JP4550858B2 - ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ - Google Patents

ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP4550858B2
JP4550858B2 JP2007115566A JP2007115566A JP4550858B2 JP 4550858 B2 JP4550858 B2 JP 4550858B2 JP 2007115566 A JP2007115566 A JP 2007115566A JP 2007115566 A JP2007115566 A JP 2007115566A JP 4550858 B2 JP4550858 B2 JP 4550858B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bead apex
weight
tire
rubber composition
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007115566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007332354A (ja
Inventor
和郎 保地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2007115566A priority Critical patent/JP4550858B2/ja
Publication of JP2007332354A publication Critical patent/JP2007332354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4550858B2 publication Critical patent/JP4550858B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤに関する。
近年、自動車の性能の向上、道路網の発達により、タイヤにおいても操縦安定性が必要となっている。タイヤの優れた操縦安定性を得るためには、ビードエイペックスの剛性を向上させる必要があり、従来より多量のカーボンブラックを配合するビードエイペックス用ゴム組成物が開発されてきた。
しかし、フィラーでの高剛性化は可能であるものの、損失正接(tanδ)の増大によりタイヤ走行中に発熱しやすくなり、熱疲労により耐久性が損なわれ、かつ、タイヤの転がり抵抗が増大する(転がり抵抗特性が低減する)という不利益が生じる。
また近年、環境問題が重視されるようになり、CO2排出の規制が強化され、さらに石油資源は有限であり、供給量が年々減少していることから、将来的に石油価格の高騰が予測され、カーボンブラックなどの石油資源由来の原材料の使用には限界がある。そのため将来、石油が枯渇した場合を想定すると、NR、シリカ、炭酸カルシウムなどのような石油外資源をビードエイペックス用ゴム組成物にも使用する必要があるが、その場合、従来用いていた石油資源の使用により得られるビードエイペックスの剛性などと同等、またはそれ以上の性能は得られないという問題がある。
特許文献1には、石油が枯渇した場合を想定したタイヤ用原材料を示す技術が開示されているが、充分に転がり抵抗を低減させ、操縦安定性に優れるビードエイペックス用ゴム組成物については開示されていない。
特開2003−63206号公報
本発明は、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもでき、さらに、転がり抵抗を低減させ、操縦安定性を向上させることができるビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたビードエイペックスを有するタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、天然ゴムを30〜100重量%含有するゴム成分100重量部に対して、シリカを20〜120重量部、および黒鉛を5〜80重量部含有するビードエイペックス用ゴム組成物に関する。
前記黒鉛の平均粒子径は、3〜50μmであることが好ましい。
また、本発明は、前記ビードエイペックス用ゴム組成物を用いたビードエイペックスを有するタイヤに関する。
本発明によれば、所定のゴム成分、シリカおよび黒鉛を所定量含有することにより、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもでき、さらに、転がり抵抗を低減させ、操縦安定性を向上させることができるビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤを提供することができる。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、ゴム成分、シリカおよび黒鉛を含有する。
ゴム成分としては、天然ゴム(NR)を含有する。NRを含有することで、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもでき、さらに、転がり抵抗を低減させ、硬度、耐久性および耐疲労特性を向上させることができる。
NRとしては、RSS♯3、TSR20などのゴム工業で一般的に使用されているものを使用することができる。
ゴム成分中のNRの含有率は30重量%以上、好ましくは50重量%以上である。NRの含有率が30重量%未満では、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもできないうえ、充分に転がり抵抗を低減させ、耐久性および耐疲労特性を向上させにくい。また、NRの含有率は、操縦安定性と転がり抵抗に優れる点から、100重量%以下、好ましくは90重量%以下、より好ましくは80重量%以下である。
