JP4552091B2 - ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は一種のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナに係り、このブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは背面を被覆する金属導体(接地板)の無い状況で「双方向輻射ユニット」として使用され、背面を被覆する金属導体の有る状況では「単方向輻射ユニット」として使用可能である。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナが「単方向輻射ユニット」として使用される時、その背面を被覆する金属導体(接地板)とそのアンテナ本体間の間隔はその発射或いは受信する信号の波長の8分の1まで短縮可能で、この距離は周知のアンテナの背面を被覆する金属導体とアンテナ本体間の間隔(信号の波長の焼く4分の1)より遥かに小さい。この特性を具備するために、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは単方向輻射ユニットとして使用され且つミリメートル波周波数帯に使用される時、そのサイズを更に縮小して信号処理ユニットと併せて一つの印刷回路板中にパッケージできる。
図1は周知のブロードバンドホールアンテナの立体図である。それは、基板11、導電板12及び接地板13を包含する。そのうち、導電板12は基板11の側に位置し、並びに基板11と特定距離離間し、接地板13は基板11の導電板12と反対の側に位置し並びに基板11と結合される。このほか、導電板12にホール121が削設され、且つフィード線が信号をホール121の周囲の導電板12の上表面122にフィードする。図2は図1のI−I’線に沿った断面図である。図2に示されるように、基板11の上表面111に複数の導電部112が設置され、前述の接地板13は基板11の下表面113に結合される。このほか、前述の各導電部112はいずれも導通部114と電気的に接続され、更に導通部114を介して接地板13に電気的に接続される。
図2に示されるように、導電板12と基板11の間は特定距離D離間する。しかしこの特定距離Dは周知のブロードバンドホールアンテナの発射或いは受信する信号の波長の4分の1より小さくすることができるが、それを達成するには、周知のブロードバンドホールアンテナは構造が複雑な複数の導電部112及びそれに対応する複数の導通部114を増設する必要がある。且つ図1に示される矩形のホール121以外に周知のブロードバンドホールアンテナの導電板は図3のAからFに示されるように、その他の形状のホールを具備し得る。図3のAからFにおいて、導電板21は各種形状のホール22を具備し得て、例えば紡錘形或いはアレイ形とされる。ただし、その導電板にどのような形状のホールを削設しようと、線形偏波の信号を発射或いは受信できるだけである。
このため単方向輻射使用される上述のブロードバンドホールアンテナの厚さは更に縮減不能であり、周知のブロードバンドホールアンテナの応用領域が制限された。且つ、無線通信の領域では、一般に円偏波の信号を使用してメッセージを伝送しており、アンテナ放置の方式によりアンテナの信号に対する受信或いは発射の効率が影響を受けることが防止されている。これにより、前述の線形偏波の信号を発射或いは受信できるだけの周知のブロードバンドホールアンテナは簡単には無線通信の領域に応用できず、その応用領域が更に制限される。
このため業界では、それ自身の厚さを縮減でき且つ信号処理ユニットと併せて印刷回路板中にパッケージできるブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを必要としている。
ゆえに、本発明の主要な目的は、双方向輻射ユニットとしても単方向輻射ユニットとしても使用可能なブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを提供することにある。単方向輻射ユニットとして使用する時は、それは接地板を増設するだけでよく、且つこの接地板とアンテナ本体間の距離はそれが発射或いは受信する高周波信号の4分の1波長より短いものとする。
本発明の別の目的は、信号処理ユニットと併せて印刷回路板中にパッケージできるブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを提供することにある。
本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは、表面を具備する基板と、該表面に設置されると共にフィードストリップ、マッチング部、第1延伸部及び第2延伸部を包含する信号フィードユニット、該表面に設置されると共に、第1接地ストリップを包含する第1接地ユニット、及び該表面に設置されると共に第2接地ストリップを包含する第2接地ユニットを包含する。該第1延伸部と第2延伸部はそれぞれマッチング部より延伸され、該マッチング部は該フィードストリップ、該第1延伸部、及び該第2延伸部と電気的に接続され、該フィードストリップが該第1接地ストリップと該第2接地ストリップの間に位置する。
これにより、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナが単方向輻射ユニットとして使用される時、即ち、信号の単方向発射或いは受信を行う状況の時、その基板(アンテナ本体)とその接地板(背面を被覆する金属導体)の間の距離はそれが受信及び発射する円偏波高周波信号の中心周波数信号波長の10分の1まで縮減可能で、周知のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの4分の1よりも小さくできる。これにより、ミリメートル周波数帯域の応用において、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの厚さはほぼ信号処理ユニットの厚さとすることができ、これにより本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは信号処理ユニットと併せて印刷回路板中にパッケージできる。このほか、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは適宜調整により二つの周波数範囲内で円偏波の高周波信号を受信及び発射可能であり、この二つの周波数範囲はそれぞれ5.2GHzから5.8GHz(即ち現在の無線通信周波数帯域)、及び59GHzから64GHz(即ち未来の無線通信周波数帯域)とされる。すなわち、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは大幅にそのアンテナ構造を変更することなく、現在の無線通信周波数帯域及び将来の無線通信周波数帯域(ミリメートル周波数帯域)中でそれぞれ操作できる。
本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは更に周辺信号フィードユニット、その内側の環状部にある第1接地ユニット及び第2接地ユニットを包含し、この環状部は任意の形式とされ得るが、開口を具えた矩形環、開口を具えた正方形環或いは開口を具えた多角形環とされるのがよい。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの第1延伸部及び第2延伸部はそれぞれ垂直延伸部及び水平延伸部とされ、そのうち、この垂直延伸部の形状は矩形或いは正方形とされるのがよく、この水平延伸部の形状は矩形或いは正方形とされるのがよい。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの第1延伸部及び第2延伸部はいずれもが垂直或いは水平延伸部とされ得て、そのうち、この垂直或いは水平延伸部の形状は矩形或いは正方形とされるのがよい。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは任意の材料の基板を具備し得るが、FR4材質のマイクロウエーブ基板、デュロイド材質のマイクロウエーブ基板、ポリテトラフルオロエチレン材料のマイクロウエーブ基板、PMI/ポリメタクリレートイミド材料のマイクロウエーブ基板、ヒ素化ガリウム(GaAs)材質のマイクロウエーブ基板、セラミック材質のマイクロウエーブ基板或いはシリコン基板とされるのがよい。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの信号フィードユニット、第1接地ユニット、第2接地ユニットの材料は任意の種類の金属とされ得るが、銅、アルミニウム或いは金とされるのがよい。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは第1周波数帯域で高周波信号を受信及び発射し、この第1周波数範囲は5.2GHzから5.8GHzとされ得る。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは第2周波数範囲で高周波信号を受信及び発射し、この第2周波数帯域は59GHzから64GHzとされるのがよい。本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの接地板と基板の離間距離は任意の距離とされ得るが、両者の間の距離はその操作周波数範囲内の中心周波数波長の4分の1より小さくするのがよい。
総合すると、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは単方向輻射ユニットとして使用される時、すなわち、単方向に信号を発射或いは受信する状況に応用される時、その基板(アンテナ本体)と接地板(背面を被覆する金属導体)の間の距離が、その受信及び発射する円偏波の高周波信号の中心周波数信号の波長の10分の1倍まで縮減できる。これにより、ミリメートル周波数帯域への応用において、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの厚さは信号処理ユニットの厚さとほぼ等しくすることができ、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは信号処理ユニットと併せて一つの印刷回路板中にパッケージできる。このほか、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは適宜調整により二つの周波数帯域内で円偏波の高周波信号を受信及び発射可能であり、この二つの周波数帯域はそれぞれ5.2GHz及び5.8GHz(即ち現在の無線通信周波数帯域)、及び59GHzから64GHz(即ち未来の無線通信周波数帯域)とされる。すなわち、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは大幅にそのアンテナ構造を変更する必要なく、現在の無線通信周波数帯域と未来の無線通信周波数帯域(ミリメートル周波数帯域)中で操作可能である。
本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは、図4に示されるように、基板31、信号フィードユニット32、第1接地ユニット33及び第2接地ユニット34を包含する。そのうち、基板31は一つの表面311を具備し、該信号フィードユニット32、第1接地ユニット33、第2接地ユニット34はそれぞれ該表面311上に設置される。本発明の第1実施例中、基板31はFR4材質のマイクロウエーブ基板とされ、その誘電率(dielectric constant;ε)は4.4であり、その厚さは1.6mmである。ただし異なる応用状況では、基板31はまた、デュロイド材質のマイクロウエーブ基板、ポリテトラフルオロエチレン材料のマイクロウエーブ基板、PMI/ポリメタクリレートイミド材料のマイクロウエーブ基板、ヒ素化ガリウム(GaAs)材質のマイクロウエーブ基板、セラミック材質のマイクロウエーブ基板或いはシリコン基板とされ得る。
このほか、信号フィードユニット32はフィードストリップ321、マッチング部322、第1延伸部323、及び第2延伸部324を包含し、且つ第1延伸部323と第2延伸部324はそれぞれマッチング部322より延伸される。そのうち、該マッチング部322はフィードストリップ321、第1延伸部323、第2延伸部324に電気的に接続され、フィードストリップ321は更に信号処理ユニット(図示せず)に電気的に接続される。また、第1延伸部323は垂直延伸部とされ、第2延伸部324は水平延伸部とされる。なお、本発明の第1実施例では、第1延伸部323と第2延伸部324の形状はいずれも矩形とされるが、異なる応用状況では、それらは異なる形状、例えば多角形或いは正方形とされ得る。
図4に示されるように、前述の第1接地ユニット33は第1接地ストリップ331を包含し、該第1接地ストリップ331の一端より第1接地延伸部332が延伸され、且つ該第1接地延伸部332は第1延伸部323の近隣に表面311に設置される。前述の第2接地ユニット34は第2接地ストリップ341を包含し、該第2接地ストリップ341の一端より第2接地延伸部342が延伸され、且つ該第2接地延伸部342と第1接地延伸部332の形状は同じとされる。このほか、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ中、フィードストリップ321は第1接地ストリップ331と第2接地ストリップ341の間に位置し、いわゆる共面フィード構造を形成する。マッチング部322、第1延伸部323、第2延伸部324は、第1接地延伸部332と第2接地延伸部342の間に位置する。すなわち、信号フィードユニット32は第1接地ユニット33と第2接地ユニット34の間に挟まれる。注意すべきことは、本発明の第1実施例中、信号フィードユニット32、第1接地ユニット33、第2接地ユニット34の材料は銅とされるが、異なる応用状況では、信号フィードユニット32、第1接地ユニット33、第2接地ユニット34の材料はアルミニウム或いは金とされ得ることである。
最後に、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは更に環状部35を包含し、且つ環状部35は前述の信号フィードユニット32、第1接地ユニット33、第2接地ユニット34をその内側に包囲する。本発明の第1実施例では、環状部35は開口を具備する矩形環とされるが、異なる応用状況では、環状部35は開口を具備する正方形環或いは開口を具備する多角形環とされ得る。
図4に示される構造のほか、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは更に接地板36を包含し、前述の信号フィードユニット32、第1接地ユニット33、第2接地ユニット34が該基板31と該接地板36の間に挟まれ、これは図5に示されるとおりである。こうして、もともと双方向輻射ユニットとされる本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナが単方向輻射ユニットとされ得て、即ち、単方向に信号を発射或いは受信する。このほか本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのミリメートル周波数帯域操作下で、基板31と接地板36の間の距離は0.5mmとされ、即ち、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの受信或いは発射する高周波信号(その中心周波数は約60GHz)の波長(5mm)の0.1倍とされる。注意すべきは、異なる応用状況では、基板31と接地板36は異なる距離離間し得て、例えば前述のミリメートル周波数帯域内の高周波信号の波長の0.05倍から0.2倍の距離を離間し得る。最後に本発明の第1実施例中、接地板36の材料は銅とされるが、異なる応用状況では、接地板36の材料はアルミニウム或いは金とされ得る。
図6は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの平面図である。図7は本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの平面図である。そのうち、図6中の本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの各符号に対応するサイズは以下の表1のようである。
Figure 0004552091
このほか、図6中の本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの形状を示す各符号の位置座標は以下の表2のようである。
Figure 0004552091
また、図7に示される本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは図6に示される本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの第1接地ユニット33、第2接地ユニット34と環状部35の間の空隙を充満することで形成され、ゆえに図7に示される本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの信号フィードユニット42と対応する本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの信号フィードユニット32は同じである。
図8は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロス(return loss)とアンテナ操作周波数(operation frequency)の間の関係の表示図である。そのうち、図8はIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートし、図8中の曲線Aは本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスがアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線であり、図8中の曲線Bは本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスがアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線である。図8から分かるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスの10−dB周波数幅は、本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスの10−dB周波数幅より広い。
図9は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上の軸比(axial ratio)とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。図9はIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートし、図9中の曲線Cは本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの軸比がアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線であり、図9中の曲線Dは本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの軸比がアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線である。図9から分かるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの軸比の3−dB周波数幅は、本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの軸比の3−dB周波数幅より広い。すなわち、本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナに較べ、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは比較的広い周波数範囲内で円偏波高周波信号を発射可能である。
図10は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上のゲイン(gain)とアンテナ操作周波数との間の関係の表示図である。図10はIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートし、図10中の曲線Eは本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインがアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線であり、図10中の曲線Fは本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインがアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線である。図10から分かるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインは本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインより高く、特にそれは4GHzから5.5GHzの範囲内で明らかである。本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの性能は本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナよりも良い。
上述の図8、9、10に示されるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは確実に5.2GHzから5.8GHzの周波数範囲内で円偏波の高周波信号を受信及び発射できる。且つ更なる演算により、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのアンテナ効率(antenna efficiency)は約73%であり、本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのアンテナ効率(65%)より高い。しかし、本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの表現は周知の一つの線形偏波の信号を発射或いは受信できるだけのブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナより優れている。
図11は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(環状部を具備する)と本発明の第3実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(環状部を具備しない)のゲインとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。そのうち、本発明の第3実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは環状部を具備しないこと以外の、その他の各部分(例えば信号フィードユニット、第1接地ユニット、第2接地ユニット)の形状及びサイズはいずれも本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの信号フィードユニット、第1接地ユニット、第2接地ユニットと同じである。
