JP4564785B2 - Dslシステムにおけるisdnクロストーク除去 - Google Patents

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Description

本出願は、2003年5月3日に出願された米国仮出願番号第60/467708号の利益を主張するもので、引用によってその全体がそっくり組み込まれている。
本発明は、概して、TCM−ISDNクロストーク(crosstalk: 漏話、混信)ノイズによって悪影響を受けるデジタル加入者回線(DSL)システムに関し、特に、TCM−ISDN混信ノイズの少なくともいくらかを除去することに関する。
或る動作条件下において、デジタル加入者回線(DSL)伝送は、共通のケーブルバインダー内に束ねられた他のサービスからのクロストーク(crosstalk: 漏話、混信)干渉による悪影響を受け得る。他のサービスによって発生されるクロストークのレベルは、ケーブル構造及び材質の相違に応じて変わる。日本や韓国のようないくつかの国々では、米国で使用されているプラスチック絶縁ケーブル(PIC)ではなく、紙ベースの「パルプ」絶縁材を用いた電話ケーブルを使用している。これらのパルプケーブルは貧弱な絶縁性を持ち、従って、同じケーブルバインダー内に束ねられた銅線にわたって異なるサービス間での高いレベルのクロストークを引き起こす。サービス総合デジタル回線網(Integrated Services Digital Network: ISDN)サービスは、DSLサービス用の伝送帯域の部分とISDN用の伝送帯域の部分との重複のために、特に、非対称DSL(ADSL)のようなDSLサービスと組み合わせられたときに問題である。DSLサービスと同様、IDSNサービスは、DSLサービスで使用されているワイヤとして同じケーブルバインダー内に束ねられた銅線にわたって広く展開される。ISDN用とDSL用の伝送帯域が重複するために、ISDNサービスはDSLサービスに干渉しクロストークを引き起こす。
ノイズを生ずるパルプケーブルが装備された場合の問題に取り組むために特別のシステムが開発され、国際テレコミュニケーション・ユニオン・テレコミュニケーション標準化セクタ(ITU−T)仕様G.961アペンディクスIIIにおいて記述されている。G.961アペンディクスIIIシステムは、時間圧縮多重化(TCM)を使用する中央オフィスでISDNカードを切替同期することによってクロストーク干渉を減少させる。TCMは異なる時間周期の間でISDN信号の送信と受信を行い、ISDNサービス間の近い方面でのクロストークを減少する。ITU−TのADSL標準G.992.1アネックスCとG.992.2アネックスCは、TCM−ISDN干渉の存在下におけるDSLモデムの動作を述べている。これらの標準に従えば、DSLモデムからの信号送信は、中央オフィスで発生された400HzのTCMタイミング基準(TTR)に切替同期化される。TTR信号は、中央オフィス(CO)のモデムと顧客構内設備(CPE)のモデムがISDN及びDSL信号を送受信すべきときを決定するためのマスタークロック信号である。
特定のケーブルバインダー内で、TCM−ISDNシステムは時間的に変化するノイズ環境になる。TTR信号の第1の半周期の間でCOモデムは近端漏話(near-end crosstalk)(NEXT)干渉によって支配され、第2の半周期の間では遠端漏話(far-end crosstalk)(FEXT)干渉によって支配される。CPEモデムではその逆である。FEXT干渉はNEXT干渉よりも弱く、受信される信号に対して相対的に小さいので、FEXTの存在下における信号対ノイズ比(SNR)はNEXTの存在下におけるものよりも高い。チャンネル容量と潜在的なデータレートは、従って、FEXT周期の間でより高く、NEXT周期の間でより低い。実際に、ループが相対的に長いとき、NEXT周期はしばしばTCM−ISDNクロストークのために使用不能になり、DSL受信機の効率をかなり低下させるであろう。従って、TCM−ISDNクロストークによって引き起こされるDSL回線のノイズを減少させることが望まれる。
