JP4551010B2

JP4551010B2 - Steel foundation structure using channel steel

Info

Publication number: JP4551010B2
Application number: JP2001068245A
Authority: JP
Inventors: 良道河合
Original assignee: Nippon Steel Corp
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 2001-03-12
Filing date: 2001-03-12
Publication date: 2010-09-22
Anticipated expiration: 2021-03-12
Also published as: JP2002266456A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅その他の建築基礎の上に施工される溝形鋼を用いた鋼製土台の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
主に住宅の建築では、図６に示すように、コンクリート造の基礎２２の上に木製土台２１を取り付け、その上に木造または形鋼製の壁枠組２３を構築することが一般的である。
【０００３】
しかし、木製土台２１については経年劣化による乾燥収縮、ねじれ、反り、割れが起きやすい。しかも、木製土台２１には、基礎２２または壁枠組２３とのボルト接合用孔２４やほぞ孔を開孔する等の加工を施す必要があり、木製土台２１の開孔箇所における耐力不足もしばしば問題となる。
【０００４】
また、白蟻による被害や木材の腐食によって木製土台２１が変形すると、建物が傾斜するなどの被害が生じ得るため、木製土台２１に対しては防蟻処理、防腐処理を行なうことが一般的である。しかし、近年では防蟻剤等による薬害問題も住宅建築時に顧客が考慮する事項として軽視できないものとなっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、土台に形鋼等の鋼材を用いることが従来から考案されているが、以下の点で問題がある。
【０００６】
（１）図７に示すように、鋼製土台にＨ形鋼２７を用いる場合（実開平５−６７６３４号公報、特開平１０−６０９１１号公報、特開平１０−１８３６３９号公報、特開平１０−２２７０３９号公報、特開平８−１４４３６４号公報、特開平８−１４４３６５号公報等）において、上部ボルト２５またはアンカーボルト２６等を溶接でＨ形鋼２７に取付けるのは非常に煩雑である。
また、Ｈ形鋼２７のフランジにボルト取付孔を開孔して上部ボルト２５等を取付ける場合には、Ｈ形鋼２７のフランジに加工を施すことから鋼製土台の耐力が低下する。
さらに、Ｈ形鋼２７のフランジにボルト取付箇所がある場合は、Ｈ形鋼２７の荷重を支えるウェブとの間に偏心Ｗが生じるため（図７参照）、Ｈ形鋼２７の局部変形が生じやすくなる。したがって、フランジ部分にあるボルト取付箇所毎にスチフナや補強金物等で補強する必要が生じ、部品点数の増加による作業性の低下およびコストの増大を招く。
【０００７】
（２）図８に示すように、鋼製土台にボックス形鋼２８を用いる場合（特開平９−２６８６９９号公報等）では、ボルト孔２９と、ボルト取付箇所毎にボルト締結作業用の開口３０とをボックス形鋼２８に設ける必要があるため、鋼製土台の耐力が低下する。
また、ボックス形鋼２８には、根太等の接合のためにアングル状の接合金物３１を溶接で取付ける必要があり煩雑である。
【０００８】
（３）図９に示すように、鋼製土台に溝形鋼３２を１本のみ用いる場合（特開平１０−６８１８４号公報等）では、ボルト取付位置が溝形鋼３２のフランジ上にあるため、溝形鋼３２に偏心荷重が生じて局部変形が生じやすくなる。したがって、溝形鋼３２のフランジ部分にあるボルト取付箇所毎に、補強金物３３やスチフナ等で補強する必要が生じ、部品点数の増加による作業性の低下およびコストの増大を招く。
【０００９】
本発明は上記従来技術の問題点を除くためにされたものであり、ボルト取付けのための溶接や、フランジ部への開孔による耐力低下がない鋼製土台の構造を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、第１の発明は、断面が線対称形状である一対の溝形鋼２が、互いのウェブ部２ａが背中合わせで起立してなるように基礎７の上に配置されており、溝形鋼２のウェブ部２ａに挟まれた状態で連結金物３が固定され、前記連結金物３が、ファスナー挿通孔を開孔した鋼板の上端に上部ボルトまたは前記鋼板の下端にアンカー部材を取り付けたボルト付鋼板であることを特徴とする鋼製土台１の構造に関する。
【００１１】
