャンネル(1)150、(2)152に動的に割り当てる。特に、各チャンネルに対して、各クライアントのチャンネルの使用は、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最大化するように選択される。例えば、別個の無線チャンネル、例えば無線チャンネル(1)150又は(2)152にデータ転送速度の比較的高チャンネルが典型的に割り当てられ、それで、比較的高データ転送速度のこれらのチャンネルは、比較的低データ転送速度のチャンネルによって伝送時間において制限されない。より詳細には、規制当局は、たいてい特定の帯域幅における規定のチャンネルすなわち全てのチャンネルの総出力パワーを制限するので、無線ネットワーク100の帯域幅及び特に総システムユーティリティを最大化するために、用いられることになる各チャンネル(例えば無線チャンネル(1)150又は(2)152)に送信パワーレベルが割り当てられる。
さらに、全システムユーティリティを計算する際は、クライアントの優先順位を考慮する。例えば、各クライアント機器は、優先順位レベルが割り当てられる。総システムユーティリティは、各クライアントの優先順位と組み合わさった各データ転送速度を正規化し、全て正規化した値を加算することにより計算され、総システムユーティリティを決定する。この例では、クライアントの優先順位はユーザによって及び/又は利用されるクライアント機器の種類に基づいて決められる。クライアントの優先順位を決める際には、多くの他の要素が考慮される。
また、図3を参照すると、フローチャート300は、本発明の実施形態によって、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化するように無線ネットワーク100内のクライアント機器にデータ転送速度及び無線チャンネルを動的に割り当てるために実行される動作を示している。まず初めに、無線ネットワーク100内のクライアント機器を判定する(ステップ302)。例えば、各クライアント機器A130、B132、C134、D136は、無線ネットワーク100の無線クライアント機器であると判定される。次に、クライアント機器A130、B132、C134、D136の各クライアント機器について、異なる送信パワーレベルのデータ転送速度を推定する(ステップ304)。規制当局によって設定されたパワー要求に基づいて及び/又は安全性の理由によって、送信パワーレベルは、クライアント機器に対するデータ転送速度を最大化するように選択する(ステップ306)。さらに、異なる無線チャンネル(例えば、無線チャンネル(1)150、(2)152)の数は、異なる送信パワーレベル及びデータストリームに適応するように決定する(ステップ308)。クライアント機器は、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化するように異なる無線チャンネルに割り当てられる(ステップ310)。特に、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器は、異なる無線チャンネルに割り当てられ、また実質的に類似したデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器は、同じ無線チャンネルに割り当てられる。
以下に詳細に説明するように、類似した送信パワーレベル及びデータ転送速度に基づいて、遠方のクライアント機器A130、B132は、互いにグループ分けされ、チャンネル(例えば無線チャンネル(1)150)に割り当てられ、また近接のクライアント機器C134、D136は、互いにグループ分けされ、チャンネル(例えば無線チャンネル(2)152)に割り当てられる。このグループ分けは、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化する。
一実施形態において、図3を参照しながら説明したように、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化するためにデータ転送速度及び異なるチャンネルを無線ネットワーク100内のクライアント機器に動的に割り当てる動作は、これらの機能を実行するソフトウェアモジュールを備えた計算機器において実行される。特に、一実施形態においては、図2を参照して上述した、ステーションすなわちサーバ102のような計算機器は、これらの機能を実行する上述のプロセッサ210の制御で実行されるメモリ220に記憶されたソフトウェアモジュール250を利用する。
次に、図3において、上述した動作について図1Aを参照ながら詳細に説明する。上述したように、まず、各クライアント機器A130、B132、C134、D136は、無線ネットワーク100のクライアント機器である。次に、異なる送信パワーレベルに対するデータ転送速度が、複数の異なる方法によって、各クライアント機器A130、B132、C134、D136に推定される。