入ってくるDSL信号のTCM−ISDNクロストークを減少するために、クロストーク除去器はクロストーク信号を予測し、DSL信号のクロストークの少なくとも一部分を除去する。クロストーク除去器は、DSLライン上のTCM−ISDNクロストーク信号の少なくとも一部分を観察し、DSL帯域内の該信号の少なくとも一部分についてのクロストーク信号の予測値を生成することにより、DSLライン上のTCM−ISDNクロストーク信号を予測する。クロストーク除去器は、それから、予測したクロストーク信号に基づくキャンセル信号を適用する。こうして、TCM−ISDNクロストーク信号はDSLシステムにおいてかなり除去され得る。クロストーク信号の減少はデータレートの増大を可能にし、例えば、中間距離(例えば2.5kmから4km)のループについて50%まで上昇する。
クロストーク除去器は、ISDN参照信号を受信することによりISDN信号を観察でき、そのことから、DSLラインのISDNクロストークについての情報を決定することができる。一実施例において、ISDN参照信号は、DSL受信器の調教フェーズ(トレーニング相)において得られる。この調教フェーズでは、ISDN信号だけが存在し、DSL信号は存在しない。別の実施例では、ISDN参照信号は、DSL受信器の調教フェーズにおいて受信した信号から既知の繰り返し的なDSL信号の平均値を引き算することにより得られる。この場合、繰り返し的なDSL信号はISDN信号と共存する。別の実施例では、ISDN参照信号は、DSL受信器の運転フェーズにおいて、DSL信号がオフされる周波数帯域においてISDN信号の一部を観察することにより得られる。別の実施例では、ISDN参照信号は、DSL受信器の運転フェーズにおいて、クロストーク除去器のサンプリングレートを増大させることにより、また、DSL帯域以外のISDN信号の一部を使用することにより得られる。
クロストーク除去器の一実施例を実施するために、4つのFIRフィルタと2つの変調器という程度の少数が使用され、装置構成の観点でクロストーク除去器を簡素化することをもたらす。
図1は、受信した単一スペクトルのADSLダウンストリーム信号についてのパワースペクトル密度(PSD)のグラフを示す。本明細書において、ダウンストリームとは、中央オフィス(CO)から顧客構内設備(CPE)の受信器への信号伝送のことを示す。DMTとしてマークされた個別複音変調が使用されるので、受信したADSL信号は実線で描かれる。DSLシステムの一実施例において、ADSL信号は約138kHzから約1.104MHzまでの周波数帯域内である。また、図1には、グラフ上で点線で描かれたように、3kmの長さを持つ典型的な日本の紙パルプループ内に一緒に束ねられたISDNサービスに起因する、典型的なTCM−ISDNクロストーク信号が示されている。受信器のサンプリングレートは2.208Mspsであり、この周波数の約半分までの信号をサンプリングすることを可能にする。
図1に示す実施例において、TCM−ISDN信号のシンボルレート(変調速度)は320kHzである。図示のように、TCM−ISDNクロストーク信号の該周波数領域において多数の「ローブ」(lobe:円形突起形状、山)をもたらす。2番目から上のローブは、ISDNサービスで使用される変調スキームに起因する1番目のローブのイメージである。典型的なISDNサービスにおいて、PSD図におけるクロストーク信号の各ローブは、約320kHzの幅を持つクロストーク信号の一部を表す。クロストーク信号の多数のローブは線上に存在する。これは、典型的なISDN受信器は2次のバターワース・ローパスフィルタを使用しているためであり、それは側帯波(メインのローブのイメージである)を完全には抑制しない。これらのローブは強く関連し合っているために、クロストーク信号の1又はそれ以上のローブが、他のローブを予測するために使用されうる。その他のローブを予測することにより、DSL信号におけるクロストークを減少させるための除去用信号を発生することができる。例えば、より低い周波数のローブ(例えば図1に示された1番目と2番目)を予測するための、より高い周波数のTCM−ISDNローブ(例えば図1に示された3番目)は、従って、それらを除去する。クロストーク予測と除去は、時間領域及び/又は周波数領域で実行できる。例えば、DMTベースのDSL受信器においては、クロストーク除去は、FFT(例えば時間領域)の前に、及び/又は、FFT(例えば周波数領域)の後に、実行することができる。
図2は、本発明の実施例に従うクロストーク除去器100を持つDSLシステムを示す。CPEにおいて、ISDNクロストークノイズを持つDSL信号が受信される。クロストーク除去器100は、DSLライン上で受信したこの信号からISDN参照信号を得て、予測されたISDNクロストークノイズ信号を生成する。それから、予測されたノイズ信号は、受信したノイズを含むDSL信号(遅延30を通った後のもの)から引き算され、明瞭にされたDSL信号を得る。それから、明瞭にされたDSL信号は、任意の公知のDSLシステムに従うDSL受信器50によって使用される。こうして、クロストーク除去器100は、DSLライン上のISDNクロストークを予測して除去するために該DSLラインから取得可能なISDNノイズを使用し、これにより、該システムの信号対ノイズ比を増大させ、その効率を改善する。CPEシステム内のクロストーク除去器100が示されているが、本システムと方法はCOにおいても適用可能である。
図3は、本発明の一実施例に従うクロストーク除去器100を示す。クロストーク除去器100は、ISDN参照信号を受信し、その信号をハイパスフィルタ105に渡す。ハイパスフィルタ105は、ISDN参照信号の低周波数帯域をフィルタ除去し、ISDN信号の一部を得るように構成される。例えば、図1にてグラフ化したシステムにおいて、ハイパスフィルタ105は約640kHzのカットオフ周波数を持つように設定されることができ、1番目と2番目のローブをISDN参照信号から除去し、3番目とそれよりも高次のローブをそこから抽出する。一実施例において、クロストーク除去器100は、少なくとも一部分においてディジタル領域内に装備され、ハイパスフィルタ105は有限インパルス応答(FIR)ディジタルフィルタである。
ISDN参照信号から高周波数のローブが一旦抽出されると、該抽出された高周波数のローブは1番目及び2番目のローブの位置にシフトされる。このシフトは、DSL信号中のISDNクロストークノイズ信号の1番目及び2番目のローブの位置に該参照信号をそれぞれシフトする変調器110,115によって実行される。一実施例において、変調器110は、フィルタ済の参照信号をコサイン波形 cos(4πfck/fs) で変調して1番目のローブの位置をシフトし、変調器115は、フィルタ済の参照信号をコサイン波形 cos(2πfck/fs) で変調して2番目のローブの位置をシフトする。ここで、fc はISDNシンボルレートであり、fs はDMTサンプリングレートである。
変調器110,115の出力とフィルタ105の出力が、それぞれ、3つの線形ローブ予測フィルタ120,125,130に通されることで、それぞれのISDNローブを形成し直す。これは、DSLライン上のISDNクロストーク信号の1番目、2番目、3番目のローブをそれぞれ予測するものである。好ましくは、これらのローブ予測フィルタ120,125,130は調整可能なフィルタであり、一実施例においてそれらはFIRディジタルフィルタであり、フィルタリングの性能つまりISDNローブの再形成 (reshape) の性能に影響を与えるそれらの係数群を変更するための制御入力を受理することができるものである。再形成されると、該ローブは加算器ブロック135によってスーパーインポーズされて、予測されたISDNクロストーク信号を生成する。この予測された信号は、DSLラインのISDNクロストークノイズを減少させるための除去信号を発生するために使用できる。
一実施例において、予測されたISDN信号の精度を改善するために、フィードバック経路がクロストーク除去器100において使用される。このフィードバック経路は、ISDN信号のより正確な予測を得るように、ローブ予測フィルタ120,125,130を調教するために使用できる。例えば引算器ブロック140を使用して、予測されたISDN信号とISDN参照信号との差をとることにより、誤差信号が得られる。なお、予測された信号から引かれる前に、ISDN参照信号はハイパスフィルタ105とローブ予測フィルタ120,125,130によってもたらされる遅延を補償するために遅延ブロック145に通され、予測されたISDN信号とISDN参照信号とが同じ時間期間で比較されるようになされる。
それから、誤差信号は制御モジュール150に渡される。これは、ISDNクロストークの予測を改善すべく適応的にローブ予測フィルタ120,125,130をどのよう更新するかを決定するものである。好ましくは、制御モジュール150は、誤差信号を最小化するようにローブ予測フィルタ120,125,130を調整する。一実施例において、制御モジュール150は、LMS又はその他の適応フィルタアルゴリズムを使用して、誤差信号を最小化するようにローブ予測フィルタ120,125,130を更新する。もし、ローブ予測フィルタ120,125,130がFIRフィルタならば、制御モジュール150は、誤差信号を使用して各係数を更新することによってフィルタ120,125,130を調整できる。図3に示す実施例において、フィルタ120,125,130の係数は下記に従うLMSアルゴリズムを使用して決定される。
