JP4553430B2 - Groover - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、突入部が土壌内に突入した状態で進行することにより圃場に溝を作る作溝器に関するものであり、施肥機や播種機等の農作業機に備えられた作溝器の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、施肥機や播種機等において、突入部が土壌内に突入した状態で進行することにより圃場に溝を作る作溝器がある。この作溝器の突入部は、圃場面を滑走する接地体の下端より下側に突出する位置に設けられ、圃場に溝を作るようになっている。そして、この作溝器で作った溝に肥料あるいは種子を供給して施肥あるいは播種を行う構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術の作溝器においては、上記突入部により土壌を押しのけるようにして溝を作るため、その押しのけられた土壌が進行方向の側方へ流れることにより、その土壌が隣接する条の施肥あるいは播種等の農作業に悪影響を与えるおそれがある。
【0004】
また、前記突入部の下端が上記接地体の下端より下側に突出しているので、作溝する必要がないときでも作溝器が圃場に作溝し、該作溝器により押しのけられた土壌により農作業に悪影響を与えるおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。すなわち、請求項1に係る発明は、突入部(33a)が土壌内に突入した状態で進行することにより圃場に溝を作る作溝器であって、前記突入部(33a)が突入することにより押しのけられた土壌を進行方向に対して左右側方へ移行するのを規制する規制部(33b)を前記突入部(33a)の側方に設け、規制部(33b)の下端は、後端部で突入部(33a)の下端と同じ高さに設けられ、それから前側へいくほど突入部(33a)の下端より下側へ突出する構成とした作溝器とした。
【0006】
また、請求項2に係る発明は、接地体(19)に対して上下動可能な作溝器であって、接地体(19)の下端より上側に上昇可能に設けてなる請求項1に記載の作溝器とした。
【0007】
従って、請求項1に係る作溝器は、突入部を土壌に突入させた状態で進行すると、圃場に溝を作っていく。そして、規制部により、突入部が土壌内に突入することにより押しのけられる土壌が進行方向に対して左右側方へ移行するのを規制する。更に、規制部の下端は、後端部で突入部の下端と同じ高さに設けられ、それから前側へいくほど突入部の下端より下側へ突出するよう連続的に構成されているので、後側ほど突入部により押しのけられた土壌が側方へ移行しやすくなる。
【0008】
また、請求項2に係る作溝器は、請求項1に係る作溝器の作用に加えて、接地体の下端より上側に位置させると、圃場面から離れて圃場に作溝しないようにできる。
【0009】
【発明の効果】
よって、請求項1に係る作溝器は、上記突入部により押しのけられる土壌が進行方向に対して左右側方へ移行するのを規制部により規制するので、その押しのけられた土壌が左右側方へ移行することによりその土壌が農作業に悪影響を与えるのを抑えることができる。
【0010】
更に、後側ほど前記突入部により押しのけられた土壌が左右側方へ移行しやすくなるので、後側ほど土壌の排出が円滑に行われ、その結果土壌の後側への移行が円滑に行われ、前端部で土壌を進行方向の左右側方へ移行させるのを抑えることができる。
【0011】
また、請求項2に係る作溝器は、請求項1に係る作溝器の効果に加えて、圃場に作溝する必要のないときには接地体の下端より上側に位置させて作溝しないようにでき、不要な作溝により押しのけられた土壌が農作業に悪影響を与えるのを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は湛水直播機1を示すものであり、この湛水直播機1は走行車体2の後部に播種機3を装着して構成されている。前記播種機3は、種子タンク4、繰出装置5、移送管6、播種用作溝器7、その他、起風翼車8やエアチャンバ9等の付属装置から構成され、圃場に筋状に同時に8条分の播種を行うようになっている。
【0013】
そして、走行車体2は、操舵用の前輪10と推進用の後輪11とを設け、中央のエンジンル−ム12上に操縦座席13を配置して設け、水田の耕盤上を回転しながら走行できる構成としている。そして、昇降リンク14は、上下一対の平行リンクからなり、前部が前記走行車体1の後部機枠15に枢着連結し、後部に連結用のヒッチ16を取り付け、車体1側の油圧シリンダ17によって昇降する構成としている。そして、前記ヒッチ16には、以下具体的に説明する播種機3を取り付けて支持し、上下昇降可能に構成している。尚、操縦座席13の右側に設けた昇降レバ−18の操作により走行車体2に対して播種機3を昇降させるようになっており、前記昇降レバ−18により播種機3を下降させると後述するフロ−ト19の底面が圃場面に接地する状態で播種機3の対地高さが維持される構成となっている。そして、圃場の畦際の旋回時には、前記昇降レバ−18の操作により播種機3を上昇させて機体を旋回させるようになっている。
【0014】
つぎに、播種機の構成を、図面に基づいて具体的に述べる。
まず、繰出装置5は、図4及び図5に示すように、外周に多数の種子溝21を形成した繰り出しロ−ル22を種子タンク4の下側に臨ませて伝動可能に軸架して設け、その下方には種子を搬送する移送管6の始端部を臨ませて設けた構成としている。なお、種子溝21は、図5に示すように、側部の調節具23を回転調節輪24の回転調節操作によって軸に沿わせて左右に摺動し、種子の貯留容積を大小調節できる構成としている。25は繰出駆動の入力ギヤである。
【0015】
そして、ブラシ26は、前記した繰り出しロ−ル22の表面に接触して均す働きをして、種子溝21の種子量を均一にするために設けている。
そして、種子タンク4は、走行車体2の後部に連結した播種機3の構成部材の一つとして搭載している。尚、前記種子タンク4の前側には籾を入れた籾袋を載置するための載置台27を設けており、作業者が該載置台27に前記籾袋を載せた状態で籾袋内の籾を種子タンク4内へ供給することができ、種子タンク4ヘの種子(籾)の供給作業を容易に行える。尚、前記載置台27は、エアチャンバ9から支持フレ−ム28を介して支持されている。また、前記載置台27は、種子タンク4の上端よりも上側に設けられているので、上側から種子タンク4へ種子を容易に供給できる。
【0016】
つぎに、エアチャンバ9は、図4及び図5に示すように、円筒形状で前記繰出装置5の下側の後に横向きに配置して設け、一端に起風翼車8を連結し、他端を蓋で密封して起風された空気を貯留できる構成としている。そして、移送管6は、その搬送始端部を開口して前記エアチャンバ9に連通して設け、高圧状態で貯留した空気(送風)が送り込まれ、前述のように上方から供給されてくる所定量の種子を空気搬送するように構成している。
【0017】
このようにして、移送管6は、その始端部をエアチャンバ9に連通し、終端部側を圃場面に近い側に向けて延長し、播種位置に設けている播種用作溝器7にそれぞれ連通して構成している。そして、播種用作溝器7は、接地面に設けて表土を均しながら滑走する接地体であるフロ−ト19に取り付け、前進に伴って整地された圃場面に噴出、播種する構成としている。尚、前記移送管6は中途部で2経路に分岐した構成となっており、1個の繰出装置5から2条分の播種を行うようになっている。
【0018】
そして、覆土板29は、図6に示すように、前述した播種用作溝器7を設けている播種条の後方にそれぞれ配置して設け、連杆30と操作ワイヤ−31とを介して覆土可能角度と覆土しない角度とに変更調節できる構成としている。
また、前記フロ−ト19の間には排水用の作溝器33を設けており、この排水用の作溝器33は前上方の左右方向の機枠34に左右方向の回動軸35a回りに回動自在に設けたアーム35の回動先端部に固着して設けている。前記排水用の作溝器33は、走行車体2の前進に伴って圃場面に排水溝を形成するように構成している。この排水用の作溝器33により、播種作業と同時に播種条の側方に沿わせて排水溝を形成することができ、播種後の圃場において迅速に排水(落水)や湛水を行うことができる。従来、湛水直播による水稲の栽培は、播種後そのまま水を溜めて発芽、育苗するのが慣行であり、湛水の保温効果によって寒さに弱い幼苗を寒さから護り健苗として育苗することができると知られていたが、近年、播種後落水して土壌を酸化状態におく方が出芽、育苗により効果的であることが発表されている。試験結果によると、播種後の土壌は、亀裂が入るくらい強く乾かした方が、成育後の倒伏防止や、鳥害を少なくすることに役立つと発表されている。尚、前記排水用作溝器33は、図6に示すように、後輪11の通過した車輪跡を追うように進行して排水溝を形成する関係位置に構成している。尚、前記排水用作溝器33と前記後輪11との間には、幾分か後輪11の車輪跡を均すレーキ36を設けている。
【0019】
前記排水用作溝器33は、背面視M字型に折り曲げられたプレートにより構成され、左右中央の下向きに折り曲げられた突入部33aと左右両端の下向きに延びた規制部33bとを備えている。該排水用作溝器33や前記アーム35の自重により該アーム35が下側に回動して前記突入部33aの下端が圃場の土壌内に沈下して突入し、その状態で機体を進行させることにより、前記突入部33aが土壌を左右に押しのけながら作溝していく構成となっている。尚、排水用作溝器33は、前記突入部33aの下端部が後側へいくほど圃場面に対して下位となるように取り付けられている。そして、前記規制部33bにより、前記突入部33aにより押しのけられる土壌や発生する水流を受け止めて排水用作溝器33の左右外方へ流れるのを規制する。尚、前記規制部33bの下端は、排水用作溝器33の後端部で前記突入部33aの下端と同高さに設けられ、それから前側へいくほど前記突入部33aの下端より下側へ突出するよう連続的に構成されている。
【0020】
操縦座席13の右側には作溝器上昇操作レバー37を設けており、この作溝器上昇操作レバー37と左右の前記排水用作溝器33のアーム35とをワイヤ38にて連繋している。従って、前記作溝器上昇操作レバー37の操作により、前記アーム35が上側へ回動して排水用作溝器33の下端がフロート19の底面より上側に位置する状態となる最上昇位置へ左右の排水用作溝器33を上昇させることができる。尚、通常作業時は、前記ワイヤ38が弛んだ状態であり、排水用作溝器33や前記アーム35の自重により該アーム35が下側に回動する状態となっている。
【0021】
尚、左右方向の機枠34から後側に延びるステ−39の後端部には、排水用作溝器33の上下位置を固定する固定具40を設けている。この固定具40は、略前後方向の回動軸40a回りに回動するプレ−トにより構成され、下部に前記ア−ム35が係合する切欠き部40b、上部に回動位置を固定するための円弧状の長孔40cを備えている。そして、前記切欠き部40bに前記ア−ム35の中途部を係合させ、その状態で前記長孔40cに挿通されたチョウボルト41を締め込んで固定具40の回動を固定し、前記ア−ム35の回動位置を固定して排水用作溝器33の上下位置を固定する構成となっている。これにより、路上走行時や機体をトラック等へ積載しての運搬時等、排水用作溝器33が上下動しないため、該排水用作溝器33、ア−ム35の回動軸35a等を含めた各部の破損を抑えることができる。
【0022】
尚、排水用作溝器33と播種用作溝器7とは、前記播種用作溝器7が通過した後に、播種条の側方に沿わせて略平行に排水溝を形成する関係位置に配置して構成すればよく、取付け位置の前後関係は自由に選択すればよい。
尚、この湛水直播機1には施肥機45を設けており、該施肥機45は走行車体2の後部に設けた肥料タンク46並びに繰出装置47と肥料移送管48とフロ−ト19に取り付けた施肥用作溝器49と起風翼車50とエアチャンバ51とを播種機と同様に備えている。前記施肥機45は、圃場への播種の側方に施肥する構成となっており、播種機3と同様に圃場に筋状に同時に8条分の施肥を行うようになっている。
【0023】
このように構成した播種機3を、整地作業が終わって湛水状態にした圃場に入れて肥料タンク46に肥料を充填し、種子タンク4には種子を充填して前進させて播種作業を開始する。
すると、種子タンク4内の種子は、図4に示すように、下方の回転している繰り出しロ−ル22に達し、繰り出しロ−ル22の外周の種子溝21にそれぞれ供給されて溜り回転方向に送られる。そのとき、種子溝21内の種子は、回転下手側にあるブラシ26に達して表面が均平に均されて定量となり、繰り出しロ−ル22の回転に伴って下方の移送管6の搬送始端部に落下する。そのとき、エアチャンバ9は、起風翼車8によって起風された圧縮空気が貯留されており、連通している各移送管6に流入することになる。
【0024】
このようにして、種子は、エアチャンバ9から吹き込まれてくる圧風によって移送管6内を空気搬送されて先端側の播種用作溝器7に達し、フロ−ト19によって整地された後の圃場に噴出、播種される。そして、覆土板29は、進行方向に対して所定の角度を保ち表土を掻き寄せ、種子が播かれている播種溝の上に覆土を行い、播種作業を完了する。
【0025】
このようにして、播種機3は、走行車体2の前進に伴って湛水した圃場面に播種作業を行なうが、同時に、機枠34に取り付けられている排水用作溝器33が、播種用作溝器7によって播種される播種条の側方に沿って略平行状に排水溝を作溝しながら前進している。この場合、排水用作溝器33は、後輪11の通過した跡上を前進しながら排水溝を作溝していくから比較的土壌抵抗が小さく、少ない消費馬力によって作溝することができる。この排水用作溝器33によって作溝した排水溝は、一端部を圃場における水の取入れ口に、他端部を圃場の排水口にそれぞれ鍬等で溝切りをして水が流れ易いように接続し、入水、排水が容易にできるように事後処理を行なうことが肝要である。一般的に、水田は土壌表面を充分均平に均すことが最低の必要条件であるが、これにより水田へ排水、入水を迅速に行うことができる。
【0026】
そして、排水性の良い水田で播種作業を行うときや畦際で機体を旋回させるときには、作溝器上昇操作レバー37を操作して排水用作溝器33を下端がフロート19の底面より上側に位置する状態となる最上昇位置へ上昇させる。
以上により、排水用作溝器33は、突入部33aにより押しのけられる土壌や発生する水流が進行方向に対して側方へ流れるのを規制部33bにより規制するので、その押しのけられた土壌や発生する水流が側方へ流れることによりその土壌が播種位置や施肥位置に及んで播種深さや施肥深さが深くなり、出芽が遅れたり肥効が不適正になったりして栽培に悪影響を与えるのを抑えることができる。また、土壌や水流が側方へ流れることによりその土壌や水流が播種位置や施肥位置に及んで種子や肥料が流されるのを抑えることができる。また、水流が側方へ流れることによりその水流が播種位置や施肥位置に及んで覆土板29等による覆土が流されて播種深さや施肥深さが浅くなり、栽培時の苗立ちが悪くなったり肥効が得られなかったりするのを抑えることができる。
【0027】
更に、前記排水用作溝器33は、規制部33bの下端が前側へいくほど前記突入部33aの下端より下側へ突出するように構成されているので、後側ほど前記突入部33aにより押しのけられた土壌や発生する水流が側方へ流れやすくなり、後側ほど土壌や水流の排出が円滑に行われ、その結果土壌や水流が後方へ円滑に流れ、前端部で土壌や水流が左右へ流されるのを抑えることができ、上述のように栽培に悪影響を与えるのを抑えることができる。
【0028】
また、前記排水用作溝器33は、排水性の良い水田で播種作業を行うときには、作溝器上昇操作レバー37を操作して排水用作溝器33を下端がフロート19の底面より上側に位置する状態となる最上昇位置へ上昇させることにより排水溝を作らないようにでき、排水溝の作溝により押しのけられた土壌や発生する水流が上述のように栽培に悪影響を与えるのを防止することができる。また、畦際で機体を旋回させるときには、昇降レバ−18の操作により播種機3を圃場面から上昇させると共に作溝器上昇操作レバー37を操作して排水用作溝器33を下端がフロート19の底面より上側に位置する状態となる最上昇位置へ上昇させることにより、排水用作溝器33がフロ−ト19の底面より上側に収納され、該排水用作溝器33が畦に干渉して破損したりするのを防止できる。尚、前記作溝器上昇操作レバー37が前記昇降レバ−18と操縦座席13に対して同側である右側で互いに近くに設けられているので、機体の旋回時にこれらのレバ−18,37を容易に操作できる。
【0029】
尚、上述の排水用作溝器33は前記作溝器上昇操作レバー37の操作により上昇する構成としたが、図10に示すように、前記昇降レバ−18の操作と連動する構成としてもよい。図10に示す構成は、昇降リンク14と左右の排水用作溝器33のアーム35とをワイヤ55にて連繋している。これにより、圃場の畦際での機体の旋回時、前記昇降レバー18の操作で播種機3を上昇させることにより、前記アーム35が上側へ回動して排水用作溝器33の下端がフロート19の底面より上側に位置する状態となる最上昇位置へ左右の排水用作溝器33を上昇させることができ、該排水用作溝器33が畦に干渉して破損したりするのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 湛水直播機を示す側面図
【図2】 湛水直播機を示す平面図
【図3】 播種機の一部を示す背面図
【図4】 種子タンク及び繰出装置を示す側面断面図
【図5】 繰出装置を示す背面断面図
【図6】 後輪と排水用作溝器との関係位置を示す平面図
【図7】 排水用作溝器を示す側面図
【図8】 排水用作溝器を示す背面図
【図9】 固定具を示す背面図
【図10】 他の構成の排水用作溝器を示す側面図
【符号の説明】
19…フロ−ト(接地体)、33…排水用作溝器、33a…突入部、33b…規制部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a grooving device that forms a groove in a field by advancing in a state where a rushing portion enters the soil, and the technical field of the grooving device provided in an agricultural working machine such as a fertilizer applicator or a seeding machine. Belonging to.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a fertilizer applicator, a seeder, or the like, there is a grooving device that makes a groove in a farm field by advancing in a state in which a rush portion enters the soil. The grooving portion of the grooving device is provided at a position projecting downward from the lower end of the grounding body that slides in the farm scene so as to form a groove in the farm field. And the fertilizer or seed is supplied to the groove | channel made with this grooving device, and it has the structure which fertilizes or sows.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the prior art grooving device, in order to make a groove so as to push away the soil by the entry portion, the pushed soil flows to the side in the traveling direction, so that the soil is fertilized or adjacent May adversely affect sowing and other farm work.
[0004]
In addition, since the lower end of the projecting portion protrudes below the lower end of the grounding body, even when it is not necessary to groat, the grooving device grooves the field, and the soil pushed away by the grooving device May adversely affect farming.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention takes the following technical means in order to solve the above-described problems. That is, the invention according to
[0006]
Further, the invention according to
[0007]
Therefore, if the grooving
[0008]
Further, in addition to the function of the groove grooving device according to
[0009]
【The invention's effect】
Therefore, since the grooving device according to claim 1 restricts the soil pushed away by the entry portion from moving to the left and right sides with respect to the traveling direction by the regulating portion, the pushed soil is moved to the left and right sides. By migrating, it is possible to suppress the soil from adversely affecting agricultural work.
[0010]
Furthermore , since the soil pushed away by the entry portion becomes easier to move to the left and right sides toward the rear side, the soil is discharged smoothly toward the rear side, and as a result, the transition to the rear side of the soil is performed smoothly. It is possible to suppress the soil from moving to the left and right sides in the traveling direction at the front end.
[0011]
Further, in addition to the effect of the groove grooving device according to
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 and 2 show a flooded
[0013]
The
[0014]
Next, the configuration of the seeder will be specifically described based on the drawings.
First, as shown in FIG. 4 and FIG. 5, the
[0015]
The
The
[0016]
Next, as shown in FIGS. 4 and 5, the
[0017]
In this way, the transfer pipe 6 communicates with the
[0018]
Then, as shown in FIG. 6, the
Further, a
[0019]
The
[0020]
On the right side of the
[0021]
A fixing
[0022]
It should be noted that the draining
The direct
[0023]
The
Then, as shown in FIG. 4, the seeds in the
[0024]
In this way, the seeds are conveyed by air in the transfer pipe 6 by the compressed air blown from the
[0025]
In this way, the
[0026]
And when seeding work in a paddy field with good drainage or turning the body at the edge, the grooving device raising
As described above, the
[0027]
Further, since the
[0028]
Further, when the
[0029]
In addition, although the above-mentioned
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Side view showing a flooded direct sowing machine [Fig. 2] Plan view showing a flooded direct sowing machine [Fig. 3] Rear view showing a part of the seeding machine [Fig. 4] Side cross section showing a seed tank and a feeding device [Fig.5] Cross sectional view of the rear view showing the feeding device [Fig.6] Plan view showing the relationship between the rear wheel and the drainage groove [Fig.7] Side view showing the drainage groove [Fig.8] Drainage Rear view showing a grooving device [FIG. 9] Rear view showing a fixing tool [FIG. 10] Side view showing a grooving device for drainage of another configuration [Description of symbols]
19 ... Float (grounding body) 33 ... Groove for drainage, 33a ... Entry part, 33b ... Restriction part
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