JP4550801B2 - マスクを修復するための電子ビーム処理 - Google Patents

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Description

本発明は、リソグラフィ・マスクの欠陥を修復する帯電粒子ビーム処理に関する。
フォトリソグラフィは、集積回路および微小機械など、微細構造を製造するために使用されるプロセスである。フォトリソグラフィ・プロセスは、フォトレジストと呼ばれる放射線感応基板を光または他の放射のパターンに暴露させることを必要とする。パターンは、通常、あるパターンを基板の上に有する基板から成るマスクを放射が通過することによって創出される。パターンは、放射のいくらかを遮断し、またはその位相を変化させて、放射線感応材料の上に暴露領域および非暴露領域を形成する。2進強度マスクでは、パターンは、通常は透明である基板の上にある光吸収材料で作成される。位相シフト・マスクでは、パターンは、鮮明な画像を生成するフォトレジストの上に干渉パターンを生成するように、パターンを通過する光の位相をシフトさせる材料から成る。フォトレジストの上に生成される画像は、マスクの「空間像」と呼ばれる。生成することができる構造のサイズは、使用される放射の波長によって限定され、より短い波長が、より微細な構造を生成することができる。
フォトリソグラフィ・プロセスは、さらにより微細な構造を生成することが要求されるので、紫外線およびx線放射を含めて、放射のより短い波長を使用するリソグラフィ・システムが開発されている。(「光」および「フォトリソグラフィ」という用語は、可視光以外の放射をも含むように一般的な意味において使用される。)70nm以下の寸法を有する構造を生成することができるシステムが、現在開発されている。そのような構造は、193nmまたは157nmの波長を有する光を使用して、フォトリソグラフィによって製造することができる。そのような短い波長と共に使用されるいくつかのフォトリソグラフィ・マスクは、マスクの上において透過性ではなく反射性のパターンを使用するが、その理由は、基板が、放射のそのような短い波長に対して十分に透過性ではないからである。そのようなマスクでは、放射は、マスクからフォトレジストの上に反射される。
フォトリソグラフィ・マスクは、マスクが所望の暴露パターンを精確に生成すべきである場合、製造不備があってはならない。直近に製造されたマスクは、パターン材料の損失または過剰などのいくつかの欠陥を有し、そのようなマスクを使用することができるようになる前に、欠陥を修復しなければならない。フォトリソグラフィのより小さいウエハフィーチャに対する要件は、フォトマスク上の欠陥を修復するために使用される技術をますます必要とする。
黒欠陥の場合、すなわち、余分な吸収剤または位相シフト材料が存在する場合、欠陥は、ガリウム・イオンの集束ビームなど、帯電粒子ビームを使用して余分な材料を除去することによって、修復することができる。残念ながら、イオン・ビームも、マスク表面を損傷して、イオンを基板に埋め込み、基板を通る光の透過率に悪影響を与える。より短い波長がフォトリソグラフィにおいて使用されるので、基板の不備は、マスクの空間画像に対してより大きな影響を有する。修復によって生じる基板のあらゆる変化が、マスクの性能に影響を与え、したがって、基板に対する修復の影響を低減する新しいマスク修復技術が必要である。
マスクの修復に対するイオン・ビームの影響を低減する1つの方法は、光の透過率を向上させるように基板の表面層を除去するために、キセノンジフルオリドなど、エッチング気体の存在する修復領域にわたって、集束イオン・ビームを走査することを必要とする。そのようなプロセスは、たとえば、アサノ(Asano)らへの米国特許第6335129号、ケーシー(Casey),Jr.らへの米国特許第6042738号に記載されており、キセノンジフルオリドが存在する状態で修復領域にわたって帯電粒子ビームを走査することを同様に記述している。しかし、基板材料を除去することにより、基板の厚さが変化し、透過光の位相が変化する。位相の変化により、空間画像が変化し、具体的には位相シフト・マスクにおけるマスクの性能に悪影響を与える。また、ガリウム・ビームを表面に向けることを必要とするプロセスによって、埋め込まれたガリウムを除去することができる程度が限定される。したがって、当初の性能に近くなるようにマスクを回復する方法が必要である。
米国特許第6335129号明細書 米国特許第6042738号明細書