例えば、人体探査手法(a probing method)を用いることができる。人体探査手法では、規定の送信パワーレベルに対して許容データ転送速度及びスループットを推定するために異なる送信パワーレベルでサーバ102から各クライアント機器(例えば、クライアント機器A130、B132、C134、D136)に実データパケットが伝送される。
他の方法において、前のデータパケットからビット誤り率(BER)及び信号対雑音比(SNR)を表示するため、クライアント機器(例えば、各クライアント機器A130、B132、C134、D136)からフィードバックが測定される。サーバ102は、前のデータパケットの送信パワーを識別するので、サーバ102とクライアント機器間のデータパケットの電流伝播路に対する送信パワーと、クライアント機器のSNR間の関係を割り出すことができる。この関係を用いて、サーバ102は、規定の送信パワーレベルに対する処理量及び許容データ転送速度を推定するために、複数の異なる送信パワーレベルに対する送信パワー対BERを推定することができる。また、規定の送信パワーレベルに対する処理量及び許容データ転送速度を推定するために、複数の他の方法を等しく適用できることは当業者にとって明らかである。
この例に続いて、また図4を参照すると、図4は、クライアント機器A130、B132、C134、D136のデータ転送速度の例を示し、各クライアント機器は、例示した無線ネットワーク100に対して異なる送信パワーレベルでサポートすることができる。異なる送信パワーレベルに対する各クライアント機器のデータ転送速度は、上述した技法を用いて推定する。特に、図4において、パワーは、最大送信パワーレベルのパワー百分率として表され、またデータ転送速度はMbpsで表示されることは明らかである。図4に示すように、比較的離れた遠方のクライアント機器A130、B132は、送信パワーレベルの百分率に対して比較的低データ転送速度であり、また比較的近い近接のクライアント機器C134、D136は、送信パワーレベルの百分率に対して比較的高データ転送速度である。
図4に示すように、データ転送速度及び送信パワーレベルを利用することで、クライアント機器を、総システムユーティリティを最適化する異なる無線チャンネルに割り当てることによって、総データ転送速度及び対応した帯域幅が増大することは明らかである。上述したように、従来のシステムでは、通常、シングル無線チャンネルは、クライアント機器A130、B132、C134、D136をそれぞれサポートするために用いられ、各クライアント機器は、たった25%のチャンネル使用となる。
これに対して、本発明の実施形態によると、パワー要求に基づいて、送信パワーレベルは、クライアント機器に対するデータ転送速度を最大化するように選択し、異なる送信パワーレベル及びデータ転送速度に適応するのに必要である無線チャンネルの数を決定し、また無線ネットワーク100に対して類似したデータ転送速度に基づいて、総システムユーティリティを最適化するためにクライアント機器が異なる無線チャンネルに割り当てられる。この例では、無線ネットワーク100内で、類似した送信パワーレベル及び類似したデータ転送速度に基づいて、遠方のクライアント機器A130、B132は、互いにグループ分けされ、無線チャンネル(1)150に割り当てられ、また、近接のクライアント機器C134、D136は、互いにグループ分けされ、無線チャンネル(2)152に割り当てられる。後述するように、このグループ分けは、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化する。
上述したように、送信パワーレベルは、パワー要求に基づいて、クライアント機器に対してデータ転送速度を最大化するように選択する。特に、規制基準及び/又は安全性の理由によって総出力パワーは、制限されるので、各チャンネルは、元の最大送信パワーレベルのある一定の百分率で伝送するように割り当てられる。この例では、無線チャンネル(1)150、(2)152は、最初の最大送信パワーレベルの50%(当然、両チャンネルが同一最大パワー許容度を有する)で伝送するように選択する。言うまでもなく、送信パワーを他に割り当てることもできる。
この例では、無線ネットワーク100内の、遠方のクライアント機器A130、B132は、互いにグループ分けされ、無線チャンネル(1)150に割り当てられる。図4に示すように、クライアント機器A130は、12Mbps(符号405で図示)に対応した50%送信パワーレベルであり、クライアント機器B134は、3Mbps(符号410で図示)に対応した50%送信パワーレベルである。さらに、この例では、無線ネットワーク100内で、近接のクライアント機器C134、D136は、互いにグループ分けされ、50%送信パワーレベルで無線チャンネル(2)152に割り当てられる。図4に示すように、クライアント機器C134は、48Mbps(符号415で図示)に対応した50%送信パワーレベルにあり、クライアント機器D136は36Mbps(符号420で示す)に対応した50%送信パワーレベルにある。後述するように、このグループ分けは無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化する。
また、図5を参照すると、図5は、無線ネットワーク100に対する最適化デュアルチャンネルデータ転送速度(Mbps)を示す表500である。したがって、図4で選択したデータ転送速度対選択した送信パワーレベルの関係(すなわち符号405、410、415、420で図示)を仮定すると、図5は、無線ネットワーク100に対して類似したデータ転送速度及び送信パワーレベルに基づいて、総システムユーティリティを最適化するために、クライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当てることによって得られた最適化データ転送速度を示している。
特に、図5に示すように、遠方のクライアント機器A130、B132は、それぞれ6Mbps及び1.5Mbpsで無線チャンネル(1)150に沿った伝送データ転送速度を有する。クライアント機器A130、B132は、両方とも無線チャンネル(1)150を均一に共用するので、データ転送速度は、図4に示した半分であることは明らかである。さらに、近接のクライアント機器C134、D136は、それぞれ24Mbps及び18Mbpsで無線チャンネル(2)152に沿った伝送データ転送速度を有する。クライアント機器C134、D136は、両方とも、無線チャンネル(2)152を均一に共用するので、データ転送速度は、図4に示した半分であることは明らかである。したがって、類似したデータ転送速度及び送信パワーレベルに基づいて、総システムユーティリティを最適化するために、異なるチャンネルにクライアント機器を割り当てる本発明の実施形態を利用して、クライアント機器A、B、C、Dの総データ転送速度は、結果として、クライアント機器A、B、C、Dに49.5Mbpsでデータを伝送するデュアル無線チャンネル(1)150、(2)152となる。これは、クライアント機器A、B、C、Dに27Mbpsでデータを伝送するだけの標準のシングルチャンネル方法に例えられる。したがって、無線ネットワーク100の総システムユーティリティは、本発明の実施形態を用いて最適化する。
当業者にとって明らかであるように、本発明の実施形態における上述した例は、2つのチャンネルシステムのみ利用しており、無線ネットワーク100を通してデータ転送速度伝送を最適化するために複数の無線チャンネルを用いる。さらに、異なるデータ転送速度及び送信パワーレベルを複数の異なる無線チャンネルに割り当てることは、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化し、(すなわち上記に詳細に説明した手続)平坦フェージングのような変化する無線ネットワーク100の状態を周期的に考慮するように動的になされる。さらに、上述した本発明の実施形態は、データ転送速度がパワーの低減よりゆっくりと増大する時に特に有効である。この関係は、通常真を保つ。
さらに、通常、データ転送速度の非常に高いクライアント機器は、送信機の近くに配置され、データ転送速度の低いクライアント機器は、送信機から離れているので、類似したデータ転送速度及び送信パワーレベルに基づいて、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化し、クライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当てる本発明の実施形態は、非常に価値のある解決法である。これはたいてい、無線ネットワーク100の総システムユーティリティを最適化するために、クライアント機器を近接のクライアント機器のグループと遠方のクライアント機器のグループとにグループ分けすることになる。
上述したように、本発明の実施形態は、方法、システム、機器又はソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、ミドルウェア又はそれらの組合せを作成する標準のプログラミング及びエンジニアリング技法を用いるマシン読出可能媒体(例えばソフトウェアモジュール、プロセッサ読出可能媒体、コンピュータ読出可能媒体、コードセグメントなど)として実施する。
特定の実施形態において、本発明及び種々の機能的構成要素を説明してきたが、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はそれらの組合せによって実施することができ、システム、サブシステム、コンポーネント又はサブコンポーネント内で利用することができる。ソフトウェア内で実施した場合には、本発明の構成要素は、必要なタスクを行うコードセグメントである。プログラム又はコードセグメントは、プロセッサ読出可能媒体又はコンピュータプログラム製品のようなマシン読出可能媒体に記憶され又は伝送媒体又は通信リンクを通して、搬送波によって実施したコンピュータデータ信号又はキャリアで変調した信号で伝送される。マシン読出可能媒体すなわちプロセッサ読出可能媒体は、機械(例えばプロセッサやコンピュータなど)で読出し可能でしかも実行可能な構成で情報を記憶し、伝送する任意の媒体を含む。機械/プロセッサ読出可能媒体の例としては、電子回路、半導体メモリ素子、ROM、フラッシュメモリ、消去可能なプログラマブルROM(EPROM)、フロッピーディスク、コンパクトディスクCD−ROM、光ディスク、ハードディスク、ファイバ光媒体、無線周波数(RF)リンクなどがある。コンピュータデータ信号は、電子ネットワークチャンネル、光ファイバ、電波、電磁気、RFリンクなどの伝送媒体を通して伝播できる任意の信号を含む。コードセグメントは、インターネット、イントラネットなどのコンピュータネットワークを介してダウンロードすることができる。
