JP4548554B2 - Teeth whitening set - Google Patents

Teeth whitening set Download PDF

Info

Publication number
JP4548554B2
JP4548554B2 JP2000058502A JP2000058502A JP4548554B2 JP 4548554 B2 JP4548554 B2 JP 4548554B2 JP 2000058502 A JP2000058502 A JP 2000058502A JP 2000058502 A JP2000058502 A JP 2000058502A JP 4548554 B2 JP4548554 B2 JP 4548554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
whitening
composition
tooth
sodium
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000058502A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2001247438A (en
Inventor
貴史 渡辺
紀子 武井
正紀 吉村
真 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2000058502A priority Critical patent/JP4548554B2/en
Publication of JP2001247438A publication Critical patent/JP2001247438A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4548554B2 publication Critical patent/JP4548554B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯を白くするために用いる美白セットに関し、更に詳述すると、食物の飲食、喫煙、口腔内細菌の産生する有色物質等により付着する歯の着色物(ステイン)を効果的に除去し、歯を白くすることができる美白用組成物これを歯牙に保持、固定させる適用用具とを組み合わせた歯の美白用セットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、歯に付着した着色物質の除去は、▲1▼歯磨剤、歯ブラシを用い、歯磨剤に含まれる研磨成分で研磨することによる物理的方法、▲2▼ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン等の可溶化剤による化学的方法、▲3▼過酸化物による酸化漂白方法等が行われていた。
【0003】
しかし、▲1▼の場合には、歯と歯の間、噛み合わせ部分の窪み等の歯ブラシの届きにくい部分、及び使用者のテクニックの優劣等より、着色物質を完全に除くことが困難な場合があると共に、歯面に固着した着色物質は研磨成分によっても除去できない場合が多々見受けられた。また、▲2▼の場合には、弱いタバコヤニを主体とする着色には効果がみられるが、その他の着色物に対する効果が十分でない。更に、▲3▼は、一部の歯科医院では行われているが、安全性に問題があり、日常生活で頻繁に実施することは難しい。
【0004】
また、従来より研磨剤による物理的除去ではなく、歯の着色物を化学的に除去する方法として、下記の方法が提案されている。
米国特許第3988433号公報:
特定の有機ペルオキシドを配合した口腔用組成物
米国特許第4183916号公報:
カチオン界面活性剤とリンゴ酸とを併用した口腔用組成物
特公昭48−43869号公報:
芳香族環を有するエステルを配合した口腔用組成物
特開昭51−139639号公報:
Fe>Caの安定度係数をもつキレート剤を配合した口腔用組成物
特開昭56−18911号公報:
フィチン酸と有機酸とを併用した口腔用組成物
特開昭60−4117号公報:
タルトロン酸、グリセリン酸、ヒドロキシ−n−酪酸又はジヒドロキシマロン
酸を配合した口腔用組成物
特開昭61−286315号公報:
カルボン、アネトール又は3−オクタノールとレンゲ属植物の溶媒抽出物とを
併用した口腔用組成物
特開昭62−151498号公報:
2−オクタノールを配合した口腔用組成物
特開昭62−181212号公報:
特定のモノテルペンを配合した口腔用組成物
特開昭62−189233号公報:
全炭素数7〜11の脂肪族エステルを配合した口腔用組成物
【0005】
更に、ポリリン酸塩を配合して歯の着色物を化学的に除去する方法としては、以下の提案がなされている。
特開昭52−108029号公報:
ポリリン酸塩と多価金属陽イオンとを併用した口腔用組成物
特開平1−250312号公報:
炭素数7〜9のアルデヒド化合物とポリリン酸塩を配合した口腔用組成物
特開平7−10726号公報:
クエン酸塩と水溶性ポリリン酸塩とHLB=7〜14の非イオン性界面活性剤
を併用する研磨剤無配合の口腔用組成物
特開平9−12437号公報:
ポリリン酸塩とオルソリン酸塩と両性界面活性剤を併用した、化学的に歯の汚
れを清掃する口腔用組成物
特開平9−12438号公報:
ポリリン酸塩とオルソリン酸塩とアルキル硫酸塩を併用した、化学的に歯の汚
れを清掃する口腔用組成物
特開平9−175966号公報:
ピロリン酸塩+ポリリン酸塩(P≧3)を併用した、化学的に歯の汚れを清掃
する口腔用組成物
特表平9−501679号公報:
金属イオン封鎖剤と還元剤を併用した歯を白くする組成物
特表平9−507481号公報:
水溶性アルカリ金属トリポリリン酸塩5〜15%を配合した、歯を白くする組
成物
特開平10−182386号公報:
ポリリン酸塩と動植物由来の水不溶性スクラブ粒子を併用した、化学的に歯の
汚れを清掃する口腔用組成物
【0006】
しかしながら、これらの方法では、特に長期間の口腔清掃不良に伴い歯牙表面に沈着した頑固なステインに対しては、十分に除去しきれない場合が多かった。
【0007】
また更に、ポリリン酸塩単独で又はポリリン酸塩を含む金属イオン封鎖剤と還元剤を、アップリケ及びマウスピース等の歯に適用し確実に固定するための被膜と共に、数時間放置する調製物も提案されている(特表平9−501679号公報,特表平9−507481号公報)。しかしながら、ポリリン酸塩単独又は還元剤との併用では、ポリリン酸塩がステイン層を浸透、透過する力が弱く、効果を十分に発揮できない場合が多い。
【0008】
本発明は、上記事情を改善したもので、歯に付着した着色物質を簡単かつ確実に除去することが可能な歯の美白セットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、下記一般式(1)
n+2n3n+1 …(1)
(但し、MはNa又はKを示し、n≧2である。)
で表される直鎖状のポリリン酸塩及び下記一般式(2)
(MPO3m …(2)
(但し、MはNa又はKを示し、m≧3である。)
で表される環状のポリリン酸塩から選ばれる1種又は2種以上を含有すると共に、シトラールメチルサリシレート、カルボン、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、シトラールプロピレングリコールアセタールら選ばれる1種又は2種以上の化合物を含有する組成物を使用し、この組成物を口中で唾液等に希釈されたり咬合,咀嚼等の機械的な力により除去されることなく歯牙に保持、固定させるための用具と組み合わせて使用することにより、歯の着色物(茶渋、タバコヤニ等)を剥離、除去する効果が高く、歯を白くする効果に優れることを見出した。
【0010】
即ち、本発明者は、上記ポリリン酸塩に上記特定の化合物を併用することで、ポリリン酸塩のステイン透過力を大幅に高めることを見出した。更に、この組成物は、歯牙に適用される時間が長いほどステイン除去効果を発揮するが、通常の口腔用組成物の剤型として提案されている練歯磨、水歯磨、液状歯磨、洗口液等の剤型では、口中で組成物が希釈されることなく歯牙に10秒間以上の長時間保持させることは困難である。また、組成物を直接歯牙に塗布し、保持させる剤型として、デンタルクリーム、ゲル剤等も提案されているが、唾液による組成物の希釈又は洗浄により歯牙に十分に保持させることが難しいが、上記ポリリン酸塩と特定の化合物とを併用する組成物と、この組成物を歯牙に保持、固定できる専用の用具とを組み合わせることで、より高いステイン除去効果をもち、歯を白く美しくする用法を見出し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は、下記の歯の美白用セットを提供する。
請求項1; 下記一般式(1)
n+2n3n+1 …(1)
(但し、MはNa又はKを示し、n≧2である。)
で表される直鎖状のポリリン酸塩及び下記一般式(2)
(MPO3m …(2)
(但し、MはNa又はKを示し、m≧3である。)
で表される環状のポリリン酸塩から選ばれる1種又は2種以上、シトラール、メチルサリシレート、カルボン、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、シトラールプロピレングリコールアセタールから選ばれる1種又は2種以上の化合物を含有する歯の美白用組成物と、この組成物を唾液により希釈させることなく、かつ咬合及び咀嚼の物理的な刺激により歯牙から離脱することなく歯牙に保持、固定させる適用用具とを具備することを特徴とする歯の美白用セット。
請求項2; 歯の美白用組成物に含有する前記第2成分が、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、シトラールプロピレングリコールアセタールから選ばれる1種又は2種以上の化合物であることを特徴とする請求項1記載の歯の美白用セット。
請求項3; 歯の美白用組成物が、更に、アルキル硫酸ナトリウム,N−アシルグルタミン酸ナトリウム,N−アシルサルコシンナトリウム,N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム,N−メチル−N−アシルアラニンナトリウムから選ばれるアニオン界面活性剤を含有する請求項1又は2記載の歯の美白用セット。
請求項4; 歯の美白用組成物が、更に、炭素数3以下の低級アルコールを含有する請求項1、2又は3記載の歯の美白用セット。
請求項5; 歯の美白用組成物が、更に、ゲル化剤を含有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の歯の美白用セット。
請求項6; 組成物を歯牙に保持、固定させる適用用具が、水不溶性のテープ、シート、フィルム、歯科用トレー、マウストレー、マウスピース、スポンジ、印象材、パック材、歯列に成型した歯のカバー、又は歯列に成型した歯牙接触面に多数の突起物を有するチューイングブラシである請求項1乃至5のいずれか1項記載の歯の美白用セット。
請求項7; 歯の美白用組成物に含有する前記第2成分が、ポリリン酸塩のステイン浸透力向上成分として配合される請求項1乃至6のいずれか1項記載の歯の美白用セット。
【0011】
以下、本発明につき更に詳しく説明すると、本発明の歯の美白用組成物は、美白成分を含む組成物を液状、ペースト状、ゲル状、泡状、粉末状の剤型として調製する。より好ましくは、これを歯牙に確実に適用、固定できて、使用中に組成物が唾液等により希釈されたり、咬合、咀嚼、ブラッシング等の機械的な力により歯牙から除去されることを防ぐための専用の適用用具と併せて美白用セットとして適用する。
【0012】
上記美白用組成物において配合される美白成分(第1成分)としては、下記一般式(1)
n+2n3n+1 …(1)
(但し、MはNa又はKを示し、n≧2である。)
で示されるもの、即ち重合度n=2のピロリン酸ナトリウムやピロリン酸カリウム、n=3のトリポリリン酸ナトリウムやトリポリリン酸カリウム、n=4のテトラポリリン酸ナトリウムやテトラポリリン酸カリウム、高重合度のメタリン酸ナトリウムやメタリン酸カリウムなどの直鎖状のポリリン酸塩、並びに下記一般式(2)
(MPO3m …(2)
(但し、MはNa又はKを示し、m≧3である。)
で示されるもの、即ち重合度m=3のトリメタリン酸ナトリウムやトリメタリン酸カリウム、m=4のテトラメタリン酸ナトリウムやテトラメタリン酸カリウム、m=6のヘキサメタリン酸ナトリウムやヘキサメタリン酸カリウムなどの環状のポリリン酸塩が使用される。これらポリリン酸塩は、その1種を単独で又は2種以上を混合して使用し得るが、これらの中では直鎖状のポリリン酸塩が好ましく、特に重合度2≦n≦50のものがより好適である。
【0013】
この場合、上記ポリリン酸塩の配合量は、組成物中0.1〜20%(質量百分率、以下同じ)、望ましくは0.5〜15%、特に1〜10%とすることが望ましい。配合量が少なすぎると、汚れの除去効果が十分に発揮されず、多すぎると、製剤に均一に溶解しない場合や、用具と併用してもなお微量な溶出に伴う不快な香味を感じる場合がある。
【0014】
また、ポリリン酸塩と併用される特定の化合物(第2成分)としては、シトラールメチルサリシレート、カルボン、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、シトラールプロピレングリコールアセタール用いられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0015】
この場合、中でもシトラールメチルサリシレート、カルボンに優れた美白効果があり、好適に使用される。
【0016】
上記化合物(第2成分)の配合量は、組成物中0.001〜15%、望ましくは0.005〜10%、特に0.01〜5%が好適である。少なすぎると、ポリリン酸塩をステインに浸透させる効果が弱く、汚れの除去効果が十分に発揮されず、多すぎると、用具を併用してもなお微量な溶出に伴う不快な使用感や粘膜に刺激を感じる場合がある。
【0017】
本発明の美白用組成物には、上述した成分に加えて、よりポリリン酸塩のステイン透過力を高める成分を併用したり、更にその形態等に応じた適宜な成分を配合することができる。例えば、ポリリン酸塩のステイン透過力を高める成分として、アニオン界面活性剤及び/又は炭素数3以下の低級アルコールを配合することができる。
【0018】
この場合、上記アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリウムなどのN−アシルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ミリストイルサルコシンナトリウムなどのN−アシルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム、N−ミリストイルメチルタウリンナトリウムなどのN−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニンナトリウム、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリルPOE硫酸ナトリウム、ラウリルPOE酢酸ナトリウム、ラウリルPOEリン酸ナトリウム、ステアリルPOEリン酸ナトリウム等が用いられ、この中でも、アルキル硫酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸ナトリウム、N−アシルサルコシンナトリウム、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニンナトリウムが好適に使用される。
【0019】
上記界面活性剤の配合量は、組成物中0.01〜20%、望ましくは0.05〜10%が好適である。少なすぎると、ポリリン酸塩をステインに浸透させる効果が弱く、汚れの除去効果が十分に発揮されず、多すぎると、用具を併用してもなお微量な溶出に伴う不快な使用感や粘膜に刺激を感じる場合がある。
【0020】
また、炭素数が3以下の低級アルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコールが用いられ、特にエチルアルコール又はプロピルアルコールが好適に使用される。
【0021】
上記低級アルコールの配合量は、組成物中0.05〜40%、望ましくは0.5〜30%が好適である。少なすぎると、ポリリン酸塩をステインに浸透させる効果が弱く、汚れの除去効果が十分に発揮されず、多すぎると、ポリリン酸塩が溶解できず、製剤が不均一になったり、用具を併用してもなお微量な溶出に伴う不快な使用感や粘膜に刺激を感じる場合がある。
【0022】
なお、本発明においては、上記アニオン界面活性剤とポリリン酸塩と上記特定の化合物を併用してもよく、炭素数が3以下の低級アルコールとポリリン酸塩と特定の化合物とを併用してもよく、更にはアニオン界面活性剤と炭素数が3以下の低級アルコールをポリリン酸塩と特定の化合物と併用してもよい。
【0023】
本発明の美白用組成物は、例えば、組成物をゲル化、ペースト化して歯牙への塗布性を高めたり、あるいは歯牙との粘着性を高める目的で各種のゲル化剤が使用される。ゲル化剤としては、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロースなどのセルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム、カラゲナン、キサンタンガム、トラガントガム、カラヤガム、アラビアガム、ジェランガム、ネイティブジェランガムなどのガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイドなどの合成粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲル、ビーガム、ラポナイトなどの無機粘結剤等の1種又は2種以上を配合し得る。
【0024】
この場合、口中での粘りや溶け出しが少なく使用感に優れたゲル化剤として、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラゲナン、キサンタンガム、ネイティブジェランガム、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマーが好適に使用される。特に、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラゲナン、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマーが望ましい。
【0025】
上記ゲル化剤を配合する場合、その配合量については、特に併用する用具がテープ、シートや歯列カバーの場合には、美白用組成物が単独で歯牙に付着、固定できる必要があるため、0.1〜15%が好適であり、中でも0.5〜10%が望ましい。少なすぎると、粘着力が発揮されず、テープ、シートや歯列カバーとは併用しにくく、多すぎると、ゲル化剤が十分に溶けきらず、製剤が不均一になる場合がある。
【0026】
更に、美白用組成物の乾燥を防ぐと共に、使用感を高める目的で、保湿剤として、ソルビット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール等の1種又は2種以上を配合し得る。
【0027】
また、界面活性剤として、アニオン界面活性剤以外にノニオン界面活性剤や両性イオン界面活性剤の1種又は2種以上を併用することもできる。
【0028】
この場合、ノニオン界面活性剤としては、ステアリン酸モノグリセリル、ラウリン酸デカグリセリルなどのグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステルなどの糖脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステルなどの糖アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ミリスチン酸モノ又はジエタノールアミドなどの脂肪酸エタノールアミド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル等が用いられる。
【0029】
両性イオン界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどのアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノエチルグリシンなどのN−アルキルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウム等が用いられる。
【0030】
更に、本発明においては、有効成分として、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、アミラーゼ、プロテアーゼ、溶菌酵素、スーパーオキサイドディスムターゼなどの酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウムなどのアルカリ金属モノフルオロフォスフェートやフッ化ナトリウムなどのフッ素化合物、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、アラントイン、ジヒドロコレスタノール、グリチルリチン酸類、グリチルレチン酸、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、ビサボロール、イソプロピルメチルフェノール、塩化ナトリウム、トリクロサン、クロルヘキシジン塩類、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、アスコルビン酸及びその塩類、トコフェロール、オウゴン、オオバク、ローズマリー、チョウジ、タイムなどの生薬抽出物等の有効成分の1種又は2種以上を配合し得る。
【0031】
本発明の美白用組成物には、更に、メントール、アネトール、ペパーミント油などの香料、安息香酸及びそのナトリウム塩、パラベン類などの防腐剤、赤色3号、赤色104号、黄色4号、青色1号、緑色3号、雲母チタン、弁柄などの色素又は着色剤、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、グリチルリチン、アスパルテームなどの甘味剤等を配合し得る。
【0032】
また、本発明の美白用組成物は、そのままブラッシングすることで歯磨剤として使用することもできる。このような歯磨剤として使用する場合には、研磨剤としてカルシウムイオン等の多価金属イオンを放出しない研磨剤を配合することが好ましい。かかる研磨剤としては、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、ベントナイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、酸化チタン、結晶セルロース、ポリメタクリル酸メチル、その他の合成樹脂等を挙げることができ、これらの1種又は2種以上が使用される。
【0033】
なお、美白用組成物の適用前に研磨剤入りの歯磨剤でステインをブラッシングすることは、美白用組成物中のポリリン酸塩のステインへの浸透性がより促進されるため、特に好ましい用法である。この場合、研磨剤が入っていれば歯磨剤の成分は特定されるものではないが、上記研磨剤を美白用組成物に配合することにより、この歯磨剤を美白用組成物が兼用することもできる。
【0034】
なお、美白用組成物のpHは、口腔内及び人体に安全性上問題ない範囲であれば、特に限定されるものではないが、望ましくはpH=5.5〜9が好適であり、pH調整剤として、塩酸、硫酸、硝酸、クエン酸、リン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸水素ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム等を配合し得る。
【0035】
本発明の美白用組成物と併用して使用される歯牙への保持、固定用の適用用具は、美白用組成物の歯牙への確実な適用、固定を補助すると共に、使用中の組成物の歯肉及び舌、口腔粘膜への溶出を抑え、不快な使用感や唾液の誘発を防ぎ、更に唾液の侵入や咬合、咀嚼、その他物理的な刺激による組成物の希釈や歯牙からの離脱を防ぐ目的で使用される。用具の素材及び形状については、上記目的を達成できるものであれば特に限定されるものではないが、水不溶性の素材で作られたテープ、シート、フィルム、歯科用トレー、マウストレー、マウスピース、スポンジ、印象材、パック材、歯列に成型した歯のカバー、歯列に成型した歯牙接触面に多数の突起物を有するチューイングブラシ等が好適に用いられる。
【0036】
上記用具については、口腔粘膜及び舌と接する面の材質を親水性、吸水性の高い素材、例えばレーヨン、パルプ、綿、絹、紙等を使った織布又は不織布で構成することにより、口中で発生した唾液を吸収し保持するため、使用感に優れており、好ましい。この場合、美白用組成物を保持する側には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の水不透過性フィルムを組み合わせることで、美白用組成物の適用用具への吸着、浸透を防ぐこともできる。
【0037】
一方、シリコーンゴム、天然ゴム等の可塑性樹脂及び酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の熱可塑性樹脂からなるトレー、マウスピース、チューイングブラシは、変形の自由度が高く、使用者の歯列、歯型にフィットさせやすいため、密着性、固定性に優れており、より長時間の美白用組成物の歯牙への適用を目的とする場合に適している。
【0038】
更に、液体又は粘度が低く歯牙への粘着性の弱い剤型の組成物を併用する場合には、製剤を含浸させたスポンジや、レーヨン、綿、パルプ等の吸水性樹脂を歯のカバー、トレー等の内側に敷き詰め、これを咬み続けることで、適量の組成物を歯牙に適用することもできる。
【0039】
本発明の美白用組成物は、上述した一般式(1)の直鎖状のポリリン酸塩及び/又は一般式(2)の環状のポリリン酸塩と上記特定の化合物(第2成分)とを含有してなるものであり、そのまま歯牙に塗布、あるいは歯磨剤としてブラッシングを行うものである。
【0040】
また、より好ましくは歯の美白用セットとして、上記美白用組成物を歯牙に確実に保持、固定できる適用用具と併用して長時間歯牙に適用させた後に、これを外して水洗浄、より好ましくは外した後に美白用組成物が歯牙に付着したまま歯ブラシ等でブラッシングすることで、歯牙に固着した汚れ、特にタンニンとタバコヤニ由来の着色物を除去する能力が向上したものである。特に、本発明におけるポリリン酸塩のステイン除去効果は、ポリリン酸塩がステインを表層から溶解、研磨又は脱色する効果より、ポリリン酸塩がステイン層に浸透、透過して歯牙表層のエナメル質に到達し、ステインとエナメル質との結合を弱めステインを歯牙表層から剥離することで、高い除去効果を発揮する。
【0041】
なお、本発明の歯の美白用セットは、予め美白用組成物を貼付、浸漬、付着、圧着、噴霧、塗布、埋没等の手段により用具に固定させ、そのまま歯牙に着用できるようにした方式、美白用組成物と用具を別途用意して、使用時に組成物を用具に固定させた後に歯牙に着用する方式、美白用組成物を歯牙に付着させた後に用具で被覆する方式のいずれにおいても、目的を達成することができる。
【0042】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。なお、各例中の%はいずれも質量百分率である。
【0043】
〔実施例、参考例、比較
表1に示す組成の美白用組成物を調製し、下記方法で歯牙に固着する着色物の除去力を評価した。
【0044】
【表1】

