JP4563570B2

JP4563570B2 - Massage machine

Info

Publication number: JP4563570B2
Application number: JP2000358467A
Authority: JP
Inventors: 晃一久保; 正弘細野; 重治佐山; 愼一小栗
Original assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Current assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date: 2000-11-24
Filing date: 2000-11-24
Publication date: 2010-10-13
Anticipated expiration: 2020-11-24
Also published as: JP2002159549A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マッサージ機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のマッサージ機としては、椅子の背もたれに沿ってマッサージユニットを昇降可能に配設しており、マッサージユニットには、もみ玉を前後方向に揺動させることによってたたき作動を行わせるためのタタキ機構と、もみ玉を偏心回動させることによってもみ作動を行わせるためのモミ機構と、マッサージユニット自体を椅子の背もたれに沿って昇降させるための昇降機構とがそれぞれ配設されていた。
【０００３】
そして、昇降機構によってマッサージユニットを昇降させることによりもみ玉を肩や背中や腰等の所定の部位に当接させ、タタキ機構を駆動させることによって所定部位をたたいたり、モミ機構を駆動させることによって所定部位をもんだり、或いは、タタキ機構とモミ機構とを同時に駆動させることによって所定部位をたたきながらもんだり、更には、昇降機構の駆動も組み合わせて肩から腰にかけて連続的にたたいたりもんだりするといった複数種類のマッサージ作動が行えるように構成されていた。
【０００４】
かかる従来のマッサージ機では、基本的には、椅子の背もたれからもみ玉が突出する突出量が常に一定量となるように構成されているが、もみ玉の突出量を変更する先行技術としては、特公平１−４９４９６号公報に開示されたものがあり、かかる公報には、マッサージユニットを昇降させるための主軸に一対のアームを前後揺動自在に取付け、同アームの先端にもみ玉を取付けており、アームを主軸周りに回動させることによってもみ玉の突出量を変更できるように構成したマッサージ機が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記特公平１−４９４９６号公報に開示されたマッサージ機にあっては、マッサージユニット自体を椅子の背もたれに向けて進退移動させることによってもみ玉の突出量を変更するものではなく、アームの回動角度を変更することによってのみもみ玉の突出量を変更するものである。
【０００６】
このように、アームの回動角度を変更することによってもみ玉の突出量を変更するように構成した場合には、アームを回動させることができる角度には限界があり、そのため、従来よりもわずかにもみ玉の突出量を変更することができるだけであって、もみ玉を従来よりも大幅に突出させることができるものではなかった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、使用者の身体を支持するための身体支持部に沿ってマッサージユニットを昇降可能に配設するとともに、前記マッサージユニットにもみ玉を駆動するためのもみ玉駆動ユニットを前記身体支持部に向けて進退移動可能に配設したマッサージ機において、前記マッサージユニットに左右幅方向に伸延する昇降軸を回動自在に取付け、この昇降軸に前記マッサージユニットを昇降させるための昇降用モータを連動連結するとともに、前記昇降軸に前記もみ玉駆動ユニットの最下端部近傍を枢着して当該もみ玉駆動ユニットを前記マッサージユニットに前後方向において揺動可能に配設する一方、前記マッサージユニットの上部で前記もみ玉駆動ユニットよりも高い位置に左右幅方向に伸延する進退軸を回転自在に取付け、この進退軸に前記もみ玉揺動ユニットを揺動させるための進退用モータを連動連結し、かつ、前記進退軸にピニオンギヤを取付けるとともに、前記もみ玉駆動ユニットの上部に円弧状のラックを取付け、前記ラックに前記ピニオンギヤを噛合させた。
【０００８】
また、前記進退軸の一側に形成したギヤ部に、前記もみ玉駆動ユニット側に配置した進退用モータの駆動軸を第１の駆動ウォームを介して連動連結する一方、前記昇降軸における前記進退軸に形成したギヤ部とは反対側に形成したギヤ部に、前記もみ玉駆動ユニット側に配置した前記昇降用モータの駆動軸を第２の駆動ウォームを介して連動連結した。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本実施形態に係るマッサージ機は、使用者の身体を支持するための身体支持部に沿ってマッサージユニットを昇降可能に配設するとともに、前記マッサージユニットにもみ玉を駆動するためのもみ玉駆動ユニットを前記身体支持部に向けて進退移動可能に配設したマッサージ機において、前記マッサージユニットに左右幅方向に伸延する昇降軸を回動自在に取付け、この昇降軸に前記マッサージユニットを昇降させるための昇降用モータを連動連結するとともに、前記昇降軸に前記もみ玉駆動ユニットの最下端部近傍を枢着して当該もみ玉駆動ユニットを前記マッサージユニットに前後方向において揺動可能に配設する一方、前記マッサージユニットの上部で前記もみ玉駆動ユニットよりも高い位置に左右幅方向に伸延する進退軸を回転自在に取付け、この進退軸に前記もみ玉揺動ユニットを揺動させるための進退用モータを連動連結し、かつ、前記進退軸にピニオンギヤを取付けるとともに、前記もみ玉駆動ユニットの上部に円弧状のラックを取付け、前記ラックに前記ピニオンギヤを噛合させたものである。
【００１２】
しかも、マッサージユニットに、もみ玉を前後方向に揺動させることによってたたき作動を行わせるためのタタキ機構と、もみ玉を偏心回動させることによってもみ作動を行わせるためのモミ機構とからなるもみ玉を駆動するためのもみ玉駆動ユニットを身体支持部に向けて進退移動可能に配設したものである。
【００１３】
そのため、もみ玉駆動ユニットを前進又は後退させることでもみ玉の突出量を大幅に変更することができ、これにより、マッサージ機が行うマッサージ作動に従来以上に強弱をつけることができ、マッサージを行う部位の状態に応じた適切なマッサージを行うことができて、マッサージ効果を向上させることができるものである。
【００１４】
しかも、マッサージユニットの昇降を停止させた状態でもみ玉駆動ユニットのみを前進させることで、使用者の背中をもみ玉で指圧することができ、これにより、マッサージ機のマッサージの種類を増加させることができて、マッサージ効果を向上させることができるものである。
【００１５】
また、マッサージユニットにもみ玉駆動ユニットを前後方向に揺動可能に配設することによって、もみ玉駆動ユニットの重量を揺動支点位置で支持した状態でもみ玉駆動ユニットを進退移動させることができ、従って、もみ玉駆動ユニットを進退移動させるための機構を簡略化することができて小型軽量化を図ることができるものである。
【００１６】
また、もみ玉駆動ユニットを側面視でもみ玉を突出させた側でマッサージユニットに前後方向に揺動可能に枢着することによって、もみ玉の突出量をより一層大きくすることができ、マッサージ作動に大きく強弱をつけることができ、従って、マッサージを行う部位の状態に応じた適切なマッサージを行うことができて、マッサージ効果を向上させることができるものである。
【００１７】
特に、身体支持部に沿ってラックを配設するとともに、同ラック上を滑動するピニオンギヤを設けた昇降軸をマッサージユニットに横架し、同昇降軸にもみ玉駆動ユニットを前後方向に揺動可能に枢着することによって、もみ玉駆動ユニットの揺動支点として昇降軸を利用でき、もみ玉駆動ユニットを揺動させるための機構を簡素化でき、マッサージユニットの小型軽量化を図ることができるものである。
【００１８】
参考例に係るマッサージ機１を図１〜図３に示す。図１〜図３に示すように、マッサージ機１は、使用者の身体を支持するための身体支持部としての椅子２の背もたれ３に沿ってマッサージユニット４を昇降可能に配設しており、同マッサージユニット４の内部には、左右一対のもみ玉5,6を前後方向に揺動させることによってたたき作動を行わせるためのタタキ機構７と、もみ玉5,6を偏心回動させることによってもみ作動を行わせるためのモミ機構８とからなるもみ玉を駆動させるためのもみ玉駆動ユニット９を椅子２の背もたれ３に向けて進退移動可能に配設している。尚、本参考例では、椅子２の背もたれ３で使用者の身体を支持する、いわゆる椅子式のマッサージ機を例に採り説明しているが、これに限らず、ベッドで使用者の身体を支持する、いわゆるベッド式のマッサージ機でもよい。また、もみ玉駆動ユニット９は、必ずしもタタキ機構７とモミ機構８とを備えているものではなく、いずれか一方を備えているもの、或いは、単にもみ玉を突出させた構造のものでもよい。
【００１９】
以下に、マッサージ機１の各部の構造について具体的に説明する。
【００２０】
［椅子２］
椅子２は、図１に示すように、背もたれ３の背部に左右一対のラック10,11を背もたれ３に沿って取付けるとともに、同ラック10,11に沿わせて断面コ字状の左右一対のガイドレール12,13を取付けている。
【００２１】
また、椅子２は、着座部14の内部に使用者が着座していることを圧力によって検出するための着座センサー15を取付けており、同着座センサー15は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。図中、167は脚体である。