特に、本発明の実施形態は、一般的には、上述した好ましい動作、機能及び処理を行い、コンピュータ内の1つ以上のコンピュータプログラムとして実行する。コンピュータプログラムは、コンピュータで読み出し、実行した際に、本発明を実施し及び/又は用いるために必要な動作をコンピュータに行わせる命令である。一般に、コンピュータプログラムは、メモリ、データ記憶装置及び/又はデータ通信機器を介してコンピュータに接続された遠隔機器のような機器、キャリア、メディア内で実際に実施され及び/又はそのような機器、キャリア、メディアから読み取ることができる。オペレーティングシステムの制御のもとで、コンピュータプログラムは、動作中に用いるためにメモリ、データ記憶装置及び/又は遠隔機器からコンピュータのメモリにロードされる。
本明細書において、発明の特定の実施形態について本発明を説明してきた。しかし、特許請求の範囲に記載した本発明の広義の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変更及び変形がなされることは明らかである。したがって、明細書及び図面は、限定的な意味ではなく例示のためであるとみなされるべきである。
本発明の一実施形態による無線ネットワークの具体例を示す図である。 アクセスポイントが複数の異なる無線チャンネルをサポートした図1Aに示した無線ネットワークの他の具体例を示す図である。 本発明の一実施形態を実行する図1A又は図1Bの例示的なステーション又はサーバを示すブロック図である。 本発明の一実施形態において、データ転送速度及びチャンネルを無線ネットワーク内のクライアント機器に動的に割り当て、無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化する動作を示すフローチャートである。 各クライアント機器が例示的な無線ネットワークに対して異なる送信パワーレベルでサポートするクライアント機器A、B、C、Dに対するデータ転送速度を示す表である。 例示的な無線ネットワークに対して最適化デュアルチャンネルデータ転送速度を示す表である。

Claims (30)

  1. 無線ネットワーク内の無線チャンネルを動的に割り当てる無線チャンネル割当システムにおいて、
    上記無線チャンネル(150、152)によって無線データを送受信する少なくとも2つのクライアント機器(130、134)と、
    少なくとも1つの無線チャンネルによって無線データを送受信するサーバ(102)とを備え、
    上記サーバは、
    無線ネットワーク(100)内のクライアント機器の数を判定し、
    上記無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化するために、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を、異なる無線チャンネルに割り当て
    上記無線ネットワークの各クライアント機器が、複数の異なる送信パワーレベルにおいて、データを受信することができるデータ転送速度を推定し、
    パワーレベル要求に基づいて、少なくとも1つの送信パワーレベルを選択し、少なくとも1つの無線チャンネルのクライアント機器に対してデータ転送速度を最大化することを特徴とする無線チャンネル割当システム。
  2. 上記サーバは、同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を、同じ無線チャンネルに割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線チャンネル割当システム。
  3. 上記サーバは、上記複数の無線チャンネルを決定し、上記選択された送信パワーレベル及びデータ転送速度を上記クライアント機器に適応させることを特徴とする請求項に記載の無線チャンネル割当システム。
  4. 上記サーバは、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当て、また同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を同じ無線チャンネルに割り当てることを特徴とする請求項に記載の無線チャンネル割当システム。
  5. 上記サーバは、上記クライアント機器を、サーバに比較的近い近接のクライアント機器と、サーバから比較的離れた遠方のクライアント機器とにグループ分けし、上記少なくとも1つの無線チャンネルを該近接のクライアント機器及び遠方のクライアント機器に割り当てることを特徴とする請求項1に記載の無線チャンネル割当システム。