本発明の目的は、修復マスクを修復し、一方、欠陥のない状態で製造されたマスクの空間画像と同程度の修復マスクの空間画像を維持する、透過率を回復する技術を提供することである。
本発明は、たとえば、材料を除去するために使用される集束イオン・ビームによって付随的に埋め込まれたガリウム原子から、低減された光透過率を有する基板に電子ビームを向けることを必要とする。いくつかの実施形態では、電子ビームは、基板の厚さが電子ビームの照射によって大きく減少しないが、基板の透過率が大きく向上するようなビーム・エネルギーおよび照射量において、好ましくは気体が存在する状態で、基板に向けられる。当初のマスクの厚さに近いように厚さを維持することによって、透過放射の位相に対するマスク修復の影響は、最小限に抑えられる。他の実施形態では、基板の厚さは、透過率が回復される際に減少する。
以上は、以下に続く本発明の詳細な記述がよりよく理解されることが可能であるように、本発明の特徴および技術上の利点をかなり大まかに概述した。本発明の追加の特徴および利点が、以下で記述される。当業者なら、開示される概念および特有の実施形態は、本発明の同じ目的を実施するように他の構造を修正または設計する基盤として容易に使用されることが可能であることを理解されたい。また、当業者なら、そのような等価な構造は、添付の請求項において述べられる本発明の精神および範囲から逸脱しないことを理解されたい。
本発明およびその利点をより完全に理解するために、ここで、添付の図面と関連して取り入れられる以下の記述を参照する。
上述したように、ガリウム・イオン・ビームを石英表面に向けることにより、表面の透過率が減少し、それにより、石英フォトリソグラフィ・マスクの性能に悪影響を与える。このような透過率の減少を意図的に使用して、マスクの一部を相対的に不透明にすることができるが、透過率の偶発的な減少は、ガリウム・イオン・ビームが、半透明であることを意図しない領域を修復するために使用されるとき、望ましくない副作用となることもある。
本出願人は、エッチング改良気体が存在する状態で電子ビームを修復領域に向けることによって、修復領域の透過率を回復することができることを発見した。本出願人は、このプロセスの効果は、埋込みガリウムの濃度に関して変化することを発見した。
埋込みガリウムが比較的高濃度であるとき、本出願人は、基板の厚さを大きく変化させずに、修復領域の透過率を回復することができることを発見した。いくつかの場合、基板は、わずかに膨張するようである。すなわち、基板の厚さは、電子ビーム照射前より照射後において、より厚くなる。基板の厚さ、したがって透過光の位相は、大きくは変化されないが、修復領域の透過率は、通常90%または95%を超えて向上する。たとえば、照射量およびビーム・エネルギーの適切な組合わせでは、電子ビームは、XeF2が存在する状態で、石英の厚さを著しく低減せずに、ガリウム混入石英基板の透過率を大きく向上させることができる。これは、予期されていない有利な発見であるが、その理由は、石英の除去自体が、望ましくない位相欠陥を生じるからである。
埋込みガリウムが比較的低濃度であるとき、基板は、より迅速にエッチングされるようであり、透過率が回復される際に厚さがより大きく変化する。いくつかの応用例では、厚さの変化は許容可能である。他の応用例では、厚さの変化を回避することが望ましい。
本出願人は、おそらくは、石英におけるガリウムは、気体と化学的に組み合わされて、透過性または揮発性であり、かつ石英基板から蒸発する化合物を形成すると仮説を立てる。代替として、材料がプロセスによって基板に追加されることが可能であり、または、石英基板は、ガリウム混入石英の除去にもかかわらず、基板の位置が変化しないように、膨張することが可能である。透過率回復の他の可能な説明は、プロセスは、埋込みガリウムの望ましくない吸収効果が無効になるような方式で、ガリウム混入石英を変化させる、とすることが可能である。基本となる機構に関するあらゆる理論の正確さに関係なく、本出願人は、本発明が、厚さに対して測定可能な影響を有さずに、透過率を回復することができることを実験的に証明した。
図1は、約0.2nC/μm2の比較的高い照射量においてガリウムが埋め込まれている、ガリウム・イオンの集束ビームを使用して約44nmの深さまでエッチングされた石英の5μm×5μmの正方形領域について得られた実験結果を示す。したがって、図1において破線として示される44nmの深さが、他の処理によってエッチングされた深さを測定する開始点である。ガリウムが埋め込まれた後、領域は、処理室において約5.5×10-6トール(Torr)のキセノンジフルオリドの圧力で、0.06nC/μm2から0.09nC/μm2にわたる照射量の電子ビームで洗浄された。正方形は、193nmの波長において、グラフの右側のスケールで読み取られた透過率を表し、ひし形は、グラフの左側のスケールで読み取られた厚さを表す。
図1は、約0.6nC/μm2まで増大された電子ビーム照射量として、約30%から約95%の透過率の着実な向上を示し、透過率は、0.6nC/μm2と0.90nC/μm2との間の照射量では約95%において安定する。基板の厚さは、約0.3nC/μm2の照射量まで増大するようであり、この照射量において、石英基板は、約5nm膨張しているようである。電子ビーム照射量がさらに増大する際に、石英は、エッチングを開始するようである。約0.6nC/μm2の照射量において、石英は、約3または4nmエッチングしたが、透過率は、約95%に回復する。
透過放射の位相が重要である応用例では、たとえば、約0.55nC/μm2において回復を実施することができ、透過率は、より高い電子照射量のようには高くないが、厚さは、本質的に変化しない。他の応用例では、約0.6nC/μm2の照射量において回復を実施することを望む可能性があり、この照射量において、厚さは、約4nmだけ変化するが、透過率は、約95%まで回復する。
図2は、米国特許第6042738号に記載されているように、臭素および水蒸気が存在する状態で、集束イオン・ビームを使用してクロミウムが剥ぎ取られた5μm×5μmの正方形領域の実験結果を示す。クロムが除去された後、正方形は、プロセス室において約5.5×10-6トールのキセノンジフルオリドの圧力で、0.06nC/μm2から0.90nC/μm2にわたる電子ビーム照射量により、キセノンジフルオリドが存在する状態で電子ビームを使用して洗浄された。クロムの除去中に埋め込まれたガリウムの量は、図1の実験において埋め込まれたガリウムの量より著しく少ない。ひし形は、グラフの左側のスケールで読み取られたエッチングの深さを表し、正方形は、グラフの右側のスケールで読み取られた193nmにおける透過率を表す。図2の破線は、約95nmである集束イオン・ビーム・プロセスの終了時における、上部クロム表面に関する深さを表し、したがって、追加の処理によって行われるあらゆるエッチングは、95nmから測定される。
図2は、透過率が電子照射量を増大させることで向上することを示し、透過率は、約0.20nC/μm2より大きい電子照射量において、約97%を超える。しかし、石英は、約0.130μm3/nCの定常率においてエッチングし、約97%まで透過率を回復するために、石英を約25nm除去することが必要であることが明らかである。したがって、低ガリウム埋込み濃度では、透過率は、100%まで回復することができるが、石英の厚さは変化することが明らかである。
図3および4は、5.5×10-6トールのXeF2が存在する状態における、0から1.0nC/μm2の電子ビーム照射量の透過率を示す。各線は、様々なレベルのガリウム埋込みの透過率を示す。図3は、193nmの放射の透過率を示し、図4は、157nmにおける光の透過率を示す。図3および4は、図1および2に示されるのと同様の透過率の傾向を示す。
図3は、電子ビームが、ガリウムの低照射量について約100%まで透過率を回復し、高照射量のガリウムについて40%未満から90%を超えて透過率を向上させることを示す。より低い照射量のガリウムでは、透過率は、100%まで回復する。図4は、同様のプロットを示すが、プロットされた透過率は、157nmの波長における透過率である。157nmにおける透過率は、電子ビーム処理によって向上するが、193nmの放射について図3に示されるほどではない。
図5は、エッチング深さの対電子ビーム照射量を示し、各線は、異なるガリウム埋込み照射量を表す。図1および2と一貫して、図5は、より低いガリウム埋込み照射量において、石英基板のエッチングがより多く行われることを示す。
最後に、図6および7は、図3および4と同じデータを示すが、透過率は、ガリウム埋込み投与量に対してプロットされ、各グラフは、異なる電子ビーム照射量を表す。図6および7は、193nmおよび157nmの放射について、電子ビーム照射量を増大させることにより、透過率が向上することを示すが、193nmの透過率は、より大きく回復する。
図8、9A〜9D、および表1は、ガリウム・イオン・ビームを使用して石英基板において摩砕された8つの10μm×10μmのトレンチについて実施された実験結果を示す。
Figure 0004550801
トレンチ2〜7およびトレンチ8の半分は、電子ビームおよびXeF2を使用してその後清浄され、走査プローブ・プロフィルメータによる測定によって確認されたように、石英材料は大きく除去されていない。図8および表1は、清浄されていないトレンチ1およびトレンチ8の部分が、ガリウム・ビームに暴露されていない石英基板の部分の透過率に対応する基準値と比較して、193nmにおいて、それぞれ32%および34%の透過率を提示することを示す。本発明による清浄されたトレンチ2〜7およびトレンチ8の部分は、平均して92%の透過率であり、すべてのトレンチが、基準値の90%を超える透過率を提示した。
図9A〜9Fは、フォトリソグラフィ・マスクの透過率を測定する空間画像測定システム(AIMS)からのコンピュータ画面を示す。図9A〜9Fのそれぞれは、試験トレンチの強度プロファイル・プロットを示す。各プロットは、x軸に沿った異なる点における透過率を示す。各グラフの複数プロットのそれぞれは、異なるAIMS「集束」値において測定される。各グラフの隣には、マスクによって生成される実際の空間画像のピクチャがある。
図9Aおよび9Bは、ガリウム・イオン・ビームを使用して摩砕され、次いで、本発明のプロセスを使用して清浄されていないトレンチ1を経た透過率を示す。図9Cおよび9Dは、ガリウム・イオン・ビームを使用して摩砕され、次いで、本発明のプロセスを使用して清浄されたトレンチ2および3を経た透過率をそれぞれ示す。図9Eおよび9Fは、トレンチ8の異なる半分を経た透過率を示し、図9Eは、上述されたプロセスに従って清浄されたトレンチ8の半分を経た透過率を示し、図9Fは、清浄されていないトレンチ8の半分を経た透過率を示す。
図10は、試験トレンチを有する基板の光学顕微鏡画像を示す。光学顕微鏡画像は、基板から反射された光を使用する。非摩砕石英などの透明領域は、暗く見え、クロムなどの半透明領域は、明るく見える。清浄されていないトレンチ1およびトレンチ8の清浄されていない半分は、明るく見え、相対的に半透明であることを示す。
図11A、11C、および11Eは、それぞれ、トレンチ1、4、および8のトポロジの走査ナノフィルメータのプロットを示し、図11B、11D、および11Fは、プロットが取られた空間画像の領域を示す。図11Aは、ガリウム・イオン・ビームで摩砕され、かつ本発明により処理されていないトレンチ1のナノプロフィルメータの測定を示す。図11Bは、ナノプロフィルメータ走査の位置を示す。ガリウム混入石英の深さは、摩砕されていない未処置の石英の深さより小さい約43nmである。
図11Cは、ガリウム・イオン・ビームを使用してエッチングされ、次いで本発明により清浄されたトレンチ4のナノプロフィルメータ測定を示す。トレンチの深さは、約43nmであり、これは、本発明により清浄されていないトレンチ1と同じ深さである。表1に示されるように、トレンチ4の透過率は94%であり、一方、トレンチ1の透過率は32%である。したがって、プロセスは、基板の厚さに大きな影響を与えずに、透過率を回復した。
図11Eは、ガリウム・イオンのビームを使用してエッチングされ、次いで、本発明により半分のみが清浄されたトレンチ8のナノプロフィルメータ測定を示す。本発明により清浄されていないガリウム混入石英の深さは、35nmであり、本発明により清浄されたガリウム混入石英の深さは、33nmである。表1に示されるように、本発明により清浄されたトレンチ8の部分は、93%の透過率を有し、一方、本発明により処理されていないトレンチ(トレンチ8’)の部分は、34%の透過率を有する。したがって、図11Eは、本発明が、厚さを低減せずに、透過率を回復したことを示す。本発明は、表面のトポロジに影響を与えずに、透過率を回復することができることが明らかである。(測定は、トレンチの底部におけるピットを示す。ピットは、機器の人工物であり、サンプル上の他の箇所における透過率の向上に関係しないと考えられる。)
帯電粒子ビーム・プロセスは、適用される照射量、すなわち、単位面積に入射する電子またはイオンの総数によって特徴付けることができる。帯電粒子ビームは、ビーム・エネルギーと呼ばれる、ビームの粒子のエネルギーによっても特徴付けられる。照射量は、通常、平方ミクロンあたりのナノクーロン(nC/μm2)で測定され、ビーム・エネルギーは、通常、電子ボルト(eV)で測定される。通常、マスク欠陥の修復に使用されるガリウム・イオン・ビームのパラメータは、30keVの入射ビーム・エネルギーにおいてクロムを除去するための0.3nC/μm2の照射量、10〜20nmの画素間隔および等価なスポット・サイズ、6000μsの有効な気体リフレッシュ時間、および約0.2μsのドエル(dwell)である。