ここで、連結金物３は、後述のボルト付鋼板４やアンカーボルト１０のように、基礎７または壁枠組８と鋼製土台１とを連結、あるいは基礎７および壁枠組８と鋼製土台１を連結する金具を包含するものである。
【００１２】
また第２の発明は、第１の発明について、溝型鋼２のウェブ部２ａと連結金物３とを貫通するボルト等のファスナー６により、連結金物３が固定されていることを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】
＜第１実施形態＞
以下、本発明を図面に示す一実施形態に基づいて説明する。図１は、第１実施形態における鋼製土台の構造を示す斜視図であり、図２は第１実施形態における鋼製土台の構造の側面図である。また図３は、図２のＡ−Ａ断面図である。
【００１５】
本発明の鋼製土台１はコンクリート造の基礎７の上に配置され、木造あるいは溝形鋼で形成される鋼製の壁枠組８を支えるものである。この鋼製土台１は、断面が線対称形状である一対の溝形鋼２と、溝形鋼２のウェブ部２ａに挟まれて溝形鋼２の間に配置されるボルト付鋼板４と、必要に応じて溝形鋼２のウェブ部２ａに挟まれて溝形鋼２の間に配置されるスペーサー５とから構成されている。
【００１６】
本発明の鋼製土台１には、断面が線対称形状である溝形鋼２が一対必要であり、この溝形鋼２は、薄鋼板からロールフォーミング成形等の手段により成形される溝形鋼またはリップ溝形鋼であって、ウエブ部２ａにはファスナー挿通孔が適宜開孔されているものである。
なお、溝形鋼２の長手方向中心を基準として線対称となるようにウェブ部２ａにファスナー挿通孔を開孔すると、溝形鋼２は左右ともに同一形状のものを使用できるので好ましい。
【００１７】
第１実施形態では、連結金物３としてボルト付鋼板４を用いている。
ボルト付鋼板４は、上下の幅が溝形鋼のウェブ部２ａの幅以下である鋼板４ａ上下端部に、壁枠組８との連結用の上部ボルト４ｂや、基礎７に埋設されるアンカー部材４ｃを溶接で取り付けて形成される。
ここで、ボルト付鋼板４には、図４（Ａ）に示すような鋼板４ａ上端に上部ボルト４ｂと鋼板４ａ下端にアンカー部材４ｃとの両方を備えたもの、図４（Ｂ）に示すような鋼板４ａ下端にアンカー部材４ｃのみを取付けたもの、図４（Ｃ）に示すような鋼板４ａ上端に上部ボルト４ｂのみを取付けたもの、がある。
【００１８】
また、ボルト付鋼板４の鋼板４ａには、溝形鋼のウエブ２ａに開孔されたファスナー挿通孔に対応するようにファスナー挿通孔４ｄが開孔されている。なお、溝形鋼２とボルト付鋼板４との取付誤差を吸収するために、ファスナー挿通孔４ｄは、鋼板４ａの幅方向（溝形鋼２の長手方向）に幅広となる長孔４ｅとするのが好ましい。
【００１９】
スペーサー５は、ボルト付鋼板４を形成する鋼板４ａを、上部ボルト等を取付けずにそのまま用いたものである。スペーサー５は、壁枠組８等からの圧縮力が鋼製土台へ作用する箇所（例えば柱の下など）に、鋼製土台１の補強のために挿入される。
【００２０】
ここで、図１から図３に示された鋼製土台１と基礎７および壁枠組８との施工について、順を追って説明する。
【００２１】
（ａ）まず、鋼板４ａ下端にアンカー部材４ｃを有するボルト付鋼板４を、アンカー部材４ｃが基礎７に埋設されるように一定間隔で配置し、型枠にコンクリートを流しこんで基礎７を成形する。
【００２２】
（ｂ）次に、基礎７にアンカー部材４ｃが埋め込まれているボルト付鋼板４や、鋼板４ａ上端に上部ボルト４ｂを有するボルト付鋼板４などを挟みこんだ状態で、断面が線対称形状である一対の溝形鋼２を、互いのウェブ部２ａが背中合わせで起立してなるように基礎７の上に配置する。
【００２３】
ここで、図３からも明らかなように、本発明の鋼製土台１では、断面が線対称形状である一対の溝形鋼２に挟まれた状態で連結金物３（ボルト付鋼板４）が配置されている。つまり、本発明の鋼製土台１では、常に鋼製土台１の中心に上部ボルト４ｂやアンカー部材４ｃが位置するため、鋼製土台１の中心で荷重が支えられ、偏心荷重が生じることもない。
さらに、ボルト付鋼板４の鋼板４ａが、鋼製土台１にかかる圧縮力に対する補強材として機能し、かつ溝形鋼２のフランジには、開孔や溶接等の加工が施されていないことから、従来技術の鋼製土台に比べて耐力が大幅に向上している。
【００２４】
なお、壁枠組８等からの圧縮力が作用する位置（柱の下など）には、溝形鋼２の間にスペーサー５を挟みこんでおくと、更なる鋼製土台の耐力向上を図ることができる。
【００２５】
（ｃ）そして、溝形鋼２のファスナー挿通孔と、ボルト付鋼板４またはスペーサー５のファスナー挿通孔とを貫通するようにボルト等のファスナー６を挿通し、一対の溝形鋼２と、ボルト付鋼板４またはスペーサー５とを固定して鋼製土台１を形成する。
【００２６】
従来例では、鋼製土台の側面に対して垂直となる面（例えば、壁枠組を取付けたフランジの下など）にボルト取付箇所があるため、作業員は、下からボルト取付箇所を覗きこむような姿勢など、ボルト締結作業を不自然な姿勢で行なわなければならなかった。しかし、本発明では、ファスナー取付部は鋼製土台の側面（溝形鋼のウェブに対して正面）にあり、作業者は無理な姿勢でファスナーを取付ける必要がないため、ファスナー取付作業が非常に容易である。
【００２７】
（ｄ）さらに、木造または溝形鋼で形成される鋼製の壁枠組８を鋼製土台１の上に構築する。鋼製土台１と壁枠組８との結合は、壁枠組８の開口部８ａを挿通する鋼製土台１の上部ボルト４ｂに、ナット９を締結することで行なわれる。
ここで、図２に示すように、柱に取付けたホールドダウン金物８ｂと上部ボルト４ｂとの結合部は、柱からの引張力を負担している。また、壁枠組８の下枠材８ｃと上部ボルト４ｂとの結合部は、主に壁枠組８と鋼製土台１との水平方向のズレ止めの役目を果たしている。
【００２８】
＜第２実施形態＞
図５は、第２実施形態の側面図を示したものであり、連結金物３としてアンカーボルト１０を用いることにより、基礎７および鋼製土台１と壁枠組８とが連結されている。なお、第２実施形態の説明において、第１実施形態の構成と同じ構成には同一符号を付与して説明を省略する。
【００２９】
第２実施形態では、アンカー部分が基礎に埋設されているアンカーボルト１０とスペーサー５とを、断面が線対称形状である一対の溝形鋼２で挟み込む。そして、一対の溝形鋼２とスペーサー５とを、スペーサー５のファスナー挿通孔を貫通するファスナー６で固定して鋼製土台１が形成されている。さらに、壁枠組８の開口部を挿通するアンカーボルト１０にナット９を締結して、鋼製土台１と壁枠組８とが固定されている。
なお、図５に示すように、第２実施形態においても、壁枠組８と鋼製土台１との水平方向のズレを防止するため、上部ボルト４ｂを鋼板４ａの上端に備えた鋼板ボルト付き鋼板４を使用するとよい。
【００３０】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明では土台に鋼材を使用するため、経年劣化による乾燥収縮等がなく、かつ白蟻被害・腐食対策における薬害問題も解決できる。
【００３１】
また、本発明では、断面が線対称形状である一対の溝形鋼に挟まれた状態で連結金物が配置されており、常に鋼製土台の中心に上部ボルトやアンカー部材が位置するようになっている。つまり、鋼製土台の中心で荷重が支えられることから、偏心荷重が生じることもない。
【００３２】
さらに本発明では、ボルト付鋼板の鋼板やスペーサーが、鋼製土台にかかる圧縮力に対する補強材として機能し、かつ溝形鋼のフランジには、開孔や溶接等の加工が施されていないことから、従来技術の鋼製土台に比べて耐力が大幅に向上している。
【００３３】
本発明の鋼製土台は、ファスナー接合により組立可能なため、建設現場で溝形鋼に上部ボルトやアンカー部材などを溶接する必要はない。しかも、ファスナー取付部は鋼製土台の側面にあり、作業者は無理な姿勢でファスナーを取付ける必要がないため、ファスナー取付作業も非常に容易であり、作業の効率化を図ることができる。
【００３４】
また、本発明の鋼製土台は、一対の溝形鋼と連結金物等とがファスナー接合されているため、住宅のリフォーム時や鋼製土台が部分的に損傷した場合などでも溝形鋼を一本ずつ交換することが可能であり、メンテナンス性に優れている。さらに、住宅を取り壊す際にも鋼製土台の解体が容易であることから、鋼材のリサイクル性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態における鋼製土台の構造を示す斜視図である。
【図２】本発明の第１実施形態における鋼製土台の構造の側面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】（Ａ）は鋼板上端に上部ボルトと鋼板下端にアンカー部材との両方を備えたボルト付鋼板であり、（Ｂ）は鋼板下端にアンカー部材を取付けたボルト付鋼板であり、（Ｃ）は鋼板上端に上部ボルトを取付けたボルト付鋼板である。
【図５】本発明の第２実施形態における鋼製土台の構造の側面図である。
【図６】従来の木製土台を示す図である。
【図７】Ｈ形鋼を用いた鋼製土台の従来例を示す図である。
【図８】ボックス形鋼を用いた鋼製土台の従来例を示す図である。
【図９】溝形鋼を１本のみ用いた鋼製土台の従来例を示す図である。
【符号の説明】
１鋼製土台
２溝形鋼
２ａウェブ部
３連結金物
４ボルト付鋼板
４ａ鋼板
４ｂ上部ボルト
４ｃアンカー部材
４ｄファスナー挿通孔
４ｅ長孔（ファスナー挿通孔）
５スペーサー
６ファスナー
７基礎
８壁枠組
８ａ開口部
８ｂホールドダウン金物
８ｃ下枠材
９ナット
１０アンカーボルト
２１木製土台
２２基礎
２３壁枠組
２４ボルト接合用孔
２５上部ボルト
２６アンカーボルト
２７鋼製土台（Ｈ形鋼）