  6. 上記サーバは、少なくとも1つのアクセスポイントに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の無線チャンネル割当システム。
  7. 上記各クライアント機器は、上記少なくとも1つのアクセスポイントに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の無線チャンネル割当システム。
  8. 上記サーバは、上記無線チャンネルによってビデオ及びオーディオデータストリームを、上記クライアント機器に伝送するホームサーバであることを特徴とする請求項1に記載の無線チャンネル割当システム。
  9. 上記サーバは、さらに、他のネットワークに接続されている請求項1に記載の無線チャンネル割当システム。
  10. 無線ネットワーク内の、少なくとも2つのクライアント機器に無線チャンネルを動的に割り当てる無線チャンネル割当装置において、
    上記各クライアント機器は、上記無線チャンネルによって無線データを送受信し、
    少なくとも1つの無線チャンネル(150、152)によって無線データを送受信する送信機(149)と、
    ソフトウェアモジュールを実行するプロセッサとを備え、
    上記プロセッサは、
    無線ネットワーク(100)内の、上記クライアント機器(130、134)の数を判定し、
    上記クライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当て、
    上記無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化するために、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を、異なる無線チャンネルに割り当て
    上記無線ネットワークの各クライアント機器が、複数の異なる送信パワーレベルにおいて、データを受信することができるデータ転送速度を推定し、
    パワーレベル要求に基づいて、少なくとも1つの送信パワーレベルを選択し、少なくとも1つの無線チャンネルの上記クライアント機器に対してデータ転送速度を最大化することを特徴とする無線チャンネル割当装置。
  11. 上記プロセッサは、同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を、同じ無線チャンネルに割り当てることを特徴とする請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  12. 上記プロセッサは、複数の無線チャンネルを決定し、上記選択された送信パワーレベル及びデータ転送速度をクライアント機器に適応させることを特徴とする請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  13. 上記プロセッサは、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当て、また同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を同じ無線チャンネルに割り当てることを特徴とする請求項12に記載の無線チャンネル割当装置。
  14. 上記プロセッサは、上記クライアント機器を、サーバに比較的近い近接のクライアント機器と、サーバから比較的離れた遠方のクライアント機器とにグループ分けし、上記少なくとも1つの無線チャンネルを該近接のクライアント機器及び遠方のクライアント機器に割り当てることを特徴とする請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  15. 当該無線チャンネル割当装置は、少なくとも1つのアクセスポイントに接続されていることを特徴とする請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  16. 上記各クライアント機器は、少なくとも1つのアクセスポイントに接続されていることを特徴とする請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  17. 当該無線チャンネル割当装置は、無線ネットワークのステーションであることを特徴とする請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  18. 当該無線チャンネル割当装置は、サーバであることを特徴とする請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  19. 上記サーバは、ホーム全体の無線チャンネルによってビデオ及びオーディオデータストリームをクライアント機器に伝送するホームサーバであることを特徴とする請求項18に記載の無線チャンネル割当装置。