Figure 0004548554
【0045】
ヒト歯固着ステイン除去試験
▲1▼パネルの選定及びステイン付着度合いの評価方法
上顎前歯4本のうち、少なくとも1本の歯の舌側にタバコヤニ由来と思われる褐色〜黒褐色の汚れが付着している喫煙者35人をパネルに選別し、予め市販の歯磨剤を使い、各自の方法により歯磨きを行い、この着色汚れ(ステイン)が除去できないことを確認して、この歯を評価の対象とした(1人につき対象歯は1本に限定した)。
上記の対象歯を図1のように4歯面に分割し、各歯面に付着している着色汚れ(ステイン)の面積及び色調の濃さを目視にて判定し、表2の評価基準に基づき採点した。
【0046】
【表2】
Figure 0004548554
【0047】
評点後にパネルをステインの付着レベルが等しくなるよう、5人ずつ7つの群に層別し、それぞれ試験群1,試験群2,試験群3,試験群4,試験群5,比較群1,比較群2とした。
【0048】
▲2▼製剤及び使用方法
試験群1〜5及び比較群1,2のパネルは、それぞれ表3の組成物を用い、指定された用法(a又はbの用法)で使用した。
(a)ハミガキ用法:
組成物を市販歯ブラシにつけ、30秒間のブラッシングを行う。
(b)マウスピース用法:
組成物を前歯被覆用シリコーンゴム製マウスピースに流し込み、これを前歯でくわえて3分間歯牙に適用させた後に、マウスピースを外し、市販歯ブラシで30秒間のブラッシングを行う。
【0049】
【表3】
Figure 0004548554
【0050】
結果
清掃前後のステインの評点から、下式に基づきステイン除去率を算出した。
組成例1の美白用組成物をハミガキ用法で用いた場合の結果を試験群1(と比較群1との比較)に、同じ組成物をマウスピース併用での浸け置き用法で操作した結果を試験群2(と比較群2との比較)に示した。組成例2,3,4の美白用組成物は、いずれもマウスピース用法でのみ操作を行い(試験群3,4,5)、比較群2との比較で示した。
ステイン減少率(%)
=(清掃前の評点−清掃後の評点)/清掃前の評点×100
【0051】
【表4】
Figure 0004548554
ステイン除去効果
◎:80%以上
○:60〜79%
△:40〜59%
×:39%以下
【0052】
【表5】
Figure 0004548554
ステイン除去効果
◎:80%以上
○:60〜79%
△:40〜59%
×:39%以下
【0053】
表4,5の結果より、ポリリン酸塩と本発明の特定の化合物(第2成分)とを含有する美白用組成物を用いることにより、高いステイン除去効果を有することが確認された。
【0056】
〔実施例
下記液状組成物7を含浸させたレーヨン製不織布シート
(そのまま歯牙にシートを貼付して適用する)
美白用組成物7(液状)
トリポリリン酸ナトリウム 7.0 %
ピロリン酸ナトリウム 1.0
メチルサリシレート 0.3
ラウリル硫酸ナトリウム 0.01
エタノール 15.0
プロピルアルコール 5.0
サッカリンナトリウム 0.02
香料(第2成分を含まない) 1.0
5N塩酸(pH調整剤、pH8.5に調整) 適量
精製水 バランス
計 100.0 %
【0057】
〔実施例
下記液状組成物8と、綿球を内側に敷き詰めたマウストレーとの組み合わせ
(使用時に液状組成物を綿球に含浸させ、トレーを咬んで適用する)
美白用組成物8(液状)
トリポリリン酸ナトリウム 5.0 %
シトラール 0.01
ラウリル硫酸ナトリウム 2.0
エタノール 8.0
サッカリンナトリウム 0.01
香料(第2成分を含まない) 1.0
5N塩酸(pH調整剤) 適量
精製水 バランス
計 100.0 %
【0060】
〔実施例
下記ペースト状組成物11と、水不溶性アクリル製歯牙パック材との組み合わせ
(使用時にペースト状組成物を歯牙に塗布し、その上からパック材を上塗りし
て被膜を作って適用する)
美白用組成物11(ペースト状)
ピロリン酸ナトリウム 1.0 %
シトラールジエチルアセタール 3.0
プロピレングリコール 3.0
グリセリン 10.0
ソルビット 10.0
キサンタンガム 2.0
サッカリンナトリウム 0.01
5N塩酸(pH調整剤) 適量
精製水 バランス
計 100.0 %
【0061】
〔実施例
下記ペースト状組成物12と、ポリエチレン製フィルムシートとの組み合わせ
(使用時にペースト状組成物を歯牙に塗布し、その上からフィルムシートで被
覆し、適用する)
美白用組成物12(ペースト状)
トリポリリン酸ナトリウム 4.0 %
シトラールプロピレングリコールアセタール 0.1
ラウリル硫酸ナトリウム 2.0
エタノール 10.0
ヒドロキシエチルセルロース 3.0
サッカリンナトリウム 0.01
香料(第2成分を含まない) 0.9
5N塩酸(pH調整剤) 適量
精製水 バランス
計 100.0 %
【0062】
〔実施例
下記ゲル状組成物13を埋没させた天然ゴム製チューイングブラシ
(そのまま歯牙でチューイングブラシを咬んで適用する)
美白用組成物13(ゲル状)
メタリン酸ナトリウム(P鎖=14) 5.0 %
カルボン 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 2.5
N−ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5
ラウリルリン酸ナトリウム 0.3
エタノール 7.0
プロピルアルコール 3.0
グリセリン 20.0
カラゲナン 5.0
サッカリンナトリウム 0.01
5N塩酸(pH調整剤) 適量
精製水 バランス
計 100.0 %
【0063】
〔実施例10
下記ゲル状組成物14を粘着層とするレーヨン/ポリプロピレン製歯牙貼付シート
(そのまま歯牙にシートを貼付して適用する)
美白用組成物14(ゲル状)
トリポリリン酸ナトリウム 5.0 %
シトラール 0.3
ラウリル硫酸ナトリウム 2.0
エタノール 8.0
ソルビット 30.0
ヒドロキシエチルセルロース 4.5
アルギン酸ナトリウム 2.5
サッカリンナトリウム 0.02
香料(第2成分を含まない) 0.7
5N塩酸(pH調整剤) 適量
精製水 バランス
計 100.0 %
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、歯に付着した強固なステインを簡単かつ確実に除去して、歯を美白にする効果が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において、ステイン除去試験に用いた前歯舌面の概略図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention is used for whitening teeth.forRegarding the set, in more detail, whitening composition that can effectively remove the coloring matter (stain) of the teeth attached by eating and drinking food, smoking, colored substances produced by oral bacteria, etc., and whiten the teeth. objectWhenThe present invention relates to a set for whitening teeth, which is combined with an application tool for holding and fixing this to a tooth.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Conventionally, coloring substances attached to teeth are removed by (1) a physical method by polishing with a polishing component contained in a dentifrice and toothbrush and (2) solubilization of polyethylene glycol, polyvinylpyrrolidone, etc. A chemical method using an agent and (3) an oxidative bleaching method using a peroxide have been performed.
[0003]
However, in the case of (1), when it is difficult to completely remove coloring substances due to the difficulty of reach of the toothbrush, such as the depression between the teeth and the teeth, and the superiority or inferiority of the user's technique. In addition, there were many cases where the coloring substance adhered to the tooth surface could not be removed even by the polishing component. In the case of (2), although an effect is seen in coloring mainly with weak tobacco ani, the effect on other colored products is not sufficient. Furthermore, although (3) is performed in some dental clinics, there is a problem with safety and it is difficult to frequently perform it in daily life.
[0004]
Conventionally, the following method has been proposed as a method for chemically removing colored teeth rather than physical removal with an abrasive.
U.S. Pat. No. 3,998,433:
Oral composition containing specific organic peroxide
U.S. Pat. No. 4,183,916:
Oral composition comprising a combination of a cationic surfactant and malic acid
Japanese Patent Publication No. 48-43869:
Composition for oral cavity containing ester having aromatic ring
JP-A 51-139939:
Oral composition containing a chelating agent having a stability coefficient of Fe> Ca
JP 56-18911 A:
Oral composition using phytic acid and organic acid in combination
Japanese Patent Application Laid-Open No. 60-4117:
Tartronic acid, glyceric acid, hydroxy-n-butyric acid or dihydroxymalon
Oral composition containing acid
JP-A-61-286315:
Carvone, anethole or 3-octanol and solvent extract of Astragalus plant
Combined oral composition
Japanese Patent Laid-Open No. 62-151498:
Oral composition containing 2-octanol
JP-A-62-181212:
Oral composition containing specific monoterpenes
Japanese Patent Laid-Open No. 62-189233:
Composition for oral cavity containing aliphatic ester having 7 to 11 carbon atoms
[0005]
Further, the following proposals have been made as a method for chemically removing the color of teeth by blending polyphosphate.
JP 52-108029 A:
Composition for oral cavity using polyphosphate and polyvalent metal cation
JP-A-1-250312:
Composition for oral cavity containing aldehyde compound having 7 to 9 carbon atoms and polyphosphate
JP-A-7-10726:
Nonionic surfactant with citrate, water-soluble polyphosphate and HLB = 7-14
Oral composition containing no abrasives
JP-A-9-12437:
Chemical dental fouling using a combination of polyphosphate, orthophosphate and amphoteric surfactant.
Oral composition for cleaning
JP-A-9-12438:
Chemical dental fouling using a combination of polyphosphate, orthophosphate and alkyl sulfate.
Oral composition for cleaning
JP-A-9-175966:
Uses pyrophosphate + polyphosphate (P ≧ 3) in combination to chemically clean teeth
Oral composition
JP-T-9-501679 Publication:
Teeth whitening composition using a sequestering agent and a reducing agent
JP-T 9-507481 Publication:
Teeth whitening with 5 to 15% water-soluble alkali metal tripolyphosphate
Adult
Japanese Patent Laid-Open No. 10-182386:
A combination of polyphosphate and water-insoluble scrub particles derived from animals and plants.
Oral composition for cleaning dirt
[0006]
However, with these methods, in particular, stubborn stains deposited on the tooth surface due to poor oral cleaning for a long period of time have often not been sufficiently removed.
[0007]
Furthermore, a preparation that is allowed to stand for several hours together with a coating for securely fixing a polyion salt alone or a sequestering agent containing polyphosphate and a reducing agent to teeth such as appliques and mouthpieces is also proposed. (Japanese National Publication No. 9-501679, Japanese National Publication No. 9-507481). However, in the case of polyphosphate alone or in combination with a reducing agent, polyphosphate is weak in the ability to permeate and permeate the stain layer, and in many cases, the effect cannot be exhibited sufficiently.
[0008]
  The present invention is an improvement of the above circumstances, and whitening of teeth that can easily and reliably remove colored substances attached to teeth.forThe purpose is to provide a set.
[0009]
Means for Solving the Problem and Embodiment of the Invention
  As a result of intensive studies to achieve the above object, the present inventors have found that the following general formula (1)
    Mn + 2PnO3n + 1                                  ... (1)
(However, M represents Na or K, and n ≧ 2.)
A linear polyphosphate represented by the following general formula (2)
    (MPOThree)m                                    ... (2)
(However, M represents Na or K, and m ≧ 3.)
Containing one or more selected from cyclic polyphosphates represented by the formula:,Methyl salicylate, carvone, citral dimethyl acetal, citral diethyl acetal, citral propylene glycol acetalOrUse a composition containing one or more compounds selected fromAndBy using this composition in combination with a tool for holding and fixing to the tooth without being diluted in the mouth with saliva or removed by mechanical force such as occlusion and chewing, It has been found that the effect of exfoliating and removing tobacco dust is high and the effect of whitening teeth is excellent.