このほか、図11はIE3Dシミュレートソフトでシミュレートしたもので、図11中の曲線Gは本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインがアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線、曲線Hは本発明の第3実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインがアンテナ操作周波数に従い変化することを示す曲線である。図11から分かるように、環状部を具備するために、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインは、本発明の第3実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのゲインより高く、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの性能は本発明の第3実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナより高い。しかし、本発明の第3実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの表現は周知の一つの線形偏波の信号を発射或いは受信するだけのブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナより顕著に優れている。
図12は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。そのうち、曲線IはIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートして得られた曲線であり、曲線Jは実際に本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを測定して得られた曲線である。図12から分かるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは4.6GHzから6GHzの周波数範囲内で、そのリターンロスはいずれも−10−dBより低い。すなわち、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスが10−dBの周波数幅は1.4GHzである。
図13は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上の軸比とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。そのうち、曲線KはIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートして得られた曲線であり、曲線Lは実際に本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを測定して得られた曲線である。図13から分かるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは4.8GHzから5.7GHzの周波数範囲内で、その主波束方向上の軸比がいずれも3−dBより低い。すなわち、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの軸比が3−dBの周波数幅は0.9GHzである。
図14は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上のゲインとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。そのうち、曲線MはIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートして得られた曲線であり、曲線Nは実際に本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを測定して得られた曲線である。図14から分かるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは4.5GHzから6GHzの周波数範囲内で、いずれも2dBより大きいゲインを有する。
図15は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを実際に測定して得られた円偏波パターン(CP pattern)の表示図である。このパターンは操作周波数が5.2GHzの時に測定して得られたものである。図15から分かるように、本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは確実に円偏波の高周波信号を受信及び発射できる。
図16は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナが信号処理ユニットと併せて印刷回路板にパッケージされた表示図である。そのうち、図を簡易化するため、もともと本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ71と信号処理ユニット72及び両者が位置する印刷回路板73の表面を被覆するパッケージ材料、例えば封止樹脂層は省略し、表示していない。
図17に示されるように、本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの構造は図4に示される本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの構造とほぼ同じであり、基板81、信号フィードユニット82、第1接地ユニット83、及び第2接地ユニット84を包含する。そのうち、基板81は一つの表面811を具備し、信号フィードユニット82、第1接地ユニット83及び第2接地ユニット84はそれぞれ該表面811上に設置される。本発明の第4実施例中、基板81はFR4材質のマイクロウエーブ基板とされ、その誘電率は4.4とされ、その厚さは1.6mmとされる。しかし異なる応用状況では、基板81はまた、デュロイド材質のマイクロウエーブ基板、ポリテトラフルオロエチレン材料のマイクロウエーブ基板、PMI/ポリメタクリレートイミド材料のマイクロウエーブ基板、ヒ素化ガリウム(GaAs)材質のマイクロウエーブ基板、セラミック材質のマイクロウエーブ基板或いはシリコン基板とされ得る。
このほか、信号フィードユニット82はフィードストリップ821、マッチング部822、第1延伸部823、及び第2延伸部824を包含し、且つ第1延伸部823と第2延伸部824はそれぞれマッチング部822より延伸される。そのうち、該マッチング部822はフィードストリップ821、第1延伸部823、第2延伸部824に電気的に接続され、フィードストリップ821は更に信号処理ユニット(図示せず)に電気的に接続される。また、第1延伸部823は垂直延伸部とされ、第2延伸部824は水平延伸部とされる。なお、本発明の第4実施例では、第1延伸部823と第2延伸部824の形状はいずれも矩形とされるが、異なる応用状況では、それらは異なる形状、例えば多角形或いは正方形とされ得る。
図17に示されるように、前述の第1接地ユニット83は第1接地ストリップ831を包含し、第2接地ユニット84は第2接地ストリップ841を包含し、該第2接地ストリップ841の一端より第2接地延伸部842が延伸され、且つ該第2接地延伸部842は第2延伸部824の近隣に表面811に設置される。このほか、本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ中、フィードストリップ821は第1接地ストリップ831と第2接地ストリップ841の間に位置し、いわゆる共面フィード構造を形成する。すなわち、信号フィードユニット82は第1接地ユニット83と第2接地ユニット84の間に挟まれる。注意すべきことは、本発明の第4実施例中、信号フィードユニット82、第1接地ユニット83、第2接地ユニット84の材料は銅とされるが、異なる応用状況では、信号フィードユニット82、第1接地ユニット83、第2接地ユニット84の材料はアルミニウム或いは金とされ得ることである。