  20. 当該無線チャンネル割当装置は、さらに、他のネットワークに接続されている請求項10に記載の無線チャンネル割当装置。
  21. 無線ネットワーク内の、少なくとも2つのクライアント機器に無線チャンネルを動的に割り当てる無線チャンネル割当方法において、
    上記各クライアント機器は、上記無線チャンネルによって無線データを送受信し、
    無線チャンネル(150、152)によって無線データを少なくとも2つのクライアント機器(130、134)に送受信するステップと、
    無線ネットワーク(100)内のクライアント機器の数を判定するステップと、
    上記無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化するために、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を、異なる無線チャンネルに割り当てるステップと
    上記無線ネットワークの各クライアント機器が、複数の異なる送信パワーレベルにおいて、データを受信することができるデータ転送速度を推定するステップと、
    パワーレベル要求に基づいて、少なくとも1つの送信パワーレベルを選択し、少なくとも1つの無線チャンネルの上記クライアント機器に対してデータ転送速度を最大化するステップとを有する無線チャンネル割当方法。
  22. さらに、同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を、同じ無線チャンネルに割り当てるステップを有する請求項21に記載の無線チャンネル割当方法。
  23. さらに、複数の無線チャンネルを決定し、上記選択された送信パワーレベル及びデータ転送速度をクライアント機器に適応させるステップを有する請求項21に記載の無線チャンネル割当方法。
  24. さらに、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当てるステップと、
    同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を同じ無線チャンネルに割り当てるステップとを有する請求項23に記載の無線チャンネル割当方法。
  25. さらに、上記クライアント機器を、サーバに比較的近い近接のクライアント機器と、サーバから比較的離れた遠方のクライアント機器とにグループ分けするステップと、
    上記少なくとも1つの無線チャンネルを該近接のクライアント機器及び遠方のクライアント機器に割り当てるステップとを有する請求項21に記載の無線チャンネル割当方法。
  26. 無線ネットワーク内の無線チャンネルを、少なくとも2つのクライアント機器に動的に割り当てる方法を処理システム内で実行する実行可能命令を有するマシン読出可能媒体において、
    上記各クライアント機器は、上記無線チャンネルによって無線データを送受信し、
    無線チャンネル(150、152)によって無線データを少なくとも2つのクライアント機器(130、134)に送受信する命令と、
    無線ネットワーク(100)内のクライアント機器の数を判定する命令と、
    上記無線ネットワークの総システムユーティリティを最適化するために、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を、異なる無線チャンネルに割り当てる命令と
    上記無線ネットワークの各クライアント機器が、複数の異なる送信パワーレベルにおいて、データを受信することができるデータ転送速度を推定する命令と、
    パワーレベル要求に基づいて、少なくとも1つの送信パワーレベルを選択し、少なくとも1つの無線チャンネルの上記クライアント機器に対してデータ転送速度を最大化する命令とを有するマシン読出可能媒体。
  27. さらに、同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を同じ無線チャンネルに割り当てる請求項26に記載のマシン読出可能媒体。
  28. さらに、複数の無線チャンネルを決定し、上記選択された送信パワーレベル及びデータ転送速度をクライアント機器に適応させる請求項26に記載のマシン読出可能媒体。
  29. さらに、実質的に異なるデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を異なる無線チャンネルに割り当て、
    同じデータ転送速度でデータを受信するクライアント機器を同じ無線チャンネルに割り当てる請求項28に記載のマシン読出可能媒体。
  30. さらに、上記クライアント機器を、サーバに比較的近い近接のクライアント機器と、サーバから比較的離れた遠方のクライアント機器とにグループ分けするステップと、
    上記少なくとも1つの無線チャンネルを該近接のクライアント機器及び遠方のクライアント機器に割り当てる請求項26に記載のマシン読出可能媒体。
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