２８鋼製土台（ボックス形鋼）
２９ボルト孔
３０開口
３１接合金物
３２鋼製土台（溝形鋼）
３３補強金物
ＷＨ形鋼のウェブとフランジ上のボルト取付箇所との偏心[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a steel base using channel steel constructed on a building foundation such as a house.
[0002]
[Prior art]
Mainly in the construction of a house, as shown in FIG. 6, it is common to attach a wooden base 21 on a concrete foundation 22 and to construct a wooden or shaped steel wall frame 23 thereon.
[0003]
However, with respect to the wooden base 21, drying shrinkage, twisting, warping, and cracking due to aging are likely to occur. In addition, it is necessary to process the wooden base 21 such as opening a bolt connection hole 24 and a mortise hole with the foundation 22 or the wall frame 23, and a lack of proof stress at the opening of the wooden base 21 is often a problem. It becomes.
[0004]
In addition, if the wooden base 21 is deformed due to damage by white ants or corrosion of wood, damage such as tilting of the building may occur. Therefore, the wooden base 21 is generally subjected to ant-proofing and antiseptic processing. . However, in recent years, the problem of phytotoxicity caused by ant-proofing agents has not been neglected as a matter for customers to consider when building a house.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
For this reason, it has been conventionally devised to use a steel material such as a shape steel as a base, but there are problems in the following points.
[0006]
(1) As shown in FIG. 7, when H-shaped steel 27 is used for a steel base (Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-67634, Japanese Patent Laid-Open No. 10-60911, Japanese Patent Laid-Open No. 10-183639, Japanese Patent Laid-Open No. 10- 227039, JP-A-8-144364, JP-A-8-144365, etc.), it is very complicated to attach the upper bolt 25 or the anchor bolt 26 to the H-section steel 27 by welding.
Further, when the bolt mounting hole is opened in the flange of the H-shaped steel 27 and the upper bolt 25 or the like is attached, since the flange of the H-shaped steel 27 is processed, the yield strength of the steel base is lowered.
Furthermore, when there is a bolt mounting location on the flange of the H-shaped steel 27, an eccentricity W is generated between the H-shaped steel 27 and the web that supports the load of the H-shaped steel 27 (see FIG. 7). It becomes easy. Therefore, it is necessary to reinforce each bolt mounting location in the flange portion with a stiffener or a reinforcing hardware, resulting in a decrease in workability and an increase in cost due to an increase in the number of parts.
[0007]
(2) As shown in FIG. 8, when the box-shaped steel 28 is used for the steel base (Japanese Patent Laid-Open No. 9-268699, etc.), the bolt hole 29 and the bolt fastening work opening 30 for each bolt mounting location. Therefore, the proof stress of the steel base is lowered.
Further, it is necessary to attach an angle-shaped joint metal 31 to the box-shaped steel 28 by welding for joining joists, etc., which is complicated.
[0008]
(3) As shown in FIG. 9, when only one grooved steel 32 is used for the steel base (JP-A-10-68184, etc.), the bolt mounting position is on the flange of the grooved steel 32. An eccentric load is generated in the grooved steel 32 and local deformation is likely to occur. Therefore, it is necessary to reinforce with bolts 33, stiffeners, etc. at each bolt mounting location on the flange portion of the channel steel 32, resulting in a decrease in workability and an increase in cost due to an increase in the number of parts.
[0009]
The present invention has been made to eliminate the above-mentioned problems of the prior art, and an object thereof is to provide a structure of a steel base which does not have a decrease in yield strength due to welding for bolt mounting or opening to a flange portion. To do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the first invention is that a pair of channel steels 2 having a line-symmetric cross section are arranged on the foundation 7 so that the web portions 2a stand up back to back. cage, is fixed connected gold product 3 while being sandwiched between the web portion 2a of Mizokatachiko 2, the connecting fittings 3, anchors a lower end of the upper bolt or the steel sheet fastener insertion holes on the upper end of the opening steel plate about the structure of the steel base 1, characterized in that the bolted steel plates fitted with a member.
[0011]
Here, the connecting hardware 3 connects the foundation 7 or the wall frame 8 and the steel base 1 or the foundation 7 and the wall frame 8 and the steel base 1 like a bolted steel plate 4 and an anchor bolt 10 described later. Includes fittings to be connected.
[0012]
In addition, the second invention is characterized in that the connection hardware 3 is fixed by a fastener 6 such as a bolt penetrating the web portion 2a of the grooved steel 2 and the connection hardware 3 in the first invention.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
<First Embodiment>
Hereinafter, the present invention will be described based on an embodiment shown in the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing the structure of the steel base in the first embodiment, and FIG. 2 is a side view of the structure of the steel base in the first embodiment. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
[0015]
The steel base 1 of the present invention is disposed on a concrete foundation 7 and supports a steel wall frame 8 formed of wooden or channel steel. The steel base 1 includes a pair of channel steels 2 having a line-symmetric cross section, and a bolted steel plate 4 disposed between the channel steels 2 between the web portions 2a of the channel steels 2; It is comprised from the spacer 5 arrange | positioned between the channel steel 2 by being pinched | interposed into the web part 2a of the channel steel 2 as needed.
[0016]
The steel base 1 of the present invention requires a pair of groove steels 2 having a line-symmetric cross section. The groove steels 2 are formed from thin steel plates by means such as roll forming. Or it is lip channel steel, Comprising: The fastener insertion hole is appropriately opened by the web part 2a.
In addition, it is preferable to open the fastener insertion hole in the web portion 2a so as to be line symmetric with respect to the longitudinal center of the grooved steel 2 because the grooved steel 2 can have the same shape on both the left and right sides.
[0017]
In the first embodiment, a steel plate 4 with bolts is used as the connecting hardware 3.
The bolted steel plate 4 includes an upper bolt 4b for connection with the wall frame 8 and an anchor member embedded in the foundation 7 at the upper and lower ends of the steel plate 4a whose vertical width is equal to or less than the width of the web portion 2a of the grooved steel. It is formed by attaching 4c by welding.
Here, the bolted steel plate 4 includes both the upper bolt 4b at the upper end of the steel plate 4a and the anchor member 4c at the lower end of the steel plate 4a as shown in FIG. 4A, as shown in FIG. 4B. There are those in which only the anchor member 4c is attached to the lower end of the steel plate 4a and those in which only the upper bolt 4b is attached to the upper end of the steel plate 4a as shown in FIG.