1つの好ましい実施形態では、本発明の一実施形態による電子ビーム洗浄が、0.2μmの画素間隔、等価なスポット・サイズ、2000〜6000μsのリフレッシュ時間、および1〜10μsの画素ドエル時間の状態で、1keVの電子ビームを使用して、約0.1nC/μm2から約1.0nC/μm2の照射量を適用する。XeF2が、真空室において2×10-6トールの背景圧力を生成するために加えられる。好ましい電子ビーム・エネルギーおよび照射量は、基板のタイプ、イオンのタイプ、イオンのエネルギー、および他のファクタに関して異なる。本出願人は、ビーム・エネルギーが重要であるとは考えず、他のビーム・エネルギーを使用することもできる。本明細書において提供される例およびガイダンスを使用して、当業者なら、様々な条件下において本発明を実施するために、適切な電子照射量およびビーム・エネルギーを実験的に決定することができる。
適用される好ましい電子照射量は、主に、ガリウムの濃度、または基板に埋め込まれた他の不純物の濃度に依拠する。たとえば、約0.05〜0.2nC/μm2のガリウム照射量など、大量埋込み領域では、このような大量埋込み石英体系に電子ビームを向けることにより、わずかな石英が損傷されるが、透過率は、193nmの放射の場合、ほぼ100%に回復される。157nmの放射の場合、透過率は、100%よりいくらか小さく回復される。
他の例として、0.005nC/μm2と0.02nC/μm2との間など、より少ないガリウムの照射量で埋め込まれたより少ない石英の場合、修正eビーム清浄プロセスが使用される。より少なく埋め込まれた石英は、eビームおよびXeF2が存在する場合、はるかにより迅速にエッチングし、したがって、清浄後、より小さい電子ビーム照射量が、残りの石英の損傷を低減するために使用される。しかし、より少ない照射量においてさえ、透過率は、以前に記述された大量埋込みプロセスより、157nmにおいてはるかに回復される。
好ましい実施形態では、清浄後の透過率は約80%を超え、85%を超えることがより好ましく、約90%を超えることが最も好ましい。未処置領域と比較した透過率の相対的向上は、100%(2倍)を超えることが好ましく、200%(3倍)を超えることがより好ましく、250%(3.5倍)を超えることが最も好ましい。処置済み領域の厚さは、著しい量減少しないことが最も好ましい。いくつかの実施形態では、基板の厚さは、微量、好ましくは10nm未満、より好ましくは5nm未満、最も好ましくは2nm未満、低減されることが可能である。
図12は、本発明の方法のいくつかを実施するために使用することができる通常の2重ビーム・システム8を示す。2重ビーム・システム8は、上部ネック部分12を有する排出エンベロープ10を含み、上部ネック部分12内には、液体金属イオン源14、ならびに抽出装置電極および静電光学システムを含む集束カラム16が配置される。イオン・ビーム18が、源14からカラム16を経て、20において概略的に示される静電偏向手段の間を加工物22に向かって進む。加工物22は、たとえば、下方室26内の可動X−Yステージ24の上に配置されるフォトリソグラフィ・マスクを備える。イオン・ポンプ28が、ネック部分12を排出させるために使用される。室26は、真空制御装置32の制御下において、ターボ分子および機械ポンピング・システム30で排出される。真空システムは、室26内において、約1×10-7トールと5×10-4トールとの間の真空を提供する。エッチング補助気体またはエッチング遅延気体が使用されるとき、室の背景圧力は、通常、約1×10-5トールと1×10-6トールとの間である。
高電圧電源34が、約1keVから60keVのイオン・ビーム18を形成して、それを下方に向けるために、液体金属イオン源14ならびに集束カラム16の適切な電極に接続される。パターン生成装置36によって提供される規定パターンに従って動作される偏向制御装置および増幅器36が、偏向プレート20に結合され、それにより、ビーム18は、サンプル22の上面上の対応するパターンを追跡するように制御されることが可能である。追跡されるパターンは、以下において詳細に記述される。いくつかのシステムでは、偏向プレートは、当技術分野では周知なように、最終レンズの前に配置される。
源14は、通常、ガリウムの金属イオン・ビームを提供するが、マルチカスプまたは他のプラズマ・イオン源など、他のイオン源を使用することができる。源は、イオン・ミリング、改良エッチング、材料付着によって表面22を修正するために、または表面22を撮像する目的で、サンプル22において、10分の1ミクロン以下の幅のビームに集束することが通常できる。撮像用の2次イオンまたは電子の放出を検出するために使用される帯電粒子増幅器40が、ビデオ回路および増幅器42に接続され、増幅器42は、駆動をビデオ・モニタ44に供給し、ビデオ・モニタ44は、制御装置36からも検出信号を受信する。室26内の帯電粒子増幅器40の位置は、様々な実施形態において変更することができる。たとえば、好ましい帯電粒子増幅器40は、イオン・ビームと同軸状にあり、かつイオン・ビームが通過することを可能にする穴を含むことができる。走査電子顕微鏡41が、その電源および制御45と共に、本発明を実施するためにFIBカラムを備える。ステージ24は、走査電子顕微鏡41からの電子が、90°の角度において加工物22に当たることができるように、傾斜することが好ましい。他の実施形態では、走査電子顕微鏡41は、垂直に配向され、FIBカラム12は、傾斜される。他の実施形態では、2つの電子およびイオン・カラムは、平行とする、またはさらには別々のシステムにあることが可能である。流体送達システム46が、気体蒸気をサンプル22に導入して、向けるために、下方室26の中に随意選択で延びる。
ドア60が、加熱または冷却されることが可能であるステージ24の上にサンプル22を挿入し、またリザーバ50をサービスするために、開かれる。ドアは、システムが真空下にある場合、開くことができないようにインターロックされる。高圧電源は、イオン・ビーム18にエネルギーを与え、かつ集束させるために、イオン・ビーム・カラム16の電極に適切な加速電圧を提供する。イオン・ビームが加工物に当たるとき、材料が、サンプルからスパッタリングされる、すなわち、サンプルから物理的に放出される。2重ビーム・システムが、たとえば本出願の譲受人であるFEIカンパニ(FEI Company)[オレゴン州ヒルズバラ在]から市販されている。本発明は、単一または複数のビーム・システムについて実施することもできる。マスクを修復するとき、電荷の中和を使用することが好ましいが、その理由は、絶縁基板が、電荷を堆積させる傾向があり、電荷は、表面上のビームのランディング位置を変位させ、その結果、修復の位置を変化させることがあるからである。たとえば、電荷は、米国仮特許出願60/411,699に記載されている電子フラッド・ガンまたはイオン生成装置を使用して中和することができる。
本発明およびその利点が詳細に記述されたが、添付の請求項によって確定される本発明の精神および範囲から逸脱せずに、様々な変更、代用、および変更を実施することができることを理解されたい。さらに、本出願の範囲は、本明細書において記述されたプロセス、機械、製造、物質組成、手段、方法、およびステップに限定されることを意図しない。当業者なら、本発明の開示から、本明細書において記述された対応する実施形態とほぼ同じ機能を実施する、またはほぼ同じ結果を達成する、現在既存のまたは後に開発されるプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップが、本発明により使用されることが可能であることを容易に理解するであろう。したがって、添付の請求項は、そのようなプロセス、機械、製造、物質組成、手段、方法、またはステップなどの範囲内を含むことを意図する。
ガリウムが大量に埋め込まれている石英に適用された電子ビーム・プロセスの電子ビーム照射量の関数として、エッチングの深さおよび透過率を示すグラフである。 クロム層を除去するためにガリウム・イオン・ビームを使用することによって処理されている石英に適用された電子ビーム・プロセスの電子ビーム照射量の関数として、エッチングの深さおよび透過率を示すグラフである。 ある範囲のガリウム・イオン・ビーム照射量で処理されている石英に適用された電子ビーム・プロセスの電子ビーム照射量の関数として、193nmにおける透過率を示すグラフである。 ある範囲のガリウム・イオン・ビーム照射量で処理されている石英に適用された電子ビーム・プロセスの電子ビーム照射量の関数として、157nmにおける透過率を示すグラフである。 ある範囲のガリウム・イオン・ビーム照射量で処理されている石英に適用された電子ビーム・プロセスの電子ビーム照射量の関数として、エッチングの深さを示すグラフである。 様々な電子ビーム照射量をガリウム埋込み石英に適用したプロセスのガリウム照射量の関数として、193nmにおける透過率を示すグラフである。 様々な電子ビーム照射量をガリウム埋込み石英に適用したプロセスのガリウム照射量の関数として、157nmにおける透過率を示すグラフである。 ガリウム・イオン・ビームを使用して石英基板において摩砕された8つの10μm×10μmのトレンチのそれぞれの1つを照射する193nmにおいて測定された透過率を示すグラフである。 透過率の値が図8のグラフに示される8つの10μm×10μmのトレンチの空間画像測定システムによって決定された透過率のプロットを示す図である。 透過率の値が図8のグラフに示される8つの10μm×10μmのトレンチの空間画像測定システムによって決定された透過率のプロットを示す図である。 透過率の値が図8のグラフに示される8つの10μm×10μmのトレンチの空間画像測定システムによって決定された透過率のプロットを示す図である。 透過率の値が図8のグラフに示される8つの10μm×10μmのトレンチの空間画像測定システムによって決定された透過率のプロットを示す図である。 透過率の値が図8のグラフに示される8つの10μm×10μmのトレンチの空間画像測定システムによって決定された透過率のプロットを示す図である。 透過率の値が図8のグラフに示される8つの10μm×10μmのトレンチの空間画像測定システムによって決定された透過率のプロットを示す図である。 暗く見える非摩砕石英などの透明領域、および明るく見えるクロムなどの不透明領域を有する、基板を通る透過の画像を示す図である。 試験サイトの走査ナノフィルメータのプロットを示す図である。 それぞれのトレンチにおける対応するナノフィルメータ・トレースの位置を示す図である。 試験サイトの走査ナノフィルメータのプロットを示す図である。 それぞれのトレンチにおける対応するナノフィルメータ・トレースの位置を示す図である。 試験サイトの走査ナノフィルメータのプロットを示す図である。 それぞれのトレンチにおける対応するナノフィルメータ・トレースの位置を示す図である。 本発明を実施するのに適切な2重ビーム・システムを示す図である。

Claims (7)

  1. 石英材料の透過を低減する埋込みガリウムを有する石英材料の透過率を回復する方法であって、
    キセノンジフルオリドの気体を前記石英材料のガリウム埋込み部分に向けることと、
    電子ビームを前記石英材料の前記ガリウム埋込み部分に向け、前記電子ビームの電子照射量が、前記石英材料の厚さの変化が10nm未満であり、かつ前記石英材料の前記透過率が、埋込みガリウムのない前記石英材料の透過率に対して80%を超えて向上するようなものであることとを備える、方法。
  2. 電子ビームを前記石英材料の一部に向けることが、透過率が、埋込みガリウムのない前記石英材料の透過率の90%を超えて向上するように、電子ビームを前記石英材料の一部に向けることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 電子ビームを前記石英材料の一部に向けることが、前記石英材料の厚さが2nm未満だけ変化するように、電子ビームを前記石英材料の一部に向けることを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 電子ビームを前記石英材料の一部に向けることが、前記石英材料の厚さが5nm未満だけ変化するように、電子ビームを前記石英材料の一部に向けることを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 電子ビームを前記石英材料の一部に向けることが、2.0nC/μm2未満の電子照射量を提供することを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 電子ビームを前記石英材料の一部に向けることが、約0.1nC/μm2と約1.0nC/μm2との間の電子照射量を提供することを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  7. 電子ビームを前記石英材料の一部に向けることが、約0.4nC/μm2と約0.8nC/μm2との間の電子照射量を提供することを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
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