ゴム成分としては、NRとともに、ジエン系ゴムを好適に使用することができる。ここで、NR以外のジエン系ゴムとしては、たとえば、エポキシ化天然ゴム(ENR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンイソプレンゴム(SIR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、イソモノオレフィンとp−アルキルスチレンとの共重合体のハロゲン化物などを併用できる。なかでも、転がり抵抗を低減させ、硬度、耐久性および耐疲労特性を向上させることができることから、ENR、SBR、BR、IRが好ましく、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもできることから、ENRがより好ましい。
ENRとしては、市販のENRを用いてもよいし、NRをエポキシ化して用いてもよい。NRをエポキシ化する方法としては、とくに限定されるものではないが、クロルヒドリン法、直接酸化法、過酸化水素法、アルキルヒドロペルオキシド法、過酸法などの方法を用いて行うことができる。過酸法としてはたとえば、NRに過酢酸や過蟻酸などの有機過酸を反応させる方法などがあげられる。
ゴム成分中のENRの含有率は、低発熱性に優れ、発熱を抑制できる点から、70重量%以下が好ましく、50重量%以下がより好ましい。また、ENRの含有率は、操縦安定性と転がり抵抗に優れる点から、0重量%以上が好ましく、10重量%以上がより好ましく、20重量%以上がさらに好ましい。
シリカとしては、とくに制限はなく、タイヤ工業において一般的に使用されているものを用いることができる。
シリカの含有量は、ゴム成分100重量部に対して20重量部以上、好ましくは30重量部以上、より好ましくは40重量部以上である。シリカの含有量が20重量部未満では、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもできないうえ、ビードエイペックス用ゴム組成物として充分な硬度が得られない。また、シリカの含有量は120重量部以下、好ましくは100重量部以下、より好ましくは90重量部以下である。シリカの含有量が120重量部をこえると、ゴムの加工が困難になる。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもできることを目的としており、補強用充填剤として通常使用されるカーボンブラックを使用しないことが好ましい。
補強用充填剤としては、クレー、アルミナ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化チタンなどもあげられ、これらの補強用充填剤のなかから、単独、または2種以上をシリカと併用して用いることもできる。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、シリカとともにシランカップリング剤を併用することが好ましい。なかでも、130〜160℃で混練りする際の混練り加工性および押し出し加工性を改善することが可能であることから、下記一般式で表される有機シランカップリング剤が好ましい。
(RO)3−Si−(CH2x−Sn−(CH2y−Si−(OR)3
(式中、Rは直鎖状または分岐鎖状の1〜8個の炭素数を有するアルキル基;xおよびyは同じかまたは異なり、いずれも1〜8の整数;nは2〜8の整数である)
前記式を満たす化合物としては、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)ジスルフィドなどのスルフィド系などがあげられる。
シランカップリング剤の含有量は、ゴムの混練りおよび押出し時の加工性に優れる点から、シリカ100重量部に対して4重量部以上が好ましく、8重量部以上がより好ましい。また、シランカップリング剤の含有量は、ゴムの混練りおよび押し出し時の加工性の改善効果に優れ、コストも抑制できる点から、20重量部以下が好ましく、15重量部以下がより好ましい。
補強用充填剤として、シリカのような白色充填剤のみを含有した場合、白色充填剤は光の遮蔽度が低く、光を透過しやすいため、ビードエイペックスの内層にまで光が到達し、ゴムの劣化が促進される。従来は、カーボンブラックを使用することで遮蔽効果を得ていたが、石油資源由来の原材料であり、好ましくないため、本発明では、同様の効果を有する石油外資源である黒鉛を使用することで、上記の白色充填剤の問題点を補うことができる。
本発明では、黒鉛とは、六角板状の結晶構造を有する層状の黒鉛であり、カーボンブラックなどは含まない。
黒鉛の平均粒子径は、充分な硬度が得られる点から、3μm以上が好ましく、5μm以上がより好ましく、10μm以上がさらに好ましい。また、黒鉛の平均粒子径は、強度に優れ、破壊の起点となりにくく、引き裂き強度および耐屈曲亀裂性能にも優れる点から、50μm以下が好ましく、20μm以下がより好ましい。
黒鉛の含有量は、ゴム成分100重量部に対して5重量部以上、好ましくは10重量部以上である。黒鉛の含有量が5重量部未満では、充分な補強効果が得られない。また、黒鉛の含有量は80重量部以下、好ましくは50重量部以下である。黒鉛の含有量が80重量部をこえると、耐久性および耐疲労特性が低下する。本発明では、黒鉛の含有量を5〜80重量部とすることで、転がり抵抗を低減させ、耐久性および耐疲労特性を向上させることができる。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、さらに、熱硬化性樹脂を含有することが好ましい。ここで熱硬化性樹脂とは、具体的には、フェノール系樹脂、クレゾール系樹脂などがあげられる。
フェノール系樹脂としては、たとえば、アルキルフェノール樹脂や、カシューオイル変性フェノール樹脂やその他のオイルで変性したフェノール樹脂などのオイル変性フェノール樹脂などがあげられる。
熱硬化性樹脂としては、高硬度が得られる点から、フェノール系樹脂が好ましい。
熱硬化性樹脂の含有量は、ビードエイペックス用ゴム組成物として充分な硬度が得られる点から、ゴム成分100重量部に対して1重量部以上が好ましく、3重量部以上がより好ましい。また、熱硬化性樹脂の含有量は、未加硫ゴムが硬くなりすぎず、加工性に優れる点から、20重量部以下が好ましく、15重量部以下がより好ましい。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、環境に配慮し、将来の石油資源の供給量の減少に備えることを目的としており、アロマオイルを含有しないことが好ましく、オイルを使用しなくても、操縦安定性や転がり抵抗などの充分な物性が得られる。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、前記ゴム成分、シリカ、補強用充填剤、シランカップリング剤、黒鉛および熱硬化性樹脂以外にも、タイヤ工業において一般的に使用される硫黄などの加硫剤、加硫促進剤、ワックス、各種老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛などの添加剤を適宜配合することができる。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記ゴム成分、シリカ、黒鉛、必要に応じてその他の配合剤を混練りし、その後加硫することにより、本発明のビードエイペックス用ゴム組成物を製造することができる。
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物は、タイヤ部材のなかでもビードエイペックスとして使用するものである。
本発明のタイヤは、本発明のビードエイペックス用ゴム組成物を用いて、通常の方法により製造することができる。すなわち、必要に応じて前記添加剤を配合した本発明のビードエイペックス用ゴム組成物を、未加硫の状態で、タイヤのビードエイペックスの形状にあわせて押し出し加工し、他のタイヤ部材とともに貼りあわせ、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することによりタイヤを得ることができる。
本発明のタイヤは、本発明のビードエイペックス用ゴム組成物を用いたビードエイペックスを有する。図1は、本発明のビードエイペックス用ゴム組成物を用いたビードエイペックスを有するタイヤのビード部の断面図である。ここで、該タイヤは、トレッド両側で連なる一対のサイドウォール2に形成された一対のビード1と、該ビード1中のビードコア4で両端部が折り返されたカーカス5とを備えており、ビードエイペックス3とは、図1に示すように、該カーカス5の折り返しの間に配置され、タイヤのサイドウォール2の方向に向かってのびるタイヤ部位をいい、ビードエイペックス3において、aはビードエイペックスの高さ、bはビードエイペックスの厚さを示し、これらのばらつきが小さいことが好ましい。
なお、本発明のビードエイペックス用ゴム組成物を用いたタイヤは、環境に配慮することも、将来の石油資源の供給量の減少に備えることもできるエコタイヤとすることができる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例および比較例で使用した各種薬品について詳細に説明する。
天然ゴム(NR):RSS#3(タイ製)
黒鉛:日本黒鉛工業(株)製のCP(平均粒子径:19μm)
シリカ:デグッサ社製のVN3(BET:175m2/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi75:ビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド
熱硬化性樹脂:住友ベークライト(株)製のフェノール系硬化レジン「スミライトレジンPR12686」
ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸「つばき」
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
硫黄:鶴見化学工業(株)製
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤H:大内新興化学工業(株)製のノクセラーH(ヘキサメチレンテトラミン)
実施例1〜3および比較例1〜4
表1に示す配合処方にしたがい、(株)神戸製鉄所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を150℃の条件下で4分間混練りし、混練り物を得た。得られた混練り物に硫黄および加硫促進剤を添加し、二軸ローラーを用いて、80℃の条件下で4分間混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物をビードエイペックスの形状に成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、150℃および25kgf(245.16625N)の条件下で35分間加硫することにより、実施例1〜3および比較例1〜4の試験用ラジアルタイヤ(タイヤサイズ:195/65R15、Hレンジ)を製造した。
(操縦安定性)
製造した試験用ラジアルタイヤを車輌(国産FF2000cc)の全軸に装着させ、テストコースを実車走行し、ドライバーの官能評価により操縦安定性を評価した。なお、評価は10点満点とし、比較例1の操縦安定性を6点として、相対評価を行なった。また、操縦安定性の評点は大きいほど、優れることを示す。
(転がり抵抗)
製造した試験用ラジアルタイヤをドラム上で転がすことにより、抵抗のトルク(転がり抵抗)を測定し、比較例1の転がり抵抗指数を100とし、下記計算式により、各配合の転がり抵抗を指数表示した。なお、転がり抵抗指数が大きいほど、転がり抵抗が低減され、転がり抵抗特性に優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1の転がり抵抗)/(各配合の転がり抵抗)×100
上記試験の評価結果を表1に示す。
Figure 0004550858
本発明のビードエイペックス用ゴム組成物を用いたビードエイペックスを有するタイヤのビード部の断面図である。
符号の説明
1 ビード
2 サイドウォール
3 ビードエイペックス
4 ビードコア
5 カーカス
a ビードエイペックスの高さ
b ビードエイペックスの厚さ

Claims (2)

  1. 天然ゴムを30重量%以上含有するゴム成分100重量部に対して、
    シリカを20〜120重量部、および
    平均粒子径が3〜50μmである黒鉛を5〜80重量部含有するビードエイペックス用ゴム組成物。
  2. 請求項1記載のビードエイペックス用ゴム組成物を用いたビードエイペックスを有するタイヤ。
JP2007115566A 2006-05-17 2007-04-25 ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ Expired - Fee Related JP4550858B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007115566A JP4550858B2 (ja) 2006-05-17 2007-04-25 ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137864 2006-05-17
JP2007115566A JP4550858B2 (ja) 2006-05-17 2007-04-25 ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007332354A JP2007332354A (ja) 2007-12-27
JP4550858B2 true JP4550858B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=38932118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007115566A Expired - Fee Related JP4550858B2 (ja) 2006-05-17 2007-04-25 ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4550858B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001164051A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物およびそれをタイヤトレッドに用いた空気入タイヤ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001164051A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム組成物およびそれをタイヤトレッドに用いた空気入タイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007332354A (ja) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4663687B2 (ja) ゴム組成物ならびにそれを用いたトレッドおよび/またはサイドウォールを有するタイヤ
JP5416190B2 (ja) ビードエイペックス用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP4943491B2 (ja) スタッドレスタイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
JP5662977B2 (ja) ランフラットタイヤのサイドウォール補強層用ゴム組成物およびランフラットタイヤ
JP2008101127A (ja) ゴム組成物およびそれを用いたトレッドを有するタイヤ
JP2009035643A (ja) ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたビードエイペックスを有する空気入りタイヤ
JP2009114427A (ja) トレッド用ゴム組成物およびそれからなるトレッドを有するタイヤ
US7767734B2 (en) Rubber composition for bead apex and tire using same
JP5357828B2 (ja) サイドウォール用ゴム組成物およびそれを用いたサイドウォールを有するタイヤ
JP5373366B2 (ja) ウイング又はランフラットタイヤ補強層用ゴム組成物及びタイヤ
JP2008291091A (ja) インナーライナー用ゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤ
JP2008031244A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤ
JP2010215831A (ja) サイドウォール補強層用ゴム組成物及びタイヤ
JP5503513B2 (ja) ベーストレッド又はサイドウォール補強層用ゴム組成物、空気入りタイヤ並びにサイド補強型ランフラットタイヤ
JP4244248B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2009013218A (ja) トレッド用ゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤ
JP2009248770A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP5420868B2 (ja) トラック・バス用またはライトトラック用スタッドレスタイヤ
KR20190136118A (ko) 고무 조성물 및 공기입 타이어
JP5137057B2 (ja) ビードエイペックス用ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2009051899A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物、トレッドおよびタイヤ
JP2002348412A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP4550858B2 (ja) ビードエイペックス用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
JP2009001718A (ja) タイヤ用ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2008308575A (ja) トレッド用ゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100415

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees