JP4552088B2 - 画像ファイル管理方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像ファイル管理方法及びその装置に係り、特に画像ファイルに付加された付加情報を利用した画像ファイル管理方法及びその装置に関する。
特許文献1には、現像処理された写真フイルム又はプリントを電子画像に変換し、その電子画像を画像処理装置によって予め設定された入力条件に応じて分別(仕分け)する技術について開示されている。
特許文献2には、デジタルカメラにおいて、撮影した画像の画像ファイルを記録媒体に記録する際に、ユーザが選択した格納場所やファイル名によって分類し、又は、分類に関する属性データを画像ファイルに付帯させておくことによって、コンピュータに画像ファイルを転送した際にコンピュータでの画像ファイルの分別を容易にする技術が提案されている。
特開2001―319230号公報 特開2001―298702号公報
従来、画像ファイルの管理においてファイルをフォルダなどに分別する作業は、ユーザの操作によって行われており、ファイル数が多い場合等ではその作業に多くの時間を要していた。また、ユーザによるファイルの分別作業は分別の基準が曖昧になり易いため、分別した画像ファイルから所望の画像ファイルを検索するのに却って時間と手間を要する場合があった。
特許文献1によれば、分別作業が自動化され得るが、分別作業を行う度に画像を認識(解析)する処理が必要となり、時間がかかるという問題がある。
一方、特許文献2では、デジタルカメラでの画像ファイルの記録時において格納場所、ファイル名、属性データ等によって画像ファイルを分類しておくため、コンピュータ等における画像ファイルの分別処理に要する時間や手間が軽減される。しかしながら、このような機能を持たないデジタルカメラ等から得られた画像ファイルの分別処理に対して特許文献2の技術を適用することはできない。また、特許文献2の場合、画像ファイルの分別作業の一部をデジタルカメラでの各コマの撮影時に分散させている点や、一度属性データを付帯させた画像ファイルは再生することなく分別することができる点で分別処理の時間の短縮や労力の分散が図れるが、画像ファイルに属性データを付帯させる際に、ユーザが画像ファイルの画像内容を判別する必要がある点では、実質的に画像ファイルの画像を見ながら分別作業を行う従来の方法と大きく相違しない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、画像ファイルの分別(仕分け)、検索等のファイル管理をより一層簡単に行うことできる画像ファイル管理方法及びその装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の画像ファイル管理装置は、撮影された画像の画像データと共に、付加情報として、前記画像の撮影位置を示す撮影位置情報及び撮影方向を示す撮影方向情報を有する画像ファイルを記録する記録手段と、所望の位置を1又は複数指定する位置指定手段と、前記記録手段に記録する又は記録された管理対象の複数の前記画像ファイルを、前記付加情報に基づいて管理する管理手段であって、前記位置指定手段により指定された位置に対応したフォルダと、該フォルダの階層下の撮影方向ごとのフォルダとを有し、前記画像ファイルを、該画像ファイルの付加情報中の撮影位置情報及び撮影方向情報に基づいて分別して前記フォルダのうちの対応するフォルダに格納する管理手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、画像ファイルに付加情報として付加されている撮影位置情報及び撮影方向情報によって画像ファイルの管理が行われるため、画像ファイルの管理に要するユーザの手間を大幅に軽減することができる。
請求項2に記載の画像ファイル管理装置は、請求項1に記載の発明において、撮影された画像の画像データに基づいて該画像が顔、建物を含む2種類以上の被写体を判断する画像認識手段を更に備え、前記記録手段は、前記付加情報として、前記判断された被写体の種類により顔認識情報、建物認識情報を含む画像認識情報を有する画像ファイルを記録し、前記管理手段は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報として記録された前記画像認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別することを特徴としている。
本発明は、更に画像データに基づいて認識された画像が顔、建物等の顔認識情報や建物認識情報によって画像ファイルの管理が行われる。
請求項3に記載の画像ファイル管理装置は、請求項1、又は、2に記載の発明において、前記管理手段は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別する処理、前記管理対象の画像ファイルに関する情報を一覧表示する際の表示順序の入れ替え処理、又は、前記管理対象の画像ファイルから所望の画像ファイルを検索する処理を行う手段であることを特徴としている。
本発明は、画像ファイルの管理に関する処理の具体的な態様を示したもので、画像ファイルをフォルダに分別する処理、一覧表示する際の表示順序の入れ替え処理、所望の画像ファイルを検索する処理に、顔認識情報、建物認識情報、又は、撮影位置情報等の付加情報を利用することができる。
請求項4に記載の画像ファイル管理装置は、請求項2に記載の発明において、前記管理手段は、前記顔認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、顔の画像ファイルを格納するフォルダと、非顔の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴としている。
本発明は、画像ファイルの管理として画像ファイルを顔の画像と顔でない非顔の画像に分別して対応するフォルダに格納する態様を示している。これによれば、画像ファイルに付帯している顔認識情報によって自動で画像ファイルが分別され、ユーザが分別作業を行う手間や時間が不要となる。
請求項5に記載の画像ファイル管理装置は、請求項2又は4に記載の発明において、前記管理手段は、前記建物認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、建物の画像ファイルを格納するフォルダと、非建物の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴としている。
本発明は、画像ファイルの管理として画像ファイルを建物の画像と建物でない非建物の画像に分別して対応するフォルダに格納する態様を示している。これによれば、画像ファイルに付帯している建物認識情報によって自動で画像ファイルが分別され、ユーザが分別作業を行う手間や時間が不要となる。
請求項に記載の画像ファイル管理装置は、請求項1から5のいずれかに記載の発明において、前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルの撮影位置を含む地図を表示器に表示する地図表示手段と、前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報を撮影位置に対応した前記地図上の位置に表示するファイル情報表示手段と、所定の位置に近接する画像ファイルを格納するフォルダに対応するマークを該位置に対応する前記地図上の位置に表示するマーク表示手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明は、請求項の発明のように、撮影位置によって画像ファイルを分別する際に、各画像ファイルを識別する情報を撮影位置に対応する地図上の位置に表示すると共に、所定の位置に近接する撮影位置の画像ファイルを格納するフルダに対応するマークを該撮影位置に表示するようにしたため、視覚的にどの撮影位置の画像ファイルがどのフォルダに格納されるかを認識することができる。
請求項に記載の画像ファイル管理装置は、請求項に記載の発明において、前記ファイル情報表示手段は、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報として各画像ファイルの画像の縮小画像を表示することを特徴としている。
本発明によれば、地図上に画像ファイルの縮小画像(サムネイル画像)が表示される。
請求項に記載の画像ファイル管理装置は、請求項に記載の発明において、前記ファイル情報表示手段は、前記管理手段により同一のフォルダに分別される画像ファイルの縮小画像をカスケード表示することを特徴としている。
本発明によれば同一のフォルダに分別される画像ファイルをより容易に認識することができる。
請求項に記載の画像ファイル管理装置は、請求項6から8のいずれかに記載の発明において前記撮影方向情報に基づいて、前記地図表示手段により表示された地図上に各画像ファイルの撮影方向を表示する撮影方向表示手段を備えたことを特徴としている。
本発明は、撮影方向の情報を地図上に表示させるようにしたものである。
請求項10に記載の画像ファイル管理方法は、撮影された画像の画像データと共に、付加情報として、前記画像の撮影位置を示す撮影位置情報及び撮影方向を示す撮影方向情報を有する画像ファイルを記録する記録工程と、所望の位置を1又は複数指定する位置指定工程と、前記記録工程により記録する又は記録された管理対象の複数の前記画像ファイルを、前記付加情報に基づいて管理する管理工程であって、前記位置指定工程により指定された位置に対応したフォルダと、該フォルダの階層下の撮影方向ごとのフォルダとを有し、前記画像ファイルを、該画像ファイルの付加情報中の撮影位置情報及び撮影方向情報に基づいて分別して前記フォルダのうちの対応するフォルダに格納する管理工程と、を備えたことを特徴としている。
本発明は、請求項1に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項1と同様の効果を有する。
請求項11に記載の画像ファイル管理方法は、請求項10に記載の発明において、撮影された画像の画像データに基づいて該画像が顔、建物を含む2種類以上の被写体を判断する画像認識工程を更に含み、前記記録工程は、前記付加情報として、前記判断された被写体の種類により顔認識情報、建物認識情報を含む画像認識情報を有する画像ファイルを記録し、前記管理工程は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報として記録された前記画像認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別することを特徴としている。
本発明は、請求項2に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項2と同様の効果を有する。
請求項12に記載の画像ファイル管理方法は、請求項10、または、11に記載の発明において、前記管理工程は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別する処理、前記管理対象の画像ファイルに関する情報を一覧表示する際の表示順序の入れ替え処理、又は、前記管理対象の画像ファイルから所望の画像ファイルを検索する処理を行う工程であることを特徴としている。
本発明は、請求項3に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項3と同様の効果を有する。
請求項13に記載の画像ファイル管理方法は、請求項11に記載の発明において、前記管理工程は、前記顔認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、顔の画像ファイルを格納するフォルダと、非顔の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴としている。
本発明は、請求項4に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項4と同様の効果を有する。
請求項14に記載の画像ファイル管理方法は、請求項11又は13に記載の発明において、前記管理工程は、前記建物認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、建物の画像ファイルを格納するフォルダと、非建物の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴としている。
本発明は、請求項5に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項5と同様の効果を有する。
請求項15に記載の画像ファイル管理方法は、請求項10から14のいずれかに記載の発明において、前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルの撮影位置を含む地図を表示器に表示する地図表示工程と、前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報を撮影位置に対応した前記地図上の位置に表示するファイル情報表示工程と、所定の位置に近接する画像ファイルを格納するフォルダに対応するマークを該位置に対応する前記地図上の位置に表示するマーク表示工程と、を備えたことを特徴としている。
本発明は、請求項に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項と同様の効果を有する。
請求項16に記載の画像ファイル管理方法は、請求項15に記載の発明において、前記ファイル情報表示工程は、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報として各画像ファイルの画像の縮小画像を表示することを特徴としている。
本発明は、請求項に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項と同様の効果を有する。
請求項17に記載の画像ファイル管理方法は、請求項16に記載の発明において、前記ファイル情報表示工程は、前記管理工程により同一のフォルダに分別される画像ファイルの縮小画像をカスケード表示することを特徴としている。
本発明は、請求項に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項と同様の効果を有する。
請求項18に記載の画像ファイル管理方法は、請求項15から17のいずれかに記載の発明において、前記撮影方向情報に基づいて、前記地図上に各画像ファイルの撮影方向を表示する撮影方向表示工程を備えたことを特徴としている。
本発明は、請求項9に記載の画像ファイル管理装置で実施される方法の発明であり、請求項と同様の効果を有する。
本発明によれば、画像ファイルの分別、検索等のファイル管理をより一層簡単に行うことできる。
以下、添付図面に従って本発明に係る画像ファイル管理方法及びその装置を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明を実施するためのパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)のハードウェア構成例を示すブロック図である。
同図に示すようにパソコン1は、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)10と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となる主メモリ12と、パソコン1のオペレーティングシステム(OS)、パソコン1に接続された周辺機器のデバイスドライバ、ファイル管理ソフトを複数各種のアプリケーションソフト、ユーザの画像ファイル等が格納されるハードディスク装置14と、CD―ROM装置16と、表示用データを一時記憶する表示メモリ18と、この表示メモリ18からの画像データ、文字データ等により画像、文字等を表示するCRTモニタや液晶モニタ等のモニタ装置20と、キーボード22と、位置入力装置としてのマウス24と、マウス24の状態を検出してモニタ装置20上のマウスポインタの値やマウス24の状態等の信号をCPU10に出力するマウスコントローラ26と、デジタルカメラ2と接続して画像データ等の入力が可能なUSB(Universal Serial Bus)などのインターフェース27と、上記各構成要素を接続するバス28とから構成されている。
尚、上記パソコン1のハードウェア構成は周知であるため、各構成要素の詳細な説明については省略する。
上記パソコン1には、本発明を実施するためのプラグラム(ソフトウェア)がインストールされ、そのプログラムを実行することによって以下で説明する画像ファイルのファイル管理に関する処理が実行される。まず、そのファイル管理に関する処理の第1の実施の形態(画像ファイル分別処理)について説明する。
本第1の実施の形態では、デジタルカメラ2からパソコン1に取り込んだ画像ファイルを、各画像ファイルのExif情報等に組み込まれた付加情報(tag情報)に基づいて人物(顔)の画像か建物の画像かを判断し、各々の画像ファイルを画像の種類に対応した専用のフォルダ(分別用フォルダ)に自動で分別して格納する。
デジタルカメラ2から取り込まれる画像ファイルには、その画像ファイルに納められた画像データが顔の画像であるか否かを示す顔認識tag情報と、建物の画像か否かを示す建物認識tag情報とが付加情報として付加されており、それらのtag情報を参照することにより、人物の画像と建物の画像又はその他の画像とに分別される
ここで、デジタルカメラ2での顔認識と建物認識の処理について概略を説明する。デジタルカメラ2では、撮影時にCCDにより被写体の画像を取り込むと、その画像の主要被写体が、顔であるか否か、及び、建物であるか否かが判断される。主要被写体が顔であるか否かは、公知の顔認識技術によって判断することができ、建物であるか否かは、被写体の幾何学的形状(四角形や五角形など)を認識することで判断することができる。
例えば、CCDにより取り込んだ画像から、顔の構成要素である目、口、鼻のパターンの有無や、検出されたパターンの配置等から顔の有無を判断することができる。また、建物の構成要素である角の部分のパターンの有無や、検出されたパターンの配置等から建物の有無を判断することができる。尚、顔や建物の有無を検出する方法は様々な方法が提案されており、どのような方法を採用してもよい。
市販されているデジタルカメラでは一般に撮影した画像の画像データを画像ファイルとして記録媒体(メモリカード)に記録する際のフォーマットとしてExif形式が採用されており、画像データに付帯して撮影画像の画素数、圧縮の種類、撮影日時、機種名等の所定の付加情報がtag情報として組み込まれ、それらの画像データとtag情報とが1つの画像ファイルとして記録媒体に記録されるようになっている。本実施の形態のデジタルカメラ2では、画像ファイルとして記録される画像データが顔の画像であるか否かを示す顔認識tag情報と建物の画像であるか否かを示す建物認識tag情報とがtag情報として付加されるようになっている。
デジタルカメラ2でメモリカードに記録された画像ファイルはデジタルカメラ2からパソコン1に取り込まれてハードディスク装置14に格納される。ユーザが本実施の形態の処理を実行させるプログラム(ソフトウェア)を起動し、画像ファイルの分別処理の実行を指示すると、パソコン1のCPU10によって図2のフローチャートに示す処理が実行される。
まず、CPU10は、ハードディスク装置14内の画像ファイルのうち分別対象とする画像ファイルをユーザに選択させる処理を実行する(ステップS10)。続いて、選択された分別対象の画像ファイルを読み込み(ステップS12)、読み込んだ各画像ファイルの顔認識tag情報と建物認識tag情報のデータを取得する(ステップS14)。
ここで、図3に示すようにハードディスク装置14に作成された所定のフォルダ内にファイル名が“C11.jpg”〜“C17.jpg”の7つの画像ファイルが記録されており、それらの全ての画像ファイルが分別対象(管理対象)の画像ファイルとして選択されたとする。このとき、各画像ファイルの顔認識tag情報と建物認識tag情報の例として、図4のようなデータが記録されているとする。顔認識tag情報が1となっている画像ファイル(“C11.jpg”〜“C13.jpg”)は、顔の画像であることを示し、顔認識tag情報が0となっている画像ファイル(C14.jpg〜C17.jpg)は、顔の画像でない(非顔の画像である)ことを示している。同様に建物認識tag情報が1となっている画像ファイル(“C14.jpg”、“C16.jpg”、“C17.jpg”)は、建物の画像であることを示し、建物認識tag情報が0となっている画像ファイル(“C11.jpg”〜“C13.jpg”、“C15.jpg”)は、建物の画像でない(非建物の画像である)ことを示している。
CPU10は、分別対象の各画像ファイルごとに0又は1の値をとる顔認識フラグflag_fと建物認識フラグflag_bとを対応させ、各画像ファイルについて、顔認識tag情報により顔の画像であると検出した画像ファイルの顔認識フラグflag_fには1、そうでない画像ファイルの顔認識フラグflag_fには0をセットする。同様に建物認識tag情報により建物の画像であると検出した画像ファイルの建物認識フラグflag_bには1、そうでない画像ファイルの建物認識フラグflag_fには0をセットする。
図2において、次にCPU10は、ハードディスク装置14の所定のディレクトリに分別用フォルダを作成する(ステップS16)。これによって、分別用フォルダとして顔の画像の画像ファイルを格納する「人物」フォルダと、建物の画像の画像ファイルを格納する「建物」フォルダと、顔と建物のいずれでもない画像の画像ファイル、又は、顔認識tag情報や建物認識tag情報を付帯していない画像ファイルを格納する「その他」フォルダが作成される。
続いてCPU10は、分別対象の画像ファイルのうち所定の1つの画像ファイルを処理対象としてその画像ファイルについて、顔認識tag情報と建物tag情報のうち少なくとも一方のtag情報があるか否かを判定する(ステップS18)。ここで、顔認識tag情報と建物tag情報のデータ自体がない場合、又は、図3、図4に示した画像ファイル“C15.jpg”のように顔認識tag情報と建物tag情報の両方が0の場合、即ち、顔認識フラグflag_fと建物認識フラグflag_bのいずれもが0の場合には、NOと判定される。その場合、現在の処理対象としている画像ファイルを「その他」フォルダに格納する(ステップS20)。そして、ステップS28に移行する。
ステップS18においてYESと判定した場合、次にCPU10は、顔認識フラグflag_fと建物認識フラグflag_bとに基づいて顔の画像か建物の画像かを判別する(ステップS22)。図3、図4に示した画像ファイル“C14.jpg”、“C16.jpg”、“C17.jpg”のように顔認識フラグflag_fが0で建物認識フラグflag_bが1の場合には、現在の処理対象としている画像ファイルを「建物」フォルダに格納する(ステップS24)。そして、ステップS28に移行する。
一方、図3、図4に示した画像ファイル“C11.jpg”〜“C13.jpg”のように顔認識フラグflag_fが1で建物認識フラグflag_bが0の場合には、現在の処理対象としている画像ファイルを「人物」フォルダに格納する(ステップS26)。そして、ステップS28に移行する。
ステップS28では、全ての分別対象の画像ファイルについて上記ステップS18〜ステップS26の分別処理が終了したか否かを判定する(ステップS28)。NOと判定した場合には未分別の画像ファイルを処理対象の画像ファイルとしてステップS18からの処理を繰り返す。一方、全ての分別対象の画像ファイルについて分別処理が終了してYESと判定した場合には、本フローチャートの処理を終了する。
以上の処理によって図3において分別対象とした画像ファイル“C11.jpg”〜“C17.jpg”の例では、画像ファイル“C11.jpg”〜“C13.jpg”が「人物」フォルダに格納され、画像ファイル“C14.jpg”、“C16.jpg”、“C17.jpg”が「建物」フォルダに格納され、画像ファイル“C15.jpg”が「その他」フォルダに格納される。
以上、上記第1の実施の形態では、顔認識tag情報と建物認識tag情報により顔の画像ファイルと建物の画像ファイルとその他の画像ファイルとに分別したが、顔認識tag情報と建物認識tag情報のうちいずれか一方のtag情報のみにより分別してもよい。例えば顔認識tag情報により顔の画像ファイルと非顔の画像ファイルに分別して顔の画像ファイルを「人物」フォルダに格納し、非顔の画像ファイルを「その他」フォルダに格納するような場合であってもよい。また、分別するフォルダの名称は上記実施の形態の場合と異なる名称であってもよい。
また、顔や建物の画像か否かによって画像ファイルを分別する場合に限らず、他の任意の種類の被写体を撮影した画像か否かによって画像ファイルを分別してもよい。例えば、顔や建物以外の特定の種類の画像か否かを顔認識や建物認識と同様にデジタルカメラ2等で自動認識してその結果を画像ファイルのtag情報として付加しておく。そして、そのtag情報を参照して画像ファイルを所定の分別用フォルダに分別することにより、特定の種類の画像か否かで画像ファイルを分別することができる。更に、画像の種類を自動認識して得られたtag情報に限らず、他のtag情報によって画像ファイルを分別してもよい。例えば、デジタルカメラ2での撮影時における動作モード(撮影モード)をtag情報として記録しておき、そのtag情報に基づいて画像ファイルを動作モードによって分別用フォルダに分別してよい。動作モード(撮影モード)の例として、オートモード、ブレ軽減モード、ナチュラルフォトモード、人物撮影モード、風景撮影モード、夜景撮影モード、プログラムオートモード、シャッター優先オートモード、絞り優先オートモード、マニュアルモード等があり、どの動作モードによって撮影が行われたか等によって画像ファイルを分別用フォルダに分別することができる。
次に、上記パソコン1により実行されるファイル管理に関する処理の第2の実施の形態について説明する。本第2の実施の形態では、デジタルカメラ2からパソコン1に取り込んだ画像ファイルを、各画像ファイルのExif情報等に組み込まれた付加情報に基づいて撮影位置に応じた分別用フォルダに自動で分別して格納する。
本実施の形態におけるデジタルカメラ2には、GPS(Global Positioning System)装置が搭載されており、撮影時にGPS装置により測位された撮影ポイント(撮影位置)の緯度、経度等の位置情報(GPS情報)が得られるようになっている。そして、その位置情報は、撮影した画像の画像データに付加情報(GPS-tag情報)として付加され、画像データと付加情報とが1つの画像ファイルとしてメモリカードに記録される。
図5は、Exif規格に従って記録されるGPSに関する付加情報(GPS-tag情報)の内容を示している。これによれば、撮影時の位置(撮影ポイント)を示す緯度、経度、高度がGPS-tag情報として記録可能である。また、撮影ポイントの他にも撮影方向や撮影対象の位置などもGPS-tag情報として記録することができるようになっている。撮影方向や撮影対象の位置などは、地図データを元にデジタルカメラ2の液晶モニタ上に表示された地図上でユーザが指定する方法や、測定装置によって実測する方法等を用いて決定することができる。
パソコン1での具体的な処理について説明すると、上記デジタルカメラ2のメモリカードに記録された画像ファイルは、パソコン1に取り込まれてハードディスク装置14に格納される。ユーザが本実施の形態の分別処理を実行させるプログラム(画像マッピングプログラム)を起動すると、パソコン1のCPU10によって図6のフローチャートに示す処理が実行される。
まず、CPU10は、ハードディスク装置14内の画像ファイルのうち分別対象とする画像ファイルをユーザに選択させる処理を実行する(ステップS40)。続いて、選択された分別対象の画像ファイルを読み込み(ステップS42)、読み込んだ各画像ファイルの所要のtag情報(GPS-tag情報等)のデータを取得する(ステップS44)。
続いて、CPU10は、マッピング処理を実行する(ステップS46)。マッピング処理では、各画像ファイルのGPS-tag情報により検出した各画像ファイルの撮影ポイント(撮影位置)の緯度、経度を含む範囲の地図データをハードディスク14から読み出し、この地図データに基づいて電子地図をモニタ装置20に表示させる。また、各画像ファイルの画像のサムネイル画像(縮小画像)を撮影ポイントに対応する電子地図上の位置に表示させる。
ここで、図7に示すようにファイル名が“img11.jpg”〜“img17.jpg”の7つの画像ファイルが分別対象の画像ファイルとして選択されたとする。このとき、各画像ファイルのGPS-tag情報として撮影ポイントの緯度x11〜x17と、経度y11〜y17とが記録されているとする。
これらの画像ファイル“img11.jpg”〜“img17.jpg”に対するマッピング処理によって図8のような画像が表示される。同図は画像ファイル“img11.jpg”〜“img17.jpg”が富士山周辺で撮影した画像を記録している場合を示し、それらの撮影ポイントを含む範囲の電子地図上に各画像ファイルのサムネイル画像が撮影ポイントの位置に表示されている。また、各画像ファイルのGPS-tag情報に撮影方向の情報も含まれている場合を示しており、各画像ファイルでの撮影方向を示す矢印が各サムネイル画像に付加されている。
図6において、次にCPU10は、ユーザが地図上で指定した位置をフォルダ分けに使用する指定ポイントとして決定する(ステップS48)。図8の例では、ポイントA、ポイントB、ポイントCの3つの指定ポイントが指定されている状態を示しており、それらの位置にマーク(50A、50B、50C)が表示されている。
続いてCPU10は、ハードディスク装置14の所定のディレクトリに、指定ポイントに対応した分別用フォルダを作成する。図8の例では、ポイントA、B、Cに対応して3つの分別用フォルダが作成される。
次に、CPU10は、分別対象の画像ファイルのうちいずれか1つの画像ファイルを処理対象の画像ファイルとして、その画像ファイルの撮影ポイントと、全ての指定ポイントとの距離を算出する(ステップS52)。
ここで、撮影ポイントの緯度をx°、経度をy°、指定ポイントの緯度をxa°、経度をya°とすると、それらの撮影ポイントと指定ポイントとの距離Dは、次式(1)によって算出される。
Figure 0004552088
次に、CPU10は、処理対象の画像ファイルの撮影ポイントに対して最近接となる指定ポイントを判別する(ステップS54)。即ち、上式(1)により算出した撮影ポイントと各指定ポイントとの距離のうち最も小さい値となる指定ポイントを最近接の指定ポイントとして検出する。そして、その最近接の指定ポイントに対応するフォルダに現在の処理対象となっている画像ファイルを格納する(ステップS56)。
図8の例のように指定ポイントとしてポイントA、B、Cが指定され、それらのポイントA、B、Cの緯度がそれぞれxa°、xb°、xc°、経度がそれぞれya°、yb°、yc°であったとする。この場合に、図7に示した各画像ファイル“img11.jpg”〜“img17.jpg”の撮影ポイントに対して最近接の指定ポイントが同図の第3列目のように求められたとすると、各画像ファイルは同図の第4列目に示すフォルダに格納される。第4列目において「ポイントA」フォルダはポイントAに対応して作成された分別用フォルダを示し、「ポイントB」フォルダはポイントBに対応して作成された分別用フォルダを示し、「ポイントC」フォルダはポイントCに対応して作成された分別用フォルダを示す。
図6において次にCPU10は、図8のように表示したマッピング画像におけるサムネイル画像の位置を、後述のように格納した分別用フォルダに対応する指定ポイントの位置に応じて再配置する(ステップS58)。そして、全ての分別対象の画像ファイルについて上記ステップS52〜ステップS58の分別処理が終了したか否かを判定する(ステップS60)。NOと判定した場合には未分別の画像ファイルを処理対象の画像ファイルとしてステップS52からの処理を繰り返す。一方、全ての分別対象の画像ファイルについて分別処理が終了してYESと判定した場合には、本フローチャートの処理を終了する。
図9は、図8のマッピング画像に対してステップS58の処理によって各画像ファイルのサムネイル画像が再配置されたときの状態を示した画像である。同図に示すようにポイントAが最近接の指定ポイントと判定された画像ファイルは、「ポイントA」フォルダに格納されると共に、それらのサムネイル画像はポイントAのマーク50Aの位置の近傍に少しずつ位置をずらした状態で重ねて表示される。即ち、ポイントAが最近接の指定ポイントと判定された画像ファイルが複数存在した場合にそれらのサムネイル画像は、ポイントAのマークの位置の近傍にカスケード表示される。ポイントB、ポイントCが最近接の指定ポイントと判定された画像ファイルのサムネイル画像についても同様にそれらの指定ポイントのマークの位置の近傍にカスケード表示される。
尚、画像ファイルのGPS-tag情報に撮影方向の情報が記録されている場合に、上記のように撮影ポイントで分別用フォルダに分別するだけでなく、その撮影方向に基づいて画像ファイルを異なるフォルダに分別するようにしてもよい。例えば、画像ファイルを撮影ポイントで分別した場合に同一の分別用フォルダに格納される画像ファイルを撮影方向によって分別し、撮影ポイントによる分別用フォルダの階層下等において更に撮影方向に対応する分別用フォルダを作成して撮影方向ごとに画像ファイルを格納するようにしてもよい。同一の分別用フィルダに格納する画像ファイルは、撮影方向が完全に一致するものに限らず撮影方向が所定の範囲内にあるものとしてもよい。更に、撮影方向による分別用フォルダの名称として撮影方向を示す情報を含めた名称とすると好適である(例えば、「NE40°」フォルダ、「NW80°」フォルダ等)。また、撮影方向により分別した場合に図9のようにサムネイル画像を再配置した画像上においても撮影方向ごと(分別用フォルダごと)にサムネイル画像を分別して表示すると共に、図8のように撮影方向を示す情報(矢印等)を表示するようにしてもよい。
以上、上記第1及び第2の実施の形態では、画像ファイルをフォルダに分別する場合について説明したが、本発明は、画像ファイルに付加されている任意の付加情報に基づいて画像ファイルを管理する場合に適用できる。例えば、顔認識情報、建物認識情報、及び、撮影位置情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて画像ファイルを管理する場合において、例えば、画像ファイルを一覧表示する際のファイルの並び順を入れ替える処理において、顔の画像か否か、建物の画像か否か、又は、撮影位置で並び順を変える場合や、所望の画像ファイルを検索する処理において、顔の画像、建物の画像、撮影位置を検索条件とする場合にも本発明を適用できる。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、パソコン1での画像ファイルの管理について説明したが、本発明は、デジタルカメラなどの他の機器における画像ファイルの管理に適用できる。また、上記実施の形態ではデジタルカメラによって行われた顔又は建物の画像か否か等の検出や、顔認識tag情報や建物認識tag情報等を画像ファイルに付加する処理は、パソコンなどの画像ファイルを管理する装置に行うようにしてもよい。更に、上記実施の形態のように分別対象の画像ファイルを他の機器から取り込む場合(上記実施の形態ではデジタルカメラ2からパソコン1)、他の機器から取り込んで記録媒体に記録する際に上記実施の形態ように分別処理を行ってフォルダに分別して格納するようにしてもよい。
本発明を実施するためのパーソナルコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図。 画像ファイルの分別処理の第1の実施の形態の処理手順を示したフローチャート。 分別対象として選択された画像ファイルのファイル名の一例を示した図。 図3の分別対象の画像ファイルにおける顔認識tag情報と建物認識tag情報の一例とその場合の分別用フォルダ先を示した図。 GPSに関する付加情報の内容を示した図。 画像ファイルの分別処理の第2の実施の形態の処理手順を示したフローチャート。 分別対象の画像ファイルのファイル名の一例とそれらの画像ファイルにおけるGPS-tag情報及び最近接ポイントの一例とその場合の分別用フィルダ先を示した図。 図7の画像ファイルに対するマッピング処理によって表示されるマッピング画像の一例を示した図。 図8のマッピング画像に対して画像ファイルを格納した分別用フォルダに応じてそのサムネイル画像を再配置した図。
符号の説明
1…パソコン、2…デジタルカメラ、10…CPU、12…主メモリ、14…ハードディスク装置、16…CD−ROM装置、18…表示メモリ、20…モニタ装置、22…キーボード、24…マウス、26…マウスコトローラ、27…インターファース、28…バス

Claims (18)

  1. 撮影された画像の画像データと共に、付加情報として、前記画像の撮影位置を示す撮影位置情報及び撮影方向を示す撮影方向情報を有する画像ファイルを記録する記録手段と、
    所望の位置を1又は複数指定する位置指定手段と、
    前記記録手段に記録する又は記録された管理対象の複数の前記画像ファイルを、前記付加情報に基づいて管理する管理手段であって、前記位置指定手段により指定された位置に対応したフォルダと、該フォルダの階層下の撮影方向ごとのフォルダとを有し、前記画像ファイルを、該画像ファイルの付加情報中の撮影位置情報及び撮影方向情報に基づいて分別して前記フォルダのうちの対応するフォルダに格納する管理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像ファイル管理装置。
  2. 撮影された画像の画像データに基づいて該画像が顔、建物を含む2種類以上の被写体を判断する画像認識手段を更に備え、
    前記記録手段は、前記付加情報として、前記判断された被写体の種類により顔認識情報、建物認識情報を含む画像認識情報を有する画像ファイルを記録し、
    前記管理手段は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報として記録された前記画像認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別することを特徴とする請求項1に記載の画像ファイル管理装置。
  3. 前記管理手段は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別する処理、前記管理対象の画像ファイルに関する情報を一覧表示する際の表示順序の入れ替え処理、又は、前記管理対象の画像ファイルから所望の画像ファイルを検索する処理を行う手段であることを特徴とする請求項1、又は、2の画像ファイル管理装置。
  4. 前記管理手段は、前記顔認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、顔の画像ファイルを格納するフォルダと、非顔の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴とする請求項2の画像ファイル管理装置。
  5. 前記管理手段は、前記建物認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、建物の画像ファイルを格納するフォルダと、非建物の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴とする請求項2、又は、4の画像ファイル管理装置。
  6. 前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルの撮影位置を含む地図を表示器に表示する地図表示手段と、
    前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報を撮影位置に対応した前記地図上の位置に表示するファイル情報表示手段と、
    所定の位置に近接する撮影位置の画像ファイルを格納するフォルダに対応するマークを該位置に対応する前記地図上の位置に表示するマーク表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像ファイル管理装置。
  7. 前記ファイル情報表示手段は、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報として各画像ファイルの画像の縮小画像を表示することを特徴とする請求項の画像ファイル管理装置。
  8. 前記ファイル情報表示手段は、前記管理手段により同一のフォルダに分別される画像ファイルの縮小画像をカスケード表示することを特徴とする請求項の画像ファイル管理装置。
  9. 前記撮影方向情報に基づいて、前記地図上に各画像ファイルの撮影方向を表示する撮影方向表示手段を備えたことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の画像ファイル管理装置。
  10. 撮影された画像の画像データと共に、付加情報として、前記画像の撮影位置を示す撮影位置情報及び撮影方向を示す撮影方向情報を有する画像ファイルを記録する記録工程と、
    所望の位置を1又は複数指定する位置指定工程と、
    前記記録工程により記録する又は記録された管理対象の複数の前記画像ファイルを、前記付加情報に基づいて管理する管理工程であって、前記位置指定工程により指定された位置に対応したフォルダと、該フォルダの階層下の撮影方向ごとのフォルダとを有し、前記画像ファイルを、該画像ファイルの付加情報中の撮影位置情報及び撮影方向情報に基づいて分別して前記フォルダのうちの対応するフォルダに格納する管理工程と、
    を備えたことを特徴とする画像ファイル管理方法。
  11. 撮影された画像の画像データに基づいて該画像が顔、建物を含む2種類以上の被写体を判断する画像認識工程を更に含み、
    前記記録工程は、前記付加情報として、前記判断された被写体の種類により顔認識情報、建物認識情報を含む画像認識情報を有する画像ファイルを記録し、
    前記管理工程は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報として記録された前記画像認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別することを特徴とする請求項10に記載の画像ファイル管理方法。
  12. 前記管理工程は、前記管理対象の各画像ファイルの付加情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを所定のフォルダに分別する処理、前記管理対象の画像ファイルに関する情報を一覧表示する際の表示順序の入れ替え処理、又は、前記管理対象の画像ファイルから所望の画像ファイルを検索する処理を行う工程であることを特徴とする請求項10、又は、11の画像ファイル管理方法。
  13. 前記管理工程は、前記顔認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、顔の画像ファイルを格納するフォルダと、非顔の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴とする請求項11の画像ファイル管理方法。
  14. 前記管理工程は、前記建物認識情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルを、建物の画像ファイルを格納するフォルダと、非建物の画像ファイルを格納するフォルダとに分別することを特徴とする請求項11、又は、13の画像ファイル管理方法。
  15. 前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の画像ファイルの撮影位置を含む地図を表示器に表示する地図表示工程と、
    前記撮影位置情報に基づいて、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報を撮影位置に対応した前記地図上の位置に表示するファイル情報表示工程と、
    所定の位置に近接する画像ファイルを格納するフォルダに対応するマークを該位置に対応する前記地図上の位置に表示するマーク表示工程と、
    を備えたことを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の画像ファイル管理方法。
  16. 前記ファイル情報表示工程は、前記管理対象の各画像ファイルを識別する情報として各画像ファイルの画像の縮小画像を表示することを特徴とする請求項15の画像ファイル管理方法。
  17. 前記ファイル情報表示工程は、前記管理工程により同一のフォルダに分別される画像ファイルの縮小画像をカスケード表示することを特徴とする請求項16の画像ファイル管理方法。
  18. 前記撮影方向情報に基づいて、前記地図上に各画像ファイルの撮影方向を表示する撮影方向表示工程を備えたことを特徴とする請求項15から17のいずれかに記載の画像ファイル管理方法。
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