[0010]
  That is, the present inventorEtFound that the use of the specific compound in combination with the polyphosphate significantly increases the stain permeability of the polyphosphate. Further, this composition exhibits a stain removal effect as the time applied to the tooth becomes longer. However, the toothpaste, water toothpaste, liquid toothpaste, mouthwash solution, which have been proposed as a dosage form of a normal oral composition. In a dosage form such as the above, it is difficult to hold the tooth for a long time of 10 seconds or more without diluting the composition in the mouth. In addition, as a dosage form to apply and hold the composition directly on the teeth, dental cream, gels and the like have been proposed, but it is difficult to sufficiently hold the teeth by diluting or washing the composition with saliva, Combining a composition that uses the above polyphosphate and a specific compound together with a special tool that can hold and fix this composition on the teeth, it has a higher stain removal effect and makes the teeth whiter and more beautiful. The headline and the present invention have been made.
  Accordingly, the present invention provides the following set for whitening teeth.
Claim 1; The following general formula (1)
    Mn + 2PnO3n + 1                                  ... (1)
(However, M represents Na or K, and n ≧ 2.)
A linear polyphosphate represented by the following general formula (2)
    (MPOThree)m                                    ... (2)
(However, M represents Na or K, and m ≧ 3.)
One or more selected from cyclic polyphosphates represented byWhen, Citral, methyl salicylate, carvone, citral dimethyl acetal, citral diethyl acetal, one or more compounds selected from citral propylene glycol acetalWhenA composition for whitening teeth, and an application tool for holding and fixing the composition to the tooth without being diluted with saliva and without being detached from the tooth by physical stimulation of occlusion and mastication A set for whitening teeth.
The second component contained in the composition for whitening teeth is one or more compounds selected from citral, citral dimethyl acetal, citral diethyl acetal, and citral propylene glycol acetal. The tooth whitening set according to claim 1.
The composition for whitening teeth further comprises sodium alkyl sulfate, sodium N-acyl glutamate, sodium N-acyl sarcosine, sodium N-methyl-N-acyl taurine, sodium N-methyl-N-acylalanine. The set for the whitening of the tooth of Claim 1 or 2 containing the anionic surfactant chosen.
[4] The tooth whitening set according to [1], [2] or [3], wherein the tooth whitening composition further contains a lower alcohol having 3 or less carbon atoms.
[5] The tooth whitening set according to any one of [1] to [4], wherein the tooth whitening composition further contains a gelling agent.
Claim 6: An application tool for holding and fixing the composition on a tooth is a water-insoluble tape, sheet, film, dental tray, mouth tray, mouthpiece, sponge, impression material, pack material, tooth molded into a dentition The tooth whitening set according to any one of claims 1 to 5, which is a chewing brush having a large number of protrusions on a tooth contact surface molded into a cover or a tooth row.
The tooth whitening set according to any one of claims 1 to 6, wherein the second component contained in the composition for whitening teeth is blended as a stain permeability improving component of polyphosphate.
[0011]
Hereinafter, the present invention will be described in more detail. The tooth whitening composition of the present invention is prepared by preparing a composition containing a whitening component as a liquid, paste, gel, foam, or powder dosage form. More preferably, it can be applied and fixed reliably to the teeth, so that the composition is not diluted with saliva during use or removed from the teeth by mechanical force such as occlusion, mastication, and brushing. Applicable as a whitening set in combination with a special application tool.
[0012]
As the whitening component (first component) blended in the whitening composition, the following general formula (1)
Mn + 2PnO3n + 1                                  ... (1)
(However, M represents Na or K, and n ≧ 2.)
In other words, sodium pyrophosphate or potassium pyrophosphate having a polymerization degree n = 2, sodium tripolyphosphate or potassium tripolyphosphate having n = 3, sodium tetrapolyphosphate or potassium tetrapolyphosphate having n = 4, Linear polyphosphates such as sodium metaphosphate and potassium metaphosphate, and the following general formula (2)
(MPOThree)m                                    ... (2)
(However, M represents Na or K, and m ≧ 3.)
In other words, cyclic polyphosphorus such as sodium trimetaphosphate and potassium trimetaphosphate having a polymerization degree m = 3, sodium tetrametaphosphate and potassium tetrametaphosphate having m = 4, and sodium hexametaphosphate and potassium hexametaphosphate having m = 6 Acid salts are used. These polyphosphates can be used singly or in combination of two or more, but among these, linear polyphosphates are preferable, and those having a polymerization degree of 2 ≦ n ≦ 50 are particularly preferable. More preferred.
[0013]
In this case, the blending amount of the polyphosphate is 0.1 to 20% (mass percentage, the same applies hereinafter) in the composition, desirably 0.5 to 15%, and particularly desirably 1 to 10%. If the amount is too small, the effect of removing dirt will not be sufficiently exerted, and if it is too large, it may not dissolve uniformly in the preparation, or even when used in combination with tools, there may be an unpleasant flavor accompanying a slight amount of elution. is there.
[0014]
  Moreover, as a specific compound (2nd component) used together with a polyphosphate, citral,Methyl salicylate, carvone, citral dimethyl acetal, citral diethyl acetal, citral propylene glycol acetalButUsed. These can be used individually by 1 type or in combination of 2 or more types.
[0015]
  In this case, especially citral,Methyl salicylate and carvone have an excellent whitening effect and are preferably used.
[0016]
The compounding amount of the compound (second component) in the composition is 0.001 to 15%, desirably 0.005 to 10%, particularly 0.01 to 5%. If the amount is too small, the effect of penetrating the polyphosphate into the stain is weak, and the effect of removing dirt is not sufficiently exhibited. You may feel irritation.
[0017]
In addition to the above-described components, the whitening composition of the present invention can be used in combination with a component that further enhances the stain permeability of the polyphosphate, and can further be blended with an appropriate component according to its form. For example, an anionic surfactant and / or a lower alcohol having 3 or less carbon atoms can be blended as a component that increases the stain permeability of polyphosphate.
[0018]
In this case, examples of the anionic surfactant include sodium alkyl sulfates such as sodium lauryl sulfate, sodium myristyl sulfate, and sodium cetyl sulfate, sodium N-acyl glutamate such as sodium N-lauroyl glutamate, sodium N-palmitoyl glutamate, and N-lauroyl. N-acyl sarcosine sodium, such as sarcosine sodium, N-myristoyl sarcosine sodium, N-methyl-N-acyl taurine sodium, N-methyl-N-acylalanine sodium, such as N-lauroylmethyl taurine sodium, N-myristoyl methyl taurine sodium , Sodium lauryl benzene sulfonate, hydrogenated coconut fatty acid monoglyceride sodium monosulfate, sodium lauryl sulfoacetate, α Sodium olefin sulfonate, sodium lauryl POE sulfate, sodium lauryl POE acetate, sodium lauryl POE phosphate, sodium stearyl POE phosphate, etc. are used. Among them, sodium alkyl sulfate, sodium N-acyl glutamate, sodium N-acyl sarcosine, N-methyl-N-acyl taurine sodium and sodium N-methyl-N-acylalanine are preferably used.
[0019]
The compounding amount of the surfactant is 0.01 to 20%, preferably 0.05 to 10% in the composition. If the amount is too small, the effect of penetrating the polyphosphate into the stain is weak, and the effect of removing dirt is not sufficiently exhibited. You may feel irritation.
[0020]
Further, as the lower alcohol having 3 or less carbon atoms, methyl alcohol, ethyl alcohol, and propyl alcohol are used, and ethyl alcohol or propyl alcohol is particularly preferably used.
[0021]
The blending amount of the lower alcohol is 0.05 to 40%, preferably 0.5 to 30% in the composition. If the amount is too small, the effect of allowing the polyphosphate to penetrate into the stain is weak, and the effect of removing stains is not sufficiently exerted.If the amount is too large, the polyphosphate cannot be dissolved, resulting in a non-uniform formulation or combined use of tools. Even then, there may be an unpleasant feeling of use and a mucous membrane irritation associated with a minute amount of elution.
[0022]
In the present invention, the anionic surfactant, polyphosphate and the specific compound may be used in combination, or a lower alcohol having 3 or less carbon atoms, polyphosphate and the specific compound may be used in combination. Furthermore, an anionic surfactant and a lower alcohol having 3 or less carbon atoms may be used in combination with the polyphosphate and the specific compound.
[0023]
In the whitening composition of the present invention, for example, various gelling agents are used for the purpose of improving the applicability to teeth by gelling and pasting the composition or increasing the adhesiveness to the teeth. Gelling agents include cellulose derivatives such as hydroxyethylcellulose, sodium carboxymethylcellulose, methylcellulose, sodium alginate, carrageenan, xanthan gum, tragacanth gum, karaya gum, gums such as gum arabic, gellan gum, native gellan gum, polyvinyl alcohol, sodium polyacrylate, One kind or two or more kinds of synthetic binders such as carboxyvinyl polymer, polyvinylpyrrolidone and polyethylene oxide, inorganic binders such as silica gel, aluminum silica gel, bee gum and laponite can be blended.
[0024]
In this case, hydroxyethylcellulose, sodium carboxymethylcellulose, sodium alginate, carrageenan, xanthan gum, native gellan gum, polyvinyl alcohol, and carboxyvinyl polymer are preferably used as gelling agents that are less sticky and leaching in the mouth and have excellent usability. The In particular, hydroxyethyl cellulose, sodium carboxymethyl cellulose, sodium alginate, carrageenan, xanthan gum and carboxyvinyl polymer are desirable.
[0025]
When blending the above gelling agent, especially for the blended amount, when the tool to be used in combination is a tape, a sheet or a dentition cover, it is necessary that the whitening composition can be attached and fixed to the tooth alone, 0.1 to 15% is preferable, and 0.5 to 10% is particularly preferable. If the amount is too small, the adhesive force is not exhibited, and it is difficult to use in combination with a tape, a sheet, or a dentition cover. If the amount is too large, the gelling agent may not be sufficiently dissolved and the preparation may be non-uniform.
[0026]
Furthermore, as a moisturizer, sorbite, glycerin, ethylene glycol, propylene glycol, 1,3-butylene glycol, polyethylene glycol, polypropylene glycol, xylitol, maltitol are used for the purpose of preventing drying of the whitening composition and enhancing the feeling of use. 1 type, or 2 or more types, such as lactitol, may be blended.
[0027]
Further, as the surfactant, in addition to the anionic surfactant, one type or two or more types of nonionic surfactants and zwitterionic surfactants can be used in combination.
[0028]
In this case, nonionic surfactants include glycerin fatty acid esters such as monoglyceryl stearate and decaglyceryl laurate, sugar fatty acid esters such as sucrose fatty acid ester, maltose fatty acid ester and lactose fatty acid ester, maltitol fatty acid ester, and lactitol fatty acid. Sugar alcohol fatty acid esters such as esters, polyoxyethylene sorbitan monolaurate, polyoxyethylene sorbitan fatty acid esters such as polyoxyethylene sorbitan monostearate, polyoxyethylene fatty acid esters such as polyoxyethylene hydrogenated castor oil, myristic acid mono or Fatty acid ethanolamides such as diethanolamide, sorbitan fatty acid esters, polyoxyethylene higher alcohol ethers, polyoxyethylene Polyoxypropylene copolymer, polyoxyethylene polyoxypropylene fatty acid ester or the like is used.
[0029]
Zwitterionic surfactants include alkyldimethylaminoacetic acid betaines such as lauryldimethylaminoacetic acid betaine, N-alkyldiaminoethylglycine such as N-lauryldiaminoethylglycine, N-myristyldiaminoethylglycine, and N-alkyl-N-carboxyl. Methyl ammonium betaine, 2-alkyl-1-hydroxyethyl imidazoline betaine sodium and the like are used.
[0030]
Furthermore, in the present invention, as an active ingredient, enzymes such as dextranase, mutanase, lysozyme, amylase, protease, lytic enzyme, superoxide dismutase, alkali metal monofluoro such as sodium monofluorophosphate, potassium monofluorophosphate, etc. Fluorine compounds such as phosphate and sodium fluoride, polyethylene glycol, polyvinylpyrrolidone, allantoin, dihydrocholestanol, glycyrrhizic acid, glycyrrhetinic acid, ε-aminocaproic acid, tranexamic acid, bisabolol, isopropylmethylphenol, sodium chloride, triclosan, chlorhexidine salts Cetylpyridinium chloride, benzethonium chloride, benzalkonium chloride, ascorbic acid and its salts, tocopherol, Ugon, Oobaku, rosemary, clove, may be incorporated one or more kinds of active ingredients of the herbal extract or the like, such as time.
[0031]
The whitening composition of the present invention further includes a fragrance such as menthol, anethole and peppermint oil, a preservative such as benzoic acid and its sodium salt, parabens, red No. 3, red No. 104, yellow No. 4, blue 1. No. 3, Green No. 3, mica titanium, petals or coloring agents such as petals, sweeteners such as saccharin sodium, stevioside, glycyrrhizin, aspartame and the like.
[0032]
Further, the whitening composition of the present invention can be used as a dentifrice by brushing as it is. When using as such a dentifrice, it is preferable to mix | blend the abrasive | polishing agent which does not discharge | release polyvalent metal ions, such as a calcium ion, as an abrasive | polishing agent. Examples of such abrasives include anhydrous silicic acid, aluminum silicate, zirconium silicate, insoluble sodium metaphosphate, bentonite, aluminum hydroxide, alumina, titanium oxide, crystalline cellulose, polymethyl methacrylate, and other synthetic resins. One or two or more of these can be used.
[0033]
In addition, brushing the stain with a dentifrice containing an abrasive before applying the whitening composition is a particularly preferable usage because the permeability of the polyphosphate in the whitening composition to the stain is further promoted. is there. In this case, the component of the dentifrice is not specified as long as the abrasive is contained, but the whitening composition may be used by combining the abrasive with the whitening composition. it can.
[0034]
The pH of the whitening composition is not particularly limited as long as it is within the range of safety in the oral cavity and the human body, but preferably pH = 5.5-9, and pH adjustment As the agent, hydrochloric acid, sulfuric acid, nitric acid, citric acid, phosphoric acid, sodium hydroxide, potassium hydroxide, sodium carbonate, sodium citrate, sodium hydrogen citrate, sodium phosphate, sodium hydrogen phosphate and the like can be blended.
[0035]
The application tool for holding and fixing to the tooth used in combination with the whitening composition of the present invention assists the reliable application and fixing of the whitening composition to the tooth, and the composition of the composition in use. To prevent elution into the gingiva, tongue and oral mucosa, prevent unpleasant feeling of use and induction of saliva, and prevent the invasion, occlusion, mastication, and other physical stimuli of the composition to dilute or leave the tooth Used in. The material and shape of the tool are not particularly limited as long as the above object can be achieved, but tapes, sheets, films, dental trays, mouth trays, mouthpieces made of water insoluble materials, A sponge, an impression material, a pack material, a tooth cover molded into a dentition, a chewing brush having a large number of protrusions on a tooth contact surface molded into a dentition, and the like are preferably used.
[0036]
For the above-mentioned devices, the material of the surface that contacts the oral mucosa and the tongue is made of a hydrophilic or highly absorbent material such as woven or non-woven fabric using rayon, pulp, cotton, silk, paper, etc. Since the generated saliva is absorbed and retained, the feeling of use is excellent and preferable. In this case, by adhering a water-impermeable film such as polyethylene, polypropylene, or polyester to the side that holds the whitening composition, adsorption and penetration of the whitening composition into the application tool can be prevented.
[0037]
On the other hand, trays, mouthpieces, and chewing brushes made of thermoplastic resins such as silicone rubber and natural rubber, and thermoplastic resins such as vinyl acetate resin, acrylic resin, and ethylene-vinyl acetate copolymer are highly flexible. Since it is easy to fit in a person's dentition and a tooth type, it is excellent in adhesiveness and fixability, and is suitable for the purpose of applying a whitening composition to a tooth for a longer time.
[0038]
Furthermore, when using a liquid or a composition having a low viscosity and a low adhesiveness to teeth, a sponge impregnated with the preparation, or a water-absorbing resin such as rayon, cotton, pulp, or the like is used. The appropriate amount of the composition can also be applied to the teeth by spreading on the inside of the skin and continuing to bite it.
[0039]
The whitening composition of the present invention comprises the above-described linear polyphosphate of the general formula (1) and / or the cyclic polyphosphate of the general formula (2) and the specific compound (second component). It is contained and applied directly to the tooth or brushed as a dentifrice.
[0040]
More preferably, as a set for whitening teeth, the above whitening composition is applied to the tooth for a long time in combination with an application tool that can be securely held and fixed to the tooth, then removed and washed with water, more preferably After removing, brushing with a toothbrush or the like while the whitening composition adheres to the teeth improves the ability to remove stains adhered to the teeth, particularly tannins and tobacco-derived colorants. In particular, the stain removal effect of the polyphosphate in the present invention is that the polyphosphate penetrates and permeates the stain layer and reaches the enamel of the tooth surface layer due to the effect of the polyphosphate dissolving, polishing or decolorizing the stain from the surface layer. In addition, the bond between the stain and the enamel is weakened, and the stain is peeled off from the tooth surface layer, thereby exhibiting a high removal effect.
[0041]
The tooth whitening set of the present invention is a method in which a whitening composition is previously fixed to a tool by means of pasting, dipping, adhering, pressure bonding, spraying, application, embedding, and the like, and can be directly worn on a tooth, A whitening composition and a tool are separately prepared, and the composition is fixed to the tool at the time of use and then worn on the tooth, and the whitening composition is attached to the tooth and then covered with the tool. Aim can be achieved.
[0042]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example and a comparative example are shown and this invention is demonstrated concretely, this invention is not restrict | limited to the following Example. In addition, all% in each example is a mass percentage.
[0043]
    〔ExampleReference examplesCompareExample]
  A whitening composition having the composition shown in Table 1 was prepared, and the removal ability of the colored substances fixed to the teeth was evaluated by the following method.
[0044]
[Table 1]
Figure 0004548554
[0045]
Human tooth fixation stain removal test
(1) Panel selection and stain adhesion evaluation method
Of the upper 4 front teeth, 35 smokers with a brown-black-brown stain that appears to be derived from tobacco crab adhere to the lingual side of at least one tooth. Toothbrushing was performed by this method, and it was confirmed that this colored stain (stain) could not be removed, and this tooth was subjected to evaluation (one target tooth per person was limited).
The above target teeth are divided into four tooth surfaces as shown in FIG. 1, and the area and color tone of colored stains (stains) adhering to each tooth surface are visually determined. Scoring based on.
[0046]
[Table 2]
Figure 0004548554
[0047]
After scoring, the panels were stratified into 7 groups of 5 people so that the stain adhesion level would be equal, respectively, test group 1, test group 2, test group 3, test group 4, test group 5, comparison group 1, comparison Group 2.
[0048]
(2) Formulation and usage
The panels of test groups 1 to 5 and comparative groups 1 and 2 were each used with the composition shown in Table 3 and in the specified usage (usage of a or b).
(A) Toothpaste usage:
Apply the composition to a commercial toothbrush and brush for 30 seconds.
(B) Mouthpiece usage:
The composition is poured into a mouthpiece made of silicone rubber for covering the front teeth, applied with the front teeth and applied to the teeth for 3 minutes, then the mouthpiece is removed, and brushing is performed with a commercial toothbrush for 30 seconds.
[0049]
[Table 3]
Figure 0004548554
[0050]
result
  The stain removal rate was calculated based on the following formula from the stain score before and after cleaning.
  compositionThe results when the whitening composition of Example 1 was used in the toothpaste method were used in Test Group 1 (and comparison with Comparative Group 1), and the same composition was operated in the soaking method in combination with the mouthpiece. 2 (and comparison with Comparative Group 2).compositionThe whitening compositions of Examples 2, 3, and 4 were all operated only by the mouthpiece method (Test Groups 3, 4, and 5), and were shown in comparison with Comparative Group 2.
  Stain decrease rate (%)
      = (Score before cleaning-Score after cleaning) / Score before cleaning x 100
[0051]
[Table 4]
Figure 0004548554
Stain removal effect
  A: 80% or more
  ○: 60-79%
  Δ: 40-59%
  ×: 39% or less
[0052]
[Table 5]
Figure 0004548554
Stain removal effect
  A: 80% or more
  ○: 60-79%
  Δ: 40-59%
  ×: 39% or less
[0053]
From the results of Tables 4 and 5, it was confirmed that a whitening composition containing a polyphosphate and the specific compound (second component) of the present invention has a high stain removal effect.
[0056]
    〔Example5]
  Rayon nonwoven sheet impregnated with the following liquid composition 7
  (Apply the sheet directly to the tooth)
Whitening composition 7 (liquid)
  Sodium tripolyphosphate 7.0%
  Sodium pyrophosphate 1.0
  Methyl salicylate 0.3
  Sodium lauryl sulfate 0.01
  Ethanol 15.0
  Propyl alcohol 5.0
  Saccharin sodium 0.02
  Perfume (not including the second component) 1.0
  5N hydrochloric acid (pH adjuster, adjusted to pH 8.5)
  Purified water balance
    Total 100.0%
[0057]
    〔Example6]
  A combination of the following liquid composition 8 and a mouth tray laid with cotton balls inside
  (In use, impregnate a cotton ball with the liquid composition and apply it by biting the tray)
Whitening composition 8 (liquid)
  Sodium tripolyphosphate 5.0%
  Citral 0.01
  Sodium lauryl sulfate 2.0
  Ethanol 8.0
  Saccharin sodium 0.01
  Perfume (not including the second component) 1.0
  5N hydrochloric acid (pH adjuster) appropriate amount
  Purified water balance
    Total 100.0%
[0060]
    〔Example7]
  A combination of the following paste-like composition 11 and a water-insoluble acrylic tooth pack material
  (At the time of use, paste-like composition is applied to teeth, and then a pack material is overcoated from above.
    Make a film and apply)
Whitening composition 11 (paste)
  Sodium pyrophosphate 1.0%
  Citral diethyl acetal 3.0
  Propylene glycol 3.0
  Glycerin 10.0
  Sorbit 10.0
  Xanthan gum 2.0
  Saccharin sodium 0.01
  5N hydrochloric acid (pH adjuster) appropriate amount
  Purified water balance
    Total 100.0%
[0061]
    〔Example8]
  A combination of the following paste-like composition 12 and a polyethylene film sheet
  (At the time of use, the paste-like composition is applied to teeth and covered with a film sheet from above.
    Overturn and apply)
Whitening composition 12 (paste)
  Sodium tripolyphosphate 4.0%
  Citral propylene glycol acetal 0.1
  Sodium lauryl sulfate 2.0
  Ethanol 10.0
  Hydroxyethyl cellulose 3.0
  Saccharin sodium 0.01
  Perfume (not including the second component) 0.9
  5N hydrochloric acid (pH adjuster) appropriate amount
  Purified water balance
    Total 100.0%
[0062]
    〔Example9]
  Natural rubber chewing brush embedded with the following gel composition 13
  (Apply by chewing a chewing brush with your teeth)
Whitening composition 13 (gel)
  Sodium metaphosphate (P chain = 14) 5.0%
  Carvone 0.5
  Sodium lauryl sulfate 2.5
  N-lauroyl sarcosine sodium 0.5
  Sodium lauryl phosphate 0.3
  Ethanol 7.0
  Propyl alcohol 3.0
  Glycerin 20.0
  Carrageenan 5.0
  Saccharin sodium 0.01
  5N hydrochloric acid (pH adjuster) appropriate amount
  Purified water balance
    Total 100.0%
[0063]
    〔Example10]
  Rayon / polypropylene tooth sticking sheet having the following gel composition 14 as an adhesive layer
  (Apply the sheet directly to the tooth)
Whitening composition 14 (gel)
  Sodium tripolyphosphate 5.0%
  Citral 0.3
  Sodium lauryl sulfate 2.0
  Ethanol 8.0
  Sorbit 30.0
  Hydroxyethyl cellulose 4.5
  Sodium alginate 2.5
  Saccharin sodium 0.02
  Fragrance (not including second component) 0.7
  5N hydrochloric acid (pH adjuster) appropriate amount
  Purified water balance
    Total 100.0%
[0067]
【The invention's effect】
According to the present invention, the strong stain attached to the teeth is easily and reliably removed, and the effect of whitening the teeth is high.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of an anterior lingual surface used in a stain removal test in an example of the present invention.