Fm(i) = Fm(i) + um e(k) xm(k-i)
ここで、Fm(i) はローブ予測フィルタmの係数iを表し、m = 1, 2, 3, ...であり、i = 0, 1, ..., Lm-1 であり、Lm はローブ予測FIRフィルタmの長さであり、um はローブ予測FIRフィルタmのステップサイズであり、e(k)は誤差信号、xm(k-i) はローブ予測フィルタmの入力信号である。
動作に際して、クロストーク除去器100は調教されてから、DSLラインのISDNクロストーク信号を除去するために使用される。図3に示されたクロストーク除去器100は、ディジタル・ローブ予測フィルタ120,125,130で使用される係数を調整することによって調教(学習)がなされる。好ましくは、しかし必須というわけではないが、クロストーク除去器100は、そのローブ予測フィルタ120,125,130を調教するために、きれいなISDN信号を使用する。きれいなISDN信号は、少なくともクロストーク除去器100がISDN信号を予測するために使用する周波数帯域において、DSL信号のDMTシンボルからの成分が僅かしかないか又は全くないものである。ローブ予測フィルタ120,125,130の調教の前に、TTRクロックで受信器を同期化するのが望ましい。クロストーク除去器100の調教は、調教モード又はDSL受信器の或る動作モード(例えば「ショータイム」)の間で実行されるようにしてよい。また、クロストーク除去器100は、ISDN信号のゆっくりしたクロストーク結合チャンネル変化に応答するためのDSL受信器の動作モードにおいて、周期的に又は継続的に再調教してもよい。
DSL受信器の調教モードのときにそれ自身を調教するために、クロストーク除去器100は、特定の調教モードにおいて予め定めた期間を利用することができる。調教モードの期間は、そのクロストーク除去器100が使用されるべきDSLシステムのタイプに依存して変化する。例えば、クロストーク除去器100は、ITU−T推奨G.992.1に従うシステムにおいて上述したように調教フェーズの間で動作できる。そのようなシステムにおいて、一実施例では、C-REVERB2期間が、クロストーク除去器100の調教のために選ばれる。C-REVERB2期間の間で、CPEモデムが R-QUIETE3 内であるとき、受信したDSL信号内に入り込む自己エコーは存在しない。C-REVERB2の間で送信されるDMTシンボルは繰り返すので、クロストーク除去器100は、受信したDSL信号を予測するために、FEXT窓の間でこれらの受信したシンボルを平均化することができる。クロストーク除去器100は、それから、受信した信号から予測したDMT信号を引き、きれいなISDN参照信号を抽出する。ISDN参照信号を使用して、クロストーク除去器100は、NEXT窓の間で、上述したようにそのローブ予測フィルタ120,125,130を調教する
同様な原理に基づいて、G.992.1推奨で定義された調教フェーズのその他の時間期間の間でクロストーク除去器100を調教することも可能である。その他のDSL推奨、例えばG.992.2 及び G.992.3、に基づく調教は同様の手法で操作できる。例えば、そのようなシステムにおけるISDN参照信号は、受信した信号中に自己エコーが存在しない調教フェーズの間で、上述した平均化技術を使用して、対応する時間期間にて予測され得る。
DSL受信器の或る動作モードにおいて、クロストーク除去器100を調教し及び/又は再調教することも望まれるかもしれない。受信したシンボルは一般には動作中には繰り返されないので、上述したように、調教フェーズの間できれいなISDN信号を抽出するのは困難かもしれない。しかし、この問題は多くの技術のうちのいずれかを使用して解決することができる。一実施例において、例えば、DSL信号とISDNクロストーク信号を含む受信信号の全体を、クロストーク除去器100によるISDN参照信号として使用する。そのようにする場合、クロストーク除去器100は、減少された適応ステップサイズ(例えばLMSアルゴリズムでのステップサイズ)を用いて、そのローブ予測フィルタ120,125,130を調教する。この方法は、ISDNのチャンネル変化がゆっくりであるため、クロストーク除去器100を正確に調教するのに適する。こうして、クロストーク除去器100は少数の適応処理ステップでチャンネル変化に追従できる。
別の実施例において、特定の周波数帯域内のDMTトーンがオフされ、クロストーク除去器100は、ISDN参照信号として、入ってくるDSL信号のこの部分を使用する。この部分でオフされたDMTトーンにより、クロストーク除去器100は、上述のように調教してISDNノイズを除去するために使用され得るきれいなISDN信号を持つ。例えば、図1の例では、640kHz以上のDMTトーンがオフされる。図4のクロストーク除去器100は、1番目と2番目のローブを予測するために、きれいな3番目を観察することができる。特定のDMTトーンをオフすることは、ローカルループの反対側端部にあるDSL送受信器との一致が要求されることに留意されたい。
別の実施例において、DSL受信器は、ISDN信号のより高い周波数成分を得ることができるように、サンプリングレートを増大させる。図4は、DSL受信器が臨界サンプリングレートに代えて二倍のサンプリングレートを使用するものにおいて、受信した単一スペクトルのADSLダウンストリーム信号についてのパワースペクトル強度(PSD)のグラフを示す。そうした場合、受信器は、4番目乃至7番目のローブのような、より多くのローブを観察することができる。図4に示すように、5番目と6番目のローブは、DSL信号が無視できる又は存在しない周波数帯域内にある。この場合、例えば、クロストーク除去器100は、1番目及び2番目のローブと3番目及び4番目のローブを予測しキャンセルするために、5番目と6番目のローブを使用する。単一のローブではなく、一対のローブ(この場合、5番目と6番目のローブ)を使用することは、必要とされる変調器とローブ予測フィルタの数を減少させるが故に(例えば、各ローブ毎の変調器とフィルタに代えて各ローブ対毎の変調器とフィルタでよい)、クロストーク除去器100の設計を簡単化する。そのような実施例において、ハイパスフィルタ105のカットオフ周波数は5番目のローブよりも低いカットオフ周波数にセットされ、変調器110,115に入力されるコサイン波は、第1、第2、第3、第4のローブ対にマッチするように広げられる。サンプリングレートを増大させ、ISDN信号のこれらの一層高い周波数部分を使用することにより、クロストーク除去器100は、より広い範囲の応用(例えばループ長)に適用され得るが、増大された効率は、増大されたサンプリングに対する部分に予定される処理資源をもっと要求するかもしれない。
上述のクロストーク除去器と方法は単一のスペクトルADSLダウンストリーム信号に関して述べられているが、それらは、他のタイプのDSLシステムにも容易に適用され得るものであり、TCM−ISDNノイズの存在下で動作する該DSLシステムからノイズを除去又は減少させる。例えば、二倍スペクトル(アネックスI)及び所謂四倍スペクトル(アネックスQ)のADSLダウンストリーム信号及び同様のアップストリーム信号について、上述のクロストーク除去器及び方法はISDN信号を予測し除去するために使用され得る。更に、該クロストーク除去器はデジタル回路に関して述べられているが、ソフトウェア(例えば汎用の又は特別の目的のプロセッサ上で実行されるもの)で、又はアナログ回路で、実施されるようにしてもよい。
ここで述べられた工程又は動作又は処理のどんなものでも、1又はそれ以上のソフトウェア又はハードウェアモジュール単独で、もしくはその他の装置との組み合わせで、実行又は実施されるようになっていてよく、また、ハードウェアの場合はアナログ回路又はデジタル回路又はそれらの組み合わせであってもよい。容易に理解されるように、特定のハードウェア要素に関して述べられたクロストーク除去器の部分は、ソフトウェアでも実施することができ、また、ソフトウェア要素はハードウェア例えば専用回路としてハード的にコード化されたもののようなハードウェアでも実施することができる。一実施例において、ソフトウェアモジュールは、コンピュータプログラムコードを内容とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で構成されるコンピュータプログラム製品として実施される。このコンピュータプログラムコードは、ここで述べられた工程又は動作又は処理を行うためのコンピュータのプロセッサ(処理装置)によって実行される。
以上述べた本発明の実施例の説明は、図解説明の目的のために提示されたものであり、網羅的であることを意図するものではなく、また、開示されたままの形態に本発明を限定しようとするものではない。当該技術分野の熟練者であれば、上述の教示事項に照らして多くの変更と変形が可能であると理解し得る。よって、本発明の範囲は詳細説明によって限定されるものではなく、請求の範囲によるへきである。
2,208 Mspsの受信器サンプリングレートを持つ典型的な3キロメータの日本ループにおけるDMTを使用する単一スペクトルのADSL信号とTCM−ISDNクロストーク信号の一例を示すパワースペクトル強度(PSD)グラフ。 本発明の一実施例に従うDSL受信器システムのブロック線図。 本発明の一実施例に従うTCM−ISDNクロストーク除去器のブロック線図。 4,416 Mspsの受信器サンプリングレートを持つ典型的な3キロメータの日本ループにおけるDMTを使用する単一スペクトルのADSL信号とTCM−ISDNクロストーク信号の一例を示すパワースペクトル強度(PSD)グラフ。
符号の説明
CO 中央オフィス
CPE 顧客構内設備
30 遅延
50 DSL受信器
100 クロストーク除去器

Claims (6)

  1. DSL信号中のサービス総合デジタル回線網(ISDN)クロストークを減らすための方法であって、
    ISDNクロストークをハイパスフィルタ処理して、該ISDNクロストークの少なくとも1つの高周波数サイドローブを得ることと、ここで、前記少なくとも1つの高周波数サイドローブは、DSL信号強度が無視できる周波数範囲に属するものであり、
    DSL帯域内のISDNクロストークの少なくとも1つの低周波数サイドローブに対応する少なくとも1つの低い周波数上に該ISDNクロストークの前記少なくとも1つの高周波数サイドローブをシフトすることと、
    前記シフト動作においてシフトされたISDNサイドローブに対応する除去用信号を、該DSL信号中のISDNクロストークを実質的に除去するために、該DSL信号に適用することと
    を具備する方法。
  2. 前記シフト動作は、更に、前記シフトされたISDNサイドローブのクロストークをDSL信号のサイドローブ間の強い相関性に基づいて再形成することを具備する請求項1に記載の方法。
  3. 受信したDSL信号中のサービス総合デジタル回線網(ISDN)クロストークを除去するためのDSLシステムにおけるクロストーク除去器であって、
    SDN参照信号の少なくとも1つの高周波数サイドローブを分離するためのハイパスフィルタと、ここで、前記少なくとも1つの高周波数サイドローブは、DSL信号強度が無視できる周波数範囲に属するものであり、
    前記ハイパスフィルタに結合された少なくとも1つの変調器であって、前記ISDN参照信号の前記分離された少なくとも1つの高周波数サイドローブを、他のISDNサイドローブからのクロストークが前記DSL信号に影響を与える1つの低い周波数上にシフトするように構成されたものと、
    前記少なくとも1つの変調器に結合された少なくとも1つの再形成フィルタであって、前記DSL信号に影響を与えるクロストークを他のISDNサイドローブの少なくとも1つに対応付けるために前記分離された少なくとも1つのサイドローブを再形成し、これにより、DSL信号のサイドローブ間の強い相関性に基づいて前記受信したDSL信号からISDN信号成分を除去するための予測されたISDN信号を得るものと
    を具備するクロストーク除去器。
  4. 前記ISDN参照信号と前記予測されたISDN信号との間の誤差信号を求めるための引算器と、
    前記引算器に結合されて前記誤差信号を受信し、かつ、該誤差信号を減らすように前記少なくとも1つの再形成フィルタを調整する制御モジュールと
    を更に具備する請求項3に記載のクロストーク除去器。
  5. 前記ハイパスフィルタに結合され、前記ISDN信号の少なくとも1つの高周波数サイドローブを調整する別の再形成フィルタと、
    前記少なくとも1つの再形成フィルタに結合され、前記受信したDSL信号におけるISDN信号成分を除去するための前記予測されたISDN信号を得るために、前記再形成されたサイドローブを組み合わせる加算部と
    を更に具備する請求項3に記載のクロストーク除去器。
  6. 前記少なくとも1つの変調器は、前記ハイパスフィルタされたISDN参照信号を、cos (4πfck/fs) に対応するコサイン波形で変調するものであり、ここで、fcはISDNシンボルレート、fsはDMTサンプリングレートであり、これにより、前記ISDN参照信号の前記分離された少なくとも1つの高周波数サイドローブを、他のISDNサイドローブからのクロストークが前記DSL信号に影響を与える1つの低い周波数上にシフトするようにした請求項3に記載のクロストーク除去器。
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