【００２２】
［マッサージユニット４］
マッサージユニット４は、図２及び図３に示すように、略矩形箱型状のマッサージユニットケーシング17の右側下部に昇降用モーター18を取付け、同昇降用モーター18の駆動軸1 9に駆動ギヤ20を取付ける一方、マッサージユニットケーシング17の下部に左右幅方向に伸延させた昇降軸21を回動自在に取付け、同昇降軸21の右側外側面に形成したギヤ部22と前記駆動ギヤ20とを噛合させ、更には、昇降軸21の左右端部をマッサージユニットケーシング17の外側方に突出させ、かかる突出させた左右端部にピニオンギヤ23,24を取付け、同ピニオンギヤ23,24を椅子２の背もたれ３に取付けたラック10,11に噛合させている。図中、25はマッサージユニットケーシング17に昇降用モーター18を取付けるためのブラケットである。尚、昇降用モーター18は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。
【００２３】
また、マッサージユニット４は、マッサージユニットケーシング17の左右側上部に左右一対のガイド軸26,27を回動自在に取付け、各ガイド軸26,27の端部をマッサージユニットケーシング17の外側方に突出させ、かかる突出させたガイド軸26,27の端部にガイドローラー28,29をそれぞれ回動自在に取付けており、かかるガイドローラー28,29を椅子２の背もたれ３に取付けた断面コ字状のガイドレール12,13の内部に滑動自在に挿入している。
【００２４】
かかるマッサージユニット４には、もみ玉駆動ユニット９を椅子２の背もたれ３に向けて進退移動可能に配設している。
【００２５】
すなわち、マッサージユニット４は、マッサージユニットケーシング17の上部及び下部に前後方向に伸延させた左右一対のガイドバー30,31,32,33をそれぞれ取付け、同ガイドバー30,31,32,33にもみ玉駆動ユニット９を構成するもみ玉駆動ユニットケーシング34をガイドバー30,31,32,33に沿って前後方向に進退移動自在に取付けている。
【００２６】
かかるもみ玉駆動ユニット9を進退移動させるための進退移動機構35は、マッサージユニットケーシング17の左下部に進退用モーター36を取付け、同進退用モーター36の駆動軸37に駆動用ベベルギヤ38を取付ける一方、マッサージユニットケーシング17の左側部に従動用ベベルギヤ39を回動自在に取付け、同従動用ベベルギヤ39を駆動用ベベルギヤ38に噛合させ、更には、従動用ベベルギヤ39に駆動用プーリー40を同軸上に取付ける一方、マッサージケーシング17の中央部に前後方向に向けて伸延させた進退軸41を回動自在に取付け、同進退軸41の基端部に従動用プーリー42を取付け、同従動用プーリー42と前記駆動用プーリー40との間に伝動ベルト43を懸架しており、進退軸41の外周面に雄ネジ部を形成し、同進退軸41の雄ネジ部をもみ玉駆動ユニットケーシング34の中央部に取付けた従動ネジ体45の内周面に形成した雌ネジ部に噛合させている。図中、47はマッサージユニットケーシング17に進退用モーター36を取付けるためのブラケット、48,49は進退軸41を回動自在に支持するための軸受である。尚、進退用モーター36は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。
【００２７】
［もみ玉駆動ユニット９］
もみ玉駆動ユニット９は、図２及び図３に示すように、箱型状のもみ玉駆動ユニットケーシング34の上部及び下部に左右一対のガイド穴50,51,52,53をそれぞれ形成し、同ガイド穴50,51,52,53に前記ガイドバー30,31,32,33をスライド自在に挿通し、更には、もみ玉駆動ユニットケーシング34の中央部に円筒状の従動ネジ体45を取付け、同従動ネジ体45を進退軸41に螺設している。
【００２８】
また、もみ玉駆動ユニット９は、もみ玉駆動ユニットケーシング34の内部にタタキ機構７とモミ機構８とを配設している。
【００２９】
タタキ機構７は、図２〜図４に示すように、もみ玉駆動ユニットケーシング34の左側上部にタタキ用モーター54を駆動軸55が下方に向けて突出した状態で取付け、同駆動軸55にタタキ用駆動ウォーム56を連動連結する一方、もみ玉駆動ユニットケーシング34の中途部に左右幅方向に向けて伸延させたタタキ用回動軸57を回動自在に取付け、同タタキ用回動軸57の左側部にタタキ用従動ウォームホイール58を固着し、同タタキ用従動ウォームホイール58を前記タタキ用駆動ウォーム56に噛合させ、更には、タタキ用回動軸57の左右端部にタタキ用偏心軸59,60を同タタキ用偏心軸59,60の軸線をタタキ用回動軸57の軸線から上下にそれぞれ偏心させた状態で連設し、同タタキ用偏心軸59,60にもみ玉機構61,62をそれぞれ連動連結している。図中、63はタタキ用モーター54の駆動軸55を回動自在に支持するための軸受である。尚、タタキ用モーター54は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。
【００３０】
一方、モミ機構8は、図２、図３及び図５に示すように、もみ玉駆動ユニットケーシング34の右側上部にモミ用モーター64を駆動軸65が下方に向けて突出した状態で取付け、同駆動軸65にモミ用駆動ウォーム66を連動連結する一方、タタキ用回動軸57の右側部にモミ用従動ウォームホイール67を回動自在に遊嵌し、同モミ用従動ウォームホイール67を前記モミ用駆動ウォーム66に噛合させるとともに、モミ用従動ウォームホイール67にモミ用駆動プーリー68を連設し、更には、もみ玉駆動ユニットケーシング34の下部に左右幅方向に向けて伸延させたモミ用回動軸69を回動自在に取付け、同モミ用回動軸69の右側部にモミ用従動プーリー70を取付け、同モミ用従動プーリー70と前記モミ用駆動プーリー68との間に伝動ベルト71を懸架しており、モミ用回動軸69の左右端部には、もみ玉機構61,62をそれぞれ連動連結している。図中、72はモミ用モーター64の駆動軸65を回動自在に支持するための軸受である。尚、モミ用モーター64は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。
【００３１】
もみ玉機構61,62は、図２〜図５に示すように、モミ用回動軸69の左右端部に左右一対のもみ玉アーム支持体73,74を同もみ玉アーム支持体73,74の上部が外側方に向いた状態で傾斜状に取付け、同もみ玉アーム支持体73,74の後部に連動アーム75,76の先端部をそれぞれ連動連設し、同連動アーム75,76の基端部をタタキ用偏心軸59,60に取付け、更には、もみ玉アーム支持体73,74の前側上部にもみ玉支持アーム77,78の基端部を取付け、同もみ玉支持アーム77,78の先端部にもみ玉5,6を回動自在に取付けている。図中、79,80はモミ用回動軸69の左右端部にもみ玉アーム支持体73,74を傾斜状態で回動自在に取付けるための接続具である。尚、連動アーム75,76の先端部ともみ玉アーム支持体73,74とは自由継手構造によって接続している。
【００３２】
［マッサージ機１の動作］
マッサージ機１は、以上に説明したように構成しており、コントローラー16によって各モーター18,36,54,64を駆動させることによって、以下に説明するように動作する。
【００３３】
すなわち、コントローラー16によって昇降用モーター18を駆動すると、昇降軸21が回動し、それに伴ってピニオンギヤ23,24がラック10,11に沿って走行し、マッサージユニット４が椅子２の背もたれ３に沿って昇降移動する。
【００３４】
また、コントローラー16によって進退用モーター36を駆動すると、駆動用ベベルギヤ38、従動用ベベルギヤ39、駆動用プーリー40、伝動ベルト43、従動用プーリー42を介して進退軸41が回動し、それに伴ってもみ玉駆動ユニットケーシング34に取付けた従動ネジ体45が進退軸41に沿って移動し、もみ玉駆動ユニットケーシング34が前後方向に進退移動し、もみ玉5,6が前後方向に進退移動する（図６参照）。
【００３５】
また、コントローラー16によってタタキ用モーター54を駆動すると、タタキ用駆動ウォーム56とタタキ用従動ウォームホイール58を介してタタキ用回動軸57が回動し、それに伴ってタタキ用偏心軸59,60が交互に上下に回動し、それにより、連動アーム75,76がクランクとして機能してもみ玉アーム支持体73,74が前後に揺動し、もみ玉5,6が交互に前後方向に揺動してたたき作動を行う。
【００３６】
また、コントローラー16によってモミ用モーター64を駆動すると、モミ用駆動ウォーム66、モミ用従動ウォームホイール67、モミ用駆動プーリー68、伝動ベルト71、モミ用従動プーリー70を介してモミ用回動軸69が回動し、それに伴ってもみ玉アーム支持体73,74が回動し、もみ玉5,6が前後方向に偏心回動してもみ作動を行う。
【００３７】
そして、マッサージ機１は、以下に説明するように、上記各作動を組み合わせることによって使用者の体の肩、背中、腰等をマッサージするようにしている（図13及び図14参照）。
【００３８】
まず、使用者は、椅子２に着座し、電源スイッチをＯＮすると（Ｓ１）、着座センサー15が使用者が着座していることを検出し（Ｓ２）、それにより、マッサージユニット４の初期設定を行う（Ｓ３）。
【００３９】
すなわち、昇降用モーター18を駆動してマッサージユニット４を最下端位置に降下させるとともに、進退用モーター36を駆動してもみ玉駆動ユニット９を最後方位置に後退させ、更には、タタキ用モーター54とモミ用モーター64とを駆動してもみ玉5,6を中立位置に移動させる。
【００４０】
次に、必要に応じて、使用者の肩の高さや幅、背中の形状等といった使用者の体形を検出するための使用者体形検出を行う（Ｓ５）。かかる使用者体形検出は、マッサージ機１を直前に使用した者の体形が既にマッサージ機１に記憶されていることから、同一の使用者が続けてマッサージ機１を使用する場合には、時間短縮のため使用者体形検出を行うか否かを選択できるようにしている（Ｓ４）。
【００４１】
すなわち、昇降用モーター18を駆動して所定時間（例えば１秒間）だけマッサージユニット４を上昇させ（Ｓ１１）、その位置で進退用モーター36を駆動してもみ玉駆動ユニット９を前方に向けて（使用者の背中に向けて）徐々に移動し（Ｓ１２）、コントローラ16によって進退用モーター36に所定の負荷（例えば負荷電流）が印加されていることを検出した場合には（Ｓ１３）、進退用モーター36を停止してその位置をコントローラー16に内蔵した記憶手段によって記憶し（Ｓ１４）（具体的には、もみ玉駆動ユニット９を最後方位置から停止位置まで移動させる際に進退用モーター36が作動した時間によって、もみ玉駆動ユニット９の停止位置を記憶している。）、その後、進退用モーター36を駆動してもみ玉駆動ユニット９を最後方位置まで後方に向けて移動する（Ｓ１５）。これらの動作を使用者の肩位置まで繰り返し行う（Ｓ１６）ことによって、使用者の肩の高さや幅、背中の形状等といった使用者の体形を検出する。
【００４２】
このように、本参考例では、もみ玉駆動ユニット９を進退移動させるための進退用モータ３６の負荷によって、もみ玉5,6が使用者の背中に当接したか否かを検出するもみ玉当接検出手段としている。
【００４３】
尚、使用者体形検出によってマッサージユニット４が検出した使用者の肩位置は、使用者がマニュアル操作で微調整できるようにしている（Ｓ６）。
【００４４】
次に、使用者は、マッサージをする部位、例えば、首、肩、背中、腰、或いは全体等を選択するとともに（Ｓ７）、マッサージの方法、例えば、たたき、もみ等を選択し（Ｓ８）、更には、マッサージの度合い、例えば、速さ、強さ、幅等を選択する（Ｓ９）。
【００４５】
そして、マッサージ機１は、使用者が選択した内容に基いてマッサージを行う（Ｓ１０）。その際に、着座センサー15によって使用者が椅子２に連続して着座している時間をコントローラー16で検出し、所定時間（例えば、１５分）以上連続してマッサージが行われている場合には、使用者に対して警告を発するようにしている。これにより、マッサージのし過ぎによる体調不良の発生を未然に防止するようにしている。
【００４６】
例えば、肩位置でのたたきを行う場合には、コントローラー16によって昇降用モーター18及び進退用モーター36を駆動して、マッサージユニット４ともみ玉駆動ユニット９とを使用者体形検出で検出した使用者の肩位置まで昇降させ、その後、タタキ用モーター54を駆動してもみ玉5,6を交互に前後方向に揺動させる。
【００４７】
その際に、進退用モーター36を駆動して使用者の肩位置よりも後方にもみ玉駆動ユニット９を移動させて、もみ玉5,6を使用者の肩位置よりも後方に位置させると、使用者の肩をもみ玉5,6で弱くたたくこととなり、逆に、進退用モーター36を駆動して使用者の肩位置よりも前方にもみ玉駆動ユニット９を移動させて、もみ玉5,6を使用者の肩位置よりも前方に位置させると、使用者の肩をもみ玉5,6で強くたたくこととなり、従って、進退用モーター36によってもみ玉駆動ユニット９を前後方向に進退移動させることで、マッサージ作動に強弱をつけることができ、これにより、マッサージを行う部位の状態に応じた適切なマッサージを行うことができ、マッサージ効果を向上させることができる。
【００４８】
また、背中全体の指圧を行う場合には、コントローラー16によって昇降用モーター18及び進退用モーター36を駆動して、マッサージユニット４ともみ玉駆動ユニット９とを使用者体形検出で検出した使用者の腰位置まで昇降させ、その後、その位置で進退用モーター36のみを駆動して、もみ玉駆動ユニット９を前進させ、もみ玉5,6を使用者の背中に押し付けた後、もみ玉駆動ユニット９を後退させ、更には、昇降用モーター18及び進退用モーター36を駆動して、マッサージユニット４ともみ玉駆動ユニット９と僅かに上昇させるといった動作を、使用者の肩位置まで繰り返し行う。
【００４９】
このように、マッサージユニット４の停止位置で、進退用モーター36を駆動することによってもみ玉駆動ユニット９のみを前進させることで、使用者の背中を指圧することができ、これにより、マッサージ機１のマッサージの種類を増加させることができ、マッサージ効果を向上させることができる。
【００５０】
また、本参考例では、マッサージユニット４を昇降させるとともに、もみ玉駆動ユニット９を進退させることによって、着座した使用者の体形を検出するようにしているため、使用者が自己の体形をマニュアル操作で記憶させるといった煩雑な操作がなくなり、マッサージ機１の使い勝手を向上させることができる。
【００５１】
しかも、マッサージ機１の使用者に応じて肩位置や腰位置を正確に把握でき、正確な位置でのマッサージを行うことができ、また、使用者の背中の形状に沿わせてマッサージユニット４を移動させながらマッサージを行うことで、使用者の背中を全範囲にわたって適切な強度でマッサージを行うことができて、マッサージ効果を向上させることができる。
【００５２】
特に、本参考例では、もみ玉5,6が使用者の背中に当接したか否かを検出するためのもみ玉当接検出手段を具備しており、マッサージユニット４を所定時間上昇又は下降させた後に、もみ玉当接検出手段によってもみ玉5,6が使用者の背中に当接したことを検出するまでもみ玉駆動ユニット９を使用者の背中に向けて進出させ、その後、もみ玉駆動ユニット９を後退させることを繰り返し行うことによって着座した使用者の体形を検出するようにしているため、より正確に使用者の体形を検出することができる。
【００５３】
しかも、もみ玉駆動ユニット９を進退移動させるための進退用モーター36の負荷によってもみ玉5,6が使用者の背中に当接したか否かを検出するようにしているため、構造を簡略化することができる。
【００５４】
また、本参考例に示したマッサージ機１では、進退軸４１に沿ってもみ玉駆動ユニット９を前後方向に平行に進退移動するように構成しているため、もみ玉駆動ユニット９を進退移動させてももみ玉5,6の高さが変化することがなく、身体の同一部位を押圧することができ、しかも、もみ玉5,6を取付けたもみ玉支持アーム77,78が回動移動することなく前後に平行移動するため、もみ玉駆動ユニット９を進退させてもタタキ作動やモミ作動を行う際のもみ玉5,6の軌道が変化することがなく、身体を同一感覚でマッサージすることができ、従って、もみ玉駆動ユニット９を進退移動させても使用者に何ら違和感を与えることがない。
【００５５】
［実施例］図７〜図１２は、本発明の一実施例としてのマッサージユニット100を示した図であり、本実施例では、マッサージユニット100にもみ玉駆動ユニット101を前後方向に揺動可能に配設して、もみ玉駆動ユニット101を椅子２の背もたれ３に向けて進退移動できるように構成している。
【００５６】
すなわち、マッサージユニット100は、図７〜図９に示すように、略矩形箱型状のマッサージユニットケーシング102の右側下部に昇降用モーター103を取付け、同昇降用モーター103の駆動軸104に駆動ギヤ105を取付け、同駆動ギヤ105に変速ギヤ106を噛合させ、同変速ギヤ106に駆動ウォーム107を連動連結する一方、マッサージユニットケーシング102の下部に左右幅方向に伸延させた昇降軸108を回動自在に取付け、同昇降軸108の右側外側面に形成したギヤ部と前記駆動ウォーム10 7とを噛合させ、更には、昇降軸108の左右端部をマッサージユニットケーシング102の外側方に突出させ、かかる突出させた左右端部にピニオンギヤ110,111を取付け、同ピニオンギヤ110,111を椅子２の背もたれ３に取付けたラック10,11に噛合させている。図中、112はマッサージユニットケーシング102の右側下部に取付けた昇降用モーター103を収納したモーターケーシングである。尚、昇降用モーター103は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。
【００５７】
また、マッサージユニット100は、マッサージユニットケーシング102の左右側上部に左右一対のガイド軸113,114を回動自在に取付け、各ガイド軸113,114の端部をマッサージユニットケーシング102の外側方に突出させ、かかる突出させたガイド軸113,114の端部にガイドローラー115,116をそれぞれ回動自在に取付けており、かかるガイドローラー115,116を椅子２の背もたれ３に取付けた断面コ字状のガイドレール12,13の内部に滑動自在に挿入している。
【００５８】
かかるマッサージユニット100には、もみ玉駆動ユニット101を前後方向に揺動可能に配設している。
【００５９】
すなわち、マッサージユニット100は、マッサージユニットケーシング102の下部に左右幅方向に向けて伸延させた状態で配設した昇降軸108の中央部にもみ玉駆動ユニット101を構成するもみ玉駆動ユニットケーシング117を前後方向に向けて揺動自在に取付けており、昇降軸108を揺動支点としてもみ玉駆動ユニット101が前後方向に向けて揺動できるようにしている。
【００６０】
かかるもみ玉駆動ユニット101を前後方向に揺動させて進退移動させるための進退移動機構は、マッサージユニットケーシング102の左側上部に進退用モーター118を取付け、同進退用モーター118の駆動軸119に駆動ギヤ120を取付け、同駆動ギヤ120に変速ギヤ121を噛合させ、同変速ギヤ121に駆動ウォーム122を連動連結する一方、マッサージユニットケーシング102の上部に左右幅方向に向けて伸延させた進退軸123を回動自在に取付け、同進退軸123の左側外側面に形成したギヤ部（図示省略）と前記駆動ウォーム122とを噛合させ、更には、進退軸123に左右一対のピニオンギヤ124,125を取付ける一方、もみ玉駆動ユニットケーシング117の上部に左右一対の円弧状のラック126,127を取付け、同ラック126,127に前記ピニオンギヤ124,125を噛合させている。図中、128はマッサージユニットケーシング102の左側上部に取付けた進退用モーター118を収納するためのモーターケーシング、129は進退軸123を回動自在に支持するための軸受である。
【００６１】
もみ玉駆動ユニット101は、図７〜図９に示すように、箱型状のもみ玉駆動ユニットケーシング117の上部に左右一対のラック支持片130,131を外側方へ向けて形成し、各ラック支持片130,131の端縁に円弧状のラック126,127をそれぞれ取付け、一方、もみ玉駆動ユニットケーシング117の前側下部に正面視略Ｕ字状の昇降軸支持片132を形成し、同昇降軸支持片132の左右側部に軸受133,134をそれぞれ取付け、同軸受133,134に昇降軸108を回動自在に挿通している。
【００６２】
また、もみ玉駆動ユニット101は、もみ玉駆動ユニットケーシング117の内部にタタキ機構135とモミ機構136とを配設している。
【００６３】
タタキ機構135は、図７〜図10に示すように、もみ玉駆動ユニットケーシング117の左側下部にタタキ用モーター137を駆動軸138が上方に向けて突出した状態で取付け、同駆動軸138にタタキ用駆動ウォーム139を連動連結する一方、もみ玉駆動ユニットケーシング117の上部に左右幅方向に向けて伸延させたタタキ用回動軸140を回動自在に取付け、同タタキ用回動軸140の左側部にタタキ用従動ウォームホイール141を固着し、同タタキ用従動ウォームホイール141を前記タタキ用駆動ウォーム139に噛合させ、更には、タタキ用回動軸140の左右端部にタタキ用偏心軸142,143を同タタキ用偏心軸142,143の軸線をタタキ用回動軸140の軸線から上下にそれぞれ偏心させた状態で連設し、同タタキ用偏心軸142,143にもみ玉機構144,145をそれぞれ連動連結している。図中、146はタタキ用モーター137の駆動軸138を回動自在に支持するための軸受である。尚、タタキ用モーター137は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。
【００６４】
一方、モミ機構136は、図７〜図９及び図11に示すように、もみ玉駆動ユニットケーシング117の右側下部にモミ用モーター147を駆動軸148が上方に向けて突出した状態で取付け、同駆動軸148にモミ用駆動ウォーム149を連動連結する一方、タタキ用回動軸140の右側部にモミ用従動ウォームホイール150を回動自在に遊嵌し、同モミ用従動ウォームホイール150を前記モミ用駆動ウォーム149に噛合させるとともに、モミ用従動ウォームホイール150にモミ用駆動プーリー151を連設し、更には、もみ玉駆動ユニットケーシング117の下部に左右幅方向に向けて伸延させたモミ用回動軸152を回動自在に取付け、同モミ用回動軸152の右側部にモミ用従動プーリー153を取付け、同モミ用従動プーリー153と前記モミ用駆動プーリー151との間に伝動ベルト154を懸架しており、モミ用回動軸152の左右端部には、もみ玉機構144,145をそれぞれ連動連結している。図中、155はモミ用モーター147の駆動軸148を回動自在に支持するための軸受である。尚、モミ用モーター147は、背もたれ３の下部に配設したコントローラー16に接続している。
【００６５】
もみ玉機構144,145は、図７〜図11に示すように、モミ用回動軸152の左右端部に左右一対のもみ玉アーム支持体156,157を同もみ玉アーム支持体156,157の上部が外側方に向いた状態で傾斜状に取付け、同もみ玉アーム支持体156,157の後部に連動アーム158,159の先端部をそれぞれ連動連設し、同連動アーム158,159の基端部をタタキ用偏心軸142,143に取付け、更には、もみ玉アーム支持体156,157の前側上部にもみ玉支持アーム160,161の基端部を取付け、同もみ玉支持アーム156,157の先端部にもみ玉162,163を回動自在に取付けている。図中、164,165はモミ用回動軸152の左右端部にもみ玉アーム支持体156,157を傾斜状態で回動自在に取付けるための接続具である。尚、連動アーム158,159の先端部ともみ玉アーム支持体1 56,157とは自由継手構造によって接続している。
【００６６】
そして、本実施例では、コントローラ16によって進退用モーター118を駆動すると、駆動ギヤ120、変速ギヤ121、駆動ウォーム122を介して進退軸123が回動し、それに伴ってピニオンギヤ124,125が回動しながらラック126,127に沿って滑動し、それによりもみ玉駆動ユニットケーシング117が昇降軸108を中心に前後方向に向けて揺動し、もみ玉162,163が前後方向に進退移動するようにしている（図12参照）。尚、ラック126,127の前端部及び後端部には、もみ玉駆動ユニット101の揺動範囲の前側限界位置及び後側限界位置にてピニオンギヤ124,125に当接するリミットスイッチ168,169をそれぞれ取付けている。
【００６７】
このように、本実施例では、マッサージユニット100にもみ玉駆動ユニット101を前後方向に揺動可能に配設しているため、もみ玉駆動ユニット101の重量を揺動支点である昇降軸108で支持した状態でもみ玉駆動ユニット101を進退移動させることができるので、もみ玉駆動ユニット101を進退させるために必要となる動力が小さくてすみ、もみ玉駆動ユニット101を進退移動させるための機構を簡略化することができ小型軽量化を図ることができる。
【００６８】
しかも、側面視でもみ玉駆動ユニット101のもみ玉駆動ユニットケーシング117からもみ玉162,163を突出させた前側においてマッサージユニット100にもみ玉駆動ユニット101を前後方向に揺動可能に枢着しているため、もみ玉駆動ユニット101の後側でマッサージユニット100にもみ玉駆動ユニット101を枢着した場合に比べて、もみ玉162,163の突出量をより一層大きくすることができ、マッサージ作動に大きく強弱をつけることができ、従って、マッサージを行う部位の状態に応じた適切なマッサージを行うことができて、マッサージ効果を向上させることができる。
【００６９】
特に、側面視でもみ玉駆動ユニット101のもみ玉駆動ユニットケーシング117の前側で、かつ、もみ玉駆動ユニットケーシング117の最下端部近傍においてマッサージユニット100にもみ玉駆動ユニット101を前後方向に揺動可能に枢着しているため、揺動支点となる昇降軸108ともみ玉162,163との距離を可及的に長くとることができ、従って、もみ玉162,163の揺動半径が可及的に長くなり、これにより一層もみ玉162,163の突出量を大きくすることができる。
【００７０】
また、昇降軸108にもみ玉駆動ユニット101を前後方向に揺動可能に枢着しているため、もみ玉駆動ユニット101の揺動支点として別部材を設けることなく昇降軸108を揺動軸として兼用して利用することができ、もみ玉駆動ユニット101を揺動させるための機構を簡素化でき、マッサージユニット100の小型軽量化を図ることができる。
【００７１】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【００７２】
すなわち、本発明では、使用者の身体を支持するための身体支持部に沿ってマッサージユニットを昇降可能に配設するとともに、前記マッサージユニットにもみ玉を駆動するためのもみ玉駆動ユニットを前記身体支持部に向けて進退移動可能に配設したマッサージ機において、前記マッサージユニットに左右幅方向に伸延する昇降軸を回動自在に取付け、この昇降軸に前記マッサージユニットを昇降させるための昇降用モータを連動連結するとともに、前記昇降軸に前記もみ玉駆動ユニットの最下端部近傍を枢着して当該もみ玉駆動ユニットを前記マッサージユニットに前後方向において揺動可能に配設する一方、前記マッサージユニットの上部で前記もみ玉駆動ユニットよりも高い位置に左右幅方向に伸延する進退軸を回転自在に取付け、この進退軸に前記もみ玉揺動ユニットを揺動させるための進退用モータを連動連結し、かつ、前記進退軸にピニオンギヤを取付けるとともに、前記もみ玉駆動ユニットの上部に円弧状のラックを取付け、前記ラックに前記ピニオンギヤを噛合させている。したがって、小型軽量化が図れるとともに、もみ玉駆動ユニットを前進又は後退させることで、もみ玉の突出量を大幅に変更することができ、これにより、マッサージ機が行うマッサージ作動に従来以上に強弱をつけることができ、マッサージを行う部位の状態に応じた適切なマッサージを行うことができて、マッサージ効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るマッサージ機の側面図。
【図２】マッサージユニットを示す正面図。
【図３】同底面図。
【図４】タタキ機構を示す側面図。
【図５】モミ機構を示す側面図。
【図６】もみ玉駆動ユニットの進退移動を示す側面図。
【図７】第２実施例としてのマッサージユニットを示す斜視図。
【図８】同正面図。
【図９】同平面図。
【図１０】タタキ機構を示す側面図。
【図１１】モミ機構を示す側面図。
【図１２】もみ玉駆動ユニットの進退移動を示す側面図。
【図１３】マッサージ機の動作を説明するフローチャート。
【図１４】使用者体形検出の動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
１マッサージ機
２椅子
３背もたれ
４マッサージユニット
5,6 もみ玉
７タタキ機構
８モミ機構
９もみ玉駆動ユニット
16 コントローラー
18 昇降用モーター
36 進退用モーター
54 タタキ用モーター
64 モミ用モーター
100 マッサージユニット
101 もみ玉駆動ユニット
103 昇降用モーター
118 進退用モーター
135 タタキ機構
136 モミ機構
137 タタキ用モーター
147 モミ用モーター
162,163 もみ玉[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a massage machine.
[0002]
[Prior art]
As a conventional massage machine, the massage unit is arranged so that it can be moved up and down along the back of the chair, and the massage unit has a tapping mechanism for swinging the fir tree ball in the front-rear direction. In addition, a fir mechanism for performing the fir tree operation by rotating the fir ball eccentrically, and an elevating mechanism for moving the massage unit itself up and down along the backrest of the chair, respectively.
[0003]
Then, by moving the massage unit up and down by the lifting mechanism, the fir tree is brought into contact with a predetermined portion such as the shoulder, back, waist, etc., and the tapping mechanism is driven to hit the predetermined portion or drive the fir mechanism Or, you can hit the specified part by driving the Tataki mechanism and the fir mechanism at the same time, or even hit the specified part from the shoulder to the waist in combination with the drive of the lifting mechanism It was configured to be able to perform multiple types of massage operations.
[0004]
In such a conventional massage machine, basically, the protruding amount that the kneading balls protrude from the back of the chair is always a constant amount, but as a prior art for changing the protruding amount of the kneading balls, Japanese Patent Publication No. 1-44996 discloses a technique in which a pair of arms is attached to a main shaft for raising and lowering a massage unit so as to be swingable back and forth, and a ball is attached to the tip of the arm. And the massage machine comprised so that the amount of protrusion of a kneading ball could be changed by rotating an arm around a principal axis is indicated.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the massage machine disclosed in the above Japanese Patent Publication No. 1-449496, the amount of protrusion of the fir tree ball is not changed by moving the massage unit itself back and forth toward the back of the chair. The protrusion amount of the kneading balls is changed only by changing the rotation angle.
[0006]
As described above, when the amount of protrusion of the kneading balls is changed by changing the rotation angle of the arm, there is a limit to the angle at which the arm can be rotated. The protrusion amount of the kneading balls can only be changed slightly, and the kneading balls cannot be made to protrude significantly more than before.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in the present invention, the massage unit is disposed so as to be movable up and down along the body support part for supporting the user's body, and the massage ball drive unit for driving the massage ball is also provided in the massage unit. in forward and backward movably provided to a massage machine toward the support portion, pivotally mounted a lift shaft which extends in the left to right width direction to the massage unit, for lifting for raising and lowering said massage unit in the elevating shaft together interlockingly connected the motor, Oite swingably disposed in a direction back and forth in the by pivotally attached to the lowermost end portion vicinity of the massage heads drive unit in the elevator shaft those said massage head driving unit and the massage unit on the other hand, it is rotatably mounted on the forward and backward axis extends in the lateral width direction at a position higher than the top by the massaging balls driving unit of the massage unit, this The reciprocating motor for swinging the kneading balls rocking unit to forward and backward axis interlocking connecting, and is attached to the pinion gear to the reciprocating shaft, mounting the arcuate rack on top of the massage heads driving unit, wherein The pinion gear was engaged with the rack.
[0008]
The drive shaft of the advancing / retreating motor disposed on the side of the kneading ball drive unit is linked to the gear portion formed on one side of the advancing / retreating shaft via a first drive worm, while the advance / retreat on the elevating shaft is performed. A drive shaft of the elevating motor disposed on the side of the kneading ball drive unit is interlocked and connected to a gear portion formed on the opposite side of the gear portion formed on the shaft via a second drive worm .
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The massage machine according to the present embodiment disposes a massage unit along a body support part for supporting a user's body so that the massage unit can be moved up and down, and also drives a massage ball to the massage unit. in a massage machine which is arranged to be moved forward and backward toward the body supporting portion, pivotally mounted a lift shaft which extends in the left to right width direction to the massage unit, for elevating the massage unit to the lifting shaft together interlockingly connected the elevating motor, said lowermost end portion vicinity of the massage heads driving unit and pivotally mounted to our said massage head drive unit to be Oite swung in the front-rear direction on the massage unit to the elevator shaft while disposed, rotatable forward and backward axis extends in the lateral width direction at a position higher than the top by the massaging balls driving unit of the massage unit Attached, forward and backward motor for swinging the kneading balls rocking unit to the advancing and retracting shaft interlocked connection, and, together with the attached pinion gear to the reciprocating shaft, the arcuate rack on top of the massage heads drive unit The pinion gear is engaged with the rack.
[0012]
In addition, a fir tree comprising a tapping mechanism for causing the massage unit to perform a striking operation by swinging the fir ball in the front-rear direction, and a fir mechanism for performing a fir operation by rotating the fir ball eccentrically. A kneading ball drive unit for driving the ball is arranged so as to be movable forward and backward toward the body support portion.
[0013]
Therefore, the amount of protrusion of the kneading balls can be changed significantly by moving the kneading ball drive unit forward or backward, and this allows the massage operation performed by the massage machine to be stronger and stronger than before. An appropriate massage according to the state of the part can be performed, and the massage effect can be improved.
[0014]
In addition, even if the massage unit is stopped moving up and down, it is possible to acupressure the user's back with a massage ball by advancing only the massage ball drive unit, thereby increasing the types of massage of the massage machine It is possible to improve the massage effect.
[0015]
In addition, the massage ball drive unit can be moved back and forth in the massage unit so that it can be moved forward and backward even when the weight of the ball drive unit is supported at the swing fulcrum position. Therefore, the mechanism for moving the kneading ball drive unit forward and backward can be simplified, and the size and weight can be reduced.
[0016]
In addition, when the kneading ball drive unit is pivotally attached to the massage unit so that it can swing in the front-rear direction on the side from which the kneading is projected in the side view, the amount of kneading can be further increased, and the massage operation Therefore, it is possible to perform an appropriate massage according to the state of the part to be massaged and improve the massage effect.
[0017]
In particular, a rack is arranged along the body support part, and a lifting shaft provided with a pinion gear that slides on the rack can be horizontally mounted on the massage unit, and the ball driving unit can be swung back and forth on the lifting shaft. The lifting shaft can be used as a swinging fulcrum of the kneading ball drive unit, and the mechanism for swinging the kneading ball driving unit can be simplified, and the massage unit can be reduced in size and weight. It is.
[0018]
A massage machine 1 according to a reference example is shown in FIGS. As shown in FIGS. 1-3, the massage machine 1 arrange | positions the massage unit 4 so that raising / lowering is possible along the backrest 3 of the chair 2 as a body support part for supporting a user's body, Inside the massage unit 4, a pair of left and right fir balls 5, 6 are swung in the front-rear direction, a tapping mechanism 7 for performing a striking operation, and fir balls 5, 6 are rotated eccentrically A kneading ball drive unit 9 for driving a kneading ball comprising a fir mechanism 8 for performing kneading operation is arranged so as to be able to advance and retreat toward the backrest 3 of the chair 2. In the present embodiment, to support the body of the user in the backrest 3 of the chair 2, has been described by way of example a massager of the so-called chair-type, not limited to this, the body of a user in beds de support may be a so-called beds de type massage machine. Further, the kneading ball drive unit 9 is not necessarily provided with the tapping mechanism 7 and the fir mechanism 8 but may be provided with either one or a structure in which the kneading balls are simply projected.
[0019]
Below, the structure of each part of the massage machine 1 is demonstrated concretely.
[0020]
[Chair 2]
As shown in FIG. 1, the chair 2 has a pair of left and right racks 10, 11 attached to the back of the backrest 3 along the backrest 3, and a pair of left and right guides having a U-shaped cross section along the racks 10, 11. Rails 12 and 13 are installed.
[0021]
In addition, the chair 2 has a seating sensor 15 for detecting that a user is seated inside the seating portion 14 by pressure, and the seating sensor 15 is a controller disposed at the lower part of the backrest 3. Connected to 16. In the figure, 167 is a leg.
[0022]
[Massage unit 4]
As shown in FIGS. 2 and 3, the massage unit 4 has a lifting motor 18 attached to the lower right portion of a substantially rectangular box-shaped massage unit casing 17, and a drive gear 20 is mounted on a drive shaft 19 of the lifting motor 18. On the other hand, a lifting shaft 21 extending in the left-right width direction is rotatably attached to the lower part of the massage unit casing 17, and the gear portion 22 formed on the right outer surface of the lifting shaft 21 and the drive gear 20 are engaged with each other. Furthermore, the left and right ends of the lifting shaft 21 are projected outward from the massage unit casing 17, and pinion gears 23 and 24 are attached to the projected left and right ends, and the pinion gears 23 and 24 are attached to the backrest 3 of the chair 2. Are engaged with racks 10 and 11 attached to the rack. In the figure, reference numeral 25 denotes a bracket for attaching the lifting motor 18 to the massage unit casing 17. The lifting motor 18 is connected to a controller 16 disposed under the backrest 3.
[0023]
The massage unit 4 also has a pair of left and right guide shafts 26 and 27 rotatably attached to the upper left and right sides of the massage unit casing 17, and ends of the guide shafts 26 and 27 project outward from the massage unit casing 17. The guide rollers 28 and 29 are rotatably attached to the ends of the projected guide shafts 26 and 27, respectively, and the guide rollers 28 and 29 are attached to the backrest 3 of the chair 2 in a U-shaped cross section. It is slidably inserted into the guide rails 12 and 13.
[0024]
In this massage unit 4, a kneading ball drive unit 9 is arranged so as to move forward and backward toward the backrest 3 of the chair 2.
[0025]
That is, the massage unit 4 is provided with a pair of left and right guide bars 30, 31, 32, 33 extending in the front-rear direction on the upper and lower portions of the massage unit casing 17. A ball drive unit casing 34 constituting the ball drive unit 9 is attached along the guide bars 30, 31, 32, 33 so as to be movable forward and backward.
[0026]
The forward / backward moving mechanism 35 for moving the front and rear driving unit 9 forward and backward attaches a forward / backward motor 36 to the lower left part of the massage unit casing 17 and attaches a driving bevel gear 38 to a drive shaft 37 of the forward / backward motor 36. The driven bevel gear 39 is rotatably attached to the left side of the massage unit casing 17, the driven bevel gear 39 is engaged with the driving bevel gear 38, and the driving pulley 40 is coaxially connected to the driven bevel gear 39. On the other hand, the advance / retreat shaft 41 extended in the front-rear direction is pivotally attached to the central portion of the massage casing 17, and the driven pulley 42 is attached to the proximal end portion of the advance / retreat shaft 41. A transmission belt 43 is suspended between the driving pulley 40, a male screw portion is formed on the outer peripheral surface of the advance / retreat shaft 41, and the male screw portion of the advance / retreat shaft 41 is connected to the rice ball drive unit case. The threaded portion is meshed with a female screw portion formed on the inner peripheral surface of a driven screw body 45 attached to the central portion of the single 34. In the figure, 47 is a bracket for attaching the advance / retreat motor 36 to the massage unit casing 17, and 48, 49 are bearings for rotatably supporting the advance / retreat shaft 41. The advancing / retracting motor 36 is connected to the controller 16 disposed under the backrest 3.
[0027]
[Momidama drive unit 9]
As shown in FIGS. 2 and 3, the kneading ball drive unit 9 has a pair of left and right guide holes 50, 51, 52, 53 formed in the upper and lower portions of the box-shaped kneading ball driving unit casing 34, respectively. The guide bars 30, 31, 32, 33 are slidably inserted into the guide holes 50, 51, 52, 53, and further, a cylindrical driven screw body 45 is attached to the central portion of the kneading ball drive unit casing 34, The driven screw body 45 is screwed to the advance / retreat shaft 41.
[0028]
Further, the kneading ball drive unit 9 has a tapping mechanism 7 and a fir mechanism 8 disposed inside a kneading ball driving unit casing 34.
[0029]
As shown in FIGS. 2 to 4, the tack mechanism 7 is attached to the upper left portion of the kneading ball drive unit casing 34 with the drive shaft 55 projecting downward, and is attached to the drive shaft 55. While the interlocking drive worm 56 is interlocked and connected, a rotary shaft 57 for the tackle extending in the left-right width direction is rotatably attached to the middle part of the kneading ball drive unit casing 34. The left driven worm wheel 58 is fixed to the left side, the second driven worm wheel 58 is engaged with the second drive worm 56, and the second rotary shaft 57 is further connected to the left and right ends of the first rotary shaft 57. , 60 are connected in a state in which the axis of the eccentric shafts 59, 60 for the same tack is offset from the axis of the rotary shaft 57 for the vertical, respectively, to the eccentric shafts 59, 60 for the same. Are linked to each other. In the figure, reference numeral 63 denotes a bearing for rotatably supporting the drive shaft 55 of the tack motor 54. Note that the Tataka motor 54 is connected to the controller 16 disposed under the backrest 3.
[0030]
On the other hand, as shown in FIGS. 2, 3 and 5, the fir mechanism 8 is attached to the right upper part of the fir ball drive unit casing 34 with a fir motor 64 projecting with the drive shaft 65 projecting downward. While the fir drive worm 66 is interlocked to the drive shaft 65, a fir driven worm wheel 67 is freely loosely fitted to the right side of the rotary rotation shaft 57, and the fir driven worm wheel 67 is connected to the fir A fir driven worm wheel 67 is connected to a fir driven worm wheel 67, and a fir drive pulley 68 is connected to the lower part of the fir ball drive unit casing 34. A drive shaft 69 is rotatably mounted, a fir driven pulley 70 is mounted on the right side of the fir rotational shaft 69, and a transmission belt 71 is provided between the fir driven pulley 70 and the fir drive pulley 68. Hanging and fir pivot The left and right ends of 69 are interlocked with the kneading ball mechanisms 61 and 62, respectively. In the figure, reference numeral 72 denotes a bearing for rotatably supporting the drive shaft 65 of the fir motor 64. The fir motor 64 is connected to a controller 16 disposed under the backrest 3.
[0031]
As shown in FIGS. 2 to 5, the kneading ball mechanisms 61 and 62 include a pair of left and right kneading ball arm supports 73 and 74 at the left and right ends of the fir rotation shaft 69. The tip of the interlocking arm 75, 76 is connected to the rear part of the fir ball arm support 73, 74 in an interlocking manner with the upper part of the interlocking arm 75, 76 facing the outside. The end is attached to the eccentric shafts 59 and 60 for the tack, and the base end of the ball support arms 77 and 78 is also attached to the upper front side of the kneading ball arm supports 73 and 74. The balls 5 and 6 are also rotatably attached to the tip of each. In the figure, reference numerals 79 and 80 denote connecting tools for attaching the ball arm support members 73 and 74 to the left and right ends of the fir rotary shaft 69 so as to be rotatable in an inclined state. The tip ends of the interlocking arms 75 and 76 are connected to the kneading ball arm supports 73 and 74 by a free joint structure.
[0032]
[Operation of massage machine 1]
The massage machine 1 is configured as described above, and operates as described below by driving the motors 18, 36, 54, 64 by the controller 16.
[0033]
That is, when the lifting / lowering motor 18 is driven by the controller 16, the lifting / lowering shaft 21 rotates, and accordingly, the pinion gears 23 and 24 run along the racks 10 and 11, and the massage unit 4 moves along the backrest 3 of the chair 2. Move up and down.
[0034]
When the controller 16 drives the advancing / retracting motor 36, the advancing / retracting shaft 41 rotates through the driving bevel gear 38, the driven bevel gear 39, the driving pulley 40, the transmission belt 43, and the driven pulley 42. The driven screw body 45 attached to the kneading ball drive unit casing 34 moves along the advance / retreat axis 41, the kneading ball drive unit casing 34 moves back and forth in the front-rear direction, and the kneading balls 5, 6 move back and forth in the front-rear direction ( (See FIG. 6).
[0035]
Further, when the tacit motor 54 is driven by the controller 16, the tarot rotation shaft 57 is rotated via the tacit drive worm 56 and the takat driven worm wheel 58, and the tacit eccentric shafts 59, 60 are accordingly moved. Even if the interlocking arms 75 and 76 function as a crank, the kneading ball arm supports 73 and 74 swing back and forth, and the kneading balls 5 and 6 swing back and forth alternately. Perform the tapping operation.
[0036]
Further, when the fir motor 64 is driven by the controller 16, a fir drive worm 66, a fir driven worm wheel 67, a fir drive pulley 68, a transmission belt 71, and a fir driven pulley 70 through a fir rotational shaft 69. Is rotated, and the kneading ball arm supports 73 and 74 are rotated accordingly, and the kneading balls 5 and 6 are operated eccentrically in the front-rear direction.
[0037]
The massage machine 1 massages the shoulder, back, waist, etc. of the user's body by combining the above operations as described below (see FIGS. 13 and 14).
[0038]
First, when the user sits on the chair 2 and turns on the power switch (S1), the seating sensor 15 detects that the user is seated (S2), thereby initializing the massage unit 4 Perform (S3).
[0039]
That is, the elevating motor 18 is driven to lower the massage unit 4 to the lowermost position, and the driving motor 36 is driven to move the ball drive unit 9 back to the rearmost position. Even if the fir motor 64 is driven, the balls 5 and 6 are moved to the neutral position.
[0040]
Next, user body shape detection for detecting the body shape of the user, such as the height and width of the user's shoulder and the shape of the back, is performed as necessary (S5). Such user body shape detection is performed in a short time when the same user continues to use the massage machine 1 because the body shape of the person who used the massage machine 1 immediately before is already stored in the massage machine 1. Therefore, it is possible to select whether or not to detect the user's body shape (S4).
[0041]
That is, the elevating motor 18 is driven to raise the massage unit 4 for a predetermined time (for example, 1 second) (S11), and even if the advancing / retreating motor 36 is driven at that position, the ball drive unit 9 is directed forward ( When the controller 16 detects that a predetermined load (for example, a load current) is applied to the advance / retreat motor 36 (S13), it moves gradually (toward the user's back) (S12). The motor 36 is stopped and the position is stored by the storage means built in the controller 16 (S14) (specifically, the advancing / retreating motor 36 is moved when moving the kneading ball drive unit 9 from the rearmost position to the stop position). The stop position of the kneading ball drive unit 9 is stored according to the time of operation.) After that, even if the advancing / retreating motor 36 is driven, the kneading ball driving unit 9 is moved to the rearmost position. It moves backward (S15). By repeating these operations up to the user's shoulder position (S16), the user's body shape such as the height and width of the user's shoulder and the shape of the back is detected.
[0042]
Thus, in this reference example, the kneading balls for detecting whether or not the kneading balls 5 and 6 are in contact with the back of the user by the load of the advancing / retreating motor 36 for moving the kneading ball drive unit 9 back and forth. The contact detection means is used.
[0043]
Note that the user's shoulder position detected by the massage unit 4 by detecting the user's body shape can be finely adjusted by the user manually (S6).
[0044]
Next, the user selects a part to be massaged, for example, the neck, shoulders, back, waist, or the whole (S7), and selects a massage method, for example, hitting, fir (S8), Furthermore, the degree of massage, for example, speed, strength, width, etc. is selected (S9).
[0045]
Then, the massage machine 1 performs massage based on the content selected by the user (S10). At that time, when the seating sensor 15 detects the time that the user is sitting on the chair 2 continuously with the controller 16 and the massage is performed continuously for a predetermined time (for example, 15 minutes) , A warning is issued to the user. Thereby, the occurrence of poor physical condition due to excessive massage is prevented in advance.
[0046]
For example, when hitting at the shoulder position, the controller 16 drives the elevating motor 18 and the advancing / retreating motor 36 to detect the massage unit 4 and the ball driving unit 9 by detecting the user's body shape. The balls 5 and 6 are alternately swung in the front-rear direction even when the tail motor 54 is driven after being raised and lowered to the shoulder position.
[0047]
At that time, when the advancing / retracting motor 36 is driven to move the kneading ball drive unit 9 to the rear of the user's shoulder position, and the kneading balls 5 and 6 are positioned to the back of the user's shoulder position, The user's shoulder is weakly hit with the kneading balls 5, 6, and conversely, the advancing / retreating motor 36 is driven to move the kneading ball drive unit 9 further forward than the user's shoulder position. When 6 is positioned in front of the user's shoulder position, the user's shoulder is strongly struck by the kneading balls 5 and 6, and accordingly, the kneading ball drive unit 9 is moved back and forth by the advancing / retreating motor 36. Thus, it is possible to apply strength to the massage operation, thereby performing an appropriate massage according to the state of the part to be massaged, and improving the massage effect.
[0048]
Further, when performing acupressure on the entire back, the controller 16 drives the elevating motor 18 and the advancing / retreating motor 36 to detect the massage unit 4 and the ball driving unit 9 by detecting the user's body shape. After moving up and down to the position, only the advance / retreat motor 36 is driven at that position to advance the kneading ball drive unit 9 and press the kneading balls 5 and 6 against the user's back, and then the kneading ball driving unit 9 is moved. The operation of retreating and further driving the elevating motor 18 and the advancing / retreating motor 36 to slightly raise the massage unit 4 and the ball driving unit 9 is repeated until the user's shoulder position.
[0049]
In this way, by driving only the kneading ball drive unit 9 by driving the advance / retreat motor 36 at the stop position of the massage unit 4, it is possible to acupressure the user's back and thereby the massage machine 1. The type of massage can be increased and the massage effect can be improved.
[0050]
In this reference example, since the massage unit 4 is moved up and down and the kneading ball drive unit 9 is moved forward and backward, the body shape of the seated user is detected, so that the user manually operates his body shape. This eliminates the troublesome operation of storing in the massage machine 1 and improves the usability of the massage machine 1.
[0051]
Moreover, according to the user of the massage machine 1, the shoulder position and the waist position can be accurately grasped, massage can be performed at an accurate position, and the massage unit 4 can be adjusted along the shape of the user's back. By performing massage while moving, the user's back can be massaged with appropriate strength over the entire range, and the massage effect can be improved.
[0052]
In particular, in this reference example, there is provided a kneading ball contact detection means for detecting whether the kneading balls 5 and 6 are in contact with the user's back, and the massage unit 4 is raised or lowered for a predetermined time. After that, the kneading balls drive unit 9 is advanced toward the back of the user until the kneading balls 5, 6 are detected to be in contact with the back of the user by the kneading balls contact detecting means. Since the body shape of the seated user is detected by repeatedly moving the drive unit 9 back, the body shape of the user can be detected more accurately.
[0053]
In addition, the structure is simplified because the load of the advancing / retracting motor 36 for advancing and retracting the kneading ball drive unit 9 detects whether the kneading balls 5 and 6 are in contact with the user's back. can do.
[0054]
Further, in the massage machine 1 shown in the present reference example, the ball drive unit 9 is configured to move back and forth in parallel in the front-rear direction along the advance / retreat axis 41, so that the ball drive unit 9 is moved forward and backward. The height of the kneading balls 5 and 6 does not change, the same part of the body can be pressed, and the kneading ball support arms 77 and 78 to which the kneading balls 5 and 6 are attached rotate. Because it moves in parallel back and forth, even if the kneading ball drive unit 9 is advanced or retracted, the trajectory of the kneading balls 5 and 6 does not change when the tapping operation or firping operation is performed, and the body is massaged with the same sensation. Therefore, even if the kneading ball drive unit 9 is moved forward and backward, there is no sense of incongruity to the user.
[0055]
[Embodiment] FIGS. 7 to 12 are views showing a massage unit 100 as an embodiment of the present invention . In this embodiment, the massage unit 100 can be swung back and forth in the massage unit 100 as well. The kneading ball drive unit 101 is configured to move forward and backward toward the backrest 3 of the chair 2.
[0056]
That is, in the massage unit 100, as shown in FIGS. 7 to 9, a lifting motor 103 is attached to the lower right side of a substantially rectangular box-shaped massage unit casing 102, and a driving gear is mounted on a driving shaft 104 of the lifting motor 103. 105 is attached, the transmission gear 106 is meshed with the drive gear 105, and the drive worm 107 is interlocked with the transmission gear 106, while the elevating shaft 108 extended in the left-right width direction at the lower part of the massage unit casing 102 is rotated. Freely attached, the gear portion formed on the right outer surface of the lifting shaft 108 meshes with the drive worm 107, and further, the left and right ends of the lifting shaft 108 project outward from the massage unit casing 102, Pinion gears 110 and 111 are attached to the protruding left and right ends, and the pinion gears 110 and 111 are engaged with racks 10 and 11 attached to the backrest 3 of the chair 2. In the figure, reference numeral 112 denotes a motor casing that houses an elevating motor 103 attached to the lower right portion of the massage unit casing 102. The lifting motor 103 is connected to a controller 16 disposed under the backrest 3.
[0057]
The massage unit 100 also has a pair of left and right guide shafts 113 and 114 rotatably attached to the upper left and right sides of the massage unit casing 102, and projects the ends of the guide shafts 113 and 114 outward of the massage unit casing 102. Guide rollers 115 and 116 are rotatably attached to the ends of the guide shafts 113 and 114, respectively. The guide rollers 115 and 116 are slidable inside guide rails 12 and 13 having a U-shaped cross section attached to the backrest 3 of the chair 2. Is inserted.
[0058]
In this massage unit 100, a kneading ball drive unit 101 is disposed so as to be swingable in the front-rear direction.
[0059]
That is, the massage unit 100 includes the kneading ball driving unit casing 117 that constitutes the kneading ball driving unit 101 at the center of the elevating shaft 108 disposed in a state where the massage unit casing 102 extends in the left-right width direction. It is mounted so as to be swingable in the front-rear direction, and the kneading ball drive unit 101 can be swung in the front-rear direction with the lifting shaft 108 as a swing fulcrum.
[0060]
The advancing / retreating mechanism for moving the fir tree drive unit 101 back and forth by moving it back and forth is mounted on the left upper part of the massage unit casing 102 with the advancing / retreating motor 118 and driven by the drive shaft 119 of the advancing / retreating motor 118. The gear 120 is mounted, the transmission gear 121 is meshed with the drive gear 120, and the drive worm 122 is interlocked and connected to the transmission gear 121. The gear portion (not shown) formed on the left outer side surface of the reciprocating shaft 123 is meshed with the drive worm 122, and the pair of left and right pinion gears 124, 125 are attached to the reciprocating shaft 123. A pair of left and right arc-shaped racks 126, 127 are attached to the upper part of the ball drive unit casing 117, and the pinion gears 124, 125 are engaged with the racks 126, 127. In the figure, reference numeral 128 denotes a motor casing for housing the forward / backward motor 118 attached to the upper left part of the massage unit casing 102, and 129 denotes a bearing for rotatably supporting the forward / backward shaft 123.
[0061]
As shown in FIGS. 7 to 9, the kneading ball drive unit 101 is formed with a pair of left and right rack support pieces 130, 131 facing the outer side on the top of a box-shaped kneading ball drive unit casing 117. Arc-shaped racks 126 and 127 are respectively attached to the edges of 130 and 131. On the other hand, a substantially U-shaped lifting shaft support piece 132 is formed on the front lower portion of the kneading ball drive unit casing 117. Bearings 133 and 134 are respectively attached to the side portions, and the elevating shaft 108 is rotatably inserted into the bearings 133 and 134.
[0062]
Also, the kneading ball drive unit 101 has a kaki ball driving unit casing 117 and a tapping mechanism 135 and a fir mechanism 136 disposed therein.
[0063]
As shown in FIGS. 7 to 10, the tack mechanism 135 is attached to the lower left portion of the kneading ball drive unit casing 117 with the drive shaft 138 protruding upward so that the drive shaft 138 protrudes upward. While the interlocking drive worm 139 is interlocked, the rotary shaft 140 for the tackle extended in the left-right width direction is rotatably attached to the upper part of the kneading ball drive unit casing 117, and the left side of the rotary shaft 140 for the tackle The vertical driven worm wheel 141 is fixed to the upper portion, and the vertical driven worm wheel 141 is engaged with the vertical drive worm 139. The shafts of the eccentric shafts 142 and 143 for the tack are connected in a state where they are decentered vertically from the axis of the rotary shaft 140 for the tack, and the fringe mechanisms 144 and 145 are linked to the eccentric shafts 142 and 143 for the tack. In the figure, reference numeral 146 denotes a bearing for rotatably supporting the drive shaft 138 of the tack motor 137. Note that the Tataka motor 137 is connected to a controller 16 disposed under the backrest 3.
[0064]
On the other hand, as shown in FIGS. 7 to 9 and FIG. 11, the fir mechanism 136 is attached to the lower right side of the fir ball drive unit casing 117 with the fir motor 147 projecting the drive shaft 148 upward. A fir drive worm 149 is interlocked and connected to the drive shaft 148, while a fir driven worm wheel 150 is rotatably fitted to the right side of the rotary shaft 140 for rotation, and the fir driven worm wheel 150 is connected to the fir The fir driven worm wheel 150 is connected to the fir driven worm wheel 150, and the fir drive pulley 151 is connected to the fir driven worm wheel 150. A drive shaft 152 is rotatably attached, a fir driven pulley 153 is attached to the right side of the fir rotational shaft 152, and a transmission belt 154 is provided between the fir driven pulley 153 and the fir drive pulley 151. Suspended The left and right ends of the fir for times shaft 152, and operatively connected to the massaging balls mechanisms 144 and 145, respectively. In the figure, reference numeral 155 denotes a bearing for rotatably supporting the drive shaft 148 of the fir motor 147. The fir motor 147 is connected to a controller 16 disposed under the backrest 3.
[0065]
As shown in FIGS. 7 to 11, the kneading ball mechanisms 144 and 145 have a pair of left and right kneading ball arm supports 156 and 157 at the left and right ends of the fir rotating shaft 152 and the upper portions of the kneading ball arm supports 156 and 157 outward. Mounted in a slanted state in a facing state, the tip of the interlocking arm 158, 159 is interlocked to the rear part of the fir ball arm support 156, 157, and the base end of the interlocking arm 158, 159 is attached to the eccentric shaft 142, 143 for the tack, Are attached to the front upper portions of the kneading ball arm supports 156, 157 at the base end portions of the kneading ball support arms 160, 161, and the kneading balls 162, 163 are also rotatably attached to the tip ends of the kneading ball support arms 156, 157. In the figure, reference numerals 164 and 165 denote connecting tools for rotatably attaching the ball arm support members 156 and 157 to the left and right ends of the fir rotary shaft 152 in an inclined state. Note that the tip ends of the interlocking arms 158 and 159 and the kneading ball arm supports 156 and 157 are connected by a free joint structure.
[0066]
In this embodiment, when the advance / retreat motor 118 is driven by the controller 16, the advance / retreat shaft 123 rotates via the drive gear 120, the transmission gear 121, and the drive worm 122, and the pinion gears 124, 125 rotate accordingly. By sliding along the racks 126 and 127, the kneading ball drive unit casing 117 swings in the front-rear direction around the elevating shaft 108, so that the kneading balls 162 and 163 move forward and backward (see FIG. 12). ). In addition, limit switches 168 and 169 which are in contact with the pinion gears 124 and 125 at the front limit position and the rear limit position of the swinging range of the kneading ball drive unit 101 are attached to the front end portion and the rear end portion of the racks 126 and 127, respectively.
[0067]
In this way, in this embodiment, the massage ball drive unit 101 is also provided in the massage unit 100 so as to be swingable in the front-rear direction. Since the ball drive unit 101 can be moved forward and backward even in the supported state, the power required to move the ball drive unit 101 forward and backward is small, and a mechanism for moving the ball drive unit 101 back and forth is provided. Simplification can be achieved, and a reduction in size and weight can be achieved.
[0068]
Moreover, the massage ball drive unit 101 is pivotally attached to the massage unit 100 so as to be swingable in the front-rear direction on the front side of the ball drive unit casing 117 of the ball drive unit casing 117 protruding from the side when viewed from the side. Compared to the case where the ball drive unit 101 is pivotally attached to the massage unit 100 on the rear side of the ball drive unit 101, the amount of protrusion of the ball balls 162 and 163 can be further increased, and the massage operation is greatly increased or decreased. Therefore, appropriate massage according to the state of the part to be massaged can be performed, and the massage effect can be improved.
[0069]
In particular, the massage ball drive unit 101 is also swung back and forth in the massage unit 100 on the front side of the ball drive unit casing 117 of the ball drive unit casing 117 in the side view and in the vicinity of the lowermost end portion of the ball drive unit casing 117. Since it is pivotally attached, the distance between the lifting shaft 108 serving as the swing fulcrum and the kneading balls 162 and 163 can be made as long as possible. Therefore, the rocking radius of the kneading balls 162 and 163 becomes as long as possible. As a result, the protruding amount of the kneading balls 162 and 163 can be further increased.
[0070]
Further, since the grinding ball drive unit 101 is pivotally attached to the lifting shaft 108 so as to be swingable in the front-rear direction, the lifting shaft 108 is used as a swinging shaft without providing a separate member as a swinging fulcrum of the grinding ball drive unit 101. The mechanism for swinging the kneading ball drive unit 101 can be simplified, and the massage unit 100 can be reduced in size and weight.
[0071]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form described above, and has the following effects.
[0072]
That is, in the present invention, the massage unit is disposed so as to be movable up and down along the body support portion for supporting the user's body, and the massage ball drive unit for driving the massage ball is also provided in the massage unit. in forward and backward movably provided to a massage machine toward the support portion, pivotally mounted a lift shaft which extends in the left to right width direction to the massage unit, for lifting for raising and lowering said massage unit in the elevating shaft together interlockingly connected the motor, Oite swingably disposed in a direction back and forth in the by pivotally attached to the lowermost end portion vicinity of the massage heads drive unit in the elevator shaft those said massage head driving unit and the massage unit on the other hand, it is rotatably mounted on the forward and backward axis extends in the lateral width direction at a position higher than the top by the massaging balls driving unit of the massage unit, The kneading balls rocking unit to retreat shaft interlockingly connected the reciprocating motor for swinging the, and, together with the attached pinion gear on the retractable shaft, mounting the arcuate rack on top of the massage heads drive unit, The pinion gear is engaged with the rack. Therefore, the size and weight can be reduced, and the amount of protrusion of the kneading balls can be greatly changed by moving the kneading ball drive unit forward or backward, which makes the massage operation performed by the massage machine stronger or weaker than before. It can be put on and appropriate massage according to the state of the part to be massaged can be performed, and the massage effect can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a massage machine according to the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a massage unit.
FIG. 3 is a bottom view of the same.
FIG. 4 is a side view showing a tack mechanism.
FIG. 5 is a side view showing a fir mechanism.
FIG. 6 is a side view showing advance and retreat movement of a kneading ball drive unit.
FIG. 7 is a perspective view showing a massage unit as a second embodiment.
FIG. 8 is a front view of the same.
FIG. 9 is a plan view of the same.
FIG. 10 is a side view showing a tack mechanism.
FIG. 11 is a side view showing a fir mechanism.
FIG. 12 is a side view showing advance and retreat movement of a kneading ball drive unit.
FIG. 13 is a flowchart for explaining the operation of the massage machine.
FIG. 14 is a flowchart for explaining a user body shape detection operation;
[Explanation of symbols]
1 Massage machine 2 Chair 3 Backrest 4 Massage unit
5,6 Fir ball 7 Tataki mechanism 8 Fir mechanism 9 Fir ball drive unit
16 controller
18 Lifting motor
36 Retracting motor
54 Tataki Motor
64 fir motor
100 massage units
101 Momidama drive unit
103 Lifting motor
118 Advance and retreat motor
135 Tataki Mechanism
136 Fir mechanism
137 Tataki Motor
147 Fir motor
162,163 Rice balls

Claims

A massage unit is disposed so as to be able to move up and down along a body support part for supporting the user's body, and a massage ball drive unit for driving a massage ball also moves forward and backward toward the body support part. In a massage machine arranged to be movable,
Pivotally mounted lifting shaft which extends in the left to right width direction to the massage unit, with interlockingly connected the elevating motor for elevating the massage unit to the elevator shaft, the massage heads drive unit in the elevator shaft while the by pivotally attached to the lowermost end portion near those said massaging balls drive unit bets arranged to be Oite swung in the front-rear direction on the massage unit, higher than the massage heads driving unit at the top of the massage unit An advancing / retracting shaft extending in the left-right width direction is rotatably attached to the position , an advancing / retreating motor for oscillating the rice ball rocking unit is linked to the advancing / retracting shaft, and a pinion gear is attached to the advancing / retreating shaft. A massage characterized in that an arc-shaped rack is attached to the upper part of the kneading ball drive unit, and the pinion gear is engaged with the rack. .

The gear portion formed on one side of the advance / retreat shaft is connected to the drive shaft of the advance / retreat motor arranged on the side of the kneading ball drive unit via a first drive worm, while the advance / retreat shaft of the lift shaft is connected to the advance / retreat shaft. The drive shaft of the elevating motor arranged on the side of the kneading ball drive unit is linked to a gear portion formed on the side opposite to the formed gear portion via a second drive worm. The massage machine according to 1.