[0018]
The steel plate 4a of the bolted steel plate 4 is provided with fastener insertion holes 4d so as to correspond to the fastener insertion holes formed in the grooved steel web 2a. In order to absorb mounting errors between the channel steel 2 and the steel plate 4 with bolts, the fastener insertion hole 4d is a long hole 4e that is wide in the width direction of the steel plate 4a (longitudinal direction of the channel steel 2). Is preferred.
[0019]
The spacer 5 uses the steel plate 4a that forms the bolted steel plate 4 without attaching an upper bolt or the like. The spacer 5 is inserted to reinforce the steel base 1 at a location where the compressive force from the wall frame 8 or the like acts on the steel base (for example, under a column).
[0020]
Here, the construction of the steel base 1, the foundation 7 and the wall frame 8 shown in FIGS. 1 to 3 will be described in order.
[0021]
(A) First, the steel plate 4 with the bolt having the anchor member 4c at the lower end of the steel plate 4a is arranged at regular intervals so that the anchor member 4c is embedded in the foundation 7, and the foundation 7 is formed by pouring concrete into the formwork. To do.
[0022]
(B) Next, in a state where the bolted steel plate 4 in which the anchor member 4c is embedded in the foundation 7 or the bolted steel plate 4 having the upper bolt 4b at the upper end of the steel plate 4a is sandwiched, the cross section has a line symmetrical shape. A certain pair of channel steel 2 is arrange | positioned on the foundation 7 so that the mutual web part 2a may stand up back-to-back.
[0023]
Here, as is clear from FIG. 3, in the steel base 1 of the present invention, the connecting hardware 3 (steel 4 with bolts) is sandwiched between a pair of channel steels 2 having a line-symmetric cross section. Has been placed. That is, in the steel base 1 of the present invention, since the upper bolt 4b and the anchor member 4c are always located at the center of the steel base 1, the load is supported at the center of the steel base 1, and no eccentric load is generated. .
Further, the steel plate 4a of the bolted steel plate 4 functions as a reinforcing material against the compressive force applied to the steel base 1, and the flange of the channel steel 2 is not subjected to processing such as opening or welding. Compared to the steel base of the prior art, the yield strength is greatly improved.
[0024]
In addition, if the spacer 5 is sandwiched between the grooved steel 2 at a position where the compressive force from the wall frame 8 or the like acts (such as under the column), the strength of the steel base can be further improved. Can do.
[0025]
(C) Then, a fastener 6 such as a bolt is inserted so as to pass through the fastener insertion hole of the channel steel 2 and the steel plate 4 with bolt or the fastener insertion hole of the spacer 5, and a pair of channel steel 2 and bolt The steel base 1 is formed by fixing the attached steel plate 4 or the spacer 5.
[0026]
In the conventional example, there is a bolt mounting location on a surface perpendicular to the side surface of the steel base (for example, under the flange with the wall frame attached), so workers should look into the bolt mounting location from below. Bolt fastening work had to be done in an unnatural posture. However, in the present invention, the fastener mounting portion is on the side surface of the steel base (front side with respect to the channel steel web), and the operator does not need to mount the fastener in an unreasonable posture. Easy.
[0027]
(D) Further, a steel wall frame 8 formed of wooden or channel steel is constructed on the steel base 1. The steel base 1 and the wall frame 8 are joined by fastening a nut 9 to the upper bolt 4b of the steel base 1 that is inserted through the opening 8a of the wall frame 8.
Here, as shown in FIG. 2, the joint between the hold-down hardware 8b and the upper bolt 4b attached to the column bears a tensile force from the column. Further, the joint between the lower frame member 8c of the wall frame 8 and the upper bolt 4b mainly serves to prevent the horizontal displacement between the wall frame 8 and the steel base 1.
[0028]
<Second Embodiment>
FIG. 5 shows a side view of the second embodiment. By using anchor bolts 10 as the connecting hardware 3, the foundation 7 and the steel base 1 are connected to the wall frame 8. In the description of the second embodiment, the same components as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0029]
In 2nd Embodiment, the anchor bolt 10 and the spacer 5 with which the anchor part is embed | buried under the foundation are pinched | interposed with a pair of channel steel 2 whose cross section is line symmetrical. Then, the steel base 1 is formed by fixing the pair of channel steel 2 and the spacer 5 with the fastener 6 that penetrates the fastener insertion hole of the spacer 5. Further, a nut 9 is fastened to an anchor bolt 10 that is inserted through the opening of the wall frame 8, and the steel base 1 and the wall frame 8 are fixed.
As shown in FIG. 5, in the second embodiment as well, a steel plate with a steel plate bolt provided with an upper bolt 4b at the upper end of the steel plate 4a in order to prevent horizontal displacement between the wall frame assembly 8 and the steel base 1. 4 should be used.
[0030]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, in the present invention, since steel is used as a base, there is no drying shrinkage due to aging deterioration, and the problem of chemical damage in terms of white ant damage and corrosion countermeasures can be solved.
[0031]
Further, in the present invention, the connecting hardware is arranged in a state of being sandwiched between a pair of channel steels having a line-symmetric cross section, and the upper bolt and the anchor member are always located at the center of the steel base. ing. That is, since the load is supported at the center of the steel base, no eccentric load is generated.
[0032]
Furthermore, in the present invention, the steel plate and spacer of the bolted steel plate function as a reinforcing material against the compressive force applied to the steel base, and the grooved steel flange is not subjected to processing such as opening or welding. Therefore, the proof stress is greatly improved compared with the steel base of the prior art.
[0033]
Since the steel base of the present invention can be assembled by fastener joining, it is not necessary to weld upper bolts, anchor members, or the like to the channel steel at the construction site. In addition, since the fastener attaching portion is on the side surface of the steel base and the operator does not need to attach the fastener in an unreasonable posture, the fastener attaching operation is very easy and the work efficiency can be improved.
[0034]
In addition, since the steel base of the present invention has a pair of groove steels and connecting hardware fasteners joined together, the steel bases are integrated even when the house is renovated or when the steel base is partially damaged. It can be replaced one by one and has excellent maintainability. Furthermore, since the steel base can be easily dismantled when demolishing a house, the steel material is excellent in recyclability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the structure of a steel base in a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the structure of the steel base in the first embodiment of the present invention.
3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 4A is a bolted steel plate having both an upper bolt at the upper end of the steel plate and an anchor member at the lower end of the steel plate, and FIG. 4B is a steel plate with bolt having an anchor member attached to the lower end of the steel plate; C) is a bolted steel plate with an upper bolt attached to the upper end of the steel plate.
FIG. 5 is a side view of the structure of a steel base in a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a view showing a conventional wooden base.
FIG. 7 is a view showing a conventional example of a steel base using H-shaped steel.
FIG. 8 is a view showing a conventional example of a steel base using box-shaped steel.
FIG. 9 is a view showing a conventional example of a steel base using only one channel steel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Steel base 2 Channel steel 2a Web part 3 Connecting metal piece 4 Steel plate 4a with bolt Steel plate 4b Upper bolt 4c Anchor member 4d Fastener insertion hole 4e Long hole (fastener insertion hole)
5 Spacer 6 Fastener 7 Base 8 Wall frame 8a Opening 8b Hold down hardware 8c Lower frame 9 Nut 10 Anchor bolt 21 Wooden base 22 Foundation 23 Wall frame 24 Bolt joint hole 25 Upper bolt 26 Anchor bolt 27 Steel base (H Shape steel)
28 Steel base (box shape steel)
29 Bolt hole 30 Opening 31 Bonding hardware 32 Steel base (channel steel)
33 Reinforcement hardware WH Eccentricity between H-shaped steel web and bolt mounting point on flange

Claims

A pair of channel steels having a line-symmetric cross section are arranged on the foundation so that the web portions stand up back to back, and are connected in a state sandwiched between the web portions of the channel steels. gold object is fixed, the connecting hardware is of steel foundation, characterized in that the fastener insertion hole to the upper end of the opening the steel is bolted steel plates fitted with anchoring members to the lower end of the upper bolt or the steel sheet structure .

Wherein the fastener such as a bolt passing through the said connection gold equivalent to the web portion of the channel steel, structural steel foundation according to claim 1, wherein the connecting gold product is characterized in that it is fixed.