最後に、本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは更に環状部85を包含し、且つ環状部85は前述の信号フィードユニット82、第1接地ユニット83、第2接地ユニット84をその内側に包囲する。本発明の第4実施例では、環状部85は開口を具備する矩形環とされるが、異なる応用状況では、環状部85は開口を具備する正方形環或いは開口を具備する多角形環とされ得る。
図18に示される本発明の第5実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの構造と図17の本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの構造はほぼ同じであり、両者の間の違いは僅かに、第1接地ユニット83と第2接地ユニット84の形状である。図17に示される本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナに較べ、図18に示される本発明の第5実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの第1接地ユニット83の第1接地ストリップ831の一端より更に第1接地延伸部832が延伸され、その第2接地ユニット84は僅かに第2接地ストリップ841のみ包含する。このほか第1接地延伸部832は第1延伸部823の近隣に表面811に設置される。
図19は本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図4)、本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図17)及び本発明の第5実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図18)の主波束方向上の軸比とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。図19はIE3Dシミュレートソフトでシミュレートして得られ、そのうち、曲線Oは第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図4)の軸比がアンテナ操作周波数に従い変化する曲線、曲線Pは第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図17)の軸比がアンテナ操作周波数に従い変化する曲線、曲線Qは第5実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図18)の軸比がアンテナ操作周波数に従い変化する曲線である。
図19から分かるように、これら三種類のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナはそれぞれ同じ形状とサイズの信号フィードユニットを具備し、異なる形式の第1接地ユニットと第2接地ユニットを具えるが、同じ形状とサイズの信号フィードユニットを具備するために、これら三種類のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは主波束方向上の軸比の3−dB周波数幅はやや異なる。すなわち、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは僅かにその構造を微調整するだけで、異なるタイプの要求に対応できる。原理的には、本発明のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの軸比とアンテナ操作周波数の間の関係は、信号フィードユニットの第1延伸部及び第2延伸部の形状及びサイズを調整する方式により達成される。
図20に示されるように、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの構造は、基板91、信号フィードユニット92、第1接地ユニット93、及び第2接地ユニット94を包含する。そのうち、基板91は一つの表面911を具備し、信号フィードユニット92、第1接地ユニット93及び第2接地ユニット94はそれぞれ該表面911上に設置される。本発明の第6実施例中、基板91はシリコン基板とされ、その誘電率は3.8であり、その厚さは0.025mmとされる。しかし異なる応用状況では、基板91はまた、FR4材質のマイクロウエーブ基板、デュロイド材質のマイクロウエーブ基板、ポリテトラフルオロエチレン材料のマイクロウエーブ基板、PMI/ポリメタクリレートイミド材料のマイクロウエーブ基板、ヒ素化ガリウム(GaAs)材質のマイクロウエーブ基板、セラミック材質のマイクロウエーブ基板とされ得る。
このほか、信号フィードユニット92はフィードストリップ921、マッチング部922、第1延伸部923、及び第2延伸部924を包含し、且つ第1延伸部923と第2延伸部924はそれぞれマッチング部922より延伸される。そのうち、該マッチング部922はフィードストリップ921、第1延伸部923、第2延伸部924に電気的に接続され、フィードストリップ921は更に信号処理ユニット(図示せず)に電気的に接続される。また、第1延伸部923は垂直延伸部とされ、第2延伸部924もまた垂直延伸部とされる。なお、本発明の第6実施例では、第1延伸部923と第2延伸部924の形状はいずれも矩形とされるが、異なる応用状況では、それらは異なる形状、例えば多角形或いは正方形とされ得る。
また、図20に示されるように、前述の第1接地ユニット93は第1接地ストリップ931を包含し、且つ該第1接地延伸部932は第1延伸部923の近隣に表面911に設置される。前述の第2接地ユニット94は第2接地ストリップ941を包含し、該第2接地ストリップ941の一端より更に第2接地延伸部942が延伸されている。そのうち、該第2接地延伸部942は三種類の異なる大きさの幅を有し、図20では符号k、y、及び1のように示されている。
このほか本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ中、フィードストリップ921は第1接地ストリップ931と第2接地ストリップ941の間に位置し、いわゆる共面フィード構造を形成する。すなわち、マッチング部922、第1延伸部923、第2延伸部924は第1接地延伸部932と第2接地延伸部942の間に位置する。注意すべきことは、本発明の第6実施例中、信号フィードユニット92、第1接地ユニット93、第2接地ユニット94の材料は銅とされるが、異なる応用状況では、信号フィードユニット92、第1接地ユニット93、第2接地ユニット94の材料はアルミニウム或いは金とされ得ることである。
このほか図20中の本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのサイズを表示する各符号の数値は以下の表3のようである。
Figure 0004552091
最後に、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは更に接地板95を包含し、前述の信号フィードユニット92、第1接地ユニット93、第2接地ユニット94は基板91と接地板95の間に挟まれ、これは図21に示されるとおりである。こうして、もともと双方向輻射ユニットとされる本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナが単方向のみに信号を発射或いは受信可能である。
このほか、本発明の第6実施例中、基板91と接地板95の間の距離は0.5mmとされ、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの受信及び発射可能なミリメートル波範囲内の高周波信号(その中心周波数は約60GHz)の波長(50mm)の0.1倍とされる。注意されたいことは、異なる応用状況では、基板91と接地板95は異なる距離離間可能であり、例えば前述のミリメートル波範囲内の高周波信号の波長の0.05から2倍の距離とされ得る。最後に、本発明の第6実施例中、接地板95の材質は銅とされるが、異なる応用状況では、接地板95の材質はアルミニウム或いは金とされ得る。
図22は本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの運転時、図21の状況で、その主波束方向上のリターンロスとアンテナ操作周波数との間の関係の表示図である。そのうち、曲線RはIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートして得られた曲線であり、図22から分かるように、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは57GHzから65.5GHzの周波数範囲内で、そのリターンロスはいずれも−10−dBより低い。すなわち、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスが10−dBの周波数幅は8.5GHzである。
図23は本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上の軸比とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。図23から分かるように、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは57.5GHzから64.5GHzの周波数範囲内で、その主波束方向上の軸比がいずれも3−dBより低い。すなわち、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの軸比が3−dBの周波数幅は7GHzである。
図24は本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上のゲインとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。そのうち、曲線TはIE3Dシミュレートソフトを利用してシミュレートして得られた曲線である。図24から分かるように、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは57GHzから68GHzの周波数範囲内で、いずれも2dBより大きいゲインを有する。
上述の図22、23、24から分かるように、本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナは確実に59GHzから64GHzの周波数帯域内において円偏波の高周波信号を受信及び発射可能である。
周知のブロードバンドホールアンテナの立体図である。 図1のI−I’線に沿った断面図である。 周知のブロードバンドホールアンテナの各種形状のホールを具備する導電板の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの立体表示図である。 図4のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと接地板の結合方式の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの平面図である。 本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの平面図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上の軸比とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと本発明の第2実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上のゲインとアンテナ操作周波数との間の関係の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(環状部を具備する)と本発明の第3実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(環状部を具備しない)のゲインとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナのリターンロスとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上の軸比とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上のゲインとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナを実際に測定して得られた円偏波パターン(CP pattern)の表示図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナが信号処理ユニットと併せて印刷回路板にパッケージされた表示図である。 本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの平面図である。 本発明の第5実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの平面図である。 本発明の第1実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図4)、本発明の第4実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図17)及び本発明の第5実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ(図18)の主波束方向上の軸比とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの立体表示図である。 図20のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナと接地板の結合方式の表示図である。 本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの運転時の、その主波束方向上のリターンロスとアンテナ操作周波数との間の関係の表示図である。 本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上の軸比とアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。 本発明の第6実施例のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナの主波束方向上のゲインとアンテナ操作周波数の間の関係の表示図である。
符号の説明
11 基板 111、122 上表面 112 導電部 113 下表面
114 導通部 12、21 導電板 121、22 ホール
13 接地板 14 フィード線信号マッチングユニット D 特定距離
31、81、91 基板 311、811、911 表面
32、42、82、92 信号フィードユニット
321、821、921 フィードストリップ
322、822、922 マッチング部 323、823、923 第1延伸部
324、824、924 第2延伸部 33、83、93 第1接地ユニット
331、831、931 第1接地ストリップ
332、832、932 第1接地延伸部 34、84、94 第2接地ユニット
341、841、941 第2接地ストリップ
342、842、942 第2接地延伸部 35、85 環状部
36、95 接地板 71 ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ
72 信号処理ユニット 73 印刷回路板

Claims (20)

  1. ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、
    表面を具備する基板と、
    該表面に設置されると共にフィードストリップ、マッチング部、第1延伸部及び第2延伸部を包含する信号フィードユニットと、
    該表面に設置されると共に、第1接地ストリップを包含する第1接地ユニットと、
    該表面に設置されると共に第2接地ストリップを包含する第2接地ユニットと、
    を包含し、該第1延伸部と第2延伸部はそれぞれマッチング部より延伸され、該マッチング部は該フィードストリップ、該第1延伸部、及び該第2延伸部と電気的に接続され、該フィードストリップが該第1接地ストリップと該第2接地ストリップの間に位置することを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  2. 請求項1記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、接地板を更に包含し、該基板及び該接地板の間に該信号フィードユニット、該第1接地ユニット及び該第2接地ユニットが設けられたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  3. 請求項2記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、環状部を更に包含し、該環状部は該表面に設置されると共に、該信号フィードユニット、該第1接地ユニット及び該第2接地ユニットをその内側に包囲することを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  4. 請求項3記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該環状部が開口を具備する矩形環とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  5. 請求項3記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第1延伸部が垂直延伸部とされ、該第2延伸部が水平延伸部とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  6. 請求項5記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該垂直延伸部の形状が矩形とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  7. 請求項5記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該水平延伸部の形状が矩形とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  8. 請求項5記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第1接地ストリップの一端より第1接地延伸部が延伸されたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  9. 請求項8記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第1接地延伸部が該垂直延伸部の近隣に、該表面に設置されたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  10. 請求項8記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第1接地延伸部が該水平延伸部の近隣に、該表面に設置されたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  11. 請求項8記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第2接地ストリップの一端より第2接地延伸部が延伸され、且つ該第2接地延伸部が該第1接地延伸部と同じ形状を具備することを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  12. 請求項3記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第1延伸部と該第2延伸部がそれぞれ垂直延伸部とされ、且つ該第1延伸部と該第2延伸部の形状がいずれも矩形とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  13. 請求項12記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第1接地ストリップの一端より第1接地延伸部が延伸され、該第2接地ストリップの一端より第2接地延伸部が延伸されたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  14. 請求項13記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該第2接地延伸部が少なくとも二種類の幅を具えたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  15. 請求項1記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該基板がFR4材料のマイクロウエーブ基板とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  16. 請求項1記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該信号フィードユニット、該第1接地ユニット及び該第2接地ユニットの材質が金属とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  17. 請求項2記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該接地板の材質が金属とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  18. 請求項2記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、第1周波数帯域において高周波信号を受信及び発射可能で、該第1周波数帯域は5.2GHzから5.8GHzとする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  19. 請求項2記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、第2周波数帯域において高周波信号を受信及び発射可能で、該第2周波数帯域は59GHzから64GHzとする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
  20. 請求項19記載のブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナにおいて、該接地板と該基板の間の距離が該高周波信号の波長の0.05倍から0.2倍とされたことを特徴とする、ブロードバンド共面導波フィード円偏波アンテナ。
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