Claims (7)

下記一般式(1)
n+2n3n+1 …(1)
(但し、MはNa又はKを示し、n≧2である。)
で表される直鎖状のポリリン酸塩及び下記一般式(2)
(MPO3m …(2)
(但し、MはNa又はKを示し、m≧3である。)
で表される環状のポリリン酸塩から選ばれる1種又は2種以上、シトラール、メチルサリシレート、カルボン、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、シトラールプロピレングリコールアセタールから選ばれる1種又は2種以上の化合物を含有する歯の美白用組成物と、この組成物を唾液により希釈させることなく、かつ咬合及び咀嚼の物理的な刺激により歯牙から離脱することなく歯牙に保持、固定させる適用用具とを具備することを特徴とする歯の美白用セット。
The following general formula (1)
M n + 2 P n O 3n + 1 (1)
(However, M represents Na or K, and n ≧ 2.)
A linear polyphosphate represented by the following general formula (2)
(MPO 3 ) m (2)
(However, M represents Na or K, and m ≧ 3.)
And one or more selected from polyphosphates annular represented in, citral, methyl salicylate, carvone, citral dimethyl acetal, citral diethyl acetal, one or more compounds selected from citral propylene glycol acetal A composition for whitening teeth, and an application tool for holding and fixing the composition to the tooth without being diluted with saliva and without being detached from the tooth by physical stimulation of occlusion and mastication. A set for whitening teeth.
歯の美白用組成物に含有する前記第2成分が、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラールジエチルアセタール、シトラールプロピレングリコールアセタールから選ばれる1種又は2種以上の化合物であることを特徴とする請求項1記載の歯の美白用セット。  The second component contained in the composition for whitening teeth is one or more compounds selected from citral, citral dimethyl acetal, citral diethyl acetal, and citral propylene glycol acetal. A set for whitening teeth as described. 歯の美白用組成物が、更に、アルキル硫酸ナトリウム,N−アシルグルタミン酸ナトリウム,N−アシルサルコシンナトリウム,N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム,N−メチル−N−アシルアラニンナトリウムから選ばれるアニオン界面活性剤を含有する請求項1又は2記載の歯の美白用セット。  An anionic interface wherein the composition for whitening the teeth is further selected from sodium alkyl sulfate, sodium N-acyl glutamate, sodium N-acyl sarcosine, sodium N-methyl-N-acyl taurate, sodium N-methyl-N-acylalanine The set for the whitening of the tooth of Claim 1 or 2 containing an active agent. 歯の美白用組成物が、更に、炭素数3以下の低級アルコールを含有する請求項1、2又は3記載の歯の美白用セット。  The tooth whitening set according to claim 1, 2 or 3, wherein the tooth whitening composition further comprises a lower alcohol having 3 or less carbon atoms. 歯の美白用組成物が、更に、ゲル化剤を含有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の歯の美白用セット。  The tooth whitening set according to any one of claims 1 to 4, wherein the tooth whitening composition further contains a gelling agent. 組成物を歯牙に保持、固定させる適用用具が、水不溶性のテープ、シート、フィルム、歯科用トレー、マウストレー、マウスピース、スポンジ、印象材、パック材、歯列に成型した歯のカバー、又は歯列に成型した歯牙接触面に多数の突起物を有するチューイングブラシである請求項1乃至5のいずれか1項記載の歯の美白用セット。  An application tool for holding and fixing the composition on the tooth is a water-insoluble tape, sheet, film, dental tray, mouth tray, mouthpiece, sponge, impression material, pack material, tooth cover molded into a dentition, or The whitening set for teeth according to any one of claims 1 to 5, which is a chewing brush having a large number of protrusions on a tooth contact surface molded into a dentition. 歯の美白用組成物に含有する前記第2成分が、ポリリン酸塩のステイン浸透力向上成分として配合される請求項1乃至6のいずれか1項記載の歯の美白用セット。The set for whitening of teeth according to any one of claims 1 to 6, wherein the second component contained in the composition for whitening of teeth is blended as an ingredient for improving stain penetration of polyphosphate.
JP2000058502A 2000-03-03 2000-03-03 Teeth whitening set Expired - Fee Related JP4548554B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000058502A JP4548554B2 (en) 2000-03-03 2000-03-03 Teeth whitening set

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000058502A JP4548554B2 (en) 2000-03-03 2000-03-03 Teeth whitening set

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001247438A JP2001247438A (en) 2001-09-11
JP4548554B2 true JP4548554B2 (en) 2010-09-22

Family

ID=18579086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000058502A Expired - Fee Related JP4548554B2 (en) 2000-03-03 2000-03-03 Teeth whitening set

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4548554B2 (en)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4985907B2 (en) * 2005-08-26 2012-07-25 ライオン株式会社 Toothpaste composition
JP4858699B2 (en) * 2006-09-27 2012-01-18 ライオン株式会社 Teeth whitening set
JP5493731B2 (en) * 2009-11-06 2014-05-14 ライオン株式会社 Dentifrice composition
JP5471318B2 (en) * 2009-11-06 2014-04-16 ライオン株式会社 Dentifrice composition
KR102200013B1 (en) * 2014-03-31 2021-01-08 (주)아모레퍼시픽 Composition comprising artemisia umbelliformis extract
JP6618508B2 (en) * 2017-05-31 2019-12-11 アース製薬株式会社 Method for preventing adhesion of pigment to tooth or plaque and pigment adhesion inhibitor
CN112969442A (en) * 2018-11-07 2021-06-15 宝洁公司 Oral care compositions comprising medium length polyphosphates
GB201905667D0 (en) * 2019-04-21 2019-06-05 Biofilm Ltd Tooth whitening film, process of manufacture thereof and a method of using such a film
JP7302855B2 (en) * 2019-06-19 2023-07-04 リジェンティス株式会社 Device and kit for bleaching teeth and method for bleaching teeth

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61286315A (en) * 1985-06-10 1986-12-16 Lion Corp Composition for oral cavity
JPH01250312A (en) * 1987-12-15 1989-10-05 Lion Corp Composition for oral cavity
JPH09501679A (en) * 1993-08-13 1997-02-18 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション Preparations for whitening teeth
JPH09143043A (en) * 1995-11-24 1997-06-03 Lion Corp Composition for softening and dissolving dental calculus
JPH09507481A (en) * 1993-12-22 1997-07-29 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション Tooth whitening preparation
JPH09224963A (en) * 1990-03-22 1997-09-02 Ultradent Prod Inc Dental kit
WO1998055084A1 (en) * 1997-06-04 1998-12-10 Block Drug Company, Inc. Preparations and method for removing tobacco tar from smoker's teeth, gums, dentures, dental plates, and oral cavity surfaces

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843869B1 (en) * 1969-11-08 1973-12-21
JPH085772B2 (en) * 1986-02-05 1996-01-24 ライオン株式会社 Oral composition

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61286315A (en) * 1985-06-10 1986-12-16 Lion Corp Composition for oral cavity
JPH01250312A (en) * 1987-12-15 1989-10-05 Lion Corp Composition for oral cavity
JPH09224963A (en) * 1990-03-22 1997-09-02 Ultradent Prod Inc Dental kit
JPH09501679A (en) * 1993-08-13 1997-02-18 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション Preparations for whitening teeth
JPH09507481A (en) * 1993-12-22 1997-07-29 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション Tooth whitening preparation
JPH09143043A (en) * 1995-11-24 1997-06-03 Lion Corp Composition for softening and dissolving dental calculus
WO1998055084A1 (en) * 1997-06-04 1998-12-10 Block Drug Company, Inc. Preparations and method for removing tobacco tar from smoker's teeth, gums, dentures, dental plates, and oral cavity surfaces

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001247438A (en) 2001-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4471084B2 (en) Teeth whitening method, tooth whitening composition and tooth whitening set
JP3997371B2 (en) Teeth whitening set
JP4858699B2 (en) Teeth whitening set
JP4873155B2 (en) Tooth whitening composition and tooth whitening set
JP4582333B2 (en) Teeth whitening set
JP2007169181A (en) Tooth patch product and oral care method
JP4548554B2 (en) Teeth whitening set
JP2006182705A (en) Article to be put on tooth and method for supplying oral cavity care substance
JP2005187330A (en) Product for application to tooth and method for selecting gel composition
JP5434572B2 (en) Tooth or gum sticking sheet
KR100796385B1 (en) Thin-Film type Tooth Whitener
JP4548582B2 (en) Teeth whitening set
KR100550065B1 (en) Patch attached hydrogel matrix for dental-whitening
JP4462428B2 (en) Teeth whitening set
JP2002193775A (en) Set for tooth bleaching
JP3915929B2 (en) Tooth whitening composition and tooth whitening set
JP4683168B2 (en) Tooth or gum patch
JP2003183142A (en) Process and composition for whitening tooth
JP3951085B2 (en) Dentifrice composition
JP2001335470A (en) Percutaneous patch material for tooth or gingiva
KR100308247B1 (en) Compositions for cleaning oral cavity
JP4289734B2 (en) Tooth cleaning material
Pader Dental products
JP4539841B2 (en) Teeth whitening set
JP2003113058A (en) Tooth-attaching type dentifrice

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4548554

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140716

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees